JP5701342B2 - トンネル掘削機 - Google Patents

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Description

本発明は、大型・大容量の電動モータを用いることなくカッタヘッドの回転駆動力を増強することが可能であると共に、軸心位置を空けることが可能で諸機器を合理的にレイアウトすることができるトンネル掘削機に関する。
地中にガス管や下水道管などの小口径管体を埋設するためのトンネル掘削機が特許文献1に開示されている。特許文献1の「トンネル掘削機とトンネル掘削方法」では、筒体の前部内に設けている隔壁に前方地盤を掘削するカッタヘッドを回転自在に軸支してなるカッタユニットと、上記筒体の後端に着脱可能に連結する長尺筒体内に上記カッタヘッドを回転駆動する電動モータを配設してなるモータユニットとからなり、このモータユニットの長尺筒体の前端をカッタユニットの筒体の後端に連結することによってトンネル掘削機を構成する一方、立抗内から前方地盤に向かって該トンネル掘削機を発進させる際には上記モータユニットに替えて、上記長尺筒体よりも長さが短い短尺筒体内に上記カッタヘッドを回転駆動する油圧モータを配設してなる補助モータユニットを上記カッタユニットに接続して仮掘削機を形成するように構成している。
特許第4731463号公報
背景技術にあっては、長尺筒体中央の軸心位置に単一の電動モータを配置している。カッタヘッドをより大きな回転駆動力で駆動したい場合、電動モータの出力を増強する必要がある。出力を増強すると、電動モータが大型化・大容量化し、それに伴ってモータユニットを構成する長尺筒体の長さがさらに長尺化し、このため、補助モータユニットと交換すべきモータユニットを立抗内に搬入することができないという課題があった。
また、電動モータを長尺筒体中央の軸心位置に配置しているため、その他の諸機器を設備するのに支障が生じ、長尺筒体内部に諸機器を合理的にレイアウトすることができないという課題もあった。
本発明は上記従来の課題に鑑みて創案されたものであって、大型・大容量の電動モータを用いることなくカッタヘッドの回転駆動力を増強することが可能であると共に、軸心位置を空けることが可能で諸機器を合理的にレイアウトすることができるトンネル掘削機を提供することを目的とする。
本発明にかかるトンネル掘削機は、前方地盤を掘削するカッタヘッドを回転駆動する回転軸が設けられた前胴部に、該回転軸を回転駆動するための油圧モータを備える仮後胴部を交換可能に連結し、立坑内から前方地盤へ向かって発進させた後、該仮後胴部と交換して、該回転軸を回転駆動するための電動モータを備えた本後胴部を該前胴部に連結してさらに掘削するようにしたトンネル掘削機であって、上記前胴部の後端に面する上記本後胴部の前端に、前後方向に間隔を隔てて、前後一対の支持壁を設け、該一対の支持壁の中央部分に貫通孔を形成し、該貫通孔を貫通して、上記本後胴部に、上記前胴部の上記回転軸と直列に直結される回転伝達軸を設け、上記一対の支持壁の上記貫通孔それぞれに、上記回転伝達軸を軸方向に沿って両端支持して上記本後胴部に回転自在に支持するコロ軸受を設け、前方の上記支持壁から前方へ突出される上記回転伝達軸の前端に、上記回転軸に設けた内歯歯車に着脱自在に連結される外歯歯車を設け、上記回転伝達軸に、上記一対の支持壁の上記コロ軸受間に位置させて、センターギアを設け、上記電動モータを、その本体を後方の上記支持壁に取り付け固定し、その駆動軸の前端を前方の上記支持壁にコロ軸受を介して回転自在に支持して、上記回転伝達軸の軸周りに互いに間隔を隔てて複数配設すると共に、上記センターギアに、上記各電動モータでそれぞれ回転駆動される複数のドライブギアを噛合したことを特徴とする。
