JP2019154723A - 浴室システム - Google Patents

浴室システム Download PDF

Info

Publication number
JP2019154723A
JP2019154723A JP2018044648A JP2018044648A JP2019154723A JP 2019154723 A JP2019154723 A JP 2019154723A JP 2018044648 A JP2018044648 A JP 2018044648A JP 2018044648 A JP2018044648 A JP 2018044648A JP 2019154723 A JP2019154723 A JP 2019154723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
cleaning device
cleaning
switch
washing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018044648A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7153212B2 (ja
Inventor
下田 和博
Kazuhiro Shimoda
和博 下田
達也 福冨
Tatsuya Fukutomi
達也 福冨
廣人 加納
Hiroto Kano
廣人 加納
航太 奥
Kota Oku
航太 奥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2018044648A priority Critical patent/JP7153212B2/ja
Publication of JP2019154723A publication Critical patent/JP2019154723A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7153212B2 publication Critical patent/JP7153212B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)

Abstract

【課題】洗浄機器から吐水される洗浄水の水圧の低下を抑制することができる浴室システムを提供することを目的とする。【解決手段】給水源からの洗浄水を吐水する第1洗浄機器と、給水源からの洗浄水を吐水する第2洗浄機器と、第1及び第2洗浄機器を制御する制御部と、を備え、第1洗浄機器は、洗浄水を吐水する第1吐水口と、第1吐水口へ供給される洗浄水の流量を制御する第1制御弁と、を有し、第2洗浄機器は、洗浄水を吐水する第2吐水口と、第2吐水口へ供給される洗浄水の流量を制御する第2制御弁と、を有し、制御部は、第1及び第2洗浄機器が吐水を行っているときは、第1及び第2洗浄機器から吐水される洗浄水の流量の合計が所定値以下となるように、第1及び第2制御弁の一方を制御することを特徴とする浴室システムが提供される。【選択図】図3

