JP2019147150A - 錠剤コーティングを除去するために有用な組成物及び方法 - Google Patents
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Abstract
Description
−ジエチレングリコールモノブチルエーテルと;
−水と
を含む、液体洗浄組成物に関する。
−ジエチレングリコールモノブチルエーテルと;
−水と
を含む。
−ジエチレングリコールモノブチルエーテルと;
−少なくとも一つのC2〜C10有機酸、好ましくはクエン酸と;
−水と
を含む。
−ジエチレングリコールモノブチルエーテルと;
−少なくとも一つのC2〜C10有機酸、好ましくはクエン酸と;
−少なくとも一つの非イオン性界面活性剤、好ましくは10個のEO単位を有するC12〜C14脂肪族アルコールエトキシレートC4−アルキルエーテル、最も好ましくは約10個のEO単位を有するラウリル脂肪族アルコールエトキシブチルエーテルと、
−任意の少なくとも一つの封鎖剤、好ましくはテトラナトリウムN,N−ビス(カルボキシレート−メチル)−L−グルタメート(GLDA)と
−任意の少なくとも一つの腐食防止剤、好ましくはメチル二水素ホスフェート及び/又はメチル−1H−ベンゾトリアゾールと;
−水と
を含む。
本発明がより容易に理解されるように、特定の用語をまず定義する。
活性洗浄成分は、ジエチレングリコールモノブチルエーテルである。ジエチレングリコールモノブチルエーテルは、より低温、例えば約23℃以上80℃以下で優れた洗浄性能を提供し、好ましくは、洗浄組成物は、約50℃以上約75℃未満、又は好ましくは約60℃以上約75℃以下、及び最も好ましくは約75℃の高温で使用される。
様々なあらゆるC2〜C10カルボン酸成分を、洗浄組成物にしたがって使用することができる。そのような成分としては、C2〜C10カルボン酸自体、そのようなC2〜C10カルボン酸の酸性塩、及びこれらの混合物が挙げられる。そのようなC2〜C10カルボン酸としては、少なくとも一つのカルボン酸官能基、好ましくは二つ又はそれ以上のカルボン酸官能基を含む。C2〜C10カルボン酸成分は、好ましくはポリカルボン酸であり、一分子当たり1個〜約10個の炭素原子、好ましくは約3個〜約6個の炭素原子を有する。C2〜C10カルボン酸の塩を使用する場合、濃縮洗浄組成物のpHはpH4.5〜pH4.3に調整し、希釈洗浄組成物のpHはpH4.5〜pH6.0に調整して、洗浄組成物にしたがいアクリルベースポリマー材料の除去を促進してもよいことは重要である。
洗浄組成物としては、非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、及びその混合物が挙げられる。界面活性剤成分を用いて表面張力を低減し、また、洗浄組成物の溶解、洗浄、及び乳化特性を改善することができる。
洗浄組成物に使用することができる例示的な非イオン性界面活性剤は、アルコキシル化された、好ましくはエトキシル化された、又はエトキシル化及びプロポキシル化された、好ましくはアルキル鎖中に1〜4個の炭素原子を含む、脂肪酸アルキルエステル、より詳細には脂肪酸メチルエステルであってよい。
(i)約1〜約8モルのエチレンオキシド単位と、8モルのプロピレンオキシド単位とを有する、C12〜18アルキルポリエチレングリコールポリプロピレングリコールエーテル、
(ii)約1〜約8モルのエチレンオキシド単位と、8モルのブチレンオキシド単位とを有する、C12〜18アルキルポリエチレンポリブチレングリコールエーテル、
(iii)末端封鎖したアルキルポリアルキレングリコール混合エーテル、
(iv)約1〜約4の重合度を有するC8〜14アルキルポリグルコシド、
(v)約3〜約8個のエチレンオキシド単位を有する、C12〜14アルキルポリエチレングリコール、
(vi)グルカミド、
(vii)ヒドロキシ混合エーテル、
(viii)脂肪族アルコールアルコキシレート、
(ix)より好ましくは、約3〜約15個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位、好ましくは約5〜約10個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位を有する、C8〜C18脂肪族アルコールアルコキシレートC2〜C6アルキルエーテル、
(x)最も好ましくは、C8〜C18脂肪族アルコールC2〜C10アルキルポリグリコシド、及びその混合物、約10個のEO単位を有するラウリル脂肪族アルコールエトキシブチルエーテル
からなる群から選択される非イオン性界面活性剤である。
洗浄組成物は、カチオン性界面活性剤成分を含むことができる。
カチオン性界面活性剤を用いて消毒特性を提供し、洗浄組成物の溶解、洗浄、及び乳化特性を改善するために表面張力を低減することができる。
洗浄組成物の溶解、洗浄、及び乳化特性を改良するために、両性界面活性剤を用いて表面張力を低減することもできる。用いることができる適切な両性界面活性剤としては、限定されないが、ベタイン、イミダゾリン、及びプロピオネートが挙げられる。適切な両性界面活性剤としては、限定されないが、スルテイン、アンホプロピオネート、アンホジプロピオネート、アミノプロピオネート、アミノジプロピオネート、アンホアセテート、アンホジアセテート、及びアンホヒドロキシプロピルスルホネートが挙げられる。濃縮洗浄組成物は、少なくとも一つの両性界面活性剤を含む場合、洗浄組成物の合計質量に基づいて、約0質量%以上約5質量%以下、好ましくは約0.35質量%以上約3.5質量%以下、より好ましくは約0.7質量%以上約2.8質量%以下、最も好ましくは約1.4質量%以上約2質量%以下の量の両性界面活性剤を含むことができる。
洗浄組成物は、更に、グルコン酸ナトリウム、ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)のペンタナトリウム塩、グルコヘプトン酸ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)の塩、エチレンジアミン四酢酸の塩、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸の塩、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸の塩、ニトリロ三酢酸の塩、ニトリロ三酢酸(NTA)の塩、ジエタノールグリシンナトリウム塩、エタノールジグリシン二ナトリウム塩、ヒドロキシモノカルボン酸化合物の塩、ヒドロキシジカルボン酸化合物の塩、アミン含有カルボン酸の塩、テトラナトリウムN,N−ビス(カルボキシラトメチル)−L−グルタメート(GLDA)、ヒドロキシエチルエチレン−ジアミン三酢酸(HEDTA)、メチル−グリシン二酢酸(MGDA)、及びそれらの混合物からなる群から選択される少なくとも一つの封鎖剤を含んでもよく、テトラナトリウムN,N−ビス(カルボキシラトメチル)−L−グルタメート(GLDA)が最も好ましい。
