JP2019150407A - 防水構造及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 装置の外周部に有する、外部から操作するための操作部を、雨等に濡れる場所での使用においても長期にわたり効果的に防水することができる防水構造及びその防水構造を備えた装置の提供。【解決手段】 保管庫Aの扉体Dに凹部Nを設ける。凹部開口部Nbのうち横長間隙部Ns及び下端開放部Ntを除く部分を覆うように閉じる回動開閉可能な蓋体Lを設ける。外部から扉体Dの施錠・解錠操作を行うダイヤル部M1及び扉体Dの開閉のための回動操作を行う摘み部M2からなる操作部Mを、凹部Nの凹底部Naに設ける。蓋体Lにおける蓋板部Lbの裏側に、閉蓋状態において凹部N内に位置して凹底部Naにおける操作部Mの上方部、両側方部及び下方部を囲む囲壁状部Laを設ける。【選択図】 図4

Description

本発明は、外部から操作するための操作部を外周部に有する装置における防水構造及びその防水構造を備えた装置に関する。
特開2002−85246号公報には、屋外にも設置できるタイプの宅配ボックスの発明が開示されている。
この宅配ボックスにおいては、扉の施錠・解錠を行なう暗証番号式の電子錠7の背面周囲と、操作入力部12の背面周囲と、表示部11の背面周囲に、ゴムシール等による防水シールを施し、外部から電子錠7の内部への雨水の浸入を防止することにより、屋外設置に対応するものとしている。
しかしながら、防水シールは長期使用、特に屋外での長期使用により損傷を受けたり劣化することを免れない。
特開2002−85246号公報
本発明は、装置の外周部に有する、外部から操作するための操作部を、雨等に濡れる場所での使用においても長期にわたり効果的に防水することができる防水構造及びその防水構造を備えた装置を提供することを目的とする。
本発明の防水構造及び装置は、次のように表すことができる。
(1) 外部から操作するための操作部を外周部に有する装置における前記操作部用の防水構造であって、
前記外周部に、内方に窪むよう形成された凹部と、
前記凹部のうち外方に開口する部分を全部又は部分的に覆うように閉じる開閉可能な蓋体を有し、
前記操作部が、前記凹部の凹底部に設けられ、
前記蓋体は、閉蓋状態における裏側に、閉蓋状態において前記凹部内に位置して前記凹底部における前記操作部の上方部、両側方部及び下方部を囲む囲壁状部を有することを特徴とする防水構造。
(2) 外部から操作するための操作部を外周部に有する装置であって、
前記外周部に、内方に窪むよう形成された凹部と、
前記凹部のうち外方に開口する部分を全部又は部分的に覆うように閉じる開閉可能な蓋体を有し、
前記操作部が、前記凹部の凹底部に設けられ、
前記蓋体は、閉蓋状態における裏側に、閉蓋状態において前記凹部内に位置して前記凹底部における前記操作部の上方部、両側方部及び下方部を囲む囲壁状部を有することを特徴とする装置。
(3) 上記凹部は、蓋体が閉蓋状態である場合を含めて、凹部内に浸入した水系液体が自然に外部へ流出し得る流出部を有するものである上記(2)記載の装置。
(4) 上記蓋体が閉蓋状態である場合における囲壁状部内の下端部に、閉蓋状態の囲壁状部内に浸入して囲壁状部内の下端部に至った水系液体が囲壁状部内から下方外部へ流出し得る小孔又は間隙を有する上記(2)又は(3)記載の装置。
(5) 上記水系液体が閉蓋状態の囲壁状部内から下方外部へ流出し得る小孔又は間隙を、蓋体が閉蓋状態である場合における囲壁状部内の下端部の前端部に有する上記(4)記載の装置。
