JP2019151233A - 自動車の下部構造 - Google Patents
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Description
この発明により、ホイールハウスの内部への床下走行風の侵入抑制を阻害することなく、ホイールハウスカバーと比較的低剛性なアンダーカバーとを確実に連結させることができる。
従って、自動車の下部構造は、ホイールハウスの内部への床下走行風の侵入抑制を阻害することなく、ホイールハウスカバーと比較的低剛性なアンダーカバーとを確実に連結させることができる。
この発明により、自動車の下部構造は、ホイールハウスカバーに確実に連結されたアンダーカバーによって、ホイールハウスの内部への床下走行風の侵入を安定して阻止することができる。
従って、自動車の下部構造は、ホイールハウスカバーに確実に連結されたアンダーカバーによって、ホイールハウスの内部への床下走行風の侵入を安定して阻止することができる。
このため、自動車の下部構造は、連結部に作用する車両前方への押圧荷重によって、カバー側部が少なくとも1つの折曲部分で折れ曲がり変形することを防止できる。
このため、自動車の下部構造は、連結部に作用する車両前方への押圧荷重によって、カバー側部が側方補強部の前端で折れ曲がり変形することを防止できる。
従って、自動車の下部構造は、側方補強部の間に設けた中央補強部により、ホイールハウスの内部への床下走行風の侵入抑制を阻害することなく、ホイールハウスカバーと比較的低剛性なアンダーカバーとをさらに確実に連結させることができる。
さらに、側方補強部の補強開口部に隣接して締結開口部が開口形成されたため、自動車の下部構造は、カバー側部における車幅方向内側部分に沿って車両後方へ流下する床下走行風が補強開口部に到達する前に、補強開口部へ向かう床下走行風と、カバー側部から離間するように剥離した床下走行風とに分流させることができる。
従って、自動車の下部構造は、ホイールハウスカバーに確実に連結されたアンダーカバーによって、ホイールハウスの内部への床下走行風の侵入をさらに確実に阻止することができる。
本実施形態における車両1のアンダーカバー30について、図1から図7を用いて詳しく説明する。
さらに、矢印Rh及びLhは幅方向を示しており、矢印Rhは右方向を示し、矢印Lhは左方向を示している。加えて、矢印INは車幅方向内側を示し、矢印OUTは車幅方向外側を示している。
車両1の下部車体は、図1に示すように、底面視において、車幅方向に所定間隔を隔てた位置で車両前後方向に延びる左右一対のサイドシル2と、サイドシル2の間に配設されるとともに、車幅方向略中央に車両方向に延びるトンネル部3aを有するフロアパネル3と、フロアパネル3の下面を車両前後方向に延びる左右一対のフロアフレーム(図示省略)の後端、及びサイドシル2の後端から一体的に車両後方へ延びる左右一対のリヤサイドフレーム4と、リヤサイドフレーム4の上面に接合された車両1の荷室床面をなすリヤフロアパネル5とで構成されている。
このサイドシル2の下面には、図1に示すように、飛び石などから車体を保護するストーンガード6が、図示を省略した合成樹脂製の点ファスナを介して装着されている。
リヤサブフレーム7は、図1に示すように、車幅方向に所定間隔を隔てて配設された左右一対のサイドメンバ7aと、サイドメンバ7aを車幅方向に連結する前側クロスメンバ7b、及び後側クロスメンバ7cと、前側クロスメンバ7b、及び後側クロスメンバ7cを連結する左右一対の傾斜メンバ7dとで構成されている。
後側クロスメンバ7cは、図1に示すように、底面視において、ナックル9の後端よりも車両後方の位置で、サイドメンバ7aの後部を車幅方向に連結している。
後側ロアアーム12は、図1に示すように、車幅方向内側の端部が後側クロスメンバ7cに揺動自在に支持されている。なお、後側ロアアーム12には、図示を省略したリヤサスダンパの下端が連結される。
なお、アンダーカバー30は、詳細な図示を省略するが、フロアパネル3の下面、及びフロアフレームの下面に対して、点ファスナやボルトによって固定されるとともに、車幅方向外側の後端がリヤホイールハウスカバー20に点ファスナPFで連結されている。
カバー連結部33は、図3及び図4に示すように、車両前後方向に厚みを有するとともに、車両上下方向の長さに対して車幅方向の長さが長い正面視略矩形の平板状に形成されている。
さらに、カバー連結部33には、リヤホイールハウスカバー20の挿通孔20aに車両前後方向で対向する位置に、点ファスナPFが係合するファスナ係合孔33aが開口形成されている。
外方側壁部分341bは、図4に示すように、下端が下方傾斜部分32b、及び上方傾斜部分32cに連結され、後端がカバー連結部33の前面に連結されている。
車幅方向外側の内方側壁部分342bは、図5及び図6に示すように、下端が下方傾斜部分32b、及び上方傾斜部分32cに連結され、後端がカバー連結部33の前面に連結されている。
デフレクタ基部41は、図2及び図4に示すように、車両上下方向に厚みを有する平板状であって、その後端を、ストーンガード6の後端に略一致させた状態で、ストーンガード6の下面に締結固定されている。