洗浄組成物は、シリケート、ケイ酸ナトリウム、二ケイ酸ナトリウム、酢酸カルシウム、塩化カルシウム、グルコン酸カルシウム、リン酸カルシウム、ホウ酸カルシウム、炭酸カルシウム、クエン酸カルシウム、乳酸カルシウム、硫酸カルシウム、酒石酸カルシウム、ベンゾトリアゾール、1,2,3−ベンゾトリアゾール、又は任意のこれらの組み合わせを含む群から選択される少なくとも一つの腐食防止剤、より好ましくは少なくとも一つのベンゾトリアゾール、より更に好ましくはPolygon PCG 1419及び/又はPolygon PCG 1831、最も好ましくは少なくとも一つのリン酸二水素メチル及び/又はメチル−1H−ベンゾトリアゾールを更に含んでもよい。
したがって、洗浄組成物は溶媒として水を含み、水は100質量%まで加えられる。
洗浄組成物は、限定されないが、モノアルコール、例えばエタノール、イソプロパノール、2−ブトキシエタノール、1−デカノール、ベンジルアルコール、又はこれらの組み合わせを含む更なる溶媒を含んでもよい。
洗浄組成物は、液体濃縮物の形態で提供することができる。濃縮物は、液体媒体、好ましくは水、及び比較的高濃度の一つ又は複数の活性成分を含む。濃縮液体洗浄組成物のpHは、約pH4.5〜約pH4.3であってよく、希釈洗浄組成物についてのpHは、約4.5のpH〜約6.0のpHに調整してもよい。C2〜C10有機酸、好ましくはクエン酸を含まない濃縮液体洗浄組成物のpHは、約pH7.5〜約pH11であってよい。
−約50質量%以上約90質量%以下、好ましくは約60質量%以上約85質量%以下、より好ましくは約65質量%以上約80質量%以下、最も好ましくは約70質量%以上約75質量%以下の、ジエチレングリコールモノブチルエーテルと;
−約0.5質量%以上約3質量%以下、好ましくは約0.75質量%以上約2.5質量%以下、更に好ましくは約1質量%以上約1.8質量%以下、最も好ましくは約1.6質量%以上約2.5質量%以下の、少なくとも一つのC2〜C8有機酸、より好ましくはクエン酸と
を含み、成分の質量%は洗浄組成物の合計質量に基づく。
−約50質量%以上約90質量%以下、好ましくは約60質量%以上約85質量%以下、より好ましくは約65質量%以上約80質量%以下、最も好ましくは約70質量%以上約75質量%以下の、ジエチレングリコールモノブチルエーテルと;
−約0.5質量%以上約3質量%以下、好ましくは約0.75質量%以上約2.5質量%以下、更に好ましくは約1質量%以上約2質量%以下、最も好ましくは約1.6質量%以上約1.8質量%以下の、少なくとも一つのC2〜C8有機酸、より好ましくはクエン酸と;
−約0.35質量%以上約3.5質量%以下、より好ましくは約0.7質量%以上約2.8質量%以下、最も好ましくは約1.4質量%以上約2質量%以下の、少なくとも一つの非イオン性界面活性剤、好ましくは、3〜15個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位、好ましくは5〜10個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位を有する、C8〜C18脂肪族アルコールアルコキシル化C2〜C6アルキルエーテル、より好ましくは10個のEO単位を有するC12〜C14脂肪族アルコールエトキシレートC4−アルキルエーテル、最も好ましくは約10個のEO単位を有するラウリル脂肪族アルコールエトキシブチルエーテルと
を含み、成分の質量%は洗浄組成物の合計質量に基づく。
−約50質量%以上約90質量%以下、好ましくは約60質量%以上約85質量%以下、より好ましくは約65質量%以上約80質量%以下、最も好ましくは約70質量%以上約75質量%以下の、ジエチレングリコールモノブチルエーテルと;
−約0.5質量%以上約3質量%以下、好ましくは約0.75質量%以上約2.5質量%以下、更に好ましくは約1質量%以上約2質量%以下、最も好ましくは約1.6質量%以上約1.8質量%以下の、少なくとも一つのC2〜C8有機酸、より好ましくはクエン酸と;
−約0.35質量%以上約3.5質量%以下、より好ましくは約0.7質量%以上約2.8質量%以下、最も好ましくは約1.4質量%以上約2質量%以下の、少なくとも一つの非イオン性界面活性剤、好ましくは、3〜15個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位、好ましくは5〜10個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位を有する、C8〜C18脂肪族アルコールアルコキシル化C2〜C6アルキルエーテル、より好ましくは10個のEO単位を有するC12〜C14脂肪族アルコールエトキシレートC4−アルキルエーテル、最も好ましくは約10個のEO単位を有するラウリル脂肪族アルコールエトキシブチルエーテルと;
−約0.05質量%以上約1質量%以下、より好ましくは約0.1質量%以上約0.6質量%以下、最も好ましくは約0.2質量%以上約0.5質量%以下の、少なくとも一つの封鎖剤、より好ましくはテトラナトリウムN,N−ビス(カルボキシラトメチル)−L−グルタメート(GLDA)と
を含み、成分の質量%は洗浄組成物の合計質量に基づく。
−約50質量%以上約90質量%以下、好ましくは約60質量%以上約85質量%以下、より好ましくは約65質量%以上約80質量%以下、最も好ましくは約70質量%以上約75質量%以下のジエチレングリコールモノブチルエーテルと;
−約0.5質量%以上約3質量%以下、好ましくは約0.75質量%以上約2.5質量%以下、更に好ましくは約1質量%以上約2質量%以下、最も好ましくは約1.6質量%以上約1.8質量%以下の、少なくとも一つのC2〜C8有機酸、より好ましくはクエン酸と;
−約0.35質量%以上約3.5質量%以下、より好ましくは約0.7質量%以上約2.8質量%以下、最も好ましくは約1.4質量%以上約2質量%以下の、少なくとも一つの非イオン性界面活性剤、好ましくは、3〜15個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位、好ましくは5〜10個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位を有する、C8〜C18脂肪族アルコールアルコキシル化C2〜C6アルキルエーテル、より好ましくは10個のEO単位を有するC12〜C14脂肪族アルコールエトキシレートC4−アルキルエーテル、最も好ましくは約10個のEO単位を有するラウリル脂肪族アルコールエトキシブチルエーテルと;
−約0.1質量%以上約2.5質量%以下、より好ましくは約0.5質量%以上約2質量%以下、最も好ましくは約1質量%以上約1.5質量%以下の、少なくとも一つの腐食防止剤、好ましくはベンゾトリアゾール、更に好ましくはPolygon PCG 1419及び/又はPolygon PCG 1831、最も好ましくは少なくとも一つのリン酸二水素メチル及び/又はメチル−1H−ベンゾトリアゾールと
を含み、成分の質量%は洗浄組成物の合計質量に基づく。
−約50質量%以上約90質量%以下、好ましくは約60質量%以上約85質量%以下、より好ましくは約65質量%以上約80質量%以下、最も好ましくは約70質量%以上約75質量%以下の、ジエチレングリコールモノブチルエーテルと;
−約0質量%以上約5質量%以下、好ましくは約0.5質量%以上約3質量%以下、更に好ましくは約0.75質量%以上約2.5質量%以下、より好ましくは約1質量%以上約2質量%以下、最も好ましくは約1.6質量%以上約1.8質量%以下の、少なくとも一つのC2〜C8有機酸、より好ましくはクエン酸と;
