JP2019157302A - 紡績部材、繊維案内部材及び空気紡績装置 - Google Patents

紡績部材、繊維案内部材及び空気紡績装置 Download PDF

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Abstract

【課題】腐食による耐用期間の短縮を防止することができる紡績部材、繊維案内部材及び空気紡績装置を提供する。【解決手段】ニードル70は、圧縮空気を用いて繊維束Fを紡績する空気紡績装置7に含まれる。ニードル70は、タングステン及びコバルトを少なくとも含む材料から形成されており、一方向に延在する本体部71と、本体部71の一方向における少なくとも一部に設けられ、本体部71の外周面71aを周方向に沿って被覆すると共に外周面71aを防湿する被覆部74と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、紡績部材、繊維案内部材及び空気紡績装置に関する。
旋回空気流を利用して繊維束に撚りを与えることにより糸を製造する空気紡績装置が知られている。例えば、特許文献1には、導入された繊維束に旋回空気流によって撚りを与えるノズルブロックと、ノズルブロックに繊維束を案内する繊維案内部材(ブロック部材)と、ノズルブルブロックにおいて撚りが与えられた繊維束を外部に導出させる通路が設けられた中空ガイド軸体と、を含む空気紡績装置が開示されている。
このような空気紡績装置に含まれるノズルブロック、ブロック部材、及び中空ガイド軸体は、セラミックス又は金属等の硬度の高い材料によって形成される。ブロック部材に一方向に延びる線状部材が取り付けられている構成の場合、線状部材も高度の高い素材によって形成される。ノズルブロック、ブロック部材、中空ガイド軸体、及び線状部材のような紡績部材は、硬度の高い材料によって形成されることによって耐用期間を長くしている。
特開2012−102433号公報
タングステン及びコバルトを少なくとも含む材料で形成される硬度の高い素材からなる紡績部材は、紡績部材が水分に晒されるとコバルトが溶出する傾向がある。空気紡績装置において繊維束の紡績に用いられる圧縮空気には、紡績部材の腐食の原因となる水分が含まれていることがある。また、空気紡績装置が使用される紡績工場においても、大気中に水分が含まれている。紡績部材が水分に長く晒されて腐食すると、強度低下又は亀裂(クラック)の発生に起因して紡績部材が折損するおそれがある。
そこで、本発明は、腐食による耐用期間の短縮を防止することができる紡績部材、繊維案内部材及び空気紡績装置を提供することを目的とする。
本発明に係る紡績部材は、圧縮空気を用いて繊維束を紡績する空気紡績装置に含まれる繊維案内部材に接着剤によって固着される紡績部材であって、タングステン及びコバルトを少なくとも含む材料から形成されており、一方向に延在する本体部と、本体部の一方向における少なくとも一部に設けられ、本体部の外周面を周方向に沿って被覆すると共に外周面を防湿する被覆部と、を備える。
この紡績部材には、本体部の外周面を防湿する被覆部が設けられている。これにより、本体部の外周面のうち被覆部が設けられている部分が水分に晒されることが防止されるので、紡績部材が腐食することを防止できる。この結果、腐食による耐用期間の短縮を防止することができる。
本発明に係る紡績部材では、被覆部の厚みは、均一に形成されてもよい。これにより、被覆部を設けたとしても紡績部材の外形が大きく変わらず、紡績部材の性能を維持することができる。
本発明に係る紡績部材では、被覆部は、ニッケルめっき層を有していてもよい。これにより、安価かつ容易に、本体部の外周面を防湿することができる。
本発明に係る紡績部材では、被覆部は、複数の層から形成されていてもよい。これにより、より効果的に本体部の外周面を防湿することができる。
本発明に係る紡績部材では、被覆部は、本体部の外周面に接触して被覆するニッケルめっき層と、ニッケルめっき層の表面に接触して被覆する錫ニッケル合金めっき層と、を有していてもよい。これにより、耐食性、耐薬品性を向上させることができると共に、クラックの発生を抑制することができる。
本発明に係る紡績部材は、空気紡績装置に含まれるブロック部材に取り付けられる線状部材であってもよい。空気紡績装置では、繊維束を案内するための案内路が形成されたブロック部材に線状部材が取り付けられている。線状部材は、紡績時において繊維束によって強く接触される。線状部材をタングステン及びコバルトを少なくとも含む材料で形成される硬度の高い素材によって形成されることで、線状部材の交換までの耐用期間を長くしている。
