JP2019155009A - 電極パッド - Google Patents

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Abstract

【課題】電極パッドが着脱可能に設けられた電気刺激装置を人体から取り外す際に、当該電極パッドが肌面に残ることを防止するとともに、使用中に電極パッドが不用意に肌面から剥がれることを防止して高いトレーニング効果を人体に付与することができる電極パッドを提供すること。【解決手段】電極パッド1の固定部50は筋肉電気刺激装置100の被固定部70に着脱可能に固定される。電極パッド1の導電部20は基材10に設けられ、電極パッド1の接続部60は導電部20と筋肉電気刺激装置100の給電部141とを電気的に接続する。導電部20が形成された側の最外層Rは、粘着性及び導電性を有する粘着部30と、粘着性を有しないか又は固定部50と被固定部70との固定を解除する力よりも弱い粘着性を有する非粘着部40とを含む。非粘着部40は基材10の外縁10bの少なくとも一部から固定部50に重なる部分に亘る領域16、17に形成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、電極パッドに関する。
従来、低周波治療器等の電気刺激装置では電極パッドを肌面に貼り付けて筋肉に人体に電気刺激を付与することが行われている。例えば、特許文献1に開示の構成では、人体に巻き付けられるベルトの内側面に電極パッドを取り付け、導電性及び粘着性を有するゲルを介して電極パッドの肌側の面を肌面に密着させている。
特開2016−106857号公報
しかしながら、特許文献1に開示の構成では、電極パッドに設けられた一対のホックをベルトのパッド保持部に設けられた電源コードの端子に接続することで、電極パッドが着脱可能に保持されている。そのため、電極パッドを肌面に密着させているゲルの粘着力が強いと、ベルトを人体から取り外す際に電極パッドが肌面から剥がれずに電極パッドのホックが端子から外れてしまい、電極パッドが肌面に貼り付いたままとなる場合がある。その場合には、電極パッドを個別に肌面から剥がす必要があり、取り外しに手間がかかっていた。一方、かかる手間を軽減するため、ゲルの粘着力を弱くすることが考えられる。しかしながら、ゲルの粘着力を弱くすると、使用中に電極パッドが貼り付けられた肌面が動くことで電極パッドが肌面から不用意に剥がれやすくなる。電極パッドが肌面から剥がれると、人体に電気刺激を十分に付与することができないため、十分なトレーニング効果が得られない。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、電極パッドが着脱可能に設けられた電気刺激装置を人体から取り外す際に、当該電極パッドが肌面に残ることを防止するとともに、使用中に電極パッドが不用意に肌面から剥がれることを防止して高いトレーニング効果を人体に付与することができる電極パッドを提供しようとするものである。
本発明の一態様は、筋肉電気刺激装置に用いられる電極パッドであって、
シート状の基材と、
上記基材に設けられるとともに、上記筋肉電気刺激装置の被固定部に着脱可能に固定される固定部と、
上記基材の一方の面に設けられた導電部と、
上記導電部と上記筋肉電気刺激装置の給電部とを電気的に接続可能に構成された接続部と、
を有し、
上記基材における上記導電部が形成された側の最外層は、粘着性及び導電性を有する粘着部と、粘着性を有しないか又は上記固定部と上記被固定部との固定を解除する力よりも弱い粘着性を有する非粘着部とを含み、
上記粘着部は、上記導電部の少なくとも一部に重なる領域に形成されて上記導電部と電気的に接続されており、
上記非粘着部は、上記基材の外縁の少なくとも一部から上記固定部に重なる部分に亘る領域に形成されている、電極パッドにある。
上記電極パッドにおいては、基材において導電部が形成された側の最外層に粘着部と非粘着部とが形成されている。そして、非粘着部は、基材の外縁の少なくとも一部から固定部に重なる部分に亘る領域に形成されている。そのため、当該電極パッドが備えられた筋肉電気刺激装置を人体から取り外す際に、電極パッドにおいては、まず基材の外縁から固定部に重なる部分に亘る非粘着部が肌面から離れることとなる。これにより、電極パッドを肌面から剥がすための力は固定部に直接作用しにくく、粘着部に直接作用しやすくなっている。そのため、粘着部の粘着性が高い場合でも、電極パッドを肌面から剥がしやすくなることから、筋肉電気刺激装置の取り外し際に電極パッドが肌面に残ることが防止される。そして、粘着部の粘着性を高くすることができるため、使用中に電極パッドが肌面から不用意に剥がれることを防止でき、トレーニング効果の低下を防止できる。
