JP2019148152A - コンクリート舗装用鉄筋の敷設方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業負担を低減して被舗装面の所定の高さに鉄筋を容易に敷設することが可能であり、かつクラックの原因になりにくく安定性にも優れたコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法を提供する。【解決手段】複数本の縦筋2と複数本の縦筋2に対して斜めに連結された複数本の横筋3とから構成されたメッシュ1を、コンクリート舗装の被舗装面の所定の高さに支持するための棒状スペーサー4を介して設置するコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法であって、1つの棒状スペーサー4に載置される鉄筋が、縦筋1〜2本又は横筋1〜2本である。【選択図】図8
Description
本発明は、コンクリート舗装用鉄筋の敷設方法に関するものである。
従来、コンクリート舗装の施工に際し、コンクリート内部に鉄筋を敷設することにより、コンクリート版を補強し、またクラック等を防止するようになっている。この鉄筋は、縦筋と横筋とから構成されており、舗装されたコンクリート内部の所定の高さに平面状に敷設されている。
こうした鉄筋を敷設したコンクリート舗装の施工は、通常次のような手順で行われる。まず、コンクリート舗装の施工前の被舗装面の複数位置に、鉄筋を所定の高さに支持するための複数のスペーサーを設置する。次に、設置した複数のスペーサーの上に、複数本の横筋を所定の間隔を空けて平行に配置する。次に、配置した複数本の横筋の上に、複数本の縦筋を所定の間隔を空けて平行に配置する。配置した横筋と縦筋の交差部分は針金等により結束する。このようにして、複数のスペーサーの上に、横筋及び縦筋が網目状に配置される。そして、コンクリートを打設して舗装する。なお、道路舗装の場合、横筋は道路の進行方向に対して直角に配置されるものもあるが、近年はクラック等の防止効果や進行抑制効果を高めるために、進行方向に対して斜めに配置されることが多い。
これに対して、特許文献1には、鉄筋を予め設定した高さに支持するための長尺の支持スペーサーを設置し、その上に縦方向鉄筋と横方向鉄筋を配置するようにした、連続鉄筋コンクリート舗装用支持スペーサーの設置方法に関する発明が記載されている。
また、特許文献2には、鉄筋を組み合わせたメッシュを敷設するにあたり、メッシュ(鉄筋網)の上面から取り付けたスペーサーを回転させてメッシュの下面に突出させるようにした、コンクリート舗装用鉄筋の敷設方法に関する発明が記載されている。
しかしながら、コンクリート舗装の施工前の被舗装面に複数のスペーサーを設置し、その上に複数本の横筋及び複数本の縦筋を配置していく方法は、各鉄筋の配置位置の調整や結束作業等の負担が大きかった。
一方、特許文献1に記載された、長尺の支持スペーサーを設置しその上に各鉄筋を配置する方法の場合、支持スペーサーの配置位置の調整や支持スペーサーと各鉄筋との結束作業の負担がある。さらに、長尺の支持スペーサーを使用した場合、支持スペーサーに沿った部分とその他の部分との間に不均衡が生じ、クラックの原因となることが考えられる。従って、スペーサーを配置する場合には、線ではなく点で置くことが好ましい。
この点、特許文献2に記載された、回転スペーサーを用いたコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法の場合、スペーサーを点で置くことができるので、クラックの原因にはなりにくいが、スペーサーの安定性という観点からは改善の余地がある。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、作業負担を低減して被舗装面の所定の高さに鉄筋を容易に敷設することが可能であり、かつクラックの原因になりにくく安定性にも優れたコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法を提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明のコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法は、複数本の縦筋と前記複数本の縦筋に対して斜めに連結された複数本の横筋とから構成されたメッシュを、コンクリート舗装の被舗装面の所定の高さに支持するための棒状スペーサーを介して設置するコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法であって、1つの前記棒状スペーサーに載置される鉄筋が、前記縦筋1〜2本又は前記横筋1〜2本であることを特徴とする。
