JP2019161991A - 電子制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】インバータ及びリレーを制御する演算装置に異常が生じた場合であっても、車両走行用モータによって車両の適切な走行を継続することが可能な電子制御装置を提供する。【解決手段】電子制御装置10は、第1演算装置13と第2演算装置14とを備える。第1演算装置13に異常が生じて、第1演算装置13から第1及び第3システムメインリレーSMR1、SMR3を導通状態に切り換えるための第1リレー制御信号が出力されなくなっても、第2演算装置14から出力される第2リレー制御信号により、第1及び第3システムメインリレーSMR1、SMR3は導通状態を維持することができる。そして、第1演算装置13の異常時には、第2演算装置14が、第1演算装置13に代わってインバータ30に対しインバータを制御するための指示信号を出力する。この第2演算装置14によるインバータ制御により、車両は走行を継続することが可能となる。【選択図】図1
Description
本発明は、車両に搭載された高電圧バッテリから、車両走行用モータを駆動するインバータへ電力を供給する導通状態と、電力の供給を停止する遮断状態とに切り換え可能なリレーを備えた車両に適用される電子制御装置に関する。
例えば、特許文献1には、車両用電動機に接続されたインバータと、インバータに電力を供給する主バッテリと、主バッテリとインバータとの接続を導通又は遮断するメインリレーと、を含むハイブリッド自動車及び電気自動車において、メインリレーを制御する車両制御装置が開示されている。
この車両制御装置は、メインリレーが導通状態で、かつ、制御ECUから遮断指令がメインリレーに出力された場合に、メインリレーの導通状態を予め決められた時間保持する保持回路を備えている。この保持回路により、車両の走行中に制御ECUがリセットされて遮断指令がメインリレーに出力されても、メインリレーを遮断することなく所定時間の間、導通状態を保持することができる。そのため、保持回路によるメインリレーの保持期間中に、制御ECUが立ち上がれば、運転者にほとんど気付かれずにそのまま車両を走行させることができる。
しかしながら、特許文献1の車両制御装置では、制御ECUの異常の態様がリセットによって立ち上がるものではない場合、保持回路による保持期間が経過しても制御ECUが立ち上がらずに、メインリレーが遮断されてしまう虞がある。この場合、インバータに電力が供給されないので、最悪の場合、車両は走行不能となってしまう可能性がある。さらに、仮に保持期間中に制御ECUから導通指示が出力され、メインリレーの導通状態が維持されたとしても、制御ECUの異常に起因して、インバータを適切に制御することができない可能性もある。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、インバータ及びリレーを制御する演算装置に異常が生じた場合であっても、車両走行用モータによって車両の適切な走行を継続することが可能な電子制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による電子制御装置(10)は、車両に搭載された高電圧バッテリ(21)から、車両走行用モータ(31)を駆動するインバータ(30)へ電力を供給する導通状態と、電力の供給を停止する遮断状態とに切り換え可能なリレー(SMR1〜SMR3)を備えた車両に適用され、
リレーを導通状態に切り換えるためのリレー駆動信号を出力する出力回路(17、18)と、
インバータに対してインバータ制御信号を出力することによりインバータを制御して車両走行用モータを駆動するとともに、出力回路からリレー駆動信号を出力させる第1リレー制御信号を出力回路に対して出力する第1演算装置(13)と、
第1演算装置とは独立して設けられ、第1演算装置の異常時にインバータに対してインバータを制御するための信号を出力するとともに、出力回路からリレー駆動信号を出力させる第2リレー制御信号を出力回路へ出力する第2演算装置(14)と、を備えることを特徴とする。
リレーを導通状態に切り換えるためのリレー駆動信号を出力する出力回路(17、18)と、
インバータに対してインバータ制御信号を出力することによりインバータを制御して車両走行用モータを駆動するとともに、出力回路からリレー駆動信号を出力させる第1リレー制御信号を出力回路に対して出力する第1演算装置(13)と、
第1演算装置とは独立して設けられ、第1演算装置の異常時にインバータに対してインバータを制御するための信号を出力するとともに、出力回路からリレー駆動信号を出力させる第2リレー制御信号を出力回路へ出力する第2演算装置(14)と、を備えることを特徴とする。
上述した構成により、第1演算装置に異常が生じて、第1演算装置からリレーを導通状態に切り換えるための第1リレー制御信号が出力されなくなっても、第2演算装置から出力される第2リレー制御信号により、リレーは導通状態を維持することができる。このため、車両走行用モータを駆動するインバータへ継続して電力を供給することができる。そして、第1演算装置の異常時には、第2演算装置が、第1演算装置に代わってインバータに対しインバータ制御信号を出力する。この第2演算装置によるインバータ制御により、車両は適切な走行を継続することが可能となる。
上記括弧内の参照番号は、本開示の理解を容易にすべく、後述する実施形態における具体的な構成との対応関係の一例を示すものにすぎず、なんら発明の範囲を制限することを意図したものではない。
また、上述した特徴以外の、特許請求の範囲の各請求項に記載した技術的特徴に関しては、後述する実施形態の説明及び添付図面から明らかになる。
