JP2019158583A - 通信システム、通信方法、電子時計および通信機器 - Google Patents

通信システム、通信方法、電子時計および通信機器 Download PDF

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Abstract

【課題】ペアリング不要で簡便に電子時計と通信機器との通信接続を行うことができる通信システム、通信方法、電子時計および通信機器を提供する。【解決手段】電子時計11と通信機器12とを備える通信システムであって、電子時計通信部11Aが通信機器12との通信接続を求めると、通信機器制御部12Cは、通信機器記憶部12Bが記憶している接続許可リストに電子時計11が含まれるか否かの照合を行い、電子時計11が接続許可リストに含まれる場合に、通信機器通信部12Aは、電子時計11との通信接続の確立を行い、電子時計11に少なくとも時刻データを送るデータ通信を行い、電子時計11が接続許可リストに含まれない場合に、通信機器通信部12Aは、電子時計11との通信接続の確立を行わない。【選択図】図1

Description

本発明は、通信システム、通信方法、電子時計および通信機器に関する。
従来より、スマートフォンなどの通信機器(以下、「通信機器」と称する。)と通信を行う通信機能付きの電子時計(以下、「時計」と称する。)が存在する。例えば、通信機器と時計とがBluetooth(登録商標)を用いて接続し通信する場合、通信機器と時計とのペアリングが行われ、通信機器と時計との間で通信をすることが一般的である。ペアリングにおいては、通信機器、および時計の双方に互いの情報が格納される。その為、ペアリング状態を解消するには、通信機器、時計双方に格納されているペアリング情報を消す必要がある。その為、誤って一方に保存されているペアリング情報だけが消され、もう一方に保存されているペアリング情報が残ってしまった場合、接続を行う事ができなくなる。また接続ができないだけでなく、ペアリング情報が消去されていない機器側は、残っているペアリング情報に基づいて通信を行おうとしてしまうため、新たな接続の確立もできない状態になってしまう。このためユーザーはなぜ接続できないのかわからず、機器に不信感を抱いてしまうと言った課題がある。そこで、単にペアリングをなくすことも考えられる。この場合に、例えば時刻データなどを、定期的に人が注視していない状態で交換する目的に使用したとすると、期待するサービスのUUID(Universally Unique Identifier)もしくは期待する機器名もしくはその両方をアドバタイズしている時計を見境なく接続してしまうこととなり、例えば、意図しない相手と接続されるおそれがある。
特許文献1では、『データ通信を許可または禁止する相手局の識別情報リストを編集/登録する手段と、識別情報リストに基づきデータ通信における着信を許可または禁止する制御手段を有する、情報処理装置』が考案されている。ここでは、電話番号をリストに登録することで機能を実現している。しかしながら、時計との組み合わせで、この技術を使おうとした場合、時計の識別番号に当たる番号はBluetoothアドレスなどであり、使用者は通常認識することができず、リストへの登録が困難である。特にアナログ表示の時計では、指針のみが表示手段であるため、時計の識別番号を表示する事が困難となりうる。
特許文献2では、『デバイスの識別情報を取得し、その識別情報が接続を確立したことがない識別情報である場合、接続を確立する旨を確認する画面表示を行う』技術が、考案されている。しかしながら、この技術が近距離無線通信に適用される場合、近接通信よりも接続対象の時計が多くなるため、期待するサービスUUIDを用いて、まず接続すべき時計かどうかを判断する場合、同じサービスUUIDを持っている時計が接続を求めてくるたびに、接続を確立するか否かを尋ねられることとなり、利便性を損ないうる。
特許文献3では、『外部装置のアプリケーションの識別情報を電子時計側に通知、電子時計の識別信号を外部装置のアプリケーションに登録し、互いに、通信する相手を保持し、通信相手を選別する方法』が考案されている。しかしながら、この方式では、ペアリングと同様で、互いに識別情報を持つことになり、特定条件では片側の識別情報が欠落してしまうと、新たな接続の確立が困難となりうる。
また、時計は概してボタンが少なく、押し続け時間の差などを用いて多様な機能を実現させるのが一般的である。
特許文献4では、ボタンの押し続け時間の差を用いて、『ボタンを一定時間押し続けると基本時計モードになり、更に押し続けると電磁波手段の動作可否状態を切り替える』技術が考案されている。しかしながら、ここでは、接続の許可状態と接続の禁止状態を切り替えるため、現在が禁止された状態であるか、あるいは、許可された状態であるか、を正しく知らない場合、誤ってすでに禁止の状態であるにも関わらず、禁止状態にする操作を行うと、誤って許可されてしまうおそれがある。その為、現在の許可・禁止の状態を示す表示が必要となってしまい、例えば、サイズ、コストにおいて不利となりうる。
特開平5−14488号公報 特開2011−204246号公報 特開2017−126951号公報 特開2015−184236号公報
上述した問題点に鑑み、本発明は、ペアリング不要で簡便に電子時計と通信機器との通信接続を行うことができる通信システム、通信方法、電子時計および通信機器を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る通信システムは、電子時計と通信機器とを備える通信システムであって、前記電子時計は、前記通信機器との通信を行う電子時計通信部と、前記電子時計通信部を制御する電子時計制御部とを備え、前記通信機器は、前記電子時計との通信を行う通信機器通信部と、接続許可リストを記憶する通信機器記憶部と、前記通信機器通信部を制御する通信機器制御部とを備え、前記電子時計通信部が前記通信機器との通信接続を求めると、前記通信機器制御部は、前記通信機器記憶部が記憶している前記接続許可リストに前記電子時計が含まれるか否かの照合を行い、前記電子時計が前記接続許可リストに含まれる場合に、前記通信機器通信部は、前記電子時計との通信接続の確立を行い、前記電子時計に少なくとも時刻データを送るデータ通信を行い、前記電子時計が前記接続許可リストに含まれない場合に、前記通信機器通信部は、前記電子時計との通信接続の確立を行わない。
本発明の一態様に係る通信システムでは、前記通信機器は、前記接続許可リストに対する追加を行う接続許可リスト追加状態を有し、前記通信機器は、前記通信システムの使用者による操作を受け付ける通信機器操作部を備え、前記通信機器が前記接続許可リスト追加状態である場合に、前記通信機器制御部は、前記接続許可リストに含まれない他の電子時計を含む電子時計の探索を行い、前記通信機器操作部は、探索により発見された前記電子時計を前記接続許可リストに追加するか否かの前記使用者による選択操作を受け付け、前記通信機器が前記接続許可リスト追加状態ではない場合に、前記通信機器制御部は、前記他の電子時計の探索を行わず、前記通信機器操作部は、前記選択操作を受け付けなくてもよい。
本発明の一態様に係る通信システムでは、前記電子時計は、前記通信システムの使用者による操作を受け付けるボタン状の電子時計操作部を備え、前記電子時計は、前記電子時計操作部が長押しされることによって、前記通信機器との通信接続許可を求める時刻同期開始ガイド状態になり、前記電子時計が前記時刻同期開始ガイド状態である場合に前記電子時計操作部が離されると、前記電子時計通信部は、前記通信機器との強制通信を開始し、前記通信機器に対して接続要求信号を発信し、前記通信機器との通信接続の確立を要求し、前記電子時計と前記通信機器との間の通信接続が確立されると、前記電子時計と前記通信機器との間で定期的な自動通信が行われる状態になってもよい。
本発明の一態様に係る通信システムでは、前記電子時計が前記時刻同期開始ガイド状態である場合に、前記電子時計操作部が更に長押しされると、前記電子時計制御部は、前記定期的な自動通信が行われる状態を解除してもよい。
本発明の一態様に係る通信システムでは、前記電子時計が定期的な自動通信が行われる状態である場合に、前記電子時計通信部は、前記通信システムの使用者の操作によることなく自動で定期的に前記通信機器に対して通信接続の確立を要求し、前記通信機器は、前記電子時計通信部による通信接続の確立要求を検知すると、前記接続許可リストに前記電子時計が含まれるか否かの照合を行い、前記電子時計が前記接続許可リストに含まれる場合に、前記通信機器通信部は、前記電子時計との通信接続を許可し、前記電子時計との通信接続を自動的に行い、前記電子時計に少なくとも時刻データを送信し、前記電子時計が前記接続許可リストに含まれない場合に、前記通信機器通信部は、前記電子時計との通信接続の確立を行わなくてもよい。
