JP2019142414A - シート環境制御システム - Google Patents

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【課題】輸送用移動体のシートごとにシート環境についての制御を行う場合にも、ユーザの快適性を損ないにくくすることを可能にする。【解決手段】輸送用移動体のシートごとに個別空調及びリクライニング位置の制御を行うシートECU44と、乗員となるユーザがシートの予約を行う予約システムから送信される、予約されたそのシートの利用区間を含む予約情報を、取得する予約情報取得部321と、シートからのユーザの離席有無を判定する離席判定部323と、離席判定部323でシートからのユーザの離席有りと判定した場合に、予約情報取得部321で取得する利用区間を用いて、ユーザの離席が一時的な離席か降車による離席かを判定する離席種別判定部324とを備え、シートECU44は、離席種別判定部324で判定するユーザの離席が、一時的な離席か降車による離席かに応じて、そのシートの個別空調及びリクライニング位置の制御を変更する。【選択図】図3

Description

本開示は、輸送用移動体のシートごとにシート環境に関する制御を行うシート環境制御システムに関するものである。
従来、車両のシートごとに、シートに着座する乗員に対する個別の空調である個別空調を行う技術が知られている。例えば、特許文献1には、着座センサ,乗員を撮影するカメラ,シートベルトバックルスイッチといった乗員検知センサで乗員を検知する場合には空調装置を駆動させる一方、乗員を検知しない場合には空調装置を停止させる技術が開示されている。
特許第5278667号公報
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、乗員検知センサで乗員を検知しない場合に空調装置を停止させるので、一時的な離席か降車による離席かにかかわらず、シート環境についての制御を一律に行うことしかできない。一時的な離席か降車による離席かにかかわらず、シート環境についての制御を一律に行うことしかできないと、ユーザの快適性を損なってしまうおそれがある。例えば鉄道車両,バス等では、降車以外で乗員が一時的にシートから離席することも多々あるため、このようなおそれが特に生じやすい。
この開示のひとつの目的は、輸送用移動体のシートごとにシート環境についての制御を行う場合にも、ユーザの快適性を損ないにくくすることを可能にするシート環境制御システムを提供することにある。
上記目的は独立請求項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、また、下位請求項は、開示の更なる有利な具体例を規定する。特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本開示のシート環境制御システムは、輸送用移動体のシートごとに、そのシートのシート環境についての制御を行うシート環境制御部(44)と、輸送用移動体の乗員となるユーザがシートの予約を行う予約システムから送信される、予約されたそのシートの利用区間を含む予約情報を、取得する予約情報取得部(321)と、シートからのユーザの離席有無を判定する離席判定部(323)と、離席判定部でシートからのユーザの離席有りと判定した場合に、予約情報取得部で取得する予約情報のうちの利用区間を用いて、そのシートからのユーザの離席が一時的な離席か降車による離席かを判定する離席種別判定部(324)とを備え、シート環境制御部は、離席種別判定部で判定するシートからのユーザの離席が、一時的な離席か降車による離席かに応じて、そのシートのシート環境についての制御を変更する。
これによれば、離席判定部でシートからのユーザの離席有りと判定した場合に、予約情報取得部で取得する予約情報のうちの利用区間から、そのシートからのユーザの離席が一時的な離席か降車による離席かを判定することになる。予約情報のうちの利用区間を用いることにより、利用区間の終了直前の離席か否かによって、シートからのユーザの離席が、一時的な離席か降車による離席かを離席種別判定部でより精度良く判定することが可能になる。そして、シート環境制御部は、離席種別判定部で判定するシートからのユーザの離席が、一時的な離席か降車による離席かに応じて、そのシートのシート環境についての制御を変更するので、一時的な離席か降車による離席かに合わせたシート環境の制御が可能となる。その結果、輸送用移動体のシートごとにシート環境についての制御を行う場合にも、ユーザの快適性を損ないにくくすることが可能になる。
