JP2018022243A - 機器管理システム、サーバ装置、機器管理方法、及びプログラム - Google Patents

機器管理システム、サーバ装置、機器管理方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2018022243A
JP2018022243A JP2016151486A JP2016151486A JP2018022243A JP 2018022243 A JP2018022243 A JP 2018022243A JP 2016151486 A JP2016151486 A JP 2016151486A JP 2016151486 A JP2016151486 A JP 2016151486A JP 2018022243 A JP2018022243 A JP 2018022243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
list
information
area
control unit
user terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016151486A
Other languages
English (en)
Inventor
仁 田窪
Hitoshi Takubo
仁 田窪
岳人 黒子
Takehito Kuroko
岳人 黒子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2016151486A priority Critical patent/JP2018022243A/ja
Publication of JP2018022243A publication Critical patent/JP2018022243A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】機器を移動させた場合であっても移動先で使用する機器として容易に登録することが可能な機器管理システム、サーバ装置、機器管理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。【解決手段】所定の区域において情報を共有可能な機器を当該区域ごとに管理する機器管理システムであって、入力手段と、識別手段と、登録手段とを備える。前記入力手段は、前記機器に関する機器情報の入力を受け付ける。前記識別手段は、前記入力手段が受け付けた前記機器情報が示す前記機器が設置される前記区域を識別する。前記登録手段は前記区域ごとに当該区域において情報を共有可能な機器が登録された第1リストに、前記入力手段が受け付けた前記機器情報が示す前記機器を、前記識別手段が識別した前記区域において情報を共有可能な機器として登録する。【選択図】図12

Description

本発明は、機器管理システム、サーバ装置、機器管理方法、及びプログラムに関する。
従来、企業等において会議を円滑に実施するための会議システムが知られている。会議システムは、各会議室において使用可能な機器を示している。会議の開催者は、会議の内容や使用したい機器等に応じて会議室を選択する。そして、会議システムは、会議室にある機器を使用させることにより会議を円滑に実施させている。
特許文献1には、各会議室で使用させる機器の設定を容易にする技術が公開されている。
しかしながら、各会議室で使用される機器は、その会議室で使用されることが前提となっている。すなわち、ユーザは、会議室の機器を他の会議室に移動させた場合には、移動先の会議室等で使用される機器として登録しなければならなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、機器を移動させた場合であっても移動先で使用する機器として容易に登録することが可能な機器管理システム、サーバ装置、機器管理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る発明は、所定の区域において情報を共有可能な機器を当該区域ごとに管理する機器管理システムであって、入力手段と、識別手段と、登録手段とを備える。前記入力手段は、前記機器に関する機器情報の入力を受け付ける。前記識別手段は、前記入力手段が受け付けた前記機器情報が示す前記機器が設置される前記区域を識別する。前記登録手段は前記区域ごとに当該区域において情報を共有可能な機器が登録された第1リストに、前記入力手段が受け付けた前記機器情報が示す前記機器を、前記識別手段が識別した前記区域において情報を共有可能な機器として登録する。
本発明によれば、機器を移動させた場合であっても移動先で使用する機器として容易に登録することができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施形態に係る会議システムの一例を示す説明図である。 図2は、機器のハードウェア構成の一例を示す説明図である。 図3は、ユーザ端末のハードウェア構成の一例を示す説明図である。 図4は、アクセスポイントのハードウェア構成の一例を示す説明図である。 図5は、サーバ装置のハードウェア構成の一例を示す説明図である。 図6は、機器リストのデータ構成の一例を示す説明図である。 図7は、ユーザ端末リストのデータ構成の一例を示す説明図である。 図8は、アクセスポイントリストのデータ構成の一例を示す説明図である。 図9は、機器が有する特徴的な機能構成を示す機能ブロックの例を示すブロック図である。 図10は、ユーザ端末が有する特徴的な機能構成を示す機能ブロックの例を示すブロック図である。 図11は、アクセスポイントが有する特徴的な機能構成を示す機能ブロックの例を示すブロック図である。 図12は、サーバ装置が有する特徴的な機能構成を示す機能ブロックの例を示すブロック図である。 図13は、機器追加処理の一例を示すシーケンス図である。 図14は、ログイン処理の一例を示すフローチャートである。 図15は、機器リスト追加処理の一例を示すフローチャートである。 図16は、変形例1に係る機器リストのデータ構成の一例を示す説明図である。 図17は、機器リスト追加処理の一例を示すフローチャートである。 図18は、図18は、変形例2に係る機器リストのデータ構成の一例を示す説明図である。 図19は、機器リスト追加処理の一例を示すフローチャートである。 図20は、変形例3に係るサーバ装置が実行する機器リスト追加処理の一例を示すフローチャートである。 図21は、変形例4に係る機器リストのデータ構成の一例を示す説明図である。 図22は、変形例4に係るサーバ装置が実行する機器リスト追加処理の一例を示すフローチャートである。 図23は、変形例5に係るサーバ装置が実行する機器リスト追加処理の一例を示すフローチャートである。 図24は、変形例6に係るサーバ装置が実行する機器リスト追加処理の一例を示すフローチャートである。 図25は、第2の実施形態に係るアクセスポイントが記憶する区域別機器リストのデータ構成の一例を示す説明図である。 図26は、サーバ装置が記憶する機器リストのデータ構成の一例を示す説明図である。 図27は、機器が有する特徴的な機能構成を示す機能ブロックの例を示すブロック図である。 図28は、アクセスポイントが有する特徴的な機能構成を示す機能ブロックの例を示すブロック図である。 図29は、機器移動処理の一例を示すフローチャートである。 図30は、機器リスト更新処理の一例を示すシーケンス図である。 図31は、機器リスト反映処理の一例を示すシーケンス図である。 図32は、機器リスト削除処理の一例を示すシーケンス図である。 図33は、設定承継処理の一例を示すシーケンス図である。 図34は、第2の実施形態の変形例1に係るユーザ端末が有する特徴的な機能構成を示す機能ブロックの例を示すブロック図である。 図35は、機器リスト更新処理の一例を示すシーケンス図である。 図36は、記憶確認画面の一例を示す説明図である。 図37は、登録確認画面の一例を示す説明図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る機器管理システム、サーバ装置、機器管理方法、及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、機器管理システム、サーバ装置、機器管理方法、及びプログラムの一実施形態であって、その構成や仕様等を限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る会議システム1の一例を示す説明図である。会議システム1は、会議室等の所定の区域で開催される会議に使用させる機器10を区域ごとに管理する機器管理システムである。なお、以下の実施形態において、所定の区域が会議室である場合を例に説明するが、所定の区域は如何なる区域であってもよい。例えば、所定の区域は、壁等で区切られていない会議スペース等であってもよい。
会議システム1は、会議室ごとに、一又は複数の機器10と、一又は複数のアクセスポイント30と、一又は複数のユーザ端末20とを備える。さらに、会議システム1は、サーバ装置40を備える。機器10と、ユーザ端末20と、アクセスポイント30とは、会議室において、会議室ネットワーク50を介して、有線又は無線により通信可能に接続されている。アクセスポイント30と、サーバ装置40とは、LAN(Local Area Network)等のシステムネットワーク60を介して、通信可能に接続されている。
機器10は、例えば、インテリジェンスホワイトボードやプロジェクタや複合機等の装置である。複合機とは、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能のうち少なくとも2つの機能を有する装置である。
ユーザ端末20は、例えば、スマートフォンやタブレット端末等の会議室で会議を行うユーザが使用する情報処理装置である。すなわち、ユーザ端末20は、会議システム1を使用するユーザが使用する情報処理装置である。
アクセスポイント30は、機器10やユーザ端末20等の会議室にある装置と、サーバ装置40とを中継する通信機器である。
サーバ装置40は、例えば、会議室に設置された機器10を管理するパーソナルコンピュータ等である。
次に、会議システム1が備える各装置のハードウェア構成について説明する。
ここで、図2は、機器10のハードウェア構成の一例を示す説明図である。機器10は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、記憶部104と、通信インタフェース105と、近距離無線部106とを備える。CPU101と、ROM102と、RAM103と、記憶部104と、通信インタフェース105と、近距離無線部106とは、システムバス107を介して接続されている。なお、機器10は、図2には示されていないがホワイトボード、プロジェクタ、複合機等の機種に応じたハードウェアを備えている。
CPU101は、機器10の動作を統括的に制御する。ROM102は、各種プログラムやデータを記憶する。RAM103は、各種プログラムを一時的に記憶するとともに、各種データを書き換え自在に記憶する。CPU101は、RAM103をワークエリア(作業領域)として、ROM102に記憶されたプログラムや記憶部104に格納された制御プログラム108を実行することで、機器10全体の動作を制御する。
記憶部104は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の不揮発性の記憶装置である。記憶部104は、制御プログラム108を含むプログラム等を記憶する。制御プログラム108は、機器10が備えている機能を発揮させるためのプログラムである。
通信インタフェース105は、ネットワークを介した通信に使用されるインタフェースである。例えば、通信インタフェース105は、会議室ネットワーク50に接続されたユーザ端末20やアクセスポイント30等との通信に使用される。または、通信インタフェース105は、アクセスポイント30を介してシステムネットワーク60に接続されたサーバ装置40等との通信に使用される。
近距離無線部106は、NFC(Near Field Communication)や、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)等の近距離無線通信を実行する。