以下、本発明に係る複数の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する場合がある。各実施形態において構成の一部分のみを説明している場合、当該構成の他の部分については、先行して説明した他の実施形態の構成を適用することができる。また、各実施形態の説明において明示している構成の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても複数の実施形態の構成同士を部分的に組み合せることができる。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態による電子制御装置10及びその電子制御装置10の制御対象である走行用モータ31やシステムメインリレーSMR1〜SMR3などを含む制御システム全体の構成を示す構成図である。図1に示すように、本実施形態による電子制御装置10が適用される車両は、3相交流の走行用モータ31を駆動力源として有する電動車両である。車両の駆動力源として、他に内燃機関を備えていてもよく、また、走行用モータ31とは別のモータをさらに車両の駆動力源として備えていてもよい。
図1は、第1実施形態による電子制御装置10及びその電子制御装置10の制御対象である走行用モータ31やシステムメインリレーSMR1〜SMR3などを含む制御システム全体の構成を示す構成図である。図1に示すように、本実施形態による電子制御装置10が適用される車両は、3相交流の走行用モータ31を駆動力源として有する電動車両である。車両の駆動力源として、他に内燃機関を備えていてもよく、また、走行用モータ31とは別のモータをさらに車両の駆動力源として備えていてもよい。
走行用モータ31は、高電圧バッテリ21から供給される電力を用いてインバータ30によって駆動される。高電圧バッテリ21は、例えばリチウム電池やニッケル電池であり、数百ボルトの直流の高電圧を供給可能なものである。なお、高電圧バッテリ21とインバータ30との間に昇圧コンバータを設け、インバータ30に、昇圧コンバータが昇圧した高電圧を供給可能に構成してもよい。
インバータ30は、供給された直流高電圧に応じた直流電流を3相の交流電流に変換して走行用モータ31に出力する。走行用モータ31は、インバータ30から出力される3相交流電流により回転駆動される。この際、インバータ30において、出力する3相交流電流の電流値を変化させることにより、走行用モータ31の出力トルクを制御することができ、車両を所望の速度で走行させることができる。
なお、車両の車輪の回転が車軸を介して走行用モータ31に伝達されて走行用モータ31のロータが回転させられる場合、走行用モータ31は発電機として機能して交流電流を発電する。走行用モータ31が発電した交流電流は、インバータ30により直流に変換される。高電圧バッテリ21は二次電池であり、インバータ30より直流に変換された電流による電力を蓄電することができる。
高電圧バッテリ21の正極側とインバータ30との間には、正極側リレーとして、第1システムメインリレーSMR1が設けられている。高電圧バッテリ21の負極側とインバータ30との間には、負極側リレーとして、第3システムメインリレーSMR3が設けられている。さらに、第3システムメインリレーSMR3と並列に、第2システムメインリレーSMR2と抵抗Rとの直列回路が接続されている。これら、第1〜第3システムメインリレーSMR1〜SMR3は、それぞれ、リレースイッチとリレーコイルとを有する。第1〜第3システムメインリレーSMR1〜SMR3は、後述する第1演算装置13及び/又は第2演算装置14からの第1リレー制御信号及び/又は第2リレー制御信号によってリレーコイルにリレー駆動信号が通電されると、リレースイッチを遮断状態から導通状態に切り換える。第1及び第3システムメインリレーSMR1、SMR3の各々のリレースイッチが導通状態に切り替えられると、高電圧バッテリ21とインバータ30とが電気的に接続され、高電圧バッテリ21からインバータ30へ高電圧を供給することが可能となる。逆に、第1〜第3システムメインリレーSMR1〜SMR3が導通状態であるときに、第1リレー制御信号及び/又は第2リレー制御信号が停止してリレー駆動信号が通電されなくなると、第1〜第3システムメインリレーSMR1〜SMR3は遮断状態に切り替えられる。この場合、高電圧バッテリ21からインバータ30への電力供給が停止される。
電子制御装置10は、高電圧バッテリ21よりも低い電圧を発生する車載バッテリ20から供給される電力を用いて動作し、例えばインバータ30を構成する各スイッチング素子を駆動するための駆動信号(例えば、PWM信号)を指示する指示信号を出力したり、各システムメインリレーSMR1〜SMR3へリレー駆動信号を出力したりする。
電子制御装置10は、図1に示すように、入力回路11、12、第1演算装置13、第2演算装置14、CAN(登録商標、以下同様)通信回路15、監視IC16、及び出力回路17、18などを備えている。
入力回路11、12は、例えば、増幅回路、サンプリング回路、A/D変換回路などの入力処理を行うための回路を備えている。そして、入力回路11は、ブレーキペダルセンサ1、アクセルペダルセンサ2、車速センサ、レゾルバ、車両の起動スイッチなどの各種のセンサやスイッチからの信号の入力処理を行って第1演算装置13に出力する。同様に、入力回路12も、各種センサやスイッチからの入力処理を行い、第2演算装置14に出力する。なお、第1演算装置13と第2演算装置14とで個別に入力回路11、12を設けるのではなく、第1演算装置13と第2演算装置14とで、同じ入力回路を共用してもよい。第1演算装置13及び第2演算装置14は、入力された各種のセンサやスイッチからの信号に基づいて、後述するインバータ制御やリレー制御を実行する。
ブレーキペダルセンサ1は、ブレーキペダルの踏み込み力を検出する。この踏み込み力は、たとえば、ブレーキ油圧から検出してもよい。アクセルペダルセンサ2は、アクセルペダルの踏み込み量を検出する。車速センサは、車両の走行速度すなわち車速を検出する。レゾルバは、走行用モータ31が備えるロータの機械角を検出する。これらのセンサからの信号は、直接、電子制御装置10に入力されてもよいが、他のECUから電子制御装置10に提供されてもよい。