移動体用システム100の概略的な構成の一例を示す図である。 移動体側システム1の概略的な構成の一例を示す図である。 ユーザ位置特定ECU32の概略的な構成の一例を示す図である。 シート環境制御ユニット40の概略的な構成の一例を示す図である。 空調ユニット42の概略的な構成の一例を示す図である。 空調ユニット42の設け方及び空調ユニット42による空調風の吹出位置の一例を示す図である。 移動体用システム100でのシート環境制御関連処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
図面を参照しながら、開示のための複数の実施形態を説明する。なお、説明の便宜上、複数の実施形態の間において、それまでの説明に用いた図に示した部分と同一の機能を有する部分については、同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。同一の符号を付した部分については、他の実施形態における説明を参照することができる。
(実施形態1)
<移動体用システム100の概略構成>
以下、本実施形態について図面を用いて説明する。図1に示すように、移動体用システム100は、移動体側システム1、携帯端末2、及び予約システム3を含んでいる。
移動体側システム1は、複数の座席(つまり、シート)Seが設けられた、乗合タクシー,バス,鉄道車両,航空機,船舶等のシートSeの予約が可能な旅客輸送を行う輸送用移動体で用いられる。なお、シートSeは電動作動する電動シートであるものとする。図1では、バスに用いられる場合の例を示している。移動体側システム1の詳細については後述する。
携帯端末2は、輸送用移動体の乗員となるユーザに携帯される。携帯端末2としては、ユーザが携帯可能であって特定の通信機能を有する端末であればよく、例えば多機能携帯電話機,タブレット端末,ノートPC等を用いることができる。以下では、携帯端末2は、スマートフォンといった多機能携帯電話機であって、特定の通信機能として、Bluetooth(登録商標) Low Energy(以下、BLE)の近距離無線通信規格に沿って通信を行う通信機能を有する場合を例に挙げて説明を行う。
予約システム3は、サーバ装置等からなるものであって、輸送用移動体のシートSeの予約(以下、シート予約)を行う。予約システム3は、公衆通信網に接続されており、この公衆通信網を介して携帯端末2等の端末と通信を行ったり、移動体側システム1と通信を行ったりする。予約システム3は、1つのサーバ装置からなるものであってもよいし、複数のサーバ装置からなっているものであってもよい。
予約システム3は、輸送用移動体の予約を行う窓口で使用される端末,ユーザのデスクトップPC,ユーザの携帯端末2等の端末を介してシート予約を行う。本実施形態では、携帯端末2を介してシート予約を行う場合を例に挙げて説明を行う。一例として、ユーザが操作入力部を介して携帯端末2で輸送用移動体の予約専用ブラウザを操作して予約システム3にアクセスし、予約専用ブラウザに表示される予約項目の選択を行うことでシート予約が行われる構成とすればよい。
予約項目の選択としては、シート予約を行うシートの位置(以下、予約位置)の選択,シート予約を行う利用区間の選択がある。利用区間は、輸送用移動体が乗合タクシーである場合には、交差点等のノード間とすればよく、輸送用移動体がバスである場合には、バス停留所間とすればよく、輸送用移動体が鉄道車両である場合には、駅間とすればよい。また、輸送用移動体が船舶である場合には港間とすればよく、輸送用移動体が航空機である場合には空港間とすればよい。
予約システム3では、携帯端末2を介したシート予約で選択された予約位置及び利用区間といった予約情報を、携帯端末2を識別する識別情報(以下、携帯ID)及び個々の輸送用移動体を識別する識別情報(以下、移動体ID)と紐付けて不揮発性メモリに蓄積する。また、予約システム3は、蓄積している予約情報を、この予約情報に紐付けられる移動体IDに対応する輸送用移動体の移動体側システム1に向けて送信する。