ここで、図3は、ユーザ端末20のハードウェア構成の一例を示す説明図である。ユーザ端末20は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、記憶部204と、通信インタフェース205と、近距離無線部206と、操作パネル207とを備える。CPU201と、ROM202と、RAM203と、記憶部204と、通信インタフェース205と、近距離無線部206と、操作パネル207とは、システムバス208を介して接続されている。
CPU201は、ユーザ端末20の動作を統括的に制御する。ROM202は、各種プログラムやデータを記憶する。RAM203は、各種プログラムを一時的に記憶するとともに、各種データを書き換え自在に記憶する。CPU201は、RAM203をワークエリア(作業領域)として、ROM202に記憶されたプログラムや記憶部204に格納された制御プログラム209を実行することで、ユーザ端末20全体の動作を制御する。
記憶部204は、HDDやSSDやフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶装置である。記憶部204は、制御プログラム209を含むプログラム等を記憶する。制御プログラム209は、ユーザ端末20が備えている機能を発揮させるためのプログラムである。
通信インタフェース205は、ネットワークを介した通信に使用されるインタフェースである。例えば、通信インタフェース205は、会議室ネットワーク50に接続された機器10やアクセスポイント30等との通信に使用される。または、通信インタフェース205は、アクセスポイント30を介してシステムネットワーク60に接続されたサーバ装置40等との通信に使用される。
近距離無線部206は、NFCやBLE等の近距離無線通信を実行する。
操作パネル207は、例えば、各種情報を表示するタッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD)である。操作パネル207は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付けるとともに、各種の情報を表示する。なお、操作パネル207は、液晶表示装置に限られるものではない。操作パネル207は、例えば、タッチパネル機能が搭載された有機EL表示装置で構成されてもよい。また、操作パネル207は、ハードウェアキー(ボタン)等を備えてもよい。
ここで、図4は、アクセスポイント30のハードウェア構成の一例を示す説明図である。アクセスポイント30は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、記憶部304と、第1通信インタフェース305と、第2通信インタフェース306と、近距離無線部307とを備える。CPU301と、ROM302と、RAM303と、記憶部304と、第1通信インタフェース305と、第2通信インタフェース306と、近距離無線部307とは、システムバス308を介して接続されている。
CPU301は、アクセスポイント30の動作を統括的に制御する。ROM302は、各種プログラムやデータを記憶する。RAM303は、各種プログラムを一時的に記憶するとともに、各種データを書き換え自在に記憶する。CPU301は、RAM303をワークエリア(作業領域)として、ROM302に記憶されたプログラムや記憶部304に格納された制御プログラム309を実行することで、アクセスポイント30全体の動作を制御する。
記憶部304は、HDDやSSD等の不揮発性の記憶装置である。記憶部304は、制御プログラム309を含むプログラム等を記憶する。制御プログラム309は、アクセスポイント30が備えている機能を発揮させるためのプログラムである。
第1通信インタフェース305は、会議室ネットワーク50に接続されたユーザ端末20やアクセスポイント30等との通信に使用されるインタフェースである。第2通信インタフェース306は、システムネットワーク60に接続されたサーバ装置40等との通信に使用されるインタフェースである。
近距離無線部307は、NFCやBLE等の近距離無線通信を実行する。
ここで、図5は、サーバ装置40のハードウェア構成の一例を示す説明図である。サーバ装置40は、CPU401と、ROM402と、RAM403と、記憶部404と、通信インタフェース405とを備える。CPU401と、ROM402と、RAM403と、記憶部404と、通信インタフェース405とは、システムバス406を介して接続されている。
CPU401は、サーバ装置40の動作を統括的に制御する。ROM402は、各種プログラムやデータを記憶する。RAM403は、各種プログラムを一時的に記憶するとともに、各種データを書き換え自在に記憶する。CPU401は、RAM403をワークエリア(作業領域)として、ROM402に記憶されたプログラムや記憶部404に格納された制御プログラム407を実行することで、サーバ装置40全体の動作を制御する。
記憶部404は、HDDやSSD等の不揮発性の記憶装置である。記憶部404は、制御プログラム407を含むプログラム等を記憶する。制御プログラム407は、サーバ装置40が備えている機能を発揮させるためのプログラムである。
また、記憶部404は、機器リスト408と、ユーザ端末リスト409と、アクセスポイントリスト410とを記憶する。
ここで、図6は、機器リスト408のデータ構成の一例を示す説明図である。機器リスト408は、開催される会議に使用される会議情報を共有可能な機器10のリストである。会議情報とは、会議において参加者が参照する文書やグラフや表や画像等の情報である。機器リスト408は、設置場所と、種別と、名称と、IP(Internet Protocol)アドレスとを関連付けて記憶する。設置場所は、機器10が設置された会議室等の所定の区域を示す。また、設置場所は、設置場所を示す名称であってもよいし、設置場所を識別可能な設置場所コード等であってもよい。種別は、機器10の種類を示す。名称は、機器10の名称を示す。IPアドレスは、機器10のIPアドレスを示す。
ここで、図7は、ユーザ端末リスト409のデータ構成の一例を示す説明図である。ユーザ端末リスト409は、各会議室において機器10を追加することができるユーザ端末20のリストである。ユーザ端末リスト409は、設置場所と、IPアドレスとを関連付けて記憶する。設置場所は、ユーザ端末20が設置された会議室等の設置場所を示す。IPアドレスは、ユーザ端末20のIPアドレスを示す。
ここで、図8は、アクセスポイントリスト410のデータ構成の一例を示す説明図である。アクセスポイントリスト410は、各会議室に設置されたアクセスポイント30のリストである。アクセスポイントリスト410は、設置場所と、アクセスポイントコードと、IPアドレスとを関連付けて記憶する。設置場所は、アクセスポイント30が設置された会議室等の設置場所を示す。アクセスポイントコードは、アクセスポイント30を識別可能な識別情報である。なお、アクセスポイントコードは、該当するアクセスポイント30を示す名称であってもよいし、コード番号等であってもよい。IPアドレスは、アクセスポイント30のIPアドレスを示す。
図5に戻り、通信インタフェース405は、ネットワークを介して通信するためのインタフェースである。例えば、通信インタフェース405は、システムネットワーク60にアクセスポイント30との通信に使用される。または、通信インタフェース405は、会議室ネットワーク50に接続された機器10やユーザ端末20等との通信に使用される。
次に、会議システム1の各装置が有する特徴的な機能について説明する。
図9は、第1の実施形態に係る機器10が有する特徴的な機能構成を示す機能ブロックの例を示すブロック図である。便宜上、図9では、第1の実施形態に係る機能を主に例示しているが、機器10が有する機能は、これらに限られるものではない。
機器10のCPU101は、記憶部104に格納された制御プログラム108等を実行することにより、各種機能を実現する。具体的には、CPU101は、通信制御部1001と、近距離通信制御部1002と、基本機能実行部1003とを実現する。
通信制御部1001は、通信インタフェース105を制御して、各種装置に各種情報を送信する。または、通信制御部1001は、通信インタフェース105を制御して、各種装置から各種情報を受信する。
近距離通信制御部1002は、近距離無線部106を制御して、各種装置に各種情報を近距離無線通信により送信する。または、近距離通信制御部1002は、近距離無線部106を制御して、各種装置から各種情報を近距離無線通信により受信する。
基本機能実行部1003は、機器10が有している基本的な機能を制御する。基本的な機能とは、例えば、機器10がインテリジェンスホワイトボードである場合には盤面を読み取る機能や、機器10がプロジェクタである場合には画像を投射する機能や、機器10が複合機である場合には書類のスキャンやコピーを実行する機能が該当する。
図10は、第1の実施形態に係るユーザ端末20が有する特徴的な機能構成を示す機能ブロックの例を示すブロック図である。便宜上、図10では、第1の実施形態に係る機能を主に例示しているが、ユーザ端末20が有する機能は、これらに限られるものではない。
ユーザ端末20のCPU201は、記憶部204に格納された制御プログラム209等を実行することにより、各種機能を実現する。具体的には、CPU201は、通信制御部2001と、近距離通信制御部2002と、表示制御部2003と、操作制御部2004と、ログイン制御部2005と、機器追加部2006とを実現する。
通信制御部2001は、通信インタフェース205を制御して、各種装置に各種情報を送信する。または、通信制御部2001は、通信インタフェース205を制御して、各種装置から各種情報を受信する。
近距離通信制御部2002は、近距離無線部206を制御して、各種装置に各種情報を近距離無線通信により送信する。または、近距離通信制御部2002は、近距離無線部206を制御して、各種装置から各種情報を近距離無線通信により受信する。
表示制御部2003は、操作パネル207を制御して、各種画面を表示させる。
操作制御部2004は、操作パネル207を制御して、各種操作を受け付ける。
ログイン制御部2005は、各会議室において機器10を追加することができるユーザとしての認証を取得するログインに係る処理を制御する。すなわち、ログイン制御部2005は、ユーザが使用するユーザ端末20をユーザ端末リスト409に追加する処理を制御する。
機器追加部2006は、各会議室において使用可能な機器10を追加する処理を制御する。すなわち、機器追加部2006は、機器リスト408に機器10を追加する処理を制御する。機器追加部2006は、機器10を追加することができるユーザとして認証された場合に、機器10を追加する操作を受け付ける。
図11は、第1の実施形態に係るアクセスポイント30が有する特徴的な機能構成を示す機能ブロックの例を示すブロック図である。便宜上、図11では、第1の実施形態に係る機能を主に例示しているが、アクセスポイント30が有する機能は、これらに限られるものではない。
アクセスポイント30のCPU301は、記憶部304に格納された制御プログラム309等を実行することにより、各種機能を実現する。具体的には、CPU301は、通信制御部3001と、近距離通信制御部3002と、中継制御部3003とを実現する。
通信制御部3001は、第1通信インタフェース305を制御して、各種装置に各種情報を送信または受信する。さらに、通信制御部3001は、第2通信インタフェース306を制御して、各種装置に各種情報を送信または受信する。
近距離通信制御部3002は、近距離無線部307を制御して、各種装置に各種情報を近距離無線通信により送信する。または、近距離通信制御部3002は、近距離無線部307を制御して、各種装置から各種情報を近距離無線通信により受信する。
中継制御部3003は、各種情報を中継する。例えば、中継制御部3003は、近距離無線通信により接続された各種装置を送信先とした各種情報を通信制御部3001が受信した場合に、近距離通信制御部3002に受信した各種情報を出力する。また、中継制御部3003は、システムネットワーク60に接続された各種装置を送信先とした各種情報を近距離通信制御部3002が受信した場合に、通信制御部3001に受信した各種情報を出力する。
図12は、第1の実施形態に係るサーバ装置40が有する特徴的な機能構成を示す機能ブロックの例を示すブロック図である。便宜上、図12では、第1の実施形態に係る機能を主に例示しているが、サーバ装置40が有する機能は、これらに限られるものではない。
サーバ装置40のCPU401は、記憶部404に格納された制御プログラム407等を実行することにより、各種機能を実現する。具体的には、CPU401は、通信制御部4001と、ログイン制御部4002と、機器リスト管理部4003とを実現する。