CAN通信回路15は、第1演算装置13又は第2演算装置14から出力される、インバータ30の各スイッチング素子を駆動するための駆動信号を指示する指示信号をインバータ30に送信する。インバータ30では、受信した指示信号に応じた駆動信号を生成し、その駆動信号を用いて各スイッチング素子をオン、オフ駆動する。なお、第1演算装置13及び第2演算装置14が、例えば駆動信号としてのPWM信号を生成し、直接、インバータ30の各スイッチング素子に出力するように構成してもよい。
第1演算装置13は、CPU、RAM、ROM、I/O、およびこれらの構成を接続するバスラインなどを備えたコンピュータを有する。この第1演算装置13は、CPUが、RAMの一時記憶機能を利用しつつ、ROMなどの非遷移的実体的記録媒体(non-transitory tangible storage medium)に記憶されているプログラムを実行することで、インバータ制御機能や、システムメインリレーSMR1〜SMR3の制御機能を発揮するように構成されている。これらの機能が発揮されることにより、プログラムに対応する方法が実行される。
第2演算装置14も、第1演算装置13と同様に、CPU、RAM、ROM、I/O、およびこれらの構成を接続するバスラインなどを備えたコンピュータを有する。また、第2演算装置14も、CPUがROMに記憶されているプログラムを実行することで、インバータ制御機能、システムメインリレーSMR1、SMR3の制御機能に加え、第1演算装置13の監視機能を発揮するように構成されている。例えば、第2演算装置14による監視機能は、第1演算装置13から定期的に出力されるサービスパルスの間隔を計時するウォッチドッグ機能を採用してもよい。あるいは、第2演算装置14による監視機能は、第1演算装置13におけるインバータ制御のための指示信号と、自身が算出した指示信号とを対比して、その差異が基準値内に収まっているか否かを判定する手法を採用してもよい。
ただし、第2演算装置14が有するコンピュータの演算処理能力は、第1演算装置13が有するコンピュータの演算処理能力よりも低い。そのため、通常は、第1演算装置13がインバータ制御機能を実行して走行用モータ31を駆動し、第2演算装置14は、インバータ制御機能を停止しつつ、第1演算装置13の動作が正常であるかを監視する監視機能を作動させるよう、それぞれプログラムされている。そして、第2演算装置14が、その監視機能により第1演算装置13の動作が異常であると決定すると、第2演算装置14は、第1演算装置13に代わって、インバータ制御機能を実行する。この際、第2演算装置14は、例えば走行用モータ31により車両を安全なエリアまで走行させるためのいわゆる縮退走行が可能となるように、第1演算装置13に比較して簡易的なインバータ制御を実行するようにプログラムされている。ただし、第2演算装置14は、第1演算装置13と同等のインバータ制御を行うように構成してもよい。
なお、第2演算装置14が第1演算装置13の動作は異常であると決定した場合、第2演算装置14は、第1演算装置13に継続的にリセット信号を出力する。このため、第2演算装置14がインバータ制御を実行するときに、第1演算装置13からインバータ制御のための指示信号が出力されることはない。このようにして、本実施形態では、第1演算装置13と第2演算装置14との双方から、同時に、インバータ制御のための指示信号が出力されることを防止している。
第1〜第3システムメインリレーSMR1〜SMR3を制御するリレー制御機能に関しては、車両の走行中に、インバータ30への電力供給が途絶えることを確実に防止すべく、第1演算装置13と第2演算装置14とが、車両の起動から停止までの間、ともに実行するようにプログラムされている。第1及び第2演算装置13、14による第1〜第3システムメインリレーSMR1〜SMR3に対するリレー制御に関しては、後に詳細に説明する。
監視IC16は、いわゆるASIC(Application Specific Integrated Circuit)であり、第2演算装置14が正常に動作しているかどうかを監視する。例えば、監視IC16は、第2演算装置14から定期的に出力されるサービスパルスの間隔を計時するウォッチドッグタイマーとして構成される。この場合、監視IC16は、計時時間がサービスパルスの出力予定間隔を超えた場合、第2演算装置14の動作が異常とみなし、第2演算装置14へリセット信号を出力する。一方、第2演算装置14から出力予定間隔で定期的にサービスパルスが出力されている場合には、監視IC16は、第2演算装置14の動作が正常であることを示す正常信号を第2演算装置14に出力する。なお、監視IC16による第2演算装置14の動作の監視手法は、上述した手法に限られず、適用できるかぎり、公知のいかなる監視手法を用いてもよい。
第2演算装置14は、自身の監視機能によって第1演算装置13の動作異常を判定したとき、監視IC16から自身が正常に動作していることを示す監視結果(正常信号)を受信しているか確認する。そして、監視IC16から正常信号を受信していることが確認できた場合、第2演算装置14は、第1演算装置13の動作が異常であることを決定する。このように、本実施形態の電子制御装置10は監視IC16を有しているので、例えば第2演算装置14の動作異常に起因して、第1演算装置13が正常に動作しているにも拘らず、第2演算装置14が誤って第1演算装置の動作異常と決定してしまうことを防止することができる。
出力回路17は、第1演算装置13から出力される第1リレー制御信号に応じて、第1〜第3システムメインリレーSMR1〜SMR3へリレー駆動信号を出力する。より具体的には、出力回路17は、第1システムメインリレーSMR1にリレー駆動信号を出力するための出力部としての第1トランジスタTr1と、第2システムメインリレーSMR2にリレー駆動信号を出力するための出力部としての第2トランジスタTr2と、第3システムメインリレーSMR3にリレー駆動信号を出力するための出力部としての第3トランジスタTr3とを有する。第1演算装置13は、第1リレー制御信号として、第1〜第3トランジスタTr1〜Tr3をオンするための駆動信号をそれぞれ出力する。