本発明の一態様に係る通信システムでは、前記電子時計制御部は、前記時刻データに含まれる特定のコマンドが前記通信機器から送信されるか否かに基づいて前記電子時計の動作を決定してもよい。
本発明の一態様に係る通信システムでは、前記通信機器操作部は、前記接続許可リストに登録されている電子時計の情報を消去する機能を有してもよい。
本発明の一態様に係る通信システムでは、前記電子時計通信部が前記通信システムの使用者の操作によることなく自動で定期的に前記通信機器に対して通信接続の確立を要求する状態であっても、前記電子時計操作部が長押しされることによって、前記電子時計が前記時刻同期開始ガイド状態になると、前記電子時計通信部は、前記時刻同期開始ガイド状態になった時点から、強制通信が開始された時点と通信接続が確立された時点とを経て、通信接続確立後に時刻データを受信した時点まで、の期間に含まれる時点を起点として、自動で定期的に前記通信機器に対して通信接続の確立を要求する状態になってもよい。
本発明の一態様に係る通信システムでは、前記電子時計通信部は、前記時刻同期開始ガイド状態において前記通信機器に対して通信接続の確立を要求する場合と、前記通信システムの使用者の操作によることなく自動で定期的に前記通信機器に対して通信接続の確立を要求する場合とで、異なる接続要求信号を送信し、前記通信機器は、前記接続許可リストに含まれていない他の電子時計のうち、自動で定期的に通信接続の確立を要求している他の電子時計を前記接続許可リストに追加せず、強制通信が開始した状態において通信接続の確立を要求している他の電子時計を前記接続許可リストに追加してもよい。
本発明の一態様に係る通信システムでは、前記通信機器制御部は、前記通信機器との通信接続の確立が一定期間以上行われていない前記電子時計を、前記通信システムの使用者の操作によることなく自動で前記接続許可リストから消去してもよい。
本発明の一態様に係る通信システムは、前記通信機器は、受信信号強度を検出する受信信号強度検出部を備え、前記通信機器に対して通信接続を求める前記他の電子時計の受信信号強度が一定値以上である場合に、前記通信機器操作部は、前記他の電子時計を前記接続許可リストに追加するか否かの前記使用者による選択操作を受け付けてもよい。
本発明の一態様に係る通信方法は、電子時計と通信機器とによる通信方法であって、前記電子時計は、前記通信機器との通信を行う電子時計通信部と、前記電子時計通信部を制御する電子時計制御部とを備え、前記通信機器は、前記電子時計との通信を行う通信機器通信部と、接続許可リストを記憶する通信機器記憶部と、前記通信機器通信部を制御する通信機器制御部とを備え、前記電子時計通信部が前記通信機器との通信接続を求めると、前記通信機器制御部が、前記通信機器記憶部が記憶している前記接続許可リストに前記電子時計が含まれるか否かの照合を行う第1ステップと、前記電子時計が前記接続許可リストに含まれる場合に、前記通信機器通信部が、前記電子時計との通信接続の確立を行い、前記電子時計に少なくとも時刻データを送るデータ通信を行う第2ステップと、前記電子時計が前記接続許可リストに含まれない場合に、前記通信機器通信部が、前記電子時計との通信接続の確立を行わない第3ステップとを備える。
本発明の一態様に係る電子時計は、通信機器との間で通信を行う電子時計であって、前記電子時計は、前記通信機器との通信を行う電子時計通信部と、前記電子時計通信部を制御する電子時計制御部とを備え、前記通信機器は、前記電子時計との通信を行う通信機器通信部と、接続許可リストを記憶する通信機器記憶部と、前記通信機器通信部を制御する通信機器制御部とを備え、前記電子時計通信部が前記通信機器との通信接続を求めると、前記通信機器制御部は、前記通信機器記憶部が記憶している前記接続許可リストに前記電子時計が含まれるか否かの照合を行い、前記電子時計が前記接続許可リストに含まれる場合に、前記通信機器通信部は、前記電子時計との通信接続の確立を行い、前記電子時計に少なくとも時刻データを送るデータ通信を行い、前記電子時計が前記接続許可リストに含まれない場合に、前記通信機器通信部は、前記電子時計との通信接続の確立を行わない。
本発明の一態様に係る通信機器は、電子時計との間で通信を行う通信機器であって、前記電子時計は、前記通信機器との通信を行う電子時計通信部と、前記電子時計通信部を制御する電子時計制御部とを備え、前記通信機器は、前記電子時計との通信を行う通信機器通信部と、接続許可リストを記憶する通信機器記憶部と、前記通信機器通信部を制御する通信機器制御部とを備え、前記電子時計通信部が前記通信機器との通信接続を求めると、前記通信機器制御部は、前記通信機器記憶部が記憶している前記接続許可リストに前記電子時計が含まれるか否かの照合を行い、前記電子時計が前記接続許可リストに含まれる場合に、前記通信機器通信部は、前記電子時計との通信接続の確立を行い、前記電子時計に少なくとも時刻データを送るデータ通信を行い、前記電子時計が前記接続許可リストに含まれない場合に、前記通信機器通信部は、前記電子時計との通信接続の確立を行わない。
本発明によれば、ペアリング不要で簡便に電子時計と通信機器との通信接続を行うことができる通信システム、通信方法、電子時計および通信機器を提供することができる。
第1実施形態の通信システムの概略構成等を示す図である。 第1状態Aから第2状態Bの状態B1への電子時計の状態の遷移を説明するための図である。 第1状態Aから第2状態Bの状態B2への電子時計の状態の遷移を説明するための図である。 第1状態Aから第2状態Bの状態B3への電子時計の状態の遷移を説明するための図である。 電子時計の状態が第1状態Aから第3状態Cに遷移する第1の場合の一例を説明するための図である。 図5に示す場合における電子時計と通信機器との通信の一例を説明するための図である。 電子時計の状態が第1状態Aから第3状態Cに遷移する第2の場合の一例を説明するための図である。 図7に示す場合における電子時計と通信機器との通信の一例を説明するための図である。 電子時計の状態が第1状態Aから第3状態Cに遷移する第3の場合の一例を説明するための図である。 第1実施形態の通信システムにおいて実行される主要な処理の一例を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の通信システム、通信方法、電子時計および通信機器の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態の通信システム1の概略構成等を示す図である。詳細には、図1(A)は第1実施形態の通信システム1の概略構成の一例を示す図である。図1(B)は通信システム1の一部を構成する電子時計11の状態の遷移を説明するための図である。
図1(A)に示す例では、通信システム1が、電子時計11と、通信機器12とを備えている。電子時計11は、一例として、アナログ表示によって時刻を表示する時計として説明する。電子時計11は、指針がないデジタル時計であってもよく、アナログとデジタルとを両方備える、いわゆるコンビネーションクォーツ時計であってもよい。電子時計11は、通信部11Aと、制御部11Bと、操作部11Cと、表示部11Dと、記憶部11Eとを備えている。通信部11Aは、例えばBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信によって通信機器12との通信を行う。制御部11Bは、通信部11Aなどの制御を行う。操作部11Cは、通信システム1の使用者(詳細には、例えば電子時計11の装着者)による操作を受け付ける。操作部11Cは、例えばボタン状に構成され、通信システム1の使用者による押し下げ操作を受け付ける。表示部11Dは、文字板11D1と、指針11D2とを備えている。表示部11Dは、文字板11D1と指針11D2とによって時刻を表示する。記憶部11Eは、各種の操作に必要な操作部11Cの押し下げ操作時間、自動時刻同期が行われる時間間隔などを記憶する。
通信機器12は、例えばスマートフォン、携帯電話端末、タブレット端末などである。通信機器12は、通信部12Aと、記憶部12Bと、制御部12Cと、操作部12Dと、受信信号強度検出部12Eとを備えている。通信部12Aは、電子時計11との通信を行う。また、通信部12Aは、後述する時刻データを取得する。記憶部12Bは、後述する接続許可リストなどを記憶する。制御部12Cは、通信部12Aなどの制御を行う。操作部12Dは、通信システム1の使用者(詳細には、例えば通信機器12の携帯者)による操作を受け付ける。受信信号強度検出部12Eは、通信部12Aが受信する信号の強度である受信信号強度を検出する。受信信号強度検出部12Eは、例えば電子時計11の通信部11Aが送信し、通信部12Aが受信する信号の強度を検出する。
図1(A)に示す例では、通信機器12の通信部12Aは、現在時刻のデータである時刻データを取得する機能を有する。通信部12Aは、例えば、インターネット上の時刻サーバにアクセスすることによって時刻データを取得する。