<移動体側システム1の概略構成>
続いて、図3を用いて、移動体側システム1の概略構成について説明を行う。移動体側システム1は、前述したように輸送用移動体で用いられるものであり、図1,図2に示すように、通信システム20、ユーザ位置特定ユニット30、シート環境制御ユニット40、及びロケータ50を含んでいる。通信システム20、ユーザ位置特定ユニット30、シート環境制御ユニット40、及びロケータ50は、例えば輸送用移動体内のLANに接続されているものとする。
通信システム20は、通信機21及び通信ECU22を備えている。通信機21は、公衆通信網を介して予約システム3と通信を行う。通信機21は、予約システム3から送信されてくる前述の予約情報を受信し、通信ECU22に出力する。通信ECU22は、プロセッサ、メモリ、I/O、これらを接続するバスを備えるマイクロコンピュータを主体として構成され、メモリに記憶された制御プログラムを実行することで通信機21と輸送用移動体内のLANとの間のゲートウェイ(G/W)としての各種の処理を実行する。通信ECU22は、通信機21から出力される、予約システム3から受信した予約情報を、輸送用移動体内のLANを介してユーザ位置特定ユニット30のユーザ位置特定ECU32へ送信する。
ユーザ位置特定ユニット30は、受信アンテナ31及びユーザ位置特定ECU32を備えている。ユーザ位置特定ユニット30は、輸送用移動体における携帯端末2の位置を特定することで携帯端末2を携帯するユーザの位置を特定する。
受信アンテナ31は、図1に示すように、輸送用移動体の複数箇所に設けられる。なお、受信アンテナ31は、図1に示すように輸送用移動体の左右の側面の前部から後部にわたって複数設けられる構成に限らず、輸送用移動体の天井等の他の箇所にも設けられる構成としてもよい。受信アンテナ31は、携帯端末2からBLEで用いられる2.4GHz体の電波を受信する。また、受信アンテナ31は、この電波の受信強度(以下、BLE電波強度)を測定するRSSI回路を有しており、BLE電波強度を測定してユーザ位置特定ECU32に出力する。例えば、受信アンテナ31は、携帯端末2から送信される携帯IDを受信する際に用いられる電波についてのBLE電波強度を測定し、受信する携帯IDと測定するBLE電波強度とを出力する。
ユーザ位置特定ECU32は、プロセッサ、メモリ、I/O、これらを接続するバスを備えるマイクロコンピュータを主体として構成され、メモリに記憶された制御プログラムを実行することでユーザの位置特定に関する各種の処理を実行する。プロセッサがこの制御プログラムを実行することは、制御プログラムに対応する方法が実行されることに相当する。ここで言うところのメモリは、コンピュータによって読み取り可能なプログラム及びデータを非一時的に格納する非遷移的実体的記憶媒体(non- transitory tangible storage medium)である。また、非遷移的実体的記憶媒体は、半導体メモリ又は磁気ディスクなどによって実現される。なお、ユーザ位置特定ECU32での処理の詳細については後述する。
シート環境制御ユニット40は、輸送用移動体のシートSeごとに設けられ、シートSeのシート環境についての制御を行う。一例としては、シートSeに着座する乗員に対する個別の空調(以下、個別空調)の制御を行ったり、シートSeのリクライニング位置の制御を行ったりする。シート環境制御ユニット40の詳細については後述する。
ロケータ50は、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機、慣性センサ、地図データを格納した地図データベース(以下、DB)を備えている。GNSS受信機は、複数の人工衛星からの測位信号を受信する。慣性センサは、例えばジャイロセンサ及び加速度センサを備える。地図DBは、不揮発性メモリであって、リンクデータ、ノードデータ、道路形状等の地図データを格納している。ロケータ50は、GNSS受信機で受信する測位信号と、慣性センサの計測結果とを組み合わせることにより、輸送用移動体の現在位置を逐次測位する。なお、地図データは、例えば通信システム20を介して輸送用移動体の外部から取得する構成としてもよい。