本発明に係る紡績部材である線状部材は、ブロック部材に接着剤によって固着されてもよい。この場合には、水分を吸収し易い接着剤によって線状部材とブロック部材とが固着されても、線状部材における本体部の外周面のうち被覆部が設けられている部分が水分に晒されることが防止できる。これにより、線状部材が腐食することを防止できる。
上述したように、硬度の高い素材は、水分に晒されるとコバルトが溶出する傾向がある。ブロック部材に線状部材を固着する接着剤の中には水分を吸収し易い接着剤が存在する。そのような接着剤が用いられた場合には、線状部材のうち接着剤によって固着された部分が特に水分に長く晒されやすくなり、腐食し易い傾向がある。このため、強度低下又は亀裂(クラック)の発生に起因して線状部材が折損するおそれがある。そこで、腐食による線状部材の耐用期間の短縮を防止するために、使用可能な接着剤の種類に制限が設けられていた。ところが、汎用性の高い接着剤を使用したい等、接着剤の選択肢を広げて設計及び製造の自由度を広げたいという要望がある。この紡績部材は、使用する接着剤の種類にかかわらず、腐食による耐用期間の短縮を防止することができる。
本発明に係る紡績部材は、空気紡績装置の内部へ繊維束を案内する繊維案内部材に含まれるブロック部材、繊維案内部材から案内された繊維束が旋回空気流によって旋回させられる紡績室を形成すると共に紡績室に噴射される圧縮空気が通過する噴射孔とを形成するノズルブロック、及び紡績室で旋回させられた繊維束を外部に案内する中空ガイド軸体の少なくとも一つであってもよい。これにより、腐食による耐用期間の短縮を防止することができるブロック部材、ノズルブロック、及び中空ガイド軸体を提供することができる。
本発明に係る紡績部材では、被覆部は、本体部の外周面の全てを被覆してもよい。これにより、被覆部を容易に形成することができる。
本発明に係る紡績部材では、本体部は、本体部の延在方向に直交する断面形状の面積が延在方向に一定である柱状部と、延在方向において柱状部の一方の端部に配置され、延在方向に沿って上記端部から離れる方向に向かって断面形状の面積が小さくなるテーパ部と、を有し、被覆部は、柱状部の少なくとも一部に設けられていてもよい。これにより、接着剤によって固着される部分を確実に防湿することができる。
本発明に係る繊維案内部材では、上記の紡績部材と、紡績部材の一部が挿入される孔部を有するブロック部材と、を備え、紡績部材は、孔部に挿入された状態で接着剤により固着されていてもよい。これにより、繊維案内部材として構成する場合であっても、使用する接着剤の種類にかかわらず、腐食による耐用期間の短縮を防止することができる。
本発明に係る繊維案内部材では、本体部は、本体部の延在方向に直交する断面形状の面積が延在方向に一定である柱状部と、延在方向において柱状部の一方の端部に配置され、延在方向に沿って上記端部から離れる方向に向かって断面形状の面積が小さくなるテーパ部と、を有し、紡績部材は、孔部の一方の端部からテーパ部と柱状部の一部とが突出するように固着されており、被覆部は、少なくとも端部に対向する外周面の一部に形成されていてもよい。これにより、接着剤によって固着される部分を確実に防湿することができる。
本発明に係る繊維案内部材では、接着剤は、シアノアクリレートを主成分としていてもよい。シアノアクリレートを主成分とする接着剤は、水分を吸収し易い傾向がある。更に、本発明の繊維案内部材は、圧縮空気を用いて繊維束を紡績する空気紡績装置に用いられ、当該圧縮空気には水分が含まれていることがある。本発明に係る紡績部材の本体部の外周面は、被覆部によって防湿されている。これにより、ブロック部材と紡績部材との固着に、汎用性の高い接着剤を用いることができる。
本発明に係る空気紡績装置は、上記の繊維案内部材を含む繊維案内部と、繊維案内部から案内された繊維束が旋回空気流によって旋回させられる紡績室を形成すると共に紡績室に噴射される圧縮空気が通過する噴射孔とを形成するノズルブロックと、紡績室で旋回させられた繊維束を外部に案内する中空ガイド軸体と、を備える。これにより、使用する接着剤の種類にかかわらず、紡績部材の腐食による耐用期間の短縮を防止することができる。
本発明によれば、腐食による耐用期間の短縮を防止することができる。