前記前胴部内には、前記カッタヘッドで掘削した土砂を取り込む土砂取込室が形成され、該土砂取込室内には、上記前胴部に固定してアウターコーンが設けられると共に前記回転軸に固定して上記カッタヘッドと共に回転駆動されるインナーコーンが設けられ、該インナーコーンには、上記土砂取込室へ給水する給水部が形成され、前記後胴部には、上記給水部へ給水するための給水管が固設され、回転される前記回転軸から前記回転伝達軸には、それらの回転軸心に沿って中空給水路が一連に貫通形成され、該中空給水路の一端は上記給水部に連通され、該中空給水路の他端は、上記回転伝達軸の軸端部に設けられるスイベルジョイントを介して、上記給水管に接続されることを特徴とする。
本発明にかかるトンネル掘削機にあっては、大型・大容量の電動モータを用いることなくカッタヘッドの回転駆動力を増強することができると共に、軸心位置を空けることが可能で諸機器を合理的にレイアウトすることができる。
本発明にかかるトンネル掘削機の好適な一実施形態を示す、前胴部に仮後胴部を連結する前の様子を示す概略側断面図である。 図1に示した前胴部に仮後胴部を連結した様子を示す概略側断面図である。 図1に示した前胴部に本後胴部を連結する前の様子を示す概略側断面図である。 図3に示した本後胴部を前胴部に連結した様子を示す概略側断面図である。 図4に示した前胴部と本後胴部の連結状態の詳細を示す側断面図である。 図5中、A−A線矢視断面図である。 図5中、B−B線矢視断面図である。 図1〜5に示したトンネル掘削機によるトンネル施工の第1工程を説明する説明図である。 図1〜5に示したトンネル掘削機によるトンネル施工の第2工程を説明する説明図である。 図1〜5に示したトンネル掘削機によるトンネル施工の第3工程を説明する説明図である。 図1〜5に示したトンネル掘削機によるトンネル施工の第4工程を説明する説明図である。 図1〜5に示したトンネル掘削機によるトンネル施工の第5工程を説明する説明図である。 図1〜5に示したトンネル掘削機によるトンネル施工の第6工程を説明する説明図である。 図1〜5に示したトンネル掘削機に適用される発進機構を示す平面図である。 図14に示した発進機構の後面図である。
以下に、本発明にかかるトンネル掘削機の好適な一実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るトンネル掘削機の前胴部に仮後胴部を連結する前の様子を示す概略側断面図、図2は、図1に示した前胴部に仮後胴部を連結した様子を示す概略側断面図、図3は、図1に示した前胴部に本後胴部を連結する前の様子を示す概略側断面図、図4は、図3に示した本後胴部を前胴部に連結した様子を示す概略側断面図、図5は、図4に示した前胴部と本後胴部の連結状態の詳細を示す側断面図、図6は、図5中、A−A線矢視断面図、図7は、図5中、B−B線矢視断面図である。
本実施形態に係るトンネル掘削機1は、小口径管体を埋設するのに用いられる。トンネル掘削機1は、発進に際しては、前胴部2と仮後胴部3を連結して前方地盤Gを掘削し、発進した後は、仮後胴部3と交換して、前胴部2に本後胴部4を連結し、その後さらに前方地盤Gを掘削するようになっている。
図1〜図5に示すように、前胴部2は、前方地盤Gに面する前端が前方に向かって開放され、仮後胴部3や本後胴部4が連結される後端が端面板5で閉鎖される中空筒体状に形成される。前胴部2の前端には、多数のカッタを有し、回転駆動されて前方地盤を掘削する円盤状のカッタヘッド6が設けられる。
前胴部2には、カッタヘッド6に向かい合わせて、隔壁7が設けられる。隔壁7は、端面板5側に対し、カッタヘッド6側を水密に区画閉塞する。前胴部2内の隔壁7とカッタヘッド6との間には、カッタヘッド6で掘削した土砂が取り込まれる土砂取込室8が形成される。
前胴部2内には、カッタヘッド6の回転中心に連結して、当該カッタヘッド6を回転駆動する回転軸9が設けられる。回転軸9は、前胴部2の前後長さ方向に沿って水平に設けられる。回転軸9は、隔壁7及び端面板5の中央部分に連通形成された貫通穴10を貫通して設けられる。隔壁7から端面板5に亘る貫通穴10位置には、回転軸9を包囲して、当該回転軸9を水密状態で回転自在に支持する短尺中空筒体状の軸受ユニット11が設けられる。