<ユーザ位置特定ECU32の概略構成>
ここで、図3を用いて、ユーザ位置特定ECU32の概略構成について説明を行う。ユーザ位置特定ECU32は、予約情報取得部321、位置特定部322、離席判定部323、及び離席種別判定部324を機能ブロックとして備えている。なお、ユーザ位置特定ECU32が実行する機能の一部又は全部を、1つ或いは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。また、ユーザ位置特定ECU32が備える機能ブロックの一部又は全部は、プロセッサによるソフトウェアの実行とハードウェア部材の組み合わせによって実現されてもよい。
予約情報取得部321は、通信ECU22から出力される、通信機21が予約システム3から受信した予約情報及びこの予約情報に紐付けられる携帯IDを取得する。予約情報には、前述したように、携帯端末2を介したシート予約で選択された予約位置及び利用区間が含まれている。
位置特定部322は、輸送用移動体における携帯端末2の位置に応じて、複数の受信アンテナ31のそれぞれで測定するBLE電波強度のパターンが変化することを利用し、複数の受信アンテナ31のそれぞれで測定するBLE電波強度をもとに、輸送用移動体における携帯端末2の位置を特定する。言い換えると、ユーザが携帯する携帯端末2から送信される電波が、複数の受信アンテナ31のそれぞれにおいて受信される際の受信強度をもとに、輸送用移動体におけるこのユーザの位置を特定する。
離席判定部323は、予約情報取得部321で取得する予約情報のうちの予約位置、及び位置特定部322で特定するユーザの位置を用いて、シートSeからのユーザの離席有無を判定する。一例としては、予約位置に対応するシートSeの位置と、位置特定部322で特定するユーザの位置とが一致する場合に離席無しと判定する一方、予約位置に対応するシートSeの位置と位置特定部322で特定するユーザの位置とが一致しない場合に離席有りと判定する。予約位置に対応するシートSeの位置と、位置特定部322で特定するユーザの位置とは、同じ座標系上の座標として表して扱う構成とすればよい。ここで言うところの一致とは、完全な座標の一致に限らず、誤差程度の範囲のずれも含む構成とすればよい。
なお、個々のユーザを区別して離席判定部323で離席有無を判定する場合には、位置特定部322でユーザの位置を特定するのに用いた電波の送信元の携帯端末2から受信した携帯IDと、予約情報取得部321で取得する予約情報に紐付けられる携帯IDとから、この携帯端末2のユーザの予約位置に対応するシートSeの位置を特定して、前述した離席有無を判定すればよい。離席判定部323は、離席有無を判定した判定結果を離席種別判定部324へ出力する。
離席種別判定部324は、離席判定部323でシートSeからのユーザの離席有りと判定した場合に、予約情報取得部321で取得する予約情報のうちの利用区間を用いて、そのシートSeからのユーザの離席が一時的な離席か降車による離席かを判定する。一例としては、離席種別判定部324は、ロケータ50から得られる地図情報及び輸送用移動体の現在位置と、予約情報取得部321で取得する利用区間とから、輸送用移動体の現在位置から利用区間の終了地点までの残り距離を算出する。そして、離席判定部323でシートSeからのユーザの離席有りと判定した場合であって、且つ、残り距離が閾値以上の場合には、ユーザの離席が一時的な離席と判定する。一方、離席判定部323でシートSeからのユーザの離席有りと判定した場合であって、且つ、残り距離が閾値未満の場合には、ユーザの離席が降車による離席と判定する。
ここで言うところの閾値とは、ユーザの離席が降車による離席と推定される距離であればよく、任意に設定可能な値である。なお、輸送用移動体の現在位置から利用区間の終了地点までの残り距離を、輸送用移動体の速度をもとに残り時間に換算し、残り時間が閾値以上か否かによって、ユーザの離席が一時的な離席か降車による離席かを判定する構成としてもよい。
