JP2019162793A - インクカートリッジ、及び印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構成でインクカートリッジにおけるインクの沈降の発生を抑制することができるインクカートリッジ及び印刷装置を提供する。【解決手段】インクカートリッジは、インクを収容するインクカートリッジであって、同一のインクを互いに分離して貯留する複数のインク貯留部S1と、それぞれがインク貯留部からインクを排出する複数の排出部111aとを備え、複数のインク貯留部の長手方向D1は、排出部からインクが排出される排出方向と同一である。【選択図】図5

Description

本発明は、インクカートリッジ、及びインクカートリッジが搭載される印刷装置に関する。
特に、磁性体粒子などの比重の高い物質が混合又は分散された比較的沈降が発生しやすいインクには、印刷装置やインクカートリッジが長期間未使用状態で放置された場合、インクカートリッジ内で沈降が発生する。
従来、インクカートリッジにおけるインクの沈降の発生を抑制するために、インクカートリッジの内壁に、沈降方向を塞ぐ複数の仕切りを設け、この仕切りによりインクカートリッジを高さ方向に分割したインクカートリッジが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、インク漏れを生じにくくするためのインクカートリッジではあるが、互いに連通するように複雑な仕切りによって形成された複数のインク収容室を有するインクカートリッジが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、インクカートリッジではなくインク経路に関するものであるが、インク経路を階段状に構成した液体吐出装置が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
なお、沈降が発生しやすいインクへの対処としては、ユーザにインクカートリッジを振ってもらう、或いは、インクカートリッジやインク経路に撹拌機構を配置するといった対応もとられている。
特開2001−260378号公報 特開2013−226707号公報 特開2014−46614号公報
ところで、上述のようにインクの沈降が発生すると、インクカートリッジ内に、インクの比重の高い物質の疎(上部)及び密(底部)により、濃度差や粘度差が生じる。そのため、インクカートリッジから画像形成部へ適正なインク供給がされず、画像性の悪化や、印刷装置が正常に動作できなくなるという不具合を引き起こす。
上述のように、インクカートリッジの内壁に、沈降方向を塞ぐ複数の仕切りを設けたインクカートリッジや、互いに連通する複数のインク収容室を有するインクカートリッジは、仕切りが複雑な形状を有するため、構造が複雑化する。更には、インクの流れから遠い仕切り角部などに淀みが発生することによって、カートリッジ内に残存するインク量が増加してしまう懸念がある。
また、インク経路を階段状に構成した上述の液体吐出装置は、高低差がない箇所に適用するのが困難であるとともに、インク経路を複雑にするために、印刷装置の構造が複雑化する。更には、そもそも、インクカートリッジ内のインクの沈降の発生を抑制することはできない。
本発明の目的は、簡素な構成でインクカートリッジにおけるインクの沈降の発生を抑制することができるインクカートリッジ及び印刷装置を提供することである。
1つの態様では、インクカートリッジは、インクを収容するインクカートリッジであって、同一の前記インクを互いに分離して貯留する複数のインク貯留部と、それぞれが前記インク貯留部から前記インクを排出する複数の排出部とを備える。
他の1つの態様では、印刷装置は、インクを収容するインクカートリッジが搭載される印刷装置であって、前記インクカートリッジは、同一の前記インクを互いに分離して貯留する複数のインク貯留部と、それぞれが前記インク貯留部から前記インクを排出する複数の排出部とを備え、前記印刷装置は、前記インクカートリッジから前記インクが供給されるインク補給管と、前記複数の排出部のうち、前記インク補給管に供給される前記インクを排出する前記排出部を切り換える切り換え部とを備える。
前記態様によれば、簡素な構成でインクカートリッジにおけるインクの沈降の発生を抑制することができる。