軸受ユニット11は具体的には、その前後長さ方向両端に、スラストを支持しつつ回転軸を回転自在に軸受するスラスト自動調心コロ軸受11aを備えて構成される。回転軸9は、軸受ユニット11を介して前胴部2に回転自在に設けられる。前端がカッタヘッド6に連結された回転軸9は、軸受ユニット11から後方へ向かって延出された後端に、ギヤカップリング12を構成する内歯歯車13が形成される。
カッタヘッド6に連結される回転軸9の前端側には、隔壁7の前方に位置させて、インナーコーン14が固定して設けられる。インナーコーン14は、回転軸9の回転によって、カッタヘッド6と共に回転駆動される。前胴部2内には、インナーコーン9に面して、アウターコーン15が固定して設けられる。アウターコーン15とインナーコーン14は、アウターコーン15に対し、インナーコーン14が回転駆動されることで、土砂取込室8に取り込まれた大塊土を細かく破砕するようになっている。
隔壁7と端面板5との間には、貫通穴10が形成された中央部分から外れた下部に、前胴部排泥管16が設けられる。前胴部排泥管16の前端口部は、隔壁7を水密に貫通して、土砂取込室8の下部に連通される。前胴部排泥管16の後端口部は、端面板5を貫通して、仮後胴部3及び本後胴部4それぞれに備えられる後胴部排泥管18,20に着脱自在に連結される。
隔壁7と端面板5との間には、前胴部排泥管16と同様に、貫通穴10が形成された中央部分から外れた下部に、前胴部排泥管16に並べて、前胴部送泥管17が設けられる。前胴部送泥管17の前端口部は、隔壁7を水密に貫通して、土砂取込室8の下部に連通される。前胴部送泥管16の後端口部は、端面板5を貫通して、仮後胴部3や本後胴部4それぞれに備えられる後胴部送泥管19,21に着脱自在に連結される。
前胴部2には、図1及び図2に示すように、ボルト等で交換自在に仮後胴部3が連結される。仮後胴部3は、前胴部2に面する前端に支持壁22が設けられて閉鎖され、後端が開放された中空筒体状に形成される。支持壁22の中央部には、油圧モータ23が取付支持される。
支持壁22から前方へ突出される油圧モータ23の駆動軸には、ギヤカップリング12を構成する外歯歯車24が設けられる。油圧モータ23の外歯歯車24と回転軸9の内歯歯車13とは、着脱自在に連結されて、動力を伝達するギヤカップリング12を構成する。
支持壁22の下部には、当該支持壁22を貫通して、前胴部排泥管16の後端口部に前端口部が着脱自在に連結される後胴部排泥管18及び前胴部送泥管17の後端口部に前端口部が着脱自在に連結される後胴部送泥管19が突出される。これら後胴部排泥管18の後端口部及び後胴部送泥管19の後端口部はそれぞれ、仮後胴部3の後端側で、排泥管路25及び送泥管路26に着脱自在に連結される。
前方地盤Gを掘削する際、油圧モータ23を駆動すると、ギヤカップリング12を介して、回転軸9が回転駆動され、回転駆動される回転軸9により、カッタヘッド6及びインナーコーン14が回転駆動される。また、後胴部送泥管19から前胴部送泥管17を通じて供給される泥水が土砂取込室8内に導入され、また、土砂取込室8内に充満する泥水は、前胴部排泥管16及び後胴部排泥管18を通じて、排出されるようになっている。
図3〜図5には、本後胴部4が示されている。本後胴部4も仮後胴部3と同様に、中空円筒体状に形成される。本後胴部4には、油圧モータ23に代えて、電動モータ27が設けられる。
局所的に高強度の地盤が存在する場合、油圧モータ23では、オーバーロードが利かないため、圧油がリリーフして回転不能となることがある。他方、電動モータ27ではそのような領域でも、回転が停止することなくトンネル掘削を継続していくことが可能である。反面、同じ出力の油圧モータ23と電動モータ27の前後方向長さを比較した場合、構造上、油圧モータ23に比べて、電動モータ27の方が長い。このように電動モータ27は、油圧モータ23よりも長さ寸法が長く形成されるため、本後胴部4は、仮後胴部3よりも前後長さ寸法が長く形成される。