通信制御部4001は、通信インタフェース405を制御して、各種装置に各種情報を送信する。または、通信制御部4001は、通信インタフェース405を制御して、各種装置から各種情報を受信する。
ログイン制御部4002は、通信制御部4001が認証要求としてユーザ情報と、ユーザ端末20のIPアドレスと、アクセスポイントコードとを受信した場合に、ユーザ情報のユーザを認証することができるか否かを判定する。ここで、ユーザ情報とは、ユーザを認証するログインに用いられる情報である。ユーザ情報は、ユーザを識別可能なユーザコードや、ユーザを確認するためのパスワード等を有している。ログイン制御部4002は、ユーザを認証することができる場合に、受信したアクセスポイントコードに基づいて、ユーザ情報を中継したアクセスポイント30の設置場所をアクセスポイントリスト410から抽出する。すなわち、ログイン制御部4002は、ユーザ情報を送信したユーザ端末20が設置された設置場所を抽出する。ログイン制御部4002は、ユーザ端末20のIPアドレスと、ユーザ端末20の設置場所とをユーザ端末リスト409に記憶させる。そして、ログイン制御部4002は、認証結果を通信制御部4001に送信させる。
機器リスト管理部4003は、機器リスト408を管理する。機器リスト管理部4003は、機器10の追加要求を入力手段である通信制御部4001が受信した場合に、ユーザ端末リスト409に登録されたユーザ端末20からの追加要求であるか否かを判定する。識別手段である機器リスト管理部4003は、ユーザ端末リスト409に登録されたユーザ端末20からの追加要求である場合に、追加要求のユーザ端末20の設置場所を識別する。そして、機器リスト管理部4003は、追加要求のユーザ端末20と同じ設置場所に設置されるものとして追加要求の対象の機器10を機器リスト408に登録する。すなわち、登録手段である機器リスト管理部4003は、追加要求に含まれる機器情報を、追加要求のユーザ端末20の設置場所に関連付けて機器リスト408に登録する。機器情報とは、例えば、機器10の種別と、機器10の名称と、機器10のIPアドレスとを含む情報である。
次に、第1の実施形態に係る会議システム1が備える各装置が実行する機器追加処理について説明する。機器追加処理とは、会議室において使用する機器10を追加する処理である。ここで、図13は、第1の実施形態に係る会議システム1が備える各装置が実行する機器追加処理の一例を示すシーケンス図である。
ユーザ端末20のログイン制御部2005は、ユーザ情報が入力されたか否かを判定する(ステップS21)。ユーザ情報が入力されていない場合に(ステップS21;No)、ユーザ端末20は、ユーザ情報が入力されるまで待機する。
一方、ユーザ情報が入力された場合に(ステップS21;Yes)、ユーザ端末20の通信制御部2001は、ユーザ情報と、ユーザ端末20のIPアドレスとをアクセスポイント30に送信する(ステップS22)。
アクセスポイント30の通信制御部3001は、受信した情報を中継する(ステップS31)。さらに詳しくは、通信制御部3001は、ユーザ情報と、IPアドレスとを受信する。また、通信制御部3001は、ユーザ情報とIPアドレスとに、アクセスポイント30を識別可能なアクセスポイントコードを付加してサーバ装置40に送信する。
サーバ装置40の通信制御部4001は、ユーザ情報と、IPアドレスと、アクセスポイントコードとを受信する(ステップS41)。
サーバ装置40は、後述するログイン処理を実行する(ステップS42)。
サーバ装置40の通信制御部4001は、ログイン結果を送信する(ステップS43)。
アクセスポイント30の通信制御部3001は、ログイン結果を中継する(ステップS32)。さらに詳しくは、通信制御部3001は、サーバ装置40から受信したログイン結果を、ユーザ端末20に送信する。
ユーザ端末20のログイン制御部2005は、ログイン結果を受信する(ステップS23)。ユーザ端末20のログイン制御部2005は、受信したログイン結果においてユーザが認証されているか否かを判定する(ステップS24)。ユーザが認証されていない場合に(ステップS24;No)、ユーザ端末20は、ステップS21に移行する。
一方、ユーザが認証されている場合に(ステップS24;Yes)、ユーザ端末20の機器追加部2006は、機器リスト408に追加する機器10に関する機器情報が入力されたか否かを判定する(ステップS25)。ここで、機器情報は、機器10の種別や、機器10のIPアドレスや、機器10の名称等が含まれる情報である。例えば、機器情報の入力において機器10の種別は、一覧に表示された一又は複数の機器10の種別から該当する機器10の種別を選択することにより入力される。また、機器10のIPアドレスや、機器10の名称においては、一覧に表示された一又は複数の選択肢から選択する形態であってもよいし、任意のIPアドレスや名称等の入力を受け付ける形態であってもよい。
機器情報が入力されていない場合に(ステップS25;No)、ユーザ端末20は、機器情報が入力されるまで待機する。
一方、機器情報が入力された場合に(ステップS25;Yes)、ユーザ端末20の通信制御部2001は、機器情報と、ユーザ端末20自身のIPアドレスとをアクセスポイント30に送信する(ステップS26)。
アクセスポイント30の通信制御部3001は、機器情報と、IPアドレスとを中継する(ステップS33)。さらに詳しくは、通信制御部3001は、ユーザ端末20から受信した機器情報と、IPアドレスとをサーバ装置40に送信する。
サーバ装置40の通信制御部4001は、機器情報と、IPアドレスとを受信する(ステップS44)。
サーバ装置40は、後述する機器リスト追加処理を実行する(ステップS45)。
以上により、会議システム1が備える各装置は、機器追加処理を終了する。
次に、第1の実施形態に係るサーバ装置40が実行するログイン処理について説明する。ここで、図14は、第1の実施形態に係るサーバ装置40が実行するログイン処理の一例を示すフローチャートである。
サーバ装置40のログイン制御部4002は、受信したユーザ情報によりユーザを認証することができるか否かを判定する(ステップS51)。ユーザを認証することができない場合に(ステップS51;No)、サーバ装置40のログイン制御部4002は、ユーザの認証不可と判定する(ステップS52)。
一方、ユーザを認証することができる場合に(ステップS51;Yes)、サーバ装置40のログイン制御部4002は、受信したアクセスポイントコードと、アクセスポイントリスト410とを比較して、何れの設置場所からの通信であるかを識別する(ステップS53)。
サーバ装置40のログイン制御部4002は、受信したユーザ端末20のIPアドレスを識別した設置場所に関連付けてユーザ端末リスト409に登録させる(ステップS54)。
サーバ装置40のログイン制御部4002は、ユーザの認証と判定する(ステップS55)。
以上により、サーバ装置40は、ログイン処理を終了する。
次に、第1の実施形態に係るサーバ装置40が実行する機器リスト追加処理について説明する。ここで、図15は、第1の実施形態に係るサーバ装置40が実行する機器リスト追加処理の一例を示すフローチャートである。
サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、ユーザ端末リスト409を参照する(ステップS61)。
サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、機器情報と共に受信したユーザ端末20のIPアドレスに基づいて、機器情報の送信元のユーザ端末20がユーザ端末リスト409に登録されているか否かを判定する(ステップS62)。送信元のユーザ端末20がユーザ端末リスト409に登録されていない場合に(ステップS62;No)、サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、機器リスト追加処理を終了する。
一方、送信元のユーザ端末20がユーザ端末リスト409に登録されている場合に(ステップS62;Yes)、サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、機器情報が示す機器10を機器リスト408に登録する(ステップS63)。さらに詳しくは、機器リスト管理部4003は、受信したユーザ端末20のIPアドレスと、ユーザ端末リスト409とを比較して、ユーザ端末20の設置場所を識別する。ここで、ユーザ端末20による機器情報の入力は、機器10が設置される設置場所において実行されるものと考えられる。すなわち、機器リスト管理部4003は、ユーザ端末20の設置場所を識別することにより、機器情報が示す機器10が設置される設置場所を識別する。そして、機器リスト管理部4003は、機器情報に含まれる種別と、名称と、IPアドレスとをユーザ端末20が設置されている設置場所に関連付けて機器リスト408に登録する。
以上により、サーバ装置40は、機器リスト追加処理を終了する。
以上のように、第1の実施形態に係る会議システム1によれば、サーバ装置40の通信制御部4001は、ユーザ端末20に入力された機器情報についてアクセスポイント30を介して受信する。サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、中継したアクセスポイント30が設置された区域に関連付けて受信した機器情報を機器リスト408に記憶させる。従って、第1の実施形態に係る会議システム1は機器10を移動させた場合であっても移動先で使用する機器10として容易に登録することができる。
(第1の実施形態の変形例1)
変形例1は、機器リスト追加処理において追加する機器10の利用時間を設定する点が第1の実施形態と異なっている。なお、第1の実施形態との相違点の説明を主に行い、第1の実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1の実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
第1の実施形態の変形例1において、ユーザ端末20は、機器情報に含まれる情報として機器10の利用時間を設定する入力を受け付ける。ユーザ端末20は、利用時間を含む機器情報をサーバ装置40に送信する。サーバ装置40は、利用時間を含む機器情報を機器リスト411(図16参照)に登録する。そして、サーバ装置40は、利用時間が経過した場合に、機器リスト411から利用時間が経過した機器10を削除する。
ここで、図16は、第1の実施形態の変形例1に係る機器リスト411のデータ構成の一例を示す説明図である。機器リスト411は、設置場所と、種別と、名称と、IPアドレスと、利用時間とを関連付けて記憶する。設置場所と、種別と、名称と、IPアドレスとは、図6に示す機器リスト408の設置場所と、種別と、名称と、IPアドレスと同様の情報である。利用時間は、機器10を利用する時間の制限である。利用時間には、無制限、又は数値を設定することができる。無制限は、機器10を利用する時間に制限がないことを示す設定である。例えば、無制限は、容易に移動させることが困難な機器10等の会議室に常備される機器10に対して設定される。数値は、機器10を利用する時間の数値の設定である。数値の単位は、年、月、日、時、分、又は秒の何れであってもよい。
次に、第1の実施形態の変形例1に係るサーバ装置40が実行する機器リスト追加処理について説明する。ここで、図17は、第1の実施形態の変形例1に係るサーバ装置40が実行する機器リスト追加処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS71からステップS72までの処理は、図15に示す機器リスト追加処理のステップS61からステップS62までの処理と同様である。
サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、機器情報が示す機器10を機器リスト408に登録する(ステップS73)。すなわち、機器リスト管理部4003は、機器情報に含まれる種別と、名称と、IPアドレスと、利用時間とをユーザ端末20が設置されている設置場所に関連付けて機器リスト408に登録する。
サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、タイマーを起動して機器10を追加してから経過した時間を計測する(ステップS74)。
サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、機器リスト411に機器10を追加してから機器10に設定した利用時間が経過したか否かを判定する(ステップS75)。利用時間が経過していない場合に(ステップS75;No)、サーバ装置40は、利用時間が経過するまで待機する。
一方、利用時間が経過した場合に(ステップS75;Yes)、サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、機器リスト411から利用時間が経過した機器10を削除する(ステップS76)。
以上により、サーバ装置40は、機器リスト追加処理を終了する。
以上のように、第1の実施形態の変形例1に係る会議システム1によれば、サーバ装置40の通信制御部4001は、利用時間が含まれる機器情報を受信する。機器リスト管理部4003は、機器10の利用時間を機器リスト411に設定する。そして、機器リスト管理部4003は、利用時間が経過した場合に機器10を機器リスト411から削除する。従って、変形例1に係る会議システム1は、削除操作が入力されなくても利用時間経過後に、機器リスト411から自動的に機器10を削除するため利便性を向上させることができる。
(第1の実施形態の変形例2)
変形例2は、機器リスト追加処理において追加する機器10を識別可能な機器コードを設定する点が第1の実施形態と異なっている。なお、第1の実施形態との相違点の説明を主に行い、第1の実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1の実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
ここで、図18は、第1の実施形態の変形例2に係る機器リスト412のデータ構成の一例を示す説明図である。機器リスト412は、設置場所と、種別と、名称と、IPアドレスと、機器コードとを関連付けて記憶する。設置場所と、種別と、名称と、IPアドレスとは、図6に示す機器リスト408の設置場所と、種別と、名称と、IPアドレスと同様の情報である。機器コードは、機器10を識別可能な識別情報である。例えば、機器コードは、MAC(Media Access Control)アドレス等である。
次に、第1の実施形態の変形例2に係るサーバ装置40が実行する機器リスト追加処理について説明する。ここで、図19は、第1の実施形態の変形例2に係るサーバ装置40が実行する機器リスト追加処理の一例を示すフローチャートである。
なお、前提条件として、ユーザ端末20は、図13に示す機器追加処理のステップS26において、追加対象の機器10の機器コードを含む機器情報の入力を受け付けているものとする。そして、サーバ装置40は、アクセスポイント30を介して、機器コードを含む機器情報を受信しているものとする。
ステップS81からステップS82までの処理は、図15に示す機器リスト追加処理のステップS61からステップS62までの処理と同様である。
サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、機器情報に含まれる追加対象の機器10の機器コードが機器リスト412に登録済みであるか否かを判定する(ステップS83)。機器コードが機器リスト412に登録されていない場合に(ステップS83;No)、サーバ装置40は、ステップS85に移行する。
一方、機器コードが機器リスト412に登録されている場合に(ステップS83;Yes)、サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、登録済みの機器10を機器リスト412から削除する(ステップS84)。
サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、機器情報が示す機器10を機器リスト412に登録する(ステップS85)。
以上により、サーバ装置40は、機器リスト追加処理を終了する。
以上のように、第1の実施形態の変形例2に係る会議システム1によれば、機器リスト管理部4003は、通信制御部4111が受信した機器情報が機器リスト412に登録されているか否かを判定する。機器リスト管理部4003は、機器リスト412に登録されている機器コードと同一の機器コードの機器情報を通信制御部4111が受信した場合に、登録済みの機器情報を削除後に受信した機器情報を機器リスト412に登録する。すなわち、変形例2に係る会議システム1は、機器10との接続を解除後に再度接続させる。従って、機器リスト管理部4003は、容易に機器リスト412を更新することができる。
(第1の実施形態の変形例3)
変形例3は、機器リスト追加処理において所定時間の経過ごとに機器10がネットワークに接続されているか否かを判定する。サーバ装置40は、機器10がネットワークに接続されていない場合に機器リスト408から該当する機器10を削除する点が第1の実施形態と異なっている。例えば、サーバ装置40は、会議室ネットワーク50又はシステムネットワーク60に機器10が接続されていない場合に機器リスト408から該当する機器10を削除する。なお、第1の実施形態との相違点の説明を主に行い、第1の実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1の実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
次に、第1の実施形態の変形例3に係るサーバ装置40が実行する機器リスト追加処理について説明する。ここで、図20は、第1の実施形態の変形例3に係るサーバ装置40が実行する機器リスト追加処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS91からステップS93までの処理は、図15に示す機器リスト追加処理のステップS61からステップS63までの処理と同様である。
サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、タイマーを起動して機器10を追加してから経過した時間を計測する(ステップS94)。
サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、タイマーを起動して機器10を追加してから所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS95)。所定時間が経過していない場合に(ステップS95;No)、サーバ装置40は、所定時間が経過するまで待機する。
一方、所定時間が経過した場合に(ステップS95;Yes)、サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、機器10がネットワークに接続されているか否かを判定する(ステップS96)。例えば、機器リスト管理部4003は、会議室ネットワーク50又はシステムネットワーク60に機器10が接続されていない場合に機器リスト408から該当する機器10を削除する。例えば、機器リスト管理部4003は、接続を確認する通知に対して応答が有ったか否かにより機器10がネットワークに接続されているか否かを判定する。
機器10がネットワークに接続されている場合に(ステップS96;No)、サーバ装置40は、ステップS95に移行する。
一方、機器10がネットワークに接続されていない場合に(ステップS96;Yes)、サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、ネットワークに接続されていない機器10を機器リスト408から削除する(ステップS97)。
以上により、サーバ装置40は、機器リスト追加処理を終了する。
以上のように、第1の実施形態の変形例3に係る会議システム1によれば、機器リスト管理部4003は、機器10がネットワークに接続されていない場合に機器10を機器リスト408から削除する。従って、変形例3に係る会議システム1は、削除操作を入力しなくても利用時間経過後に自動的に機器リスト411から機器10を削除するため利便性を向上することができる。
(第1の実施形態の変形例4)
変形例4は、機器リスト追加処理において機器10を登録したユーザ端末20も登録する。そして、サーバ装置40は、機器10を登録したユーザ端末20から削除要求を受けた場合に機器リスト408から該当する機器10を削除する点が第1の実施形態と異なっている。なお、第1の実施形態との相違点の説明を主に行い、第1の実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1の実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
ここで、図21は、第1の実施形態の変形例4に係る機器リスト413のデータ構成の一例を示す説明図である。機器リスト413は、設置場所と、種別と、名称と、IPアドレスと、登録ユーザ端末とを関連付けて記憶する。設置場所と、種別と、名称と、IPアドレスとは、図6に示す機器リスト408の設置場所と、種別と、名称と、IPアドレスと同様の情報である。登録ユーザ端末は、機器10を登録したユーザ端末20を示す情報である。なお、登録ユーザ端末には、サーバ装置40が機器10を登録した場合に、サーバ装置40が登録したことが記憶される。図21に示す機器リスト413は、「プロジェクタ1」を登録したユーザ端末20が「ユーザ端末5」であることを示している。また、機器リスト413は、「MFP1」と「IWB1」と「MFP2」とは、サーバ装置40が登録したことを示している。
次に、第1の実施形態の変形例4に係るサーバ装置40が実行する機器リスト追加処理について説明する。ここで、図22は、第1の実施形態の変形例4に係るサーバ装置40が実行する機器リスト追加処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS101からステップS102までの処理は、図15に示す機器リスト追加処理のステップS61からステップS62までの処理と同様である。
サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、機器情報が示す機器10を機器リスト408に登録する(ステップS103)。すなわち、機器リスト管理部4003は、機器情報に含まれる種別と、名称と、IPアドレスと、登録ユーザ端末とをユーザ端末20が設置されている設置場所に関連付けて機器リスト408に登録する。
サーバ装置40の通信制御部4001は、機器リスト413から機器10を削除する削除要求を受信したか否かを判定する(ステップS104)。削除要求を受信していない場合に(ステップS104;No)、サーバ装置40は、削除要求を受信するまで待機する。
一方、削除要求を受信した場合に(ステップS104;Yes)、サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、削除要求の要求元が機器リスト413に登録ユーザ端末として登録されたユーザ端末20であるか否かを判定する(ステップS105)。登録ユーザ端末として登録されたユーザ端末20からの削除要求でない場合に(ステップS105;No)、サーバ装置40は、ステップS104に移行する。
一方、登録ユーザ端末として登録されたユーザ端末20からの削除要求である場合に(ステップS105;Yes)、サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、要求された機器10を機器リスト413から削除する(ステップS106)。
以上により、サーバ装置40は、機器リスト追加処理を終了する。
以上のように、第1の実施形態の変形例4に係る会議システム1によれば、通信制御部4001は、機器情報を入力したユーザ端末20を示す登録ユーザ端末を有する機器情報を受信する。機器リスト管理部4003は、通信制御部4001が登録ユーザ端末から削除要求を受信した場合に、機器リスト413から機器10を削除する。変形例4に係る会議システム1は、登録ユーザ端末ではないユーザ端末20によって機器リスト413の機器10が削除されることはない。すなわち、変形例4に係る会議システム1は、悪意のある第三者のユーザ端末20によって機器10が削除されることはないためセキュリティを向上させることができる。
(第1の実施形態の変形例5)
変形例5は、機器10が設置されている設置場所と同じ設置場所に設置されているユーザ端末20から削除要求を受けた場合に機器リスト408から該当する機器10を削除する点が第1の実施形態と異なっている。なお、第1の実施形態との相違点の説明を主に行い、第1の実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1の実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