Description

本発明の態様は、一般的に、浴室システムに関する。
浴室には、浴室の床(洗い場の床等)や壁を洗浄する洗浄機器や、浴室内に設けられた浴槽を洗浄する洗浄機器などを有する浴室システムが設けられることがある。例えば、特許文献1には、浴室の洗い場床に洗浄水を吐水して、洗い場近傍の汚れを洗浄する浴室洗浄装置が開示されている。また、特許文献2には、浴槽内に設けられたノズルから洗剤液や湯又は水を噴射することにより浴槽洗浄を行う浴槽自動洗浄システムが開示されている。また、特許文献3には、浴槽と洗い場とに洗剤や水を散布して、浴槽と洗い場とを洗浄する洗浄装置が開示されている。
特許第4035662号公報 特開2009−168294号公報 特開2010−119530号公報
浴室に2つ(以上)の洗浄機器が設けられ、これらの洗浄機器が互いに連動しない場合、使用者によって2つの洗浄機器が同時に駆動されると、両方の洗浄機器から同時に吐水が行われることがある。この際、複数の洗浄機器が、同一の給水源(水道管等)から給水されていると、一方又は両方の洗浄機器から吐水される洗浄水の水圧や流量が低下する恐れがある。また、2つの洗浄機器が連動する場合であっても、両方の洗浄機器から同時に吐水が行われると、一方又は両方の洗浄機器から吐水される洗浄水の水圧や流量が低下する恐れがある。
洗浄水の水圧が低下すると、洗浄機器の洗浄性能が低下することがある。例えば、洗浄水の水圧が低下すると、洗浄機器から吐水される洗浄水の飛距離が短くなり、所定の範囲に吐水が行えない恐れがある。また、例えば、洗浄水の水圧が低下すると、浴室内の汚れを洗浄水によって押し流すことが困難になる恐れがある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、洗浄機器から吐水される洗浄水の水圧の低下を抑制することができる浴室システムを提供することを目的とする。
第1の発明は、給水源からの洗浄水を吐水することで浴室の第1所定範囲を洗浄する第1洗浄機器と、前記給水源からの洗浄水を吐水することで前記浴室の第2所定範囲を洗浄する第2洗浄機器と、前記第1洗浄機器と前記第2洗浄機器とを制御する制御部と、を備え、前記第1洗浄機器は、洗浄水を吐水する第1吐水口と、前記給水源から前記第1吐水口へ供給される洗浄水の流量を制御する第1制御弁と、を有し、前記第2洗浄機器は、洗浄水を吐水する第2吐水口と、前記給水源から前記第2吐水口へ供給される洗浄水の流量を制御する第2制御弁と、を有し、前記制御部は、前記第1洗浄機器及び前記第2洗浄機器が吐水を行っているときは、前記第1洗浄機器から吐水される洗浄水の流量と、前記第2洗浄機器から吐水される洗浄水の流量と、の合計が所定値以下となるように、前記第1制御弁及び前記第2制御弁の少なくとも一方を制御することを特徴とする浴室システムである。
この浴室システムによれば、第1洗浄機器及び第2洗浄機器が吐水を行っているときに、第1洗浄機器及び第2洗浄機器の総流量を所定値以下とすることにより、第1洗浄機器及び第2洗浄機器の一方又は両方から吐水される洗浄水の水圧が低下することを抑制でき、適切な洗浄性能を維持することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記第1洗浄機器及び前記第2洗浄機器のそれぞれの1回の吐水動作は、前記吐水動作の開始時刻と終了時刻との中心の時刻を含む中期と、前記中期より前の初期と、前記中期より後の後期と、を有し、前記第1洗浄機器の前記吐水動作の前記後期は、前記第2洗浄機器の前記吐水動作の前記初期と重なり、前記第2洗浄機器の前記吐水動作の前記中期と重ならず、前記第1洗浄機器の前記吐水動作の前記中期は、前記第2洗浄機器の前記吐水動作の前記初期と重ならないことを特徴とする浴室システムである。
この浴室システムによれば、一方の洗浄機器の吐水動作の中期は、他方の洗浄機器の吐水動作と重ならない。これにより、各洗浄機器の吐水動作の中期において、洗浄水の水圧が低下することを抑制することができる。また、一方の洗浄機器の吐水動作の後期と、他方の洗浄機器の吐水動作の初期と、が重なることにより、全体の洗浄時間を短縮することができる。したがって、中期において洗浄性能を維持しつつ、全体の洗浄時間を短縮することができる。
第3の発明は、第1の発明において、前記制御部は、前記第1洗浄機器が吐水を行っている間においては、前記第2制御弁を閉とし、前記第2洗浄機器が吐水を行っている間においては、前記第1制御弁を閉とすることを特徴とする浴室システムである。
この浴室システムによれば、一方の洗浄機器が吐水を行っているときは、他方の洗浄機器への給水が停止される。これにより、一方の洗浄機器から吐水される洗浄水の水圧が低下することをより確実に抑制することができる。2つの洗浄機器を連動させた場合においても、洗浄性能を維持することができる。
第4の発明は、第1〜第3のいずれか1つの発明において、前記制御部は、前記第1洗浄機器の吐水動作と、前記第2洗浄機器の吐水動作と、を連動させる連動モードを有し、前記連動モードは、前記第1所定範囲の排水中に前記第2所定範囲への吐水を行い、前記第2所定範囲の排水中に前記第1所定範囲への吐水を行うことを特徴とする浴室システムである。
この浴室システムによれば、第1洗浄機器の吐水動作と、第2洗浄機器の吐水動作と、が連動することにより、全体の洗浄時間を短縮することができる。
第5の発明は、第4の発明において、前記第1洗浄機器を作動させる第1スイッチと、前記第2洗浄機器を作動させる第2スイッチと、を有する操作部をさらに備え、前記制御部は、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチの一方が操作されてから所定時間以内に、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチの他方が操作されると、前記連動モードを実行し、前記連動モードの実行中に、前記第1洗浄機器及び前記第2洗浄機器の一方が吐水を行っているときは、前記第1洗浄機器から吐水される洗浄水の前記流量と、前記第2洗浄機器から吐水される洗浄水の前記流量と、の合計が前記所定値以下となるように、前記第1制御弁及び前記第2制御弁の少なくとも一方を制御することを特徴とする浴室システムである。
この浴室システムによれば、使用者が第1スイッチ及び第2スイッチを別々に操作した場合であっても、制御部は、連動モードを実行し、第1洗浄機器及び第2洗浄機器の一方が吐水を行っているときに、第1洗浄機器及び第2洗浄機器の総流量を所定値以下とする。これにより、第1洗浄機器及び第2洗浄機器の一方から吐水される洗浄水の水圧が低下することを抑制でき、洗浄性能を維持することができる。
第6の発明は、第4の発明において、前記第1洗浄機器を作動させる第1スイッチと、前記第2洗浄機器を作動させる第2スイッチと、を有する操作部をさらに備え、前記制御部は、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチの一方が操作されてから所定時間経過後に、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチの他方が操作された場合は、前記連動モードを実行せず、前記連動モードの非実行中に、前記第1洗浄機器及び前記第2洗浄機器の一方が吐水を行っているときは、前記第1洗浄機器から吐水される洗浄水の前記流量と、前記第2洗浄機器から吐水される洗浄水の前記流量と、の合計が前記所定値以下となるように、前記第1制御弁及び前記第2制御弁の少なくとも一方を制御することを特徴とする浴室システムである。
この浴室システムによれば、制御部は、連動モードを実行しない場合であっても、第1洗浄機器及び第2洗浄機器の一方が吐水を行っているときに、第1洗浄機器及び第2洗浄機器の総流量を所定値以下とする。これにより、第1洗浄機器及び第2洗浄機器の一方から吐水される洗浄水の水圧が低下することを抑制でき、洗浄性能を維持することができる。
本発明の態様によれば、洗浄機器から吐水される洗浄水の水圧の低下を抑制することができる浴室システムが提供される。
実施形態に係る浴室システムを有する浴室を例示する斜視図である。 実施形態に係る浴室システムを例示するブロック図である。 実施形態に係る浴室システムの動作を例示するフローチャートである。 図4(a)〜図4(d)は、実施形態に係る浴室システムの動作を例示するタイミングチャートである。 図5(a)〜図5(c)は、実施形態に係る浴室システムの動作を例示するタイミングチャートである。 実施形態に係る浴室システムの動作を例示するフローチャートである。 実施形態に係る浴室システムの洗浄機器を例示する模式図である。 実施形態に係る浴室システムの浴槽洗浄機器を例示する模式図である。 実施形態に係る浴室システムの操作部を例示する斜視図である。 図10(a)及び図10(b)は、実施形態に係る浴室システムの第2洗浄機器の動作を例示するタイミングチャートである。 図11(a)及び図11(b)は、実施形態に係る浴室システムの第1洗浄機器の動作を例示するタイミングチャートである。 図12(a)〜図12(c)は、実施形態に係る浴室システムの動作を例示するタイミングチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係る浴室システムを有する浴室を例示する斜視図である。