以上のごとく、本発明によれば、電極パッドが着脱可能に設けられた電気刺激装置を人体から取り外す際に、当該電極パッドが肌面に残ることを防止するとともに、使用中に電極パッドが不用意に肌面から剥がれることを防止して高いトレーニング効果を人体に付与することができる電極パッドを提供することができる。
実施例1における、電極パッドを備える筋肉電気刺激装置の正面図。 実施例1における、電極パッドを備える筋肉電気刺激装置の背面図。 実施例1における、電極パッドを備える筋肉電気刺激装置の使用状態を説明するための(a)正面概念図、(b)背面概念図。 実施例1における、電極パッドの正面図。 図4における、V-V線位置断面の概念図。 図4における、VI-VI線位置断面の概念図。 実施例1における、電極パッドの分解斜視図。 実施例1における、固定部の斜視図。 実施例1における、被固定部の斜視図。 実施例1における、固定部の係合状態を説明するための断面概念図。 実施例1における、電極パッドの取り付け状態を説明するための断面概念図。 実施例1における、電極パッドの取り付け状態を説明するための他の断面概念図。 実施例1における、電極パッドを備える筋肉電気刺激装置の取り外し状態を説明するための断面概念図。 比較例における、電極パッドを備える筋肉電気刺激装置の取り外し状態を説明するための断面概念図。 各変形例における、電極パッドの正面図。 実施例2における、電極パッドの分解斜視図。 実施例2における、図4のV-V線位置相当の断面の概念図。 実施例3における、電極パッドの分解斜視図。 実施例3における、図4のV-V線位置相当の断面の概念図。
上記固定部は導電性部材からなって上記接続部を構成していることが好ましい。この場合には、固定部が接続部の機能を兼ね備えることとなるため、構成を簡略化することができる。
上記非粘着部は上記導電部及び上記固定部と電気的に絶縁されていることが好ましい。この場合には、筋肉電気刺激装置の給電部に電気的に接続された導電性部材からなる固定部が絶縁性部材で覆われることとなる。その結果、電極パッドが肌面に貼り付けられた状態において、当該固定部の直下に位置する肌面に電気刺激が過剰に付与されることを防止することができる。
上記基材は平面視したときに互いの距離が最大となる一対の端部を有し、上記固定部は、上記一対の端部の一方を含む第1端部領域に配置された第1固定部と、上記一対の端部の他方を含む第2端部領域に配置された第2固定部とを有し、上記非粘着部は上記第1端部領域と上記第2端部領域とにそれぞれ形成されていることが好ましい。この場合には、第1固定部と第2固定部とによって基材の長手方向の両端側が固定されることから、電極パッドが安定して固定されるとともに、中央領域は直接固定されないため、電極パッドの肌面への追従性を向上させることができる。さらに、取り外しの際には、基材の長手方向の一方から他方に向けて剥がすことで電極パッドが肌面に残ることなく確実に取り外すことができる。
(実施例1)
上記電極パッドの実施形態について、図1〜図14を用いて説明する。
本例の電極パッド1は、図1、図2に示す筋肉電気刺激装置100に用いられる。
電極パッド1は図4〜図6に示すように、基材10、導電部20、固定部50、接続部60を有する。
基材10は図7に示すようにシート状をなしている。固定部50は基材10に設けられるとともに、図11、図12に示すように筋肉電気刺激装置100の被固定部70に着脱可能に固定されるように構成されている。
導電部20は、図5、図6に示すように、基材10の一方の面10aに設けられている。
接続部60は、導電部20と筋肉電気刺激装置100の給電部141とを電気的に接続可能に構成されている。
基材10における導電部20が形成された側の最外層Rは、粘着性及び導電性を有する粘着部30と、粘着性を有しないか又は固定部50と被固定部70との固定を解除する力よりも弱い粘着性を有する非粘着部40とを含む。
そして、粘着部30は、導電部20の少なくとも一部に重なる領域に形成されて導電部20と電気的に接続されており、非粘着部40は基材10の外縁10bの少なくとも一部から固定部50に重なる部分に亘る領域16、17に形成されている。
以下、本例の電極パッド1について、詳述する。
本例では、電極パッド1は図2に示すように、筋肉電気刺激装置100に取り付けられる。筋肉電気刺激装置100は、図3に示すように、腰に巻き付け可能な1個のウェストベルト部110と、膝の上部に巻き付け可能な2個の膝上ベルト部120とを含む(図4参照)。2個の膝上ベルト部120はそれぞれ給電ケーブル130を介してウェストベルト部に接続されている。図2に示すように、ウェストベルト部110は4個の電極パッド1(1a、1b、1c及び1d)を備え、2個の膝上ベルト部120はそれぞれ2個の電極パッド1(1a及び1d、1b及び1c)を備えている。