一実施形態に係るニードル、繊維案内ブロック、及び空気紡績装置を備える紡績機の正面図である。 図1に示す紡績機に含まれる紡績ユニットの側面図である。 図2に示す紡績ユニットに含まれる空気紡績装置の一部を拡大して示した断面図である。 図4(a)は、繊維案内ブロックとニードルとを分解して示した斜視図であり、図4(b)は、ニードルが固着された繊維案内ブロックを示した斜視図である。 図5(a)は、図4(a)及び図4(b)に示すニードルの平面図であり、図5(b)は、図5(a)に示されるニードルのVb−Vb線から見た断面図である。 図6(a)は、変形例に係るニードルの延在方向に直交する断面を示した断面図であり、図6(b)は、変形例に係るニードルの平面図である。断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1に示されるように、一実施形態に係る紡績機1は、複数の紡績ユニット2と、糸継台車3と、玉揚台車(図示省略)と、第一エンドフレーム4と、第二エンドフレーム5と、を備える。複数の紡績ユニット2は、一列に配列されている。各紡績ユニット2は、糸Yを生成してパッケージPに巻き取る。糸継台車3は、ある紡績ユニット2で糸Yが切断されたり、何らかの理由で糸Yが切れたりした場合、当該紡績ユニット2で糸継動作を行う。玉揚台車は、ある紡績ユニット2でパッケージPが満巻になった場合、パッケージPを玉揚げし、新しいボビンBを当該紡績ユニット2に供給する。
第一エンドフレーム4には、紡績ユニット2で発生した風綿(繊維屑又は糸屑等)を回収する回収装置等が収容されている。第二エンドフレーム5には、紡績機1に供給される圧縮空気(空気)の空気圧を調整して紡績機1の各部に空気を供給する空気供給部、及び紡績ユニット2の各部に動力を供給するための駆動モータ等が収容されている。第二エンドフレーム5には、機台制御装置100と、表示画面102と、入力キー104と、が設けられている。機台制御装置100は、紡績機1の各部を集中的に管理及び制御する。表示画面102は、紡績ユニット2の設定内容及び状態の少なくとも何れかに関する情報等を表示することができる。作業者が入力キー104を用いて適宜の操作を行うことにより、紡績ユニット2の設定作業を行うことができる。なお、表示画面102をタッチパネルディスプレイとし、入力キー104の代わりにタッチパネルディスプレイを操作する構成としてもよい。
図1及び図2に示されるように、各紡績ユニット2は、糸Yの走行方向において上流側から順に、ドラフト装置6と、空気紡績装置7と、糸監視装置8と、テンションセンサ9と、糸貯留装置11と、ワキシング装置12と、巻取装置13と、を備える。ユニットコントローラ10は、所定数の紡績ユニット2ごとに設けられており、紡績ユニット2の動作を制御する。
ドラフト装置6は、繊維束(スライバ)Sをドラフトする。ドラフト装置6は、繊維束Sの走行方向において上流側から順に、バックローラ対14と、サードローラ対15と、ミドルローラ対16と、フロントローラ対17と、を有する。
バックローラ対14は、バックボトムローラ14a及びバックトップローラ14bを含む。バックボトムローラ14a及びバックトップローラ14bは、繊維束Sを走行させる走行経路(以下、単に「走行経路」という)を挟んで互いに対向する。サードローラ対15は、サードボトムローラ15a及びサードトップローラ15bを含む。サードボトムローラ15a及びサードトップローラ15bは、走行経路を挟んで互いに対向する。ミドルローラ対16は、ミドルボトムローラ16a及びミドルトップローラ16bを含む。ミドルボトムローラ16a及びミドルトップローラ16bは、走行経路を挟んで互いに対向する。フロントローラ対17は、フロントボトムローラ17a及びフロントトップローラ17bを含む。フロントボトムローラ17a及びフロントトップローラ17bは、走行経路を挟んで互いに対向する。
バックボトムローラ14a、サードボトムローラ15a、ミドルボトムローラ16a及びフロントボトムローラ17aは、紡績ユニット2に設けられた駆動モータにより、下流側のローラほど速くなるように互いに異なる回転速度で回転させられる。ミドルボトムローラ16aに対しては、エプロンベルト18aが設けられている。ミドルトップローラ16bに対しては、エプロンベルト18bが設けられている。ミドルボトムローラ16a及びフロントボトムローラ17aは、第二エンドフレーム5内の駆動モータにより回転されてもよい。具体的には、第二エンドフレーム5内には、複数の紡績ユニット2のミドルボトムローラ16aを一斉に駆動する1つの駆動モータと、複数の紡績ユニット2のフロントボトムローラ17aを一斉に駆動する1つの駆動モータと、が設けられている。