本後胴部4も、仮後胴部3と同様に、前胴部2に対し、ボルト28等で交換自在に連結される。前胴部2の後端に面する本後胴部4の前端には、前後方向に間隔を隔てて、一対の支持壁29,30が設けられる。
本後胴部4には、前胴部2の回転軸9と直列に直結される回転伝達軸31が設けられる。すなわち、回転伝達軸31は、その回転中心が回転軸9の回転中心と一致されて、本後胴部4の前後長さ方向に沿って水平に設けられる。回転伝達軸9は、一対の支持壁29,30の中央部分に形成された貫通孔32を貫通して設けられる。各支持壁29,30の貫通孔32にはそれぞれ、回転伝達軸31を回転自在に支持する自動調心コロ軸受33が設けられる。これら支持壁29,30に設けた軸受33により、回転伝達軸31は、軸方向に沿って両端支持されて、本後胴部4に回転自在に設けられる。
後方の支持壁30から後方へ突出される回転伝達軸31の軸端部31aは、カバー34で覆われる。前方の支持壁29から前方へ突出される回転伝達軸31の前端には、油圧モータ23の駆動軸と同様に、ギヤカップリング12を構成する外歯歯車35が設けられる。回転伝達軸31の外歯歯車35と回転軸9の内歯歯車13とは、着脱自在に連結されて、動力を伝達するギヤカップリング12を構成する。回転伝達軸31には、前後一対の支持壁29,30の軸受33間に位置させて、センターギア36が設けられる。
また、前後一対の支持壁29,30には図6及び図7に示すように、貫通孔32が形成された中央部分から外れた側方位置及び上方位置となる、回転伝達軸31の軸周りに、互いに間隔を隔てて複数の電動モータ27が配設される。電動モータ27は、その本体が後方の支持壁30に取り付け固定されると共に、その駆動軸27aの前端が前方の支持壁29にコロ軸受37を介して回転自在に支持される。
各電動モータ27の駆動軸27aには、ドライブギア38が設けられ、これら複数のドライブギア38はそれぞれ、センターギア36に噛合される。従って、複数の電動モータ27を駆動すると、それらの回転駆動力は、複数のドライブギア38を介してセンターギア36に伝達され、センターギア36に伝達された回転駆動力で回転伝達軸31が回転駆動されるようになっている。図示例にあっては、電動モータ27は、三台設けられているが、二台以上、何台であってもよい。
一対の支持壁29,30には、貫通孔32が形成された中央部分から外れた下部に位置させて、これら一対の支持壁29,30を貫通して、後胴部排泥管20及び後胴部送泥管21が配設される。仮後胴部3から本後胴部4に交換した際に、前胴部2の排泥管16及び送泥管17の各後端口部それぞれに、これら後胴部排泥管20及び後胴部送泥管21の前端口部が着脱自在に連結される。これにより、土砂取込室8に対して泥水が供給・排出される。後胴部排泥管20の後端口部には、排泥管路25が、後胴部送泥管21の後端口部には、送泥管路26が着脱自在に連結される。
本後胴部4内には、その周方向に間隔を隔てるように、後胴部送泥管21及び後胴部排泥管20と電動モータ27との間の空間、並びに電動モータ27相互間の空間に配置して、4基の方向修正ジャッキ39が設けられる。このため、本後胴部4は、方向修正ジャッキ39に並設される中折れ部40を介して、屈曲可能に前後に分割形成されている。
本実施形態に係るトンネル掘削機1にあっては、インナーコーン14には、土砂取込室8に連通させて、当該土砂取込室8へ泥水などを別途給水する給水部41が形成される。給水部41は、インナーコーン14の回転中心から半径方向に向けて貫通形成され、土砂取込室8に向けて開放される開口端41aを有する孔部41bで形成される。また、本後胴部4には、一対の支持壁29,30の後方に配置して、給水部41へ給水するための給水管42が固定して設けられる。図示例にあっては、この給水管42は、送泥管路26から分岐して設けられ、泥水が流入されるようになっている。
