JP2006028813A - 障子施錠機構の誤操作防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 連動板を用いて施錠する障子の施錠機構において、この連動板を移動させるための操作部を誤操作できないようにする。
【解決手段】 障子(1)の側面には係合枠(2)があり、障子枠(7)には係合ピン(3)を有する連動板(10)が設けられている。この連動板(10)は、ガイドブロック(8)に挿通され、上記係合ピン(3)は、案内溝(12)から突出している。上記ガイドブロック(8)に設けたロックプレート(19)の係止片(22)は、連動板(10)が解錠位置にあるとき上記係合ピン(3)に係合する。障子を閉じるとき、上記ロックプレート(19)は障子に押されて移動し、上記係合ピン(3)と係止片(22)の係合は外れる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、窓やドア等の障子の施錠機構に関し、特に連動板を用いた施錠機構の誤操作を防止できるようにした障子施錠機構の誤操作防止装置に係るものである。
障子に障子側係合部材を設け、障子枠に枠側係合部材を有する連動板と該連動板を移動させる操作部を設けて障子を施錠できるようにした施錠機構が用いられている(例えば、特許文献1参照)。この機構によれば、障子を閉じたとき操作部を介して連動板を移動させると枠側係合部材が障子側係合部材に係合して施錠でき、障子を開くときは操作部により連動板を逆方向に移動させると上記枠側係合部材と障子側係合部材の係合が外れて解錠することができる。
通常、上記操作部はレバー等で構成され、該レバーは障子の位置に関係なく操作することができるので、障子が完全に閉じないうちに操作部を介して連動板を施錠位置に移動させることもできる。そのため、施錠のし忘れや施錠したと思っても実際には施錠されていないという誤操作を生じることがあった。上記特許文献1には、そのような誤操作を防止するための誤ロック防止手段が示されているが、この手段は、障子を施錠するための係合部材とは別に設けられ、移動部材(連動板)に切欠きを形成してこの切欠にストッパーに設けた後板状部を直接係合させる構造であり、障子を施錠するためにはカム、フック、カムフォロワ等の別部材を必要とするので構造が複雑となり、経済的に得ることができなかった。
特開2001−279983号公報(請求項3、(0040)、(0043)、図3〜図6)
本発明の解決課題は、連動板を用いた障子の施錠機構において、該連動板を保持するガイドブロックを利用して簡単に誤操作を防止できるようにした障子施錠機構の誤操作防止装置を提供することである。
本発明によれば、障子の開放端側に係合枠を設け、障子枠に係合ピンを有する連動板と該連動板を移動可能に保持し上記係合ピンが挿通する案内溝を有するガイドブロックを設け、障子を閉じたとき操作部を介して上記連動板を施錠位置に移動して上記係合ピンを係合枠に係合し、上記障子を開くとき上記連動板を解錠位置に移動して係合ピンを上記係合枠から外すようにした障子施錠機構において、上記連動板が解錠位置にあるとき上記係合ピンに係合するようロックプレートを上記ガイドブロックに設け、上記障子を閉じるとき該障子に押されて係合ピンから外れる位置に上記ロックプレートが移動するよう上記ロックプレートに受部を形成したことを特徴とする障子施錠機構の誤操作防止装置が提供され、上記課題が解決される。
本発明は上記のように構成され、係合ピンを有する連動板を保持するガイドブロックにロックプレートを設け、障子を開いて連動板が解錠位置にあるとき該ロックプレートを上記係合ピンに係合し、障子を閉じるとき該障子に押されて係合ピンから外れる位置にロックプレートが移動するよう該ロックプレートに受部を形成したので、障子を閉めなければ、連動板を移動させることができず、そのため操作部を操作しようとしても該操作部を動かすことはできない。したがって、施錠していないのに施錠したと思わせるような誤操作を防止することができる。その上、上記連動板を保持するガイドブロックにロックプレートを取り付けるだけでよいから、構成が簡単であり、経済的に得ることができる。
本発明は、障子を水平軸まわりに開閉する縦開き式や垂直軸まわりに開閉する横開き式のいずれの型式の窓、ドア等の障子に適用することができるが、図に示す実施例では横開き式の障子が示されており、該障子(1)の開放端側の側面には、図1に示すような係合枠(2)が設けられている。該係合枠(2)は、係合ピン(3)が入り込む入口(4)と、該入口(4)に入った係合ピン(3)が図1において上昇することにより係合する係合溝(5)を有している。なお、該係合ピン(3)の先端には、係合枠(2)の内面側に入り込んで抜け止め作用を奏するよう拡大頭部(6)が設けられている。上述の如き係合枠(2)や係合ピン(3)は、好ましくは、1つの障子に対して側面に沿って複数個所に設けられている。
障子枠(7)の縦枠には、枠に沿って複数のガイドブロック(8)が取付ねじ(9)で固定され、該ガイドブロック(8)には、図2、図3において上下動可能に連動板(10)が挿通されている。該連動板(10)には、上記取付ねじ(9)部分を貫通させるための通孔(11)を設けてあり、上記係合枠(2)に係合する上記係合ピン(3)が障子の係合枠(2)に対応して複数個所に突設されている。該係合ピン(3)は、ガイドブロック(8)に形成した案内溝(12)を通して突出し、障子を閉めた際、それぞれ対向する係合枠(2)の入口(4)に先端部が入り込むよう位置さている。