図4〜図7に示すように、電極パッド1は基材10を有する。基材10はシート状をなしている。図4に示すように、基材10は平面視したときに互いの距離が最大となる一対の端部11、12を有しており、一対の端部11、12を繋ぐ直線に平行な方向が長手方向Xとなっている。基材10の平面視形状は、長手方向Xの中央部の幅が狭くなって両端が略円弧状に湾曲したひょうたん型をなしている。本例では、基材10はPET(ポリエチレンテレフタレート)からなる。基材10の厚さは0.1mmとなっている。基材10の一方の面10aはサンディング処理が施されて梨地面となっている。なお、電極パッド1の厚み方向Z、長手方向Xと厚み方向Zに直交する方向を短手方向Yとする。
図5、図6、図7に示すように、基材10の一方の面10aには、導電部20が形成されている。本例では、導電部20は銀ペーストを含む導電性インクを基材10の一方の面10aに印刷して形成されている。導電部20の平面視外形は基材10よりも一回り小さい形状を有している。本例では、導電部20は外形の内側全域に形成されている。なお、導電部20は外形の内側に銀ペーストを含む導電性インクが印刷されない領域を一つ又は複数備えていてもよい。
図4〜図7に示すように、基材10には後述する被固定部70(図11参照)に着脱可能に固定される固定部50が設けられている。本例では、固定部50として、第1固定部501と第2固定部502とが設けられている。第1固定部501は基材10における長手方向Xの一方の端部11を含む第1端部領域16に位置しており、第2固定部502は基材10における長手方向Xの他方の端部12を含む第2端部領域17に位置している。第1固定部501と第2固定部502とは互いに同一の構成となっている。
図8、図9に示すように、固定部50と被固定部70とは互いに係合固定可能なスナップボタンを構成している。図8に示すように、固定部50は円盤状のベース部51と、該ベース部51の中央から突出形成された略円筒形の凸部52を有する。該凸部52の外周面には縮径されてなるくびれ部53が形成されている。
一方、図9に示すように、被固定部70は、上側ケース71と下側ケース72と両者の間に設けられたバネ73とを有する。下側ケース72は、上側ケース71に向けて凹状に形成された凹部74を有する。凹部74の側壁には対向する位置に一対の貫通孔74aが設けられている。バネ73は一本の線状部材を屈曲して形成されている。バネ73は、下側ケース72から上側ケース71に向けて突出した凹部74を挟みこむように設けられている。そして、初期状態ではバネ73の一部が一対の貫通孔74aから凹部74内に突出して、バネ係合部73aを形成している。そして、バネ係合部73aは凹部74の内方に向けて付勢されている。固定部50の取り付け時には、図10(a)に示すように初期状態では凹部74内に位置しているバネ係合部73aが、図10(b)に示すように凸部52が凹部74に向けて押し込まれることにより、凸部52がバネ係合部73aを凹部74の外方に押しやって凸部52が凹部74に挿入される。そして、図10(c)に示すように、挿入された状態ではバネ73は凹部74の内方に向けて付勢されて凸部52のくびれ部53に係合して抜け止めされているとともに、バネ係合部73aとくびれ部53とが接触して、被固定部70と固定部50(第1固定部501)とが通電可能な状態に維持される。
固定部50を被固定部70から取り外す際には、凸部52と凹部74とが離れる方向へ移動させる力(解除力)を付加する。そして、当該解除力が凸部52に対するバネ73の付勢力を上回ると、くびれ部53に係合していたバネ係合部73aが凹部74の外方に後退して凸部52が凹部74から離脱される。これにより、固定部50と被固定部70との係合が解除されて、固定部50が被固定部70から取り外されることとなる。
また、図11に示すように、被固定部70として、第1被固定部701と第2被固定部702とが設けられている。本例では、図12に示すように、第1固定部501が第1被固定部701に係合固定され、第2固定部502が第2被固定部702に係合固定される。なお、当該電極パッド1は、第1固定部501が第2被固定部702に係合固定され、第2固定部502が第1被固定部701に係合固定されることも可能に構成されている。
図11、図12に示すように、被固定部70はウェストベルト部110の裏側生地112に設けられている。ウェストベルト部110は表側生地111と裏側生地112とが重ねて合わされてなる。本例では、表側生地111及び裏側生地112はいずれも撥水性を有する。図示しないが表側生地111と裏側生地112との両外縁は互いに縫い付けられて接合されている。なお、図1に示す膝上ベルト部120もウェストベルト部110と同様に表側生地111と裏側生地112とを重ねて互いの外縁が縫い付けられて接合されてなる。図11に示すように、表側生地111と裏側生地112との間には通電用のケーブル144が収納されている。そして、ウェストベルト部110の表側生地111には、コントロールユニット140が着脱可能に設けられている。