図1は、実施形態に係る浴室システム100(図2を参照)が設置される浴室の一例を示している。
図1に示すように、浴室500は、概ね直方体の4つの側面に相当する配置の第1壁541、第2壁542、第3壁543、第4壁544を有する。第2壁542は、第1壁541と対向しており、第4壁544は、第3壁543と対向している。第1壁541と第2壁542とは、それぞれ、第3壁543及び第4壁544と接続されている。
説明の便宜上、本明細書において、第2壁542(図1の奥側の壁)から第1壁541(図1の手前側の壁)へ向かう方向を「前方」とし、これと反対の方向を「後方」とする。また、前後方向および上下方向に対して垂直な方向を横方向とする。
第4壁544の側に浴槽510が設けられており、当該浴槽510と第3壁543との間に洗い場床520(浴室洗い場床)が設けられている。すなわち、浴槽510と洗い場床520とは、共に前後方向に延びて、横方向に並んでいる。洗い場床520は、第3壁543に加えて、第1壁541の一部及び第2壁542の一部にも接している。
洗い場床520には、排水口521が設けられている。排水口521は、洗い場床520の前後方向における中央付近であって、洗い場床520の横方向における浴槽510側の端に設けられている。洗い場床520には、排水口521へ向かう緩やかな(例えば1〜5°程度の)排水勾配(傾斜)が設けられている。また、洗い場床520の表面は、親水コーティングされている。
そして、洗い場床520が接している第2壁542の一部に(浴室500の後方側に)、カウンタ530が設けられている。浴室500の第2壁542には、鏡、給水栓、シャワーホースなどが適宜設けられている。
図2は、実施形態に係る浴室システムを例示するブロック図である。
図2に示すように、浴室システム100は、第1洗浄機器70と、第2洗浄機器80と、制御部30と、を有する。
第1洗浄機器70及び第2洗浄機器80は、それぞれ、浴室500内に設けられる。第1洗浄機器70及び第2洗浄機器80のそれぞれには、給水源50(水道管など)から洗浄水が供給される。給水源50の下流側の流路は、第1洗浄機器70(吐水口71)に洗浄水を導く流路75と、第2洗浄機器80(吐水口81)に洗浄水を供給する流路85と、に分岐している。
第1洗浄機器70は、洗浄水を吐水する吐水口71(第1吐水口)と、第1制御弁73と、を有する。第1制御弁73は、例えば、流路75の流量を調整する流量調整弁である。流量調整弁は、流路の面積(流路の開度、又は流路の絞り)を調整することで、当該流路の流量を調整する。第1制御弁73は、流路75を開閉する電磁弁でもよい。第1制御弁73によって、給水源50から吐水口71に供給される洗浄水の流量、すなわち吐水口71から吐水される洗浄水の流量を制御することができる。
第1洗浄機器70は、給水源50から供給された洗浄水を浴室500の第1所定範囲に吐水する。これにより、第1洗浄機器70は、第1所定範囲を洗浄する。この例では、第1洗浄機器70は、浴室500の洗い場床520、及び壁(第1〜第4壁541〜544)の少なくとも一部を洗浄する浴室洗浄機器である。つまり、この場合、第1所定範囲は、洗い場床520、及び壁(第1〜第4壁541〜544)の少なくとも一部である。なお、図1に示した例では、第1洗浄機器70は、カウンタ530に設けられ、洗い場床520を洗浄する洗浄機器(床洗浄装置)である。
第2洗浄機器80は、洗浄水を吐水する吐水口81(第2吐水口)と、第2制御弁83(第2制御弁)と、を有する。第2制御弁83は、例えば、流路85の流量を調整する流量調整弁である。第2制御弁83は、流路85を開閉する電磁弁でもよい。第2制御弁83によって、給水源50から吐水口81に供給される洗浄水の流量、すなわち吐水口81から吐水される洗浄水の流量を制御することができる。
第2洗浄機器80は、給水源50から供給された洗浄水を、浴室500の第2所定範囲に吐水する。これにより、第2洗浄機器80は、第2所定範囲を洗浄する。例えば、第2所定範囲は、第1所定範囲と異なる。この例では、第2洗浄機器80は、浴槽510を洗浄する浴槽洗浄装置である。つまり、この場合、第2所定範囲は、浴槽510内の少なくとも一部である。なお、第1洗浄機器70が浴槽洗浄機器であってもよいし、第2洗浄機器80が浴室洗浄機器であってもよい。
制御部30は、例えばマイコンなどを有する電気回路である。制御部30は、第1洗浄機器70の第1制御弁73、及び第2洗浄機器80の第2制御弁83のそれぞれと接続されている。制御部30と第1洗浄機器70との接続、制御部30と第2洗浄機器80との接続は、有線接続であっても無線接続であってもよい。第1洗浄機器(第1制御弁73)及び第2洗浄機器80(第2制御弁83)のそれぞれは、制御部30から送信された信号(指令)に基づいて動作する。これにより、制御部30は、第1洗浄機器70の洗浄動作、及び、第2洗浄機器80の洗浄動作を制御する。図1に示した例では、制御部30は、浴室500の天井545に設置されている。ただし、制御部30の配置は任意である。また、制御部30は、複数の基板などに適宜分割されて配置されてもよい。例えば、制御部30の一部が第1洗浄機器70に配置されたり、第2洗浄機器80に配置されたりしてもよい。
また、浴室システム100は、使用者が第1洗浄機器70及び第2洗浄機器80の動作を操作するための操作部35(リモコン)を有していてもよい(図1参照)。操作部35は、浴室500内、又は浴室500外(例えば浴室500に隣接する脱衣所など)に設けられる。操作部35は、制御部30と有線又は無線により接続されている。使用者は、操作部35に設けられたボタン(スイッチ)を操作することにより、第1洗浄機器70及び第2洗浄機器80の動作を開始/停止させたり、動作の設定を変更したりすることができる。具体的には、使用者が操作部35を操作すると、その操作に応じた信号が制御部30に送信される。制御部30は、操作部35からの信号に基づいて、第1洗浄機器70及び第2洗浄機器80のそれぞれに信号(指令)を送信する。
操作部35は、第1洗浄機器70を作動させる第1スイッチ35aと、第2洗浄機器80を作動させる第2スイッチ35bと、を有する。使用者が第1スイッチ35aを操作すると、第1洗浄機器70による洗浄動作が開始する。また、使用者が第2スイッチ35bを操作すると、第2洗浄機器80による洗浄動作が開始される。
図3は、実施形態に係る浴室システムの動作を例示するフローチャートである。
使用者が操作部35の第1スイッチ35aを押すと(ステップS101)、第1洗浄機器70の洗浄動作が開始される(ステップS102)。
その後、第1洗浄機器70の洗浄動作中に、使用者が第2スイッチ35bを押すと(ステップS103:Yes)、第2洗浄機器80の洗浄動作が開始される(ステップS104)。これにより、第1洗浄機器70による洗浄動作と、第2洗浄機器80による洗浄動作とが同時に実行されることとなる。
第1洗浄機器70の洗浄動作と、第2洗浄機器80の洗浄動作と、が同時に行われる場合においては、制御部30は、流量(瞬間流量(cc/s))の設定を行う(ステップS105)。具体的には、制御部30は、第1洗浄機器70から吐水される洗浄水の流量(第1洗浄流量)と、第2洗浄機器80から吐水される洗浄水の流量(第2洗浄流量)と、の合計値が所定値(所定流量)以下となるように、第1制御弁73及び第2制御弁83の少なくとも一方を制御する。
その後、第1洗浄機器70による洗浄、第2洗浄機器80による洗浄が終了する(ステップS106:Yes、ステップS107:Yes)。
一方、第1洗浄機器70の洗浄動作中に、第2スイッチ35bが押されなかった場合(ステップS103:No)、第2洗浄機器80による洗浄が実行されることなく、第1洗浄機器70による洗浄が終了する(ステップS108:Yes)。
図4(a)〜図4(d)は、実施形態に係る浴室システムの動作を例示するタイミングチャートである。
タイミングチャートにおいて、横軸は時間tを表す。図4(a)は、浴室システム100の洗浄動作のON/OFFを表す。洗浄動作がONのときは、第1洗浄機器70及び第2洗浄機器80の少なくともいずれかが、洗浄動作(吐水動作)を行っている。洗浄動作がOFFのときは、第1洗浄機器70及び第2洗浄機器80の両方が洗浄動作を行っていない。図4(b)は、第1洗浄機器70が、洗浄動作において吐水する洗浄水の流量を表す。図4(c)は、第2洗浄機器80が、洗浄動作において吐水する洗浄水の流量を表す。図4(d)は、第1洗浄機器70及び第2洗浄機器80の総流量、すなわち、第1洗浄機器70から吐水される洗浄水の流量と、第2洗浄機器80から吐水される洗浄水の流量と、の合計値を表す。
なお、タイミングチャートでは、説明の便宜上、流量を大きい順に「3」、「2」、「1」の3段階で表示し、「0」は吐水が行われていないことを示す。ただし、実施形態において、流量は3段階でなくてもよい。
時刻T1において、例えば使用者が第1スイッチ35aを押し、図4(a)に示すように洗浄動作がONとなる。すなわち、図4(b)に示すように、時刻T1において、第1洗浄機器70による洗浄動作が開始し、第1洗浄機器70からの洗浄水の吐水が開始する。
時刻T1の後の時刻T2までは、第1洗浄機器70のみが洗浄動作を実行する。すなわち、時刻T1から時刻T2まで第2洗浄機器80は、洗浄動作を実行していない。時刻T1から時刻T2までの間において、第1洗浄機器70が吐水する洗浄水の流量は、例えば「2」である。したがって、図4(d)に示すように総流量は「2」である。
