JP2019143907A - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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浩一 酒井
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Abstract

【課題】ファン効率を向上させた空気調和機の室内機を提供すること。【解決手段】吸込口2から空気を吸込むファン6と、ファン6を駆動させるモータと、吸込口2から吸込まれた空気と熱交換する熱交換部5と、熱交換部5により熱交換された空気が吹き出される吹出口3とを備え、熱交換部5は、前面側熱交換部5aと背面側熱交換部5bとから形成され、天面部5eで接合されているとともに、前面側熱交換部の下端部5a1および背面側熱交換部の下端部5b1は、ファンの回転中心位置6aより下方側に配置されることを特徴とする空気調和機の室内機。【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機の室内機の熱交換器の構成に関するものである。
空気調和機の従来の室内機に配置された熱交換器の構成について、以下、図9、図10に基づいて説明する。
図9、図10に示すように、10は室内の壁11に設置された室内機を構成する横長の筐体である。筐体10の前面には、前部吸込みグリル12aを有する前部吸込み口部12、筐体10の下面には、下部吸込みグリル13aを有する下部吸込み口部13、そして、筐体10の下面の前方部で、前部吸込み口部12と下部吸込み口部13との間には、筐体10の下方前方側に向かって開口部が位置している吹出し口部14が、それぞれ設けてられている。
15は筐体10の内部で略中央の横方向に設置された水平方向の回転軸をもつクロスフローファンで、16は峰部16aをクロスフローファン15に近接して対向させ、クロスフローファン15の風下側に位置するスタビライザで、17はリアガイダで、スタビライザ16とリアガイダ17とで、クロスフローファン15の回転により生じる風を吹出し口部14に案内する筐体10の前方へ向かって下降する送風路18(ディフューザともいう)を形成している。
19、20は、クロスフローファン15の風上側において、クロスフローファン15の前後に位置し、クロスフローファン15を挟むように筐体10内に、それぞれ設けられ、上部19aと下部19bとから成る第1熱交換器と、同じく上部20aと下部20bとから成る第2熱交換器である。
そして、第1熱交換器19は、上部19aをクロスフローファン15側に傾斜させ、下部19bを垂直にした略逆く字状に配置されている。また、第2熱交換器20は、上部20aを垂直に、下部20bを筐体10内の後側に傾斜させた略く字状に配置されている。
21は第1熱交換器19、第2熱交換器20からの結露水を受ける水受け皿、22は水受け皿21の背面に設けた断熱部材、23は各熱交換器19、20に流入する空気を浄化するフィルタである。
なお、フィルタ23は、前部吸込み口部12、下部吸込み口部13を覆うように設けられている。24は第2熱交換器20からの結露水の落下を受ける樋である。
クロスフローファン15を、図10に示す矢印方向に回転すると、筐体10の前部吸込みグリル12aより流入した(矢印で示す)空気は、前部吸込み口部12より第1熱交換器19に吸い込まれ、また、筐体10の下部吸込みグリル13aより流入した(矢印で示す)空気は、下部吸込み口部13より第2熱交換器20に吸い込まれ、そして熱交換された空気が、クロスフローファン15に送風され、送風路18を経て吹出し口部14より斜め下方(矢印方向)に吹き出される。このとき、第1熱交換器19、第2熱交換器20にて生じた結露水は、各々の水受け皿21に流れ落ちる(例えば、特許文献1参照)
特開2001−311531号公報