離席種別判定部324は、ユーザの離席が一時的な離席か降車による離席かの判定結果に加え、離席判定部323で離席有無を判定した判定結果を、シート環境制御ユニット40のシートECU44へ出力する。なお、離席種別判定部324は、予約情報取得部321で取得する予約情報に含まれる予約位置をもとに、この予約位置に対応する位置のシートSeに設けられるシート環境制御ユニット40のシートECU44へ、離席判定部323及び離席種別判定部324での判定結果を送信すればよい。
<シート環境制御ユニット40の概略構成>
続いて、図4〜図6を用いてシート環境制御ユニット40の概略構成について説明を行う。シート環境制御ユニット40は、図4に示すように、シートHMI41、空調ユニット42、シートアクチュエータ43、及びシートECU44を備えている。
シートHMI41は、シートSeごとに設けられ、そのシートSeに着座している乗員からの個別空調等の設定の操作入力を受け付けたり、そのシートSeでのシート環境制御ユニット40の作動状態等を表示したりする。シートHMI41は、シートSeに着座する乗員からの個別空調のオンオフの設定,個別空調の温度設定,個別空調の風量設定,リクライニング位置の設定等を、操作入力部を介して受け付ける。操作入力部の一例としては、メカニカルなスイッチであってもよいし、ディスプレイと一体となったタッチスイッチであってもよい。シートHMI41は、操作入力部を介して受け付けた設定の情報をシートECU44に出力する。なお、個別空調等の設定は、例えばシートSeごとに設けられた通信モジュールを介した近距離無線通信によって、携帯端末2からシートHMI41が受け付ける構成としてもよい。
空調ユニット42は、空気を冷却及び加温する機械的構成である。空調ユニット42は、図5に示すように、冷凍サイクル装置420、加熱装置425、第1送風機426、及び第2送風機427を備える。また、空調ユニット42は、例えば図6に示すようにシートSeの座面の下部に設けられる。
冷凍サイクル装置420は、冷媒の蒸気圧縮冷凍サイクルを利用して空気を冷却するものであり、圧縮機421、凝縮器422、減圧部423、及び蒸発器424を備える。圧縮機421、凝縮器422、減圧部423、及び蒸発器424は、冷媒が流れる閉回路であるバイパス管路に設けられる。冷媒としては、R134a,R152a等の地球温暖化係数の小さいフロンガス又はプロパン等のHCガスを用いる構成とすればよい。
圧縮機421は、輸送用移動体のバッテリから供給される直流電圧で駆動される電動圧縮機であり、バイパス管路を流れる冷媒を圧縮して冷媒温度を上昇させる。圧縮機421は、低圧冷媒を吸引し、この低圧冷媒を加圧して高圧冷媒を吐出する。圧縮機421は、圧縮した高圧冷媒を凝縮器422に供給する。
凝縮器422は、第1送風機426により送風される空気と冷媒との間の熱交換を提供することによって、冷媒の熱を放熱させる。凝縮器422は放熱器とも呼ばれる。凝縮器422で放熱された冷媒は、減圧部423に供給される。減圧部423は、凝縮器422から供給される冷媒を減圧することにより低温低圧の冷媒を生成し、蒸発器424に供給する。
蒸発器424は、第2送風機427により送風される空気と低温冷媒との間の熱交換を提供することによって、第2送風機427により送風される空気を冷却する。これにより、第2送風機427により送風される空気が冷風となって吹出用ダクトDu(図6参照)に供給される。また、蒸発器424で冷却された冷媒は、圧縮機421に供給される。なお、蒸発器424は、吸熱器とも呼ばれる。このように冷媒が冷凍サイクル装置420を循環しつつ、第2送風機427により送風された空気が冷却されて冷風が吹出用ダクトDuに供給される。
加熱装置425は、PTCヒータ、熱線式ヒータ等からなる電気ヒータであり、凝縮器422を通過した暖気を加熱し、暖気の温度をさらに昇温させる。加熱装置425により加熱された温風も吹出用ダクトDuに供給される。
空調ユニット42は、例えばエアミックスダンパによって、冷風の吹出口から排出される冷風を吹出用ダクトDuに流通させる量と、温風の吹出口から排出される温風を吹出用ダクトDuに流通させる量とを調整することで、吹出用ダクトDuに供給される空調風の温度を調整する。
吹出用ダクトDuは、図6に示すように、例えば吹出口がシートSeの座面,シートバック,シートバックとヘッドレストとの間に設けられており、それぞれの吹出口から吹き出される空調風(図6の矢印参照)が、シートSeに着座する乗員の臀部,背中,首筋等に当たるようになっている構成とすればよい。なお、吹出口はシートSeに着座する乗員の他の部位に当たるように設けられている構成としてもよいし、乗員に空調風を直接当てずに乗員を空調風で包み込むように設けられている構成としてもよい。