バックトップローラ14b、サードトップローラ15b、ミドルトップローラ16b及びフロントトップローラ17bは、ドラフトクレードル6aに回転可能に支持されている。バックトップローラ14b、サードトップローラ15b、ミドルトップローラ16b及びフロントトップローラ17bのそれぞれは、バックボトムローラ14a、サードボトムローラ15a、ミドルボトムローラ16a及びフロントボトムローラ17aのそれぞれに所定圧力で接触させられて従動回転させられる。
空気紡績装置7は、ドラフト装置6でドラフトされた繊維束Fに旋回空気流によって撚りを与えて糸Yを生成する。空気紡績装置7は、図3に示されるように、繊維案内部30と、中空ガイド軸体40と、ケーシング50と、を備えている。
繊維案内部30は、ドラフト装置6から送り出された繊維束F(図1参照)を内部に案内しつつ当該繊維束Fに旋回空気流を作用させる。旋回空気流の発生及び停止は、ユニットコントローラ10(図1参照)によって制御されている。繊維案内部30は、繊維案内ブロック(繊維案内部材)30Aと、ノズルブロック30Bと、を有している。
繊維案内ブロック30Aは、ブロック部材31と、ニードル(紡績部材・線状部材)70と、を有している。ブロック部材31は、ドラフト装置6によってドラフトされた繊維束Fを導入する部材である。図3、図4(a)及び図4(b)に示されるように、ブロック部材31には、繊維束Fを案内し、上流側端部31aから下流側端部31bまで延びる繊維案内孔34が形成されている。ニードル70は、基端部70aから先端部70bまで一方向に延びる部材である。ニードル70の少なくとも一部は、繊維束Fの通路上に配置されている。これにより、ニードル70は、紡績時にニードル70よりも上流に繊維束Fの撚りが伝播することを防止できる。ブロック部材31は、ニードル70が挿入される孔部31cを有している。ニードル70は、孔部31cに挿入された状態で接着剤により固着されている。ニードル70は、孔部31cの下流側端部31bからテーパ部77(図5(a)参照)と柱状部75の少なくとも一部が突出するように固着されている。接着剤の例は、シアノアクリレートを主成分とする瞬間接着剤である。
ノズルブロック30Bは、繊維案内部から案内された前記繊維束が旋回空気流によって旋回させられる紡績室36を形成すると共に紡績室36に噴射される空気が通過する複数のノズル(噴射孔)37とを形成する。より詳細には、ノズルブロック30Bは、筒状部材35と、紡績室36と、複数のノズル37と、開口部38と、空気供給室39Aと、空気供給管39Bと、を有している。筒状部材35は、紡績室36となる内空部35a及び開口部38となる内空部35bが設けられている。紡績室36では、繊維案内孔34を介して導入された繊維束Fの繊維の後端が旋回空気流によって旋回させられる。
複数のノズル37は、紡績室36の周囲に等角度間隔で配列されている。各ノズル37からは、紡績室36に旋回空気流を発生させるために空気が噴射される。つまり、紡績室36に旋回空気流を発生させるために噴射される空気が各ノズル37を通過する。ノズル37から噴射される空気は、紡績室36内において中空ガイド軸体40の周囲を旋回しつつ、下流側に向かって流れる。このようにして、紡績室36内に、下流側に向かって流れる螺旋状の旋回空気流を発生させることができる。
開口部38は、紡績室36と一続きであり、下流側に向かって拡げられている。空気供給室39Aは、筒状部材35の周囲に形成されている。空気供給管39Bは、空気供給室39Aに接続されており、空気供給室39Aに空気を供給する。空気供給管39Bは、上流側ケーシング50aに設けられており、図示しない圧縮空気源に接続されている。これにより、圧縮空気源から空気供給室39Aに対して空気を供給できる。
紡績室36内には、ブロック部材31に保持されたニードル70の先端部70bが位置している。図5(a)及び図5(b)に示されるように、ニードル70は、本体部71と、被覆部74と、を備えている。本体部71は、タングステン及びコバルトを少なくとも含む材料(超硬質合金:タングステンカーバイト)から形成される超硬素材であり、一方向に延びる線状部材である。
本体部71は、更に、本体部71の延在方向に直交する断面形状の面積が延在方向に一定である柱状部75と、延在方向において柱状部75の一方の端部に配置され、延在方向に沿って端部から離れる方向に向かって断面形状の面積が小さくなるテーパ部77と、を有している。なお、ここでいう柱状部75及びテーパ部77は、本体部71の部位を示す概念であり、本体部71は、一つの部材から形成されてもよいし、二つの部材から形成されてもよい。本実施形態では、一つの線状部材の一部が研磨処理されることでテーパ部77が形成されている。被覆部74は、柱状部75の一方向における少なくとも一部に設けられ、本体部71の外周面71aを周方向に沿って被覆すると共に外周面71aを防湿する。すなわち、被覆部74は、空気に含まれる水分によってニードル70が腐食されるのを防止する。本実施形態の被覆部74は、本体部71における外周面71aを含む全ての表面を被覆する。