次に、第1の実施形態の変形例5に係るサーバ装置40が実行する機器リスト追加処理について説明する。ここで、図23は、第1の実施形態の変形例5に係るサーバ装置40が実行する機器リスト追加処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS111からステップS113までの処理は、図15に示す機器リスト追加処理のステップS61からステップS63までの処理と同様である。
サーバ装置40の通信制御部4001は、機器リスト413から機器10を削除する削除要求を受信したか否かを判定する(ステップS114)。削除要求を受信していない場合に(ステップS114;No)、サーバ装置40は、削除要求を受信するまで待機する。
一方、削除要求を受信した場合に(ステップS114;Yes)、サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、削除対象の機器10と同じ設置場所に設置されたユーザ端末20からの削除要求であるか否かを判定する(ステップS115)。更に詳しくは、機器リスト管理部4003は、削除要求の送信元のユーザ端末20のIPアドレスと、ユーザ端末リスト409とを比較することによりユーザ端末20の設置場所を抽出する。または、機器リスト管理部4003は、削除要求に含まれる削除要求を中継したアクセスポイント30のアクセスポイントコードと、アクセスポイントリスト410とを比較することによりユーザ端末20の設置場所を抽出する。そして、機器リスト管理部4003は、抽出したユーザ端末20の設置場所と、機器リスト408の設置場所とを比較することにより削除対象の機器10と同じ設置場所に設置されたユーザ端末20からの削除要求であるか否かを判定する。
同じ設置場所に設置されたユーザ端末20からの削除要求でない場合に(ステップS115;No)、サーバ装置40は、ステップS114に移行する。
一方、同じ設置場所に設置されたユーザ端末20からの削除要求である場合に(ステップS115;Yes)、サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、要求された機器10を機器リスト413から削除する(ステップS116)。
以上により、サーバ装置40は、機器リスト追加処理を終了する。
以上のように、第1の実施形態の変形例5に係る会議システム1によれば、機器リスト管理部4003は、削除対象の機器10の設置場所と同じ設置場所にあるユーザ端末20から削除要求を受信した場合に、機器リスト413から機器10を削除する。従って、変形例5に係る会議システム1は、登録したユーザ端末20と同じ設置場所に接続されている任意のユーザ端末20も削除することができるので利便性を向上させるとともに、セキュリティを向上させることができる。
(第1の実施形態の変形例6)
変形例6は、機器リスト408に機器10を追加した場合等の機器リスト408の更新時に、予め定められた通知先に更新されたことを通知する点が第1の実施形態と異なっている。なお、第1の実施形態との相違点の説明を主に行い、第1の実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1の実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
次に、第1の実施形態の変形例6に係るサーバ装置40が実行する機器リスト追加処理について説明する。ここで、図24は、第1の実施形態の変形例6に係るサーバ装置40が実行する機器リスト追加処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS121からステップS123までの処理は、図15に示す機器リスト追加処理のステップS61からステップS63までの処理と同様である。
サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、機器リスト408が更新されたことを通知する更新通知メールを生成する(ステップS124)。例えば、更新通知メールの件名には、機器リスト408が更新された旨が記載される。また、更新通知メールの本文には、機器リスト408に登録された内容が記載される。更に詳しくは、更新通知メールの本文には、設置場所と、種別と、名称と、IPアドレスとが記載される。なお、機器リスト408が更新されたことの通知は、メールに限らず、SNS(Social Networking Service)等の他の手法により通知してもよい。
サーバ装置40の通知手段である通信制御部4001は、生成した更新通知メールを予め定められた通知先に送信する(ステップS125)。
以上により、サーバ装置40は、機器リスト追加処理を終了する。
以上のように、第1の実施形態の変形例6に係る会議システム1によれば、機器リスト管理部4003は、機器リスト408が更新された場合に、予め定められた通知先に更新通知メールを通信制御部4001に送信させる。従って、変形例6に係る会議システム1は、機器リスト408の更新を把握することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態は、ユーザがユーザ端末20に各種情報を入力することにより、移動先の会議室で機器10を使用可能な状態にしていた。第2の実施形態は、一又は複数の機器10から近距離無線通信により送信された機器情報により移動先の会議室で機器10を使用可能とする点が第1の実施形態と異なっている。なお、第1の実施形態との相違点の説明を主に行い、第1の実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1の実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
第2の実施形態においてアクセスポイント30は、自身が設置された設置場所に設置された機器10の区域別機器リスト310(図25参照)を生成する。アクセスポイント30は、生成した区域別機器リスト310をサーバ装置40に送信する。そして、サーバ装置40は、区域別機器リスト310を機器リスト414(図26参照)に反映させる。従って、サーバ装置40は、持ち込まれた機器10が区域別機器リスト310に含まれている場合には、持ち込まれた機器10も機器リスト414に追加する。また、サーバ装置40は、持ち込まれた機器10が他の会議室で使用されていた場合には、元々設置されていた会議室の区域別機器リスト310にも反映させる。
ここで、図25は、第2の実施形態に係るアクセスポイント30が記憶する区域別機器リスト310のデータ構成の一例を示す説明図である。第2リストである区域別機器リスト310は、アクセスポイント30が設置された設置場所に設置された機器10のリストである。すなわち、区域別機器リスト310は、所定の区域ごとの機器10のリストである。区域別機器リスト310は、種別と、名称と、IPアドレスと、設定情報とを関連付けて記憶する。種別と、名称と、IPアドレスとは、第1の実施形態に係る機器リスト408の種別と、名称と、IPアドレスと同様である。設定情報は、機器10に設定されている内容を示す情報である。例えば、使用可否は、機器10を使用するか否かの設定である。なお、名称は、機器10を識別可能な機器コードであってもよい。例えば、機器コードは、MACアドレス等である。または、機器コードは、機器10を製造したメーカー、機器10の製造型番、及び機器10の製造番号等の文字列をハッシュ関数に入力して算出された出力値であってもよい。
図26は、第2の実施形態に係るサーバ装置40が記憶する機器リスト414のデータ構成の一例を示す説明図である。第1リストである機器リスト414は、会議システム1全体の機器10のリストである。機器リスト414は、設置場所と、種別と、名称と、IPアドレスと、設定情報とを関連付けて記憶する。設置場所と、種別と、名称と、IPアドレスとは、第1の実施形態に係る機器リスト408の設置場所と、種別と、名称と、IPアドレスと同様である。設定情報は、機器10に設定されている内容を示す情報である。例えば、使用可否は、機器10を使用するか否かの設定である。そして、アクセスポイント30とサーバ装置40とは、区域別機器リスト310と、機器リスト414とを適宜同期させることにより機器10が移動されたことを管理する。なお、名称は、機器を識別可能な機器コードであってもよい。例えば、機器コードは、MACアドレス等である。または、機器コードは、機器10を製造したメーカー、機器10の製造型番、及び機器10の製造番号等の文字列をハッシュ関数に入力して算出された出力値であってもよい。
ここで、図27は、第2の実施形態に係る機器10が有する特徴的な機能構成を示す機能ブロックの例を示すブロック図である。便宜上、図27では、第2の実施形態に係る機能を主に例示しているが、機器10が有する機能は、これらに限られるものではない。
機器10のCPU101は、記憶部104に格納された制御プログラム108等を実行することにより、各種機能を実現する。具体的には、CPU101は、通信制御部1001と、近距離通信制御部1002と、基本機能実行部1003と、機器情報管理部1004とを実現する。通信制御部1001と、近距離通信制御部1002と、基本機能実行部1003は、第1の実施形態に係る通信制御部1001と、近距離通信制御部1002と、基本機能実行部1003同様の機能である。
機器情報管理部1004は、近距離通信制御部1002が機器情報要求を受信した場合に、機器10自身の機器情報を取得する。例えば、機器情報管理部1004は、ROM102や記憶部104等から機器情報を取得する。または、機器情報管理部1004は、他の記憶媒体や装置から機器情報を取得してもよい。そして、機器情報管理部1004は、取得した機器情報を近距離通信制御部1002に送信させる。
ここで、図28は、第2の実施形態に係るアクセスポイント30が有する特徴的な機能構成を示す機能ブロックの例を示すブロック図である。便宜上、図28では、第2の実施形態に係る機能を主に例示しているが、アクセスポイント30が有する機能は、これらに限られるものではない。
アクセスポイント30のCPU301は、記憶部304に格納された制御プログラム309等を実行することにより、各種機能を実現する。具体的には、CPU301は、通信制御部3001と、近距離通信制御部3002と、中継制御部3003と、機器リスト管理部3004とを実現する。通信制御部3001と、近距離通信制御部3002と、中継制御部3003とは、第1の実施形態に係る通信制御部3001と、近距離通信制御部3002と、中継制御部3003と同様の機能である。
機器リスト管理部3004は、近距離通信制御部3002にビーコン情報を不特定の機器10等に向けて送信させる。ビーコン情報は、アクセスポイント30自身を機器10やユーザ端末20等の他の装置に検出させる情報である。ビーコン情報は、アクセスポイント30自身を示すアクセスポイントコードが含まれている。機器リスト管理部3004は、機器10がアクセスポイント30を検出したことを示す検出通知を受信した場合に、検出した機器10に機器情報の送信を要求する機器情報要求を近距離通信制御部3002に送信させる。機器リスト管理部3004は、近距離通信制御部3002が機器情報を受信した場合に、受信した機器情報に含まれる各種情報を区域別機器リスト310に記憶させる。すなわち、機器リスト管理部3004は、区域別機器リスト310に機器10を追加させる。これにより機器リスト管理部3004は、機器10から近距離無線通信により送信された機器情報を有する区域ごとの区域別機器リスト310を生成する。
機器リスト管理部3004は、区域別機器リスト310に機器10を追加させた場合に、機器リスト414における区域別機器リスト310の区域の部分について機器10が追加されたことの反映を要求するリスト反映要求を通信制御部3001に送信させる。リスト反映要求には、機器10が追加させた区域別機器リスト310が含まれている。従って、アクセスポイント30が検出した機器10が機器リスト414に追加登録される。
機器リスト管理部3004は、区域別機器リスト310から機器10の削除を要求する機器削除要求を通信制御部3001が受信した場合に、要求された機器10を区域別機器リスト310から削除する。例えば、機器10が他の設置場所に移動させられた場合等に、移動先にあるアクセスポイント30により機器10が区域別機器リスト310に記憶される。このような場合に、通信制御部3001は、機器削除要求を受信する。