シートアクチュエータ43は、シートSeのリクライニング位置を変化させるためのアクチュエータである。なお、リクライニング位置には、基準となるデフォルトの位置があるものとする。
シートECU44は、プロセッサ、メモリ、I/O、これらを接続するバスを備えるマイクロコンピュータを主体として構成され、メモリに記憶された制御プログラムを実行することでシートSeのシート環境についての制御に関する各種の処理を実行する。このシートECU44がシート環境制御部に相当する。また、このシートECU44とユーザ位置特定ECU32とを備える構成がシート環境制御システムに相当する。プロセッサがこの制御プログラムを実行することは、制御プログラムに対応する方法が実行されることに相当する。ここで言うところのメモリは、コンピュータによって読み取り可能なプログラム及びデータを非一時的に格納する非遷移的実体的記憶媒体である。非遷移的実体的記憶媒体は、半導体メモリ又は磁気ディスクなどによって実現される。
シートECU44は、シートHMI41から出力される、個別空調のオンオフの設定,個別空調の温度設定,個別空調の風量設定等の個別空調の設定に従って、個別空調をオンオフしたり、個別空調の温度を調整したり、個別空調の風量を調整したりする。個別空調のオンオフについては、冷凍サイクル装置420、加熱装置425、第1送風機426、及び第2送風機427の動作を開始させたり終了させたりすることで行えばよい。温度の調整については、前述のエアミックスダンパによって空調ユニット42での冷風を吹出用ダクトDuに流通させる量と温風を吹出用ダクトDuに流通させる量とを調整することで行えばよい。風量の調整については、第1送風機426,第2送風機427の送風量を調整することで行えばよい。以降では、個別空調の設定に従って調整が行われた個別空調の温度及び風量の設定値をユーザ設定値と呼ぶ。
他にも、シートECU44は、シートHMI41から出力される、リクライニング位置の設定に従って、リクライニング位置を調整する制御を行う。リクライニング位置の制御については、シートアクチュエータ43を駆動させることで、デフォルト位置からリクライニング位置を変更することで行えばよい。以降では、リクライニング位置の設定に従って調整が行われたリクライニング位置をユーザ設定位置と呼ぶ。
また、シートECU44は、離席種別判定部324での判定結果をもとに、離席種別判定部324で判定するシートSeからのユーザの離席が、一時的な離席か降車による離席かに応じて、そのシートSeのシート環境についての制御を変更する。
一例として、シートECU44は、離席種別判定部324で、シートSeからのユーザの離席が一時的な離席と判定する場合には、個別空調を停止させずに省電力化するように制御を行う一方、シートSeからのユーザの離席が降車による離席と判定する場合には、個別空調を停止させる制御を行う。個別空調を停止させずに省電力化するように制御を行う場合は、例えば、ユーザ設定値よりも風量を弱めたり、ユーザ設定値よりも温度を室温に近づけたりすればよい。
これによれば、ユーザの離席が降車による離席の場合には、個別空調を停止させることで、シートSeに乗員がいないのにもかかわらず個別空調を行う電力消費の無駄を大幅に抑えることが可能になる。一方、ユーザの離席が一時的な離席の場合には、個別空調を停止させずに省電力化するように制御を行うので、一時的に離席していたユーザがシートSeに戻ってきた場合に個別空調が停止している不具合を回避し、ユーザの快適性を損ないにくくしつつ、個別空調による電力消費の無駄を軽減することが可能になる。
なお、個別空調を停止させずに省電力化するように制御を行う場合は、温度はユーザ設定値のまま、ユーザ設定値よりも風量を弱めることがより好ましい。これによれば、一時的に離席していたユーザがシートSeに戻ってきた場合にも、ユーザ設定値からの個別空調の温度の乖離を小さく抑えるので、ユーザの快適性をさらに損ないにくくしつつ、個別空調による電力消費の無駄を軽減することが可能になる。