さらに、出力回路17は、第1トランジスタTr1のソースと第1システムメインリレーSMR1とを接続する接続線において、出力回路18の出力が合流する合流地点よりも第1トランジスタTr1のソース側に挿入されたダイオードD1を有している。また、出力回路17は、第3トランジスタTr3のソースと第3システムメインリレーSMR3との接続線において、出力回路18の出力が合流する合流地点よりも第3トランジスタTr3のソース側に挿入されたダイオードD2を有している。これらのダイオードD1、D2は、出力回路18からの電流の回り込みを防止するために設けられている。
そして、それぞれのダイオードD1、D2の両端電位を計測するために、ダイオードD1、D2の両端にそれぞれモニタ線の一端が接続され、それらのモニタ線の他端は、第1演算装置13及び第2演算装置14のポートA〜Dに接続されている。具体的には、ダイオードD1のアノード側に一端が接続されたモニタ線の他端は、第1演算装置13及び第2演算装置14のポートAに接続されている。ダイオードD1のカソード側に一端が接続されたモニタ線の他端は、第1演算装置13及び第2演算装置14のポートCに接続されている。ダイオードD2のアノード側に一端が接続されたモニタ線の他端は、第1演算装置13及び第2演算装置14のポートBに接続されている。ダイオードD2のカソード側に一端が接続されたモニタ線の他端は、第1演算装置13及び第2演算装置14のポートDに接続されている。
第1演算装置13及び第2演算装置14は、ポートA〜Dから取り込んだダイオードD1、D2の両端電位を用いて、出力回路17から出力されるリレー駆動信号を監視し、その監視結果に基づき、第1トランジスタTr1のオフ故障や、第3トランジスタTr3のオフ故障を検出する。例えば、第1トランジスタTr1が導通している状態からオフ故障した場合、第1トランジスタTr1から第1システムメインリレーSMR1へ流れていた電流が遮断される。この場合、第1システムメインリレーSMR1のリレーコイルによる誘起電圧によって、ダイオードD1のアノード電圧Vaよりもカソード電圧Vcの方が大きくなる場合がある。そのため、第1演算装置13及び第2演算装置14は、Va<Vcとなったとの監視結果をもって、第1トランジスタTr1のオフ故障を検出することができる。あるいは、第1演算装置13及び第2演算装置14は、ダイオードD1のアノード電圧Vaとカソード電圧Vcとの電位差が、ダイオードD1による順方向降下電圧に合致しないとの監視結果をもって、出力回路17の故障として、第1トランジスタTr1のオフ故障を検出してもよい。第1演算装置13及び第2演算装置14は、同様にして、第2トランジスタTr2のオフ故障も検出することができる。
出力回路18は、第2演算装置14から出力される第2リレー制御信号に応じて、第1及び第3システムメインリレーSMR1、SMR3へリレー駆動信号を出力する。具体的には、出力回路18は、第1システムメインリレーSMR1にリレー駆動信号を出力するための出力部としての第4トランジスタTr4と、第3システムメインリレーSMR3にリレー駆動信号を出力するための出力部としての第5トランジスタTr5とを有する。第2演算装置14は、第2リレー制御信号として、第1及び第3トランジスタTr1、Tr3をオンするための駆動信号をそれぞれ出力する。
さらに、出力回路18の第4トランジスタTr4のソースからの出力は、出力回路17の第1トランジスタTr1と第1システムメインリレーSMR1とを接続する接続線に接続される。出力回路18は、第4トランジスタTr4のソースからの出力が上記接続線に接続される合流地点よりも第4トランジスタTr4のソース側に、ダイオードD3を有している。同様に、出力回路18の第5トランジスタTr5のソースからの出力は、第3トランジスタTr3と第3システムメインリレーSMR3とを接続する接続線に接続される。出力回路18は、第5トランジスタTr5のソースからの出力が上記接続線に接続される合流地点よりも第5トランジスタTr5のソース側に、ダイオードD4を有している。これらのダイオードD3、D4は、出力回路17からの電流の回り込みを防止するために設けられている。なお、図1には示していないが、出力回路18についても、ダイオードD3、D4の両端の電位を第1演算装置13及び第2演算装置14に取り込んで、各トランジスタTr4、Tr5のオフ故障を検出するようにしてもよい。
次に、上記した構成を有する電子制御装置10において、第1演算装置13及び第2演算装置14にて実行される制御処理を図2のフローチャート及び図3のタイミングチャートを参照しつつ説明する。図2に示すフローチャートは、車両の起動スイッチ(例えば、IGスイッチ)がオンされたときに開始される。
まず、最初のステップS100において、第1演算装置13は、第1トランジスタTr1をオンするための駆動信号を出力する。それにより、第1システムメインリレーSMR1のリレーコイルに電流が通電され、第1システムメインリレーSMR1のリレースイッチがオンされる。図3のタイミングチャートには、第1トランジスタTr1をオンした後、コイルの時定数、機械的な動きにおける慣性モーメントによる遅れ時間、接点切り替わり時間などによるリレー動作時間だけ遅れて、第1システムメインリレーSMR1がオンされることが示されている。
次に、ステップS110において、第1演算装置13は、第2トランジスタTr2をオンするための駆動信号を出力する。それにより、第2システムメインリレーSMR2のリレーコイルに電流が通電され、第2システムメインリレーSMR2のリレースイッチがオンされる。図3のタイミングチャートには、第2トランジスタTr2をオンした後、リレー動作時間だけ遅れて、第2システムメインリレーSMR2がオンされることが示されている。なお、第1演算装置13が第2トランジスタTr2へ駆動信号を出力するタイミングは、第1システムメインリレーSMR1がオンされてから所定時間(例えば、100〜150ms)後に第2システムメインリレーSMR2がオンするように設定される。