次に、第2の実施形態に係る会議システム1が備える各装置が実行する機器移動処理について説明する。機器移動処理とは、移動させられた機器10を会議室で開催される会議に使用可能な状態にする処理である。すなわち、機器移動処理は、対象の機器10を区域別機器リスト310及び機器リスト414に追加する処理である。ここで、図29は、第2の実施形態に係る会議システム1が備える各装置が実行する機器移動処理の一例を示すフローチャートである。
会議システム1が備える各装置は、後述する機器リスト更新処理を実行する(ステップS201)。さらに詳しくは、各装置は、他の設置場所の機器10が移動させられてきた場合等に、アクセスポイント30が記憶している区域別機器リスト310に対して持ち込まれた機器10を追加する更新を実行する。
会議システム1が備える各装置は、後述する機器リスト反映処理を実行する(ステップS202)。さらに詳しくは、各装置は、アクセスポイント30が記憶している区域別機器リスト310の更新内容を、サーバ装置40が記憶している機器リスト414に反映させる。
会議システム1が備える各装置は、後述する機器リスト削除処理を実行する(ステップS203)。さらに詳しくは、各装置は、機器10の移動元の設置場所のアクセスポイント30が記憶している区域別機器リスト310に対して、移動させられた機器10を削除する。
会議システム1が備える各装置は、後述する設定承継処理を実行する(ステップS204)。さらに詳しくは、各装置は、移動元の設定を移動先に承継する。
以上により、会議システム1が備える各装置は、機器移動処理を終了する。
次に、第2の実施形態に係る会議システム1が備える各装置が実行する機器リスト更新処理について説明する。ここで、図30は、第2の実施形態に係る会議システム1が備える各装置が実行する機器リスト更新処理の一例を示すシーケンス図である。
アクセスポイント30の近距離通信制御部3002は、ビーコン情報を送信する(ステップS231)。
機器10の近距離通信制御部1002は、アクセスポイント30との距離が近距離無線通信可能な距離になった場合に、ビーコン情報を受信する(ステップS211)。機器10の近距離通信制御部1002は、ビーコン情報によりアクセスポイント30を検出したことを示す検出通知をアクセスポイント30に送信する(ステップS212)。
アクセスポイント30の近距離通信制御部3002は、検出通知を受信する(ステップS232)。アクセスポイント30の近距離通信制御部3002は、機器情報の送信を要求する機器情報要求を機器10に送信する(ステップS233)。
機器10の近距離通信制御部1002は、機器情報要求を受信する(ステップS213)。機器10の機器情報管理部1004は、機器情報を取得する(ステップS214)。機器10の近距離通信制御部1002は、機器情報をアクセスポイント30に送信する(ステップS215)。
アクセスポイント30の近距離通信制御部3002は、機器情報を受信する(ステップS234)。アクセスポイント30の機器リスト管理部3004は、区域別機器リスト310を更新する(ステップS235)。さらに詳しくは、機器リスト管理部3004は、受信した機器情報を区域別機器リスト310に追加する。
以上により、会議システム1が備える各装置は、機器移動処理を終了する。
次に、第2の実施形態に係る会議システム1が備える各装置が実行する機器リスト反映処理について説明する。ここで、図31は、第2の実施形態に係る会議システム1が備える各装置が実行する機器リスト反映処理の一例を示すシーケンス図である。
アクセスポイント30の通信制御部3001は、サーバ装置40が記憶している機器リスト414の更新の許可を要求するリスト更新許可要求を送信する(ステップS241)。
サーバ装置40の通信制御部4001は、リスト更新許可要求を受信する(ステップS251)。サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、機器リスト414の更新を許可するか否かを判定する(ステップS252)。サーバ装置40の通信制御部4001は、機器リスト414の更新を許可するか否かの判定結果を示したリスト更新判定結果をアクセスポイント30に送信する(ステップS253)。
アクセスポイント30の通信制御部3001は、リスト更新判定結果を受信する(ステップS242)。アクセスポイント30の機器リスト管理部3004は、受信したリスト更新判定結果に基づいて、機器リスト414の更新が許可されたか否かを判定する(ステップS243)。機器リスト414の更新が許可されていない場合に(ステップS243;No)、アクセスポイント30は、機器リスト反映処理を終了する。
一方、機器リスト414の更新が許可されている場合に(ステップS243;Yes)、アクセスポイント30の通信制御部3001は、アクセスポイントコードと、区域別機器リスト310とを含むリスト反映要求を送信する(ステップS244)。
サーバ装置40の通信制御部4001は、リスト反映要求を受信する(ステップS254)。サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、リスト反映要求に含まれる区域別機器リスト310の部分をサーバ装置40が記憶する機器リスト414に反映する(ステップS255)。さらに詳しくは、機器リスト管理部4003は、受信したリスト反映要求に含まれるアクセスポイントコードと、アクセスポイントリスト410とを比較して、何れの設置場所からの通信であるかを識別する。そして、機器リスト管理部4003は、サーバ装置40が記憶する機器リスト414のうちリスト反映要求を送信したアクセスポイント30の設置場所に関する区域について、リスト反映要求に含まれる区域別機器リスト310を上書きする。すなわち、機器リスト414に、リスト反映要求に含まれる区域別機器リスト310の機器10を、識別したアクセスポイント30の設置場所において情報を共有可能な機器10として登録する。これにより、機器リスト管理部4003は、リスト反映要求の区域別機器リスト310に含まれる機器10を、リスト反映要求を送信したアクセスポイント30の設置場所に関連付けて機器リスト414に追加登録する。または、機器リスト管理部4003は、リスト反映要求の区域別機器リスト310に含まれていない機器10を、リスト反映要求を送信したアクセスポイント30の設置場所において会議情報を共有可能な機器10としての登録を削除する。このように機器リスト管理部4003は、アクセスポイント30の区域別機器リスト310の内容と、サーバ装置40の機器リスト414の内容とを同期させることにより、両リスト間の整合性を保つことができる。
サーバ装置40の通信制御部4001は、区域別機器リスト310の内容を反映したことを示すリスト反映応答を送信する(ステップS256)。
アクセスポイント30の通信制御部3001は、リスト反映応答を受信する(ステップS245)。
以上により、会議システム1が備える各装置は、機器リスト反映処理を終了する。なお、機器10は、機器リスト反映処理において機器10が会議室ネットワーク50と接続済みである場合には、近距離無線通信によらず会議室ネットワーク50を介して機器情報を送信してもよい。
次に、第2の実施形態に係る会議システム1が備える各装置が実行する機器リスト削除処理について説明する。ここで、図32は、第2の実施形態に係る会議システム1が備える各装置が実行する機器リスト削除処理の一例を示すシーケンス図である。
サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、機器リスト反映処理において機器10が追加された機器リスト414の更新前後を比較して、機器リスト414に追加された機器10を抽出する(ステップS261)。
サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、追加された機器10と同一の機器10を機器リスト414から抽出する(ステップS262)。すなわち、機器リスト管理部4003は、追加された機器10が移動させられる前に設置されていた設置場所、及び削除対象の機器10を抽出する。
サーバ装置40の通信制御部4001は、抽出した設置場所のアクセスポイント30が記憶している区域別機器リスト310の更新の許可を要求するリスト更新許可要求を送信する(ステップS263)。
アクセスポイント30の通信制御部3001は、リスト更新許可要求を受信する(ステップS271)。アクセスポイント30の機器リスト管理部3004は、区域別機器リスト310の更新を許可するか否かを判定する(ステップS272)。アクセスポイント30の通信制御部3001は、区域別機器リスト310の更新を許可するか否かの判定結果を示したリスト更新判定結果をサーバ装置40に送信する(ステップS273)。
サーバ装置40の通信制御部4001は、リスト更新判定結果を受信する(ステップS264)。サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、受信したリスト更新判定結果に基づいて、区域別機器リスト310の更新が許可されたか否かを判定する(ステップS265)。区域別機器リスト310の更新が許可されていない場合に(ステップS265;No)、サーバ装置40は、機器リスト削除処理を終了する。
一方、区域別機器リスト310の更新が許可されている場合に(ステップS265;Yes)、サーバ装置40の通信制御部4001は、削除対象の機器10を含む機器削除要求を送信する(ステップS266)。
アクセスポイント30の通信制御部3001は、機器削除要求を受信する(ステップS274)。アクセスポイント30の機器リスト管理部3004は、機器削除要求に含まれる削除対象の機器10を区域別機器リスト310から削除する(ステップS275)。
アクセスポイント30の通信制御部3001は、区域別機器リスト310から機器10を削除したことを示す機器削除応答を送信する(ステップS276)。
サーバ装置40の通信制御部4001は、機器削除応答を受信する(ステップS267)。
サーバ装置40とアクセスポイント30とは、機器リスト反映処理を実行して機器リスト414を更新する(ステップS277)。すなわち、サーバ装置40とアクセスポイント30とは、機器10が削除されたことを機器リスト414に反映させる。
以上により、会議システム1が備える各装置は、機器リスト削除処理を終了する。
次に、第2の実施形態に係る会議システム1が備える各装置が実行する設定承継処理について説明する。設定承継処理とは、機器10が他の会議室に移動させられた場合、すなわち、機器リスト414に登録した機器10が登録した設置場所とは異なる設置場所に関連付けられている場合に、設定内容を区域別機器リスト310に設定する処理である。ここで、図33は、第2の実施形態に係る会議システム1が備える各装置が実行する設定承継処理の一例を示すシーケンス図である。
サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、追加された機器10に設定されていた設定情報を、機器10が移動される前の機器リスト414から抽出する(ステップS281)。すなわち、機器リスト管理部4003は、機器リスト414に登録した機器10が、登録した設置場所とは異なる設置場所に関連付けられている場合に、異なる設置場所に関連付けられている設定情報を機器リスト414から抽出する。
サーバ装置40の通信制御部4001は、アクセスポイント30が記憶している区域別機器リスト310の更新の許可を要求するリスト更新許可要求を送信する(ステップS282)。
アクセスポイント30の通信制御部3001は、リスト更新許可要求を受信する(ステップS291)。アクセスポイント30の機器リスト管理部3004は、区域別機器リスト310の更新を許可するか否かを判定する(ステップS292)。アクセスポイント30の通信制御部3001は、区域別機器リスト310の更新を許可するか否かの判定結果を示したリスト更新判定結果をサーバ装置40に送信する(ステップS293)。
サーバ装置40の通信制御部4001は、リスト更新判定結果を受信する(ステップS283)。
サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、受信したリスト更新判定結果に基づいて、区域別機器リスト310の更新が許可されたか否かを判定する(ステップS284)。区域別機器リスト310の更新が許可されていない場合に(ステップS284;No)、サーバ装置40は、設定承継処理を終了する。