−約0質量%以上約5質量%以下、好ましくは約0.35質量%以上約3.5質量%以下、より好ましくは約0.7質量%以上約2.8質量%以下、最も好ましくは約1.4質量%以上約2質量%以下の、少なくとも一つの非イオン性界面活性剤、好ましくは、3〜15個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位、好ましくは5〜10個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位を有する、C8〜C18脂肪族アルコールアルコキシル化C2〜C6アルキルエーテル、より好ましくは10個のEO単位を有するC12〜C14脂肪族アルコールエトキシレートC4−アルキルエーテル、最も好ましくは約10個のEO単位を有するラウリル脂肪族アルコールエトキシブチルエーテルと;
−約0質量%以上約5質量%以下、好ましくは約0.05質量%以上約1質量%以下、より好ましくは約0.1質量%以上約0.6質量%以下、最も好ましくは約0.2質量%以上約0.5質量%以下の、少なくとも一つの封鎖剤、より好ましくはテトラナトリウムN,N−ビス(カルボキシラトメチル)−L−グルタメート(GLDA)と;
−約0質量%以上約3質量%以下、好ましくは約0.1質量%以上約2.5質量%以下、より好ましくは約0.5質量%以上約2質量%以下、最も好ましくは約1質量%以上約1.5質量%以下の、少なくとも一つの腐食防止剤、好ましくは、ベンゾトリアゾール、更に好ましくはPolygon PCG 1419及び/又はPolygon PCG 1831、最も好ましくは少なくとも一つのリン酸二水素メチル及び/又はメチル−1H−ベンゾトリアゾールと;
−100質量%まで加えられた水と
を含み、成分の質量%は洗浄組成物の合計質量に基づき、洗浄組成物の全ての成分の質量%は100質量%を超えないよう選択される。
洗浄組成物は、希釈された、又はいわゆる「即使用可能」組成物の形態で存在することができる。希釈組成物は、例えば水、例えば脱イオン水、都市水、又は水道水と、一つ又は複数の濃縮物とを組み合わせることによって、濃縮物から導いてもよい。いわゆる即使用可能組成物を処理して、硬度を低減してもよい。
−約1質量%以上約2質量%以下、好ましくは約1.2質量%以上約1.8質量%以下、より好ましくは約1.3質量%以上約1.6質量%以下、最も好ましくは約1.4質量%以上約1.5質量%以下のジエチレングリコールモノブチルエーテルと;
−約0.01質量%以上約0.06質量%以下、更に好ましくは約0.015質量%以上約0.05質量%以下、より好ましくは約0.02質量%以上約0.04質量%以下、最も好ましくは約0.03質量%以上約0.04質量%以下の、少なくとも一つのC2〜C8有機酸、より好ましくはクエン酸と
を含んでもよく、成分の質量%は洗浄組成物の合計質量に基づく。
−約1質量%以上約2質量%以下、好ましくは約1.2質量%以上約1.8質量%以下、より好ましくは約1.3質量%以上約1.6質量%以下、最も好ましくは約1.4質量%以上約1.5質量%以下のジエチレングリコールモノブチルエーテルと;
−約0.01質量%以上約0.06質量%以下、更に好ましくは約0.015質量%以上約0.05質量%以下、より好ましくは約0.02質量%以上約0.04質量%以下、最も好ましくは約0.03質量%以上約0.04質量%以下の、少なくとも一つのC2〜C8有機酸、より好ましくはクエン酸と;
−約0.007質量%以上約0.07質量%以下、更に好ましくは約0.014質量%以上約0.06質量%以下、最も好ましくは約0.028質量%以上約0.04質量%以下の、少なくとも一つの非イオン性界面活性剤、好ましくは、3〜15個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位、好ましくは5〜10個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位を有する、C8〜C18脂肪族アルコールアルコキシル化C2〜C6アルキルエーテル、より好ましくは10個のEO単位を有するC12〜C14脂肪族アルコールエトキシレートC4−アルキルエーテル、最も好ましくは約10個のEO単位を有するラウリル脂肪族アルコールエトキシブチルエーテルと
を含んでもよく、成分の質量%は洗浄組成物の合計質量に基づく。
−約1質量%以上約2質量%以下、好ましくは約1.2質量%以上約1.8質量%以下、より好ましくは約1.3質量%以上約1.6質量%以下、最も好ましくは約1.4質量%以上約1.5質量%以下のジエチレングリコールモノブチルエーテルと;
−約0.01質量%以上約0.06質量%以下、更に好ましくは約0.015質量%以上約0.05質量%以下、より好ましくは約0.02質量%以上約0.04質量%以下、最も好ましくは約0.03質量%以上約0.04質量%以下の、少なくとも一つのC2〜C8有機酸、より好ましくはクエン酸と;
−約0.007質量%以上約0.07質量%以下、更に好ましくは約0.014質量%以上約0.06質量%以下、最も好ましくは約0.028質量%以上約0.04質量%以下の、少なくとも一つの非イオン性界面活性剤、好ましくは、3〜15個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位、好ましくは5〜10個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位を有する、C8〜C18脂肪族アルコールアルコキシル化C2〜C6アルキルエーテル、より好ましくは10個のEO単位を有するC12〜C14脂肪族アルコールエトキシレートC4−アルキルエーテル、最も好ましくは約10個のEO単位を有するラウリル脂肪族アルコールエトキシブチルエーテルと;
−約0.001質量%以上約0.02質量%以下、更に好ましくは約0.002質量%以上約0.012質量%以下、最も好ましくは約0.004質量%以上約0.01質量%以下の、少なくとも一つの封鎖剤、より好ましくはテトラナトリウムN,N−ビス(カルボキシラトメチル)−L−グルタメート(GLDA)と
を含んでもよく、成分の質量%は洗浄組成物の合計質量に基づく。
−約1質量%以上約2質量%以下、好ましくは約1.2質量%以上約1.8質量%以下、より好ましくは約1.3質量%以上約1.6質量%以下、最も好ましくは約1.4質量%以上約1.5質量%以下のジエチレングリコールモノブチルエーテルと;
−約0.01質量%以上約0.06質量%以下、更に好ましくは約0.015質量%以上約0.05質量%以下、より好ましくは約0.02質量%以上約0.04質量%以下、最も好ましくは約0.03質量%以上約0.04質量%以下の、少なくとも一つのC2〜C8有機酸、より好ましくはクエン酸と;
−約0.007質量%以上約0.07質量%以下、更に好ましくは約0.014質量%以上約0.06質量%以下、最も好ましくは約0.028質量%以上約0.04質量%以下の、少なくとも一つの非イオン性界面活性剤、好ましくは、3〜15個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位、好ましくは5〜10個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位を有する、C8〜C18脂肪族アルコールアルコキシル化C2〜C6アルキルエーテル、より好ましくは10個のEO単位を有するC12〜C14脂肪族アルコールエトキシレートC4−アルキルエーテル、最も好ましくは約10個のEO単位を有するラウリル脂肪族アルコールエトキシブチルエーテルと;
