JP2019160617A - リチウムイオン二次電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】レート特性を改善することが可能なリチウムイオン二次電池を提供すること。【解決手段】正極と、負極と、前記正極と前記負極の間に位置するセパレータと、溶媒と支持塩から成る電解液とを備えるリチウムイオン二次電池であって、前記溶媒が二座配位子溶媒のみからなり、前記電解液における前記支持塩の濃度が3.0mol/L以上であることを特徴とするリチウムイオン二次電池。【選択図】図1
Description
本発明は、リチウムイオン二次電池に関する。
近年、携帯電話やパソコン等の電子機器の小型化、コードレス化が急速に進んでおり、これらの駆動用電源として小型、軽量で高エネルギー密度を有する二次電池への要求が高くなっている。また、このような状況下において、充放電容量が大きく、高エネルギー密度を有するリチウムイオン二次電池が注目されている。
さらに、近年は特に自動車やドローン等、大電流での充電および放電を行うアプリケーションで使用可能な、高レート特性を有するリチウムイオン電池の開発が求められており、これまで、電解液の低粘度化や添加剤による低抵抗化等、数多くの改善策が提案されてきた。
しかしながら、既存のリチウムイオン二次電池では、負極活物質として黒鉛が広く用いられてきたために、電解液溶媒としてカーボネート系溶媒の使用がほぼ必須と考えられている。このため、界面のデザインが上記カーボネート溶媒に最適化されてきた経緯があり、更なる高レート特性の達成のためには抜本的な電解液溶媒設計の見直しが必要となる。
そこで近年、電解液の支持塩濃度を高濃度化した、カーボネート溶媒以外でも動作可能なリチウムイオン二次電池について活発に報告がなされている。特許文献1では、溶媒としてアセトニトリルを用い、支持塩を高濃度化することで優れたレート特性が発現することが報告されている。
しかしながら、従来技術の方法では未だ諸特性は満足されず、更なるレート特性の改善が求められている。
本発明は上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、レート特性を改善することが可能なリチウムイオン二次電池を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るリチウムイオン二次電池は、正極と、負極と、上記正極と上記負極の間に位置するセパレータと、溶媒と支持塩から成る電解液とを備えるリチウムイオン二次電池であって、上記溶媒が二座配位子溶媒のみからなり、上記電解液における上記支持塩の濃度が3.0mol/L以上であることを特徴とする。
これによれば、電解液溶媒が二座配位子溶媒のみから選択される場合、二座配位子溶媒のキレーションによるエントロピー効果によって溶媒和リチウムイオンが安定化する。このため、電池の放電時に、負極内のリチウムイオンが速やかに溶媒和されるため、レート特性が改善する。
本発明に係るリチウムイオン二次電池はさらに、上記二座配位子溶媒が、ジカルボン酸ジエステルであることが好ましい。
これによれば、二座配位子溶媒として好適であり、レート特性がより改善する。
本発明に係るリチウムイオン二次電池はさらに、上記ジカルボン酸ジエステルが、シュウ酸ジエステル、マロン酸ジエステル、コハク酸ジエステルから選ばれる少なくとも一種を含むことが好ましい。
これによれば、二座配位子溶媒として好適であり、レート特性がより改善する。
本発明に係るリチウムイオン二次電池はさらに、上記支持塩が、イミド塩であることが好ましい。
これによれば、支持塩として好適であり、レート特性がより改善する。
本発明に係るリチウムイオン二次電池はさらに、上記支持塩が、リチウムビス(フルオロスルホニル)イミド、リチウムビス(トリフルオロメチルスルホニル)イミドまたはリチウムビス(ペンタフルオロエタンスルホニル)イミドから選ばれる少なくとも一種を含むことが好ましい。
これによれば、支持塩として好適であり、レート特性がより改善する。
本発明によれば、レート特性を改善することが可能なリチウムイオン二次電池が提供される。
以下、図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに以下に記載した構成要素は、適宜組み合わせることができる。
<リチウムイオン二次電池>
図1に示すように、本実施形態に係るリチウムイオン二次電池100は、互いに対向する板状の負極20及び板状の正極10と、負極20と正極10との間に隣接して配置される板状のセパレータ18と、を備える積層体30と、リチウムイオンを含む電解質溶液と、これらを密閉した状態で収容するケース50と、負極20に一方の端部が電気的に接続されると共に他方の端部がケースの外部に突出されるリード62と、正極10に一方の端部が電気的に接続されると共に他方の端部がケースの外部に突出されるリード60とを備える。
図1に示すように、本実施形態に係るリチウムイオン二次電池100は、互いに対向する板状の負極20及び板状の正極10と、負極20と正極10との間に隣接して配置される板状のセパレータ18と、を備える積層体30と、リチウムイオンを含む電解質溶液と、これらを密閉した状態で収容するケース50と、負極20に一方の端部が電気的に接続されると共に他方の端部がケースの外部に突出されるリード62と、正極10に一方の端部が電気的に接続されると共に他方の端部がケースの外部に突出されるリード60とを備える。
正極10は、正極集電体12と、正極集電体12上に形成された正極活物質層14と、を有する。また、負極20は、負極集電体22と、負極集電体22上に形成された負極活物質層24と、を有する。セパレータ18は、負極活物質層24と正極活物質層14との間に位置している。