一方、区域別機器リスト310の更新が許可されている場合に(ステップS284;Yes)、サーバ装置40の通信制御部4001は、機器リスト414から抽出した設定情報の設定を要求する機器設定変更要求を送信する(ステップS285)。機器設定変更要求には、抽出した設定情報、及び設定情報を抽出した機器10の名称が含まれている。
アクセスポイント30の通信制御部3001は、機器設定変更要求を受信する(ステップS294)。アクセスポイント30の機器リスト管理部3004は、機器設定変更要求に含まれる設定情報を区域別機器リスト310に設定する(ステップS295)。すなわち、機器リスト管理部3004は、区域別機器リスト310において、機器設定変更要求に含まれる名称と同一の名称の機器10に対して機器設定変更要求に含まれる設定情報を設定する。
アクセスポイント30の通信制御部3001は、区域別機器リスト310の設定を変更したことを示す機器設定変更応答を送信する(ステップS296)。
サーバ装置40の通信制御部4001は、機器設定変更応答を受信する(ステップS286)。
サーバ装置40とアクセスポイント30とは、機器リスト反映処理を実行して機器リスト414を更新する(ステップS287)。すなわち、サーバ装置40とアクセスポイント30とは、設定情報が設定されたことを機器リスト414に反映させる。
以上により、会議システム1が備える各装置は、設定承継処理を終了する。
以上のように、第2の実施形態に係る会議システム1によれば、サーバ装置40の通信制御部4001は、アクセスポイント30が近距離無線通信により機器10から受信した機器情報を有する区域別機器リスト310を受信する。サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、区域別機器リスト310に含まれる機器10を機器リスト414に登録する。従って、第2の実施形態に係る会議システム1は、機器10を移動させた場合であっても移動先で使用する機器10として容易に登録することができる。
(第2の実施形態の変形例1)
第2の実施形態の変形例1は、ユーザ端末20が機器情報を中継して機器10から送信された機器情報をユーザ端末20が中継してアクセスポイント30に送信する点が第2の実施形態と異なっている。ユーザ端末20が機器情報を中継する中継装置として機能することにより、近距離無線可能な距離まで機器10をアクセスポイント30に近づけることができない場合であっても区域別機器リスト310に機器10を登録することができる。なお、第1の実施形態、及び第2の実施形態との相違点の説明を主に行い、第1の実施形態、又は第2の実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1の実施形態、及び第2の実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
ここで、図34は、第2の実施形態の変形例1に係るユーザ端末20が有する特徴的な機能構成を示す機能ブロックの例を示すブロック図である。便宜上、図34では、第2の実施形態の変形例1に係る機能を主に例示しているが、ユーザ端末20が有する機能は、これらに限られるものではない。
ユーザ端末20のCPU201は、記憶部204に格納された制御プログラム209等を実行することにより、各種機能を実現する。具体的には、CPU201は、通信制御部2001と、近距離通信制御部2002と、表示制御部2003と、操作制御部2004と、ログイン制御部2005と、機器追加部2006と、機器情報管理部2007とを実現する。通信制御部2001と、近距離通信制御部2002と、表示制御部2003と、操作制御部2004と、ログイン制御部2005と、機器追加部2006とは、第1の実施形態に係る通信制御部2001と、近距離通信制御部2002と、表示制御部2003と、操作制御部2004と、ログイン制御部2005と、機器追加部2006と同様の機能である。
機器情報管理部2007は、機器情報の中継を制御する。機器情報管理部2007は、会議システム1の機器10を管理する会議システムアプリケーションが起動された場合に、機器情報の送信を要求する機器情報要求を近距離通信制御部2002に送信させる。機器情報管理部2007は、機器情報を受信した場合に、ユーザの操作に基づいて受信した機器情報を記憶部204に記憶させる。機器情報管理部2007は、記憶部204に機器情報を記憶させた場合に、アクセスポイント30が記憶する区域別機器リスト310を更新することが可能なユーザ端末20であることの認証を要求するユーザ端末認証要求を近距離通信制御部2002に送信させる。機器情報管理部2007は、区域別機器リスト310を更新することが可能なユーザ端末20として認証された場合に、ユーザの操作に基づいて記憶部204に記憶させた機器情報を含む機器追加要求を近距離通信制御部2002に送信させる。機器追加要求は、ユーザの操作に基づいて記憶部204に記憶させた機器情報の機器10を区域別機器リスト310に追加することを要求する情報である。
次に、第2の実施形態の変形例1に係る会議システム1が備える各装置が実行する機器リスト更新処理について説明する。ここで、図35は、第2の実施形態の変形例1に係る会議システム1が備える各装置が実行する機器リスト更新処理の一例を示すシーケンス図である。
ユーザ端末20の操作制御部2004は、ユーザの操作に基づいて会議システムアプリケーションを起動させる(ステップS321)。ユーザ端末20の近距離通信制御部2002は、機器情報要求を送信する(ステップS322)。
機器10の近距離通信制御部1002は、ユーザ端末20との距離が近距離無線通信可能な距離になった場合に、機器情報要求を受信する(ステップS311)。機器10の機器情報管理部1004は、機器情報を取得する(ステップS312)。機器10の近距離通信制御部1002は、機器情報をユーザ端末20に送信する(ステップS313)。
ユーザ端末20の近距離通信制御部2002は、機器情報を受信する(ステップS323)。この時、ユーザ端末20の表示制御部2003は、記憶確認画面1000を表示させてもよい。ここで、図36は、記憶確認画面1000の一例を示す説明図である。記憶確認画面1000は、受信した機器情報を表示して、記憶部204等に記憶させることについて確認を求める画面である。そして、ユーザ端末20の機器情報管理部2007は、記憶確認画面1000において機器情報を記憶させる操作が入力された場合に、機器情報を記憶部204に記憶させる。
ユーザ端末20の近距離通信制御部2002は、アクセスポイント30が記憶する区域別機器リスト310を更新することが可能なユーザ端末20であることの認証を要求するユーザ端末認証要求を送信する(ステップS324)。
アクセスポイント30の通信制御部3001は、ユーザ端末20との距離が近距離無線通信可能な距離になった場合に、ユーザ端末認証要求を受信する(ステップS341)。アクセスポイント30の機器リスト管理部3004は、区域別機器リスト310を更新することが可能なユーザ端末20として認証するか否かを判定する(ステップS342)。区域別機器リスト310を更新することが可能なユーザ端末20であるか否かは、アクセスポイント30自身が判定してもよいし、サーバ装置40等に問い合わせてもよい。
アクセスポイント30の近距離通信制御部3002は、ユーザ端末20の認証結果を示したユーザ端末認証結果をユーザ端末20に送信する(ステップS343)。
ユーザ端末20の近距離通信制御部2002は、ユーザ端末認証結果を受信する(ステップS325)。ユーザ端末20の機器情報管理部2007は、受信したユーザ端末認証結果に基づいて、ユーザ端末20が認証されたか否かを判定する(ステップS326)。ユーザ端末20が認証されていない場合に(ステップS326;No)、ユーザ端末20は、機器リスト更新処理を終了する。
一方、ユーザ端末20が認証されている場合に(ステップS326;Yes)、ユーザ端末20の近距離通信制御部2002は、追加対象の機器10を含む機器追加要求を送信する(ステップS327)。この時、ユーザ端末20の表示制御部2003は、登録確認画面2000を表示させてもよい。ここで、図37は、登録確認画面2000の一例を示す説明図である。登録確認画面2000は、登録対象の機器10の機器情報を表示して、アクセスポイント30が記憶する区域別機器リスト310に登録することについて確認を求める画面である。そして、ユーザ端末20の機器情報管理部2007は、登録確認画面2000において機器情報を登録させる操作が入力された場合に、機器情報を含むリスト更新要求をアクセスポイント30に送信する。
アクセスポイント30の近距離通信制御部3002は、機器追加要求を受信する(ステップS344)。アクセスポイント30の機器リスト管理部3004は、機器追加要求に含まれる機器情報の機器10を区域別機器リスト310に追加する(ステップS345)。機器リスト管理部3004は、中継装置として機能するユーザ端末20を介して送信された機器情報を区域別機器リスト310に追加する。
アクセスポイント30の近距離通信制御部3002は、区域別機器リスト310に機器10を追加したことを示す機器追加応答をユーザ端末20に送信する(ステップS346)。
ユーザ端末20の近距離通信制御部2002は、機器追加応答を受信する(ステップS328)。
以上により、会議システム1が備える各装置は、機器リスト更新処理を終了する。なお、会議システム1が備える各装置は、機器リスト反映処理、機器リスト削除処理、及び設定承継処理においては、第2の実施形態と同様の処理を実行する。すなわち、第2の実施形態の変形例1に係る機器リスト更新処理において生成された区域別機器リスト310は、サーバ装置40に送信される。そして、サーバ装置40は、受信した区域別機器リスト310を機器リスト414に反映させる。
以上のように、第2の実施形態の変形例1に係る会議システム1によれば、中継装置として機能するユーザ端末20は、一の区域にある機器10から受信した機器情報をアクセスポイント30に送信する。アクセスポイント30の機器リスト管理部3004は、近距離通信制御部3002がユーザ端末20から受信した機器情報の機器10を区域別機器リスト310に登録する。アクセスポイント30の通信制御部3001は、区域別機器リスト310をサーバ装置40に送信する。サーバ装置40の機器リスト管理部4003は、受信した区域別機器リスト310に含まれる機器10を機器リスト414に登録する。従って、第2の実施形態の変形例1に係る会議システム1は、近距離無線可能な距離まで機器10をアクセスポイント30に近づけることができない場合であっても区域別機器リスト310に機器10を登録することができる。
本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
上述した機器10の各部の機能(通信制御部1001、近距離通信制御部1002、基本機能実行部1003、及び機器情報管理部1004)は、CPU101が、記憶装置(例えばROM102や記憶部104)に格納された制御プログラム108等を実行することにより実現する。しかし、機器10の各部の機能は、これに限らず、例えば上記機器10の各部の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。
上述したユーザ端末20の各部の機能(通信制御部2001、近距離通信制御部2002、表示制御部2003、操作制御部2004、ログイン制御部2005、機器追加部2006、及び機器情報管理部2007)は、CPU201が、記憶装置(例えばROM202や記憶部204)に格納された制御プログラム209等を実行することにより実現する。しかし、ユーザ端末20の各部の機能は、これに限らず、例えば上記ユーザ端末20の各部の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。
上述したアクセスポイント30の各部の機能(通信制御部3001、近距離通信制御部3002、中継制御部3003、及び機器リスト管理部3004)は、CPU301が、記憶装置(例えばROM302や記憶部304)に格納された制御プログラム309等を実行することにより実現する。しかし、アクセスポイント30の各部の機能は、これに限らず、例えば上記アクセスポイント30の各部の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。