第1システムメインリレーSMR1と第2システムメインリレーSMR2がオンされることにより、高電圧バッテリ21とインバータ30とが電気的に接続され、両者の間に電流が流れる。ただし、第2システムメインリレーSMR2には直列に抵抗Rが接続されている。このため、第2システムメインリレーSMR2がオンされた直後から大きな電流が流れることを抑制することができ、リレー接点の溶着等の不具合の発生を防止することができる。
次に、ステップS120において、第1演算装置13は、第3トランジスタTr3をオンするための駆動信号を出力する。それにより、第3システムメインリレーSMR3のリレーコイルに電流が通電され、第3システムメインリレーSMR3のリレースイッチがオンされる。図3のタイミングチャートには、第3トランジスタTr3をオンした後、リレー動作時間だけ遅れて、第3システムメインリレーSMR3がオンされることも示されている。なお、第1演算装置13が第3トランジスタTr3へ駆動信号を出力するタイミングも、第2システムメインリレーSMR2がオンされてから所定時間(例えば、100〜150ms)後に第3システムメインリレーSMR3がオンするように設定される。
続くステップS130では、第1演算装置13は、第2トランジスタTr2へ出力していた駆動信号を停止して第2トランジスタTr2をオフする。これにより、図3に示すように、リレー復帰時間だけ遅れて、第2システムメインリレーSMR2がオフされる。第2トランジスタTr2への駆動信号を停止するタイミングは、第3システムメインリレーSMR3がオンされてから所定時間(例えば、20〜30ms)後に第2システムメインリレーSMR2がオフとなるように設定される。
そして、ステップS140において、第2演算装置14が、第4トランジスタTr4及び第5トランジスタTr5をオンするための駆動信号をそれぞれ出力する。より詳しくは、第1演算装置13は、例えば、第2トランジスタTr2をオフした後、第2演算装置14に対して、第1及び第3システムメインリレーSMR1、SMR3は導通状態である旨を通知する。この通知に基づき、第2演算装置14は、第4及び第5トランジスタTr4、Tr5をオンするための駆動信号をそれぞれ出力する。これにより、第2演算装置14は、第1及び第3システムメインリレーSMR1、SMR3が導通状態であることを確認した上で、第4及び第5トランジスタTr4、Tr5をオンすることができる。
その結果、第1システムメインリレーSMR1のリレーコイルへの通電は、第1トランジスタTr1を経由する系統と、第4トランジスタTr4を経由する系統との2系統で行われることになる。また、第3システムメインリレーSMR3のリレーコイルへの通電は、第3トランジスタTr3を経由する系統と、第5トランジスタTr5を経由する系統との2系統で行われることになる。従って、例えば、どちらか1系統のトランジスタがオフ故障しても、第1及び第3システムメインリレーSMR1、SMR3のオン状態は維持することができる。さらに、例えば第1演算装置13に異常が生じて、第2演算装置14によってリセットがかかり、第1演算装置13から第1及び第3トランジスタTr1、Tr3をオンするための駆動信号(第1リレー制御信号)が出力されなくなっても、第2演算装置14から出力される駆動信号(第2リレー制御信号)により、第1及び第3トランジスタTr1、Tr3はオンしたままとなる。このため、第1演算装置13の異常発生時にも、第1及び第3システムメインリレーSMR1、SMR3のオン状態は維持することができる。この結果、上述したような故障や異常が生じても、走行用モータ31を駆動するインバータ30へ継続して電力を供給することができるようになる。
なお、第2演算装置14は、必ずしも第4及び第5トランジスタTr4、Tr5を同時にオンする必要はない。例えば、第2演算装置14は、第1演算装置13が第1システムメインリレーSMR1をオンした後の任意のタイミングで第4トランジスタTr4をオンさせることができる。同様に、第2演算装置14は、第1演算装置13が第3システムメインリレーSMR3をオンした後の任意のタイミングで第5トランジスタTr5をオンさせることができる。
以上のステップS100〜S140までの処理が、図3のタイミングチャートにおける起動時の処理に該当する。この起動時の処理が終了すると、車両は、走行用モータ31を駆動力源として走行可能となる。
続くステップS150では、第2演算装置14が、第1演算装置13の動作は正常であるかどうかを決定する。この決定において、第2演算装置14は、上述したように、自身の監視機能により第1演算装置13の動作が異常である旨判定し、かつ、監視IC16から正常信号を受信している場合に、第1演算装置13の動作は異常であると決定し、それ以外の場合、第1演算装置13の動作は正常であると決定する。ステップS150の処理で、第1演算装置13の動作は正常と決定すると、ステップS160の処理に進む。一方、第1演算装置13の動作は異常と決定すると、ステップS210の処理に進む。
ステップS160では、第1演算装置13がインバータ制御を実行する。この場合、第2演算装置14も正常に動作していれば、図3のタイミングチャートに示すように、車両の走行中、第1システムメインリレーSMR1のリレーコイルには、第1トランジスタTr1を経由する系統と、第4トランジスタTr4を経由する系統との2系統から通電が行われ、第3システムメインリレーSMR3のリレーコイルには、第3トランジスタTr3を経由する系統と、第5トランジスタTr5を経由する系統との2系統から通電が行われる。従って、インバータ30には、高電圧バッテリ21から走行用モータ31を駆動するための電力が供給されている状態となっている。その状態において、第1演算装置13は、入力した各種のセンサに基づき、走行用モータ31が発生すべき目標トルクを算出する。そして、その目標トルクを発生させるための駆動信号を示す指示信号をインバータ30に出力する。これにより、走行用モータ31は、通常走行制御として、運転者によるアクセルペダル操作やブレーキペダル操作に対応したトルクを発生することができる。