他の例では、通信部12Aが、GPS(Global Positioning System)を用いることによって時刻データを取得したり、基地局からの制御信号を受信することによって時刻データを取得したりしてもよい。
図1(A)に示す例では、電子時計11は、通信機器12が取得した時刻データを受信し、その時刻データに基づき、文字板11D1と指針11D2とによって表示される時刻を修正する機能を有する。詳細には、電子時計11は、例えば24時間毎のような一定時間間隔で、通信機器12から時刻データを受信し、時刻の修正を行うモード(自動時刻同期設定ONモード)と、通信機器12から時刻データを受信せず、時刻の修正を行わないモード(自動時刻同期設定OFFモード)とを備えている。
図1(B)に示す例では、電子時計11が、第1状態Aと第2状態Bと第3状態Cとを有し、それらの状態の間で遷移する。
第1状態Aは、電子時計11が時刻を表示する通常状態である。通常状態(第1状態A)には、自動時刻同期ON状態A1と、自動時刻同期OFF状態A2とが含まれる。つまり、電子時計11は、通常状態(第1状態A)になる場合に、自動時刻同期ON状態A1および自動時刻同期OFF状態A2のいずれかの状態になる。
第2状態Bは、電子時計11の自動時刻同期設定が、ONに設定されているか、あるいは、OFFに設定されているかを表示する状態である。第2状態Bでは、前回の時刻同期が正常に行われた(OK)か、前回の時刻同期が正常に行われなかった(NG)かも表示される。第2状態Bには、状態B1と、状態B2と、状態B3とが含まれる。
状態B1は、電子時計11の自動時刻同期設定がONに設定されている旨が表示される状態であって、前回の時刻同期が正常に行われた(OK)旨が表示される状態である。
状態B2は、電子時計11の自動時刻同期設定がONに設定されている旨が表示される状態であって、前回の時刻同期が正常に行われなかった(NG)か、あるいは、前回の時刻同期の成功から24時間以上が経過している旨が表示される状態である。
状態B3は、電子時計11の自動時刻同期設定がOFFに設定されている旨が表示される状態である。
通信システム1の使用者(詳細には、例えば電子時計11の装着者)によって、通常状態(第1状態A)の電子時計11の操作部11Cが押し下げられ、例えば2秒以内に操作部11Cが離されると、電子時計11の状態が、第1状態Aから、第2状態Bの状態B1、B2またはB3に遷移する。
図2〜図4は第1状態Aから第2状態Bへの電子時計11の状態の遷移を説明するための図である。詳細には、図2は第1状態Aから第2状態Bの状態B1への電子時計11の状態の遷移を説明するための図である。図3は第1状態Aから第2状態Bの状態B2への電子時計11の状態の遷移を説明するための図である。図4は第1状態Aから第2状態Bの状態B3への電子時計11の状態の遷移を説明するための図である。
図1(B)および図2に示すように、電子時計11の装着者によって、通常状態(第1状態A)(詳細には、自動時刻同期ON状態A1)の電子時計11の操作部11Cが押し下げられ、例えば2秒以内に操作部11Cが離されると、電子時計11の状態が、第1状態A(図2(A)参照)から、第2状態Bの状態B1(図2(B)参照)に遷移する。
詳細には、電子時計11の秒針が、現在時刻を指示する位置(第1状態A)から、「2時」を指示する位置(状態B1)に移動する。現在時刻を指示する位置(第1状態A)から「2時」を指示する位置(状態B1)への電子時計11の秒針の移動量が30°未満の場合には、電子時計11の秒針が、現在時刻を指示する位置(第1状態A)から、360°回転した後に「2時」を指示する位置(状態B1)に移動する。
その結果、電子時計11の装着者は、図2(B)に示す電子時計11の表示によって、電子時計11の自動時刻同期設定がONに設定されている旨、および、前回の時刻同期が正常に行われた(OK)旨を把握することができる。
図2(B)に示す電子時計11の表示は、例えば5秒間維持され、次いで、電子時計11の状態が、状態B1(図2(B)参照)から、第1状態A(図2(A)参照)に遷移する。その結果、電子時計11の装着者が、図2(A)に示す電子時計11の表示によって、現在時刻を再び把握できるようになる。
図1(B)および図3に示すように、電子時計11の装着者によって、通常状態(第1状態A)(詳細には、自動時刻同期ON状態A1であって、前回の時刻同期が正常に行われなかった(NG)状態)の電子時計11の操作部11Cが押し下げられ、例えば2秒以内に操作部11Cが離されると、電子時計11の状態が、第1状態A(図3(A)参照)から、第2状態Bの状態B2(図3(B)参照)に遷移する。
詳細には、電子時計11の秒針が、現在時刻を指示する位置(第1状態A)から、図3(B)に示すように360°回転し(状態B2)、即座に現在時刻を指示する位置(第1状態A)に戻る。
その結果、電子時計11の装着者は、図3(B)に示す電子時計11の秒針の動きによって、電子時計11の自動時刻同期設定がONに設定されている旨と、前回の時刻同期が正常に行われなかった(NG)旨、あるいは、前回の時刻同期の成功から24時間以上が経過している旨とを把握することができる。
また、電子時計11の装着者は、図3(A)に示す電子時計11の表示によって、現在時刻を再び把握できるようになる。
図1(B)および図4に示すように、電子時計11の装着者によって、通常状態(第1状態A)(詳細には、自動時刻同期OFF状態A2)の電子時計11の操作部11Cが押し下げられ、例えば2秒以内に操作部11Cが離されると、電子時計11の状態が、第1状態A(図4(A)参照)から、第2状態Bの状態B3(図4(B)参照)に遷移する。
詳細には、電子時計11の秒針が、現在時刻を指示する位置(第1状態A)から、「4時」を指示する位置(状態B3)に移動する。現在時刻を指示する位置(第1状態A)から「4時」を指示する位置(状態B3)への電子時計11の秒針の移動量が30°未満の場合には、電子時計11の秒針が、現在時刻を指示する位置(第1状態A)から、360°回転した後に「4時」を指示する位置(状態B3)に移動する。
その結果、電子時計11の装着者は、図4(B)に示す電子時計11の表示によって、電子時計11の自動時刻同期設定がOFFに設定されている旨を把握することができる。
図4(B)に示す電子時計11の表示は、例えば5秒間維持され、次いで、電子時計11の状態が、状態B3(図4(B)参照)から、第1状態A(図4(A)参照)に遷移する。その結果、電子時計11の装着者が、図4(A)に示す電子時計11の表示によって、現在時刻を再び把握できるようになる。
図1(B)に示す例では、第3状態Cが、電子時計11の時刻同期開始、電子時計11の自動時刻同期のON/OFF設定などが行われる状態である。第3状態Cには、状態C1と、状態C2と、状態C3、状態C4とが含まれる。
状態C1は、電子時計11の時刻同期開始ガイド状態である。
状態C2は、電子時計11の時刻同期が開始される状態である。
状態C3は、電子時計11の時刻同期が成功した旨が表示される状態である。
状態C4は、電子時計11の自動時刻同期設定がOFFに設定される状態である。
通信システム1の使用者(詳細には、例えば電子時計11の装着者)によって、通常状態(第1状態A)の電子時計11の操作部11Cが押し下げられ、例えば2秒よりも長い期間が経過した後に操作部11Cが離されると、電子時計11の状態が、第1状態Aから、第3状態Cに遷移する。
図5は電子時計11の状態が第1状態Aから第3状態Cに遷移する第1の場合の一例を説明するための図である。
図1(B)および図5に示すように、電子時計11の装着者によって、通常状態(第1状態A)(詳細には、自動時刻同期ON状態A1または自動時刻同期OFF状態A2)の電子時計11の操作部11Cが押し下げられ、操作部11Cの押し下げ期間が例えば2秒よりも長くなると(つまり、操作部11Cが長押しされると)、電子時計11の状態が、第1状態A(図5(A)参照)から、第3状態Cの状態(通信機器12との通信接続許可を求める時刻同期開始ガイド状態)C1(図5(B)参照)に遷移する。詳細には、電子時計11の秒針が、現在時刻を指示する位置(第1状態A)から、「2時」を指示する位置(状態C1)に移動する。
次いで、電子時計11の状態が状態C1(図5(B)参照)に遷移してから例えば3秒以内に、操作部11Cが離されると、電子時計11の状態が、第3状態Cの状態C1(図5(B)参照)から状態C2(図5(C)参照)に遷移する。詳細には、電子時計11の秒針が、「2時」を指示する位置(状態C1)から、「12時」を指示する位置(状態C2)に移動する。
上述したように、状態C2では、通信機器12との通信による電子時計11の時刻同期が開始される。
図6は図5に示す場合における電子時計11と通信機器12との通信の一例を説明するための図である。