上述したサーバ装置40の各部の機能(通信制御部4001、ログイン制御部4002、及び機器リスト管理部4003)は、CPU401が、記憶装置(例えばROM402や記憶部404)に格納された制御プログラム407等を実行することにより実現する。しかし、サーバ装置40の各部の機能は、これに限らず、例えば上記サーバ装置40の各部の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。
上記各実施形態及び各変形例の各装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)、USB(Universal Serial Bus)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。
また、上記各実施形態及び各変形例の各装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、上記各実施形態及び各変形例の各装置を、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、上記各実施形態及び各変形例の各装置で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
上記各実施形態及び各変形例の各装置で実行されるプログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、例えば、CPUがROMからプログラムをRAM上に読み出して実行することにより、上記各機能部がコンピュータ上で実現されるようになっている。
1 会議システム
10 機器
20 ユーザ端末
30 アクセスポイント
40 サーバ装置
1001 通信制御部
1002 近距離通信制御部
1003 基本機能実行部
1004 機器情報管理部
2001 通信制御部
2002 近距離通信制御部
2003 表示制御部
2004 操作制御部
2005 ログイン制御部
2006 機器追加部
2007 機器情報管理部
3001 通信制御部
3002 近距離通信制御部
3003 中継制御部
3004 機器リスト管理部
4001 通信制御部
4002 ログイン制御部
4003 機器リスト管理部
特開2015−29246号公報

Claims (10)

  1. 所定の区域において情報を共有可能な機器を当該区域ごとに管理する機器管理システムであって、
    前記機器に関する機器情報の入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段が受け付けた前記機器情報が示す前記機器が設置される前記区域を識別する識別手段と、
    前記区域ごとに当該区域において情報を共有可能な機器が登録された第1リストに、前記入力手段が受け付けた前記機器情報が示す前記機器を、前記識別手段が識別した前記区域において情報を共有可能な機器として登録する登録手段と、
    を備える機器管理システム。
  2. 前記入力手段は、前記機器情報が示す前記機器の利用時間の入力を受け付け、
    前記登録手段は、前記利用時間が経過した場合に、前記第1リストから削除する、
    請求項1に記載の機器管理システム。
  3. 前記登録手段が前記機器を前記第1リストに登録したことを通知する通知手段を更に備える、
    請求項1又は2に記載の機器管理システム。
  4. 前記入力手段は、一の前記区域に設置された前記機器から近距離無線通信により送信された前記機器情報を有する前記機器のリストである第2リストの入力を受け付け、
    前記登録手段は、当該第2リストに含まれる前記機器を、当該第2リストの前記区域において前記情報を共有可能な機器として前記第1リストに登録する、
    請求項1に記載の機器管理システム。
  5. 前記登録手段は、前記第2リストの前記区域において前記情報を共有可能な機器として前記第1リストに登録した前記機器が、前記第2リストの前記区域とは異なる前記区域において前記情報を共有可能な機器として登録されている場合に、当該区域の前記情報を共有可能な前記機器としての登録を削除する、
    請求項4に記載の機器管理システム。
  6. 前記第2リストの前記区域において前記情報を共有可能な機器として前記第1リストに登録した前記機器が、前記第2リストの前記区域とは異なる前記区域において前記情報を共有可能な機器として登録されている場合に、当該区域において前記情報を共有可能な前記機器に設定されていた内容を示す設定情報の設定要求を前記第2リストの送信元に送信する送信手段を更に備える、
    請求項4又は5に記載の機器管理システム。
  7. 前記入力手段は、一の前記区域に設置された前記機器から前記近距離無線通信を中継する中継装置を介して送信された前記機器情報を有する前記第2リストの入力を受け付ける、
    請求項4乃至6の何れか一項に記載の機器管理システム。
  8. 機器に関する機器情報の入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段が受け付けた前記機器情報が示す前記機器が設置される区域を識別する識別手段と、
    前記区域ごとに当該区域において情報を共有可能な機器が登録された第1リストに、前記入力手段が受け付けた前記機器情報が示す前記機器を、前記識別手段が識別した前記区域において情報を共有可能な機器として登録する登録手段と、
    を備えるサーバ装置。
  9. 所定の区域において情報を共有可能な機器を当該区域ごとに管理する機器管理方法であって、
    前記機器に関する機器情報の入力を受け付ける入力ステップと、
    前記入力ステップにおいて受け付けた前記機器情報が示す前記機器が設置される前記区域を識別する識別ステップと、
    前記区域ごとに当該区域において情報を共有可能な機器が登録された第1リストに、前記入力ステップにおいて受け付けた前記機器情報が示す前記機器を、前記識別ステップで識別した前記区域において情報を共有可能な機器として登録する登録ステップと、
    を含む機器管理方法。
  10. コンピュータを、
    機器に関する機器情報の入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段が受け付けた前記機器情報が示す前記機器が設置される区域を識別する識別手段と、
    前記区域ごとに当該区域において情報を共有可能な機器が登録された第1リストに、前記入力手段が受け付けた前記機器情報が示す前記機器を、前記識別手段が識別した前記区域において情報を共有可能な機器として登録する登録手段と、
    して機能させるためのプログラム。
JP2016151486A 2016-08-01 2016-08-01 機器管理システム、サーバ装置、機器管理方法、及びプログラム Pending JP2018022243A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016151486A JP2018022243A (ja) 2016-08-01 2016-08-01 機器管理システム、サーバ装置、機器管理方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016151486A JP2018022243A (ja) 2016-08-01 2016-08-01 機器管理システム、サーバ装置、機器管理方法、及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018022243A true JP2018022243A (ja) 2018-02-08

Family

ID=61165550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016151486A Pending JP2018022243A (ja) 2016-08-01 2016-08-01 機器管理システム、サーバ装置、機器管理方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018022243A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019158583A (ja) * 2018-03-13 2019-09-19 セイコーインスツル株式会社 通信システム、通信方法、電子時計および通信機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019158583A (ja) * 2018-03-13 2019-09-19 セイコーインスツル株式会社 通信システム、通信方法、電子時計および通信機器
JP7033472B2 (ja) 2018-03-13 2022-03-10 セイコーインスツル株式会社 通信システム、通信方法、電子時計および通信機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6740618B2 (ja) 情報処理装置、通信システム、通信方法
EP3037954B1 (en) Method of generating workform by using byod service and mobile device for performing the method
JP2017058793A (ja) 画像形成システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
EP3148160B1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and program
JP5962698B2 (ja) 画像形成システム、サービス提供サーバー、情報処理端末、画像形成装置及びプログラム
JP2016091211A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、ログイン方法、及びプログラム
KR20120140687A (ko) 정보 처리 장치, 서버 장치, 정보 처리 방법 및 프로그램
JP2015005195A (ja) デバイス登録システム
EP3131002B1 (en) Information processing apparatus, information processing program, and information processing method
JP2016167803A (ja) プログラム、情報処理装置、通信システム
US10447871B2 (en) Information processing device for controlling display of device, information processing method, and non-transitory computer readable medium
JP2017038257A (ja) 情報処理装置、端末装置及びプログラム
JP2014182411A (ja) 情報処理装置、ネットワークシステム、処理実行方法及び処理実行プログラム
JP2014013492A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、デバイス選択方法およびプログラム
JP2016062243A (ja) 情報処理装置及び情報処理システム
JP6613653B2 (ja) 中継装置、通信制御方法、及び通信制御システム
JP6089833B2 (ja) 画像形成装置、携帯端末装置、情報処理装置、画像形成システム及びプログラム
CN105991616B (zh) 信息处理装置、通信系统以及通信方法
JP6487643B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体
JP2018022243A (ja) 機器管理システム、サーバ装置、機器管理方法、及びプログラム
JP2019029689A (ja) 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP7024247B2 (ja) 情報処理装置、通信システム、通信方法およびプログラム
US11496478B2 (en) Information processing device and non-transitory computer readable medium
JP2015207153A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、方法およびプログラム
JP2022064194A (ja) 情報処理システム、出力システム、出力方法、プログラム