(6) 上記水系液体が、閉蓋状態の囲壁状部内の下端部の前端部から囲壁状部の前下方の蓋体裏側に流出するものである上記(5)記載の装置。
(7) 蓋体が閉蓋状態である場合における囲壁状部内の操作部よりも上方位置に、操作部を覆い、囲壁状部内の上方部に浸入した水系液体を受けて前方へ流下する傾斜又は側方へ流下する傾斜を上面側に有する内部庇状部を有する上記(2)乃至(6)の何れか1項に記載の装置。
(8) 蓋体が閉蓋状態である場合に、水系液体がその内部庇状部上から蓋体の囲壁状部で囲まれた裏面部又は囲壁状部の内側部を伝って流下するように内部庇状部の周縁部に小孔又は間隙を有する上記(7)記載の装置。
(9) 上記外周部の一部を構成する扉体と、その扉体が閉じた状態を保持し得る閉扉状態保持部を有し、
外部から操作するための上記操作部として、前記閉扉状態保持部の閉扉状態保持を解除するための操作を行うための操作部を前記扉体又はその他の外周部に有するものである上記(2)乃至(8)の何れか1項に記載の装置。
(10) 対象物を収容する内部空間である保管部を備えた保管庫本体と、その保管部に前記対象物を出し入れするための開口部を有し、上記扉体が、前記開口部を開閉し得るものである上記(9)記載の装置。
本発明の防水構造及び装置においては、装置の外周部に内方に窪むよう形成された凹部のうち外方に開口する部分を全部又は部分的に覆うように閉じる開閉可能な蓋体を有し、その蓋体が閉蓋状態である場合に、蓋体の裏側に有する囲壁状部が前記凹部内に位置し、その凹部の凹底部における操作部の上方部、両側方部及び下方部を前記囲壁状部が囲むことにより、装置の外周部に有する、外部から操作するための操作部を、雨等に濡れる場所での使用においても長期にわたり効果的に防水することができる。
保管部に配送物が収容された保管庫の開扉状態の前方側斜視図である。 閉扉状態の保管庫の前方側斜視図である。 蓋体を閉じた状態の部分拡大斜視図である。 蓋体を開いた状態の部分拡大斜視図である。 蓋体を閉じた状態の前方縦断部分拡大斜視図である。 蓋体を閉じた状態の後方縦断部分拡大斜視図である。 蓋体を開いた状態の縦断部分拡大斜視図である。
[1] 本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図面は何れも本発明の防水構造を備えた本発明の装置の実施の形態の一例としての保管庫に関するものである。
(1) この保管庫Aは、対象物を収容する内部空間である保管部Sに宅配荷物等の配送物Vを配送業者等が預け入れて一時的に保管し、配送物Vの受取人が必要時に取り出すために主に使用されるものである。
(2) この保管庫Aは、外形が略直方体形状をなし、保管部Sを備えた保管庫本体Bと、保管部Sに前記対象物を出し入れするために前方に開口する縦長長方形状の開口部Pと、その開口部Pを開閉し得る扉体Dを有する。
保管庫Aは、外部から施錠・解錠及び扉体Dの開閉のための操作を行う操作部Mを、保管庫Aの外周部の一部を構成する扉体Dに有する。扉体Dには、操作部M用の防水構造を有する。
(3) 保管庫Aにおける操作部M用の防水構造は、扉体Dの表側部Daに、内方に窪むよう形成された凹部Nと、この凹部Nのうち外方に開口する部分である凹部開口部Nbの大部分を覆うように閉じる開閉可能な蓋体Lを有する。操作部Mは、凹部Nの凹底部Naに設けられており、外部から扉体Dの施錠・解錠操作を行うダイヤル部M1と、扉体Dの開閉のために回動操作を行う摘み部M2からなる。摘み部M2は、扉体側の係合部Eを回動操作することにより、保管庫本体B側の対応箇所と係合させて閉扉維持状態とし又はその係合を解除させて開扉可能とするものである。係合部Eが保管庫本体B側の対応箇所と係合した閉扉維持状態において、ダイヤル部M1により施錠状態とすると、摘み部M2による係合解除操作ができない状態となり、閉扉状態が保持される。蓋体Lは、閉蓋状態における裏側に、閉蓋状態において凹部N内に位置して凹底部Naにおける操作部Mの上方部、両側方部及び下方部を囲む囲壁状部Laを有する。
