JP2019145301A - 車両用灯具の光学部材固定構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】工学部材を確実に固定して振動等による該エクステンションの抜けを防ぐことができる車両用灯具の光学部材固定構造を提供すること。【解決手段】ハウジング2とその開口部を覆うアウタレンズ3によって画成された灯室4内に、光源5と、エクステンション(光学部材)7を収容して成る車両用灯具1の前記エクステンション7の固定構造として、前記ハウジング2の開口部周縁の一部に垂直に起立する平坦な受け座面2Aを形成し、該受け座面2Aに、前記エクステンション7の外周縁の一部に形成された垂直に起立する平坦な脚部7Aを当て、該脚部7Aを、前記アウタレンズ3の外周縁内面の一部に突設された垂直な押し込みリブ3Aと前記受け座面2Aとで挟み込むことによって、前記エクステンション7を固定する構成を採用する。【選択図】図2
Description
本発明は、車両用灯具のエクステンション、インナーレンズ、リフレクタ、ブラケット等の光学部材の固定構造に関するものである。
例えば、自動二輪車のヘッドランプ等の車両用灯具として、ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成された灯室内に、光源と、該光源から出射する光を反射させるリフレクタと、該リフレクタの周囲を覆うエクステンションを収容して成るものが知られている(例えば、特許文献1参照)。ここで、斯かる車両用灯具における光学部材としてのエクステンションの固定構造を図6に示す。
即ち、図6は従来の車両用灯具のエクステンションの固定構造を示す部分側断面図であり、図示の車両用灯具101においては、ハウジング102の開口部周縁に形成された凹溝102aにアウタレンズ103の外周縁に突設された脚部103aが嵌め込まれ、その嵌め込み部をホットメルト等の接着剤108で接着することによってアウタレンズ103がハウジング102に固定され、このアウタレンズ103とハウジング102によって灯室104が画成されている。
そして、上記灯室104内には、不図示の光源と、該光源から出射する光を車両前方に向けて反射されるリフレクタ106と、該リフレクタ106の周囲を覆うエクステンション107が収納されている。ここで、エクステンション107は、その外周縁の後端部(図6の右端部)がハウジング102の凹溝102aの近くに形成された凹部102bに差し込まれ、その一部が接着剤108によって部分的に接着されることによって固定されている。
しかしながら、図6に示す従来の車両用灯具101におけるエクステンション107の固定構造においては、エクステンション107の外周縁の後端部がハウジング102の凹部102bに差し込まれるとともに、その一部が接着剤108によって固定されているだけであるため、その固定が十分ではなく、振動等によってエクステンション107が抜けて脱落する可能性がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的は、エクステンション、インナーレンズ、リフレクタ、ブラケット等の光学部材を確実に固定して振動等による該エクステンションの抜けを防ぐことができる車両用灯具のエクステンション固定構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成された灯室内に、光源と、光学部材を収容して成る車両用灯具の前記光学部材の固定構造であって、前記ハウジングの開口部周縁の一部に垂直に起立する平坦な受け座面を形成し、該受け座面に、前記光学部材の外周縁の一部に形成された垂直に起立する平坦な脚部を当て、該脚部を、前記アウタレンズの外周縁内面の一部に突設された垂直な押し込みリブと前記受け座面とで挟み込むことによって、前記光学部材を固定することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記受け座面と前記脚部及び前記押し込みリブを、前記ハウジングと前記光学部材及びアウタレンズの各上部左右の対応する箇所にそれぞれ形成したことを特徴とする。
本発明によれば、エクステンション等の光学部材の外周縁の一部に形成された脚部をハウジングの受け座面とアウタレンズの押し込みリブによって挟み込んで光学部材を固定するようにしたため、該光学部材が確実に固定され、振動等によっても光学部材の抜けが発生することがない。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る光学部材固定構造を備える車両用灯具の正面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は本発明に係る光学部材固定構造を示すハウジングと光学部材及びアウタレンズの斜視図、図4は同車両用灯具のハウジングの正面図、図5は同車両用灯具のアウタレンズの裏面図である。
本実施の形態に係る車両用灯具1は、自動二輪車のヘッドランプとして使用されるものであって、図2に示すように、ハウジング2とその前面開口部を覆うアウタレンズ3によって画成された灯室4内に、バルブ等の光源5(図1参照)と、該光源5から出射する光を反射させるリフレクタ6と、該リフレクタ6の周囲を覆うエクステンション7を収容して構成されている。尚、リフレクタ6やエクステンション7は、光学部材を構成するが、本実施の形態では、特にエクステンション7の固定構造について説明する。
上記ハウジング2は、図1、図3及び図4に示すように、光不透過性の不透明樹脂によって正面視多角ボックス状に一体成形されており、その開口部周縁には凹溝2a(図2及び図4参照)が全周に亘って形成されている。