続くステップS170では、第1演算装置13は、ポートA、Cに入力されるダイオードD1の両端電位Va、Vcに基づいて、第1トランジスタTr1にオフ故障が発生したか否かを判定する。オフ故障が発生していないと判定するとステップS180の処理に進み、オフ故障が発生していると判定するとステップS190の処理に進む。ステップS180では、第1演算装置13は、ポートB、Dに入力されるダイオードD2の両端電位Vb、Vdに基づいて、第3トランジスタTr3にオフ故障が発生したか否かを判定する。オフ故障が発生していないと判定するとステップS200の処理に進み、オフ故障が発生していると判定するとステップS190の処理に進む。なお、ステップS170、S180の処理は、第1演算装置13ではなく、第2演算装置14において行われてもよい。さらに、第1演算装置13と第2演算装置14との双方でステップS170、S180の処理を行い、例えば双方の判定結果がともにオフ故障の場合に、オフ故障が発生したと判定してもよい。
ステップS190では、第1演算装置13は、第1トランジスタTr1と第3トランジスタTr3との一方にオフ故障が発生しているので、車両のインストルメントパネルに設けた警告灯の点灯などによって、異常の発生をユーザに通知する。ただし、例えば図4のタイミングチャートに示すように、第1トランジスタTr1にオフ故障が発生しても、第4トランジスタTr4を経由する系統からのリレーコイルへの通電により、第1システムメインリレーSMR1は導通状態を維持することができる。また、第1演算装置13自体に異常が発生している訳ではない。従って、この場合、第1演算装置13によるインバータ制御が継続され、走行用モータ31に対し通常走行制御が行われる。
ステップS200では、第1演算装置13は、車両の起動スイッチがオフされたか否かを判定する。起動スイッチがオフされたと判定した場合、停車時処理を行うため、ステップS240の処理に進む。一方、起動スイッチがオフされていないと判定した場合、インバータ制御、すなわち走行用モータ31の制御を継続するため、ステップS150の処理に戻る。
ステップS240では、第3システムメインリレーSMR3をオフするために、第1演算装置13は第3トランジスタTr3への駆動信号を停止し、第2演算装置14は第5トランジスタTr5への駆動信号を停止する。これらの駆動信号の停止は、第1及び第2演算装置13、14においてほぼ同時期に行われる。この結果、図3のタイミングチャートに示すように、第3及び第5トランジスタTr3、Tr5がオフされてからリレー復帰時間だけ遅れて、第3システムメインリレーSMR3がオフされる。
次に、ステップS250において、第1システムメインリレーSMR1をオフするために、第1演算装置13は第1トランジスタTr1への駆動信号を停止し、第2演算装置14は第4トランジスタTr4への駆動信号を停止する。これらの駆動信号の停止は、第1及び第2演算装置13、14においてほぼ同時期に行われる。この結果、図3のタイミングチャートに示すように、第1及び第4トランジスタTr1、Tr4がオフされてからリレー復帰時間だけ遅れて、第1システムメインリレーSMR1がオフされる。
以上のステップS240〜S250の処理が、図3のタイミングチャートにおける停車時の処理に該当する。この停車時の処理により、高電圧バッテリ21とインバータ30とは電気的に切り離され、車両は停車する。
ステップS150において、第1演算装置13の動作は異常であると決定されたときに実行されるステップS210では、第2演算装置14がインバータ制御を実行する。この場合、図5のタイミングチャートに示すように、第1演算装置13は、第2演算装置14によって継続的にリセットされるので、第1演算装置13は、第1トランジスタTr1への駆動信号と第3トランジスタTr3への駆動信号を停止する。しかし、第4トランジスタTr4を経由する系統からのリレーコイルへの通電により、第1システムメインリレーSMR1は導通状態を維持することができ、第5トランジスタTr5を経由する系統からのリレーコイルへの通電により、第3システムメインリレーSMR3は導通状態を維持することができる。従って、インバータ30には、高電圧バッテリ21から走行用モータ31を駆動するための電力が供給されている状態となっている。その状態において、第2演算装置14は、入力した各種のセンサに基づき、走行用モータ31により車両を安全なエリアまで走行させるためのいわゆる縮退走行を行うためのインバータ制御を実行する。これにより、第1演算装置13に異常が発生しても、車両がその時点で停車してしまうことを防ぐことが可能となる。
続くステップS220では、第1演算装置13に異常が発生したことを警告灯の点灯などによってユーザに通知する。そして、ステップS230において、第2演算装置14は、車両の起動スイッチがオフされたか否かを判定する。起動スイッチがオフされたと判定した場合、ステップS240に進んで、上述した停車時処理を行う。一方、起動スイッチがオフされていないと判定した場合、縮退走行制御を継続するため、ステップS210の処理に戻る。
このように、第1実施形態によれば、第1演算装置13に異常が生じて、第1演算装置13から第1及び第3システムメインリレーSMR1、SMR3を導通状態に切り換えるための第1リレー制御信号が出力されなくなっても、第2演算装置14から出力される第2リレー制御信号により、第1及び第3システムメインリレーSMR1、SMR3は導通状態を維持することができる。このため、走行用モータ31を駆動するインバータ30へ継続して電力を供給することができる。そして、第1演算装置13の異常時には、第2演算装置14が、第1演算装置13に代わってインバータ30に対しインバータを制御するための指示信号を出力する。この第2演算装置14によるインバータ制御により、車両は走行を継続することが可能となる。