(3-1) 凹部Nは、扉体Dにおける垂直板状をなす表側部Daのほぼ水平方向内方に窪むよう形成されている。
凹部Nの正面視の形状は縦長長方形状である。凹部Nの内方部である凹底部Naは、凹部Nが設けられている外周面である扉体Dの表側部Daに対し平行状をなす縦長長方形状の垂直面状をなす。
凹部Nのうち外方に開口する部分(凹部Nが設けられている表側部Daにおける凹部開口部Nb)は、凹部Nのほぼ上半部を除く部分であり、凹部開口部Nbの正面視の形状は縦長長方形状である。凹部開口部Nbの面積は、凹底部Naの面積の半分程度である。凹部Nのほぼ上半部は表側部Daにより覆われている。
凹底部Naのほぼ下半部である凹部開口部Nbに臨む部分の上下方向中間位置には、外部から凹部開口部Nbを通じて操作するための操作部Mが設けられている。
凹部Nの内周部(凹部Nのうち、凹部開口部Nb[及び表側部Da]と凹底部Naの間の空間を囲む内周部)のうち、凹部上面N1及び両凹部側面N2・N2は、凹部Nが設けられている表側部Da及び凹底部Naに対し垂直な平面状をなし、凹部下面N3は、前方に向かって(すなわち凹部開口部Nbに向かって)下降傾斜する傾斜平面状をなす。
凹部下面N3は、蓋体Lが閉蓋状態である場合を含めて、凹部N内に浸入した水系液体(水又は各種水溶液若しくは水系分散液等)が自然に外部へ流出し得る流出部として機能する。
(3-2) 蓋体Lは、開閉可能で、凹部開口部Nbのうち、蓋体Lの回動開閉に要する上端の横長間隙部Ns及び下端開放部Ntを除く部分を覆うように閉じるものである。
蓋体Lは、扉体Dに対し閉じた状態からヒンジ体Hを介して上方に開扉するように開閉回動する。
蓋体Lを開閉のために回動支持するヒンジ体Hのうち、平板状をなす一方の回動片Haは、回動軸部Hxの回動軸線が下方側において表側部Daに対し平行状に水平状をなすように凹部Nのうち上半部における表側部Daの裏側に固定されている。回動軸部Hxは、雨等に濡れる場所での使用におけるメンテナンスの必要性の低減又は不要化等の上で、雨等にほぼ濡れることのない凹部Nのうち表側部Daにより覆われた上半部における表側部Daの裏側に位置するものとしている。なお、表側部Daのうち凹部開口部Nbの上縁に臨む部分は内方に突出している。
ヒンジ体Hの他方の平板状の回動片Hbは、湾曲板状アーム部Hb1を介して蓋体Lの裏側(閉蓋状態)の上部に連結され、これにより、蓋体Lが扉体Dに対し回動支持されている。
(3-3) 蓋体Lは、蓋板部Lbと、閉蓋状態における蓋板部Lbの裏側(凹底部Naに相対する側)に、閉蓋状態において前記凹部N内に位置して凹底部Naにおける操作部Mの上方部、両側方部及び下方部を囲む囲壁状部Laを有してなる。
蓋板部Lbは、閉蓋状態において、扉体Dの表側部Daの前側に両側端部の裏側が接するようにその表側部Daと平行状に位置する。
囲壁状部Laは、閉蓋状態において、背面視で縦長長方形状をなし、上端板状部L1、一対の側板状部L2・L2、及び、下端板状部L3からなる。
上端板状部L1は、水平状をなし、後端部は上向きに垂直に折曲されて凹底部Naに近接する。上端板状部L1の前後方向中間位置には、湾曲板状アーム部Hb1の中間部が挿通した横長透孔Lpを有する。
各側板状部L2は、蓋板部Lbに対し垂直状で上端板状部L1と同等の奥行きの垂直板状をなす。