図6に示す例では、電子時計11の状態が、第3状態Cの状態C1(図5(B)参照)から状態C2(図5(C)参照)に遷移すると、図6(A)および図6(B)に右向き矢印で示すように、電子時計11の通信部11Aが、通信機器12との通信接続を求める接続要求を送信する。詳細には、電子時計11の通信部11Aが、通信機器12に対してアドバタイズ信号(接続要求信号)を発信し、通信機器12との通信接続の確立を要求する。
通信機器12が電子時計11からの接続要求を受信すると、通信機器12の例えば制御部12Cは、記憶部12Bが記憶している接続許可リストに電子時計11が含まれるか否かの照合を行う。
電子時計11が接続許可リストに含まれる場合、詳細には、電子時計11のBluetoothアドレス、OS(Operating System)が指定したUUID(Universally Unique Identifier)などが接続許可リストに含まれる場合、図6(A)および図6(B)に双方向矢印で示すように、通信機器12の通信部12Aは、電子時計11との通信接続の確立を行う。次いで、図6(A)および図6(B)に左向き矢印で示すように、電子時計11に少なくとも時刻データを送るデータ通信を行う。つまり、通信機器12との通信による電子時計11の時刻同期が成功する。
また、電子時計11の制御部11Bは、時刻データに含まれる特定のコマンドが通信機器12から送信されるか否かに基づいて電子時計11の動作を決定する。例えば、時刻データに含まれる特定のコマンドが通信機器12から送信される場合に、電子時計11は時刻の修正を行う。時刻データに含まれる特定のコマンドが通信機器12から送信されない場合に、電子時計11は時刻の修正を行わない。このように構成することにより、仮に電子時計11が誤った機器(通信機器12以外の機器)と接続されてしまった場合に誤動作してしまうおそれ(例えば、誤って時刻の修正を行ってしまうおそれ)を抑制することができる。
電子時計11が接続許可リストに含まれない場合、通信機器12の通信部12Aは、電子時計11との通信接続の確立を行わない。
電子時計11が接続許可リストに含まれない場合に、通信機器12の通信部12Aが、電子時計11との通信接続の確立を行うこともできる。通信部12Aが電子時計11との通信接続の確立を行う場合、通信機器12は、電子時計11を接続許可リストに追加する。詳細には、通信機器12は、図6(B)に示すような、接続許可リストに対する追加を行う接続許可リスト追加状態を有する。
電子時計11が接続許可リストに含まれない場合であって、通信機器12が接続許可リスト追加状態である場合に、通信機器12は、図6(B)に示すように、例えば「接続許可リストへ追加する時計を探索しますか?」の旨の表示を、通信システム1の使用者(詳細には、通信機器12の携帯者)に対して行う。
通信システム1の使用者がYESの選択をした場合、通信機器12の例えば制御部12Cは、接続許可リストに含まれない他の電子時計(図6に示す例では、電子時計11)を含む電子時計の探索を行う。
通信機器12が他の電子時計としての電子時計11を検出した場合、通信機器12の操作部12Dは、通信機器12に対して通信接続を求める他の電子時計(探索により発見された電子時計)(図6に示す例では、電子時計11)を接続許可リストに追加するか否かの通信システム1の使用者による選択操作を受け付ける。
詳細には、通信機器12が電子時計11を検出した場合、通信機器12は、図6(C)に示すように、例えば「時計XXX(図6に示す例では、電子時計11)を検出しました。接続許可リストへ追加しますか?」の旨の表示を、通信システム1の使用者(詳細には、通信機器12の携帯者)に対して行う。
通信システム1の使用者がYESの選択をした場合、つまり、通信システム1の使用者が、電子時計11を接続許可リストに追加する旨の選択をした場合、通信機器12は電子時計11を接続許可リストに追加する。
通信機器12が電子時計11を接続許可リストに追加した場合、通信機器12の通信部12Aは、図6(A)および図6(B)に双方向矢印で示すように、電子時計11との通信接続の確立を行う。また、通信部12Aは、図6(A)および図6(B)に左向き矢印で示すように、電子時計11に少なくとも時刻データを送るデータ通信を行う。
一方、通信システム1の使用者がNOの選択をした場合、つまり、通信システム1の使用者が、電子時計11を接続許可リストに追加しない旨の選択をした場合、通信機器12は電子時計11を接続許可リストに追加しない。
通信機器12が、図6(B)に示す接続許可リスト追加状態ではない場合に、通信機器12の例えば制御部12Cは、他の電子時計(図6に示す例では、電子時計11)の探索を行わない。また、通信機器12の操作部12Dは、通信システム1の使用者による選択操作を受け付けない。つまり、通信機器12は、図6(B)および図6(C)に示すような表示を行わない。
図6に示す例では、上述したように、通信機器12の操作部12Dは、電子時計11を接続許可リストに追加するか否かの通信システム1の使用者による選択操作を受け付ける。
他の例では、通信機器12の操作部12Dが、接続許可リストを一括消去する機能(つまり、接続許可リストに登録されている電子時計の情報を消去する機能)を有してもよい。この例では、通信機器12が、接続許可リストを一括消去するか否かの通信システム1の使用者による選択操作を受け付けるモードを備えている。なお、当該機能は、一括消去する場合と、部分的に消去する場合とを含むことができる。
図5の説明に戻り、通信機器12との通信による電子時計11の時刻同期が成功すると、電子時計11の状態が、第3状態Cの状態C2(図5(C)参照)から状態C3(図5(D)参照)に遷移する。詳細には、電子時計11の秒針が、「12時」を指示する位置(状態C2)から、「2時」を指示する位置(状態C3)に移動する。
その結果、電子時計11の装着者は、図5(D)に示す電子時計11の表示によって、通信機器12との通信による電子時計11の時刻同期が成功した旨を把握することができる。
図5(D)に示す電子時計11の表示は、例えば5秒間維持され、次いで、電子時計11の状態が、状態C3(図5(D)参照)から、第1状態A(図5(A)参照)に遷移する。電子時計11は、通信機器12から受信した時刻データに基づき、文字板11D1と指針11D2とによって表示される時刻を修正し、第1状態A(図5(A)参照)に遷移する。その結果、電子時計11の装着者が、図5(A)に示す電子時計11の表示によって、現在時刻(詳細には、修正された現在時刻)を把握できるようになる。
詳細には、電子時計11と通信機器12との間の通信接続が確立されると、電子時計11と通信機器12との間で定期的な(例えば24時間毎の)自動通信(図6および図7参照)が行われる状態になる。
第3状態Cの状態C2(図5(C)参照)において通信機器12との通信による電子時計11の時刻同期が失敗した場合には、通信機器12との通信による電子時計11の時刻同期が再度試みられる。
電子時計11の状態が状態C2(図5(C)参照)に遷移してから例えば3分以内に時刻同期が成功しない場合には、タイムアウトとなり、電子時計11の状態が、状態C2(図5(C)参照)から、第1状態A(図5(A)参照)に遷移する。その結果、電子時計11の装着者が、図5(A)に示す電子時計11の表示によって、現在時刻(ただし、修正されていない現在時刻)を再び把握できるようになる。
電子時計11の状態が状態C2(図5(C)参照)に遷移してから例えば3分が経過する前においても、電子時計11の装着者によって、操作部11Cが、例えば2秒以上押し下げられて離されると、時刻同期がキャンセルされる。それにより、電子時計11の状態が、状態C2(図5(C)参照)から、第1状態A(図5(A)参照)に遷移する。その結果、電子時計11の装着者が、図5(A)に示す電子時計11の表示によって、現在時刻(ただし、修正されていない現在時刻)を再び把握できるようになる。
図7は電子時計11の状態が第1状態Aから第3状態Cに遷移する第2の場合の一例を説明するための図である。
上述した図5に示す例では、電子時計11の状態が第1状態Aから第3状態Cに遷移するために、電子時計11の装着者による操作部11Cの押し下げが必要である。
一方、図7に示す例では、電子時計11の状態が第1状態Aから第3状態Cに遷移するために、電子時計11の装着者による操作部11Cの押し下げが必要ない。つまり、図7に示す例は、定期的な自動通信が行われる例である。
図1(B)および図7に示すように、電子時計11が自動時刻同期ON状態A1である場合には、例えば24時間毎の自動時刻同期タイミングになると、電子時計11の状態が、第1状態A(図7(A)参照)から、第3状態Cの状態C2(図7(B)参照)に遷移する。詳細には、電子時計11の秒針が、現在時刻を指示する位置(第1状態A)から、「12時」を指示する位置(状態C2)に移動する。
上述したように、状態C2では、通信機器12との通信による電子時計11の時刻同期が開始される。