<正極>
(正極集電体)
正極集電体12は、導電性の板材であればよく、例えば、アルミニウム又はそれらの合金、ステンレス等の金属薄板(金属箔)を用いることができる。
(正極集電体)
正極集電体12は、導電性の板材であればよく、例えば、アルミニウム又はそれらの合金、ステンレス等の金属薄板(金属箔)を用いることができる。
(正極活物質層)
正極活物質層14は、正極活物質、正極用バインダー、および正極用導電助剤から主に構成されるものである。
正極活物質層14は、正極活物質、正極用バインダー、および正極用導電助剤から主に構成されるものである。
(正極活物質)
正極活物質としては、リチウムイオンの吸蔵及び放出、リチウムイオンの脱離及び挿入(インターカレーション)、又は、該リチウムイオンのカウンターアニオン(例えば、PF6 −)のドープ及び脱ドープを可逆的に進行させることが可能であれば特に限定されず、公知の電極活物質を使用できる。例えば、コバルト酸リチウム(LiCoO2)、ニッケル酸リチウム(LiNiO2)、リチウムマンガンスピネル(LiMn2O4)、及び、化学式:LiNixCoyMnzMaO2(x+y+z+a=1、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、0≦a≦1、MはAl、Mg、Nb、Ti、Cu、Zn、Crより選ばれる1種類以上の元素)で表される複合金属酸化物、リチウムバナジウム化合物Lia(M)b(PO4)c(ただし、M=VOまたはV、かつ、0.9≦a≦3.3、0.9≦b≦2.2、0.9≦c≦3.3)、オリビン型LiMPO4(ただし、Mは、Co、Ni、Mn、Fe、Mg、Nb、Ti、Al、Zrより選ばれる1種類以上の元素を示す)、チタン酸リチウム(Li4Ti5O12)、LiNixCoyAlzO2(0.9<x+y+z<1.1)等の複合金属酸化物が挙げられる。
正極活物質としては、リチウムイオンの吸蔵及び放出、リチウムイオンの脱離及び挿入(インターカレーション)、又は、該リチウムイオンのカウンターアニオン(例えば、PF6 −)のドープ及び脱ドープを可逆的に進行させることが可能であれば特に限定されず、公知の電極活物質を使用できる。例えば、コバルト酸リチウム(LiCoO2)、ニッケル酸リチウム(LiNiO2)、リチウムマンガンスピネル(LiMn2O4)、及び、化学式:LiNixCoyMnzMaO2(x+y+z+a=1、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、0≦a≦1、MはAl、Mg、Nb、Ti、Cu、Zn、Crより選ばれる1種類以上の元素)で表される複合金属酸化物、リチウムバナジウム化合物Lia(M)b(PO4)c(ただし、M=VOまたはV、かつ、0.9≦a≦3.3、0.9≦b≦2.2、0.9≦c≦3.3)、オリビン型LiMPO4(ただし、Mは、Co、Ni、Mn、Fe、Mg、Nb、Ti、Al、Zrより選ばれる1種類以上の元素を示す)、チタン酸リチウム(Li4Ti5O12)、LiNixCoyAlzO2(0.9<x+y+z<1.1)等の複合金属酸化物が挙げられる。
(正極用バインダー)
正極用バインダーは正極活物質同士を結合すると共に、正極活物質層14と正極用集電体12とを結合している。バインダーは、上述の結合が可能なものであればよく、例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素樹脂や、セルロース、スチレン・ブタジエンゴム、エチレン・プロピレンゴム、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂等を用いてもよい。また、バインダーとして電子伝導性の導電性高分子やイオン伝導性の導電性高分子を用いてもよい。電子伝導性の導電性高分子としては、例えば、ポリアセチレン、ポリチオフェン、ポリアニリン等が挙げられる。イオン伝導性の導電性高分子としては、例えば、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド等のポリエーテル系高分子化合物と、LiClO4、LiBF4、LiPF6等のリチウム塩とを複合化させたもの等が挙げられる。
正極用バインダーは正極活物質同士を結合すると共に、正極活物質層14と正極用集電体12とを結合している。バインダーは、上述の結合が可能なものであればよく、例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素樹脂や、セルロース、スチレン・ブタジエンゴム、エチレン・プロピレンゴム、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂等を用いてもよい。また、バインダーとして電子伝導性の導電性高分子やイオン伝導性の導電性高分子を用いてもよい。電子伝導性の導電性高分子としては、例えば、ポリアセチレン、ポリチオフェン、ポリアニリン等が挙げられる。イオン伝導性の導電性高分子としては、例えば、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド等のポリエーテル系高分子化合物と、LiClO4、LiBF4、LiPF6等のリチウム塩とを複合化させたもの等が挙げられる。
正極活物質層14中のバインダーの含有量は特に限定されないが、添加する場合には正極活物質100質量部に対して0.5〜5質量部であることが好ましい。
(正極用導電助剤)
