JP2006207321A - 引戸用錠機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】錠本体に設けた操作部の反対側の物置等の内部から操作して、引戸を開けることができるようにする簡易な構成の機構によって、物置等に閉じ込められることを防止することができる引戸用錠機構を提供すること。
【解決手段】引戸Dに設けた錠本体1の鎌2を、戸枠Wに設けたスリット3の縁部に掛止することにより施錠する引戸用錠機構において、スリット3に鎌2が施錠状態で通過可能な通過部4を形成するとともに、通過部4に鎌2を掛止する通過部の閉鎖部材としてのプレート5を錠本体1に設けた操作部1a、6の反対側の物置の内部から操作可能に配設し、プレート5により通過部4を開閉可能に構成する。
【選択図】図1
【解決手段】引戸Dに設けた錠本体1の鎌2を、戸枠Wに設けたスリット3の縁部に掛止することにより施錠する引戸用錠機構において、スリット3に鎌2が施錠状態で通過可能な通過部4を形成するとともに、通過部4に鎌2を掛止する通過部の閉鎖部材としてのプレート5を錠本体1に設けた操作部1a、6の反対側の物置の内部から操作可能に配設し、プレート5により通過部4を開閉可能に構成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、引戸用錠機構に関し、特に、物置等に閉じ込められることを簡易な構成にて防止することができるようにした引戸用錠機構に関するものである。
例えば、庭などに設置される物置は、薄い鋼板によって組み立てられ、引戸によって開閉される構造が普及している。
この種の、物置の引戸に用いられる引戸用錠機構は、引戸に設けた錠本体の鎌を、戸枠に設けたスリットの縁部に掛止することにより施錠するようにしている。
この種の、物置の引戸に用いられる引戸用錠機構は、引戸に設けた錠本体の鎌を、戸枠に設けたスリットの縁部に掛止することにより施錠するようにしている。
ところで、大型の物置などでは、いたずら等によって、子供等が中に入った状態で鍵をかけてしまうケースがある。
この場合、錠本体が鍵によってロックされているため、内側から鎌を動かすことはできず、これにより、中に入っている人は閉じ込められることになり、安全上の問題があった。
この場合、錠本体が鍵によってロックされているため、内側から鎌を動かすことはできず、これにより、中に入っている人は閉じ込められることになり、安全上の問題があった。
本発明は、上記従来の引戸用錠機構が有する問題点に鑑み、錠本体に設けた操作部の反対側の物置等の内部から操作して、引戸を開けることができるようにする簡易な構成の機構によって、物置等に閉じ込められることを防止することができる引戸用錠機構を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の引戸用錠機構は、引戸に設けた錠本体の鎌を、戸枠に設けたスリットの縁部に掛止することにより施錠する引戸用錠機構において、前記スリットに鎌が施錠状態で通過可能な通過部を形成するとともに、該通過部に鎌を掛止する通過部の閉鎖部材を錠本体に設けた操作部の反対側から操作可能に配設し、該閉鎖部材により前記通過部を開閉可能に構成したことを特徴とする。
本発明の引戸用錠機構によれば、引戸に設けた錠本体の鎌を、戸枠に設けたスリットの縁部に掛止することにより施錠する引戸用錠機構において、前記スリットに鎌が施錠状態で通過可能な通過部を形成するとともに、該通過部に鎌を掛止する通過部の閉鎖部材を錠本体に設けた操作部の反対側から操作可能に配設し、該閉鎖部材により前記通過部を開閉可能に構成したことから、物置等の中に入った状態で鍵をかけられても、鎌を掛止する通過部の閉鎖部材を錠本体に設けた操作部の反対側の物置等の内部から操作して、通過部を開放することにより、通過部を通して施錠状態の鎌が通過可能となって引戸を開くことができ、これにより、物置等に閉じ込められることを簡易な構成にて防止することができる。
以下、本発明の引戸用錠機構の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図3に、本発明の引戸用錠機構の第1実施例を示す。
この引戸用錠機構は、例えば、図7に示す物置において、引戸Dに設けた錠本体1の鎌2を、戸枠Wに設けたスリット3の縁部に掛止することにより施錠するものであり、前記スリット3に鎌2が施錠状態で通過可能な通過部4を形成するとともに、該通過部4に鎌2を掛止する通過部の閉鎖部材としてのプレート5を錠本体1に設けた操作部(本実施例においては、摘み1a及びシリンダー錠6)の反対側の物置の内部から操作可能に配設し、該プレート5により前記通過部4を開閉可能に構成している。