他にも、シートECU44は、離席種別判定部324で、シートSeからのユーザの離席が一時的な離席と判定する場合には、リクライニング位置をユーザ設定位置に維持させる制御を行う一方、シートSeからのユーザの離席が降車による離席と判定する場合には、リクライニング位置をデフォルト位置に復帰させる制御を行う。
これによれば、ユーザの離席が降車による離席の場合には、リクライニング位置をデフォルト位置に復帰させることで、ユーザがリクライニング位置をデフォルト位置に復帰させる手間を省くとともに、次に利用するユーザに不快感を与えないようにすることが可能になる。一方、ユーザの離席が一時的な離席の場合には、リクライニング位置をユーザ設定位置に維持させるので、ユーザがシートSeに戻ってきた場合にリクライニング位置を再度設定し直す煩わしさを生じさせずに済む。
シートECU44は、デフォルト位置を不揮発性メモリに記憶しておくことで、リクライニング位置をこのデフォルト位置に復帰させる制御を行うことができる構成とすればよい。なお、リクライニング位置をユーザ設定位置に維持させる制御とは、ユーザ設定位置以外に変更する制御を行わないことを指している。
また、シートECU44は、離席判定部323での判定結果をもとに、離席判定部323でシートSeからのユーザの離席有りと判定するか離席無しと判定するかに応じて、そのシートSeのシート環境についての制御を変更する。一例としては、離席判定部323でシートSeからのユーザの離席有りと判定する場合には、前述したように離席種別判定部324での判定結果に応じて、個別空調を停止させる制御を行ったり、個別空調を停止させずに省電力化するように制御を行ったりする。一方、離席判定部323でシートSeからのユーザの離席無しと判定する場合には、ユーザ設定値に従った個別空調の調整を維持する制御を行う。これによれば、シートSeに乗員がいないのにもかかわらずユーザ設定値に従った個別空調の調整を維持する場合に比べ、個別空調による電力消費の無駄を抑えることが可能になる。
なお、シートECU44は、離席判定部323でシートSeからのユーザの離席有りと判定するか離席無しと判定するかに応じて、そのシートSeの個別空調の制御は変更する一方、リクライニング位置の制御は変更しないことが好ましい。これは、ユーザの離席有りの場合であっても、一時的な離席の場合には、リクライニング位置をデフォルト位置に復帰させてしまうと、ユーザがシートSeに戻ってきた場合にリクライニング位置を再度設定し直す煩わしさが生じてしまうためである。
<移動体用システム100でのシート環境制御関連処理>
続いて、図7のシーケンス図を用いて、移動体用システム100でのシート環境についての制御に関連する処理(以下、シート環境制御関連処理)の流れの一例について説明を行う。図7のシーケンス図では、ユーザがシート予約を行ったシートSeに着座した後、このシートSeから離席した場合のシート環境制御関連処理の流れの一例を示す。
まず、ユーザが操作入力部を介して携帯端末2で輸送用移動体の予約専用ブラウザを操作して予約システム3にアクセスし、予約専用ブラウザに表示される予約項目の選択を行うシート予約操作を行う(t1)ことで予約システム3でのシート予約が行われる。
予約システム3は、携帯端末2を介したシート予約で選択された輸送用移動体の予約位置及び利用区間といった予約情報を、移動体ID及び携帯IDと紐付けて不揮発性メモリに蓄積する(t2)。また、予約システム3は、蓄積している予約情報及びこの予約情報に紐付けられる携帯IDを、この予約情報に紐付けられる移動体IDに対応する輸送用移動体の移動体側システム1に向けて送信する(t3)。
移動体側システム1の通信ECU22は、通信機21を介して、予約システム3から送信されてくる予約情報及び携帯IDを取得する(t4)。また、通信ECU22は、ユーザ位置特定ユニット30のユーザ位置特定ECU32へ輸送用移動体内のLANを介して予約情報及び携帯IDを送信する(t5)。
ユーザ位置特定ECU32では、通信ECU22から予約情報及び携帯IDが送信されてきた場合に、予約情報取得部321がこの予約情報及び携帯IDを取得する(t6)。位置特定部322は、複数の受信アンテナ31のそれぞれで測定する携帯端末2のBLE電波強度をもとに、輸送用移動体におけるユーザの位置を特定する(t7)。
