JP2019157548A - シールド掘進機 - Google Patents

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誠 小田
Makoto Oda
誠 小田
義雄 酒井
Yoshio Sakai
義雄 酒井
公輝 岸本
Kimiteru Kishimoto
公輝 岸本
光助 立石
Kosuke Tateichi
光助 立石
信吾 大植
Shingo Oue
信吾 大植
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Abstract

【課題】クラッシャを駆動する駆動機構の掘削土砂による故障を防止することができるシールド掘進機を提供する。【解決手段】シールド掘進機は、筒状の胴体と、胴体の先端部分に設けられた、カッターチャンバーに面する正面壁と、正面壁の下部に設けられた排泥口を通じてカッターチャンバーと連通する排泥チャンバーを挟んで正面壁と対向し、胴体の内部空間である機械室に面する隔壁と、隔壁に接続された排泥管と、排泥チャンバー内に配置されたクラッシャと、機械室内に配置された、クラッシャを駆動するための駆動機構と、隔壁を貫通してクラッシュと駆動機構とを連結する動力伝達部材と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、シールド掘進機に関する。
一般的に、トンネル工事に使用されるシールド掘進機では、筒状の胴体の先端部分に正面壁が設けられ、この正面壁が面するカッターチャンバー内にカッターヘッドにより掘削された掘削土砂が流入する。このようなシールド掘進機には、掘削土砂中の岩石を破砕するためにクラッシャが装備されることがある。
例えば、特許文献1には、図6に示すようなシールド掘進機100が開示されている。このシールド掘進機100では、正面壁120の後方に隔壁150が設けられ、正面壁120の下部と隔壁150との間に排泥チャンバー130が形成されている。排泥チャンバー130は、正面壁120の下部に設けられた排泥口121を通じてカッターチャンバー110と連通している。そして、この排泥チャンバー130内にクラッシャ140が配置されている。隔壁150には排泥管160が接続されている。
欧州特許出願公開第1172522号明細書
ところで、図6には図示されていないものの、特許文献1に開示されたシールド掘進機100では、クラッシャ140を駆動する駆動機構も排泥チャンバー130内に配置されている。
しかしながら、このように駆動機構が排泥チャンバー130内に配置されている場合には、駆動機構が掘削土砂に常時曝されるために、駆動機構が故障し易い。
そこで、本発明は、クラッシャを駆動する駆動機構の掘削土砂による故障を防止することができるシールド掘進機を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明のシールド掘進機は、筒状の胴体と、前記胴体の先端部分に設けられた、カッターチャンバーに面する正面壁と、前記正面壁の下部に設けられた排泥口を通じて前記カッターチャンバーと連通する排泥チャンバーを挟んで前記正面壁と対向し、前記胴体の内部空間である機械室に面する隔壁と、前記隔壁に接続された排泥管と、前記排泥チャンバー内に配置されたクラッシャと、前記機械室内に配置された、前記クラッシャを駆動するための駆動機構と、前記隔壁を貫通して前記クラッシュと前記駆動機構とを連結する動力伝達部材と、を備える、ことを特徴とする。
上記の構成によれば、クラッシャを駆動する駆動機構が胴体の内部空間である機械室内に配置されているので、駆動機構の掘削土砂による故障を防止することができる。
上記のシールド掘進機は、前記排泥チャンバーに対する前記排泥管の開口と前記クラッシャとの間に設けられた格子と、前記胴体と共に、前記格子と前記排泥管の開口との間の空間を取り囲む囲いと、前記囲いの上方で前記動力伝達部材を回転可能に支持する軸受箱と、を更に備えてもよい。この構成によれば、囲いの上方の空間を合理的に利用して軸受箱を配置することができる。
本発明によれば、クラッシャを駆動する駆動機構の掘削土砂による故障を防止することができる。
本発明の一実施形態に係るシールド掘進機の縦断面図である。 図1の要部の拡大図である。 図2のIII−III線に沿った横断面図である。 図2のIV−IV線に沿った横断面図である。 図2のV−V線に沿った横断面図である。 従来のシールド掘進機の縦断面図である。
図1に、本発明の一実施形態に係るシールド掘進機1を示す。このシールド掘進機1は、筒状の胴体31と、胴体31の前方(シールド掘進機1の進行方向)に配置されたカッターヘッド21を含む。
本実施形態では、胴体31が、前胴32と後胴33とに分けられており、折れ曲がり可能となっている。ただし、胴体31は折れ曲がり可能でなくてもよい。
胴体31の先端部分には、環状の外側正面壁45が設けられている。また、外側正面壁45の内側には、円形状の内側正面壁41が設けられている。外側正面壁45と内側正面壁41とは、支持構造体43によって連結されている。
外側正面壁45および内側正面壁41とカッターヘッド21との間には、カッターチャンバー11が形成されている。つまり、外側正面壁45および内側正面壁41は、カッターチャンバー11に面する。カッターチャンバー11内には、カッターヘッド21により掘削された掘削土砂が流入する。外側正面壁45および内側正面壁41は、カッターチャンバー11と、後述する機械室14、排泥チャンバー12および非排泥チャンバー13とを仕切る役割を果たす。
カッターヘッド21は、当該カッターヘッド21の後方(シールド掘進機1の進行方向と反対側)に配置されたカッタードラム22と接続されている。カッタードラム22は、ベアリング23,24を介して支持構造体43に回転可能に支持されている。