また、上述した起動時処理及び停車時処理により、第1演算装置13及び第2演算装置14は、それぞれ、車両が走行する期間に渡って、第1リレー制御信号及び第2リレー制御信号の出力を継続するように構成される。従って、出力回路17、18のいずれかのトランジスタがオフ故障を発生した場合や、第1演算装置13に異常が発生した場合であっても、高電圧バッテリ21からインバータ30への電力供給を継続することができる。従って、車両の走行中に、走行用モータ31を駆動できない事態の発生を極力回避することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態による電子制御装置10について説明する。上述した第1実施形態による電子制御装置10では、図6に示すように、第2演算装置14が第1演算装置13の動作を監視し、監視IC16が第2演算装置14の動作を監視するものであった。しかしながら、第1演算装置13及び第2演算装置14の動作の監視のための構成は、図6に示すような例に限定されない。
次に、本発明の第2実施形態による電子制御装置10について説明する。上述した第1実施形態による電子制御装置10では、図6に示すように、第2演算装置14が第1演算装置13の動作を監視し、監視IC16が第2演算装置14の動作を監視するものであった。しかしながら、第1演算装置13及び第2演算装置14の動作の監視のための構成は、図6に示すような例に限定されない。
本第2実施形態では、第1演算装置13及び第2演算装置14の動作を監視するための構成の他の例を示す。図7は、第2実施形態による第1演算装置13及び第2演算装置14の動作を監視するための構成を示す図である。図7に示すように、第1演算装置13は、第2演算装置14の動作が正常であるかを監視する監視機能を有し、第2演算装置14は、第1演算装置13の動作が正常であるかを監視する監視機能を有する。すなわち、第1演算装置13と第2演算装置14とはそれぞれの動作を相互監視する。
さらに、監視IC19は、第1演算装置13と第2演算装置14との動作が正常であるかを監視する。監視IC19は、第1演算装置13の動作が正常であると判定している間、第1演算装置13へ正常信号を送信し、異常であると判定すると、異常信号を送信する。同様に、監視IC19は、第2演算装置14の動作が正常であると判定している間、第2演算装置14へ正常信号を送信し、異常であると判定すると、異常信号を送信する。ただし、監視IC19は、第1演算装置13及び第2演算装置14の動作が異常となっても、リセット信号は出力しない。
第1演算装置13と第2演算装置14とは、監視対象(すなわち、第1演算装置13であれば、第2演算装置14が監視対象となり、第2演算装置14であれば、第1演算装置13が監視対象となる)の動作を異常と判定し、かつ、監視IC19から自身の動作は正常との監視結果が得られた場合に、監視対象の動作が異常であると決定する。監視対象の動作が異常であると決定した場合には、その決定を下した演算装置が、監視対象をリセットする。
このような構成によっても、第1実施形態と同様に、第2演算装置14によって第1演算装置13の動作が正常であるか異常であるかを決定することができる。さらに、本第2実施形態では、第1演算装置13により第2演算装置14の動作が正常であるか異常であるかを決定することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態による電子制御装置10について説明する。上述した第1実施形態による電子制御装置10では、出力回路18が、第1システムメインリレーSMR1へリレー駆動信号を出力するための第4トランジスタTr4と、第3システムメインリレーSMR3へリレー駆動信号を出力するための第5トランジスタTr5とを有していた。
次に、本発明の第3実施形態による電子制御装置10について説明する。上述した第1実施形態による電子制御装置10では、出力回路18が、第1システムメインリレーSMR1へリレー駆動信号を出力するための第4トランジスタTr4と、第3システムメインリレーSMR3へリレー駆動信号を出力するための第5トランジスタTr5とを有していた。
しかしながら、第3実施形態による電子制御装置10として図8に示すように、出力回路18において、第1システムメインリレーSMR1へリレー駆動信号を出力するためのトランジスタと、第3システムメインリレーSMR3へリレー駆動信号を出力するためのトランジスタとを、1つの第6トランジスタTr6によって兼用してもよい。これにより、出力回路18の構成をシンプルにすることができる。
この場合、出力回路18は、正極側リレーとしての第1システムメインリレーSMR1と負極側リレーとしての第3システムメインリレーSMR3に対して、第6トランジスタTr6から共通のリレー駆動信号を出力することになる。しかし、このような構成であっても、出力回路17から出力されるリレー駆動信号のバックアップの役割は十分に果たすことが可能である。
なお、第3実施形態による電子制御装置10の停車時処理では、図9のタイミングチャートに示すように、第2演算装置14による第6トランジスタTr6への駆動信号は、第1演算装置13による第3トランジスタTr3への駆動信号と同時期に、オフされる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態による電子制御装置10について説明する。上述した第1実施形態による電子制御装置10では、第1演算装置13からの第1リレー制御信号に応じてリレー駆動信号を出力する出力回路17と、第2演算装置14からの第2リレー制御信号に応じてリレー駆動信号を出力する出力回路18とがそれぞれ設けられていた。
次に、本発明の第4実施形態による電子制御装置10について説明する。上述した第1実施形態による電子制御装置10では、第1演算装置13からの第1リレー制御信号に応じてリレー駆動信号を出力する出力回路17と、第2演算装置14からの第2リレー制御信号に応じてリレー駆動信号を出力する出力回路18とがそれぞれ設けられていた。