例えば、使用者が時刻T2において第2スイッチ35bを押し、図4(c)に示すように、第2洗浄機器80による洗浄動作が開始し、第2洗浄機器80からの洗浄水の吐水が開始する。
時刻T2の後の時刻T3までは、第1洗浄機器70及び第2洗浄機器80は、同時に洗浄水を吐水している。このとき制御部30は、図4(d)に示す総流量が所定値以下となるように、第1制御弁73及び第2制御弁83を制御する。
この例では、総流量の所定値は「3」である。例えば、制御部30は、時刻T2から時刻T3までの期間においては、時刻T1から時刻T2までの期間に比べて、第1洗浄機器70が吐水する洗浄水の流量を小さくする。時刻T2から時刻T3までの間において、第1洗浄機器70が吐水する洗浄水の流量は、「1」である。また、時刻T2から時刻T3までの間において、第2洗浄機器80が吐水する洗浄水の流量は、「2」である。したがって、図4(d)に示すように総流量は「3」である。
時刻T3において、第1洗浄機器70の吐水動作及び第2洗浄機器80の吐水動作が終了し、浴室システムの洗浄動作がOFFとなる。
以上説明したように、実施形態においては、制御部30は、第1洗浄機器70及び第2洗浄機器80の少なくとも一方が吐水を行っているときは、総流量(第1洗浄機器70から吐水される洗浄水の流量と、第2洗浄機器80から吐水される洗浄水の流量と、の合計)が所定値以下となるように第1制御弁73及び第2制御弁83の少なくとも一方を制御する。
例えば、制御部30は、第1洗浄機器70が吐水を行っているときは、総流量が所定値以下となるように、第2制御弁83を制御し、第2洗浄機器80が吐水を行っているときは、総流量が所定値以下となるように第1制御弁73を制御する。
より具体的には、例えば、制御部30は、第1洗浄機器70が吐水を行っているときに、第2洗浄機器80が吐水を開始すると、総流量が所定値以下となるように、第1制御弁73を制御して、第1洗浄機器70から吐水される洗浄水の流量を小さくする。また、例えば、制御部30は、第2洗浄機器80が吐水を行っているときに、第1洗浄機器70が吐水を開始すると、総流量が所定値以下となるように、第2制御弁83を制御して、第2洗浄機器80から吐水される洗浄水の流量を小さくする。
2つの洗浄機器が同一の給水源から給水される場合、2つの洗浄機器が同時に洗浄水を吐水すると、一方又は両方の洗浄機器から吐水される洗浄水の水圧が低下する恐れがある。洗浄水の水圧の低下は、洗浄機器の洗浄性能の低下を招く可能性がある。例えば、洗浄機器から吐水される洗浄水の飛距離が短くなり、所定の範囲に吐水が行えない恐れがある。また、例えば、浴室内の汚れを洗浄水によって押し流すことが困難になる恐れがある。
これに対して、実施形態においては、第1洗浄機器70及び第2洗浄機器80の一方が吐水を行っているときに、総流量を所定値以下とすることにより、第1洗浄機器70及び第2洗浄機器80の一方又は両方から吐水される洗浄水の水圧が低下することを抑制できる。すなわち、所望の洗浄性能が発揮できないほど水圧が低くなり過ぎることを抑制でき、適切な洗浄性能を維持することができる。
また、第1洗浄機器70及び第2洗浄機器80の両方が同時に吐水を行うとき、第1洗浄機器70及び第2洗浄機器80の一方又は両方は、洗浄性能が得られる範囲の流量で吐水を行う。
なお、総流量の所定値は、総流量と水圧(第1洗浄機器70の洗浄水の水圧、及び第2洗浄機器80の洗浄水の水圧)との関係から、所望の洗浄性能が得られる範囲に、適宜定めればよい。
例えば、総流量の所定値は、単独で洗浄動作を行う第1洗浄機器70から吐水される洗浄水の流量の最大値と、単独で洗浄動作を行う第2洗浄機器80から吐水される洗浄水の流量の最大値と、の合計以下である。つまり、第1洗浄機器70及び第2洗浄機器80は、単独で洗浄動作を行うモードと2つの機器が連動するモードと、の2つのモードを実行することができ、連動モードのときは、2つの機器の洗浄流量が所定流量以下となるように制御される。
図5(a)〜図5(c)は、実施形態に係る浴室システムの動作を例示するタイミングチャートである。
図5(a)は、第1洗浄機器70が、洗浄動作において吐水する洗浄水の流量を表す。図5(b)は、第2洗浄機器80が、洗浄動作において吐水する洗浄水の流量を表す。図5(c)は、第1洗浄機器70及び第2洗浄機器80の総流量を表す。
図5(a)に示すように、時刻T11において、第1洗浄機器70による洗浄動作が開始する。この例では、第1洗浄機器70は、2回の吐水動作を行う。すなわち、第1洗浄機器70は、時刻T11から時刻T15までの間に1回目の吐水動作を行い、その後、時刻T17から時刻T21までの間に2回目の吐水動作を行っている。
図5(b)に示すように、時刻T14において、第2洗浄機器80による洗浄動作が開始し、第2洗浄機器80からの洗浄水の吐水が開始する。第2洗浄機器80は、時刻T14から時刻T18までの間に吐水動作を行う。
第1洗浄機器70及び第2洗浄機器80のそれぞれの1回の吐水動作(吐水を開始してから、次に止水するまで)は、初期と中期と後期とを有する。中期は、吐水動作の開始時刻と終了時刻との中心の時刻を含む期間である。初期は、中期よりも前の期間であり、後期は、中期よりも後の期間である。
例えば、第1洗浄機器70の1回目の吐水動作は、時刻T11から時刻T12までの初期と、時刻T12から時刻T14までの中期と、時刻T14から時刻T15までの後期と、を有する。中期は、吐水動作が始まる時刻T11と、吐水動作が終了する時刻T15と、の中心の時刻T13を含む。
また、第1洗浄機器70の2回目の吐水動作は、時刻T17から時刻T18までの初期と、時刻T18から時刻T20までの中期と、時刻T20から時刻T21までの後期と、を有する。中期は、吐水動作が始まる時刻T17と、吐水動作が終了する時刻T21と、の中心の時刻T19を含む。
また、第2洗浄機器80の吐水動作は、時刻T14から時刻T15までの初期と、時刻T15から時刻T17までの中期と、時刻T17から時刻T18までの後期と、を有する。中期は、吐水動作が始まる時刻T14と、吐水動作が終了する時刻T18と、の中心の時刻T16を含む。
第1洗浄機器70の1回目の吐水動作の後期は、第2洗浄機器80の吐水動作の初期と重なり、第2洗浄機器80の吐水動作の中期と重ならない。また、第1洗浄機器70の1回目の吐水動作の中期は、第2洗浄機器80の吐水動作の初期と重ならない。
第2洗浄機器80の吐水動作の後期は、第1洗浄機器70の2回目の吐水動作の初期と重なり、第1洗浄機器70の2回目の吐水動作の中期と重ならない。また、第2洗浄機器80の吐水動作の中期は、第1洗浄機器70の2回目の吐水動作の初期と重ならない。
このように、一方の洗浄機器の吐水動作の中期は、他方の洗浄機器の吐水動作と重ならない。これにより、各洗浄機器の吐水動作の中期において、洗浄水の水圧が低下することを抑制することができる。また、一方の洗浄機器の吐水動作の後期と、他方の洗浄機器の吐水動作の初期と、が重なることにより、全体の洗浄時間を短縮することができる。したがって、中期において洗浄性能を維持しつつ、全体の洗浄時間を短縮することができる。また、一方の洗浄機器の吐水動作の後期と、他方の洗浄機器の吐水動作の初期と、が重なることにより、ウォーターハンマーの発生を抑制することができる。
また、図5(c)に示すように、この例においても、制御部30は、第1洗浄機器70及び第2洗浄機器80の少なくとも一方が吐水を行っているときは、総流量が「3」以下となるように、第1制御弁73及び第2制御弁83を制御している。例えば、図5(a)に示すように、時刻T14から時刻T15においては、第1洗浄機器70の流量は、時刻T11から時刻T14までに比べて小さくされている。また、図5(b)に示すように、時刻T17から時刻T18においては、第2洗浄機器80の流量は、時刻T15から時刻T17までに比べて小さくされている。これにより、各洗浄機器の初期や後期においても、洗浄水の水圧が低下することを抑制することができる。
図6は、実施形態に係る浴室システムの動作を例示するフローチャートである。
使用者によって操作部35の第1スイッチ35aが押された後(ステップS201:Yes)、所定時間が経過する前(ステップS203:No)に、操作部35の第2スイッチ35bが押された場合(ステップS202:Yes)、制御部30は、連動モードを実行する(ステップS204)。連動モードは、第1洗浄機器70の吐水動作と、第2洗浄機器80の吐水動作と、を連動させる。例えば、連動モードは、第1洗浄機器70の洗浄動作と、第2洗浄機器80の洗浄動作と、を連動させる掃除連動モードである。連動モードの例については、図12に関して後述する。また、ステップS203における所定時間は、任意であるが、例えば30秒〜1分程度である。
連動モードの実行中において、制御部30は、第1洗浄機器70及び第2洗浄機器80の少なくとも一方が吐水を行っているときは、総流量が所定値以下となるように第1制御弁73及び第2制御弁83の少なくとも一方を制御する(ステップS205)。
その後、第1洗浄機器70による洗浄及び第2洗浄機器80による洗浄が終了し、連動モードが終了する(ステップS206:Yes)。
一方、使用者によって操作部35の第1スイッチ35aが押された後(ステップS201:Yes)、操作部35の第2スイッチ35bが押されることなく(ステップS202:No)、所定時間が経過した場合(ステップS203:Yes)、第2洗浄機器80による洗浄が実行されることなく、第1洗浄機器70による洗浄が開始され、終了する(ステップS207、ステップS208:Yes)。