被覆部74は、複数の層から形成されている。本実施形態の被覆部74は、本体部71の外周面71aに接触して被覆するニッケルめっき層72と、ニッケルめっき層72の表面に接触して被覆する錫ニッケル合金めっき層73と、を有している。ニッケルめっき層72は、無電解めっき処理によって形成されている。ニッケルめっき層72の厚みは、均一に形成されており、その厚みの例は、10μm〜15μmである。錫ニッケル合金めっき層73は、電解めっき処理によって形成されている。錫ニッケル合金めっき層73の厚みの例は、0.5μm〜2.0μmである。
図3に示されるように、中空ガイド軸体40は、紡績室36内において撚りが掛けられた繊維束Fを外部に送出させる。中空ガイド軸体40は、下流側に向かって外径が拡大するテーパ部41と、外周直径が略一定の円筒部42と、を有している。テーパ部41の大径側には、軸線を一致させるようにして円筒部42が接続されている。テーパ部41及び円筒部42の軸中心には、繊維通路43が形成されている。繊維通路43には、空気を導くための空気導入孔(図示せず)が接続されており、圧縮空気源(図示せず)から空気導入孔を介して空気が供給される。例えば、紡績開始(糸出し紡績)時に空気導入孔から繊維通路43内に空気が噴射されることにより、繊維束Fが繊維案内孔34から空気紡績装置7の内部へと引き込まれる。
ケーシング50は、上流側ケーシング50aと、下流側ケーシング50bと、を有している。上流側ケーシング50aは、繊維案内部30を支持する。下流側ケーシング50bは、中空ガイド軸体40を支持する。上流側ケーシング50a及び下流側ケーシング50bは、機台フレーム1a(図1参照)に固定された支点(図示せず)を中心に移動可能である。具体的には、上流側ケーシング50aにおいて繊維案内部30を支持する側とは反対側の端部が支点であり、下流側ケーシング50bにおいて中空ガイド軸体40を支持する側とは反対側の端部が支点である。これにより、繊維案内部30及び中空ガイド軸体40は、互いに近接及び離反する方向に移動可能である。ただし、繊維案内部30と中空ガイド軸体40とは移動しないように設けられていてもよい。
糸監視装置8は、空気紡績装置7と糸貯留装置11との間において、走行する糸Yの情報を監視して、監視した情報に基づいて糸欠陥の有無を検出する。糸監視装置8は、糸欠陥を検出した場合、糸欠陥検出信号をユニットコントローラ10に送信する。糸監視装置8は、糸欠陥として、例えば、糸Yの太さ異常又は糸Yに含有されている異物を検出する。糸監視装置8は、糸切れ等も検出する。テンションセンサ9は、空気紡績装置7と糸貯留装置11との間において、走行する糸Yのテンションを測定し、テンション測定信号をユニットコントローラ10に送信する。糸監視装置8及びテンションセンサ9の少なくとも何れかの検出結果に基づきユニットコントローラ10が異常有りと判断した場合、紡績ユニット2において、糸Yが切断される。具体的には、空気紡績装置7への空気の供給が停止されて、糸Yの生成が中断されることにより、糸Yが切断される。或いは、別途設けられたカッタによって糸Yが切断されるようにしてもよい。
糸貯留装置11は、空気紡績装置7と巻取装置13との間において、糸Yの弛みを取る。糸貯留装置11は、空気紡績装置7から糸Yを安定して引き出す機能を有しており、空気紡績装置7から糸Yを引き出す引出装置を構成する。また、糸貯留装置11は、糸継台車3による糸継動作時等に空気紡績装置7から送り出される糸Yを滞留させて糸Yが弛むのを防止する機能、及び糸貯留装置11よりも下流側の糸Yのテンションの変動が空気紡績装置7に伝わるのを防止する機能を有する。ワキシング装置12は、糸貯留装置11と巻取装置13との間において、糸Yにワックスを付与する。