しかしながら、第4実施形態による電子制御装置として図10に示すように、1つの出力回路17が、第1演算装置13と第2演算装置14とで共用されてもよい。このような構成によっても、第1演算装置13に異常が発生した場合に、高電圧バッテリ21からインバータ30への電力の供給ができなくなる事態の発生を回避することができる。
1:ブレーキペダルセンサ、2:アクセルペダルセンサ、10:電子制御装置、11、12:入力回路、13:第1演算装置、14:第2演算装置、15:CAN通信回路、17、18:出力回路、20:車載バッテリ、21:高電圧バッテリ、30:インバータ、31:走行用モータ、SMR1:第1システムメインリレー、SMR2:第2システムメインリレー、SMR3:第3システムメインリレー
Claims (14)
- 車両に搭載された高電圧バッテリ(21)から、車両走行用モータ(31)を駆動するインバータ(30)へ電力を供給する導通状態と、電力の供給を停止する遮断状態とに切り換え可能なリレー(SMR1〜SMR3)を備えた車両に適用される電子制御装置(10)であって、
前記リレーを導通状態に切り換えるためのリレー駆動信号を出力する出力回路(17、18)と、
前記インバータに対してインバータ制御信号を出力することにより前記インバータを制御して前記車両走行用モータを駆動するとともに、前記出力回路から前記リレー駆動信号を出力させる第1リレー制御信号を前記出力回路に対して出力する第1演算装置(13)と、
前記第1演算装置とは独立して設けられ、前記第1演算装置の異常時に前記インバータに対して前記インバータを制御するための信号を出力するとともに、前記出力回路から前記リレー駆動信号を出力させる第2リレー制御信号を前記出力回路へ出力する第2演算装置(14)と、を備える電子制御装置。 - 前記第1演算装置及び前記第2演算装置は、それぞれ、車両が走行する期間に渡って、前記第1リレー制御信号及び前記第2リレー制御信号の出力を継続するように構成されるとともに、リセットがかけられたときには、前記第1リレー制御信号及び前記第2リレー制御信号の出力を停止する請求項1に記載の電子制御装置。
- 前記第1演算装置は、車両の起動スイッチがオンされると、前記第1リレー制御信号の出力を開始し、前記第2演算装置は、それよりも遅れて、前記第2リレー制御信号の出力を開始する請求項1又は2に記載の電子制御装置。
- 前記車両の起動スイッチがオフされると、前記第1演算装置及び前記第2演算装置は、同時期に、前記第1リレー制御信号及び前記第2リレー制御信号の出力を停止する請求項3に記載の電子制御装置。
- 前記第2演算装置は、前記第1演算装置の動作が正常であるかを監視する監視機能を有し、
前記第2演算装置は、前記第1演算装置の動作が異常と決定すると、前記第1演算装置にリセットをかけるとともに、前記第1演算装置に代わって、インバータ制御を実行する請求項1乃至4のいずれかに記載の電子制御装置。 - 前記第2演算装置の動作が正常であるかを監視する監視装置(16)をさらに備え、
前記第2演算装置は、前記第1演算装置の動作が異常と判定し、かつ、前記監視装置から自身の動作は正常との監視結果が得られた場合に、前記第1演算装置の動作が異常であると決定する請求項5に記載の電子制御装置。 - 前記第1演算装置は、前記第2演算装置の動作が正常であるかを監視する監視機能を有し、前記第1演算装置と前記第2演算装置とはそれぞれの動作を相互監視するものであり、
さらに、前記第1演算装置と前記第2演算装置との動作を監視する監視装置(19)を備え、
前記第1演算装置と前記第2演算装置とは、監視対象の動作を異常と判定し、かつ、前記監視装置から自身の動作は正常との監視結果が得られた場合に、監視対象の動作が異常であると決定する請求項5に記載の電子制御装置。 - 前記監視装置はASICによって構成される請求項6又は7に記載の電子制御装置。
- 前記第2演算装置の演算能力は、前記第1演算装置の演算能力よりも低く、前記第2演算装置は、前記第1演算装置に比較して簡易的なインバータ制御を実行するものである請求項1乃至8のいずれかに記載の電子制御装置。
- 前記リレーは、前記高電圧バッテリの正極側と前記インバータとの間に設けられた正極側リレー(SMR1)と、前記高電圧バッテリの負極側と前記インバータとの間に設けられた負極側リレー(SMR3)とを含み、
前記出力回路は、前記正極側リレーに前記リレー駆動信号を出力する正極側出力部(Tr1、Tr4)と、前記負極側リレーに前記リレー駆動信号を出力する負極側出力部(Tr3、Tr5)とを含む請求項1乃至9のいずれかに記載の電子制御装置。 - 前記出力回路は、前記第1演算装置からの前記第1リレー制御信号に応じて前記リレー駆動信号を出力する第1出力回路(17)と、前記第2演算装置からの前記第2リレー制御信号に応じて前記リレー駆動信号を出力する第2出力回路(18)とを含む請求項1乃至9のいずれかに記載の電子制御装置。
- 前記リレーは、前記高電圧バッテリの正極側と前記インバータとの間に設けられた正極側リレー(SMR1)と、前記高電圧バッテリの負極側と前記インバータとの間に設けられた負極側リレー(SMR3)とを含み、
前記第1出力回路は、前記正極側リレーに前記リレー駆動信号を出力する正極側出力部(Tr1)と、前記負極側リレーに前記リレー駆動信号を出力する負極側出力部(Tr3)とを含み、
前記第2出力回路は、前記正極側リレーと前記負極側リレーとに対して共通の前記リレー駆動信号を出力する出力部(Tr6)を有する請求項11に記載の電子制御装置。 - 前記出力回路(17)は、前記第1演算装置と前記第2演算装置とで共用される請求項1乃至10のいずれかに記載の電子制御装置。
- 前記第1演算装置と前記第2演算装置とは、前記出力回路から出力される前記リレー駆動信号を監視して、その監視結果に基づき、前記出力回路の故障を判定する請求項1乃至13のいずれかに記載の電子制御装置。
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DE102019203414A1 (de) | 2019-09-19 |
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