しかしながら、前記従来の構成では、天面で分離した第1熱交換器19と第2熱交換器20とが筐体10に配置されているため、クロスフローファン15の吸い込み領域に対して、有効に第1熱交換器19と第2熱交換器20、すなわち熱交換器が配置されておらず、ファン効率(ファンを駆動させるモータの出力動力が、どれだけ仕事(風量、静圧)変換されたかを示す指標)が低下してしまうという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ファン効率を向上させた空気調和機の室内機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機の室内機は、吸込口と、前記吸込口から空気を吸込むファンと、前記ファンを駆動させるモータと、前記吸込口から吸込まれた空気と熱交換する熱交換部と、前記熱交換部により熱交換された空気が吹き出される吹出口と、を備え、前記熱交換部は、前面側熱交換部と背面側熱交換部とから形成され、天面部で接合されているとともに、前記前面側熱交換部の下端部および前記背面側熱交換部の下端部は、前記ファンの回転中心位置より下方側に配置されることを特徴とするものである。
これにより、熱交換部は前面側熱交換部と背面側熱交換部とから形成され、天面部で接合されているとともに、前面側熱交換部の下端部および背面側熱交換部の下端部は、ファンの回転中心位置より下方側に配置されるので、ファンの吸い込み領域の全域を熱交換部で囲む構成となり、熱交換部における風速分布の均一性を向上できるため、ファン効率を向上させた室内機を提供できる。
本発明によれば、ファン効率を向上させた空気調和機の室内機を提供できる。
本発明の実施の形態1における空気調和機の室内機の縦断面図 本発明の他の実施の形態における空気調和機の室内機の縦断面図 本発明の他の実施の形態における空気調和機の室内機の縦断面図 本発明の他の実施の形態における空気調和機の室内機の縦断面図 本発明の実施の形態1における熱交換部のフィンをプレス加工で製作する場合の模式図 本発明の空気調和機の室内機の熱交換部のフィンをプレス加工で製作する場合の模式図 本発明の他の実施の形態における空気調和機の室内機の縦断面図 (a)図7の水受け皿を上方から見た図(b)図8(a)のA−A断面図(c)図8(a)のB−B断面図 従来の空気調和機の室内機の斜視図 従来の空気調和機の室内機の縦断面図
第1の発明は、吸込口と、前記吸込口から空気を吸込むファンと、前記ファンを駆動させるモータと、前記吸込口から吸込まれた空気と熱交換する熱交換部と、前記熱交換部により熱交換された空気が吹き出される吹出口と、を備え、前記熱交換部は、前面側熱交換部と背面側熱交換部とから形成され、天面部で接合されているとともに、前記前面側熱交換部の下端部および前記背面側熱交換部の下端部は、前記ファンの回転中心位置より下方側に配置されることを特徴とする空気調和機の室内機である。
これにより、熱交換部は前面側熱交換部と背面側熱交換部とから形成され、天面部で接合されているとともに、前面側熱交換部の下端部および背面側熱交換部の下端部は、ファンの回転中心位置より下方側に配置されるので、ファンの吸い込み領域の全域を熱交換部で囲む構成となり、熱交換部における風速分布の均一性を向上できるため、ファン効率を向上させた室内機を提供できる。
第2の発明は、特に第1の発明において、前記前面側熱交換部の下端部と前記背面側熱交換部の下端部とは、高さ方向において、略同一位置に配置されていることを特徴とするものである。
これにより、空気調和機として冷房能力や暖房能力を向上させた室内機を提供できる。
第3の発明は、特に第1または第2の発明において、前記前面側熱交換部の下方側および/または前記背面側熱交換部の下方側の厚さは、それぞれの上方側の厚さより薄く形成されていることを特徴とするものである。
これにより、クロスフローファンの前面側及び背面側に、それぞれスタビライザ、リアガイダが配置された室内機において、各々の前面、背面の僅かな空間に熱交換部を収納することができるので、ファン効率の向上を実現しつつ、室内機の小型化も実現できる。
第4の発明は、特に第1〜第3のいずれかの発明において、前記前面側熱交換部と前記背面側熱交換部とは、少なくとも縦断面形状が同一であることを特徴とするものである。
これにより、前面側熱交換部と背面側熱交換部熱を生産する場合においても、1種類のフィン形状で行えるため、生産性を向上産できる。