−約0.002質量%以上約0.05質量%以下、更に好ましくは約0.01質量%以上約0.04質量%以下、最も好ましくは約0.02質量%以上約0.03質量%以下の、少なくとも一つの腐食防止剤、好ましくは、ベンゾトリアゾール、更に好ましくはPolygon PCG 1419及び/又はPolygon PCG 1831、最も好ましくは少なくとも一つのリン酸二水素メチル及び/又はメチル−1H−ベンゾトリアゾールと
を含んでもよく、成分の質量%は洗浄組成物の合計質量に基づく。
−約1質量%以上約2質量%以下、好ましくは約1.2質量%以上約1.8質量%以下、より好ましくは約1.3質量%以上約1.6質量%以下、最も好ましくは約1.4質量%以上約1.5質量%以下のジエチレングリコールモノブチルエーテルと;
−約0質量%以上約0.1質量%以下、好ましくは約0.01質量%以上約0.06質量%以下、更に好ましくは約0.015質量%以上約0.05質量%以下、より好ましくは約0.02質量%以上約0.04質量%以下、最も好ましくは約0.03質量%以上約0.04質量%以下の、少なくとも一つのC2〜C8有機酸、より好ましくはクエン酸と;
−約0質量%以上約0.1質量%以下、好ましくは約0.007質量%以上約0.07質量%以下、更に好ましくは約0.014質量%以上約0.06質量%以下、最も好ましくは約0.028質量%以上約0.04質量%以下の、少なくとも一つの非イオン性界面活性剤、好ましくは、3〜15個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位、好ましくは5〜10個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位を有する、C8〜C18脂肪族アルコールアルコキシル化C2〜C6アルキルエーテル、より好ましくは10個のEO単位を有するC12〜C14脂肪族アルコールエトキシレートC4−アルキルエーテル、最も好ましくは約10個のEO単位を有するラウリル脂肪族アルコールエトキシブチルエーテルと;
−約0質量%以上約0.1質量%以下、好ましくは約0.001質量%以上約0.02質量%以下、更に好ましくは約0.002質量%以上約0.012質量%以下、最も好ましくは約0.004質量%以上約0.01質量%以下の、少なくとも一つの封鎖剤、より好ましくはテトラナトリウムN,N−ビス(カルボキシラトメチル)−L−グルタメート(GLDA)と;
−約0質量%以上約0.06質量%以下、好ましくは約0.002質量%以上約0.05質量%以下、より好ましくは約0.01質量%以上約0.04質量%以下、最も好ましくは約0.02質量%以上約0.03質量%以下の、少なくとも一つの腐食防止剤、好ましくは、ベンゾトリアゾール、更に好ましくはPolygon PCG 1419及び/又はPolygon PCG 1831、最も好ましくは少なくとも一つのリン酸二水素メチル及び/又はメチル−1H−ベンゾトリアゾールと;
100質量%まで加えられた水と
を含んでもよく、成分の質量%は洗浄組成物の合計質量に基づき、洗浄組成物の全ての成分の質量%は100質量%を超えないよう選択される。
表面、例えば硬質表面及び/又は軟質表面から、アクリルベースポリマー(コーティング?)又はポリマー材料、好ましくは、そのような材料を使用する際に用いる容器及び他の設備からアクリルベースポリマーコーティング材料、例えばアクリルベースポリマー錠剤コーティングを除去するために、洗浄組成物を使用することができる。様々なアクリルベースポリマー材料は、薬物のための遅延放出性コーティング、例えば消化器官の遅延放出性、並びに例えば食品、ヒト及び動物の消費のための材料のコーティングとして有用である。そのようなコーティングされた製品の製造において使用される処理装置は、多くの場合、そのようなポリマー材料によってひどく覆われる。繰り返される洗浄作業の一部として、問題の装置部品は運転を休止して処理され、設備の表面、例えば内部又は内側の表面上に位置するアクリルベースポリマー材料を除去する。
下表Iに掲げるように成分を混合することによって、本発明の例E1〜E3及び比較例C1〜C3の組成物を調製した。
*2=脱イオン水
*3=無水クエン酸
E1−軟鋼板は12分後にきれいであった/コーティングの約95%の除去。
E2−軟鋼板は5分後にきれいであった/コーティングの約99%の除去。
E3−軟鋼板は10分後にきれいであった/コーティングの約90%の除去。
C1−軟鋼板は20分後にきれいではなかった/コーティングの約80%未満の除去
C2−軟鋼板は20分後にきれいではなかった/コーティングの約10%未満の除去。
C3−軟鋼板は20分後にきれいではなかった/コーティングの約70%未満の除去。
下表IIに掲げるような成分を混合することによって、本発明の例E4及び比較例C4〜C8の組成物を調製した。
*2=脱イオン水
*3=無水クエン酸
*4=約10個のEO単位を有するラウリル脂肪族アルコールエトキシブチルエーテル
*5=テトラナトリウムN,N−ビス(カルボキシラトメチル)−L−グルタメート(GLDA)
*6=15〜25%のリン酸二水素メチルを含む中和されたPolygon PCG 1419、及び約2%以下のメチル−1H−ベンゾトリアゾールを含むPolygon PCG 1831
E4−軟鋼板は20分後にきれいであった/コーティングの約80%超の除去。
C4−軟鋼板は20分後にきれいではなかった/コーティングの約65%未満の除去
C5−軟鋼板は20分後にきれいではなかった/コーティングの約75%未満の除去
C6−軟鋼板は20分後にきれいではなかった/コーティングの約10%未満の除去
C7−軟鋼板は20分後にきれいではなかった/コーティングの約65%未満の除去
C8−軟鋼板は20分後にきれいではなかった/コーティングの約75%未満の除去
下表IIIに掲げるような成分を混合することによって、本発明の例E5及び比較例C9〜C13の組成物を調製した。
*2=脱イオン水
*3=無水クエン酸
*4=約10個のEO単位を有するラウリル脂肪族アルコールエトキシブチルエーテル
*5=テトラナトリウムN,N−ビス(カルボキシラトメチル)−L−グルタメート(GLDA)
*6=15〜25%のリン酸二水素メチルを含む中和されたPolygon PCG 1419、及び約2%以下のメチル−1H−ベンゾトリアゾールを含むPolygon PCG 1831
E5−軟鋼板は20分後にきれいであった/コーティングの約95%超の除去。
C9−軟鋼板は20分後にきれいではなかった/コーティングの約70%未満の除去
C10−軟鋼板は20分後にきれいではなかった/コーティングの約85%未満の除去
C11−軟鋼板は20分後にきれいではなかった/コーティングの約15%未満の除去
C12−軟鋼板は20分後にきれいではなかった/コーティングの約70%未満の除去
C13−軟鋼板は20分後にきれいではなかった/コーティングの約80%未満の除去
下表VIに掲げるような成分を混合することによって、本発明の例E6及び比較例C14〜C18の組成物を調製した。
*2=脱イオン水