下端板状部L3は、蓋板部Lbの下端よりも上方に位置して水平状をなし、後端部には上向きの垂直折曲部Lsを有する。垂直折曲部Lsの裏側には薄板状の閉蓋用永久磁石材Gaが固定されており、閉蓋状態においては、閉蓋用永久磁石材Gaが、鉄系材料製の凹底部Naに磁気的に吸着して閉蓋状態が維持される。また、閉蓋状態において垂直折曲部Lsの両側縁部は各側板状部L2との間に間隙を有する。
下端板状部L3の前端部の左右には、一対の下端小孔Lwを有し、下端小孔Lwは、囲壁状部Laの下端の下側における蓋板部Lbの裏面部にほぼ接するように開口する。閉蓋状態の囲壁状部La内に浸入して囲壁状部La内の下端部に至った水系液体(特に、蓋板部Lbの裏側を伝って流下した水系液体)が、下端小孔Lwを通じて下端板状部L3の前下方(囲壁状部Laの下端の下側)の蓋板部Lbの裏側に流出し、蓋板部Lbの裏側を伝って下方に流れて凹部Nから流出し得るようするものである。下端小孔Lwを通じて外部から水等が囲壁状部La内に浸入することは、囲壁状部Laの下側の蓋板部Lbにより防がれる。
また、閉蓋状態の囲壁状部La内に浸入して囲壁状部La内の下端部に至った水系液体は、垂直折曲部Lsの両側縁部と各側板状部L2との間の間隙を通じて下方へ流下し得、凹部下面N3等を経て凹部Nから流出し得る。
(3-4) 蓋体Lが閉蓋状態である場合における囲壁状部La内の操作部Mよりも上方位置に、操作部Mを覆い、囲壁状部La内の上方部に浸入した水系液体を受けて前方へ流下する傾斜を上面側に有する内部庇状部Qaを有する。
内部庇状部Qaは、庇形成部材Qにおける、蓋板部Lbの上部裏側に接合された垂直取付板部Qbの下端部(閉蓋状態)に、後方(扉体D又は凹部Nの内方)に向かってやや上向き傾斜状に前端部が結合したものである。
内部庇状部Qaの前端部の左右及び中央にはそれぞれ庇小孔Qwを有し、庇小孔Qwは、内部庇状部Qaの下側において蓋板部Lbの囲壁状部Laで囲まれた裏面部にほぼ接するように開口する。蓋体Lが閉蓋状態である場合に、横長間隙部Ns及び上端板状部L1の横長透孔Lp等を経て囲壁状部La内に浸入した水系液体を内部庇状部Qaの上面で受けて前方へ流下させ、内部庇状部Qaの前端部の庇小孔Qwを通じて前下方に流出した水系液体が蓋板部Lbの裏側のうち囲壁状部Laで囲まれた部分を伝って流下し、囲壁状部La内の下端部から囲壁状部La外、及び凹部Nから流出し得るものとするものである。
(3-5) 蓋板部Lbの前側の上端部には、閉蓋状態において縦断面三角形状に前方に突起する鉄系材料製の水平方向の突条部Lmが形成され、扉体Dの表側部Daの裏側のうち凹部開口部Nbの上側の左右にそれぞれ縦長の開蓋用永久磁石材Gbが設けられている。
蓋体Lを上方に回動させて開くと、閉蓋状態における突条部Lmの上側傾斜面Lnが表側部Daに接し、開蓋用永久磁石材Gbと磁気的に吸着して開蓋状態が維持される。なお、保管庫Aは表側部Daを含めて全体としてほぼ鉄系材料製であるが、表側部Daの対応箇所は、前記磁気的吸着を阻害しない材料により構成されている。
[2] 本発明の実施の形態を、上記以外の形態を含めて更に説明する。
(1) 本発明の防水構造は、外部から操作するための操作部を外周部に有する装置(例えば保管庫)における前記操作部用の防水構造である。本発明の装置は、外部から操作するための操作部を外周部に有し、前記操作部用の防水構造を有する。
(2) 本発明の装置は、外部から操作する(例えば、扉体[開き戸、引戸を含む]を有する場合は扉体の施錠・解錠又は開閉等の操作を行う)ための操作部を外周部に有する装置である。