第5の発明は、特に第1〜第4のいずれかの発明において、前記前面側熱交換部の下端部の下方側に配置されている水受け皿と、前記背面側熱交換部の下端部の下方側に配置されている水受け皿とは、連通していることを特徴とするものである。
これにより、水受け皿を一部品で形成したことで、水受け皿の組み立て性と排水性とを向上できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の室内機の縦断面図である。
本発明の第1の実施の形態における空気調和機は、室内機と室外機とから構成される。室内機と室外機とは冷媒配管及び制御配線により接続され、室内機と室外機とによりヒートポンプが構成される。室外機にはコンプレッサが設けられている。室内機は、室内の壁面に取り付けられる。
以下、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の室内機の構成について、図1に基づいて説明する。
本発明の第1の実施の形態における空気調和機の室内機は、吸込口2と吹出口3とを形成する本体1からなる。吸込口2は、本体1の上面に形成され、吹出口3は本体1の下面に形成される。本体1の後面は壁面に取り付けられる。本体1の内部には、吸込口2から空気を吸い込ませるファン6と、吸込口2から吸い込まれた空気と熱交換する熱交換部5とが設けられている。また、本体1の前面には前面パネル7が設けられている。
熱交換部5は、前面側熱交換部5aと背面側熱交換部5bとから構成され、前面側熱交換部5aと背面側熱交換部5bとは、天面部5eにて接合され連続している。また、前面側熱交換部5aの上流側には、前面側補助熱交換部5cが設けられている。そして、背面側熱交換部5bの上流側には、背面側補助熱交換部5dが設けられている。
ファン6には、貫流ファン(クロスフローファン)が適している。ファン6は、左右両端のいずれかの回転軸に、モータ(図示せず)を連結している。また、吸込口2と、ファン6および熱交換部5との間には、フィルタ4が配置されている。
ファン6の下流から吹出口3の上流に至る送風路18は、ファン6の下流に配置されて空気の流れを案内し、送風路18の背面側を形成する略円弧形状のリアガイダ17と、このリアガイダ17に対向して配置されたスタビライザ16と、本体1の両側壁(図示せず)とで形成されている。なお、送風路18の背面側を形成するリアガイダ17は、ファン6と背面側熱交換部5bとの間に位置している。
吹出口3には、複数の上下風向変更羽根8と複数の左右風向変更羽根9とが設けている。左右風向変更羽根9は上下風向変更羽根8より上流側に配置されている。上下風向変更羽根8は、吹出口3を開閉し、空気の吹き出しを上下方向に変更する。左右風向変更羽根9は、空気の吹き出しを左右方向に変更する。
そして、前面側熱交換部の下端部5a1と背面側熱交換部の下端部5b1は、ファンの回転中心位置6aより下方側に配置されている。
このような構成にすることにより、ファン6の吸い込み領域の全域を熱交換部5で囲むため、熱交換部5における風速分布がほぼ均一になる。
これにより、吹出口3から吹き出される空気の風量をQ、ファン6を駆動させるモータ(図示せず)への入力をWとしたとき、Q/Wであるファン効率が向上するため、室内機の省エネが実現できる。
図2は、本発明の他の実施の形態の空気調和機における室内機の縦断面図である。なお、図1と同一部品については同一符号を付し、その説明は省略する。
図2において、熱交換部5は、前面側熱交換部の下端部5a1と背面側熱交換部の下端部5b1は、ファンの回転中心位置6aより下方側に配置されているとともに、高さ方向において、略同一位置に配置されている。
また、前面側熱交換部の下端部5a1と背面側熱交換部の下端部5b1の下方には、前面側熱交換部5aと背面側熱交換部5bとから流れ落ちる水滴を受ける水受け皿21が配置されている。
水受け皿21に溜まった水は、ヘッドH(落差)で本体1の外部に流される。水受け皿21に溜まった水を本体1の外部に流す部位は、本体1の下端部に設けられているため、外部に流すための最低ヘッドHは、図2に示すように、水受け皿21と本体1の下端部との高さ方向における距離となる。