巻取装置13は、糸YをボビンBに巻き取ってパッケージPを形成する。巻取装置13は、クレードルアーム21と、巻取ドラム22と、トラバースガイド23と、を有する。クレードルアーム21は、ボビンBを回転可能に支持する。クレードルアーム21は、支軸24によって揺動可能に支持されており、ボビンBの表面又はパッケージPの表面を巻取ドラム22の表面に適切な圧力で接触させる。第二エンドフレーム5に設けられた駆動モータ(図示省略)が、複数の紡績ユニット2の巻取ドラム22を一斉に駆動する。これにより、各紡績ユニット2において、ボビンB又はパッケージPが巻取方向に回転させられる。各紡績ユニット2のトラバースガイド23は、複数の紡績ユニット2で共有されるシャフト25に設けられている。第二エンドフレーム5の駆動モータがシャフト25を巻取ドラム22の回転軸方向に往復駆動することによって、回転するボビンB又はパッケージPに対してトラバースガイド23が糸Yを所定幅でトラバースする。
糸継台車3は、ある紡績ユニット2において糸Yが切断されたり、何らかの理由で糸Yが切れたりした場合、当該紡績ユニット2まで走行して、糸継動作を行う。糸継台車3は、糸継装置26と、サクションパイプ27と、サクションマウス28と、を有する。サクションパイプ27は、支軸27aによって回動可能に支持されており、空気紡績装置7からの糸Yを捕捉して糸継装置26に案内する。サクションマウス28は、支軸27bによって回動可能に支持されており、巻取装置13からの糸Yを捕捉して糸継装置26に案内する。糸継装置26は、案内された糸Y同士の糸継ぎを行う。糸継装置26は、圧縮空気を用いるスプライサ、又は糸Yを機械的に継ぐノッター等である。
糸継台車3が糸継ぎ動作を行うとき、パッケージPを反巻取方向に回転(逆回転)させる。このときには、パッケージPが巻取ドラム22から離間するようにクレードルアーム21がエアシリンダ(図示省略)によって移動させられ、糸継台車3に設けられた逆回転用ローラ(図示省略)によってパッケージPが逆回転させられる。
本実施形態のニードル70には、本体部71の外周面71aを防湿する被覆部74が設けられている。これにより、本体部71の外周面71aが水分に晒されることが防止されるので、水分によってニードル70が腐食することを防止できる。この結果、腐食によるニードル70の耐用期間の短縮を防止することができる。また、水分を吸収しやすい接着剤を用いてニードル70をブロック部材31に固着する場合であっても、ニードル70が腐食することを防止できる。この結果、使用する接着剤の種類にかかわらず、腐食によるニードル70の耐用期間の短縮を防止することができる。ニードル70の耐用期間が延びることにより、紡績機1では、ニードル70の交換頻度が減り、ニードル70の交換作業のために紡績ユニット2が停止している時間も短くなる。その結果、紡績機1の稼働効率も向上する。
上記実施形態のニードル70では、被覆部74の厚みは、均一に形成されているので、被覆部74を設けたとしてもニードル70の外形が変わらず、ニードル70の性能を維持することができる。
上記実施形態のニードル70では、被覆部74は、複数の層から形成されており、本体部71の外周面71aに接触して被覆するニッケルめっき層72と、ニッケルめっき層72の表面に接触して被覆する錫ニッケル合金めっき層73と、を有している。これにより、本体部71の外周面71aを防湿することができる。更に、上記実施形態のニードル70では、耐食性、耐薬品性を向上させることができると共に、クラックの発生を抑制することができる。
上記実施形態のニードル70では、被覆部74は、本体部71における外周面71aを含む全ての表面が被覆される。これにより、マスキング等の手間を省略することができるので、本体部71の外周面71aに被覆部74を容易に形成することができる。
上記実施形態の繊維案内部30では、接着剤は、シアノアクリレートを主成分としている。シアノアクリレートを主成分とする接着剤は、水分を吸収し易い傾向がある。更に、上記実施形態の空気紡績装置7には、圧縮空気が用いられ、当該圧縮空気には水分が含まれていることがある。本体部71の外周面71aは、被覆部74によって防湿される。これにより、ブロック部材31とニードル70との固着に、シアノアクリレートを主成分とする汎用性の高い接着剤を用いることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されない。
上記実施形態では、ニードル70の被覆部74が、ニッケルめっき層72と、ニッケルめっき層72の表面に接触して被覆する錫ニッケル合金めっき層73とから構成される例を挙げて説明したが、錫ニッケル合金めっき層73に代えて、硬質クロムめっき層等、各種のめっき層を形成してもよい。なお、およそ一か月間の稼働実験においては、ニッケルめっき層72と錫ニッケル合金めっき層73とからなる被覆部74が、耐食性及び耐薬品性に優れると共に、クラックが発生し難いという結果を得た。