図8は図7に示す場合(定期的な自動通信が行われる場合)における電子時計11と通信機器12との通信の一例を説明するための図である。
図8に示す例では、電子時計11の状態が、第1状態A(図7(A)参照)から、第3状態Cの状態C2(図7(B)参照)に遷移すると、図8(A)および図8(B)に右向き矢印で示すように、電子時計11の通信部11Aが、通信機器12との通信接続を求める接続要求を送信する。詳細には、電子時計11の通信部11Aが、通信機器12に対してアドバタイズ信号を発信し、通信機器12との通信接続の確立を要求する。
つまり、電子時計11の通信部11Aは、通信システム1の使用者の操作(例えば図5(A)に矢印で示す操作部11Cを押し下げて離す操作)によることなく自動で定期的に通信機器12に対して通信接続の確立を要求する。当該自動で定期的に接続要求を行う時期は、前記強制通信ガイド状態(図5(B)に示す状態)になった時点から、強制通信が開始された時点(図5(C)に示す状態になった時点)と通信接続が確立された時点(図5(D)に示す状態になった時点)とを経て、通信確立後に時刻データを受信した時点まで、の期間に含まれる時点を起点とすることができる。
通信機器12が電子時計11からの接続要求を受信すると、通信機器12の例えば制御部12Cは、記憶部12Bが記憶している接続許可リストに電子時計11が含まれるか否かの照合を行う。
つまり、通信機器12は、電子時計11の通信部11Aによる通信接続の確立要求を検知すると、接続許可リストに電子時計11が含まれるか否かの照合を行う。
電子時計11が接続許可リストに含まれる場合に、通信機器12の通信部12Aは、図8(A)および図8(B)に双方向矢印で示すように、電子時計11との通信接続の確立を行う。また、通信部12Aは、図8(A)および図8(B)に左向き矢印で示すように、電子時計11に少なくとも時刻データを送るデータ通信を行う。
つまり、電子時計11が接続許可リストに含まれる場合に、通信機器12の通信部12Aは、電子時計11との通信接続を許可し、電子時計11との通信接続を自動的に行い、電子時計11に少なくとも時刻データを送信する。
電子時計11は、受信した時刻データに基づき、文字板11D1と指針11D2とによって表示される時刻を修正する。
また、電子時計11の制御部11Bは、時刻データに含まれる特定のコマンドが通信機器12から送信されるか否かに基づいて電子時計11の動作を決定する。例えば、時刻データに含まれる特定のコマンドが通信機器12から送信される場合に、電子時計11は時刻の修正を行う。時刻データに含まれる特定のコマンドが通信機器12から送信されない場合に、電子時計11は時刻の修正を行わない。このように構成することにより、仮に電子時計11が誤った機器(通信機器12以外の機器)と接続されてしまった場合に誤動作してしまうおそれ(例えば、誤って時刻の修正を行ってしまうおそれ)を抑制することができる。
電子時計11が接続許可リストに含まれない場合、通信機器12の通信部12Aは、電子時計11との通信接続の確立を行わない。
図7の説明に戻り、通信機器12との通信による電子時計11の時刻同期が成功すると、電子時計11の状態が、第3状態Cの状態C2(図7(B)参照)から状態C3(図7(C)参照)に遷移する。詳細には、電子時計11の秒針が、「12時」を指示する位置(状態C2)から、「2時」を指示する位置(状態C3)に移動する。
その結果、電子時計11の装着者は、図7(C)に示す電子時計11の表示によって、通信機器12との通信による電子時計11の時刻同期が成功した旨を把握することができる。
図7(C)に示す電子時計11の表示は、例えば5秒間維持され、次いで、電子時計11の状態が、状態C3(図7(C)参照)から、第1状態A(図7(A)参照)に遷移する。電子時計11は、通信機器12から受信した時刻データに基づき、文字板11D1と指針11D2とによって表示される時刻を修正し、第1状態A(図7(A)参照)に遷移する。その結果、電子時計11の装着者が、図7(A)に示す電子時計11の表示によって、現在時刻(詳細には、修正された現在時刻)を把握できるようになる。
第3状態Cの状態C2(図7(B)参照)において通信機器12との通信による電子時計11の時刻同期が失敗した場合には、通信機器12との通信による電子時計11の時刻同期が再度試みられる。
電子時計11の状態が状態C2(図7(B)参照)に遷移してから例えば3分以内に時刻同期が成功しない場合には、タイムアウトとなり、電子時計11の状態が、状態C2(図7(B)参照)から、第1状態A(図7(A)参照)に遷移する。その結果、電子時計11の装着者が、図7(A)に示す電子時計11の表示によって、現在時刻(ただし、修正されていない現在時刻)を再び把握できるようになる。
電子時計11の状態が状態C2(図7(B)参照)に遷移してから例えば3分が経過する前においても、電子時計11の装着者によって、操作部11Cが、例えば2秒以上押し下げられて離されると、時刻同期がキャンセルされる。それにより、電子時計11の状態が、状態C2(図7(B)参照)から、第1状態A(図7(A)参照)に遷移する。その結果、電子時計11の装着者が、図7(A)に示す電子時計11の表示によって、現在時刻(ただし、修正されていない現在時刻)を再び把握できるようになる。
図9は電子時計11の状態が第1状態Aから第3状態Cに遷移する第3の場合の一例を説明するための図である。
図1(B)および図9に示すように、電子時計11の装着者によって、通常状態(第1状態A)(詳細には、自動時刻同期ON状態A1または自動時刻同期OFF状態A2)の電子時計11の操作部11Cが押し下げられ、操作部11Cの押し下げ期間が例えば2秒よりも長くなると、電子時計11の状態が、第1状態A(図9(A)参照)から、第3状態Cの状態C1(図9(B)参照)に遷移する。詳細には、電子時計11の秒針が、現在時刻を指示する位置(第1状態A)から、「2時」を指示する位置(状態C1)に移動する。
次いで、操作部11Cの押し下げが継続され(つまり、操作部11Cが更に長押しされ)、電子時計11の状態が状態C1(図9(B)参照)に遷移してから例えば3秒よりも長い期間経過した後に、操作部11Cが離されると、電子時計11の状態が、第3状態Cの状態C1(図9(B)参照)から状態C4(図9(C)参照)に遷移する。詳細には、電子時計11の秒針が、「2時」を指示する位置(状態C1)から、「4時」を指示する位置(状態C4)に移動する。
上述したように、状態C4では、電子時計11の自動時刻同期設定がOFFに設定される。つまり、電子時計11の制御部11Bは、電子時計11と通信機器12との間で定期的な自動通信が行われる状態を解除する。
また、第1実施形態の通信システム1では、電子時計11の通信部11Aが、通信システム1の使用者の操作によることなく自動で定期的に通信機器12に対して通信接続の確立を要求する状態(自動時刻同期ON状態A1(図5(A)参照))であっても、図5(A)に矢印で示すように、電子時計11の操作部11Cが長押しされると、電子時計11が、通信機器12との通信接続許可を求める時刻同期開始ガイド状態(図5(B)に示す状態)になる。
通信機器12の通信部12Aは、図5(C)および図5(D)に示す状態を経て、時刻データを電子時計11に送信する。詳細には、電子時計11の通信部11Aは、時刻同期開始ガイド状態になった時点から、強制通信が開始された時点と通信接続が確立された時点とを経て、通信接続確立後に時刻データを受信した時点まで、の期間に含まれる時点を起点として、自動で定期的に通信機器12に対して通信接続の確立を要求する状態になる。
つまり、自動時刻同期ON状態(図5(A)参照)から強制時刻同期が行われると、電子時計11は、例えば24時間毎に自動で接続要求を行うようになる。
図10は第1実施形態の通信システム1において実行される主要な処理の一例を説明するためのフローチャートである。
図10に示す例では、ステップS10において、電子時計11の通信部11Aが、例えば図6に示すように、通信機器12との通信接続を要求する。
次いで、ステップS11において、通信機器12の制御部12Cが、例えば図6に示すように、通信機器12の記憶部12Bが記憶している接続許可リストに電子時計11が含まれるか否かの照合を行う。電子時計11が接続許可リストに含まれる場合には、ステップS12に進む。一方、電子時計11が接続許可リストに含まれない場合には、ステップS14に進む。
ステップS12において、通信機器12の通信部12Aは、例えば図6(A)および図6(B)に双方向矢印で示すように、電子時計11との通信接続の確立を行う。
次いで、ステップS13において、通信機器12の通信部12Aは、例えば図6(A)および図6(B)に左向き矢印で示すように、電子時計11に時刻データを送信する。