上記連動板(10)の端部には、該連動板を移動するための連動ピン(13)が突設されている。該連動ピン(13)は、基端側ガイドブロック(14)の案内溝(15)を通して突出し、この連動ピン(13)を囲むカム面を有するカム板(16)が操作部本体(17)に設けられている。このカム板(16)は、該操作部本体(17)に枢着したレバー(18)を回動することにより図において上下動し、連動板(10)を長手方向に移動させることができる。図に示す実施例の場合、該連動板は障子枠の縦枠に設けられているから、縦枠に沿って移動し、上昇したとき係合ピン(3)が係合枠(2)の係合溝(5)に係合する施錠位置となり、下降したとき係合ピン(3)が係合枠(2)から外れる解錠位置となる。障子枠の横枠に連動板を設けた場合、該連動板は左右動する。なお、そのような施錠機構は、広く知られているので、その詳細な構成については詳述しない。
上記ガイドブロックのうち、少くとも1つのガイドブロック(8)には、ロックプレート(19)が設けられている。該ロックプレート(19)は、図4に示すように、両端部にガイド溝(20)、(20)を有し、該ガイド溝(20)にガイドピン(21)を挿通し、該ガイドピン(21)をガイドブロック(8)の外面に固着することにより、図において横方向に移動可能に設けてあるが、揺動可能に移動するよう一端を枢着したり、ガイドブロックから出没するようにしてもよい(図示略)。
上記ロックプレート(19)には、上記連動板(10)が解錠位置にあるとき、上記係合ピン(3)に係合するよう係止片(22)を形成してあり、好ましくは該係合ピン(3)に係合する方向にばね(23)で付勢されている。また、障子(1)を閉じるとき、該障子(1)に設けた係合枠(2)の側面に当って押され係合ピン(3)から外れる位置に該ロックプレート(19)が移動するよう受部(24)が形成されている。図に示す実施例では、該受部(24)はロックプレート(19)の内側縁を起立させて板状片に形成してあるが、障子に適宜のドッグ部材(図示略)等を設けたりすることにより該受部は平面状にしたり、その他の種々の形状に形成することができる。なお、ロックプレートを揺動可能に設けた場合、上記ばね(23)を省略して自重で係合位置に付勢されるように構成することもできる。
而して、図2、図3、図5は障子(1)が閉じられ、係合ピン(3)が係合枠(2)に係合している施錠状態を示している。このとき、上記ロックプレート(19)は、係合枠(2)の側面に押圧され、ばね(23)に抗して側方に移動し、係合ピン(3)の移動を拘束しない位置にある。
上記操作部のレバー(18)を回動してカム板(16)を下降させ連動板(10)を降下すると、上記係合ピン(3)は係合枠(2)の入口(4)部分に移行し、解錠状態となる。そして、障子(1)を開けると、上記係合枠(2)の側面により押圧されて側方に移動していたロックプレート(19)は、ばね(23)の作用で復帰し、上記係止片(22)は係合ピン(3)に係合する(図6)。
上述のように、解錠状態に連動板(10)が移動されているとき、上記係合ピン(3)にロックプレート(19)の係止片(22)が当っているから、上記操作部のレバー(18)を回動して上記連動板(10)を、図において上昇させようとしても該レバー(18)を回動させることはできない。
上記障子(1)を閉めると、障子(1)に設けた係合枠(2)の側面が上記ロックプレート(19)の受部(24)に当って該ロックプレート(19)は移動され、上記係止片(22)と係合ピン(3)の係合は解放される。したがって、連動板(10)は移動可能になり、上記操作部のレバー(18)を回動して連動板(10)を、図において上昇させ、係合ピン(3)を係合枠(2)の係合溝(5)に係合させることができる(図5)。
係合枠と係合ピンの関係を示す説明図。 施錠状態の正面図。 図2に示す状態の側面図。 ロックプレートの一例を示す斜視図。 施錠状態の説明図。 解錠状態の説明図。
符号の説明
1 障子
2 係合枠
3 係合ピン
7 障子枠
8 ガイドブロック
10 連動板
19 ロックプレート
22 係止片
24 受部

Claims (5)

  1. 障子の開放端側に係合枠を設け、障子枠に係合ピンを有する連動板と該連動板を移動可能に保持し上記係合ピンが挿通する案内溝を有するガイドブロックを設け、障子を閉じたとき操作部を介して上記連動板を施錠位置に移動して係合ピンを上記係合枠に係合し、上記障子を開くとき上記連動板を解錠位置に移動して係合ピンを上記係合枠から外すようにした障子施錠機構において、上記連動板が解錠位置にあるとき上記係合ピンに係合するようロックプレートを上記ガイドブロックに設け、上記障子を閉じるとき該障子に押されて係合ピンから外れる位置に上記ロックプレートが移動するよう上記ロックプレートに受部を形成したことを特徴とする障子施錠機構の誤操作防止装置。
  2. 上記ロックプレートの受部は、障子の係合枠に当接するよう起立されている請求項1に記載の障子施錠機構の誤操作防止装置。
  3. 上記ロックプレートは、上記係合ピンに係合する方向に付勢されている請求項1または2に記載の障子施錠機構の誤操作防止装置。
  4. 上記係合ピンは、係合枠の内面側に入り込む拡大頭部を有する請求項1に記載の障子施錠機構の誤操作防止装置。
  5. 上記係合枠及び係合ピンは1つの障子に対して複数個設けられている請求項1ないし4のいずれかに記載の障子施錠機構の誤操作防止装置。
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