正極用導電助剤としては、正極活物質層14の導電性を良好にするものであれば特に限定されず、公知の導電助剤を使用できる。例えば、黒鉛、カーボンブラック等の炭素系材料や、銅、ニッケル、ステンレス、鉄等の金属微粉、ITO等の導電性酸化物が挙げられる。
正極用導電助剤としては、正極活物質層14の導電性を良好にするものであれば特に限定されず、公知の導電助剤を使用できる。例えば、黒鉛、カーボンブラック等の炭素系材料や、銅、ニッケル、ステンレス、鉄等の金属微粉、ITO等の導電性酸化物が挙げられる。
<負極>
(負極集電体)
負極集電体22は、導電性の板材であればよく、例えば、銅等の金属薄板(金属箔)を用いることができる。
(負極集電体)
負極集電体22は、導電性の板材であればよく、例えば、銅等の金属薄板(金属箔)を用いることができる。
(負極活物質層)
負極活物質層24は、負極活物質、負極用バインダー、および負極用導電助剤から主に構成されるものである。
負極活物質層24は、負極活物質、負極用バインダー、および負極用導電助剤から主に構成されるものである。
(負極活物質)
負極活物質としては、リチウムイオンの吸蔵及び放出、リチウムイオンの脱離及び挿入(インターカレーション)を可逆的に進行させることが可能であれば特に限定されず、公知の電極活物質を使用できる。例えば、グラファイト、ハードカーボン等の炭素系材料、酸化シリコン(SiOx)、金属シリコン(Si)等の珪素系材料、チタン酸リチウム(LTO)等の金属酸化物、リチウム、スズ、亜鉛等の金属材料が挙げられる。
負極活物質としては、リチウムイオンの吸蔵及び放出、リチウムイオンの脱離及び挿入(インターカレーション)を可逆的に進行させることが可能であれば特に限定されず、公知の電極活物質を使用できる。例えば、グラファイト、ハードカーボン等の炭素系材料、酸化シリコン(SiOx)、金属シリコン(Si)等の珪素系材料、チタン酸リチウム(LTO)等の金属酸化物、リチウム、スズ、亜鉛等の金属材料が挙げられる。
負極活物質として金属材料を用いない場合、負極活物質層24は更に、負極用バインダーおよび負極用導電助剤を含んでいてもよい。
(負極用バインダー)
負極用バインダーとしては特に限定は無く、上記で記載した正極用バインダーと同様のものを用いることができる。
負極用バインダーとしては特に限定は無く、上記で記載した正極用バインダーと同様のものを用いることができる。
(負極用導電助剤)
負極用導電助剤としては特に限定は無く、上記で記載した正極用導電助剤と同様のものを用いることができる。
負極用導電助剤としては特に限定は無く、上記で記載した正極用導電助剤と同様のものを用いることができる。
<電解液>
本実施形態に係る電解液は、溶媒が二座配位子溶媒のみからなり、支持塩の濃度が3.0mol/L以上であるものである。
本実施形態に係る電解液は、溶媒が二座配位子溶媒のみからなり、支持塩の濃度が3.0mol/L以上であるものである。
これによれば、電解液溶媒が二座配位子溶媒のみから選択される場合、二座配位子溶媒のキレーションによるエントロピー効果によって溶媒和リチウムイオンが安定化する。このため、電池の放電時に、負極内のリチウムイオンが速やかに溶媒和されるため、レート特性が改善する。
上記二座配位子溶媒としては、一般に用いられている溶媒であれば特に限定はなく、ジエステル、ジアミン、ジエーテル等を用いることが出来る。更に、これらの二座配位子溶媒は任意の割合で混合して用いることが出来る。
上記二座配位子溶媒の中でも、特にジカルボン酸ジエステルであることが好ましく、レート特性がより改善する。
上記支持塩としては、一般にリチウムイオン二次電池で用いられるリチウム塩であれば特に限定は無く、例えば、LiPF6、LiBF4、リチウムビスオキサレートボラート等の無機酸陰イオン塩、LiCF3SO3、(CF3SO2)2NLi、(FSO2)2NLi等の有機酸陰イオン塩等を用いることができる。
上記支持塩の中でも、特にイミド塩を含むことが好ましく、リチウムビス(フルオロスルホニル)イミド、リチウムビス(トリフルオロメチルスルホニル)イミドまたはリチウムビス(ペンタフルオロエタンスルホニル)イミドから選ばれる少なくとも一種を含むことがより好ましい。これにより、レート特性がより改善する。
以上、本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
以下、実施例及び比較例に基づいて本発明をより具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
(正極の作製)
リチウムニッケル化合物としてLi(Ni0.80Co0.15Al0.05)O285質量部、カーボンブラック5質量部、PVDF10質量部をN−メチル−2−ピロリドン(NMP)に分散させ、正極活物質層形成用のスラリーを調整した。このスラリーを、厚さ20μmのアルミ金属箔の一面に、正極活物質の塗布量が9.0mg/cm2となるように塗布し、100℃で乾燥することで正極活物質層を形成した。その後、ローラープレスによって加圧成形し、正極を作製した。
(正極の作製)
リチウムニッケル化合物としてLi(Ni0.80Co0.15Al0.05)O285質量部、カーボンブラック5質量部、PVDF10質量部をN−メチル−2−ピロリドン(NMP)に分散させ、正極活物質層形成用のスラリーを調整した。このスラリーを、厚さ20μmのアルミ金属箔の一面に、正極活物質の塗布量が9.0mg/cm2となるように塗布し、100℃で乾燥することで正極活物質層を形成した。その後、ローラープレスによって加圧成形し、正極を作製した。
(負極の作製)
