JP2019150536A - セルフランドリーシステム - Google Patents
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Abstract
Description
ユーザは、洗濯機や乾燥機の運転終了を待つ間、外部の商店や飲食店に出向いて買い物や食事をすることがある(特許文献2参照)。
このようにすることによって、ユーザが所持する携帯端末を使用した、ユーザに使い勝手の良いコインランドリーを提供することが可能となる。
このようにすることによって、運転前に蓋ロックをし忘れた場合であっても、運転中に蓋ロックをすることが可能である。
このようにすることによって、運転中に蓋のアンロックが可能である。
このようにすることによって、安全に蓋のアンロックが可能である。
このようにすることによって、電磁ロックにより蓋のロック/アンロックが可能である。
このようにすることによって、ユーザのプライバシーを保護することが可能である。
以下、図1〜図13を参照して、本発明の第1実施形態を詳細に説明する。第1実施形態は、携帯端末から制御装置への運転要求信号等の送信がワンタイムパスワードの入力および近距離無線通信によってなされること、料金支払いがクレジットカードによって行われることを特徴とする。
図1は、第1実施形態に係るセルフランドリーシステムの概略構成図である。
図2は、第1実施形態に係るサーバの概略構成図である。
各ランドリー機器20は、後述する蓋ロック指令や運転再開指令を受信したときに電磁ロック部を通電させることによって、ストライクプレートを吸着することにより蓋をロックし、後述する一時停止指令や蓋ロック解除指令を受信したときに電磁ロック部を通電しないことによって、吸着されたストライクプレートを離脱することにより蓋をアンロックさせる。
また、各ランドリー機器20には、蓋が開状態であるか閉状態であるかを確認するための開閉確認部があり、蓋ロック指令を受信したときに蓋が開状態である場合は電磁ロックの通電を行わない。
そして、ストライクプレートのユーザ側の面(蓋の表側)は、蓋を操作するユーザや、蓋がロックされているランドリー機器20に接近したユーザが磁力(磁波)の影響を受けることを防ぐためのシールド部材によって覆われている。シールド部材としては金属製のシールド部材、または、樹脂等のシールド部材の内側(ストライクプレートを覆う面側)に金属メッキ加工が施されたシールド部材等が考えられる。
また、電磁ロック部も、蓋を操作するユーザや、蓋がロックされているランドリー機器20に接近したユーザが磁力(磁波)の影響を受けることを防ぐためのシールド部材によって覆われている。シールド部材としては金属製のシールド部材、または、樹脂等のシールド部材の内側(電磁ロック部を覆う面側)に金属メッキ加工が施されたシールド部材等が考えられる。
なお、本実施形態では、蓋をロックおよびアンロックさせるための装置として電磁ロックを用いたが、これに限らず、電気錠等を用いるようにしてもよい。
なお、図1においては、「スマホをかざしてください」であるが、本実施形態では二次元コード(2次元のコード)に基づいて説明する。どちらであっても、その端末を特定できるのであれば等価であるからである。なお、「スマホをかざしてください」の内容を変化させること(例えば、「スマートフォンをかざしてください」)、又は、改行位置などによって、図1の「スマホをかざしてください」であっても、個々の各ランドリー機器20を特定できる。
そして、この二次元コードを、携帯端末51(例えば、スマートホン)を撮影することによって、電話通信網(インターネット)等を介して、この二次元コードが貼り付けられていた個々のランドリー機器20を特定することが可能となる。
換言すると、携帯端末51と、撮影対象の二次元コードが印刷されていた個々のランドリー機器20とを紐付けることが可能となる。
それを回避するために、携帯端末51と各ランドリー機器20とが紐付けられた際に、各ランドリー機器20にワンタイムパスワード24aを表示するディスプレイ24が設けられる。
このワンタイムパスワード24aをユーザが携帯端末51したことによって、紐付処理を完了させる。これによって、ユーザが確実にランドリー機器20の前にいること、ユーザがランドリー店舗内10内の他のランドリー機器20の前でないことを確認すること等が可能となる。
この場合には、単に所定の位置(例えば、図1においては、スマホをかざしてください」との表示26)に、携帯端末51をかざすことのみによって、二次元コードもワンタイムパスワード24aもなくても紐付けが可能となる。
サーバ30は、有線LAN41によってインターネット60に接続しており、インターネット60を経由してユーザ端末51やランドリー店舗10の管理者の端末(パーソナルコンピュータやスマートフォン等:以下、管理者端末と記す)52との間で通信を行う。また、ユーザがランドリー店舗10外にいる場合、ユーザ端末51は、3G回線を介してインターネット60に接続される。