装置の外周部というのは、装置における上部と下部の間の外側の部分であり、例えば垂直状をなす外周部又は垂直状をなす部分を含む外周部を挙げることができる。より具体的には、上面及び底面が水平状をなす直方体の垂直状の四側面部(例えば前面部、背面部、両側面部)を例示することができる。
また、装置の外周部は、装置が外周部に扉体を有する(外周部の一部を扉体が構成する)ものとすることができるが、これに限るものではない。
(3) 本発明における防水構造は、
前記外周部に、内方に窪むよう形成された凹部と、この凹部のうち外方に開口する部分を全部又は部分的に覆うように閉じる開閉可能な蓋体を有し、外部から操作するための操作部が、その凹部の凹底部に設けられ、前記蓋体は、閉蓋状態における裏側に、閉蓋状態において前記凹部内に位置して前記凹底部における前記操作部の上方部、両側方部及び下方部を囲む囲壁状部を有するものである。
(3-1) 凹部は、装置の外周部の内方(例えばほぼ水平方向内方)に窪むよう形成されている。
凹部のうち外方に開口する部分(凹部が設けられている外周部における凹部開口部)の立面視の形状は、縦長長方形状若しくはその他の方形状とすることができるが、例えば、その他の多角形状、角丸長方形、楕円形、卵形のようなオーバル形や円形等の閉曲線状とすることもできる。
凹部の内方部である凹底部は、例えば、垂直状面や凹部が設けられている外周面に対し平行状をなす面等とすることができる。平面状とすることができるが、必ずしもこれに限るものではない。
凹底部は、凹部のうち外方に開口する部分(凹部開口部)の内方(例えばほぼ水平方向内方)に位置し、面積は両者同等(更に例えば形状も同等)とすることができるほか、何れか(例えば凹底部)の面積の方が大きいものとすることもできる。
凹底部には、外部から(通常は凹部のうち外方に開口する部分を通じて)操作するための操作部を有する。
凹部の内周部(凹部のうち、凹部開口部と凹底部の間の空間を囲む内周部)は、例えば、凹部が設けられている外周部に対し垂直状若しくは傾斜状をなす平面状若しくは曲面状とすることができる。例えば、凹部開口部に比し凹底部は上方に向かって拡張されており、凹底部の外周に沿って凹部の内周部が形成されているものとすることができる。
凹部は、蓋体が閉蓋状態である場合を含めて、凹部内に浸入した水系液体(水又は各種水溶液若しくは水系分散液等)が自然に外部へ流出し得る流出部を有するものとすることができる。このような流出部の例としては、凹部の内周部のうち下側部を、外方(凹部が設けられている外周部)に向かって下降傾斜する面(例えば平面又は曲面)としたものを挙げることができる。
(3-2) 蓋体は、開閉可能で、凹部のうち外方に開口する部分(凹部開口部)を全部又は部分的に覆うように閉じるものである。
蓋体の開閉は、例えば所定のヒンジ体を介して装置(装置が扉体を有する場合は例えば扉体)に対し所定の回動軸線のまわりに回動することにより行うものとすることができる。蓋体は、例えば、閉じた状態から上方に開扉するもの、又は、側方に開扉するものとすることができる。
蓋体を開閉のために回動支持するヒンジ体の回動軸部は、雨等に濡れる場所での使用におけるメンテナンスの必要性の低減又は不要化等の上で、雨等にほぼ濡れることのない装置内部(凹部のうち、凹部開口部よりも上方に位置する部分がある場合はその部分を含む)に位置するものとすることが好ましい。
(3-3) 蓋体は、閉蓋状態における裏側(凹底部に相対する側)に、閉蓋状態において前記凹部内に位置して前記凹底部における操作部の上方部、両側方部及び下方部を囲む囲壁状部を有する。
蓋体は、例えば、閉蓋状態において装置の外周部付近に(或いは、外周部付近においてその外周部と平行状に)位置する蓋板部と、その蓋板部の裏側に形成された囲壁状部を有してなるものとすることができる。