図11に示すように、コントロールユニット140には、給電部141、制御部142及び操作部143を備える。給電部141は電極パッド1に電力を給電可能に構成されている。制御部142は給電部141による電極パッド1への給電状態を制御する。操作部143は、制御部142の動作態様を操作可能に構成されている。例えば、制御部142は、図3(a)に示すように前側に位置することとなる電極パッド1a、1a間に印加される電圧、電極パッド1b、1b間に印加される電圧、図3(b)に示すように後側に位置することとなる電極パッド1c、1c間に印加される電圧、電極パッド1d、1d間に印加される電圧を、操作部143を介して個人差等に応じて個別に設定したり、あらかじめ設定された複数の電圧レベルから選択したりすることができる。また、図示しないが、ウェストベルト部110及び膝上ベルト部120において、裏側生地112と略同形状の汚れ防止シートを裏側生地112に重ねて取り付けてもよい。汚れ防止シートは着脱可能であって容易に洗浄可能な構成とすることができる。
そして、図12に示す第1被固定部701は導電性材料からなり、ケーブル144を介してコントロールユニット140に備えられた給電部141と接続されている。一方、第2被固定部702は導電性材料からなるが給電部141とは接続されていない。
本例では、固定部50(第1固定部501及び第2固定部502)は導電性材料からなる。そして、図12に示すように、固定部50は凸部52が基材10及び導電部20を貫通するように設けられるとともに、導電部20と電気的に接続されている。第1固定部501及び第2固定部502の一方(本例では第1固定部501)が第1被固定部701に係合固定されることにより両者が電気的に接続され、給電部141と導電部20とが互いに通電可能な状態となる。従って、第1固定部501は導電部20と筋肉電気刺激装置100の給電部141とを電気的に接続可能に構成された接続部60としても機能しており、第1被固定部701は接続部60が電気的に接続可能に構成された被接続部80としても機能している。なお、第1固定部501に替えて第2固定部502を第1被固定部701に係合固定してもよい。この場合には、第2固定部502が接続部60として機能し、第2被固定部702が被接続部80として機能することとなる。
なお、本例では、図12に示すように、コントロールユニット140も電極パッド1と同種の固定部50を有しており、ウェストベルト部110の表側生地111に設けられた被固定部703に係合固定されるとともに、コントロールユニット140が被固定部703に電気的に接続されている。
図4〜図7に示すように、基材10の一方の端部11を含む第1端部領域16に重なる位置と基材10の他方の端部12を含む第2端部領域17に重なる位置とにそれぞれ、絶縁シート41が設けられている。絶縁シート41は固定部50及びその周囲に位置する導電部20の一部を覆っている。これにより、図12に示すように当該固定部50及びその周囲に位置する導電部20の一部が直接肌面Sと通電することが防止されている。
図4〜図7に示すように、電極パッド1にはゲルパッド31が設けられている。ゲルパッド31は高い粘着性と導電性とを有している。ゲルパッド31の形状は、図4に示すように、基材10の平面視形状において、基材10の第1端部領域16及び第2端部領域17を除いた領域である中央領域18の形状と略一致している。これにより、電極パッド1の導電部20が形成された側の最外層R(図5参照)における長手方向Xの中央領域18には、ゲルパッド31の粘着性を利用してなる粘着部30が形成されている。そして、電極パッド1は該粘着部30によって肌面に貼り付け可能となっている。さらに、中央領域18に位置する導電部20はゲルパッド31により覆われてゲルパッド31と密着していることにより、導電部20はゲルパッド31を介して肌面と通電が可能となっている。本例では、ゲルパッド31として、積水化成品工業株式会社製「テクノゲル(登録商標)」、型番SR−RA240/100を使用している。なお、筋肉電気刺激装置100の出荷時や不使用時には、ゲルパッド31に保護用のシートを貼り付けることにより、ゲルパッド31に異物や汚れが付着したり、意図せずにゲルパッド31が他の部材に貼り付いて電極パッド1から剥がれたりすることを防止してもよい。
一方、図4、図5に示すように、電極パッド1における第1端部領域16及び第2端部領域17は、ゲルパッド31により覆われておらず、絶縁シート41が露出している。絶縁シート41は粘着性を有しないため、電極パッド1の導電部20が形成された側の最外層Rにおける第1端部領域16及び第2端部領域17には非粘着部40が形成されている。なお、図5に示すように、ゲルパッド31は絶縁シート41の中央領域側端部42を覆っている。これにより、ゲルパッド31の長手方向Xの端部に剥がれが生じた場合でも、絶縁シート41が露出して、導電部20が露出しにくいため、導電部20が直接肌面に触れることが防止されている。
