JP2019151196A - 車両用シート構造 - Google Patents

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【課題】運転席と後席とが車両幅方向にオフセット配置された車両において、荷物が運転席まで移動するのを抑制することができる車両用シート構造を得る。【解決手段】車両用シート構造は、前席シート12よりも車両後方側でシート前後方向から見て前席シート12に対して車両幅方向にオフセットして配置されると共に、シートクッション26とシートバック28とを含んで構成された後席シート22と、後席シート22に設けられ、シートバック28を起立した起立位置とシートクッション26と直線状となる後傾位置との間で傾倒可能とするリクライニング機構と、後席シート22を下方から支持するフレーム44とシートクッション26との間に設けられ、フレーム44に対してシートクッション26をシート上下方向を回転軸として回転させる回転機構42と、シートクッション26をシート前方側へ跳ね上げるタンブル機構と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シート構造に関する。
特許文献1には、3列シートタイプの車両において、2列目のシートを跳ね上げてタンブル状態とさせるタンブル機構を備えた構造が開示されている。
特開2017−210205号公報
ところで、運転席と後席とが車両幅方向にオフセット配置されている車両では、後席よりも車両後方側に配置した荷物が急制動時に車両前方へ運転席まで移動する可能性がある。
本発明は上記事実を考慮し、運転席と後席とが車両幅方向にオフセット配置された車両において、荷物が運転席まで移動するのを抑制することができる車両用シート構造を得ることを目的とする。
請求項1に記載の本発明に係る車両用シート構造は、運転席を含む前席シートよりも車両後方側でシート前後方向から見て前記前席シートに対して車両幅方向にオフセットして配置されると共に、シートクッションとシートバックとを含んで構成された後席シートと、前記後席シートに設けられ、前記シートバックを起立した起立位置と前記シートクッションと直線状となる後傾位置との間で傾倒可能とするリクライニング機構と、前記後席シートを下方から支持するフレームと前記シートクッションとの間に設けられ、前記フレームに対して前記シートクッションをシート上下方向を回転軸として回転させる回転機構と、前記シートクッションをシート前方側へ跳ね上げるタンブル機構と、を有する。
請求項1に記載の本発明に係る車両用シート構造では、運転席を含む前席シートよりも車両後方側に後席シートが配置されており、この後席シートは、シート前後方向から見て前席シートに対して車両幅方向にオフセットして配置されている。そして、この後席シートは、シートクッションとシートバックとを含んで構成されている。また、後席シートにはリクライニング機構が設けられており、このリクライニング機構によってシートバックが起立した起立位置とシートクッションと直線状となる後傾位置との間で傾倒可能とされている。さらに、後席シートを支持するフレームとシートクッションとの間には回転機構が設けられており、この回転機構によってシートクッションをフレームに対してシート上下方向を軸方向として回転させることができる。さらにまた、シートクッションをシート前方側へ跳ね上げるタンブル機構を備えている。これにより、例えば、リクライニング機構によって後席シートのシートバックをシートクッションと直線状となる後傾位置まで傾倒させ、この状態で回転機構によってシートクッションをフレームに対して回転させることで、シートクッション及びシートバックがシート上方を向いてシート幅方向に延在された状態となる。そして、この状態でタンブル機構によってシートクッションをシート前方側へ跳ね上げることで、シートクッション及びシートバックをフロアに立設された壁として機能させることができ、シート前方側へ移動する荷物を受け止めることができる。
以上、説明したように、本発明に係る車両用シート構造によれば、運転席と後席とが車両幅方向にオフセット配置された車両において、荷物が運転席まで移動するのを抑制することができる、という優れた効果を有する。