この引戸用錠機構は、例えば、図7に示す物置において、引戸Dに設けた錠本体1の鎌2を、戸枠Wに設けたスリット3の縁部に掛止することにより施錠するものであり、前記スリット3に鎌2が施錠状態で通過可能な通過部4を形成するとともに、該通過部4に鎌2を掛止する通過部の閉鎖部材としてのプレート5を錠本体1に設けた操作部(本実施例においては、摘み1a及びシリンダー錠6)の反対側の物置の内部から操作可能に配設し、該プレート5により前記通過部4を開閉可能に構成している。
錠本体1は、操作部として、外側から鍵を差し込んで回すシリンダー錠6と、シリンダー錠6によって回転がロックされる歯車7と、該歯車7と歯合し、外側の摘み1aを回転させることにより揺動する鎌2とを備えている。
この錠本体1は、施錠後に鍵(図示省略)を抜き取ってしまうと、シリンダー錠6によって歯車7がロックされることから、下りた鎌2は手で押し上げることができない。
この錠本体1は、施錠後に鍵(図示省略)を抜き取ってしまうと、シリンダー錠6によって歯車7がロックされることから、下りた鎌2は手で押し上げることができない。
スリット3は、錠本体1の鎌2が下りた状態で通過できるように下側に所要長く形成されており、これにより、鎌2が施錠状態で通過可能な通過部4を形成している。
そして、この通過部4には、鎌2を掛止するプレート5が、スリット3を形成した枠板8の背面にマグネット9を介してスライド可能に固定されている。
そして、この通過部4には、鎌2を掛止するプレート5が、スリット3を形成した枠板8の背面にマグネット9を介してスライド可能に固定されている。
プレート5は、スリット3の通過部4を跨ぐように、枠板8の幅方向に亘って配設されており、突出するリング10を手前に引くことにより、横方向にスライドして通過部4を開放することができる。
なお、通過部4を開放した後、プレート5を元の位置に正確に戻すために、枠板8にガイド(図示省略)を設けることもできる。
なお、通過部4を開放した後、プレート5を元の位置に正確に戻すために、枠板8にガイド(図示省略)を設けることもできる。
次に、図4〜図6に、本発明の引戸用錠機構の第2実施例を示す。
この引戸用錠機構は、第1実施例と同様に、引戸Dに設けた錠本体1の鎌2を、戸枠Wに設けたスリット3の縁部に掛止することにより施錠するものであり、前記スリット3に鎌2が施錠状態で通過可能な通過部4を形成するとともに、鎌2を掛止する通過部の閉鎖部材としてのプレート5を該通過部4に開閉可能に配設している。
この引戸用錠機構は、第1実施例と同様に、引戸Dに設けた錠本体1の鎌2を、戸枠Wに設けたスリット3の縁部に掛止することにより施錠するものであり、前記スリット3に鎌2が施錠状態で通過可能な通過部4を形成するとともに、鎌2を掛止する通過部の閉鎖部材としてのプレート5を該通過部4に開閉可能に配設している。
錠本体1、スリット3及び通過部4の構成は、第1実施例と同じであるが、通過部4には、鎌2を掛止するプレート5が、スリット3を形成した枠板8の背面に板ばね11によってスライド可能に固定されている。
プレート5は、スリット3の通過部4を跨ぐように、枠板8の幅方向に亘って配設されており、両側に縦長に配設された板ばね11によって、枠板8との間に上下左右にスライド可能に挟持されている。
枠板8には、図6に示すように、鉤型のガイド溝12が縦に2本平行に形成されており、このガイド溝12には、プレート5から突設された2個の突起13が摺動可能に嵌挿されている。
これらの突起13とガイド溝12は、プレート5を傾くことなく上下に案内するとともに、プレート5の復帰位置を規定するものであるが、一方の突起13は摘み13aとして形成されている。
プレート5は、通常は突起13がガイド溝12上部の横溝に保持されているが、摘み13aを縦溝に移動させて引き下げることにより、プレート5を下にスライドさせて通過部4を開放することができる。
枠板8には、図6に示すように、鉤型のガイド溝12が縦に2本平行に形成されており、このガイド溝12には、プレート5から突設された2個の突起13が摺動可能に嵌挿されている。
これらの突起13とガイド溝12は、プレート5を傾くことなく上下に案内するとともに、プレート5の復帰位置を規定するものであるが、一方の突起13は摘み13aとして形成されている。
プレート5は、通常は突起13がガイド溝12上部の横溝に保持されているが、摘み13aを縦溝に移動させて引き下げることにより、プレート5を下にスライドさせて通過部4を開放することができる。
かくして、本実施例の引戸用錠機構は、引戸Dに設けた錠本体1の鎌2を、戸枠Wに設けたスリット3の縁部に掛止することにより施錠する引戸用錠機構において、前記スリット3に鎌2が施錠状態で通過可能な通過部4を形成するとともに、該通過部4に鎌2を掛止する通過部の閉鎖部材としてのプレート5を錠本体1に設けた操作部(摘み1a及びシリンダー錠6)の反対側の物置の内部から操作可能に配設し、該プレート5により前記通過部4を開閉可能に構成することから、物置の中に入った状態で鍵をかけられても、鎌2を掛止するプレート5を錠本体1に設けた操作部(摘み1a及びシリンダー錠6)の反対側の物置の内部から操作して、通過部4を開放することにより、通過部4を通して施錠状態の鎌2が通過可能となって引戸Dを開くことができ、これにより、物置に閉じ込められることを簡易な構成にて防止することができる。