*3=無水クエン酸
*4=約10個のEO単位を有するラウリル脂肪族アルコールエトキシブチルエーテル
*5=テトラナトリウムN,N−ビス(カルボキシラトメチル)−L−グルタメート(GLDA)
*6=15〜25%のリン酸二水素メチルを含む中和されたPolygon PCG 1419、及び約2%以下のメチル−1H−ベンゾトリアゾールを含むPolygon PCG 1831
E6−軟鋼板は20分後にきれいであった/コーティングの約100%の除去。
C14−軟鋼板は20分後にきれいではなかった/コーティングの約75%未満の除去
C15−軟鋼板は20分後にきれいではなかった/コーティングの約90%未満の除去
C16−軟鋼板は20分後にきれいではなかった/コーティングの約10%未満の除去
C17−軟鋼板は20分後にきれいではなかった/コーティングの約75%未満の除去
C18−軟鋼板は20分後にきれいではなかった/コーティングの約85%未満の除去
この試験方法は、洗浄組成物C19と比較して、E7、E8、及びE9の強化された腐食抑制を評価する基礎を提供する。
*2=脱イオン水
*3=無水クエン酸
*4=約10個のEO単位を有するラウリル脂肪族アルコールエトキシブチルエーテル
*5=テトラナトリウムN,N−ビス(カルボキシラトメチル)−L−グルタメート(GLDA)
*6=15〜25%のリン酸二水素メチルを含む中和されたPolygon PCG 1419、及び約2%以下のメチル−1H−ベンゾトリアゾールを含むPolygon PCG 1831
それぞれの試験条件のための350mL広首スクリューキャップフラスコ
アセトン
100mm×50mm×1.0mmのアルミニウム試験プレート
100mm×50mm×1.0mmの軟鋼試験プレート
100mm×50mm×1.0mmの銅試験プレート
100mm×50mm×1.0mmの真鍮試験プレート
(アルミニウム、軟鋼、銅、及び真鍮試験プレートは使用前にアセトンで洗浄した)
きれいなペーパータオル
ストップウォッチ
乾燥オーブン
0.0001の位まで計量することができる分析天秤
洗浄組成物E7、E8、E9、及びC19を、脱イオン水で2質量%の洗浄溶液へと希釈した。100mm×50mm×1.0mmのアルミニウム、軟鋼、銅、及び真鍮試験プレートの質量を記録し、次にそれぞれ350mL広首スクリューキャップフラスコの底面の中心領域に置いた。アルミニウム、軟鋼、銅、及び真鍮試験プレートを完全に水に沈めた。その後、温度約23℃の上記2質量%の洗浄溶液E7、E8、E9、及びC19で、それぞれの広首スクリューキャップフラスコを上まで満たした。広首スクリューキャップフラスコをキャップで閉じ、温度約23℃で7日間置いた。その後、アルミニウム、軟鋼、銅、及び真鍮試験プレートを除去し、脱イオン水ですすぎ、きれいなペーパータオル上に置き、温度約23℃で乾燥させた。次にアルミニウム、軟鋼、銅、及び真鍮試験プレートを計量し、質量は小数点以下4桁(fourth place)までとった。その後、アルミニウム、軟鋼、銅、及び真鍮試験プレートを、広首スクリューキャップフラスコ中の新しい2質量%の洗浄溶液中に、更に7日間戻した。その後、アルミニウム、軟鋼、銅、及び真鍮試験プレートを除去し、脱イオン水ですすぎ、きれいなペーパータオル上に置き、温度約23℃で乾燥させた。質量の減少を算出した。それぞれの実験について3つの試験を行い、平均質量減少を決定した。
軟鋼
E7−平均質量減少0.0071
E8−平均質量減少0.1194
E9−平均質量減少0.1805
C19−平均質量減少1.2205
E7−平均質量減少0.0945
E8−平均質量減少0.1296
E9−平均質量減少0.1115
C19−平均質量減少0.4805
E7−平均質量減少0.0398
E8−平均質量減少0.0063
E9−平均質量減少0.0769
C19−平均質量減少0.0705
E7−平均質量減少0.0620
E8−平均質量減少0.0052
E9−平均質量減少0.0293
C19−平均質量減少0.1594
[1]
アクリルベースポリマー材料を除去するための液体洗浄組成物であって:
−ジエチレングリコールモノブチルエーテルと;
−水と;
を含む、液体洗浄組成物。
[2]
−ジエチレングリコールモノブチルエーテルと、
−少なくとも一つのC 2 〜C 10 有機酸と、
−水と
を含む、項目1に記載の洗浄組成物。
[3]
a)前記ジエチレングリコールモノブチルエーテルと、b)C 2 〜C 8 有機酸、好ましくはクエン酸との質量%比は、前記洗浄組成物の合計質量に基づいて、約150:1〜約30:1、好ましくは約100:1〜約40:1、より好ましくは約95:1〜約60:1、更に好ましくは約90:1〜約70:1、最も好ましくは約85:1〜約80:1である、項目1又は2に記載の洗浄組成物。
[4]
−ジエチレングリコールモノブチルエーテルと、
−少なくとも一つのC 2 〜C 10 有機酸、好ましくはクエン酸と、
−少なくとも一つの非イオン性界面活性剤、好ましくは10個のEO単位を有するC 12 〜C 14 脂肪族アルコールエトキシレートC 4 −アルキルエーテル、最も好ましくは約10個のEO単位を有するラウリル脂肪族アルコールエトキシブチルエーテルと、
−任意の少なくとも一つの封鎖剤、好ましくはテトラナトリウムN,N−ビス(カルボキシレート−メチル)−L−グルタメート(GLDA)と
−任意の少なくとも一つの腐食防止剤、好ましくは少なくとも一つのベンゾトリアゾール、及び最も好ましくは少なくとも一つのリン酸二水素メチル及び/又はメチル−1H−ベンゾトリアゾールと;
−水と
を含む、項目1〜3のいずれか一項に記載の洗浄組成物。
[5]
C 2 〜C 10 有機酸が、酢酸、プロピオン酸、イソプロピオン酸、ブタン酸、ペンタン酸、ヘキサン酸、ヘプタン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、グリコール酸、クエン酸、乳酸、酒石酸、フマル酸、リンゴ酸、イタコン酸、アスコルビン酸、安息香酸、サリチル酸、及び/又はコハク酸を含む群から選択され、より好ましくはクエン酸である、項目1〜4のいずれか一項に記載の洗浄組成物。
[6]
界面活性剤、好ましくは非イオン性界面活性剤を更に含み、前記非イオン性界面活性剤は、
(i)約1〜約8モルのエチレンオキシド単位と、8モルのプロピレンオキシド単位とを有する、C 12〜18 アルキルポリエチレングリコールポリプロピレングリコールエーテル、
(ii)約1〜約8モルのエチレンオキシド単位と、8モルのブチレンオキシド単位とを有する、C 12〜18 アルキルポリエチレンポリブチレングリコールエーテル、
(iii)末端封鎖したアルキルポリアルキレングリコール混合エーテル、
(iv)約1〜約4の重合度を有するC 8〜14 アルキルポリグルコシド、
(v)約3〜約8個のエチレンオキシド単位を有する、C 12〜14 アルキルポリエチレングリコール、
(vi)グルカミド、
(vii)ヒドロキシ混合エーテル、
(viii)脂肪族アルコールアルコキシレート、
(ix)より好ましくは、約3〜約15個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位、好ましくは約5〜約10個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位を有する、C 8 〜C 18 脂肪族アルコールアルコキシレートC 2 〜C 6 アルキルエーテル、