さらに、本後胴部4の回転伝達軸31には、その回転軸心位置に当該回転軸心に沿って、カバー34で覆われた軸端部31aから前端に亘り、本後胴部側中空給水路43aが貫通形成される。また、前胴部2の回転軸9には、その回転軸心位置に当該回転軸心に沿って、後端から前端のインナーコーン14に亘り、前胴部側中空給水路43bが貫通形成される。前胴部側中空給水路43bの前端は、給水部41を形成する孔部41bに連通される。
回転軸9の内歯歯車13と回転伝達軸31の外歯歯車35とが噛合し、これら歯車13,35が同じ速度で回転するギアカップリング12位置では、前胴部側中空給水路43bと本後胴部側中空給水路43aとは、これら間に設けたシールカップリング44によって一連に着脱可能に連通される。
言い換えれば、回転される回転軸9から回転伝達軸31には、それらの回転軸心に沿って一連に中空給水路43が貫通形成される。回転伝達軸31の軸端部31aには、カバー34を水密に貫通して、本後胴部側中空給水路43aに連通される連通部45aを有するスイベルジョイント45が設けられ、このスイベルジョイント45に給水管42が接続される。これにより、中空給水路43は、スイベルジョイント45を介して、給水管42に着脱自在に連結される。
このような構成により、前胴部2及び本後胴部4の中央に配設される回転軸9及び回転伝達軸31の設置位置に、これらを前後長さ方向に貫通して、切羽位置へ向かって給水し、この給水により、インナーコーン14やアウターコーン15、土砂取込室8の内面に泥土が付着するのを防止する給水設備が備えられる。
次に、本実施形態に係るトンネル掘削機1の作用を、図8〜図13の工程図を用いて説明する。トンネル掘削機1によって立坑46から地中にトンネルを掘削する場合、立坑46の横断面積が狭いときには、トンネル掘削機1の長さが長すぎると、地上から立坑46内に搬入できなかったり、搬入は可能であっても、立坑46から前方地盤Gに向かっての掘進作業が困難となる事態が発生し得る。
立坑46内への搬入時には、トンネル掘削機1の長さを短くするために、前胴部2に、油圧モータ23を備えた仮後胴部3を連結し、これによりトンネル掘削機1の立坑46内への搬入及び前方地盤Gに向けた発進を可能とする。すなわち、まず仮後胴部3を前胴部2に接続したトンネル掘削機1を立坑45内にクレーン等で吊り下げて搬入し、図8に示すように、立坑46の内底部上に配設している発進架台47上に、前方地盤Gに向けて設置する。
図14は、図2及び図4に示したトンネル掘削機1に適用される発進機構を示す平面図、図15は、図14に示した発進機構の後面図である。この発進架台47は、立坑46の内底面の両側部に、前後方向に向けて支持フレーム48を互いに平行に敷設すると共に、これら支持フレーム48の対向内側面間を数本の連結フレーム49によって一体に連結し、さらに、支持フレーム48間の中央部に前後方向に向けて、前胴部2及び仮後胴部3の下周面を摺動自在に支持する水平発進台50を配設して、この水平発進台50を、当該水平発進台50と直交する連結フレーム49の中央部上面にボルト等によって固定することで構成されている。
さらに、両側の支持フレーム48上に、左右一対の推進ジャッキ51を配設し、これら推進ジャッキ51の後方に向かって突設している伸縮ロッド51aを、立坑46の後壁面上に固定した反力受け台52に当接させると共に、伸縮ロッド51aの伸長に従って前進するこれら推進ジャッキ51のシリンダ部51bを、押し板53の両側端部に穿設している孔53aに挿通して、これらシリンダ部51bの後端鍔部51cを孔53aに係止させ、かつ、この押し板53の前面中央部を、水平発進台50上に設置したトンネル掘削機1の仮後胴部3の後端に押し付けている。