天然黒鉛90質量部、カーボンブラック5質量部、PVDF5質量部をN−メチル−2−ピロリドン(NMP)に分散させ、負極活物質層形成用のスラリーを調整した。上記スラリーを、厚さ20μmの銅箔の一面に、負極活物質の塗布量が6.0mg/cm2となるように塗布し、100℃で乾燥することで負極活物質層を形成した。その後、ローラープレスによって加圧成形し、負極を作製した。
天然黒鉛90質量部、カーボンブラック5質量部、PVDF5質量部をN−メチル−2−ピロリドン(NMP)に分散させ、負極活物質層形成用のスラリーを調整した。上記スラリーを、厚さ20μmの銅箔の一面に、負極活物質の塗布量が6.0mg/cm2となるように塗布し、100℃で乾燥することで負極活物質層を形成した。その後、ローラープレスによって加圧成形し、負極を作製した。
(電解液の作製)
溶媒としてシュウ酸ジエチルを用い、これに支持塩として3.0mol/Lの濃度となるようにリチウムビス(トリフルオロメチルスルホニル)イミドを溶解させ、電解液を作製した。
溶媒としてシュウ酸ジエチルを用い、これに支持塩として3.0mol/Lの濃度となるようにリチウムビス(トリフルオロメチルスルホニル)イミドを溶解させ、電解液を作製した。
(評価用リチウムイオン二次電池の作製)
上記で作製した正極および負極と、それらの間にポリエチレン微多孔膜からなるセパレータを挟んでアルミラミネートパックに入れた。このアルミラミネートパックに、上記で作製した電解液を注入した後、真空シールし、評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
上記で作製した正極および負極と、それらの間にポリエチレン微多孔膜からなるセパレータを挟んでアルミラミネートパックに入れた。このアルミラミネートパックに、上記で作製した電解液を注入した後、真空シールし、評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
(3Cレート特性の測定)
上記で作製した評価用リチウムイオン二次電池について、二次電池充放電試験装置(北斗電工株式会社製)を用い、充電レート0.2C(25℃で定電流充電を行ったときに5時間で充電終了となる電流値)の定電流充電で、電池電圧が4.2Vとなるまで充電を行った後、放電レート0.2Cの定電流放電で、電池電圧が2.8Vとなるまで放電を行い、初回放電容量C1を求めた。続いて、充電レート1C(25℃で定電流充電を行ったときに1時間で充電終了となる電流値)の定電流充電で、電池電圧が4.2Vとなるまで充電を行った後、放電レート3C(25℃で定電流充電を行ったときに20分で充電終了となる電流値)の定電流放電で、電池電圧が2.8Vとなるまで放電を行い、3C放電容量C2を求めた。
上記で作製した評価用リチウムイオン二次電池について、二次電池充放電試験装置(北斗電工株式会社製)を用い、充電レート0.2C(25℃で定電流充電を行ったときに5時間で充電終了となる電流値)の定電流充電で、電池電圧が4.2Vとなるまで充電を行った後、放電レート0.2Cの定電流放電で、電池電圧が2.8Vとなるまで放電を行い、初回放電容量C1を求めた。続いて、充電レート1C(25℃で定電流充電を行ったときに1時間で充電終了となる電流値)の定電流充電で、電池電圧が4.2Vとなるまで充電を行った後、放電レート3C(25℃で定電流充電を行ったときに20分で充電終了となる電流値)の定電流放電で、電池電圧が2.8Vとなるまで放電を行い、3C放電容量C2を求めた。
上記で求めた初回放電容量C1および3C放電容量C2から、下式に従い、3Cレート特性を求めた。得られた結果を表1に示す。
3Cレート特性[%]=C2/C1×100
3Cレート特性[%]=C2/C1×100
[実施例2]
電解液の作製で用いた溶媒を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例2の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
電解液の作製で用いた溶媒を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例2の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
[実施例3]
電解液の作製で用いた溶媒を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例3の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
電解液の作製で用いた溶媒を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例3の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
[実施例4]
電解液の作製で用いた溶媒を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例4の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
電解液の作製で用いた溶媒を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例4の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
[実施例5]
電解液の作製で用いた溶媒を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例5の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