また好ましくは、隣接する縦筋間の距離の1〜2倍の長さの棒状スペーサーを前記縦筋に直交して配置して縦筋を載置することを特徴とする。
また好ましくは、隣接する横筋間の前記縦筋に平行する方向の距離の1〜2倍の長さの棒状スペーサーを前記縦筋に平行して配置して横筋を載置することを特徴とする。
また好ましくは、隣接する横筋間の前記縦筋に直交する方向の距離の1〜2倍の長さの棒状スペーサーを前記縦筋に直交して配置して横筋を載置することを特徴とする。
本発明によれば、複数本の縦筋と複数本の縦筋に対して斜めに連結された複数本の横筋とから構成されたメッシュを、コンクリート舗装の被舗装面の所定の高さに支持するための棒状スペーサーを介して被舗装面に設置するので、各鉄筋の配置位置の調整や結束作業等の負担がない。
また、1つの棒状スペーサーに載置される鉄筋が、縦筋1〜2本又は横筋1〜2本であるので、棒状スペーサーがメッシュの網目を通過することがなく安定性に優れ、かつ長さが短いためクラックの原因になりにくい。
また、隣接する縦筋間の距離の1〜2倍の長さの棒状スペーサーを縦筋に直交して配置して縦筋を載置すれば、棒状スペーサーに載置される鉄筋を縦筋1〜2本とすることができる。
また、隣接する横筋間の縦筋に平行する方向の距離の1〜2倍の長さの棒状スペーサーを縦筋に平行して配置して横筋を載置すれば、棒状スペーサーに載置される鉄筋を横筋1〜2本とすることができる。
また、隣接する横筋間の縦筋に直交する方向の距離の1〜2倍の長さの棒状スペーサーを縦筋に直交して配置して横筋を載置すれば、棒状スペーサーに載置される鉄筋を横筋1〜2本とすることができる。
このように、本発明によれば、作業負担を低減して被舗装面の所定の高さに鉄筋を容易に敷設することが可能であり、かつクラックの原因になりにくく安定性にも優れたコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法を提供することができる。
次に、図1乃至図16を参照して、本発明の実施形態に係るコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法について説明する。
本実施形態に係るコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法は、舗装道路における被舗装面に、コンクリート舗装用鉄筋を敷設するものである。図16は、上り車線8及び下り車線9からなる舗装道路の被舗装面に、複数本の縦筋2及び複数本の横筋3を敷設した状態を示す平面図である。なお、本実施形態では、複数本の縦筋2が道路の進行方向に平行に配置され、複数本の横筋3が道路の進行方向に対して斜めに配置されるようになっている。
(メッシュ)
まず、本実施形態に係るコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法において使用する、メッシュについて説明する。本実施形態では、複数の縦筋2及び複数の横筋3を敷設するにあたり、図1及び図2に示すメッシュ1を用いる。メッシュ1は、複数本の縦筋2と縦筋2に対して連結された複数本の横筋3とから構成されており、金網状に形成されている。複数本の縦筋2は互いに平行に配置されている。同様に複数本の横筋3は互いに平行に配置されている。そして本実施形態では、複数本の横筋3が複数本の縦筋2に対して斜めに連結されている。
まず、本実施形態に係るコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法において使用する、メッシュについて説明する。本実施形態では、複数の縦筋2及び複数の横筋3を敷設するにあたり、図1及び図2に示すメッシュ1を用いる。メッシュ1は、複数本の縦筋2と縦筋2に対して連結された複数本の横筋3とから構成されており、金網状に形成されている。複数本の縦筋2は互いに平行に配置されている。同様に複数本の横筋3は互いに平行に配置されている。そして本実施形態では、複数本の横筋3が複数本の縦筋2に対して斜めに連結されている。
縦筋2と横筋3との連結は、溶接により行うこともできるし、針金等によって結束することもできる。メッシュ1は、被舗装面への設置や運搬等を考慮した適当な大きさに形成する。そして、被舗装面にメッシュ1を順次敷設し、コンクリートを打設していくことにより、連続鉄筋コンクリート舗装を施工することができる。なお、メッシュ1の端部には、隣接するメッシュとのオーバーラップとなるように、縦筋2及び横筋3が突出している。また、図1と図2とでは、設置する場所に対応するように、メッシュ1の突出位置が異なっている。