図10に示す例では、ステップS13において、通信機器12の通信部12Aが、時刻修正用の時刻データを電子時計11に送信するが、他の例では、ステップS13において、通信機器12の通信部12Aが、時差修正用の時刻データを電子時計11に送信してもよい。
更に他の例では、ステップS13において、通信機器12の通信部12Aが、例えば電池交換後の電子時計11に対して、時刻設定用の時刻データを送信してもよい。
更に他の例では、ステップS13において、通信機器12の通信部12Aが、電子時計11のアラームの音色を設定するためのデータを電子時計11に送信してもよい。
更に他の例では、ステップS13において、通信機器12の通信部12Aが、電子時計11からの音の出力の有無を設定するためのデータを電子時計11に送信してもよい。
更に他の例では、ステップS13において、電子時計11の通信部11Aが、例えば電子時計11のストップウォッチ機能の計測データ、例えば電子時計11の高度計測機能の計測データ、例えば電子時計11に備えられている万歩計(登録商標)の計測データなどを通信機器12に送信してもよい。
図10に示す例では、ステップS14において、通信機器12の通信部12Aは、電子時計11との通信接続の確立を行わない。
[第1実施形態のまとめ]
上述したように、第1実施形態の通信システム1では、電子時計11の通信部11Aが通信機器12との通信接続を求めると、通信機器12の制御部12Cは、通信機器12の記憶部12Bが記憶している接続許可リストに電子時計11が含まれるか否かの照合を行う。電子時計11が接続許可リストに含まれる場合に、通信機器12の通信部12Aは、電子時計11との通信接続の確立を行い、電子時計11に少なくとも時刻データを送るデータ通信を行う。電子時計11が接続許可リストに含まれない場合に、通信機器12の通信部12Aは、電子時計11との通信接続の確立を行わない。
そのため、第1実施形態の通信システム1によれば、ペアリング不要で簡便に電子時計11と通信機器12との通信接続を行うことができる。
また、第1実施形態の通信システム1では、通信機器12は、接続許可リストに対する追加を行う接続許可リスト追加状態を有する。通信機器12は、通信システム1の使用者による操作を受け付ける操作部12Dを備える。通信機器12が接続許可リスト追加状態である場合に、通信機器12の制御部12Cは、接続許可リストに含まれない他の電子時計を含む電子時計の探索を行い、通信機器12の操作部12Dは、探索により発見された電子時計を接続許可リストに追加するか否かの使用者による選択操作を受け付ける。通信機器12が接続許可リスト追加状態ではない場合に、通信機器12の制御部12Cは、他の電子時計の探索を行わず、通信機器12の操作部12Dは、使用者による選択操作を受け付けない。
そのため、第1実施形態の通信システム1によれば、通信システム1の使用者の判断に応じて、他の電子時計を接続許可リストに追加することができる。
また、第1実施形態の通信システム1では、電子時計11が、通信システム1の使用者による操作を受け付けるボタン状の操作部11Cを備える。電子時計11は、操作部11Cが長押しされることによって、通信機器12との通信接続許可を求める時刻同期開始ガイド状態になる。電子時計11が時刻同期開始ガイド状態である場合に操作部11Cが離されると、電子時計11の通信部11Aは、通信機器12との強制通信を開始し、通信機器12に対してアドバタイズ信号(接続要求信号)を発信し、通信機器12との通信接続の確立を要求する。電子時計11と通信機器12との間の通信接続が確立されると、電子時計11と通信機器12との間で定期的な自動通信が行われる状態になる。
そのため、第1実施形態の通信システム1によれば、電子時計11と通信機器12との間で、強制通信および定期的な自動通信の両方を行うことができる。
また、第1実施形態の通信システム1では、図9(B)に示す状態(時刻同期開始ガイド状態)から、電子時計11の操作部11Cが更に長押しされると、電子時計11の制御部11Bは、電子時計11と通信機器12との間で定期的な自動通信が行われる状態を解除する。
そのため、第1実施形態の通信システム1によれば、電子時計11と通信機器12との間で定期的な自動通信が行われる状態を解除させたい通信システム1の使用者の要求を満足させることができる。
また、第1実施形態の通信システム1では、電子時計11が定期的な自動通信が行われる状態(図7(B)に示す状態)である場合に、電子時計11の通信部11Aは、通信システム1の使用者の操作によることなく自動で定期的に通信機器12に対して通信接続の確立を要求する。通信機器12は、電子時計11の通信部11Aによる通信接続の確立要求を検知すると、接続許可リストに電子時計11が含まれるか否かの照合を行う。電子時計11が接続許可リストに含まれる場合に、通信機器12の通信部12Aは、電子時計11との通信接続を許可し、電子時計11との通信接続を自動的に行い、電子時計11に少なくとも時刻データを送信する。電子時計11が接続許可リストに含まれない場合に、通信機器12の通信部12Aは、電子時計11との通信接続の確立を行わない。
そのため、第1実施形態の通信システム1によれば、通信システム1の使用者の操作によることなく自動で定期的に通信機器12から電子時計11に少なくとも時刻データを送信することができる。
また、第1実施形態の通信システム1では、電子時計11の制御部11Bは、時刻データに含まれる特定のコマンドが通信機器12から送信されるか否かに基づいて電子時計11の動作を決定する。
そのため、第1実施形態の通信システム1によれば、仮に電子時計11が誤った機器(通信機器12以外の機器)と接続されてしまった場合に誤動作してしまうおそれ(例えば、誤って時刻の修正を行ってしまうおそれ)を抑制することができる。
また、第1実施形態の通信システム1では、通信機器12の操作部12Dは、接続許可リストを一括消去する機能(接続許可リストに登録されている電子時計の情報を消去する機能)を有する。なお、個別消去でもよい。
そのため、第1実施形態の通信システム1によれば、通信機器12の操作部12Dが接続許可リストを一括消去する機能を有さない場合よりも、通信システム1の操作性を向上させることができる。
また、第1実施形態の通信システム1では、電子時計11の通信部11Aが通信システム1の使用者の操作によることなく自動で定期的に通信機器12に対して通信接続の確立を要求する状態であっても、電子時計11の操作部11Cが長押しされることによって、電子時計11が時刻同期開始ガイド状態になると、電子時計11の通信部11Aは、時刻同期開始ガイド状態になった時点から、強制通信が開始された時点と通信接続が確立された時点とを経て、通信接続確立後に時刻データを受信した時点まで、の期間に含まれる時点を起点として、自動で定期的に通信機器12に対して通信接続の確立を要求する状態になる。
そのため、第1実施形態の通信システム1によれば、通信システム1の使用者の操作によることなく自動で定期的に通信機器12に対して通信接続の確立を要求する状態において、電子時計11と通信機器12との間で通信システム1の使用者の要求を反映させた通信を行うことができる。
詳細には、第1実施形態の通信システム1では、電子時計11が、表示部11Dとしての指針11D2、操作部11Cとして機能する押釦スイッチ、竜頭、竜頭回転スイッチなどを備える。
通信システム1の使用者は、操作部11Cとしての押釦スイッチを押し、所定期間(例えば2秒)未満で離すと、現在の自動時刻同期設定状態(自動時刻同期OFF状態または自動時刻同定ON状態)を秒針で知ることができる。
通信システム1の使用者が操作部11Cとしての押釦スイッチを所定期間(例えば2秒)以上押し続けると、図5(B)に示すように、秒針が、時刻が進む方向で、「10秒(2時)」を指示し、時刻同期開始ガイド状態の表示を行う。
図5(B)に示す状態で、通信システム1の使用者が、操作部11Cとしての押釦スイッチを3秒以内に離すと、電子時計11が時刻同期開始状態(図5(B)に示す状態)になり、図6(A)および図6(B)に右向き矢印で示すように、電子時計11の通信部11Aが、通信機器12との定期的ではない強制的な通信接続を求める接続要求を送信する。詳細には、電子時計11の通信部11Aは、例えばBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信によって周囲にアドバタイズを行う。
図9(B)に示す状態から、操作部11Cとしての押釦スイッチが、通信システム1の使用者によって例えば3秒間、更に押し続けられて離されると、図9(C)に示すように、指針11D2(詳細には、秒針)が「4時(20秒)」を指示する。その結果、電子時計11は自動時刻同期OFF状態に切り替わり、通信機器12との定期的な通信がOFF状態となる。
また、第1実施形態の通信システム1では、図6(B)に示すように、例えばスマートフォンのような通信機器12は、アプリケーションを操作し、新しい電子時計11を接続許可リストに加える状態(接続許可リストに対する追加を行う接続許可リスト追加状態)になる。