このため、本体1の高さ、奥行きが規定されている場合、前面側熱交換部の下端部5a1と背面側熱交換部の下端部5b1の位置は必然的に決定される。そして、必然的に決定された位置に、前面側熱交換部の下端部5a1と背面側熱交換部の下端部5b1を配置させ、前面側熱交換部5aと背面側熱交換部5bとを、天面部5eにて接合し連続させることで、熱交換部5の全面面積が最大となる。
これにより、空気調和機として冷房能力や暖房能力を向上させた室内機を提供できる。また、熱交換部5の全面面積の拡大により、通風抵抗が減少して、ファン6を駆動させるモータ(図示せず)への入力を低減でき、室内機の省エネも実現できる。
図3は、本発明の他の実施の形態の空気調和機における室内機の縦断面図である。なお、図1、図2と同一部品については同一符号を付し、その説明は省略する。
図3において、前面側熱交換部5aは、湾曲部(折り曲げ部)5a2を有し、ファン6に向かって略く字状に配置されている。湾曲部(折り曲げ部)5a2より上方側の前面側熱交換部5aの厚さをTaH、下方側の熱交換部の厚さをTaLとすると、TaH>TaLの関係にある。
すなわち、前面側熱交換部の湾曲部(折り曲げ部)5a2より下方側の厚さは、上方側の厚さより薄く形成されている。前面側熱交換部5aの下方側の前方には機能部品などが搭載され、空気が流れる空間が小さくなり、通風抵抗が上昇するが、この前面側熱交換部5aの下方側の厚さを薄くして、通風抵抗を減少させることで、送風性能を向上できる。
また、図3において、背面側熱交換部5bは、湾曲部(折り曲げ部)5b2を有し、ファン6に向かって略逆く字状に配置されている。湾曲部(折り曲げ部)5b2より上方側の背面側熱交換部5bの厚さをTbH、下方側の熱交換部の厚さをTbLとすると、TbH>TbLの関係にある。
すなわち、背面側熱交換部5bの湾曲部(折り曲げ部)5b2より下方側の厚さは、上方側の厚さより薄く形成されている。背面側熱交換部5bの下方側の前方にはリアガイダ17が形成されていて、背面側熱交換部5bの下方側の後方には、鉛直方向上方に延びる背壁1aが形成されているため、空気が流れる空間が小さくなり、通風抵抗が上昇するが、この背面側熱交換部5bの下方側の厚さを薄くして、通風抵抗を減少させることで、送風性能を向上できる。
以上のように、送風性能を向上させることにより、ファン6を駆動させるモータ(図示せず)への入力低減が図れ、室内機の省エネが実現できる。
なお、この熱交換部の下方側の厚さを薄くして、通風抵抗を減少させる構成は、前面側熱交換部5aと背面側熱交換部5bの両方で行われていても良いし、どちらか一方にて行われていても良いが、特に背面側熱交換部5bで行うと有効である。
図4は、本発明の他の実施の形態の空気調和機における室内機の縦断面図である。なお、図1〜図3と同一部品については同一符号を付し、その説明は省略する。
前面側熱交換部5aと背面側熱交換部5bとは、少なくとも縦断面形状が同一で、天面部5eにて接合され連続しており、熱交換部5は天面部5eでの接合部を通る鉛直線を境に、前面側と背面側とで対称な形状となっている。
そして、前面側熱交換部5aの上流側には、前面側補助熱交換部5cは配置されており、背面側熱交換部5bの上流側には、背面側補助熱交換部5dが配置されている。前面側補助熱交換部5cと背面側補助熱交換部5dとは、長さが同一の場合もあるし、長さが異なることもある。
前面側熱交換部5aと背面側熱交換部5bとの少なくとも縦断面が、同一形状であることで製作が容易になり、生産性が向上する理由を、以下に説明する。
図5、図6は、一般にプレス加工で熱交換部5のフィンを製作する場合の模式図である。図5は、前面側熱交換部5aと背面側熱交換部5bを交互に加工して、この形状の状態で組み立てができるため容易である。また、交互に重ねて加工するため材料幅が小さくでき、プレス機において限定された材料幅に対応し易くなる。
図6は、前面側熱交換部5aと背面側熱交換部5bを区別することなく製作して、いずれかを表裏逆転させて組み立てる方法である。この方法により材料の捨て材を減らすことができ、さらには加工時の材料幅をより小さくでき、生産性が向上する。いずれにしても、加工時の材料幅は小さくでき、プレス機の生産条件に適合し易くなる。
図7は、本発明の他の実施の形態の空気調和機における室内機の縦断面図である。なお、図1〜図4と同一部品については同一符号を付し、その説明は省略する。