実施形態に係る車両用シート構造が適用された車両の車室内を車両後方側から見た斜視図であり、荷室モードの状態を示す図である。 実施形態に係る車両用シート構造が適用された車両の車室内の要部を示す平面図である。 実施形態に係る車両用シート構造が適用された車両の車室内の要部を車両幅方向から見た図である。 実施形態に係る車両用シートを拡大して示す側面図であり、通常モードにおける状態を示す図である。 実施形態に係る車両用シートを通常モードから荷室モードへ移行する方法を説明するための説明図であり、(A)にはシートバックをリクライニングした状態が示され、(B)にはさらに回転させた状態が示され、(C)にはさらに跳ね上げた状態が示されている。 実施形態に係る車両用シート構造が適用された車両の車室内を車両後方側から見た斜視図であり、通常モードの状態を示す図である。 第1変形例に係る車両用シート構造が適用された車両の車室内を車両後方側から見た斜視図であり、通常モードの状態を示す図である。 第1変形例に係る車両用シート構造が適用された車両の車室内を車両後方側から見た斜視図であり、荷室モードの状態を示す図である。 第2変形例に係る車両用シート構造が適用された車両の車室内を車両後方側から見た斜視図であり、荷室モードの状態を示す図である。
以下、図面を参照して、実施形態に係る車両用シート構造について説明する。なお、各図に適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印RHは車両幅方向外側を示している。また、以下の説明で特記なく前後、上下、左右の方向を用いる場合は、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、進行方向を向いた場合の左右を示すものとする。
図6に示されるように、本実施形態に係る車両用シート構造が適用された車両10の車室内には、前席シート12が配置されている。本実施形態の前席シート12は、車両幅方向中央部に配置されており、この前席シート12の車両前方側にはステアリングホイール14が設けられている。すなわち、本実施形態の前席シート12は運転席であり、本実施形態の車両10は、所謂センタハンドルの車両とされている。
前席シート12は、乗員の大腿部及び臀部を支持可能に構成されたシートクッション16と、シートクッション16のシート後方側の端部に回動可能に連結されて乗員の背部を支持可能に構成されたシートバック18と、シートバック18の上端部に取り付けられて乗員の頭部を支持可能に構成されたヘッドレスト20とを含んでいる。
図3に示されるように、前席シート12のシートバック18の下面には、フレーム15が設けられている。フレーム15は、シートバック18をシート下方側から支持する骨格部材であり、このフレーム15の前端部からフロア50へ向かって前脚部17が延出されている。前脚部17は、フレーム15からシート下方側かつシート前方側へ斜めに延在されており、さらにフロア50に沿ってシート前方側へ延在されている。そして、前脚部17の下端部がフロア50に固定されている。一方、フレーム15の後端部からフロア50へ向かって後脚部19が延出されている。後脚部19は、フレーム15からシート下方側かつシート後方側へ斜めに延在されており、さらにフロア50に沿ってシート後方側へ延在されている。そして、後脚部19の下端部がフロア50に固定されている。
図6に示されるように、前席シート12よりも車両後方側には、後席シート22及び後席シート24が配置されている。後席シート22は、車両幅方向中央部に配置された前席シート12に対して、車両右側(車両幅方向)にオフセットした位置に配置されており、シートクッション26とシートバック28とヘッドレスト30とを含んで構成されている。
後席シート24は、車両幅方向中央部に配置された前席シート12に対して、車両左側(車両幅方向)にオフセットした位置に配置されており、シートクッション32とシートバック34とヘッドレスト36とを含んで構成されている。このように、後席シート22及び後席シート24は、シート前後方向から見て前席シート12に対して車両幅方向にオフセットして配置されている。
ここで、本実施形態では、後席シート22及び後席シート24よりも車両後方側の空間38は、荷室として利用される。このため、空間38には図示しない荷物が載置されている。なお、後席シート22及び後席シート24よりも車両後方側にさらにシートが配置された、所謂3列シートの車両としてもよい。この場合、3列目のシートが折り畳まれるなどして荷室として利用できるように構成されている。
以下、後席シート22及び後席シート24の詳細な構造について説明する。なお、後席シート22と後席シート24とは略同一の構造とされているため、以下の説明では後席シート24についてのみ説明する。図4に示されるように、後席シート24におけるシートバック34とシートクッション32との連結部分には、リクライニング機構としてのリクライナ40が設けられている。そして、このリクライナ40によってシートバック34がシートクッション32に対して傾倒可能とされている。