(x)最も好ましくは、C 8 〜C 18 脂肪族アルコールC 2 〜C 10 アルキルポリグリコシド、及びその混合物、約10個のEO単位を有するラウリル脂肪族アルコールエトキシブチルエーテル
からなる群から選択される、項目1〜5のいずれか一項に記載の洗浄組成物。
[7]
グルコン酸ナトリウム、ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)のペンタナトリウム塩、グルコヘプトン酸ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)の塩、エチレンジアミン四酢酸の塩、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸の塩、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸の塩、ニトリロ三酢酸の塩、ニトリロ三酢酸(NTA)の塩、ジエタノールグリシンナトリウム塩、エタノールジグリシン二ナトリウム塩、ヒドロキシモノカルボン酸化合物の塩、ヒドロキシジカルボン酸化合物の塩、アミン含有カルボン酸の塩、テトラナトリウムN,N−ビス(カルボキシラトメチル)−L−グルタメート(GLDA)、ヒドロキシエチルエチレン−ジアミン三酢酸(HEDTA)、メチルグリシン二酢酸(MGDA)、及びこれらの混合物の群から選択される少なくとも一つの封鎖剤組成物、最も好ましくはテトラナトリウムN,N−ビス(カルボキシラトメチル)−L−グルタメート(GLDA)を更に含む、項目1〜6のいずれか一項に記載の洗浄組成物。
[8]
シリケート、ケイ酸ナトリウム、二ケイ酸ナトリウム、酢酸カルシウム、塩化カルシウム、グルコン酸カルシウム、リン酸カルシウム、ホウ酸カルシウム、炭酸カルシウム、クエン酸カルシウム、乳酸カルシウム、硫酸カルシウム、酒石酸カルシウム、ベンゾトリアゾール、1,2,3−ベンゾトリアゾール、又は任意のこれらの組み合わせを含む群から選択される少なくとも一つの腐食防止剤、より好ましくは少なくとも一つのベンゾトリアゾール、最も好ましくは少なくとも一つのリン酸二水素メチル及び/又はメチル−1H−ベンゾトリアゾールを更に含む、項目1〜7のいずれか一項に記載の洗浄組成物。
[9]
−約50質量%以上約90質量%以下、好ましくは約60質量%以上約85質量%以下、より好ましくは約65質量%以上約80質量%以下、最も好ましくは約70質量%以上約75質量%以下のジエチレングリコールモノブチルエーテルと;
−約0質量%以上約5質量%以下、好ましくは約0.5質量%以上約3質量%以下、更に好ましくは約0.75質量%以上約2.5質量%以下、より好ましくは約1質量%以上約2質量%以下、最も好ましくは約1.6質量%以上約1.8質量%以下の、少なくとも一つのC 2 〜C 8 有機酸、より好ましくはクエン酸と;
−約0質量%以上約5質量%以下、好ましくは約0.35質量%以上約3.5質量%以下、より好ましくは約0.7質量%以上約2.8質量%以下、最も好ましくは約1.4質量%以上約2質量%以下の、少なくとも一つの非イオン性界面活性剤、好ましくは、3〜15個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位、好ましくは5〜10個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位を有する、C 8 〜C 18 脂肪族アルコールアルコキシル化C 2 〜C 6 アルキルエーテル、より好ましくは10個のEO単位を有するC 12 〜C 14 脂肪族アルコールエトキシレートC 4 −アルキルエーテル、最も好ましくは約10個のEO単位を有するラウリル脂肪族アルコールエトキシブチルエーテルと;
−約0質量%以上約5質量%以下、好ましくは約0.05質量%以上約1質量%以下、より好ましくは約0.1質量%以上約0.6質量%以下、最も好ましくは約0.2質量%以上約0.5質量%以下の、少なくとも一つの封鎖剤、より好ましくはテトラナトリウムN,N−ビス(カルボキシラトメチル)−L−グルタメート(GLDA)と;
−約0質量%以上約3質量%以下、好ましくは約0.1質量%以上約2.5質量%以下、より好ましくは約0.5質量%以上約2質量%以下、最も好ましくは約1質量%以上約1.5質量%以下の、少なくとも一つの腐食防止剤、好ましくはベンゾトリアゾール、最も好ましくは少なくとも一つのリン酸二水素メチル及び/又はメチル−1H−ベンゾトリアゾールと;
100質量%まで加えられた水と
を含み、成分の質量%は洗浄組成物の合計質量に基づき、洗浄組成物の全ての成分の質量%は100質量%を超えないよう選択される、
濃縮組成物の形態の、項目1〜8のいずれか一項に記載の洗浄組成物。
[10]
前記濃縮洗浄組成物が、少なくとも一つの溶媒、好ましくは水で、10〜1000倍、好ましくは20〜500倍、更に好ましくは30〜200倍、より好ましくは40〜150倍、最も好ましくは50〜100倍に希釈された希釈組成物の形態の、項目1〜9のいずれか一項に記載の洗浄組成物。
[11]
−約1質量%以上約2質量%以下、好ましくは約1.2質量%以上約1.8質量%以下、より好ましくは約1.3質量%以上約1.6質量%以下、最も好ましくは約1.4質量%以上約1.5質量%以下のジエチレングリコールモノブチルエーテルと;
−約0質量%以上約0.1質量%以下、好ましくは約0.01質量%以上約0.06質量%以下、更に好ましくは約0.015質量%以上約0.05質量%以下、より好ましくは約0.02質量%以上約0.04質量%以下、最も好ましくは約0.03質量%以上約0.04質量%以下の、少なくとも一つのC 2 〜C 8 有機酸、より好ましくはクエン酸と;
−約0質量%以上約0.1質量%以下、好ましくは約0.007質量%以上約0.07質量%以下、更に好ましくは約0.014質量%以上約0.06質量%以下、最も好ましくは約0.028質量%以上約0.04質量%以下の、少なくとも一つの非イオン性界面活性剤、好ましくは、3〜15個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位、好ましくは5〜10個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位を有する、C 8 〜C 18 脂肪族アルコールアルコキシル化C 2 〜C 6 アルキルエーテル、より好ましくは10個のEO単位を有するC 12 〜C 14 脂肪族アルコールエトキシレートC 4 −アルキルエーテル、最も好ましくは約10個のEO単位を有するラウリル脂肪族アルコールエトキシブチルエーテルと;
−約0質量%以上約0.1質量%以下、好ましくは約0.001質量%以上約0.02質量%以下、更に好ましくは約0.002質量%以上約0.012質量%以下、最も好ましくは約0.004質量%以上約0.01質量%以下の、少なくとも一つの封鎖剤、より好ましくはテトラナトリウムN,N−ビス(カルボキシラトメチル)−L−グルタメート(GLDA)と;