図3及び図4は、それぞれメッシュ1の連結部分を示す拡大平面図及び拡大断面図である。横筋3は縦筋2に対して角度θをなすように、斜めに連結されている。角度θは適宜設定可能であるが、60度とすることが好ましい。また、縦筋2と横筋3とは、横筋3が下側になるように連結されている。
(棒状スペーサー)
次に、本実施形態に係るコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法において使用する、棒状スペーサーについて説明する。図5及び図6は、それぞれ棒状スペーサー4を示す正面図及び側面図である。棒状スペーサー4は、メッシュ1の敷設時にメッシュ1を所定の高さに支持するためのものであり、鉄等の部材により形成されている。
次に、本実施形態に係るコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法において使用する、棒状スペーサーについて説明する。図5及び図6は、それぞれ棒状スペーサー4を示す正面図及び側面図である。棒状スペーサー4は、メッシュ1の敷設時にメッシュ1を所定の高さに支持するためのものであり、鉄等の部材により形成されている。
棒状スペーサー4は、棒状の本体部5及び3本の脚部6から構成されている。本体部5は、長さLの細長い円柱状部材である。3本の脚部6は、本体部5の長手方向に沿った3か所に溶接等により取り付けられている。なお、脚部6の数、取付位置、形状等は特に限定されるものでななく、本体部5を所定の高さに位置させることができるようになっていればよい。また、本体部4は、縦筋2又は横筋3を上部に載置するための棒状部材であれば、太さや断面形状は特に限定されない。
棒状スペーサー4(本体部5)の長さLは、被舗装面の設置位置や設置方向との組み合わせに応じて定められるものである。以下に、長さLの異なる3つの棒状スペーサーを用いた実施形態1〜3について説明する。なお、実施形態1〜3に係るコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法は、いずれも棒状スペーサー4の長さLをできるだけ短くすることにより、棒状スペーサーがメッシュの網目を通過することがなく、かつクラックの原因になりにくくしたものである。
(実施形態1)
実施形態1に係る棒状スペーサー4(本体部5)の長さLは、図7に示すように、メッシュ1の網目7を構成する隣接する縦筋2,2間の距離をW1とすると、距離W1の1〜2倍の長さとなっている。距離W1は、メッシュ1の網目7により形成される平行四辺形の高さ(縦筋2,2を上辺及び下辺とした場合)に相当するものである。
実施形態1に係る棒状スペーサー4(本体部5)の長さLは、図7に示すように、メッシュ1の網目7を構成する隣接する縦筋2,2間の距離をW1とすると、距離W1の1〜2倍の長さとなっている。距離W1は、メッシュ1の網目7により形成される平行四辺形の高さ(縦筋2,2を上辺及び下辺とした場合)に相当するものである。
次に、実施形態1に係るコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法について説明する。まず、複数の棒状スペーサー4を被舗装面に適当な間隔を空けて配置する。このとき、棒状スペーサー4の本体部5の長手方向が縦筋2に直交するように配置する。そして、配置した複数の棒状スペーサー4の上にメッシュ1の縦筋2を載置する。
図8及び図9は、棒状スペーサー4の上にメッシュ1の縦筋2を載置した状態を示す(A)拡大平面図、(B)拡大正面図である。このうち、図8は棒状スペーサー4の上に2本の縦筋2,2が載置された状態を示しており、図9は棒状スペーサー4の上に1本の縦筋2が載置された状態を示している。
このように、棒状スペーサー4の長さLが、メッシュ1の網目7を構成する隣接する縦筋2,2間の距離W1の1〜2倍の長さとなっているので、棒状スペーサー4が縦筋2に直交するように配置すれば、メッシュ1の網目7を通過してしまうことはない。また、必要以上に棒状スペーサー4が長くならず、1つの棒状スペーサー4に載置される縦筋2の数は1〜2本である。
なお、本実施形態においては、棒状スペーサー4の長さLを、メッシュ1の網目7を構成する隣接する縦筋2,2間の距離W1の1〜2倍の長さとしたが、1倍以上であれば網目7を通過することはない。また、棒状スペーサー4の長さが長くなるほどクラックの原因になりやすく原材料コストも増加する。一方で、安定性の観点からは長い方が好ましい。従って、棒状スペーサー4の長さLの上限は、1.5倍や1.2倍など、1〜2倍の範囲で定めることもできる。