図8は、本発明の空気調和機の室内機の水受け皿の形状を示す図である。図8(a)は図7の水受け皿を上方から見た図である。図8(b)は図8(a)のA−A断面図である。図8(c)は図8(a)のB−B断面図である。
図7、図8に示すように、前面側熱交換部5aと前面側補助熱交換部5cから生じた水滴は、水受け皿21の前面側熱交換部の下端部5a1が配置されている溝部21b1に流れ込む。また、背面側熱交換部5bと背面側補助熱交換部5dから生じた水滴は、水受け皿21の背面側熱交換部の下端部5b1が配置されている溝部21b2に流れ込む。
なお、水受け皿21には、溝部21bから水滴を本体1の外部に排水する排水口21aが設けられている。排水口21aが水受け皿21において最下方位置となるように、水受け皿21は配置されている。
水受け皿21の前面側熱交換部の下端部5a1が配置されている溝部21b1の端部に排水口21aは設けられている。そして、排水口21aが、水受け皿21において最下方位置となるように、水受け皿21は斜めに傾斜した状態で配置されている。
水受け皿21は一体的に形成され、水滴の流路である溝部21bはすべて連通している。すなわち、水受け皿21の前面側熱交換部の下端部5a1が配置されている溝部21b1と、水受け皿21の背面側熱交換部の下端部5b1が配置されている溝部21b2と、排水口21aとが連通しているため、前面側熱交換部5aと前面側補助熱交換部5cから生じた水滴と、背面側熱交換部5bと背面側補助熱交換部5dから生じた水滴は、合流して排水口21aにより、本体1の外部に排出される。
これにより、水受け皿21を一部品で形成したことで、水受け皿21の組み立て性と排水性とを向上できる。
以上のように本発明にかかる空気調和機の室内機は、熱交換器を搭載した室内機の本体の横幅を狭くすることができ、設置性や美観性に優れた空気調和の室内機を提供できるので、家庭用のみならず業務用のエアコン等にも適用できる。
1 本体
2 吸込口
3 吹出口
4 フィルタ
5 熱交換部
5a 前面側熱交換部
5a1 前面側熱交換部の下端部
5b 背面側熱交換部
5b1 背面側熱交換部の下端部
5c 前面側補助熱交換部
5d 背面側補助熱交換部
5e 天面部
6 ファン
6a ファンの回転中心位置
7 前面パネル
8 上下風向変更羽根
9 左右風向変更羽根
16 スタビライザ
17 リアガイダ
18 送風路
21 水受け皿
21a 排水口
21b 溝部

Claims (5)

  1. 吸込口と、
    前記吸込口から空気を吸込むファンと、
    前記ファンを駆動させるモータと、
    前記吸込口から吸込まれた空気と熱交換する熱交換部と、
    前記熱交換部により熱交換された空気が吹き出される吹出口と、
    を備え、
    前記熱交換部は、前面側熱交換部と背面側熱交換部とから形成され、天面部で接合されているとともに、
    前記前面側熱交換部の下端部および前記背面側熱交換部の下端部は、前記ファンの回転中心位置より下方側に配置されることを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 前記前面側熱交換部の下端部と前記背面側熱交換部の下端部とは、高さ方向において、略同一位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記前面側熱交換部の下方側および/または前記背面側熱交換部の下方側の厚さは、それぞれの上方側の厚さより薄く形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記前面側熱交換部と前記背面側熱交換部とは、少なくとも縦断面形状が同一であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
  5. 前記前面側熱交換部の下端部の下方側に配置されている水受け皿と、前記背面側熱交換部の下端部の下方側に配置されている水受け皿とは、連通していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
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