上記実施形態及び変形例のニードル70では、ニッケルめっき層72及び錫ニッケル合金めっき層73の二層から構成される被覆部74を例に挙げて説明したが、例えば、図6(a)に示されるように、ニードル170は、ニッケルめっき層72単層から構成される被覆部74を有してもよい。被覆部74は、ニードル70の本体部71の延在方向における少なくとも一部に設けられればよい。また、被覆部は、三層以上の複数層から構成されてもよい。
上記実施形態及び変形例のニードル70では、本体部71の外周面71aを含む全表面が被覆部74によって被覆されている例を挙げて説明したが、本体部71の延在方向における一部に設けられてもよい。例えば、図6(b)に示されるように、ブロック部材31の孔部31cの下流側端部31bに対向する外周面71aの一部71bに被覆部174が形成されるニードル170であってもよい。
上記実施形態及び変形例では、無電解めっき処理又は電解めっき処理によって被覆部74を形成する例を挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、物理蒸着法(PVD:Physical Vapor Deposition)又は化学蒸着法(CVD:Chemical Vapor Deposition)を利用して薄膜を形成することによって本体部71の少なくとも一部を被覆してもよい。薄膜の例には、DLC(Diamond‐Like Carbon)等が含まれる。
上記実施形態及び変形例では、繊維案内ブロック30Aとノズルブロック30Bとが、図3において別部材として図示されているが、一つの部材として構成されていてもよい。
上記実施形態及び変形例では、紡績部材の一例として、一方向に延在し、一方向に向かって先細りする形状(テーパ部77)を有するニードル70を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、紡績部材は、一方向に延在し、一方の端部が円錐形状に形成された部材、又は一方の端部が球状に形成された部材のような線状部材であってもよい。
上記実施形態及び変形例では、繊維案内ブロック(繊維案内部材)30Aが、ブロック部材31及びニードル70の二つの部材から形成されている例を挙げて説明したが、ブロック部材そのものに一方向に延在するような線状部材が形成される場合には、当該線状部材に、上述したような被覆部74(174)を設けてもよい。また、上記実施形態及び変形例では、ニードル70は、孔部31cに挿入された状態で接着剤により固着されている例を挙げて説明したが、孔部31cに圧入された状態で取り付けられてもよいし、孔部31cに挿入された状態で溶着等により取り付けられてもよい。
上記実施形態及び変形例では、ニードル70(170)の本体部71がタングステン及びコバルトを少なくとも含む材料から形成されており、本体部71の外周面71aが被覆部74(174)によって被覆されると共に防湿されている構成を例に挙げて説明したが、これに限定されない。上記実施形態及び変形例の構成に代えて、又は加えて、繊維案内ブロック30A、ノズルブロック30B、及び中空ガイド軸体40の少なくとも一つの本体部を、ニードル70の本体部71を被覆する被覆部74(174)のような材料によって被覆してもよい。すなわち、従来の繊維案内ブロック、ノズルブロック、及び中空ガイド軸体を、外周面を周方向に沿って被覆すると共に外周面を防湿してもよい。これにより、例えば、図3及び図4(a)に示されるような円Cで囲まれる角部の一部が腐食によって欠損してしまうことを抑止できる。この結果、空気紡績装置7を構成する部材が腐食することによる耐用期間の短縮を防止することができる。
上記実施形態及び変形例では、糸継装置26により糸継ぎを行っているが、分断された糸Yをピーシングにより接続してもよい。この場合、中空ガイド軸体40の空気導入孔は先端部を向くように傾斜して設けられ、空気導入孔から空気が噴射されることにより、パッケージPからの糸Yは空気紡績装置7内を逆送される。その後、ドラフト装置6によるドラフト動作と空気紡績装置7による紡績動作を開始することにより、糸Yが連続状態となる。
紡績ユニット2では、上側で供給された糸Yが下側で巻き取られるように各装置が配置されてもよい。空気紡績装置7から糸Yを引き出すために、空気紡績装置7と糸貯留装置11との間に、デリベリローラ及びニップローラが配置されてもよい。デリベリローラ及びニップローラが設けられる場合、糸貯留装置11の代わりに、吸引空気流で糸Yの弛みを吸収するスラックチューブ又は機械的なコンペンセータ等が設けられてもよい。糸監視装置8は、糸貯留装置11と巻取装置13との間に配置されてもよい。