リクライナ40は、少なくとも図4に示される起立位置と図5(A)に示される後傾位置との間でシートバック34を傾倒可能としている。具体的には、起立位置とは、図4に示されるように、シートクッション32のシート後端側の端部からシート上方へシートバック34が起立した位置である。また、後傾位置とは、図5(A)に示されるように、シートバック34がシートクッション32と略直線状となる位置である。すなわち、シートバック34が略水平となる位置である。なお、本実施形態のシートバック34は、リクライナ40によってシートバック34の前面がシートクッション32の上面と接触する折り畳み位置まで傾倒できるように構成されている。
図4に示されるように、シートクッション32のシート下方側にはフレーム44が設けられており、このフレーム44とシートクッション32との間には、回転機構を構成する回転テーブル42が設けられている。回転テーブル42は、略円形に形成されており、フレーム44に対してシートクッション32をシート上下方向を回転軸として回転させる構造とされている。
フレーム44は、後席シート24をシート下方側から支持する骨格部材であり、略矩形状に形成されている。そして、このフレーム44のシート前方側の端部からフロア50へ向かって前脚部46が延出されている。前脚部46は、左右に一対設けられており、それぞれフレーム44からシート下方側かつシート前方側へ斜めに延在されており、さらにフロア50に沿ってシート前方側へ延在されている。そして、前脚部46の下端部がフロア50に固定されている。
ここで、フレーム44の前端部は、前脚部46に対して回動可能に連結されている。そして、通常の状態ではフレーム44の回動がロックされており、ロック状態を解除することで、前脚部46に対してフレーム44を回動させることができる構造である。
フレーム44のシート後方側の端部からフロア50へ向かって後脚部48が延出されている。後脚部48は、左右に一対設けられており、それぞれフレーム44からシート下方側かつシート後方側へ斜めに延在されており、さらにフロア50に沿ってシート後方側へ延在されている。
ここで、後脚部48の上端部は、フレーム44に対して回動可能に連結されている。そして、通常の状態では後脚部48が回動しないようにロックされており、フレーム44と前脚部46とのロック状態が解除されることで、後脚部48がフレーム44に対して回動可能となる。
また、後席シート24には図示しないタンブル機構が設けられており、タンブル機構が作動されることで、フレーム44と前脚部46とのロック状態が解除されてシートクッション32がシート前方側へ跳ね上げられる構成とされている。すなわち、タンブル機構が作動されると、図3に示されるように、フレーム44がシートクッション32と共に前脚部46の上端部を中心として車両前方側へ回動され、シートクッション32がシート前方側へ跳ね上げられる。このとき、後脚部48は、フレーム44の側方に自動的に格納される。なお、図3では後脚部48の図示を省略している。
以上のように構成された後席シート22及び後席シート24について、図6に示す通常モードから図1に示す荷室モードへ移行する手順について説明する。
先ず、図6に示される通常モードでは、後席シート22及び後席シート24が共にシート前方側を車両前方側へ向けて配置されている。そして、後席シート22と後席シート24との間には隙間が形成されているため、この隙間を通じて荷室である空間38に載置された荷物が急制動時に前席シート12まで移動できるようになっている。
この状態において、図5(A)に示されるように、後席シート24のリクライナ40(図4参照)を作動させてシートバック34を起立位置から後傾位置まで傾倒させる。これにより、シートクッション32とシートバック34とが車両前後方向に略直線状になる。
続いて、図5(A)の状態から回転テーブル42(図4参照)によって、シートクッション32をフレーム44(図4参照)に対してシート上下方向を回転軸として平面視で半時計回りに回転させる。これにより、図5(B)に示されるように、シートクッション32と共にシートバック34及びヘッドレスト36も平面視で半時計回りに回転されることとなり、シートクッション32とシートバック34とが車両幅方向に略直線状となる。