一実施の形態に係るインクカートリッジを示す斜視図である。 一実施の形態に係るインクカートリッジを示す正面図である。 一実施の形態におけるインクパックを示す斜視図である。 図1のIV−IV断面図である。 図2のV−V断面図である。 一実施の形態におけるインクジェット印刷装置を示す構成図である。 一実施の形態におけるインク補給部を示す平面図である。 他の実施の形態に係るインクカートリッジを示す斜視図である。 図8のIX−IX断面図である。 他の実施の形態に係るインクカートリッジを示す正面図である。 他の実施の形態におけるインク補給部を示す平面図である。 他の実施の形態における嵌合部をインクカートリッジ側から見た図である。
以下、本発明の実施の形態に係るインクカートリッジ及び印刷装置について、図面を参照しながら説明する。
<一実施の形態に係るインクカートリッジ100について>
図1及び図2は、インクカートリッジ100を示す斜視図及び正面図である。
図3は、インクパック120を示す斜視図である。
図4は、図1のIV−IV断面図であり、図5は、図2のV−V断面図である。
インクカートリッジ100は、外装110及びインクパック120を備え、後述する図6に示すインクIKを収容する。このインクIKには、例えば、他の成分よりも比重が高い、磁性体粒子などの物質が混合又は分散されている。なお、インクカートリッジ100は、外装110とインクパック120とが別体でなくともよく、例えば、インクパック120のみからなるものであってもよい。
図1に示すように、外装110は、例えば直方体形状を呈し、正面から突出する外装口部111を有する。この外装口部111には、16個(複数の一例)の排出部111aが形成されている。これらの排出部111aは、外装口部111を貫通する貫通孔である。なお、外装110は、例えば、樹脂或いはダンボールなどからなる。
図3に示すように、インクパック120は、例えば、インクIKの排出方向D1に平行な4辺の角が丸まった直方体形状を呈するインクパック本体121と、16個(複数の一例)のインク流路122とを有する。インクパック120は、外装110内に収容されている。なお、少なくともインクパック本体121は、例えば、フィルムなどの可撓性を有する材質からなる。
図4及び図5に示すように、インクパック本体121は、横1個、縦7個の仕切り121aによって、例えば、縦方向に2個、横方向に8個並んだ計16個のインク貯留部S1が形成されている。これらの16個のインク貯留部S1は、同一のインクIKを互いに分離して貯留する。すなわち、16個のインク貯留部S1は、互いに連通していない。
図5に示すように、16個のインク流路122のそれぞれは、16個のインク貯留部S1のうち互いに異なるインク貯留部S1に連通している。16個のインク流路122は、外装口部111の排出部111aに挿入された状態で、排出部111aによって保持されている。また、16個の排出部111aのそれぞれは、インク貯留部S1からインクIKを排出する。なお、使用前のインクカートリッジ100においては、インク流路122は、フィルム、弾性部材などの封止部材によって封止されており、インクジェット印刷装置1への装着時に封止部材による封止が解除される。
ここで、インク貯留部S1の長手方向D1は、排出部111aからインクIKが排出される排出方向D1と同一であることが望ましい。
<一実施の形態におけるインクジェット印刷装置1について>
図6は、インクジェット印刷装置1を示す構成図である。なお、以下の説明における上下方向は例えば鉛直方向である。
図6に示すように、インクジェット印刷装置1は、インクジェットヘッド2と、インク循環部3と、インク補給部4と、制御部6とを備える。また、インクジェット印刷装置1は、被印刷媒体の一例である用紙を搬送する搬送部、用紙の給紙を行う給紙部、用紙の排紙を行う排紙部等を備えるとよい。なお、インクジェット印刷装置1は、印刷装置の一例である。本実施の形態における印刷装置としては、インクカートリッジ100が搭載されるものであればよく、インクジェット印刷装置1以外の印刷装置、例えば孔版印刷装置などであってもよい。
インクジェットヘッド2は、複数のヘッドモジュール31を有し、インク循環部3により供給されるインクIKを吐出する。ヘッドモジュール31は、インクIKを貯留するインクチャンバ(図示せず)と、インクを吐出する複数のノズル(図示せず)とを有する。インクチャンバ内には、ピエゾ素子(図示せず)が配置されている。ピエゾ素子の駆動により、ノズルからインクIKが吐出される。