図4に示すように、長手方向Xにおいて、粘着部30の端部位置t1は、固定部50における電極パッド1の中央位置側の端部位置t2と同じ位置、又はt2よりも電極パッド1の中央位置側の位置にあることが好ましい。これにより、長手方向Xにおいて、粘着部30が固定部50と重ならないため、筋肉電気刺激装置100の取り外し時に、固定部50と被固定部70との係合の解除の防止が一層図られる。また、中でも、粘着部30の端部位置t1は、端部位置t2に近いことか好ましい。この場合は、固定部50と被固定部70との係合の解除を防止しつつ、粘着部30の面積を広く確保することができる。本例では、t1とt2とは長手方向Xにおいて一致している。これにより、固定部50と被固定部70との係合解除防止の効果を高めつつ粘着部30を広く確保している。
平面視において、電極パッド1に占める非粘着部40の割合は、50%以下とすることができ、好ましくは40%以下、より好ましくは30%以下とすることができる。非粘着部40の占める割合を小さくすることにより、粘着部30として利用できる領域の面積を広く確保できるため、電極パッド1を肌面に安定的に取り付けることでき、不用意に電極パッド1が肌面から剥がれることを防止できる。
次に電極パッド1の使用態様について説明する。
図2に示すように、筋肉電気刺激装置100には複数の電極パッド1が設けられている。そして、図12に示すように、各電極パッド1の固定部50が被固定部70に取り付けられて電極パッド1が筋肉電気刺激装置100に係合固定される。そして、図3に示すように、筋肉電気刺激装置100のウェストベルト部110を腰に巻き付けるとともに、膝の上部に膝上ベルト部120を巻き付けることにより、図12に示すように、各電極パッド1が肌面Sに押し当てられて、粘着部30が肌面Sに密着することとなる。
そして、図12に示すコントロールユニット140の制御部142により、図3(a)及び図3(b)に示すウェストベルト部110の各電極パッド1a〜1dに同極性の電圧が印加されるとともに、これと逆の極性の電圧が膝上ベルト部120における各電極パッド1a〜1dに印加される。これにより、図3に示すように、ウェストベルト部110及び膝上ベルト部120における電極パッド1a、1a同士の間に人体を介して外部経路Laが形成される。同様に、ウェストベルト部110及び膝上ベルト部120における電極パッド1b、1b同士の間に外部経路Lbが形成され、電極パッド1c、1c同士の間に外部経路Lcが形成され、電極パッド1d、1d同士の間に外部経路Ldが形成される。その結果、太ももの前側及び後側の筋肉、並びに臀部の筋肉に所定の電気刺激を付与して、これらの筋肉の収縮弛緩を促してトレーニング効果を奏することができる。
なお、制御部142により、ウェストベルト部110における電極パッド1aと電極パッド1bとの間及び電極パッド1cと電極パッド1dとの間に人体を介して外部経路が形成されるようにしたり、ウェストベルト部110における電極パッド1aと電極パッド1dとの間及び電極パッド1bと電極パッド1cとの間に人体を介して外部経路が形成されるようにしたりしてもよい。この場合には、臀部や腰回りの筋肉に所定の電気刺激を付与して、これらの筋肉の収縮弛緩を促してトレーニング効果を奏することができる。また、膝上ベルト部120における電極パッド1aと電極パッド1dとの間及び電極パッド1bと電極パッド1cとの間に人体を介して外部経路が形成されるようにしたりしてもよい。この場合には、膝関節周辺の筋肉に所定の電気刺激を付与して、これらの筋肉の収縮弛緩を促してトレーニング効果を奏することができる。
次に筋肉電気刺激装置100を人体から取り外す際の態様について、説明する。
図13(a)に示すように、電極パッド1が肌面に取り付けられた状態では、ゲルパッド31の全域、すなわち粘着部30の全域が肌面Sに密着している。そして、図2に示すように、ウェストベルト部110及び膝上ベルト部120において、電極パッド1の長手方向Xが概ねウェストベルト部110及び膝上ベルト部120の巻き付け方向に沿っているため、電極パッド1を取り外すには、長手方向Xの一方の端部11側から他方の端部12側(もしくはその反対)に向けて、図13(a)において矢印Pで示す方向に剥がされることとなる。なお、図13(a)に示すように、電極パッド1の長手方向Xの中央位置から一方の端部11に向かう方向をX1とし、長手方向Xの中央位置から他方の端部12に向かう方向をX2とする。