なお、無線LAN40ではなく、電話通信網(長距離通信)だけを用いて通信してよいことも言うまでもない。
図3は、第1実施形態で、パスワード入力画面を表示したユーザ端末を示す正面図である。
図4−1は、第1実施形態で、運転指令出力制御における運転開始処理の手順を示すフローチャートである。
図4−2は、第1実施形態で、運転指令出力制御における運転中処理の手順を示すフローチャートである。
図5は、第1実施形態で、認識信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。
図6は、第1実施形態で、運転コース信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。
図7は、第1実施形態で、料金信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。
図8は、第1実施形態で、運転指令出力制御における運転中処理の手順を示すフローチャートである。
図9は、第1実施形態で、第1終了予告信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。
図10は、第1実施形態で、第2終了予告信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。
図11は、第1実施形態で、エラー処理の手順を示すフローチャートである。
図12は、第1実施形態で、エラー信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。
図13は、第1実施形態で、ユーザランク処理の手順を示すフローチャートである。
図14は、第1実施形態で、ランクアップ信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。
図15は、第1実施形態で、ランクダウン信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。
本実施形態における運転指令出力制御は、まず運転開始処理(図4−1参照)から始まり、続いて運転中処理(図4−2参照)、そして、運転終了処理(図8参照)で終了する。
以下、運転指令出力制御の各処理について詳述する。
(運転指令出力制御における運転開始処理)
その上で、ユーザ端末51のカメラ等で、選定されたランドリー機器20に張り付けられている二次元コードを撮影する。
その結果、通信を介して、ランドリー機器20と仮の紐付けがなされる。
そうすると、図3に示すようにユーザ端末51のディスプレイ51aにパスワード入力画面65が表示される。
そうした後、ユーザは、ランドリー機器20のディスプレイ24に表示されたワンタイムパスワード24aをユーザ端末51に入力する。
このワンタイムパスワード24aの識別信号Si、ランドリー機器20または制御装置に送られることによって、正式な紐づけが完了する。
運転開始処理を開始すると、サーバ30は、図4−1のステップS1で、ランドリー機器20が他のユーザによって使用中されている場合を除き、識別信号Siに基づいてユーザ端末51とランドリー機器20との紐付けを行い、ステップS2で紐付けが完了すると、ステップS3で新たな認識信号を発行し、無線LAN40を介して、新たに発行した認識信号をユーザ端末51に送信する。
この蓋ロック指令を受信したランドリー機器20は、蓋が開状態であるか閉状態であるかを確認し、閉状態である場合、電磁ロック部とストライクプレート部とを吸着させる。一方、蓋ロック指令を受信したときに蓋が開状態である場合はサーバ30に蓋エラーを送信する。この蓋エラーを受信したサーバ30は、ユーザ端末51の画面51aに「蓋をしっかり閉めてください。」とメッセージを表示させる。
ランドリー機器20が運転を開始すると、サーバ30は、図4−2のフローチャートにその手順を示す運転指令出力制御における運転開始処理を実行する。
運転中処理中において、ユーザが運転中画面(図示せず)に表示される「窓不透明」ボタンにタッチすると、サーバ30に認識信号+窓不透明が送信される。ステップS21で認識信号+窓不透明を受信すると、ステップS22で、受信した認識信号と上述したステップS3で送信した認識情報とが一致するか否かを判定し、一致する場合はステップS23において窓不透明指令をランドリー機器20に出力し、不一致の場合はステップS34で認識信号エラー処理を行う。なお、ここでの認識信号エラー処理は、ユーザ端末51に「認識信号が一致しません。」とのメッセージが画面51aに表示される。
ステップS21で認識信号+窓不透明を受信しない場合、ステップS24に進む。
ステップS24で認識信号+窓透明を受信しない場合、ステップS27に進む。
この一時停止指令を受信したランドリー機器20は、運転を一時停止させた後、電磁ロック部とストライクプレート部との吸着を脱離させ、蓋の開閉が可能な状態にする。
ステップS28で一時停止可能な時期ではない場合、ステップS31に進む。