−約0質量%以上約0.06質量%以下、好ましくは約0.002質量%以上約0.05質量%以下、より好ましくは約0.01質量%以上約0.04質量%以下、最も好ましくは約0.02質量%以上約0.03質量%以下の、少なくとも一つの腐食防止剤、好ましくはベンゾトリアゾール、最も好ましくは少なくとも一つのリン酸二水素メチル及び/又はメチル−1H−ベンゾトリアゾールと;
100質量%まで加えられた水と
を含み、成分の質量%は洗浄組成物の合計質量に基づき、洗浄組成物の全ての成分の質量%は100質量%を超えないよう選択される、
希釈組成物の形態の、項目1〜10のいずれか一項に記載の洗浄組成物。
[12]
表面からアクリルベースポリマー材料を除去する方法であって、前記表面上に位置する前記アクリルベースポリマー材料を、項目1〜11のいずれか一項に記載の洗浄組成物と接触させることと;
前記洗浄組成物とともに前記表面から前記アクリルベースポリマー材料を除去することと
を含む、方法。
[13]
前記アクリルベースポリマー材料が、アクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸及び/又はメタクリル酸エステル、好ましくはメタクリル酸及び/又はメタクリル酸エステル、最も好ましくは腸溶コーティングとして有用なアクリルベースポリマー材料である、項目12に記載の方法。
[14]
前記洗浄組成物は、約23℃の室温以上約80℃以下で使用され、好ましくは、前記洗浄組成物は、約50℃以上約75℃未満、又は好ましくは約60℃以上約75℃以下、最も好ましくは約75℃の高温で使用される、項目12又は13に記載の方法。
[15]
前記洗浄組成物は、約30秒〜約2時間、又は約1分〜約1時間、好ましくは10分〜30分、最も好ましくは20分間使用される、項目12〜14のいずれか一項に記載の方法。
Claims (15)
- アクリルベースポリマー材料を除去するための液体洗浄組成物であって:
−ジエチレングリコールモノブチルエーテルと;
−水と;
を含む、液体洗浄組成物。 - −ジエチレングリコールモノブチルエーテルと、
−少なくとも一つのC2〜C10有機酸と、
−水と
を含む、請求項1に記載の洗浄組成物。 - a)前記ジエチレングリコールモノブチルエーテルと、b)C2〜C8有機酸、好ましくはクエン酸との質量%比は、前記洗浄組成物の合計質量に基づいて、約150:1〜約30:1、好ましくは約100:1〜約40:1、より好ましくは約95:1〜約60:1、更に好ましくは約90:1〜約70:1、最も好ましくは約85:1〜約80:1である、請求項1又は2に記載の洗浄組成物。
- −ジエチレングリコールモノブチルエーテルと、
−少なくとも一つのC2〜C10有機酸、好ましくはクエン酸と、
−少なくとも一つの非イオン性界面活性剤、好ましくは10個のEO単位を有するC12〜C14脂肪族アルコールエトキシレートC4−アルキルエーテル、最も好ましくは約10個のEO単位を有するラウリル脂肪族アルコールエトキシブチルエーテルと、
−任意の少なくとも一つの封鎖剤、好ましくはテトラナトリウムN,N−ビス(カルボキシレート−メチル)−L−グルタメート(GLDA)と
−任意の少なくとも一つの腐食防止剤、好ましくは少なくとも一つのベンゾトリアゾール、及び最も好ましくは少なくとも一つのリン酸二水素メチル及び/又はメチル−1H−ベンゾトリアゾールと;
−水と
を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の洗浄組成物。 - C2〜C10有機酸が、酢酸、プロピオン酸、イソプロピオン酸、ブタン酸、ペンタン酸、ヘキサン酸、ヘプタン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、グリコール酸、クエン酸、乳酸、酒石酸、フマル酸、リンゴ酸、イタコン酸、アスコルビン酸、安息香酸、サリチル酸、及び/又はコハク酸を含む群から選択され、より好ましくはクエン酸である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の洗浄組成物。
- 界面活性剤、好ましくは非イオン性界面活性剤を更に含み、前記非イオン性界面活性剤は、
(i)約1〜約8モルのエチレンオキシド単位と、8モルのプロピレンオキシド単位とを有する、C12〜18アルキルポリエチレングリコールポリプロピレングリコールエーテル、
(ii)約1〜約8モルのエチレンオキシド単位と、8モルのブチレンオキシド単位とを有する、C12〜18アルキルポリエチレンポリブチレングリコールエーテル、
(iii)末端封鎖したアルキルポリアルキレングリコール混合エーテル、
(iv)約1〜約4の重合度を有するC8〜14アルキルポリグルコシド、
(v)約3〜約8個のエチレンオキシド単位を有する、C12〜14アルキルポリエチレングリコール、
(vi)グルカミド、
(vii)ヒドロキシ混合エーテル、
(viii)脂肪族アルコールアルコキシレート、
(ix)より好ましくは、約3〜約15個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位、好ましくは約5〜約10個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位を有する、C8〜C18脂肪族アルコールアルコキシレートC2〜C6アルキルエーテル、
(x)最も好ましくは、C8〜C18脂肪族アルコールC2〜C10アルキルポリグリコシド、及びその混合物、約10個のEO単位を有するラウリル脂肪族アルコールエトキシブチルエーテル
からなる群から選択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の洗浄組成物。 - グルコン酸ナトリウム、ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)のペンタナトリウム塩、グルコヘプトン酸ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)の塩、エチレンジアミン四酢酸の塩、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸の塩、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸の塩、ニトリロ三酢酸の塩、ニトリロ三酢酸(NTA)の塩、ジエタノールグリシンナトリウム塩、エタノールジグリシン二ナトリウム塩、ヒドロキシモノカルボン酸化合物の塩、ヒドロキシジカルボン酸化合物の塩、アミン含有カルボン酸の塩、テトラナトリウムN,N−ビス(カルボキシラトメチル)−L−グルタメート(GLDA)、ヒドロキシエチルエチレン−ジアミン三酢酸(HEDTA)、メチルグリシン二酢酸(MGDA)、及びこれらの混合物の群から選択される少なくとも一つの封鎖剤組成物、最も好ましくはテトラナトリウムN,N−ビス(カルボキシラトメチル)−L−グルタメート(GLDA)を更に含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の洗浄組成物。
- シリケート、ケイ酸ナトリウム、二ケイ酸ナトリウム、酢酸カルシウム、塩化カルシウム、グルコン酸カルシウム、リン酸カルシウム、ホウ酸カルシウム、炭酸カルシウム、クエン酸カルシウム、乳酸カルシウム、硫酸カルシウム、酒石酸カルシウム、ベンゾトリアゾール、1,2,3−ベンゾトリアゾール、又は任意のこれらの組み合わせを含む群から選択される少なくとも一つの腐食防止剤、より好ましくは少なくとも一つのベンゾトリアゾール、最も好ましくは少なくとも一つのリン酸二水素メチル及び/又はメチル−1H−ベンゾトリアゾールを更に含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の洗浄組成物。