電解液の作製で用いた溶媒を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例5の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
[実施例6]
電解液の作製で用いた溶媒を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例6の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
電解液の作製で用いた溶媒を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例6の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
[実施例7]
電解液の作製で用いた溶媒を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例7の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
電解液の作製で用いた溶媒を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例7の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
[実施例8]
電解液の作製で用いた溶媒を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例8の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
電解液の作製で用いた溶媒を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例8の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
[実施例9]
電解液の作製で用いた溶媒を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例9の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
電解液の作製で用いた溶媒を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例9の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
[実施例10]
電解液の作製で用いた溶媒を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例10の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
電解液の作製で用いた溶媒を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例10の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
[実施例11]
電解液の作製で用いた溶媒を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例11の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
電解液の作製で用いた溶媒を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例11の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
[実施例12]
電解液の作製で用いた支持塩の濃度を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例12の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
電解液の作製で用いた支持塩の濃度を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例12の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
[実施例13]
電解液の作製で用いた支持塩の濃度を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例13の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
電解液の作製で用いた支持塩の濃度を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例13の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
[実施例14]
電解液の作製で用いた支持塩の種類および濃度を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例14の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。ここで、表中、LiFSAはリチウムビス(フルオロスルホニル)イミドのことを示す。
電解液の作製で用いた支持塩の種類および濃度を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例14の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。ここで、表中、LiFSAはリチウムビス(フルオロスルホニル)イミドのことを示す。