押し板53の中央部には、通孔54を設けて、この通孔54を通じて、後胴部排泥管18及び後胴部送泥管19の後端口部にアダプタ55を接続し、このアダプタ55に送泥管路26及び排泥管路25を接続している。また、推進ジャッキ51としては、2段ジャッキを採用している。
発進架台47上にトンネル掘削機1を設置した後、左右一対の推進ジャッキ51を作動させて、その伸縮ロッド51aを伸長させると、反力受け台52に反力をとって、推進ジャッキ51のシリンダ部51bが前進し、これにより、シリンダ部51b間に架設状態で連結している押し板53が一体に前進し、その前面で仮後胴部3の後端を押圧しながら、トンネル掘削機1を水平発進台50上で発進坑口56に向かって推進し、この発進坑口56から前方地盤Gの掘削を開始する。
地盤の掘削は、仮後胴部3内の油圧モータ23を駆動することによって、その回転駆動力を、回転軸9を介してカッタヘッド6に伝達し、これによりカッタヘッド6を回転させながら、トンネル掘削機1を推進させることによって行われ、掘削された土砂は土砂取込室8内に取り込まれる。この際、大塊土が土砂取込室8に取り込まれた場合には、インナーコーン14とアウターコーン15によって細かく破砕される。
また、掘削中において、地上から送泥管路26を通じて泥水を仮後胴部3内の後胴部送泥管19に供給し、この後胴部送泥管19と連結、連通した前胴部2内の前胴部送泥管17を通じて、土砂取込室8に泥水を供給、充満させて掘削土砂と混合させ、掘削土砂を泥土化させると共に、この土砂取込室8に充満した泥水圧によって切羽を押さえて切羽地盤の崩壊を防止しながら、カッタヘッド6によって前方地盤Gを掘削する。
一方、土砂取込室8内で泥土化した土砂は、前胴部排泥管16を通じて、前胴部2から仮後胴部3内の後胴部排泥管16に送り出され、さらに排泥管路25を通じて、泥水と一緒に立坑46から地上に設置した分離槽(図示せず)に送り込まれ、この分離槽で掘削土砂を泥水から分離した後、該泥水を再び送泥管路26に供給する。
このように、発進架台47上に、仮後胴部3を連結したトンネル掘削機1によって立坑46から前方地盤Gに向かってトンネルの掘削を開始し、前胴部2と仮後胴部3との接続部分がトンネル内に進入する手前、すなわち、発進坑口56に入る直前まで掘進すると、その位置でトンネルの掘削を停止する。
停止状態で、前胴部2内の前胴部排泥管16及び前胴部送泥管17と、仮後胴部3内の後胴部排泥管18及び後胴部送泥管19とを切り離すと共に、前胴部2と仮後胴部3との連結を切り離した後、仮後胴部3を後退させることによってギヤカップリング12を外し、これによって前胴部2から仮後胴部3の油圧モータ23を切り離し、その後、仮後胴部3をクレーン等によって立坑46から地上側へ撤去して、回収する(図9参照)。
次いで、本後胴部4をクレーン等で吊り下げて立坑46内に搬入し、発進架台47上に設置した後、左右一対の推進ジャッキ51の伸縮ロッド51aを伸長させることにより、本後胴部4の後端を、押し板53を介して前進させて、本後胴部4を前胴部2に当接した状態にして、図4に示すように、ボルト28等により一体に連結すると共に、ギヤカップリング12を介して、前胴部2の回転軸9と本後胴部4の回転伝達軸31とを連結する。
回転軸9と回転伝達軸31を連結すると、シールジョイント44を介して、前胴部2から本後胴部4にわたって一連に中空給水路43が形成される。中空給水路43の回転伝達軸9側には予め、スイベルジョイント45を介して給水管42が連結されていると共に、中空給水路43の回転軸9側は、インナーコーン14の給水部41が連通されていて、給水管42から給水することで、切羽側の土砂取込室8に給水することができる。
さらに、本後胴部4の後胴部排泥管20及び後胴部送泥管21を、前胴部2の前胴部排泥管16及び前胴部送泥管17にそれぞれ連結、連通させると共に、後胴部排泥管20及び後胴部送泥管21に排泥管路25及び送泥管路26を連結する。また、複数の電動モータ27を、地上に設置した発電機57に配線を介して接続する(図10参照)。
