JP4014618B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description
室内の空気を室内機の筐体内に取り入れる吸込口と、筐体下部に設けられる吹出口と、
前記吸込口と前記吹出口との間を連通させる送風経路と、冷媒管を複数段かつ複数列に並
設するとともに前記筐体内面に沿って屈曲して前記送風経路内で前記吸込口に対向配置さ
れる室内熱交換器と、前記送風経路内の前記室内熱交換器と前記吹出口との間に配される
クロスフローファンと、を備えた空気調和機において、
前記クロスフローファンよりも下流側の前記送風経路の上壁に対向して設けられ、前記吹出口の風向を上下に可変する第1風向板と、
第1風向板の下方に設けられ、前記吹出口の風向を上下に可変する第2風向板と、
を備え、前記送風経路は前記クロスフローファンから前方下方に空気を案内して下流へ行くほど流路面積が拡大される前方案内部を有し、
前記クロスフローファンよりも下流側の前記送風経路の上壁の長さを前記クロスフローファンの直径の1.5倍以上にするとともに、前記上壁は前記前方案内部の終端から屈曲部で屈曲して前方上方に傾斜した傾斜面を有し、
前記屈曲部に少なくとも一つの平面を設け、該平面の端部を滑らかな曲面でそれぞれ繋ぐとともに、前記前方案内部の上面と前記平面との成す角および前記平面と前記傾斜面との成す角は17°以下に形成され、
前記吹出口から空気を前方上方に送出する際に、第1風向板は前端が前記上壁の前端よりも後方であって第2風向板の前端よりも前方に配置されるとともに後端が前記屈曲部よりも前方に配置され、第2風向板は前記屈曲部に対向して後端が前記屈曲部よりも後方に配置され、
前記上壁と第1風向板との間を流通する気流の流路及び第1風向板と第2風向板との間を流通する気流の流路が下流に行くほど徐々に拡大されるように第1、第2風向板が配置されることを特徴としている。
取り込まれて送風経路を流通する。該空気は冷媒管を蛇行して上下方向に複数段且つ前後
に複数列に並設した圧力損失の大きい室内熱交換器と熱交換して調和される。調和空気は
クロスフローファンの排気側から送風経路の上壁及び下壁に沿って流路面積を拡大しなが
ら前方案内部を流通する。送風経路の上壁に沿って流通する気流は第2風向板により曲げられて傾斜面に沿って前方上方へ流通する。第2風向板によって曲げられた下部の気流は第2風向板と第1風向板との間に形成された流路によって徐々に減速し、運動エネルギーが静圧に変換されて静圧として回収される。第2風向板によって曲げられた上部の気流は第1風向板と傾斜面との間に形成された流路によって徐々に減速し、運動エネルギーが静圧に変換されて静圧として回収される。
、第3風向板の後端を第2風向板の後端よりも前方に配置するとともに第2、第3風向板のなす角を10゜〜15゜にしたことを特徴としている。この構成によると、気流が第2、第3風向板から成る壁面から剥離することなく滑らかに壁面に沿って流通する。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態の空気調和機の室内機を示す側面断面図である。空気調和機の室内機1は、キャビネット2により本体部が保持されており、キャビネット2にはフロントパネル3が着脱自在に取り付けられている。キャビネット2及びフロントパネル3より室内機1の筐体が構成される。
次に、図14は第2実施形態の空気調和機の室内機を示す側面断面図である。説明の便宜上、前述の図1〜図13に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態はフロントパネル3が回動軸22により下端で枢支される。また、フロントパネル3は前面に配された回動軸23で折曲可能になっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
次に、図16は第3実施形態の空気調和機の室内機を示す側面断面図である。説明の便宜上、前述の図1〜図13に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態はフロントパネル3の下部が開口し、該開口を塞ぐ可動パネル21が回動軸22により下端で枢支される。その他の部分は第1実施形態と同様である。
次に、図18は第4実施形態の空気調和機の室内機を示す側面断面図である。前述の図1〜図13に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は、前述のように第1実施形態の横ルーバ113を省いている。送風経路6の上壁6b及び下壁6cの長さを含むその他の部分は第1実施形態と同様である。