以上、本発明の引戸用錠機構について、複数の実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、例えば、鎌2が施錠状態で通過可能な通過部4を開閉可能にできる限りにおいて、鎌2を掛止する通過部の閉鎖部材として、プレート5のほか、ピン部材やブロック体等を用いたり、閉鎖部材の移動も、スライド(摺動)方式のほか、回転方式等を採用できる等、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。
本発明の引戸用錠機構は、物置等に閉じ込められることを簡易な構成にて防止することができることから、例えば、引戸用錠機構を備えた物置や倉庫等に好適に用いることができる。
1 錠本体
1a 摘み
2 鎌
3 スリット
4 通過部
5 プレート(通過部の閉鎖部材)
6 シリンダー錠
7 歯車
8 枠板
9 マグネット
10 リング
11 板ばね
12 ガイド溝
13 突起
13a 摘み
D 引戸
W 戸枠
1a 摘み
2 鎌
3 スリット
4 通過部
5 プレート(通過部の閉鎖部材)
6 シリンダー錠
7 歯車
8 枠板
9 マグネット
10 リング
11 板ばね
12 ガイド溝
13 突起
13a 摘み
D 引戸
W 戸枠
Claims (1)
- 引戸に設けた錠本体の鎌を、戸枠に設けたスリットの縁部に掛止することにより施錠する引戸用錠機構において、前記スリットに鎌が施錠状態で通過可能な通過部を形成するとともに、該通過部に鎌を掛止する通過部の閉鎖部材を錠本体に設けた操作部の反対側から操作可能に配設し、該閉鎖部材により前記通過部を開閉可能に構成したことを特徴とする引戸用錠機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005023181A JP2006207321A (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | 引戸用錠機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005023181A JP2006207321A (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | 引戸用錠機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006207321A true JP2006207321A (ja) | 2006-08-10 |
Family
ID=36964470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005023181A Pending JP2006207321A (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | 引戸用錠機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006207321A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008308857A (ja) * | 2007-06-13 | 2008-12-25 | Yodogawa Steel Works Ltd | 錠 |
JP2013185304A (ja) * | 2012-03-06 | 2013-09-19 | Takigen Mfg Co Ltd | 扉の掛金装置 |
-
2005
- 2005-01-31 JP JP2005023181A patent/JP2006207321A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008308857A (ja) * | 2007-06-13 | 2008-12-25 | Yodogawa Steel Works Ltd | 錠 |
JP4654222B2 (ja) * | 2007-06-13 | 2011-03-16 | 株式会社淀川製鋼所 | 錠 |
JP2013185304A (ja) * | 2012-03-06 | 2013-09-19 | Takigen Mfg Co Ltd | 扉の掛金装置 |
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