この運転再開指令を受信したランドリー機器20は、蓋が開状態であるか閉状態であるかを確認し、閉状態である場合、電磁ロック部とストライクプレート部とを吸着させる。一方、運転再開指令を受信したときに蓋が開状態である場合はサーバ30に蓋エラーを送信する。この蓋エラーを受信したサーバ30は、ユーザ端末51の画面51aに「蓋をしっかり閉めてください。」とメッセージを表示させる。ランドリー機器20は、蓋をロックさせた後、運転を開始する。
ステップS31で認識信号+運転再開を受信しない場合、または、運転再開指令の出力が終わると、ステップS35で運転終了処理に進む。
ランドリー機器20の運転中に、サーバ30は、図8のフローチャートにその手順を示す運転終了処理を実行する。運転終了処理を開始すると、サーバ30は、図8のステップS33で運転終了時刻の10分前となったか否かを判定する。そして、この判定がYesになると、サーバ30は、ステップS34でインターネット60を経由して第1終了予告信号をユーザ端末51に送信する。第1終了予告信号を受信したユーザ端末51では、図9に示すように、運転終了まで10分であることを示す「10分前です」とのメッセージ91が画面51aに表示されるとともに、小さな音量で着信音が鳴る。なお、終了予告信号は、ユーザがランドリー店舗10の外にいても、3G回線や店外の無線LANを介したインターネット60を経由してユーザ端末51に受信される。
この一時停止指令を受信したランドリー機器20は、運転を一時停止させた後、電磁ロック部とストライクプレート部との吸着を脱離させ、蓋の開閉が可能な状態にする。
また、ステップS38−3で、サーバ30は受信した認識信号と上述したステップS3で送信した認識情報とが不一致の場合はステップS38−7で認識信号エラー処理を行う。なお、ここでの認識信号エラー処理は、ユーザ端末51に「認識信号が一致しません。」とのメッセージが画面51aに表示される。
エラー処理を開始すると、サーバ30は、図11のステップS41でランドリー店舗10内のランドリー機器20からエラー信号が入力しているか否かを所定の時間間隔で繰り返し判定する。
サーバ30は、ユーザによるランドリー機器20の使用が完了すると、図13のフローチャートにその手順を示すユーザランク処理を毎回実行する。ユーザランク処理を開始すると、サーバ30は、図13のステップS51でユーザ端末51のポイントアップ条件が成立したか否かを判定する。ポイントアップ条件は例えばユーザがランドリー機器20の停止後5分以内に衣類を取り出した場合に成立し、ステップS51の判定がYesであった場合、サーバ30は、ステップS52で初期値10のユーザポイントPuをインクリメントする。次に、サーバ30は、ステップS53でユーザポイントPuがランクアップ値Pru(例えば、15)に達したか否かを判定し、この判定がNoであれば処理を終了する。
以下、図16〜図22を参照して、本発明の第2実施形態を詳細に説明する。第2実施形態は、携帯端末からの運転要求信号等の送信が識別コードを読み込むことでなされること、および、料金支払いがプリペイドカードによって行われることを特徴とする。
図16は、第2実施形態に係るセルフランドリーシステムの概略構成図である。
図17は、第2実施形態で、運転指令出力制御における運転開始処理の手順を示すフローチャートである。
図18は、第2実施形態で、認識信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。
図19は、第2実施形態で、運転コース信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。
図20は、第2実施形態で、料金信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。
図21は、第2実施形態で、課金処理の手順を示すフローチャートである。
図22は、第2実施形態で、残高不足信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。
なお、図17のフローチャートにおけるステップS101〜ステップS113までの処理は、上述した図4−1のフローチャートにおけるステップS1〜ステップS13までの処理と同様であり、また、図17のフローチャートにおけるステップS119の処理については図4−1のフローチャートにおけるステップS19と同様であるため、説明を省略する。
また、運転中処理については上述した図4−2と同様の処理であり、運転終了処理については上述した図8と同様の処理であり、エラー処理については上述した図11と同様の処理であるため、これらの説明についても省略する。
また、図18については上述した図5の説明、図19については上述した図6の説明、図20については上述した図7の説明と同様であるため、これらの説明についても省略する。
課金処理を終了すると、ステップS118の運転中処理に進み、運転開始処理を終了する。
課金処理を開始すると、サーバ30は、図21のステップS81でユーザのチャージ残高Bchgが使用料金Fusg以上あるか否かを判定し、この判定がYesであればステップS82で課金(チャージ残高Bchgに対する使用料金Fusgの減算)を行って、課金処理を終了する。