最後に、図5(B)の状態からタンブル機構を作動させることで、フレーム44と前脚部46とのロック状態が解除されてシートクッション32がシート前方側へ跳ね上げられる。このとき、図5(C)に示されるように、シートバック34及びヘッドレスト36もシート前方側へ跳ね上げられるため、シートクッション32、シートバック34及びヘッドレスト36がフロア50に立設された壁として機能させることができる。なお、図5では説明の便宜上、フレーム44及び回転テーブル42などの図示を省略している。
後席シート24と同様に、後席シート22のシートバック28を傾倒し、さらにシートクッション26をシート上下方向を回転軸として平面視で時計回りに回転させ、さらにタンブル機構によってシートクッション26をシート前方側へ跳ね上げることにより、図1に示される状態となる。なお、本実施形態では、後席シート22が後席シート24よりも僅かにシート後方側に位置しているため、図1に示される荷室モードでは、シートバック34の端部がシートバック28の端部よりもシート前方側に位置している。
(作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
本実施形態に係る車両用シート構造では、後席シート22のシートクッション26及びシートバック28をフロア50に立設された壁として機能させることができ、後席シート24のシートクッション32及びシートバック34をフロア50に立設された壁として機能させることができる。これにより、急制動時にシート前方側へ移動する荷物を受け止めることができる。すなわち、運転席と後席とが車両幅方向にオフセット配置された車両10において、荷物が運転席まで移動するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、前席シート12の車両後方側で後席シート22のシートバック28と後席シート24のシートバック34とが車両前後方向に重ね合わされて配置されているため、この前席シート12の車両後方側をより補強することができ、運転者の保護性能を向上させることができる。
なお、本実施形態では、図6に示されるように、後席シート22及び後席シート24が共にシート前方側を車両前方側へ向けて配置された状態から荷室モードへ移行させたが、これに限らず、図7に示される第1変形例のようにしてもよい。また、図9に示される第2変形例のように、後席シート22及び後席シート24を車両幅方向にスライド可能としてもよい。
(第1変形例)
本変形例では、図7に示される通常モードでは、後席シート22及び後席シート24が共にシート前方側を車両後方側へ向けて配置されている。すなわち、図6に対して、後席シート22及び後席シート24が180度回転した状態となっている。そして、後席シート22と後席シート24との間には隙間が形成されており、この隙間を通じて荷室である空間38に載置された荷物が制動時に前席シート12まで移動できるようになっている。
この状態において、図5で説明したように、後席シート24のリクライナ40(図4参照)を作動させてシートバック34を起立位置から後傾位置まで傾倒させ、さらに回転テーブル42(図4参照)によって、シートクッション32をフレーム44(図4参照)に対してシート上下方向を回転軸として平面視で半時計回りに回転させる。これにより、シートクッション32とシートバック34とが車両幅方向に略直線状となる。
最後に、タンブル機構を作動させることで、フレーム44と前脚部46とのロック状態が解除されてシートクッション32がシート前方側(車両後方側)へ跳ね上げられる。これにより、図8に示されるように、シートバック34及びヘッドレスト36もシート前方側(車両後方側)へ跳ね上げられ、シートクッション32、シートバック34及びヘッドレスト36がフロア50に立設された壁として機能させることができる。ここで、本変形例では、後席シート24のシート面が車両後方側を向いている点で第1実施形態と異なっている。
後席シート24と同様の操作により、後席シート22のシートクッション26、シートバック28及びヘッドレスト30が図8の状態となり、この後席シート22を後席シート24の車両後方側でフロア50に立設された壁として機能させることができる。
本変形例では、上述したように、荷室モードで後席シート22のシート面及び後席シート24のシート面が車両後方側へ向けられる。これにより、空間38に載置された荷物が車両前方へ移動した場合であっても、後席シート22及び後席シート24を構成するクッションパッドで荷物を受け止めることができ、荷物に対する保護性能を向上させることができる。