インク循環部3は、インクIKを循環させつつインクジェットヘッド2にインクIKを供給する。インク循環部3は、加圧タンク11と、加圧タンク大気開放弁12と、加圧タンク大気開放管13と、加圧タンク圧力調整弁14と、加圧タンク圧力調整管15と、加圧側圧力センサ16と、分配器17と、集合器18と、負圧タンク19と、負圧タンク大気開放弁20と、負圧タンク大気開放管21と、負圧タンク圧力調整弁22と、負圧タンク圧力調整管23と、負圧側圧力センサ24と、インクポンプ25と、エアポンプ26と、エアポンプ用配管27と、インク循環管28〜30とを備える。
集合器18、インク循環管29、負圧タンク19、インク循環管30、加圧タンク11、インク循環管28、及び分配器17は、インクジェットヘッド2によって消費されなかったインクIKをインクジェットヘッド2へ再供給するための循環経路の一例である。
加圧タンク11は、インクジェットヘッド2へ供給されるインクIKを貯留する。加圧タンク11のインクIKは、インク循環管28及び分配器17を介してインクジェットヘッド2に供給される。加圧タンク11内には、インクIKの液面上に空気層が形成されている。加圧タンク11は、インクジェットヘッド2より低い位置(下方)に配置されている。
加圧タンク11には、加圧タンク液面センサ36が設けられている。加圧タンク液面センサ36は、加圧タンク11内のインクIKの液面高さが基準高さに達しているか否かを検出するためのものである。加圧タンク液面センサ36は、加圧タンク11内のインクIKの液面高さが基準高さ以上である場合に「オン」を示す信号を出力し、基準高さ未満である場合に「オフ」を示す信号を出力する。
加圧タンク大気開放弁12は、加圧タンク11を密閉状態(大気から遮断した状態)と大気開放状態(大気に通じた状態)との間で切り替えるために、加圧タンク大気開放管13内の空気の流路を開閉する。加圧タンク大気開放弁12は、加圧タンク大気開放管13の途中に配置されている。
加圧タンク大気開放管13は、加圧タンク11を大気開放するための空気の流路を形成する。加圧タンク大気開放管13は、一端が加圧タンク11の空気層に接続され、他端が大気に通じている。
加圧タンク圧力調整弁14は、加圧タンク11内の圧力を調整するために、加圧タンク圧力調整管15内の空気の流路を開閉する。加圧タンク圧力調整弁14は、加圧タンク圧力調整管15の途中に設けられている。
加圧タンク圧力調整管15は、加圧タンク11内の圧力調整のための空気の流路を形成する。加圧タンク圧力調整管15は、加圧タンク大気開放管13よりも流路抵抗が大きいパイプからなる。具体的には、加圧タンク圧力調整管15は、加圧タンク大気開放管13よりも細いパイプからなる。加圧タンク圧力調整管15は、一端が加圧タンク11の空気層に接続され、他端が大気に通じている。
加圧側圧力センサ16は、加圧タンク11内の圧力を検出する。
分配器17は、インク循環管28を介して加圧タンク11から供給されるインクIKを、インクジェットヘッド2の各ヘッドモジュール31に分配する。
集合器18は、インクジェットヘッド2によって消費されなかったインクIKを各ヘッドモジュール31から集める。集合器18により集められたインクIKは、インク循環管29により負圧タンク19へと流れる。
負圧タンク19は、インクジェットヘッド2で消費されなかったインクIKを集合器18から受け取り貯留する。また、負圧タンク19は、後述するインク補給部4のインクカートリッジ100から供給されるインクIKを貯留する。負圧タンク19内には、インクIKの液面上に空気層が形成されている。負圧タンク19は、加圧タンク11と同じ高さに配置されている。
負圧タンク19には、負圧タンク液面センサ37が設けられている。負圧タンク液面センサ37は、負圧タンク19内のインクIKの液面高さが基準高さに達しているか否かを検出するためのものである。負圧タンク液面センサ37は、負圧タンク19内のインクIKの液面高さが基準高さ以上である場合に「オン」を示す信号を出力し、基準高さ未満である場合に「オフ」を示す信号を出力する。
負圧タンク大気開放弁20は、負圧タンク19を密閉状態と大気開放状態との間で切り替えるために、負圧タンク大気開放管21内の空気の流路を開閉する。負圧タンク大気開放弁20は、負圧タンク大気開放管21の途中に設けられている。