(実施形態2)
実施形態2に係る棒状スペーサー4(本体部5)の長さLは、図10に示すように、メッシュ1の網目7を構成する隣接する横筋3,3間の縦筋2に平行する方向の距離をW2とすると、距離W2の1〜2倍の長さとなっている。
実施形態2に係る棒状スペーサー4(本体部5)の長さLは、図10に示すように、メッシュ1の網目7を構成する隣接する横筋3,3間の縦筋2に平行する方向の距離をW2とすると、距離W2の1〜2倍の長さとなっている。
次に、実施形態2に係るコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法について説明する。まず、複数の棒状スペーサー4を被舗装面に適当な間隔を空けて配置する。このとき、棒状スペーサー4の本体部5の長手方向が縦筋2に平行となるように配置する。そして、配置した複数の棒状スペーサー4の上にメッシュ1の横筋3を載置する。
図11及び図12は、棒状スペーサー4の上にメッシュ1の横筋3を載置した状態を示す(A)拡大平面図、(B)拡大正面図である。このうち、図11は棒状スペーサー4の上に2本の横筋3,3が載置された状態を示しており、図12は棒状スペーサー4の上に1本の横筋3が載置された状態を示している。
このように、棒状スペーサー4の長さLが、メッシュ1の網目7を構成する隣接する横筋3,3間の縦筋2に平行する方向の距離W2の1〜2倍の長さとなっているので、棒状スペーサー4が縦筋2に平行となるように配置すれば、メッシュ1の網目7を通過してしまうことはない。また、必要以上に棒状スペーサー4が長くならず、1つの棒状スペーサー4に載置される横筋3の数は1〜2本である。
なお、本実施形態においては、棒状スペーサー4の長さLを、メッシュ1の網目7を構成する隣接する縦筋2,2間の縦筋2に平行する方向の距離W2の1〜2倍の長さとしたが、1倍以上であれば網目7を通過することはない。また、棒状スペーサー4の長さが長くなるほどクラックの原因になりやすく原材料コストも増加する。一方で、安定性の観点からは長い方が好ましい。従って、棒状スペーサー4の長さLの上限は、1.5倍や1.2倍など、1〜2倍の範囲で定めることもできる。
(実施形態3)
実施形態3に係る棒状スペーサー4(本体部5)の長さLは、図13に示すように、メッシュ1の網目7を構成する隣接する横筋3,3間の縦筋2に直交する方向の距離をW3とすると、距離W3の1〜2倍の長さとなっている。
実施形態3に係る棒状スペーサー4(本体部5)の長さLは、図13に示すように、メッシュ1の網目7を構成する隣接する横筋3,3間の縦筋2に直交する方向の距離をW3とすると、距離W3の1〜2倍の長さとなっている。
次に、実施形態3に係るコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法について説明する。まず、複数の棒状スペーサー4を被舗装面に適当な間隔を空けて配置する。このとき、棒状スペーサー4の本体部5の長手方向が縦筋2に直交するように配置する。そして、配置した複数の棒状スペーサー4の上にメッシュ1の横筋3を載置する。
図14及び図15は、棒状スペーサー4の上にメッシュ1の横筋3を載置した状態を示す(A)拡大平面図、(B)拡大正面図である。このうち、図14は棒状スペーサー4の上に2本の横筋3,3が載置された状態を示しており、図15は棒状スペーサー4の上に1本の横筋3が載置された状態を示している。
このように、棒状スペーサー4の長さLが、メッシュ1の網目7を構成する隣接する横筋3,3間の縦筋2に直交する方向の距離W3の1〜2倍の長さとなっているので、棒状スペーサー4が縦筋2に直交するように配置すれば、メッシュ1の網目7を通過してしまうことはない。また、必要以上に棒状スペーサー4が長くならず、1つの棒状スペーサー4に載置される横筋3の数は1〜2本である。
なお、本実施形態においては、棒状スペーサー4の長さLを、メッシュ1の網目7を構成する隣接する縦筋2,2間の縦筋2に直交する方向の距離W3の1〜2倍の長さとしたが、1倍以上であれば網目7を通過することはない。また、棒状スペーサー4の長さが長くなるほどクラックの原因になりやすく原材料コストも増加する。一方で、安定性の観点からは長い方が好ましい。従って、棒状スペーサー4の長さLの上限は、1.5倍や1.2倍など、1〜2倍の範囲で定めることもできる。
実施形態1〜3に係るコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法によれば、複数本の縦筋2と複数本の縦筋2に対して斜めに連結された複数本の横筋3とから構成されたメッシュ1を、コンクリート舗装の被舗装面の所定の高さに支持するための棒状スペーサー4を介して被舗装面に設置するので、各鉄筋の配置位置の調整や結束作業等の負担がない。