接続許可リスト追加状態において、通信機器12は、電子時計11が発信しているアドバタイズデータに期待するサービスUUIDもしくは、期待する機器名を見つけた場合、図6(C)に示すように、検出した電子時計11を接続許可リストに加えるか否かを通信システム1の使用者に促すダイアログの表示を行う。
図6(C)に示す状態において、通信システム1の使用者がYESを選択した場合(検出した電子時計11を接続許可リストに加える選択をした場合)、通信機器12は、検出した電子時計11を接続許可リストに加える。詳細には、通信機器12は、検出した電子時計11のBluetoothアドレスもしくは通信機器12のOSから電子時計11に割り当てられたUUIDなどを、接続許可リストに加える。その後、通信機器12は、電子時計11との通信接続を確立し、時刻データ等のデータ通信を行う。
図6(C)に示す状態において、通信システム1の使用者が、電子時計11を接続許可リストに加える操作を行わない場合(NOを選択した場合)、通信機器12は、検出した電子時計11を接続許可リストに加えず、かつ、電子時計11との通信接続の確立を行わない。
つまり、通信機器12は、期待するサービスUUID、または、機種名、その両方をアドバタイズしていて、かつ、接続許可リストに加えられた電子時計11が通信接続を要求している場合のみ、図8(A)および図8(B)に示すように、電子時計11に対して、自動で通信接続を確立し、自動的に時刻データなどのデータ通信を行う。
<第2実施形態>
以下、本発明の通信システム、通信方法、電子時計および通信機器の第2実施形態について説明する。
第2実施形態の通信システム1は、後述する点を除き、上述した第1実施形態の通信システム1と同様に構成されている。従って、第2実施形態の通信システム1によれば、後述する点を除き、上述した第1実施形態の通信システム1と同様の効果を奏することができる。
第2実施形態の通信システム1は、図1に示す第1実施形態の通信システム1と同様に構成されている。
第1実施形態の通信システム1では、電子時計11の通信部11Aが、図5(B)および図5(C)に示すように時刻同期開始ガイド状態において通信機器12に対して通信接続の確立を要求する場合と、図7(A)および図7(B)に示すように通信システム1の使用者の操作によることなく自動で定期的に通信機器12に対して通信接続の確立を要求する場合とで、同一のアドバタイズ信号を送信する。
一方、第2実施形態の通信システム1では、電子時計11の通信部11Aは、図5(B)および図5(C)に示すように時刻同期開始ガイド状態において通信機器12に対して通信接続の確立を要求する場合と、図7(A)および図7(B)に示すように通信システム1の使用者の操作によることなく自動で定期的に通信機器12に対して通信接続の確立を要求する場合とで、異なるアドバタイズ信号を送信する。
また、第2実施形態の通信システム1では、通信機器12は、接続許可リストに含まれていない他の電子時計11のうち、図7(A)および図7(B)に示すように自動で定期的に通信接続の確立を要求している他の電子時計11を接続許可リストに追加せず、図5(B)および図5(C)に示すように時刻同期開始ガイド状態(強制通信が開始した状態)において通信接続の確立を要求している他の電子時計11を接続許可リストに追加する。
つまり、第2実施形態の通信システム1では、図5(A)に示すように、通信システム1の利用者が操作部11Cとしての押釦スイッチを押し、図6(A)および図6(B)に右向き矢印で示すように、電子時計11が通信接続の確立の要求を出した場合と、図8(A)および図8(B)に右向き矢印で示すように、電子時計11が自動的に所定のタイミングで通信接続の確立の要求を出した場合とで、アドバタイズデータが異なる。通信機器12は、図5(A)に示すように、通信システム1の利用者が操作部11Cとしての押釦スイッチを押し下げる操作に基づいて、図6(A)および図6(B)に右向き矢印で示すように、電子時計11がアドバタイズデータを発信している場合にのみ、接続許可リストにその電子時計11を加える。
<第3実施形態>
以下、本発明の通信システム、通信方法、電子時計および通信機器の第3実施形態について説明する。
第3実施形態の通信システム1は、後述する点を除き、上述した第1実施形態の通信システム1と同様に構成されている。従って、第3実施形態の通信システム1によれば、後述する点を除き、上述した第1実施形態の通信システム1と同様の効果を奏することができる。
第3実施形態の通信システム1は、図1に示す第1実施形態の通信システム1と同様に構成されている。
第1実施形態の通信システム1では、通信機器12との通信接続の確立が一定期間以上行われていない電子時計11が存在する場合であっても、通信機器12の制御部12Cが、その電子時計11を、通信システム1の使用者の操作によることなく自動で接続許可リストから消去することはない。
一方、第3実施形態の通信システム1では、通信機器12の制御部12Cは、通信機器12との通信接続の確立が一定期間以上行われていない電子時計11を、通信システム1の使用者の操作によることなく自動で接続許可リストから消去する。
詳細には、第3実施形態の通信システム1では、通信機器12が、電子時計11と最後に通信接続してからの経過時間を測定する。通信機器12と電子時計11との通信接続が一定期間以上ない場合に、通信機器12は、電子時計11を接続許可リストから自動的に削除する。
<第4実施形態>
以下、本発明の通信システム、通信方法、電子時計および通信機器の第4実施形態について説明する。
第4実施形態の通信システム1は、後述する点を除き、上述した第1実施形態の通信システム1と同様に構成されている。従って、第4実施形態の通信システム1によれば、後述する点を除き、上述した第1実施形態の通信システム1と同様の効果を奏することができる。
第4実施形態の通信システム1は、図1に示す第1実施形態の通信システム1と同様に構成されている。
第1実施形態の通信システム1では、通信機器12に対して通信接続を求める電子時計11の受信信号強度が一定値未満である場合であっても、通信システム1の使用者は、電子時計11を接続許可リストに追加するか否かの選択操作を通信機器12の操作部12Dに入力することができる。
一方、第4実施形態の通信システム1では、受信信号強度検出部12Eは、通信機器12に対して通信接続を求める電子時計11の受信信号強度を検出する。通信機器12に対して通信接続を求める電子時計11の受信信号強度が一定値以上である場合に、通信機器12の操作部12Dは、電子時計11を接続許可リストに追加するか否かの通信システム1の使用者による選択操作を受け付ける。
第4実施形態の通信システム1では、通信機器12に対して通信接続を求める電子時計11の受信信号強度が一定値未満である場合に、通信機器12の操作部12Dは、電子時計11を接続許可リストに追加するか否かの通信システム1の使用者による選択操作を受け付ない。
つまり、第4実施形態の通信システム1では、通信機器12が、受信信号強度に基づいて通信機器12と電子時計11との距離を確認する。通信機器12は、電子時計11との距離が一定値以上、近いところにあると考えられる場合にのみ、その電子時計11を接続許可リストに加える。
第1〜第4実施形態の通信システム1によれば、ペアリング不要で簡便で、電子時計11と通信機器12とを接続することができる。さらに、現在の通信接続の許可・禁止の状態にかかわらず、通信システム1の使用者は、同じ操作(ボタン一つの操作)で、強制通信の開始、定期的な通信の開始、定期的な通信の終了を選択することができる。そのため、第1〜第4実施形態の通信システム1によれば、誤った操作が起こらず、使いやすい通信システム1を実現することができる。
なお、通信システム1の全部または一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、本発明の通信システム、通信方法、電子時計および通信機器の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1…通信システム、11…電子時計、11A…通信部、11B…制御部、11C…操作部、11D…表示部、11D1…文字板、11D2…指針、11E…記憶部、12…通信機器、12A…通信部、12B…記憶部、12C…制御部、12D…操作部、12E…受信信号強度検出部

Claims (14)

  1. 電子時計と通信機器とを備える通信システムであって、
    前記電子時計は、
    前記通信機器との通信を行う電子時計通信部と、
    前記電子時計通信部を制御する電子時計制御部とを備え、
    前記通信機器は、
    前記電子時計との通信を行う通信機器通信部と、
    接続許可リストを記憶する通信機器記憶部と、
    前記通信機器通信部を制御する通信機器制御部とを備え、