以上のようにして、前胴部2に本後胴部4を接続した後、左右一対の推進ジャッキ51を作動させてその伸縮ロッド51aを伸長させることにより、仮後胴部3の場合と同様に、反力受け台52に反力をとって、本後胴部4を、押し板53を介して推進させると共に、本後胴部4内の複数の電動モータ27を駆動する。
複数の電動モータ27の回転駆動力は、各ドライブギア38を介してセンターギア36に入力され、回転伝達軸31が回転駆動される。回転伝達軸31の回転駆動力は、ギアカップリング12を介して回転軸9に伝達され、これによりカッタヘッド6が回転駆動されて、トンネルを掘進することができる。
掘削された土砂は上述したように、土砂取込室8内に取り込まれ、インナーコーン14とアウターコーン15によって細かく破砕された後、前胴部排泥管16、後胴部排泥管17、排泥管路25を通じて排出される。この際、土砂取込室8へは、送泥管路26から後胴部送泥管21、前胴部送泥管17を介して、泥水が供給される。
また、カッタヘッド6の回転駆動中において、回転伝達軸31から回転軸9に亘って一連に形成された中空給水路43には、給水管42からスイベルジョイント45を介して泥水が導入され、中空給水路43に導入された泥水は、インナーコーン14の給水部41に達して、土砂取込室8へと供給され、これによりインナーコーン14やアウターコーン15、土砂取込室8に土砂が付着して固結することを抑制する。
前胴部2に後続している本後胴部4が発進坑口56に入る直前まで掘進すると、一旦トンネルの掘削を停止し、左右一対の推進ジャッキ51の伸縮ロッド51aを収縮させることにより、押し板53を後退させて、本後胴部4と押し板53との間に、後続する管体を介在させることが可能な間隔を形成する。
最初は、油圧機器の作動用油圧ユニットや制御盤、掘削方向を求めるターゲット等、各種設備機器を搭載した第1制御管59を接続する。この際、排泥管路25及び送泥管路26も、この第1制御管59を通じて、本後胴部4の後胴部排泥管20及び後胴部送泥管21に接続する(図11参照)。
次いで、複数の電動モータ27を作動させてカッタヘッド6を回転させると共に、推進ジャッキ51を作動させてその伸縮ロッド51aを伸長させることにより、押し板53で第1制御管59の後端を前方へ押圧し、第1制御管59を推し進めて前胴部2と本後胴部4を一体に推進させ、カッタヘッド6によりトンネルを掘進する。
そして、第1制御管59の長さに相当する一定長のトンネルを掘削すると、図12に示すように、第1制御管59に滑材注入口やバイパスバルブ等を備えている第2制御管60を後続させ、その後同様にして、この第2制御管60の長さに相当する一定長のトンネルを掘進しながら第2制御管60を、第1制御管59と一体に推進する。
その後、この第2制御管60に引き続いて、図13に示すように、ヒューム管等の埋設管61を継ぎ足し、その後端を上記と同様に推進ジャッキ51によって、押し板53を介して推し進めて、カッタヘッド6により掘削されるトンネル内に推進させる。
そして、埋設管61一本の長さに相当する一定長のトンネルを掘削する度に、順次埋設管61を継ぎ足しながら、推進させることにより、立坑46から到達側の立坑(図示せず)に達したトンネルの全長に亘って、埋設管61の列からなる下水管等の管路を形成する。到達側の立坑に達したとき、前胴部2や本後胴部4、第1,第2制御管59,60は順次切り離されて、地上側に撤去される。
以上説明した本実施形態に係るトンネル掘削機1にあっては、本後胴部4に、前胴部2の回転軸9と直列に直結される回転伝達軸31を設け、電動モータ27を、回転伝達軸31の軸周りに互いに間隔を隔てて複数配設し、回転伝達軸31にセンターギア36を設けると共に、センターギア36に、各電動モータ27でそれぞれ回転駆動される複数のドライブギア38を噛合したので、大型・大容量の電動モータを用いることなく、複数の電動モータ27によってカッタヘッド6の回転駆動力を増強することができる。また、電動モータ6の配置に関し、回転軸9や回転伝達軸31の軸心位置を空けることができ、諸機器を合理的にレイアウトすることができる。