各構成の形状は、上述した形状に限らない。例えば、紡績室36、繊維案内部30、及び繊維案内孔34の形状は図示した形状に限定されない。
1…紡績機、2…紡績ユニット、7…空気紡績装置、30…繊維案内部、30A…繊維案内ブロック(繊維案内部材・紡績部材)、30B…ノズルブロック(紡績部材)、31…ブロック部材、31c…孔部、34…繊維案内孔、35…筒状部材、36…紡績室、37…ノズル(噴射孔)、40…中空ガイド軸体(紡績部材)、50…ケーシング、70…ニードル(紡績部材・線状部材)、71…本体部、71a…外周面、72…ニッケルめっき層、73…錫ニッケル合金めっき層、74,174…被覆部、75…柱状部、77…テーパ部。

Claims (14)

  1. 圧縮空気を用いて繊維束を紡績する空気紡績装置に含まれる紡績部材であって、
    タングステン及びコバルトを少なくとも含む材料から形成されており、一方向に延在する本体部と、
    前記本体部の前記一方向における少なくとも一部に設けられ、前記本体部の外周面を周方向に沿って被覆すると共に前記外周面を防湿する被覆部と、を備える、紡績部材。
  2. 前記被覆部の厚みは、均一に形成されている、請求項1記載の紡績部材。
  3. 前記被覆部は、ニッケルめっき層を有している、請求項1又は2記載の紡績部材。
  4. 前記被覆部は、複数の層から形成されている、請求項1又は2記載の紡績部材。
  5. 前記被覆部は、前記本体部の前記外周面に接触して被覆するニッケルめっき層と、前記ニッケルめっき層の表面に接触して被覆する錫ニッケル合金めっき層と、を有している、請求項4記載の紡績部材。
  6. 前記紡績部材は、前記空気紡績装置に含まれるブロック部材に取り付けられる線状部材である、請求項1〜5の何れか一項記載の紡績部材。
  7. 前記線状部材は、前記ブロック部材に接着剤によって固着される、請求項6記載の紡績部材。
  8. 前記紡績部材は、前記空気紡績装置の内部へ繊維束を案内する繊維案内部材に含まれるブロック部材、前記繊維案内部材から案内された前記繊維束が旋回空気流によって旋回させられる紡績室を形成すると共に前記紡績室に噴射される前記圧縮空気が通過する噴射孔とを形成するノズルブロック、及び前記紡績室で旋回させられた前記繊維束を外部に案内する中空ガイド軸体の少なくとも一つである、請求項1〜7の何れか一項記載の紡績部材。
  9. 前記被覆部は、前記本体部の前記外周面の全てを被覆する、請求項1〜7の何れか一項記載の紡績部材。
  10. 前記本体部は、前記本体部の延在方向に直交する断面形状の面積が前記延在方向に一定である柱状部と、前記延在方向において前記柱状部の一方の端部に配置され、前記延在方向に沿って前記端部から離れる方向に向かって前記断面形状の面積が小さくなるテーパ部と、を有し、
    前記被覆部は、前記柱状部の少なくとも一部に設けられている、請求項6又は7記載の紡績部材。
  11. 請求項7記載の紡績部材と、
    前記紡績部材の一部が挿入される孔部を有するブロック部材と、を備え、
    前記紡績部材は、前記孔部に挿入された状態で前記接着剤により固着されている、繊維案内部材。
  12. 前記本体部は、前記本体部の延在方向に直交する断面形状の面積が前記延在方向に一定である柱状部と、前記延在方向において前記柱状部の一方の端部に配置され、前記延在方向に沿って前記端部から離れる方向に向かって前記断面形状の面積が小さくなるテーパ部と、を有し、
    前記紡績部材は、前記孔部の一方の端部から前記テーパ部と前記柱状部の一部とが突出するように固着されており、
    前記被覆部は、少なくとも前記端部に対向する前記外周面の一部に形成されている、請求項11記載の繊維案内部材。
  13. 前記接着剤は、シアノアクリレートを主成分としている、請求項11又は12記載の繊維案内部材。
  14. 請求項11〜13の何れか一項記載の繊維案内部材を含む繊維案内部と、
    前記繊維案内部から案内された前記繊維束が旋回空気流によって旋回させられる紡績室を形成すると共に前記紡績室に噴射される前記圧縮空気が通過する噴射孔とを形成するノズルブロックと、
    前記紡績室で旋回させられた前記繊維束を外部に案内する中空ガイド軸体と、
    を備える、空気紡績装置。
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