    前記電子時計通信部が前記通信機器との通信接続を求めると、前記通信機器制御部は、前記通信機器記憶部が記憶している前記接続許可リストに前記電子時計が含まれるか否かの照合を行い、
    前記電子時計が前記接続許可リストに含まれる場合に、前記通信機器通信部は、前記電子時計との通信接続の確立を行い、前記電子時計に少なくとも時刻データを送るデータ通信を行い、
    前記電子時計が前記接続許可リストに含まれない場合に、前記通信機器通信部は、前記電子時計との通信接続の確立を行わない、
    通信システム。
  2. 前記通信機器は、前記接続許可リストに対する追加を行う接続許可リスト追加状態を有し、
    前記通信機器は、前記通信システムの使用者による操作を受け付ける通信機器操作部を備え、
    前記通信機器が前記接続許可リスト追加状態である場合に、前記通信機器制御部は、前記接続許可リストに含まれない他の電子時計を含む電子時計の探索を行い、前記通信機器操作部は、探索により発見された前記電子時計を前記接続許可リストに追加するか否かの前記使用者による選択操作を受け付け、
    前記通信機器が前記接続許可リスト追加状態ではない場合に、前記通信機器制御部は、前記他の電子時計の探索を行わず、前記通信機器操作部は、前記選択操作を受け付けない、
    請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記電子時計は、前記通信システムの使用者による操作を受け付けるボタン状の電子時計操作部を備え、
    前記電子時計は、前記電子時計操作部が長押しされることによって、前記通信機器との通信接続許可を求める時刻同期開始ガイド状態になり、
    前記電子時計が前記時刻同期開始ガイド状態である場合に前記電子時計操作部が離されると、前記電子時計通信部は、前記通信機器との強制通信を開始し、前記通信機器に対して接続要求信号を発信し、前記通信機器との通信接続の確立を要求し、
    前記電子時計と前記通信機器との間の通信接続が確立されると、前記電子時計と前記通信機器との間で定期的な自動通信が行われる状態になる、
    請求項1または請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記電子時計が前記時刻同期開始ガイド状態である場合に、前記電子時計操作部が更に長押しされると、前記電子時計制御部は、前記定期的な自動通信が行われる状態を解除する、
    請求項3に記載の通信システム。
  5. 前記電子時計が定期的な自動通信が行われる状態である場合に、前記電子時計通信部は、前記通信システムの使用者の操作によることなく自動で定期的に前記通信機器に対して通信接続の確立を要求し、
    前記通信機器は、前記電子時計通信部による通信接続の確立要求を検知すると、前記接続許可リストに前記電子時計が含まれるか否かの照合を行い、
    前記電子時計が前記接続許可リストに含まれる場合に、前記通信機器通信部は、前記電子時計との通信接続を許可し、前記電子時計との通信接続を自動的に行い、前記電子時計に少なくとも時刻データを送信し、
    前記電子時計が前記接続許可リストに含まれない場合に、前記通信機器通信部は、前記電子時計との通信接続の確立を行わない、
    請求項3に記載の通信システム。
  6. 前記電子時計制御部は、前記時刻データに含まれる特定のコマンドが前記通信機器から送信されるか否かに基づいて前記電子時計の動作を決定する、
    請求項1に記載の通信システム。
  7. 前記通信機器操作部は、前記接続許可リストに登録されている電子時計の情報を消去する機能を有する、
    請求項2に記載の通信システム。
  8. 前記電子時計通信部が前記通信システムの使用者の操作によることなく自動で定期的に前記通信機器に対して通信接続の確立を要求する状態であっても、
    前記電子時計操作部が長押しされることによって、前記電子時計が前記時刻同期開始ガイド状態になると、
    前記電子時計通信部は、前記時刻同期開始ガイド状態になった時点から、強制通信が開始された時点と通信接続が確立された時点とを経て、通信接続確立後に時刻データを受信した時点まで、の期間に含まれる時点を起点として、自動で定期的に前記通信機器に対して通信接続の確立を要求する状態になる、
    請求項5に記載の通信システム。
  9. 前記電子時計通信部は、前記時刻同期開始ガイド状態において前記通信機器に対して通信接続の確立を要求する場合と、前記通信システムの使用者の操作によることなく自動で定期的に前記通信機器に対して通信接続の確立を要求する場合とで、異なる接続要求信号を送信し、
    前記通信機器は、前記接続許可リストに含まれていない他の電子時計のうち、自動で定期的に通信接続の確立を要求している他の電子時計を前記接続許可リストに追加せず、強制通信が開始した状態において通信接続の確立を要求している他の電子時計を前記接続許可リストに追加する、
    請求項5に記載の通信システム。
  10. 前記通信機器制御部は、前記通信機器との通信接続の確立が一定期間以上行われていない前記電子時計を、前記通信システムの使用者の操作によることなく自動で前記接続許可リストから消去する、
    請求項1に記載の通信システム。
  11. 前記通信機器は、受信信号強度を検出する受信信号強度検出部を備え、
    前記通信機器に対して通信接続を求める前記他の電子時計の受信信号強度が一定値以上である場合に、
    前記通信機器操作部は、前記他の電子時計を前記接続許可リストに追加するか否かの前記使用者による選択操作を受け付ける、
    請求項2に記載の通信システム。
  12. 電子時計と通信機器とによる通信方法であって、
    前記電子時計は、
    前記通信機器との通信を行う電子時計通信部と、
    前記電子時計通信部を制御する電子時計制御部とを備え、
    前記通信機器は、
    前記電子時計との通信を行う通信機器通信部と、
    接続許可リストを記憶する通信機器記憶部と、
    前記通信機器通信部を制御する通信機器制御部とを備え、
    前記電子時計通信部が前記通信機器との通信接続を求めると、前記通信機器制御部が、前記通信機器記憶部が記憶している前記接続許可リストに前記電子時計が含まれるか否かの照合を行う第1ステップと、
    前記電子時計が前記接続許可リストに含まれる場合に、前記通信機器通信部が、前記電子時計との通信接続の確立を行い、前記電子時計に少なくとも時刻データを送るデータ通信を行う第2ステップと、
    前記電子時計が前記接続許可リストに含まれない場合に、前記通信機器通信部が、前記電子時計との通信接続の確立を行わない第3ステップとを備える、
    通信方法。
  13. 通信機器との間で通信を行う電子時計であって、
    前記電子時計は、
    前記通信機器との通信を行う電子時計通信部と、
    前記電子時計通信部を制御する電子時計制御部とを備え、
    前記通信機器は、
    前記電子時計との通信を行う通信機器通信部と、
    接続許可リストを記憶する通信機器記憶部と、
    前記通信機器通信部を制御する通信機器制御部とを備え、
    前記電子時計通信部が前記通信機器との通信接続を求めると、前記通信機器制御部は、前記通信機器記憶部が記憶している前記接続許可リストに前記電子時計が含まれるか否かの照合を行い、
    前記電子時計が前記接続許可リストに含まれる場合に、前記通信機器通信部は、前記電子時計との通信接続の確立を行い、前記電子時計に少なくとも時刻データを送るデータ通信を行い、
    前記電子時計が前記接続許可リストに含まれない場合に、前記通信機器通信部は、前記電子時計との通信接続の確立を行わない、
    電子時計。
  14. 電子時計との間で通信を行う通信機器であって、
    前記電子時計は、
    前記通信機器との通信を行う電子時計通信部と、
    前記電子時計通信部を制御する電子時計制御部とを備え、
    前記通信機器は、
    前記電子時計との通信を行う通信機器通信部と、
    接続許可リストを記憶する通信機器記憶部と、
    前記通信機器通信部を制御する通信機器制御部とを備え、
    前記電子時計通信部が前記通信機器との通信接続を求めると、前記通信機器制御部は、前記通信機器記憶部が記憶している前記接続許可リストに前記電子時計が含まれるか否かの照合を行い、
    前記電子時計が前記接続許可リストに含まれる場合に、前記通信機器通信部は、前記電子時計との通信接続の確立を行い、前記電子時計に少なくとも時刻データを送るデータ通信を行い、
    前記電子時計が前記接続許可リストに含まれない場合に、前記通信機器通信部は、前記電子時計との通信接続の確立を行わない、
    通信機器。
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