次に、図19は第5実施形態の空気調和機の室内機を示す側面断面図である。前述の図1〜図13に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は、前述のように第1実施形態の横ルーバ113を省くとともに、横ルーバ111、112の長さ及び配置を変更している。送風経路6の上壁6b及び下壁6cの長さを含むその他の部分は第1の実施形態と同様である。
2 キャビネット
3 フロントパネル
4 吸込口
5 吹出口
6 送風経路
6a 前方案内部
6b 上壁
6b5 傾斜面
6c 下壁
7 クロスフローファン
8 エアフィルタ
9 室内熱交換器
10、13 ドレンパン
111、112、113 横ルーバ
12 縦ルーバ
21 可動パネル
22、23 回動軸
61 温度センサ
Claims (4)
- 室内の空気を室内機の筐体内に取り入れる吸込口と、筐体下部に設けられる吹出口と、
前記吸込口と前記吹出口との間を連通させる送風経路と、冷媒管を複数段かつ複数列に並
設するとともに前記筐体内面に沿って屈曲して前記送風経路内で前記吸込口に対向配置さ
れる室内熱交換器と、前記送風経路内の前記室内熱交換器と前記吹出口との間に配される
クロスフローファンと、を備えた空気調和機において、
前記クロスフローファンよりも下流側の前記送風経路の上壁に対向して設けられ、前記吹出口の風向を上下に可変する第1風向板と、
第1風向板の下方に設けられ、前記吹出口の風向を上下に可変する第2風向板と、
を備え、前記送風経路は前記クロスフローファンから前方下方に空気を案内して下流へ行くほど流路面積が拡大される前方案内部を有し、
前記クロスフローファンよりも下流側の前記送風経路の上壁の長さを前記クロスフローファンの直径の1.5倍以上にするとともに、前記上壁は前記前方案内部の終端から屈曲部で屈曲して前方上方に傾斜した傾斜面を有し、
前記屈曲部に少なくとも一つの平面を設け、該平面の端部を滑らかな曲面でそれぞれ繋ぐとともに、前記前方案内部の上面と前記平面との成す角および前記平面と前記傾斜面との成す角は17°以下に形成され、
前記吹出口から空気を前方上方に送出する際に、第1風向板は前端が前記上壁の前端よりも後方であって第2風向板の前端よりも前方に配置されるとともに後端が前記屈曲部よりも前方に配置され、第2風向板は前記屈曲部に対向して後端が前記屈曲部よりも後方に配置され、
前記上壁と第1風向板との間を流通する気流の流路及び第1風向板と第2風向板との間を流通する気流の流路が下流に行くほど徐々に拡大されるように第1、第2風向板が配置されることを特徴とする空気調和機。 - 前記傾斜面と第1風向板のなす角及び第1、第2風向板のなす角を10゜〜15゜にし
たことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。 - 第2風向板の下方に第3風向板を設け、第3風向板の後端を第2風向板の後端よりも前方に配置するとともに第2、第3風向板のなす角を10゜〜15゜にしたことを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
- 最も下方に配される風向板の後端と前記前方案内部の下面とが気流に垂直な方向で前記前方案内部の下壁の終端に近い位置で重なるように配置されるとともに、最も下方に配される風向板と前記前方案内部の下壁の終端の接線とのなす角を10゜〜15゜にしたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の空気調和機。
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JP2006011832A JP4014618B2 (ja) | 2006-01-20 | 2006-01-20 | 空気調和機 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007263382A JP2007263382A (ja) | 2007-10-11 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006011832A Active JP4014618B2 (ja) | 2006-01-20 | 2006-01-20 | 空気調和機 |
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