また、本実施形態では、前胴部2内に、カッタヘッド6で掘削した土砂を取り込む土砂取込室8が形成され、土砂取込室8内に、前胴部2に固定してアウターコーン15が設けられると共に回転軸9に固定してカッタヘッド6と共に回転駆動されるインナーコーン14が設けられ、インナーコーン14に、土砂取込室8へ給水する給水部41が形成され、本後胴部4に、給水部41へ給水するための給水管42が固設され、回転される回転軸9から回転伝達軸31に、それらの回転軸心に沿って中空給水路43が一連に貫通形成され、中空給水路43の一端が給水部41に連通され、中空給水路43の他端が、回転伝達軸31の軸端部31aに設けられるスイベルジョイント45を介して、給水管42に接続されるので、回転軸9や回転伝達軸31の軸心位置を避けて電動モータ27を配設することで空いた当該軸心位置を利用して、掘削作業を円滑に進行するのに利便性の高い給水経路を合理的にトンネル掘削機1内部に確保することができる。
1 トンネル掘削機
2 前胴部
3 仮後胴部
4 本後胴部
6 カッタヘッド
8 土砂取込室
9 回転軸
14 インナーコーン
15 アウターコーン
23 油圧モータ
27 電動モータ
31 回転伝達軸
31a 回転伝達軸の軸端部
36 センターギア
38 ドライブギア
41 給水部
42 給水管
43 中空給水路
45 スイベルジョイント
46 立坑
G 前方地盤

Claims (2)

  1. 前方地盤を掘削するカッタヘッドを回転駆動する回転軸が設けられた前胴部に、該回転軸を回転駆動するための油圧モータを備える仮後胴部を交換可能に連結し、立坑内から前方地盤へ向かって発進させた後、該仮後胴部と交換して、該回転軸を回転駆動するための電動モータを備えた本後胴部を該前胴部に連結してさらに掘削するようにしたトンネル掘削機であって、
    上記前胴部の後端に面する上記本後胴部の前端に、前後方向に間隔を隔てて、前後一対の支持壁を設け、
    該一対の支持壁の中央部分に貫通孔を形成し、
    該貫通孔を貫通して、上記本後胴部に、上記前胴部の上記回転軸と直列に直結される回転伝達軸を設け、
    上記一対の支持壁の上記貫通孔それぞれに、上記回転伝達軸を軸方向に沿って両端支持して上記本後胴部に回転自在に支持するコロ軸受を設け、
    前方の上記支持壁から前方へ突出される上記回転伝達軸の前端に、上記回転軸に設けた内歯歯車に着脱自在に連結される外歯歯車を設け、
    上記回転伝達軸に、上記一対の支持壁の上記コロ軸受間に位置させて、センターギアを設け、
    上記電動モータを、その本体を後方の上記支持壁に取り付け固定し、その駆動軸の前端を前方の上記支持壁にコロ軸受を介して回転自在に支持して、上記回転伝達軸の軸周りに互いに間隔を隔てて複数配設すると共に、
    上記センターギアに、上記各電動モータでそれぞれ回転駆動される複数のドライブギアを噛合したことを特徴とするトンネル掘削機。
  2. 前記前胴部内には、前記カッタヘッドで掘削した土砂を取り込む土砂取込室が形成され、該土砂取込室内には、上記前胴部に固定してアウターコーンが設けられると共に前記回転軸に固定して上記カッタヘッドと共に回転駆動されるインナーコーンが設けられ、該インナーコーンには、上記土砂取込室へ給水する給水部が形成され、前記本後胴部には、上記給水部へ給水するための給水管が固設され、回転される前記回転軸から前記回転伝達軸には、それらの回転軸心に沿って中空給水路が一連に貫通形成され、該中空給水路の一端は上記給水部に連通され、該中空給水路の他端は、上記回転伝達軸の軸端部に設けられるスイベルジョイントを介して、上記給水管に接続されることを特徴とする請求項1に記載のトンネル掘削機。
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