- −約50質量%以上約90質量%以下、好ましくは約60質量%以上約85質量%以下、より好ましくは約65質量%以上約80質量%以下、最も好ましくは約70質量%以上約75質量%以下のジエチレングリコールモノブチルエーテルと;
−約0質量%以上約5質量%以下、好ましくは約0.5質量%以上約3質量%以下、更に好ましくは約0.75質量%以上約2.5質量%以下、より好ましくは約1質量%以上約2質量%以下、最も好ましくは約1.6質量%以上約1.8質量%以下の、少なくとも一つのC2〜C8有機酸、より好ましくはクエン酸と;
−約0質量%以上約5質量%以下、好ましくは約0.35質量%以上約3.5質量%以下、より好ましくは約0.7質量%以上約2.8質量%以下、最も好ましくは約1.4質量%以上約2質量%以下の、少なくとも一つの非イオン性界面活性剤、好ましくは、3〜15個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位、好ましくは5〜10個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位を有する、C8〜C18脂肪族アルコールアルコキシル化C2〜C6アルキルエーテル、より好ましくは10個のEO単位を有するC12〜C14脂肪族アルコールエトキシレートC4−アルキルエーテル、最も好ましくは約10個のEO単位を有するラウリル脂肪族アルコールエトキシブチルエーテルと;
−約0質量%以上約5質量%以下、好ましくは約0.05質量%以上約1質量%以下、より好ましくは約0.1質量%以上約0.6質量%以下、最も好ましくは約0.2質量%以上約0.5質量%以下の、少なくとも一つの封鎖剤、より好ましくはテトラナトリウムN,N−ビス(カルボキシラトメチル)−L−グルタメート(GLDA)と;
−約0質量%以上約3質量%以下、好ましくは約0.1質量%以上約2.5質量%以下、より好ましくは約0.5質量%以上約2質量%以下、最も好ましくは約1質量%以上約1.5質量%以下の、少なくとも一つの腐食防止剤、好ましくはベンゾトリアゾール、最も好ましくは少なくとも一つのリン酸二水素メチル及び/又はメチル−1H−ベンゾトリアゾールと;
100質量%まで加えられた水と
を含み、成分の質量%は洗浄組成物の合計質量に基づき、洗浄組成物の全ての成分の質量%は100質量%を超えないよう選択される、
濃縮組成物の形態の、請求項1〜8のいずれか一項に記載の洗浄組成物。 - 前記濃縮洗浄組成物が、少なくとも一つの溶媒、好ましくは水で、10〜1000倍、好ましくは20〜500倍、更に好ましくは30〜200倍、より好ましくは40〜150倍、最も好ましくは50〜100倍に希釈された希釈組成物の形態の、請求項1〜9のいずれか一項に記載の洗浄組成物。
- −約1質量%以上約2質量%以下、好ましくは約1.2質量%以上約1.8質量%以下、より好ましくは約1.3質量%以上約1.6質量%以下、最も好ましくは約1.4質量%以上約1.5質量%以下のジエチレングリコールモノブチルエーテルと;
−約0質量%以上約0.1質量%以下、好ましくは約0.01質量%以上約0.06質量%以下、更に好ましくは約0.015質量%以上約0.05質量%以下、より好ましくは約0.02質量%以上約0.04質量%以下、最も好ましくは約0.03質量%以上約0.04質量%以下の、少なくとも一つのC2〜C8有機酸、より好ましくはクエン酸と;
−約0質量%以上約0.1質量%以下、好ましくは約0.007質量%以上約0.07質量%以下、更に好ましくは約0.014質量%以上約0.06質量%以下、最も好ましくは約0.028質量%以上約0.04質量%以下の、少なくとも一つの非イオン性界面活性剤、好ましくは、3〜15個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位、好ましくは5〜10個のエチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位を有する、C8〜C18脂肪族アルコールアルコキシル化C2〜C6アルキルエーテル、より好ましくは10個のEO単位を有するC12〜C14脂肪族アルコールエトキシレートC4−アルキルエーテル、最も好ましくは約10個のEO単位を有するラウリル脂肪族アルコールエトキシブチルエーテルと;
−約0質量%以上約0.1質量%以下、好ましくは約0.001質量%以上約0.02質量%以下、更に好ましくは約0.002質量%以上約0.012質量%以下、最も好ましくは約0.004質量%以上約0.01質量%以下の、少なくとも一つの封鎖剤、より好ましくはテトラナトリウムN,N−ビス(カルボキシラトメチル)−L−グルタメート(GLDA)と;
−約0質量%以上約0.06質量%以下、好ましくは約0.002質量%以上約0.05質量%以下、より好ましくは約0.01質量%以上約0.04質量%以下、最も好ましくは約0.02質量%以上約0.03質量%以下の、少なくとも一つの腐食防止剤、好ましくはベンゾトリアゾール、最も好ましくは少なくとも一つのリン酸二水素メチル及び/又はメチル−1H−ベンゾトリアゾールと;
100質量%まで加えられた水と
を含み、成分の質量%は洗浄組成物の合計質量に基づき、洗浄組成物の全ての成分の質量%は100質量%を超えないよう選択される、
希釈組成物の形態の、請求項1〜10のいずれか一項に記載の洗浄組成物。 - 表面からアクリルベースポリマー材料を除去する方法であって、前記表面上に位置する前記アクリルベースポリマー材料を、請求項1〜11のいずれか一項に記載の洗浄組成物と接触させることと;
前記洗浄組成物とともに前記表面から前記アクリルベースポリマー材料を除去することと
を含む、方法。 - 前記アクリルベースポリマー材料が、アクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸及び/又はメタクリル酸エステル、好ましくはメタクリル酸及び/又はメタクリル酸エステル、最も好ましくは腸溶コーティングとして有用なアクリルベースポリマー材料である、請求項12に記載の方法。
- 前記洗浄組成物は、約23℃の室温以上約80℃以下で使用され、好ましくは、前記洗浄組成物は、約50℃以上約75℃未満、又は好ましくは約60℃以上約75℃以下、最も好ましくは約75℃の高温で使用される、請求項12又は13に記載の方法。
- 前記洗浄組成物は、約30秒〜約2時間、又は約1分〜約1時間、好ましくは10分〜30分、最も好ましくは20分間使用される、請求項12〜14のいずれか一項に記載の方法。
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JP2009160445A (ja) * | 2003-05-30 | 2009-07-23 | Steris Inc | プリオン感染物質で汚染された表面を洗浄および除染する処方物 |
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