また、1つの棒状スペーサー4に載置される鉄筋が、縦筋1〜2本又は横筋1〜2本であるので、棒状スペーサー4がメッシュの網目を通過することがなく安定性に優れ、かつ長さが短いためクラックの原因になりにくい。
また、実施形態1に係るコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法のように、隣接する縦筋2,2間の距離W1の1〜2倍の長さの棒状スペーサー4を縦筋2に直交して配置して縦筋2を載置すれば、棒状スペーサー4に載置される鉄筋を縦筋1〜2本とすることができる。
また、実施形態2に係るコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法のように、隣接する横筋3,3間の縦筋2に平行する方向の距離W2の1〜2倍の長さの棒状スペーサー4を縦筋2に平行して配置して横筋3を載置すれば、棒状スペーサー4に載置される鉄筋を横筋1〜2本とすることができる。
また、実施形態3に係るコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法のように、隣接する横筋3,3間の縦筋2に直交する方向の距離W3の1〜2倍の長さの棒状スペーサー4を縦筋2に直交して配置して横筋3を載置すれば、棒状スペーサー4に載置される鉄筋を横筋1〜2本とすることができる。
このように、本実施形態に係るコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法は、作業負担を低減して被舗装面の所定の高さに鉄筋を容易に敷設することが可能であり、かつクラックの原因になりにくく安定性にも優れたものである。
以上、本発明の実施形態に係るコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法について説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。
1 メッシュ
2 縦筋
3 横筋
4 棒状スペーサー
5 本体部
6 脚部
7 網目
8 上り車線
9 下り車線
2 縦筋
3 横筋
4 棒状スペーサー
5 本体部
6 脚部
7 網目
8 上り車線
9 下り車線
Claims (4)
- 複数本の縦筋と前記複数本の縦筋に対して斜めに連結された複数本の横筋とから構成されたメッシュを、コンクリート舗装の被舗装面の所定の高さに支持するための棒状スペーサーを介して設置するコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法であって、
1つの前記棒状スペーサーに載置される鉄筋が、前記縦筋1〜2本又は前記横筋1〜2本であることを特徴とするコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法。 - 隣接する縦筋間の距離の1〜2倍の長さの棒状スペーサーを前記縦筋に直交して配置して縦筋を載置することを特徴とする請求項1に記載のコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法。
- 隣接する横筋間の前記縦筋に平行する方向の距離の1〜2倍の長さの棒状スペーサーを前記縦筋に平行して配置して横筋を載置することを特徴とする請求項1に記載のコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法。
- 隣接する横筋間の前記縦筋に直交する方向の距離の1〜2倍の長さの棒状スペーサーを前記縦筋に直交して配置して横筋を載置することを特徴とする請求項1に記載のコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法。
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JP2018035068A JP2019148152A (ja) | 2018-02-28 | 2018-02-28 | コンクリート舗装用鉄筋の敷設方法 |
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2018
- 2018-02-28 JP JP2018035068A patent/JP2019148152A/ja active Pending
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