負圧タンク大気開放管21は、負圧タンク19を大気開放するための空気の流路を形成する。負圧タンク大気開放管21は、一端が負圧タンク19の空気層に接続され、他端が大気に通じている。
負圧タンク圧力調整弁22は、負圧タンク19内の圧力を調整するために、負圧タンク圧力調整管23内の空気の流路を開閉する。負圧タンク圧力調整弁22は、負圧タンク圧力調整管23の途中に設けられている。
負圧タンク圧力調整管23は、負圧タンク19内の圧力調整のための空気の流路を形成する。負圧タンク圧力調整管23は、負圧タンク大気開放管21よりも流路抵抗が大きいパイプからなる。具体的には、負圧タンク圧力調整管23は、負圧タンク大気開放管21よりも細い、加圧タンク圧力調整管15と同程度の太さのパイプからなる。負圧タンク圧力調整管23は、一端が負圧タンク19の空気層に接続され、他端が大気に通じている。
負圧側圧力センサ24は、負圧タンク19内の圧力を検出する。
インクポンプ25は、負圧タンク19から加圧タンク11へインクIKを送液する。インクポンプ25は、インク循環管30の途中に設けられている。
エアポンプ26は、負圧タンク19から加圧タンク11へ空気を送る。エアポンプ26は、エアポンプ用配管27の途中に配置されている。
ここで、エアポンプ26の駆動時に加圧タンク大気開放弁12を閉鎖して加圧タンク11を密閉状態とすることで加圧タンク11に圧力(正圧)が生成される。また、エアポンプ26の駆動時に負圧タンク大気開放弁20を閉鎖して負圧タンク19を密閉状態とすることで負圧タンク19に圧力(負圧)が生成される。パージ時には、加圧タンク11及び負圧タンク19にそれぞれパージ用設定圧Pkp,Pfpを生成するために、加圧タンク大気開放弁12の閉鎖が行われ、エアポンプ26が駆動される。パージは、加圧タンク11からインクジェットヘッド2にインクIKを供給してノズルからインクIKを強制的に排出させる処理である。
エアポンプ用配管27は、エアポンプ26により負圧タンク19から加圧タンク11へ送られる空気の流路を形成する。エアポンプ用配管27は、一端が負圧タンク19の空気層に接続され、他端が加圧タンク11の空気層に接続されている。
インク循環管28は、加圧タンク11と分配器17とを接続する。インク循環管28には、加圧タンク11から分配器17に向かってインクIKが流れる。インク循環管29は、集合器18と負圧タンク19とを接続する。インク循環管29には、集合器18から負圧タンク19に向かってインクIKが流れる。インク循環管30は、負圧タンク19と加圧タンク11とを接続する。インク循環管30には、負圧タンク19から加圧タンク11に向かってインクIKが流れる。
インク補給部4は、インク循環部3の負圧タンク19にインクIKを補給する。インク補給部4は、着脱可能に装着される上述のインクカートリッジ100と、インク補給弁42と、インク補給管43と、マニホールド44と、開閉弁45と、分割流路46と、嵌合部47とを備える。
インクカートリッジ100は、インクジェットヘッド2による印刷に用いるインクIKを収容している。インクカートリッジ100内のインクIKは、インク補給管43を介してインク循環部3の負圧タンク19に供給される。
インク補給弁42は、インク補給管43内のインクIKの流路を開閉する。負圧タンク19へインクIKを補給する際、インク補給弁42が開かれる。
インク補給管43は、インクカートリッジ100と負圧タンク19とを接続する。インク補給管43には、インクカートリッジ100から負圧タンク19に向かってインクIKが流れる。すなわち、インク補給管43には、インクカートリッジ100からインクIKが供給される。
図7(インク補給部4を示す平面図)に示すように、マニホールド44は、それぞれが開閉弁45を有する16本(上下8本ずつ計16本のうち、図6では上下1本ずつの計2本のみ表れ、図7では上側の8本のみ表れている。)の分割流路46と、インク補給管43とを接続する。開閉弁45は、制御部6の制御により分割流路46を開閉する電磁弁である。
図7に示すように、嵌合部47には、インクカートリッジ100の外装口部111が挿入されて嵌合する。これにより、外装口部111の16個の排出部111aが、嵌合部47に接続される16本の分割流路46に連通する。