以下、図23〜図27を参照して、本発明の第3実施形態を詳細に説明する。第3実施形態は、携帯端末から送信がユーザのボタン操作(画面へのタッチ)によってなされること、および、料金支払いがクレジットカードによって行われることを特徴とする。
なお、第3実施形態のハードウエアは、上述した第2実施形態と同一の構成であるため、その説明を省略する。
図23は、第3実施形態で、識別コードを読み込んだユーザ端末を示す正面図である。
図24は、第3実施形態で、運転指令出力制御における運転開始処理の手順を示すフローチャートである。
図25は、第3実施形態で、認識信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。
図26は、第3実施形態で、運転コース信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。
図27は、第3実施形態で、料金信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。
なお、図24のフローチャートにおけるステップS201〜ステップS213までの処理は、上述した図4−1のフローチャートにおけるステップS1〜ステップS13までの処理と同様であり、また、図24のフローチャートにおけるステップS219の処理については図4−1のフローチャートにおけるステップS19と同様であるため、説明を省略する。
また、運転中処理については上述した図4−2と同様の処理であり、運転終了処理については上述した図8と同様の処理であり、エラー処理については上述した図11と同様の処理であるため、これらの説明についても省略する。
また、図25については上述した図5の説明、図26については上述した図6の説明、図27については上述した図7の説明と同様であるため、これらの説明についても省略する。
ステップS217での課金が完了すると、ステップS118の運転中処理に進み、運転開始処理を終了する。
ランドリー店舗内に設置され、乾燥機能を少なくとも有するとともに、それぞれに固有の識別コードが付された複数のランドリー機器と、利用者の携帯端末との間で通信を行い、その通信結果に応じて前記ランドリー機器を運転制御する制御装置とを備えたセルフランドリーシステムであって、前記制御装置は、前記携帯端末からの運転要求信号に基づき、当該携帯端末に紐付けられたランドリー機器に作動指令を出力する作動指令出力手段と、を有するセルフランドリーシステム。
10 ランドリー店舗
20 ランドリー機器
21 識別コード
22 ガラス窓
23 蓋
24a ワンタイムパスワード
25 受信機
30 サーバ
40 無線LAN
42 エラー情報
51 ユーザ端末
51a 画面
52 管理者端末
60 インターネット
Claims (6)
- ランドリー店舗内に設置され、乾燥機能を少なくとも有するランドリー機器と、
利用者の携帯端末と通信を行い、その通信結果に応じて前記ランドリー機器を運転制御する制御装置とを備えたセルフランドリーシステムであって、
前記ランドリー機器は、蓋をロックするロック手段を有し、
前記制御装置は、
前記携帯端末からの蓋ロック要求信号に基づき、前記ランドリー機器に蓋ロック指令を出力するロック指令手段と、
前記携帯端末からの蓋アンロック要求信号に基づき、前記ランドリー機器に蓋アンロック指令を出力するアンロック指令手段と、
を備えることを特徴とする、セルフランドリーシステム。 - 前記ロック指令手段は、前記ランドリー機器が運転中であっても当該ランドリー機器に対して前記蓋ロック指令を出力する、請求項1に記載のセルフランドリーシステム。
- 前記アンロック指令手段は、前記ランドリー機器が運転中であっても当該ランドリー機器に対して前記蓋アンロック指令を出力する、請求項1または2に記載のセルフランドリーシステム。
- 前記ランドリー機器は、運転中に前記蓋アンロック指令を受信した場合、運転を一時停止する、請求項1〜3の何れか一項に記載のセルフランドリーシステム。
- 前記ロック手段は、前記蓋にストライクプレートを取り付け、前記ランドリー機器に電磁石を内蔵した電磁ロック部を取り付け、
前記ロック指令を受信することにより前記ストライクプレートと前記電磁ロック部とを吸着させ、前記アンロック指令を受信することにより前記ストライクプレートと前記電磁ロック部との吸着を脱離するようにした、請求項1〜4の何れか一項に記載のセルフランドリーシステム。 - 前記ランドリー機器は、透明/不透明を切換可能なガラス窓を有し、
前記制御装置は、前記携帯端末からの窓不透明化要求に基づき、前記ガラス窓を不透明に切り換える、
請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のセルフランドリーシステム。
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