また、後席シート22及び後席シート24よりも車両後方側に3列目のシートが配置された車両である場合、この3列目のシートの着座した乗員が車両前方側へ慣性移動した場合であっても、後席シート22及び後席シート24を構成するクッションパッドで乗員を受け止めることができる。すなわち、乗員の保護性能を向上させることができる。
(第2変形例)
図9に示されるように、本変形例では、後席シート22のフレーム44からフロア50へ向かって左右一対の前脚部46が延出されており、それぞれの前脚部46の下面にはスライダ52Rが取り付けられている。一方、フロア50には車両幅方向に延在された右側レール54Rが設けられており、スライダ52Rは、右側レール54Rに摺動可能に係合されている。ここで、右側レール54Rは、車室内の車両幅方向右側の端部から車両幅方向中央部よりもやや車両幅方向左側の位置まで延在されている。このため、後席シート22は、図9に示される荷室モードにおいて、車両幅方向にスライド可能に構成されている。
後席シート22と同様に、後席シート24には左右一対の前脚部46の下面にスライダ52Lが取り付けられている。また、フロア50における右側レール54Rの車両前方側には左側レール54Lが設けられており、スライダ52Lは、左側レール54Lに摺動可能に係合されている。ここで、左側レール54Lは、車室内の車両幅方向左側の端部から車両幅方向中央部よりもやや車両幅方向右側の位置まで延在されているため、右側レール54Rの車両左側と左側レール54Lの車両右側とが車両前後方向から見てラップしている。そして、後席シート24は、図9に示される荷室モードにおいて、車両幅方向にスライド可能に構成されている。
本変形例では、以上のように後席シート22及び後席シート24が構成されているため、例えば、後席シート22のみを荷室モードの状態として、後席シート24を乗員が着座可能な通常モードとした場合でも、後席シート22によって前席シート12の車両後方側を保護することができる。
なお、図9では、車両幅方向に延在された右側レール54R及び左側レール54Lが図示されているが、このレールとは別に、それぞれの後席シートを車両前後に移動可能とするレールが設けられている。
以上、本発明の実施形態及び変形例に係る車両用シート構造について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。例えば、上記実施形態では、図1に示されるように、後席シート22及び後席シート24の両方を荷室モードの状態としたが、これに限定されない。後席シート22を通常の状態とした場合であっても、後席シート24によって荷物の移動を抑制することができる。
また、上記実施形態では、図4に示されるように、フレーム44の前端部が前脚部46に対して回動可能に連結されており、フレーム44を回転させることでタンブル状態としたが、これに限定されない。例えば、前脚部46の下端部に回転中心を設定してもよい。この場合、前脚部46とフレーム44とが回転不能に連結された構造であっても、前脚部46の下端部を中心にシートクッション26をシート前方側へ跳ね上げることができる。
12 前席シート
22 後席シート
24 後席シート
26 シートクッション
28 シートバック
32 シートクッション
34 シートバック
40 リクライナ(リクライニング機構)
42 回転テーブル(回転機構)
44 フレーム

Claims (1)

  1. 運転席を含む前席シートよりも車両後方側でシート前後方向から見て前記前席シートに対して車両幅方向にオフセットして配置されると共に、シートクッションとシートバックとを含んで構成された後席シートと、
    前記後席シートに設けられ、前記シートバックを起立した起立位置と前記シートクッションと直線状となる後傾位置との間で傾倒可能とするリクライニング機構と、
    前記後席シートを下方から支持するフレームと前記シートクッションとの間に設けられ、前記フレームに対して前記シートクッションをシート上下方向を回転軸として回転させる回転機構と、
    前記シートクッションをシート前方側へ跳ね上げるタンブル機構と、
    を有する車両用シート構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11440500B2 (en) 2020-02-10 2022-09-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle occupant restraint structure

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