そして、図13(a)に示すように、電極パッド1の長手方向Xの第1端部領域16には非粘着部40が備えられていることから肌面Sと接着しておらず、電極パッド1の長手方向Xの中央領域18には粘着部30が設けられて肌面Sと密着している。そのため、図13(b)に示すように、矢印Pで示す方向に剥がされると、電極パッド1は粘着部30における長手方向X1側の端部301を支点として、電極パッド1の中央位置側に折れ曲がることとなる。そして、さらに電極パッド1を剥がすと、粘着部30と肌面Sとが密着した領域のうち、最もX1側に位置する部分(図13(b)では端部301)における肌面Sに垂直な方向の力である剥離力F1が生じて、X1側の固定部50である第1固定部501に当該剥離力F1がかかることとなる。ここで、第1固定部501が設けられた第1端部領域16は電極パッド1の中央位置側に折れ曲がった状態であるため、剥離力F1は第1固定部501と第1被固定部701との係合を解除する方向の力である解除力F2と異なる方向に働くこととなる。その結果、図13(c)に示すように、矢印Pで示す方向にさらに剥がしても、固定部50と被固定部70との係合が解除されることなく、電極パッド1を長手方向X2側に向けて徐々に剥がすことができる。そして、長手方向X2側の第2端部領域17に到達すると、第2端部領域17においても非粘着部40が設けられて肌面Sと密着されていないため、第2固定部502と被固定部70との係合が解除されることなく、電極パッド1を剥がすことができる。その結果、電極パッド1が肌面Sに残ることなく、電極パッド1を筋肉電気刺激装置100に取り付けられた状態で剥がすことができる。なお、電極パッド1の長手方向Xの両端部11、12に非粘着部40が設けられているため、電極パッド1は他方の端部12側から長手方向X1側に向けて同様に剥がすこともできる。
一方、図14(a)に示す比較例の電極パッド9では、電極パッド1の第1端部領域16及び第2端部領域17に非粘着部40が設けられておらず、両領域を含む電極パッド1の導電部20が形成される側の最外層Rの全域に粘着部30が設けられている。かかる比較例の電極パッド9では、図14(a)に示すように矢印Pで示す方向に電極パッド1を剥がすと、粘着部30を肌面Sから剥離させる際に生じる剥離力F1と第1固定部501と第1被固定部701との係合を解除する方向の力である解除力F2の方向が一致することとなる。そのため、剥離力F1が解除力F2を上回ったとき、図14(b)に示すように第1固定部501と第1被固定部701との係合が解除される。そして、このまま筋肉電気刺激装置100を長手方向X2側に移動し続けると、図14(c)に示すように、第2端部領域17においても、第2固定部502と第2被固定部702との係合が解除されることとなる。その結果、電極パッド9が肌面Sに残った状態となる。
次に、本例の電極パッド1における作用効果について、詳述する。
本例の電極パッド1によれば、基材10において導電部20が形成された側の最外層Rに粘着部30と非粘着部40とが形成されている。そして、非粘着部40は、基材10の外縁10bの一部である端部11、12から電極パッド1を筋肉電気刺激装置100に取り付けるための固定部50に重なる部分に亘る領域(第1端部領域16及び第2端部領域17)に形成されている。その結果、電極パッド1が備えられた筋肉電気刺激装置100を人体から取り外す際に、電極パッド1においては、まず基材10の外縁10bから固定部50に重なる部分に亘る非粘着部40が肌面から離れることとなる。これにより、電極パッド1を肌面から剥がすための力は固定部50に直接作用しにくく、粘着部30に直接作用しやすくなっている。そのため、粘着部30の粘着性が高い場合でも、電極パッド1を肌面から剥がしやすくなることから、筋肉電気刺激装置100の取り外し際に電極パッド1が肌面に残ることが防止される。そして、粘着部30の粘着性を高くすることができるため、使用中に電極パッド1が肌面から不用意に剥がれることを防止でき、トレーニング効果の低下を防止できる。
また、本例では、固定部50は導電性部材からなって接続部60を構成している。これにより、固定部50が接続部60の機能を兼ね備えることとなるため、構成を簡略化することができる。
また、本例では、非粘着部40は導電部20及び固定部50と電気的に絶縁されている。これにより、筋肉電気刺激装置100の給電部141に電気的に接続された導電性部材からなる固定部50が絶縁性部材で覆われることとなる。その結果、電極パッド1が肌面に貼り付けられた状態において、固定部50の直下に位置する肌面に電気刺激が過剰に付与されることを防止することができる。