このように、制御部30は、第1スイッチ35a及び第2スイッチ35bの一方が操作されてから所定時間以内に、第1スイッチ及び第2スイッチの他方が操作された場合において、第1洗浄機器70及び第2洗浄機器80の一方が吐水を行っているときは、総流量が所定値以下となるように、第1制御弁73及び第2制御弁83の少なくとも一方を制御する。これにより、第1スイッチ35a及び第2スイッチ35bが別々に操作された場合であっても、第1洗浄機器70及び第2洗浄機器80の一方又は両方から吐水される洗浄水の水圧が低下することを抑制できる。
なお、例えば、第1スイッチ35a及び第2スイッチ35bの一方が操作されてから所定時間経過後であって、第1洗浄機器70及び第2洗浄機器80の一方の吐水中に、第1スイッチ35a及び第2スイッチ35bの他方が操作された場合は、制御部30は、連動モードを実行しない。例えば、ステップS208において、第1洗浄機器70による洗浄が完了する前(ステップS208:No)に、第2スイッチ35bが押された場合、制御部30は、第2洗浄機器80による洗浄動作を開始してもよいが、予め定められたシーケンスである連動モードを実行しない。
ただし、連動モードの非実行中であっても、制御部30は、第1洗浄機器70及び第2洗浄機器80の少なくとも一方が吐水を行っているときは、総流量が所定値以下となるように第1制御弁73及び第2制御弁83の少なくとも一方を制御することが望ましい。これにより、連動モードが実行されない場合であっても、第1洗浄機器70及び第2洗浄機器80の一方又は両方から吐水される洗浄水の水圧が低下することを抑制できる。
図7を参照して、第1洗浄機器70の一例である浴室洗浄機器について説明する。
図7は、実施形態に係る浴室システムの洗浄機器を例示する模式図である。
図7は、浴室500のカウンタ530の近傍を側方から見た様子を示している。
第1洗浄機器70は、カウンタ530の下部に突出するノズル部10aを有する。ノズル部10aは、カウンタ530の下部に、洗い場床520から離間した位置に配置されている。例えば、ノズル部10aは、洗い場床520の横方向における中央付近に設置されている。
浴室500の外部(例えば第2壁542の後方)には、給水管51が設けられている。給水管51は、図示しない水道管と接続されている。これにより、給水管51から水道水が第1洗浄機器70に供給される。
カウンタ530の内部(天板531と下カバー532との間)には、第1ストレーナ53aと、第1制御弁73(第1電磁弁54a、第2電磁弁54b)と、調圧弁55と、バキュームブレーカ57と、逆止弁56と、機能水生成部20と、第2ストレーナ53bと、電動モータ17と、が設けられている。第1ストレーナ53aは、給水管51と接続されており、第1ストレーナ53aの下流において、水道水の流路は2つに分岐している。
第1ストレーナ53aの下流側の一方の流路は、第1電磁弁54aを介して、水道水(洗浄水の一例である)を直接的にノズル部10aに供給する。第1電磁弁54aを開くことで、水道水がノズル部10aに供給される。
第1ストレーナ53aの下流側の他方の流路には、上流側から順に、第2電磁弁54b、調圧弁55、バキュームブレーカ57、逆止弁56、機能水生成部20、第2ストレーナ53bが接続されており、機能水(洗浄水の一例である)をノズル部10aに供給する。
第1電磁弁54a及び第2電磁弁54bは、それぞれ、水道水の流路を開く動作、及び、水道水の流路を閉じる動作、を行う。調圧弁55は、供給される水道水の圧力を制御する。これにより、後述する機能水生成部20に供給される水道水の流量を所望に調整することができる。機能水生成部20に供給される水道水の流量を調整することで、ノズル部10aに供給される機能水の流量が調整される。第2電磁弁54bを用いて水道水の流量を調整してもよい。
機能水は、例えば除菌(又は殺菌)の機能を有する除菌水である。機能水は、例えば、次亜塩素酸を含む。この例では、機能水生成部20は、陽極と陰極とを有する電解室(電解槽)である。機能水生成部20は、陽極と陰極との間に電圧を印加して、それら電極の間を流れる水道水を電気分解することで、低濃度の次亜塩素酸を生成する。水道水は、塩化物イオンを含んでいるため、その塩化物イオンを電気分解することによって、次亜塩素酸が生成される。
なお、機能水は、次亜塩素酸を含むものには限定されない。例えば、機能水は、銀イオン、銅イオン、または亜鉛イオンなどの金属イオンを含む溶液、電解塩素やオゾンなどを含む溶液、酸性水、または、アルカリ水などでもよい。機能水生成部20は電解槽に限らず、除菌水を生成可能な任意の構成でよい。
ストレーナ53a、53b、電磁弁54a、54b、調圧弁55、バキュームブレーカ57、逆止弁56、機能水生成部20及び電動モータ17の少なくとも一部が、カウンタ530の外部や浴室500の外部に設けられることも可能である。
第1電磁弁54a、第2電磁弁54b、調圧弁55、及び機能水生成部20は、制御部30によって適宜に制御される。これにより、ノズル部10aからの水道水の散水と、ノズル部10aからの機能水の散水と、を互いに独立に制御できる。
具体的には、第1電磁弁54a及び第2電磁弁54bは、制御部30からの信号に基づいて、水道水の流路の開閉を行う。これにより、下流側に供給される水道水の流量が制御される。また、機能水生成部20は、制御部30からの信号に基づいて、電解室のON/OFF等を切り替える。このようにして制御部30は、機能水における各種構成成分の濃度、吐水される洗浄水の流量(単位時間当たりの流量)、吐水される洗浄水の総水量、を制御することができる。
また、ノズル部10aには、吐水口71(開口)が設けられている。ノズル部10aは、上流から供給された洗浄水(水道水や機能水)を、水圧によって吐水口71から浴室500の洗い場床520上へ吐水する。これにより、洗い場床520上の汚れ(例えば、人体からの皮脂、垢、髪の毛など)を排水口521へ洗い流したり、洗い場床520上を除菌することができる。ノズル部10aから吐水される洗浄水は、例えば霧状である。
ノズル部10aの位置姿勢は、洗浄水が吐水される洗い場床520上の領域を変えるよう、変動することができる。具体的には、ノズル部10aは、電動モータ17によって回転駆動される。電動モータ17は、例えばステッピングモータからなる。
電動モータ17は、制御部30によって制御される。制御部30からの信号に基づいて電動モータ17が制御されることにより、ノズル部10aの回転角度や回転速度が変化する。
図8を参照して、第2洗浄機器80の一例である浴槽洗浄機器について説明する。
図8は、実施形態に係る浴室システムの浴槽洗浄機器を例示する模式図である。
第2洗浄機器80は、流量検知装置604、水量制御装置605、第2制御弁83(電磁弁606)、洗浄ノズル601、給水路608、排水栓駆動用モータ624など、を有する。
洗浄ノズル601は、給水路608を介して、給水管51と接続されている。これにより、給水管51から、給水路608を通った水道水が洗浄ノズル601に供給される。
給水路608には、上流側から順に、流量検知装置604、水量制御装置605、電磁弁606が設けられている。電磁弁606は、給水路608を開く動作、及び、給水路608を閉じる動作を行う。電磁弁606が開くことで、水道水が洗浄ノズル601に供給され、電磁弁606が閉じることで、洗浄ノズル601への給水が停止する。
洗浄ノズル601は、浴槽510に設けられている。洗浄ノズル601の吐水口81は、例えば、浴槽510の内壁に露出している。洗浄ノズル601は、上流から供給された洗浄水(水道水)を、水圧によって吐水口81から浴槽510内へ吐水する。これにより、浴槽510内の汚れを、浴槽510の排水口512へ洗い流すことができる。洗浄ノズル601から吐水される洗浄水は、例えば霧状である。
排水栓駆動用モータ624は、ワイヤーケーブル621を介して、スラストロック機構部623を作動させることができる。スラストロック機構部623が作動することで、排水栓622を上下に動かすことができ、排水口512を開閉することができる。なお、使用者は、浴槽510のリムなどに設けられた手動スイッチ620を操作することによっても、スラストロック機構部623を作動させ、排水口512を開閉することができる。
流量検知装置604、水量制御装置605、電磁弁606、排水栓駆動用モータ624は、制御部30と有線又は無線により接続されており、制御部30によって適宜に制御される。すなわち、電磁弁606は、制御部30からの信号に基づいて、給水路608の開閉を行う。これにより、洗浄ノズル601の吐水と止水とが切り替えられる。また、排水栓駆動用モータ624は、制御部30からの信号に基づいて、排水口512の開閉を行う
なお、第2洗浄機器80は、水道水だけでなく、第1洗浄機器70と同様の構成により機能水を吐水してもよい。また、第2洗浄機器80は、内部に洗剤タンクやポンプを有し、洗浄ノズル601から浴槽510内に洗剤を散布してもよい。
図9は、実施形態に係る浴室システムの操作部を例示する斜視図である。
操作部35は、第1スイッチ35a(床洗浄スイッチ)、第2スイッチ35b(浴槽洗浄スイッチ)、及び第3スイッチ35c(掃除連動スイッチ)などの複数のスイッチ(ボタン)を有する。