囲壁状部は、例えば複数の又は単一の板状材若しくは板状材の一部又はその他の材料により形成し得、閉蓋状態の立面視において、縦長長方形状若しくはその他の方形状に凹底部における操作部を含む部分を囲むものとすることができるが、例えば、その他の多角形状、角丸長方形、楕円形、卵形のようなオーバル形や円形等の閉曲線状に囲むものとすることもできる。
蓋体が閉蓋状態である場合における囲壁状部内の下端部(例えば囲壁状部の下端部を構成する下端板状部を有する場合は、その下端板状部)に、閉蓋状態の囲壁状部内に浸入して囲壁状部内の下端部に至った水系液体が囲壁状部内から下方外部へ流出し得る小孔又は間隙を有するものとすることができる。このような水系液体が閉蓋状態の囲壁状部内から下方外部へ流出し得る小孔又は間隙は、例えば蓋体が閉蓋状態である場合における囲壁状部内の下端部の前端部に有するもの、特に、囲壁状部内の下端部の前端部から囲壁状部の前下方の蓋体裏側に流出するもの、囲壁状部内の下端部の後端部に有し、後下方に流出するもの、又は、囲壁状部内の下端部の側端部に有し、側下方に流出するものとすることができる。
囲壁状部の上端部は、閉塞状とすることができるほか、蓋体を開閉回動支持するためのヒンジ体等のための上下孔部を有するものとすることもできる。
蓋体が閉蓋状態である場合における囲壁状部内の操作部よりも上方位置に、操作部を覆い、囲壁状部内の上方部に浸入した水系液体を受けて前方へ流下する傾斜又は側方へ流下する傾斜を上面側に有する内部庇状部を有するものとすることができる。
また、蓋体が閉蓋状態である場合に、水系液体がその内部庇状部上から蓋体の囲壁状部で囲まれた裏面部又は囲壁状部の内側部を伝って流下するように内部庇状部の周縁部(例えば内部庇状部の前端部若しくは側端部)に小孔又は間隙を有するものとすることができる。蓋体が閉蓋状態である場合における前記内部庇状部の前端部は、例えば、囲壁状部内の蓋体裏側又はその蓋体裏側に結合された部材に接合される等することにより小孔又は間隙を除いて閉塞状をなし、前記小孔又は間隙は、内部庇状部の下側において囲壁状部内の蓋体の囲壁状部で囲まれた裏面部にほぼ接するように開口したものとすることにより、水系液体がその内部庇状部上から前記小孔又は間隙を経て蓋体の囲壁状部で囲まれた裏面部を伝って流下するものとすることができる。
(4) 本発明の装置の例としては、外周部の一部を構成する扉体と、その扉体が閉じた状態を保持し得る閉扉状態保持部を有し、外部から操作するための上記操作部として、前記閉扉状態保持部の閉扉状態保持を解除するための操作を行うための操作部を前記扉体又はその他の外周部に有するものを挙げることができる。
より具体的には、対象物を収容する内部空間である保管部を備えた保管庫本体と、その保管部に前記対象物を出し入れするための開口部を有し、上記扉体が、前記開口部を開閉し得るものを挙げることができる。
扉体は、一般的には、装置の外周部(例えばほぼ垂直状をなす外周部。装置の外形が略直方体形状をなすものである場合は、例えば前面部。)に、垂直状の面(仮想的な面)に沿った十分な面積の開口部を形成するために、その開口部に対応する形状(例えば、その開口部を閉塞し得る略板状)をなし、前記垂直状の面に沿う水平方向の一端部付近に位置する垂直方向の回動軸線のまわりに回動することにより開閉するものとすることができる。
(5) 扉体が閉じた状態を保持し得る閉扉状態保持部を有し、外部から操作するための操作部として、閉扉状態保持部の閉扉状態保持を解除するための操作を行うための操作部を扉体又はその他の外周部に有する装置の例としては、次のようなものが挙げられる。なお、操作部は、閉扉状態保持のための操作も行い得るものであってもよい。