ここで、インクカートリッジ100は、インクIKの排出方向が水平よりも下方に向くように、換言すると、インク貯留部S1が図1に示す排出部111aに向かって下方に傾斜するように、傾いて配置されているとよい。これにより、インクカートリッジ100におけるインクIKの沈降の発生を抑制することができる。なお、インクカートリッジ100が水平に配置されている場合であっても、インクカートリッジ100内でインク貯留部S1が排出部111aに向かって下方に傾斜するように配置されているときなどには、同様に、インクIKの沈降の発生を抑制することができる。
制御部6は、16個の開閉弁45のいずれかを開放させることで、インクカートリッジ100の図4に示す16個のインク貯留部S1から任意のインク貯留部S1のインクIKをインク補給管43へ供給させる。そして、単一のインク貯留部S1のインクIKが使い切られると、他の単一のインク貯留部S1のインクIKが使われていく。なお、開閉弁45は、インクIKを排出する排出部111aを切り換える切り換え部の一例として機能する。
制御部6は、インクジェット印刷装置1の各部の動作を制御する。制御部6は、インクジェット印刷装置1全体の動作を制御する演算処理装置として機能するプロセッサ(例えばCPU: Central Processing Unit)と、記憶部とを有する。この記憶部は、例えば、所定の制御プログラムが予め記録されている読み出し専用半導体メモリであるROM(Read Only Memory)、プロセッサ5が各種の制御プログラムを実行する際に必要に応じて作業用記憶領域として使用される随時書き込み読み出し可能な半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)、ハードディスク装置などである。
制御部6は、インク循環部3においてインクIKを循環させつつ、インクジェットヘッド2からインクIKを吐出させて印刷処理を行う。また、制御部6は、所定のタイミングにおいて、エアポンプ26、加圧タンク大気開放弁12、及び負圧タンク大気開放弁20を制御することによってパージを実行させる。
なお、インクジェット印刷装置1の構成について上述したが、この構成はあくまで一例である。また、インクジェット印刷装置1がインク循環部3を備えなくともよい。
次に、インクジェット印刷装置1の印刷時の動作について説明する。
印刷ジョブが入力されると、まず、制御部6は、加圧タンク大気開放弁12及び負圧タンク大気開放弁20を閉鎖する。これにより、加圧タンク11及び負圧タンク19が密閉状態となる。なお、インクジェット印刷装置1が動作しない待機中は、加圧タンク大気開放弁12及び負圧タンク大気開放弁20は開放され、加圧タンク11及び負圧タンク19は大気開放されている。加圧タンク圧力調整弁14及び負圧タンク圧力調整弁22は、待機中から閉鎖されている。
次いで、制御部6は、エアポンプ26を起動する。これにより、加圧タンク11が加圧され始め、負圧タンク19が減圧され始める。これにより、加圧タンク11からインクジェットヘッド2を経由して負圧タンク19へ向かうインクIKの流れが生じ、インクIKの循環が始まる。エアポンプ26の起動後、制御部6は、加圧タンク11及び負圧タンク19の圧力がそれぞれの循環用設定圧Pk,Pfに達し、それが維持されるように、エアポンプ26の駆動、及び、加圧タンク圧力調整弁14及び負圧タンク圧力調整弁22の開閉を制御する。
循環用設定圧Pk,Pfは、インクIKを循環させつつインクジェットヘッド2のノズル圧を適正値にするための圧力値として予め設定されたものである。加圧タンク11の循環用設定圧Pkは正圧であり、負圧タンク19の循環用設定圧Pfは負圧である。負圧タンク19の循環用設定圧Pfは、加圧タンク11の循環用設定圧Pkより絶対値が大きい。これにより、インクジェットヘッド2のノズル圧が、インクIKの吐出に適した負圧になる。
加圧タンク11及び負圧タンク19の圧力が循環用設定圧Pk,Pfになった後、制御部6は、印刷ジョブに基づきインクジェットヘッド2を制御して印刷を行う。印刷ジョブの実行中は、加圧タンク11からインクジェットヘッド2へインクIKが供給され、インクジェットヘッド2で消費されなかったインクIKが負圧タンク19に回収される。
このようにインク循環及び印刷を行う際、制御部6は、液面維持制御を行う。この液面維持制御は、加圧タンク11及び負圧タンク19の液面高さを基準高さで維持しつつインク循環するための、加圧タンク11及び負圧タンク19の液面高さに応じたインクポンプ25、インク補給弁42、及び開閉弁45の制御である。