使用者が第1スイッチ35aを操作すると、制御部30は、その操作に応じた信号を受信し、第1洗浄機器70に洗浄動作(吐水動作)を実行させる。また、使用者が第2スイッチ35bを操作すると、制御部30は、その操作に応じた信号を受信し、第2洗浄機器80に洗浄動作(吐水動作)を実行させる。
使用者が、第3スイッチ35cを操作すると、制御部30は、その操作に応じた信号を受信し、第1洗浄機器70の洗浄動作と、第2洗浄機器80の洗浄動作と、を連動させる掃除連動モードを実行する。
第1スイッチ35aが操作された場合、第1洗浄機器70は、単独で洗浄動作を実行し、第2スイッチ35bが操作された場合、第2洗浄機器80は、単独で洗浄動作を実行する。すなわち、第1スイッチ35aによる第1洗浄機器70の洗浄動作と、第2スイッチ35bによる第2洗浄機器80の洗浄動作とは、互いに独立しており、別々に実行される。ただし、図6に関して説明したように、第1スイッチ35aと第2スイッチ35bとが所定時間以内に操作された場合には、第1洗浄機器70の洗浄動作と第2洗浄機器80の洗浄動作とを連動させてもよい。
図10(a)及び図10(b)は、実施形態に係る浴室システムの第2洗浄機器の動作を例示するタイミングチャートである。
図10(a)は、使用者が第2スイッチ35b(浴槽洗浄スイッチ)を操作したタイミングを表す。図10(b)は、第2スイッチ35bの操作によって、第2洗浄機器80(浴槽洗浄機器)が単独で洗浄動作を行う場合を表す。すなわち、このとき、第1洗浄機器70による洗浄動作は実行されていない。
図10(b)に示すONは洗浄機器が吐水していることを示し、OFFは洗浄機器が吐水していないことを示す。後述の図11(b)、図12(b)及び図12(c)においても同様である。
図10(a)に示すように、時刻T31において、使用者が浴槽洗浄スイッチを操作すると、第2洗浄機器80の洗浄動作が開始する。第2洗浄機器80の洗浄動作において、制御部30は、まず、排水栓駆動用モータ624を作動させ、浴槽510の排水口を開き、浴槽510に残っている水を排水する。
浴槽510からの排水が完了すると、時刻T32において、制御部30は、第2洗浄機器80に浴槽510の洗浄(浴槽510への吐水動作)を開始させる。その後、時刻T33において、吐水動作が終了し、第2洗浄機器80の洗浄動作が終了する。
図11(a)及び図11(b)は、実施形態に係る浴室システムの第1洗浄機器の動作を例示するタイミングチャートである。
図11(a)は、使用者が第1スイッチ35a(床洗浄スイッチ)を操作したタイミングを表す。図11(b)は、第1スイッチ35aの操作によって、第1洗浄機器70(床洗浄装置)が単独で洗浄動作を行う場合を表す。すなわち、このとき、第2洗浄機器80による洗浄動作は実行されていない。
図11(b)に示すように、時刻T41において、使用者が床洗浄スイッチを操作すると、第1洗浄機器70の洗浄動作が開始する。制御部30は、まず、第1洗浄機器10に洗い場床520の洗浄(洗い場床520への吐水動作)を開始させる。すなわち、制御部30は、時刻T41において、第1洗浄機器70に第1洗浄(第1の吐水動作)を実行させる。時刻T41の後の時刻T42において、第1洗浄が終了すると、第1洗浄機器70は所定時間、吐水動作を行わずに待機する。
時刻T42から所定時間が経過すると、制御部30は、第1洗浄機器70に洗い場床520への吐水動作を開始させる。すなわち、制御部30は、時刻T43において、第1洗浄機器70に第2洗浄(第2の吐水動作)を実行させる。その後、時刻T44において、第2洗浄が終了し、第1洗浄機器70の洗浄動作が終了する。
例えば、第1洗浄機器70は、第2洗浄において機能水を吐水する。待機時間を設けることにより、第1洗浄において吐水された洗い場床520上の水道水によって、機能水が薄められることを抑制し、機能水の濃度の低下を抑制することができる。
図12を参照しては、掃除連動モードの一例について説明する。
図12(a)〜図12(c)は、実施形態に係る浴室システムの動作を例示するタイミングチャートである。
図12(a)は、使用者が操作部35の第3スイッチ35c(掃除連動スイッチ)を操作したタイミングを表す。図12(b)は、第1洗浄機器70による洗浄動作を表す。図12(c)は、第2洗浄機器80による洗浄動作を表す。
図12(a)に示すように、時刻T51において、使用者が操作部35の掃除連動スイッチを操作する。すると、制御部30は、掃除連動モードを開始する。掃除連動モード(連動モード)は、第1所定範囲(例えば洗い場床520)の排水中に第2所定範囲(例えば浴槽)への吐水を行い、第2所定範囲の排水中に第1所定範囲への吐水を行う。具体的には、制御部30は、図12(b)に示すように、時刻T51において、第1洗浄機器70に第1洗浄(第1の吐水動作)を実行させる。同時に、制御部30は、図12(c)に示すように、排水栓駆動用モータ624を作動させ、浴槽510に残っている水を排水する。
また、換言すると、掃除連動モード(連動モード)は、第1所定範囲(例えば洗い場床520)へ吐水を行っていないときに、第2所定範囲(例えば浴槽)への吐水を行い、第2所定範囲へ吐水を行っていないときに第1所定範囲への吐水を行う。
時刻T51の後の時刻T52において、第1洗浄機器70の第1洗浄が終了する。また、時刻T52の後の時刻T53において、浴槽510の排水が終了し、制御部30は、第2洗浄機器80に浴槽510の洗浄(吐水動作)を開始させる。
時刻T52から時刻T55までの間、第1洗浄機器70は、吐水動作を行わずに待機している。この間に、第1洗浄によって洗い場床520上に吐水された洗浄水が排水される。また、この間に、第2洗浄機器80による浴槽洗浄が終了する。具体的には、浴槽洗浄は、時刻T55の前の時刻T54に終了する。そして、時刻T55において、第1洗浄機器70は、第2洗浄(第2の吐水動作)を開始する。
時刻T55の後の時刻T56において、第1洗浄機器70の第2洗浄が終了し、掃除連動モードが終了する。
このように、連動モード(掃除連動モード)は、第1洗浄機器70による洗浄動作(第1洗浄、待機、及び第2洗浄)と、第2洗浄機器80による洗浄動作(浴槽排水及び浴槽洗浄)とを同時に実行することで、全体の洗浄時間を短縮することができる。また、使用者は、第1スイッチ35a及び第2スイッチ35bを別々に操作しなくても、第3スイッチ35cを操作することで浴室全体の洗浄を行うことができるため、使い勝手がよい。
図12(b)及び図12(c)に示した例においては、制御部30は、第1洗浄機器70が吐水を行っている間においては、第2制御弁83を閉として第2洗浄機器80からの吐水を停止し、第2洗浄機器80が吐水を行っている間においては、第1制御弁73を閉として第1洗浄機器70からの吐水を停止している。これにより、制御部30は、第1洗浄機器70から吐水される洗浄水の流量と、第2洗浄機器80から吐水される洗浄水の流量と、の合計を所定値以下としている。これにより、一方の洗浄機器から吐水される洗浄水の水圧が低下することをより確実に抑制することができる。2つの洗浄機器を連動させた場合においても、洗浄性能を維持することができる。
また、第1制御弁73を閉じるタイミングと第2制御弁83の開くタイミングとは、同時であってもよい。第1制御弁73の開くタイミングと第2制御弁83の閉じるタイミングとは、同時であってもよい。これにより、ウォーターハンマーの発生を抑制したり、全体の洗浄時間をより短縮したりすることができる。
また、掃除連動モードにおいても、図4や図5に関して説明した例と同様に、第1洗浄機器70が吐水する時間帯の一部と、第2洗浄機器80が吐水する時間帯の一部と、が重なってもよい。すなわち、第1洗浄機器70と第2洗浄機器80とが同時に吐水してもよい。また、図4や図5に関して説明した例においても、第1洗浄機器70が吐水を行っている間においては、第2制御弁83を閉とし、第2洗浄機器80が吐水を行っている間においては、第1制御弁73を閉としてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、浴室システムが備える各要素の形状、寸法、材質、配置、設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 第1洗浄機器、 10a ノズル部、 17 電動モータ、 20 機能水生成部、 30 制御部、 35 操作部、 35a 第1スイッチ、 35b 第2スイッチ、 35c 第3スイッチ、 50 給水源、 51 給水管、 53a 第1ストレーナ、 53b 第2ストレーナ、 54a 第1電磁弁、 54b 第2電磁弁、 55 調圧弁、 56 逆止弁、 57 バキュームブレーカ、 70 第1洗浄機器、 71 吐水口、 73 第1制御弁、 75 流路、 80 第2洗浄機器、 81 吐水口、 83 第2制御弁、 85 流路、 100 浴室システム、 500 浴室、 510 浴槽、 512 排水口、 520 洗い場床、 521 排水口、 530 カウンタ、 541 第1壁、 542 第2壁、 543 第3壁、 544 第4壁、 545 天井、 601 洗浄ノズル、 604 流量検知装置、 605 水量制御装置、 606 電磁弁、 608 給水路、 620 手動スイッチ、 621 ワイヤーケーブル、 622 排水栓、 623 スラストロック機構部、 624 排水栓駆動用モータ