(5-1) 閉扉状態保持部が、
扉体側に設けられた扉体側係合部及び保管庫本体の側に設けられた本体側係合部であって、閉扉状態において両者(扉体側係合部と本体側係合部)が係合している場合は開扉し得ず両者が係合していない場合は開扉し得る係合機構部、
並びに、
その係合機構部における扉体側係合部と本体側係合部の係合及び係合解除の動作(例えば、扉体側係合部と本体側係合部の両方又は一方を変位させて係合又は係合解除するための手動機構部の動作又は電動若しくはその他の自動機構部の動作)を行わせる動作機構部からなり、
動作機構部に対する操作が操作部において行われるものとすることができる。
動作機構部に対する操作を行う操作部の例としては、回動操作が行われるレバー、ノブ若しくは摘み、押圧操作が行われるボタン、その他の把手部等の手動機構部の動作を行わせる手動の操作部、或いは、電動若しくはその他の自動機構部の動作を行わせるためのスイッチ部等の操作部を挙げることができる。
(5-2) 閉扉状態保持部が、前記係合機構部及び動作機構部と、施錠部を有し、
施錠部は、施錠状態と解錠状態を切り換えることができるものであり、
前記施錠状態においては、動作機構部による係合機構部における扉体側係合部と本体側係合部の係合解除を行うことができず、
前記解錠状態においては、動作機構部により係合機構部における扉体側係合部と本体側係合部の係合解除を行って扉体を開くことができ、
施錠部に対する解錠又は施錠のための操作が、動作機構部に対する操作を行う操作部とは別の操作部において行われるもの。
上記施錠部は、例えば、
多数の数字・文字・記号等を表示する複数個のダイヤルにより任意に選択した解錠状態を設定し、閉扉状態でダイヤルを非解錠状態とすることにより施錠し、ダイヤルを解錠状態に合わることにより解錠し得るもの;
閉扉状態において、解錠状態とするための数字等の暗号を電子的に記憶させることにより施錠し、解錠状態とするための暗号を入力することにより解錠し得るもの;
閉扉状態において、電波、赤外線、可視光等による解錠信号を設定することにより施錠し、解錠信号を受信することにより解除し得るもの;
鍵を挿入して回動等の解錠・施錠操作をするための鍵穴
等とすることができるが、これらに限るものではない。
(5-3) 前記係合機構部による扉体が閉じた状態の保持と閉扉保持状態の解除は、それぞれ、前記施錠部による施錠状態と解錠状態の切り換えに連動するものとすることもできる。すなわち、操作部において行われる施錠部による解錠状態から施錠状態への切り換えに、動作機構部による係合機構部における扉体側係合部と本体側係合部の係合が連動し、同じく操作部において行われる施錠部による施錠状態から解錠状態への切り換えに、動作機構部による係合機構部における扉体側係合部と本体側係合部の係合解除が連動するものとすることもできる。
なお、この場合例えば、施錠部による施錠状態から解錠状態への切り換えに係合解除が連動する扉体側係合部と本体側係合部の他に、施錠部が施錠状態であっても解錠状態であっても係合解除が可能な別の扉体側係合部と本体側係合部を有し、施錠部が施錠状態である場合は、当該別の扉体側係合部と本体側係合部の係合を解除しても施錠部に連動する扉体側係合部と本体側係合部が係合状態であるために扉体を開くことができないものとすることもできる。
A 保管庫
B 保管庫本体
D 扉体
Da 表側部
E 係合部
Ga 閉蓋用永久磁石材
Gb 開蓋用永久磁石材
H ヒンジ体
Ha 回動片
Hb 回動片
Hb1 湾曲板状アーム部