印刷ジョブが終了すると、制御部6は、加圧タンク大気開放弁12及び負圧タンク大気開放弁20を開放する。ここで、インクポンプ25、エアポンプ26が駆動中の場合は、制御部6は、それを停止する。また、加圧タンク圧力調整弁14、負圧タンク圧力調整弁22、インク補給弁42、及び開閉弁45が開放している場合は、制御部6は、それを閉鎖する。これにより、インク循環動作が終了し、インクジェット印刷装置1が待機状態となる。
なお、制御部6は、インク貯留部S1のインクIKが使い切られたことを検出すると、上述のように、他のインク貯留部S1からインクIKを排出するように、開放させる開閉弁45を切り換える。
以上説明した一実施の形態では、インクカートリッジ100は、インクIKを収容するインクカートリッジ100であって、同一のインクIKを互いに分離して貯留する複数のインク貯留部S1と、それぞれがインク貯留部S1からインクIKを排出する複数の排出部111aとを備える。
これにより、複数のインク貯留部S1のそれぞれの体積をインクパック120(インクパック本体121)の体積に比較して小さくすることができるため、排出部111aからのインクIKの排出時におけるインク貯留部S1内のインクIKの流速を速めることができる。そのため、インク貯留部S1内にインクIKの沈降が生じにくくなる。したがって、インクIKの沈降の発生を抑制するための撹拌機構の設置やインクパック120内の複雑な形状の仕切りの設置を省略することも可能となる。よって、本実施の形態によれば、簡素な構成でインクカートリッジ100におけるインクIKの沈降の発生を抑制することができる。更には、複数のインク貯留部S1がインクIKを互いに分離して貯留するため、インクIKを使い切られたインク貯留部S1の数によってインクIKの残量を制御部6が検出することができる。したがって、インクIKの残量を検知するセンサを省略することも可能となる。この点でも、インクカートリッジ100を簡素な構成にすることができる。また、インク貯留部S1(インクパック本体121)が可撓性を有する材質からなる場合、インクIKを排出するインク貯留部S1の順序を調整することによって、インクIKの排出に伴いインクパック本体121が潰れて変形する形状を調整することができる。
また、複数のインク貯留部S1の長手方向D1は、排出部111aからインクIKが排出される排出方向D1と同一である。そのため、複数のインク貯留部S1のそれぞれから、インク貯留部S1の長手方向D1に一致する排出方向D1にインクIKが排出される。これにより、長手方向D1に直交するインク貯留部S1の断面積を、インク貯留部S1の体積との関係で小さくすることができるため、長手方向D1に一致する排出方向D1へのインクIKの排出時におけるインク貯留部S1内のインクIKの流速を更に速めることができる。したがって、インク貯留部S1内にインクIKの沈降が発生しにくくなる。したがって、より一層、インクIKの沈降の発生を抑制することができる。
また、印刷装置の一例であるインクジェット印刷装置1は、インクIKを収容するインクカートリッジ100が搭載されるインクジェット印刷装置1であって、インクカートリッジ100は、同一のインクIKを互いに分離して貯留する複数のインク貯留部S1と、それぞれがインク貯留部S1からインクIKを排出する複数の排出部111aとを備え、インクジェット印刷装置1は、インクカートリッジ100からインクIKが供給されるインク補給管43と、複数の排出部111aのうち、インク補給管43に供給されるインクIKを排出する排出部111aを切り換える切り換え部の一例である複数の開閉弁45とを備える。
そのため、制御部6による開閉弁45の開閉制御によって、ユーザのインクカートリッジ100の着脱操作(排出部111aの変更のための操作)などを要さずに、インクカートリッジ100の複数のインク貯留部S1から選択的にインクIKを排出することができる。
<他の実施の形態に係るインクカートリッジ200について>
本実施の形態では、複数の排出部211aのうち、インク補給管43に供給されるインクIKを排出する排出部211aを切り換える切り換え部の一例として、開閉弁45に代えて、移動可能(回転可能)な嵌合部48が用いられている点、及び、仕切り121aによって仕切られた単一のインクパック120に代えて、複数のインクパック221〜224が用いられている点において、上述の一実施の形態と相違する。その他の事項については上述の一実施の形態と同様にすることができるため、重複する事項についての詳細な説明は省略する。