又、前記アウタレンズ3は、図3及び図5に示すように、光透過性の透明樹脂によってハウジング2と同様に正面視多角ボックス状に一体成形されており、図2に示すように、その外周縁に車両後方(図2の右方)に向かって水平に突設された脚部3aをハウジング2の凹溝2aに車両前方から差し込み、その差し込み部をホットメルト等の接着剤8によって接着することによって該アウタレンズ3がハウジング2に固定されており、両者によって前述のように前記灯室4が画成されている。
前記リフレクタ6と前記エクステンション7は、光不透過性の不透明樹脂によってそれぞれ一体成形されており、リフレクタ6の内面の反射面6aにはアルミ蒸着等の反射処理が施されている。
ところで、図2〜図4に示すように、ハウジング2の外周縁に沿って形成された凹溝2aの内側(径方向内側)の左右2箇所には、垂直に起立する平坦な矩形の受け座面2Aがそれぞれ形成されている。
又、図2及び図3に示すように、エクステンション7の外周縁の上部左右(ハウジング2の左右の受け座面2Aに対応する左右2箇所)には、垂直に起立する矩形の平坦な脚部7Aがそれぞれ一体に突設されている。
更に、図2及び図5に示すように、アウタレンズ3の外周縁内面の左右2箇所(ハウジング2の左右の受け座面2Aとエクステンション7の左右の脚部7Aに対応する左右2箇所)には、垂直に起立する押し込みリブ3Aがそれぞれ一体に突設されている。
而して、エクステンション7は、図2に示すように、これの外周縁の上部左右に形成された脚部7Aをハウジング2の左右2箇所に形成された受け座面2Aに当て、これら脚部7Aを、アウタレンズ3の外周縁内面の左右2箇所に突設された押し込みリブ3Aとハウジング2の左右の受け座面2Aとでそれぞれ挟み込むことによって、その上部の左右2箇所が固定される。
上記のようなエクステンション7の固定構造によれば、エクステンション7の外周縁の左右2箇所に形成された脚部7Aをハウジング2の左右の受け座面2Aとアウタレンズ3の左右の押し込みリブ3Aによってそれぞれ挟み込んでエクステンション7を固定するようにしたため、該エクステンション7が確実に固定され、振動等によってもエクステンション7の抜けが発生することがなく、該エクステンション7の脱落が確実に防がれる。
尚、以上は本発明を自動二輪車のヘッドランプとして使用される車両用灯具に対して適用した形態について説明したが、本発明は、光学部材を備える他の任意の車両用灯具に対しても同様に適用可能であることは勿論である。又、本実施の形態においては、光学部材として特にエクステンションの固定構造について説明したが、本発明は、エクステンション以外のインナーレンズ、リフレクタ、ブラケット等の他の任意の光学部材の固定構造に対しても同様に適用可能である。
1 車両用灯具
2 ハウジング
2A ハウジングの受け座面
2a ハウジングの凹溝
3 アウタレンズ
3A アウタレンズの押し込みリブ
3a アウタレンズの脚部
4 灯室
5 光源
6 リフレクタ
6a リフレクタの反射面
7 エクステンション(光学部材)
7A エクステンションの脚部
8 接着剤
2 ハウジング
2A ハウジングの受け座面
2a ハウジングの凹溝
3 アウタレンズ
3A アウタレンズの押し込みリブ
3a アウタレンズの脚部
4 灯室
5 光源
6 リフレクタ
6a リフレクタの反射面
7 エクステンション(光学部材)
7A エクステンションの脚部
8 接着剤
Claims (2)
- ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成された灯室内に、光源と、光学部材を収容して成る車両用灯具の前記光学部材の固定構造であって、
前記ハウジングの開口部周縁の一部に垂直に起立する平坦な受け座面を形成し、該受け座面に、前記光学部材の外周縁の一部に形成された垂直に起立する平坦な脚部を当て、該脚部を、前記アウタレンズの外周縁内面の一部に突設された垂直な押し込みリブと前記受け座面とで挟み込むことによって、前記光学部材を固定することを特徴とする車両用灯具の光学部材固定構造。 - 前記受け座面と前記脚部及び前記押し込みリブを、前記ハウジングと前記光学部材及びアウタレンズの各上部左右の対応する箇所にそれぞれ形成したことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具の光学部材固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018027671A JP2019145301A (ja) | 2018-02-20 | 2018-02-20 | 車両用灯具の光学部材固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2019145301A true JP2019145301A (ja) | 2019-08-29 |
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JP2018027671A Pending JP2019145301A (ja) | 2018-02-20 | 2018-02-20 | 車両用灯具の光学部材固定構造 |
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2018
- 2018-02-20 JP JP2018027671A patent/JP2019145301A/ja active Pending
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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