Claims (6)

  1. 給水源からの洗浄水を吐水することで浴室の第1所定範囲を洗浄する第1洗浄機器と、
    前記給水源からの洗浄水を吐水することで前記浴室の第2所定範囲を洗浄する第2洗浄機器と、
    前記第1洗浄機器と前記第2洗浄機器とを制御する制御部と、
    を備え、
    前記第1洗浄機器は、
    洗浄水を吐水する第1吐水口と、
    前記給水源から前記第1吐水口へ供給される洗浄水の流量を制御する第1制御弁と、
    を有し、
    前記第2洗浄機器は、
    洗浄水を吐水する第2吐水口と、
    前記給水源から前記第2吐水口へ供給される洗浄水の流量を制御する第2制御弁と、
    を有し、
    前記制御部は、前記第1洗浄機器及び前記第2洗浄機器が吐水を行っているときは、前記第1洗浄機器から吐水される洗浄水の流量と、前記第2洗浄機器から吐水される洗浄水の流量と、の合計が所定値以下となるように、前記第1制御弁及び前記第2制御弁の少なくとも一方を制御することを特徴とする浴室システム。
  2. 前記第1洗浄機器及び前記第2洗浄機器のそれぞれの1回の吐水動作は、
    前記吐水動作の開始時刻と終了時刻との中心の時刻を含む中期と、
    前記中期より前の初期と、
    前記中期より後の後期と、
    を有し、
    前記第1洗浄機器の前記吐水動作の前記後期は、前記第2洗浄機器の前記吐水動作の前記初期と重なり、前記第2洗浄機器の前記吐水動作の前記中期と重ならず、
    前記第1洗浄機器の前記吐水動作の前記中期は、前記第2洗浄機器の前記吐水動作の前記初期と重ならないことを特徴とする請求項1記載の浴室システム。
  3. 前記制御部は、前記第1洗浄機器が吐水を行っている間においては、前記第2制御弁を閉とし、前記第2洗浄機器が吐水を行っている間においては、前記第1制御弁を閉とすることを特徴とする請求項1記載の浴室システム。
  4. 前記制御部は、前記第1洗浄機器の吐水動作と、前記第2洗浄機器の吐水動作と、を連動させる連動モードを有し、
    前記連動モードは、前記第1所定範囲の排水中に前記第2所定範囲への吐水を行い、前記第2所定範囲の排水中に前記第1所定範囲への吐水を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の浴室システム。
  5. 前記第1洗浄機器を作動させる第1スイッチと、
    前記第2洗浄機器を作動させる第2スイッチと、
    を有する操作部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記第1スイッチ及び前記第2スイッチの一方が操作されてから所定時間以内に、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチの他方が操作されると、前記連動モードを実行し、
    前記連動モードの実行中に、前記第1洗浄機器及び前記第2洗浄機器の一方が吐水を行っているときは、前記第1洗浄機器から吐水される洗浄水の前記流量と、前記第2洗浄機器から吐水される洗浄水の前記流量と、の合計が前記所定値以下となるように、前記第1制御弁及び前記第2制御弁の少なくとも一方を制御することを特徴とする請求項4記載の浴室システム。
  6. 前記第1洗浄機器を作動させる第1スイッチと、
    前記第2洗浄機器を作動させる第2スイッチと、
    を有する操作部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記第1スイッチ及び前記第2スイッチの一方が操作されてから所定時間経過後に、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチの他方が操作された場合は、前記連動モードを実行せず、
    前記連動モードの非実行中に、前記第1洗浄機器及び前記第2洗浄機器の一方が吐水を行っているときは、前記第1洗浄機器から吐水される洗浄水の前記流量と、前記第2洗浄機器から吐水される洗浄水の前記流量と、の合計が前記所定値以下となるように、前記第1制御弁及び前記第2制御弁の少なくとも一方を制御することを特徴とする請求項4記載の浴室システム。
JP2018044648A 2018-03-12 2018-03-12 浴室システム Active JP7153212B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018044648A JP7153212B2 (ja) 2018-03-12 2018-03-12 浴室システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018044648A JP7153212B2 (ja) 2018-03-12 2018-03-12 浴室システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019154723A true JP2019154723A (ja) 2019-09-19
JP7153212B2 JP7153212B2 (ja) 2022-10-14