図8及び図10は、インクカートリッジ200を示す斜視図及び正面図である。
図9は、図8のIX−IX断面図である。
インクカートリッジ200は、外装210及び4個(複数の一例)のインクパック221,222,223,224を備え、図6に示すインクIKを収容する。
図8に示すように、外装210は、例えば円柱形状を呈し、正面から突出する外装口部211を有する。この外装口部211には、4個(複数の一例)の排出部211aが形成されている。これらの排出部211aは、外装口部211を貫通する貫通孔である。
図9に示すように、外装210は、例えば円柱形状の4個(複数n一例)のインクパック221〜224を収容する。なお、インクパック221〜224は、例えば、フィルムなどの可撓性を有する材質からなる。
4個のインクパック221〜224の内部は、インクIKを貯留するインク貯留部S2である。そのため、4個のインクパック221〜224は、同一のインクIKを互いに分離して貯留する。また、4個のインクパック221〜224は、外装口部211の4個の排出部211aに連通している。このように、4個の排出部211aのそれぞれは、インク貯留部S2からインクIKを排出する。
ここで、インク貯留部S2の長手方向D2は、排出部211aからインクIKが排出される排出方向D2と同一であることが望ましい。
図11(インク補給部4−1を示す平面図)に示すように、インク補給部4−1は、着脱可能に装着される上述のインクカートリッジ200と、インク補給弁42(図6参照)と、インク補給管43と、嵌合部48とを備える。
図12(嵌合部48をインクカートリッジ200側から見た図)に示すように、嵌合部48から例えば突出することで設けられる嵌合ポート48aは、インクカートリッジ200の外装口部211の4個の排出部211aのうちのいずれかに嵌合する。
嵌合部48は、制御部6の駆動制御によって回転することで、嵌合ポート48aがいずれかの排出部211aに嵌合する。なお、嵌合部48が回転する際には、外装口部211から遠ざかるように退避した後で回転し、回転後に再び外装口部211に接近するとよい。また、嵌合部48は、回転してもインク補給管43とインク貯留部S2との連通が維持されるように、回転中心においてインク補給管43に回転可能に接続されている。
ここで、嵌合部48は、回転可能であることで、複数の排出部211aのうち、インク補給管43に供給されるインクIKを排出する排出部211aを切り換える切り換え部の一例として機能する。なお、嵌合部48は、回転移動ではなく直線移動などによって、インクIKを排出する排出部211aを切り換えてもよい。また、嵌合部48の移動時には、インクIKの飛び散りが生じない程度に遅い速度で移動するとよい。更には、この速度は、ユーザの設定によって調整可能であるとよい。
また、嵌合部48のインクカートリッジ200側の面に凹部が形成され、この凹部内に収まるように或いは凹部によって覆われるように、嵌合ポート48aがインクカートリッジ200側に突出するようにするとよい。これにより、嵌合部48が移動するときや、移動前に外装口部211から遠ざかるように退避するときのインクIKの飛び散りを防止することができる。
また、本実施の形態においても、上述の一実施の形態と同様に、複数の排出部211aのそれぞれに、開閉弁45を有する分割流路46が嵌合部47を介して接続されていてもよい。
また、上述の一実施の形態において、本実施の形態の嵌合部48のように、インク補給管43に供給されるインクIKを排出する排出部211aを切り換える可動式の切り換え部が配置されていてもよい。
以上説明した他の実施の形態では、上述の一実施の形態と同様に、インクカートリッジ200は、インクIKを収容するインクカートリッジ200であって、同一のインクIKを互いに分離して貯留する複数のインク貯留部S2と、それぞれがインク貯留部S2からインクIKを排出する複数の排出部211aとを備える。また、複数のインク貯留部S2の長手方向D2は、排出部211aからインクIKが排出される排出方向D2と同一である。そのため、上述の一実施の形態と同様に、簡素な構成でインクカートリッジ200におけるインクIKの沈降の発生を抑制することができるといった効果を得ることができる。