また、本例では、基材10は平面視したときに互いの距離が最大となる一対の端部11、12を有し、固定部50は、一対の端部11、12の一方を含む第1端部領域16に配置された第1固定部501と、一対の端部11、12の他方を含む第2端部領域17に配置された第2固定部502とを有する。そして、非粘着部40は第1端部領域16と第2端部領域17とにそれぞれ形成されている。これにより、第1固定部501と第2固定部502とによって基材10の長手方向Xの両端側が固定されることから、電極パッド1が安定して固定されるとともに、中央領域18は直接固定されないため、電極パッド1の肌面への追従性を向上させることができる。さらに、取り外しの際には、基材10の長手方向Xの一方から他方に向けて剥がすことで電極パッド1が肌面に残ることなく確実に取り外すことができる。
なお、本例では、電極パッド1は長手方向Xにおいて、中央領域18は短手方向の長さが中央に向かうほど小さくなってくびれている。これにより、電極パッド1を肌面から剥がす際に、粘着部30が設けられた中央領域18の一部に過度に剥離力F1が集中することが抑制されるため、電極パッド1をスムーズに剥がすことができる。
また、本例では、電極パッド1はその形状中心位置を対象中心として点対称な形状を有している。そのため、正の向きに対して当該対象中心を基準に180度回転させた逆の向きでも取り付け可能となっており、取り付け作業時に向きを合わせる手間が省けて、取り付けが容易となる。
なお、本例では、筋肉電気刺激装置100に複数備えられた電極パッド1は互いにを同形状としたが、これに限らず、互いに異なる形状の電極パッド1が含まれていてもよい。例えば、ウェストベルト部110に取り付けられる電極パッド1を、膝上ベルト部120に取り付けられる電極パッド1よりも大型に形成したり、電気刺激を付与する部位の形状に合わせて、外形をひょうたん型とは異なる形状としてもよい。
なお、本例では、粘着性を有しない絶縁シート41により非粘着部40を形成したがこれに替えて、固定部50と被固定部70との固定を解除する力(解除力F2)よりも低い粘着性を有する部材により非粘着部40を形成してもよい。この場合も本例と同等の作用効果を奏する。さらにこの場合には、筋肉電気刺激装置100の使用時において弱い粘着力で非粘着部40と肌面とを接着できるため、不用意に非粘着部40が肌面から浮き上がることが抑制される。これにより、電極パッド1を肌面に一層安定して取り付けることができ、トレーニング効果の向上が期待できる。
なお、本例では、固定部50と被固定部70とをスナップボタンにより構成したがこれに限らず、係合固定可能な構成であればよく、例えば、面ファスナーにより固定部50及び被固定部70を構成してもよい。また、導電性を有する繊維を使用して当該面ファスナーを形成して、当該面ファスナーにより接続部60を構成するようにしてもよい。
なお、粘着部30及び非粘着部40の配置は、図15(a)に示す本例のように、非粘着部40を長手方向Xの両端部領域16、17にそれぞれ形成して、これら以外の中央領域18に粘着部30を形成することのほかに、図15(b)に示すように、本例の場合に比べて粘着部30を一回り小さくすることにより、粘着部30の短手方向Yの端部側にも非粘着部40aを形成して基材10の外縁10b全体に亘って非粘着部40、40aを設けることにより、粘着部30が非粘着部40、40aによって囲まれるようにしてもよい。また、図15(c)に示すように、電極パッド1の外形を長方形にして、長手方向Xの一方の端部11側に固定部50を一つ備え、粘着部30が固定部50に重ならない中央領域18に配置されるとともに、非粘着部40が基材10の外縁10b全体から固定部50に重なる部分に亘る領域に配置された構成としてもよい。いずれの構成においても本例と同等の作用効果を奏する。
なお、本例では、図11、12に示すように、筋肉電気刺激装置100は、ウェストベルト部110及び膝上ベルト部120の裏側生地112に被固定部70を有し、該被固定部70に電極パッド1の固定部50が直接係合固定されることとした。これに変えて、筋肉電気刺激装置100が、被固定部70に係合固定された拡張部品を有し、該拡張部品に備えられた被固定部に電極パッド1の固定部50が着脱可能に係合固定されるようにしてもよい。そして、当該拡張部品は、電極パッド1において接続部60としても機能する第1固定部501と、筋肉電気刺激装置100において被接続部80としても機能する第1被固定部701とを電気的に接続するように構成されているとともに、接続部60と被接続部80との間の通電状態を検出可能なセンサを備えた構成とすることができる。さらに、当該拡張部品は、センサによって検出された通電状態を無線又は有線で外部に出力するための出力部を備えていてもよい。無線による出力部としては公知の無線通信手段を採用できる。また、当該拡張部品は、センサによって検出された通電状態を使用者等に報知するための報知部を備えていてもよい。報知部は通電状態を表示する表示部や、通電状態を認識可能な音声を出力する音声出力部とすることができる。