支持構造体43は、カッタードラム22と共に内側のベアリング23を挟持する内側スリーブ42と、カッタードラム22と共に外側のベアリング24を挟持する外側スリーブ44を含む。内側スリーブ42は内側正面壁41と接合されており、外側スリーブ44は外側正面壁45と接合されている。
外側正面壁45の後方には、環状の隔壁51が設けられている。隔壁51の外周縁は胴体31と接続されている。隔壁51の内周縁からは周壁52が前方に延びており、この周壁52の前端がリング53によって支持構造体43の外側スリーブ44と接続されている。ただし、隔壁51と支持構造体43との接続構造は、これに限られるものではなく、適宜変更可能である。隔壁51および周壁52は、後述する機械室14と、後述する排泥チャンバー12および非排泥チャンバー13とを仕切る役割を果たす。
図2および図4に示すように、外側正面壁45の下部と隔壁51の下部との間には、一対の側壁54が設けられている。これらの側壁54は、外側正面壁45と隔壁51との間の空間を、最下部に位置する排泥チャンバー12と断面略C字状の非排泥チャンバー13とに仕切っている。換言すれば、隔壁51は、排泥チャンバー12および非排泥チャンバー13を挟んで外側正面壁45と対向している。
外側正面壁45の下部には、図2および図3に示すように、排泥口46が設けられている。この排泥口46を通じて、側壁54の間の排泥チャンバー12がカッターチャンバー11と連通している。また、隔壁51の下部には、排泥チャンバー12に開口するように排泥管16が接続されている。
隔壁51および周壁52は、胴体31の内部空間である機械室14に面している。図示は省略するが、機械室14内には、カッタードラム22およびカッターヘッド21を回転させる油圧モータや、セグメント10を組み立てるエレクタ装置などが配置されている。
また、機械室14内には、複数のシールドジャッキ15が配置されている。これらのシールドジャッキ15は、胴体31の内周面に取り付けられており、組み立てられたセグメント10を押圧してシールド掘進機1を前進させる。
次に、図2〜図5を参照して、排泥チャンバー12回りの構造について詳細に説明する。
排泥チャンバー12内には、外側正面壁45の裏面に接するようにゲート47が設けられている。このゲート47は、一対のジャッキ48により駆動されて、排泥口46を開閉する。
また、排泥チャンバー12内には、カッターヘッド21により掘削された掘削土砂中の岩石を破砕するためのクラッシャ6が配置されている。クラッシャ6は、一対の破砕爪61を含む。これらの破砕爪61からは後方に向かって一対のシャフト(動力伝達部材)71が延びており、これらのシャフト71が隔壁51を貫通している。なお、本発明の動力伝達部材はシャフトに限られるものではない。
クラッシャ6と排泥チャンバー12に対する排泥管16の開口17との間には、格子91が設けられている。格子91は、所定の大きさ以上の岩石の通過を禁止する篩の役割を果たす。
本実施形態では、格子91が隔壁51よりもある程度前方に配置されている。そして、格子91と排泥管16の開口17との間の空間が、胴体31と共に囲い92で取り囲まれている。囲い92は、天板93と一対の側板94を含む。
囲い92の上方には、上述した一対のシャフト71を回転可能に支持する軸受箱72が配置されている。軸受箱72は、周壁52に固定されている。
隔壁51の後方、すなわち機械室14内には、クラッシャ6を駆動するための駆動機構8が配置されている。駆動機構8は、シャフト71によりクラッシャ6と連結されている。
より詳しくは、駆動機構8は、一対のジャッキ82を含む。各ジャッキ82の一端は、シャフト71の後端部に固定されたアーム81とピン連結されており、他端は、胴体31の内周面に取り付けられたブラケット83とピン連結されている。そして、双方のジャッキ82が伸長すれば破砕爪61が互いに近づくように揺動し、双方のジャッキ82が短縮すれば破砕爪61が互いに離れるように揺動する。
以上説明したように、本実施形態のシールド掘進機1では、クラッシャ6を駆動する駆動機構8が胴体31の内部空間である機械室14内に配置されているので、駆動機構8の掘削土砂による故障を防止することができる。
また、本実施形態では、囲い92の上方にシャフト71を回転可能に支持する軸受箱72が配置されているので、囲い92の上方の空間を合理的に利用して軸受箱72を配置することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
1 シールド掘進機
11 カッターチャンバー
12 排泥チャンバー
14 機械室
16 排泥管
17 開口
31 胴体
41,45 正面壁
46 排泥口
51 隔壁
6 クラッシャ
71 シャフト(動力伝達部材)
72 軸受箱
8 駆動機構
91 格子
92 囲い

Claims (2)

  1. 筒状の胴体と、
    前記胴体の先端部分に設けられた、カッターチャンバーに面する正面壁と、
    前記正面壁の下部に設けられた排泥口を通じて前記カッターチャンバーと連通する排泥チャンバーを挟んで前記正面壁と対向し、前記胴体の内部空間である機械室に面する隔壁と、
    前記隔壁に接続された排泥管と、
    前記排泥チャンバー内に配置されたクラッシャと、
    前記機械室内に配置された、前記クラッシャを駆動するための駆動機構と、
    前記隔壁を貫通して前記クラッシュと前記駆動機構とを連結する動力伝達部材と、
    を備える、シールド掘進機。
  2. 前記排泥チャンバーに対する前記排泥管の開口と前記クラッシャとの間に設けられた格子と、
    前記胴体と共に、前記格子と前記排泥管の開口との間の空間を取り囲む囲いと、
    前記囲いの上方で前記動力伝達部材を回転可能に支持する軸受箱と、を更に備える、請求項1に記載のシールド掘進機。
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