従って、車両1の下部構造は、ホイールハウスの内部への床下走行風の侵入抑制を阻害することなく、リヤホイールハウスカバー20と比較的低剛性なアンダーカバー30とを確実に連結させることができる。
従って、車両1の下部構造は、リヤホイールハウスカバー20に確実に連結されたアンダーカバー30によって、ホイールハウスの内部への床下走行風の侵入を安定して阻止することができる。
さらに、左右の側方補強部34がカバー連結部33に連結されているため、車両1の下部構造は、カバー連結部33に作用する車両前方への押圧荷重によって、カバー連結部33が、第3折曲部分323を回動中心として車両前方へ回動するように倒れることを防止できる。
これにより、車両1の下部構造は、車両前方への押圧荷重がカバー連結部33に作用した際、車両前方へのカバー連結部33の変位をより安定して抑えることができる。
従って、車両1の下部構造は、リヤホイールハウスカバー20に確実に連結されたアンダーカバー30によって、ホイールハウスの内部への床下走行風の侵入をさらに確実に阻止することができる。
この発明の自動車は、実施形態の車両1に対応し、
以下同様に、
ホイールハウスカバーは、リヤホイールハウスカバー20に対応し、
連結部は、カバー連結部33に対応し、
後端折曲部分は、第3折曲部分323に対応し、
少なくとも1つの折曲部分は、第1折曲部分321、及び第2折曲部分322に対応し、
下端折曲部分は、第2折曲部分322に対応し、
開口部は、中央開口部S1に対応し、
下方傾斜部分は、下方傾斜部分32b、及び中央補強部35の中央後面部分35aに対応し、
側方補強部の前端は、第1補強折曲部分343に対応し、
補強開口部は、側方開口部S2に対応し、
サスペンション部材は、トレーリングリンク13に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
3…フロアパネル
13…トレーリングリンク
20…リヤホイールハウスカバー
30…アンダーカバー
32…カバー側部
32b…下方傾斜部分
32c…上方傾斜部分
33…カバー連結部
34…側方補強部
35…中央補強部
35a…中央後面部分
40…デフレクタ
41…デフレクタ基部
42…デフレクタ本体
321…第1折曲部分
322…第2折曲部分
323…第3折曲部分
343…第1補強折曲部分
S1…中央開口部
S2…側方開口部
S3…締結開口部
PF…点ファスナ
Claims (6)
- 自動車の床面をなすフロアパネルを車両下方から覆うアンダーカバーと、ホイールハウス内に配設された車輪を覆うホイールハウスカバーとが、点ファスナで連結された自動車の下部構造であって、
前記アンダーカバーが、
前記ホイールハウスカバーの車両前方において、車両前後方向に沿って延びるカバー側部と、
該カバー側部の後端を車両上方へ折曲して形成されるとともに、前記ホイールハウスカバーの前面下部に前記点ファスナを介して連結される連結部とを備え、
前記アンダーカバーの前記カバー側部が、
前記連結部の下端との境界部分である後端折曲部分と、
該後端折曲部分よりも車両前方で車両上下方向に折曲した少なくとも1つの折曲部分と、
該少なくとも1つの折曲部分のうち、前記後端折曲部分よりも車両前方、かつ最も車両下方に位置する折曲部分である下端折曲部分の車両後方に隣接して開口形成された開口部とを備えた
自動車の下部構造。 - 前記下端折曲部分が、
側面視において、車両後方下方へ向けて延びる下方傾斜部分と、該下方傾斜部分の後端から車両後方上方へ向けて延びる上方傾斜部分との境界部分で構成された
請求項1に記載の自動車の下部構造。 - 前記アンダーカバーの前記カバー側部が、
前記開口部を挟んで車幅方向に所定間隔を隔てた位置に車両上方へ突設するとともに、前記連結部に連結された車両前後方向に延びる左右一対の側方補強部を備えた
請求項1または請求項2に記載の自動車の下部構造。 - 前記アンダーカバーの前記カバー側部が、
左右の前記側方補強部の間において、車両上方に突設するとともに、前記側方補強部の前端よりも車両後方の位置から車両前方へ延設された中央補強部を備えた
請求項3に記載の自動車の下部構造。 - 前記アンダーカバーにおける前記連結部の車幅方向外側に隣接して配設されたデフレクタを備え、
該デフレクタが、
前記連結部に隣接配置されたデフレクタ基部と、
前記アンダーカバーよりも車両下方に突出したデフレクタ本体とで構成され、
該デフレクタ本体が、
車幅方向外側の前記側方補強部の車両下方に、車幅方向内側の端部である内側端部が位置する車幅方向の長さで形成され、
車幅方向内側の前記側方補強部が、
その前端の車両後方に隣接して開口形成された補強開口部を備えた
請求項3または請求項4に記載の自動車の下部構造。 - 前記アンダーカバーにおけるカバー側部の車幅方向内側に揺動可能に支持されたサスペンション部材を備え、
該サスペンション部材の前端が、
底面視において、車幅方向内側の前記側方補強部における前端よりも車両前方の位置で前記自動車の車体に締結され、
車幅方向内側の前記側方補強部が、
前記サスペンション部材と前記車体との締結部分と対向する位置に開口形成された締結開口部を備えた
請求項5に記載の自動車の下部構造。
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