以上のごとく、本例によれば、筋肉電気刺激装置100を人体から取り外す際に電極パッド1が肌面に残ることを防止するとともに、使用中に不用意に肌面から剥がれることを防止して高いトレーニング効果を人体に付与することができる電極パッド1を提供することができる。
(実施例2)
本例の電極パッド1は、実施例1におけるゲルパッド31(図7参照)に替えて、図16、図17に示すように、ゲルパッド31が、基材10の第1端部領域16及び第2端部領域17を含む、基材10における導電部20が形成される側の面全域を覆っている。そして、ゲルパッド31の上に、第1端部領域16と重なる領域および第2端部領域17と重なる領域にそれぞれにマスキングシート410が設けられている。マスキングシート410は非粘着性かつ非導電性の材料からなる。その他の構成要素は実施例1の場合と同様であり、本例においても実施例1の場合と同一の符号を用いてその説明を省略する。
本例では、マスキングシート410は、ゲルパッド31の粘着性を利用してゲルパッド31に密着されている。これにより、ゲルパッドに31において、マスキングシート410によりマスクされた第1端部領域16と重なる領域及び第2端部領域17と重なる領域がそれぞれ非粘着部40となり、マスクされない部分が粘着部30となる。本例においても実施例1の場合と同等の作用効果を奏する。
(実施例3)
本例の電極パッド1は、実施例1における基材10(図7参照)に替えて、図18、図19に示すように、基材10が、段差部14、15を備えている。これにより、基材10の中央領域18が、第1端部領域16及び第2端部領域17よりも、導電部20が形成された面10a側に突出している。そして、ゲルパッド31は当該突出した中央領域18にのみ設けられて粘着部30が形成されている。一方、第1端部領域16及び第2端部領域17にはゲルパッド31は設けられておらず、非粘着部40が形成されている。また、導電部20は、基材10の段差部14、15に沿って段差部24、25を備えており、基材10の中央領域18と第1端部領域16及び第2端部領域17とに跨って、上記面10aに設けられている。第1固定部501は第1端部領域16に設けられ、第2固定部502は第2端部領域17に設けられている。一方、実施例1の場合と異なり、絶縁シート41は設けられていない。その他の構成要素は実施例1の場合と同様であり、本例においても実施例1の場合と同一の符号を用いてその説明を省略する。
本例の構成によれば、電極パッド1の粘着部30が導電部20が形成された側に突出しており、非粘着部40は粘着部30に対して奥まっているため、使用時に非粘着部40が肌面に触れることが防止される。そのため、使用時に固定部50が肌面に触れて過度に電気刺激が付与されることが防止されている。その他、本例においても実施例1の場合と同等の作用効果を奏する。
1 電極パッド
10 基材
10b 外縁
11、12 端部
20 導電部
30 粘着部
31 ゲルパッド
40、40a 非粘着部
41 絶縁シート
410 マスキングシート
50 固定部
60 接続部
70 被固定部
100 筋肉電気刺激装置

Claims (4)

  1. 筋肉電気刺激装置に用いられる電極パッドであって、
    シート状の基材と、
    上記基材に設けられるとともに、上記筋肉電気刺激装置の被固定部に着脱可能に固定される固定部と、
    上記基材の一方の面に設けられた導電部と、
    上記導電部と上記筋肉電気刺激装置の給電部とを電気的に接続可能に構成された接続部と、
    を有し、
    上記基材における上記導電部が形成された側の最外層は、粘着性及び導電性を有する粘着部と、粘着性を有しないか又は上記固定部と上記被固定部との固定を解除する力よりも弱い粘着性を有する非粘着部とを含み、
    上記粘着部は、上記導電部の少なくとも一部に重なる領域に形成されて上記導電部と電気的に接続されており、
    上記非粘着部は、上記基材の外縁の少なくとも一部から上記固定部に重なる部分に亘る領域に形成されている、電極パッド。
  2. 上記固定部は導電性部材からなって上記接続部を構成している、請求項1に記載の電極パッド。
  3. 上記非粘着部は上記導電部及び上記固定部と絶縁されている、請求項2に記載の電極パッド。
  4. 上記基材は平面視したときに互いの距離が最大となる一対の端部を有し、
    上記固定部は、上記一対の端部の一方を含む第1端部領域に配置された第1固定部と、上記一対の端部の他方を含む第2端部領域に配置された第2固定部とを有し、
    上記非粘着部は上記第1端部領域と上記第2端部領域とにそれぞれ形成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の電極パッド。
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