また、本実施の形態においても、印刷装置の一例であるインクジェット印刷装置1は、インクカートリッジ200からインクIKが供給されるインク補給管43と、複数の排出部211aのうち、インク補給管43に供給されるインクIKを排出する排出部211aを切り換える切り換え部の一例である嵌合部48とを備える。そのため、制御部6による嵌合部48の駆動制御によって、ユーザのインクカートリッジ200の着脱操作(排出部211aの変更のための操作)などを要さずに、インクカートリッジ100の複数のインク貯留部S2のうち任意のインク貯留部S2から順にインクIKを排出することができる。
なお、本発明は、上述の実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上述の実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることはもちろんである。以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
インクを収容するインクカートリッジであって、
同一の前記インクを互いに分離して貯留する複数のインク貯留部と、
それぞれが前記インク貯留部から前記インクを排出する複数の排出部と
を備えることを特徴とするインクカートリッジ。
[付記2]
前記複数のインク貯留部の長手方向は、前記排出部から前記インクが排出される排出方向と同一である
ことを特徴とする付記1記載のインクカートリッジ。
[付記3]
インクを収容するインクカートリッジが搭載される印刷装置であって、
前記インクカートリッジは、同一の前記インクを互いに分離して貯留する複数のインク貯留部と、それぞれが前記インク貯留部から前記インクを排出する複数の排出部とを備え、
前記印刷装置は、
前記インクカートリッジから前記インクが供給されるインク補給管と、
前記複数の排出部のうち、前記インク補給管に供給される前記インクを排出する前記排出部を切り換える切り換え部と
を備えることを特徴とする印刷装置。
1 インクジェット印刷装置
2 インクジェットヘッド
3 インク循環部
4 インク補給部
6 制御部
11 加圧タンク
11a 流入口
11b ガイド
12 加圧タンク大気開放弁
13 加圧タンク大気開放管
14 加圧タンク圧力調整弁
15 加圧タンク圧力調整管
17 分配器
18 集合器
19 負圧タンク
20 負圧タンク大気開放弁
21 負圧タンク大気開放管
22 負圧タンク圧力調整弁
23 負圧タンク圧力調整管
25 インクポンプ
26 エアポンプ
27 エアポンプ用配管
28〜30 インク循環管
31 ヘッドモジュール
42 インク補給弁
43 インク補給管
44 マニホールド
45 開閉弁
46 分割流路
47,48 嵌合部
48a 嵌合ポート
100 インクカートリッジ
110 外装
111 外装口部
111a 排出部
120 インクパック
121 インクパック本体
121a 仕切り
122 インク流路
200 インクカートリッジ
210 外装
211 外装口部
211a 排出部
221〜224 インクパック
IK インク
S1,S2 インク貯留部

Claims (3)

  1. インクを収容するインクカートリッジであって、
    同一の前記インクを互いに分離して貯留する複数のインク貯留部と、
    それぞれが前記インク貯留部から前記インクを排出する複数の排出部と
    を備えることを特徴とするインクカートリッジ。
  2. 前記複数のインク貯留部の長手方向は、前記排出部から前記インクが排出される排出方向と同一である
    ことを特徴とする請求項1記載のインクカートリッジ。
  3. インクを収容するインクカートリッジが搭載される印刷装置であって、
    前記インクカートリッジは、同一の前記インクを互いに分離して貯留する複数のインク貯留部と、それぞれが前記インク貯留部から前記インクを排出する複数の排出部とを備え、
    前記印刷装置は、
    前記インクカートリッジから前記インクが供給されるインク補給管と、
    前記複数の排出部のうち、前記インク補給管に供給される前記インクを排出する前記排出部を切り換える切り換え部と
    を備えることを特徴とする印刷装置。
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