[実施例15]
電解液の作製で用いた支持塩の種類および濃度を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例15の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
電解液の作製で用いた支持塩の種類および濃度を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例15の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
[実施例16]
電解液の作製で用いた支持塩の種類および濃度を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例16の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。ここで、表中、LiBETIはリチウムビス(ペンタフルオロエタンスルホニル)イミドのことを示す。
電解液の作製で用いた支持塩の種類および濃度を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例16の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。ここで、表中、LiBETIはリチウムビス(ペンタフルオロエタンスルホニル)イミドのことを示す。
[実施例17]
電解液の作製で用いた支持塩の種類および濃度を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例17の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。ここで、表中、LiBF4は四フッ化ホウ酸リチウムのことを示す。
電解液の作製で用いた支持塩の種類および濃度を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、実施例17の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。ここで、表中、LiBF4は四フッ化ホウ酸リチウムのことを示す。
[比較例1]
電解液の作製で用いた支持塩の濃度を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、比較例1の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
電解液の作製で用いた支持塩の濃度を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、比較例1の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
[比較例2]
電解液の作製で用いた溶媒を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、比較例2の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
電解液の作製で用いた溶媒を、表1に示した通りに変更した以外は実施例1と同様として、比較例2の評価用リチウムイオン二次電池を作製した。
実施例2〜17、および比較例1〜2で作製した評価用リチウムイオン二次電池について、実施例1と同様に、3Cレート特性の測定を行った。結果を表1に示す。
実施例1〜17はいずれも、支持塩濃度を最適化しなかった比較例1、および溶媒種類を最適化しなかった比較例2に対し、3Cレート維持率が改善しており、レート特性が改善した。
実施例11の結果から、溶媒としてカルボン酸ジエステルを用いることで、レート特性がより改善することが確認された。
実施例12〜17の結果より、支持塩としてイミド塩を用いることでレート特性がより改善することが確認された。
本発明により、レート特性を改善することが可能なリチウムイオン二次電池が提供される。
10…正極、12…正極集電体、14…正極活物質層、18…セパレータ、20…負極、22…負極集電体、24…負極活物質層、30…積層体、50…ケース、60,62…リード、100…リチウムイオン二次電池。
Claims (5)
- 正極と、負極と、前記正極と前記負極の間に位置するセパレータと、溶媒と支持塩から成る電解液とを備えるリチウムイオン二次電池であって、
前記溶媒が二座配位子溶媒のみからなり、
前記電解液における前記支持塩の濃度が3.0mol/L以上であることを特徴とするリチウムイオン二次電池。 - 前記二座配位子溶媒が、ジカルボン酸ジエステルであることを特徴とする請求項1に記載のリチウムイオン二次電池。
- 前記ジカルボン酸ジエステルが、シュウ酸ジエステル、マロン酸ジエステル、コハク酸ジエステルから選ばれる少なくとも一種を含むことを特徴とする請求項2に記載のリチウムイオン二次電池。
- 前記支持塩が、イミド塩であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のリチウムイオン二次電池。
- 前記支持塩が、リチウムビス(フルオロスルホニル)イミド、リチウムビス(トリフルオロメチルスルホニル)イミドまたはリチウムビス(ペンタフルオロエタンスルホニル)イミドから選ばれる少なくとも一種を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のリチウムイオン二次電池。
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