Family

ID=67995478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018044648A Active JP7153212B2 (ja) 2018-03-12 2018-03-12 浴室システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7153212B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021083670A (ja) * 2019-11-27 2021-06-03 株式会社Lixil 制御装置及び吐水システム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4383341A (en) * 1981-04-02 1983-05-17 Murray Altman Bathtub self-cleaning system
JPH10216068A (ja) * 1997-02-03 1998-08-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 浴室の洗浄システム
JP2008081979A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Matsushita Denko Bath & Life Kk 排水トラップ洗浄装置
JP2008168002A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Toto Ltd 浴室洗浄装置及び浴室ユニット
JP2009172079A (ja) * 2008-01-23 2009-08-06 Toto Ltd 浴槽洗浄装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4383341A (en) * 1981-04-02 1983-05-17 Murray Altman Bathtub self-cleaning system
JPH10216068A (ja) * 1997-02-03 1998-08-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 浴室の洗浄システム
JP2008081979A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Matsushita Denko Bath & Life Kk 排水トラップ洗浄装置
JP2008168002A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Toto Ltd 浴室洗浄装置及び浴室ユニット
JP2009172079A (ja) * 2008-01-23 2009-08-06 Toto Ltd 浴槽洗浄装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021083670A (ja) * 2019-11-27 2021-06-03 株式会社Lixil 制御装置及び吐水システム
JP7402665B2 (ja) 2019-11-27 2023-12-21 株式会社Lixil 制御装置及び吐水システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7153212B2 (ja) 2022-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4822127B2 (ja) 浴室洗浄装置及び浴室ユニット
JP6738526B2 (ja) 浴室洗い場用吐水装置
CN107427865B (zh) 除菌水吐水装置
JP2016174754A (ja) 浴室洗い場用除菌水吐水装置
JP2009225884A (ja) 浴室殺菌システムおよび浴室洗浄システム
JP7153212B2 (ja) 浴室システム
JP7100284B2 (ja) 浴室システム
JP7029103B2 (ja) 洗面台
JP6497504B2 (ja) 自動水栓装置
JP7134412B1 (ja) 水栓装置
JP2010227214A (ja) 浴室殺菌システム
JP2009189453A (ja) 浴室殺菌ユニット及び浴室の殺菌方法
JP6891554B2 (ja) 浴室殺菌装置
JP6918285B2 (ja) 吐水装置
JP7123301B2 (ja) 浴室
JP2009225886A (ja) 浴室殺菌システム
JP6682998B2 (ja) 洗い場洗浄装置
JP2019158218A (ja) 浴室システム
JP7439545B2 (ja) 浴室洗浄システム
JP6826311B2 (ja) 洗面台
JP7015446B2 (ja) 洗面台
JP7029658B2 (ja) 浴室
JP2018047046A (ja) 浴室洗浄装置
JP2023072464A (ja) 排水システム
JP2009225885A (ja) 浴室殺菌システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220603

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220902

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220915

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7153212

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150