Hx 回動軸部
L 蓋体
L1 上端板状部
L2 側板状部
L3 下端板状部
La 囲壁状部
Lb 蓋板部
Lm 突条部
Ln 上側傾斜面
Lp 横長透孔
Ls 垂直折曲部
Lw 下端小孔
M 操作部
M1 ダイヤル部
M2 摘み部
N 凹部
N1 凹部上面
N2 凹部側面
N3 凹部下面
Na 凹底部
Nb 凹部開口部
Ns 横長間隙部
Nt 下端開放部
P 開口部
Q 庇形成部材
Qa 内部庇状部
Qb 垂直取付板部
Qw 庇小孔
S 保管部
V 配送物

Claims (10)

  1. 外部から操作するための操作部を外周部に有する装置における前記操作部用の防水構造であって、
    前記外周部に、内方に窪むよう形成された凹部と、
    前記凹部のうち外方に開口する部分を全部又は部分的に覆うように閉じる開閉可能な蓋体を有し、
    前記操作部が、前記凹部の凹底部に設けられ、
    前記蓋体は、閉蓋状態における裏側に、閉蓋状態において前記凹部内に位置して前記凹底部における前記操作部の上方部、両側方部及び下方部を囲む囲壁状部を有することを特徴とする防水構造。
  2. 外部から操作するための操作部を外周部に有する装置であって、
    前記外周部に、内方に窪むよう形成された凹部と、
    前記凹部のうち外方に開口する部分を全部又は部分的に覆うように閉じる開閉可能な蓋体を有し、
    前記操作部が、前記凹部の凹底部に設けられ、
    前記蓋体は、閉蓋状態における裏側に、閉蓋状態において前記凹部内に位置して前記凹底部における前記操作部の上方部、両側方部及び下方部を囲む囲壁状部を有することを特徴とする装置。
  3. 上記凹部は、蓋体が閉蓋状態である場合を含めて、凹部内に浸入した水系液体が自然に外部へ流出し得る流出部を有するものである請求項2記載の装置。
  4. 上記蓋体が閉蓋状態である場合における囲壁状部内の下端部に、閉蓋状態の囲壁状部内に浸入して囲壁状部内の下端部に至った水系液体が囲壁状部内から下方外部へ流出し得る小孔又は間隙を有する請求項2又は3記載の装置。
  5. 上記水系液体が閉蓋状態の囲壁状部内から下方外部へ流出し得る小孔又は間隙を、蓋体が閉蓋状態である場合における囲壁状部内の下端部の前端部に有する請求項4記載の装置。
  6. 上記水系液体が、閉蓋状態の囲壁状部内の下端部の前端部から囲壁状部の前下方の蓋体裏側に流出するものである請求項5記載の装置。
  7. 蓋体が閉蓋状態である場合における囲壁状部内の操作部よりも上方位置に、操作部を覆い、囲壁状部内の上方部に浸入した水系液体を受けて前方へ流下する傾斜又は側方へ流下する傾斜を上面側に有する内部庇状部を有する請求項2乃至6の何れか1項に記載の装置。
  8. 蓋体が閉蓋状態である場合に、水系液体がその内部庇状部上から蓋体の囲壁状部で囲まれた裏面部又は囲壁状部の内側部を伝って流下するように内部庇状部の周縁部に小孔又は間隙を有する請求項7記載の装置。
  9. 上記外周部の一部を構成する扉体と、その扉体が閉じた状態を保持し得る閉扉状態保持部を有し、
    外部から操作するための上記操作部として、前記閉扉状態保持部の閉扉状態保持を解除するための操作を行うための操作部を前記扉体又はその他の外周部に有するものである請求項2乃至8の何れか1項に記載の装置。
  10. 対象物を収容する内部空間である保管部を備えた保管庫本体と、その保管部に前記対象物を出し入れするための開口部を有し、上記扉体が、前記開口部を開閉し得るものである請求項9記載の装置。
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