離席判定部323は、予約情報取得部321で取得する予約情報のうちの予約位置、及び位置特定部322で特定するユーザの位置を用いて、シートSeからのユーザの離席有無を判定する(t8)。離席判定部323は、予約情報取得部321で取得する携帯IDを用いることで、前述したように、個々のユーザを区別して離席有無を判定する。
離席種別判定部324は、離席判定部323でシートSeからのユーザの離席有りと判定した場合に、予約情報取得部321で取得する予約情報のうちの利用区間を用いて、そのシートSeからのユーザの離席が一時的な離席か降車による離席かを判定する(t9)。そして、離席種別判定部324は、予約情報取得部321で取得する予約情報に含まれる予約位置をもとに、この予約位置に対応する位置のシートSeに設けられるシート環境制御ユニット40のシートECU44へ、離席判定部323及び離席種別判定部324での判定結果を送信する(t10)。
シートECU44では、ユーザ位置特定ECU32から離席判定部323及び離席種別判定部324での判定結果が送信されてきた場合に、この判定結果を取得する(t11)。そして、シートECU44は、離席判定部323及び離席種別判定部324での判定結果に応じて、前述したようにシートSeのシート環境についての制御を変更する(t12)。
<実施形態1のまとめ>
実施形態1の構成によれば、予約システム3から取得する予約情報のうちの利用区間を用いることにより、一時的な離席か降車による離席かを離席種別判定部324で判定する。予約情報のうちの利用区間は、ユーザがシートSeを利用する区間であるので、離席種別判定部324は、利用区間の終了直前の離席か否かによって、シートSeからのユーザの離席が、一時的な離席か降車による離席かをより精度良く判定することができる。そして、シートECU44は、離席種別判定部324で判定するシートSeからのユーザの離席が、一時的な離席か降車による離席かに応じて、個別空調を停止させる制御を行うか、個別空調を停止させずに省電力化するように制御を行うかを変更したり、リクライニング位置をユーザ設定位置に維持させる制御を行うか、リクライニング位置をデフォルト位置に復帰させる制御を行うかを変更する。よって、一時的な離席か降車による離席かに合わせたシート環境の制御が可能となる。その結果、輸送用移動体のシートSeごとにシート環境についての制御を行う場合にも、ユーザの快適性を損ないにくくすることが可能になる。
また、実施形態1の構成によれば、ユーザ位置特定ECU32が、携帯端末2のBLE電波強度をもとに携帯端末2を携帯するユーザの位置を特定するので、複数のシートSeのそれぞれに着座センサを設けることで各シートSeからのユーザの離席有無を判定する構成に比べて、各シートSeに着座センサを設ける手間を省くことが可能になる。この効果は、輸送用移動体に設けられるシートSeの数が多くなるほど大きくなる。
(実施形態2)
実施形態1では、離席種別判定部324で判定するシートSeからのユーザの離席が、一時的な離席か降車による離席かに応じて、個別空調の制御とリクライニング位置の制御との両方を変更する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、個別空調の制御とリクライニング位置の制御とのうちの、個別空調の制御のみを変更する構成としてもよいし、リクライニング位置の制御のみを変更する構成としてもよい。
(実施形態3)
実施形態1では、携帯端末2のBLE電波強度をもとに位置特定部322で特定するユーザの位置を用いて、離席判定部323がシートSeからのユーザの離席有無を判定する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、シートSeごとに設けられた着座センサの検出結果を用いて、離席判定部323がシートSeからのユーザの離席有無を判定する構成としてもよい。この場合、移動体側システム1にユーザ位置特定ユニット30を含まない構成とするとともに、予約情報取得部321、離席判定部323、及び離席種別判定部324の機能をシートECU44が担う構成としてもよい。この場合、シートECU44がシート環境制御システムに相当する。
(実施形態4)
前述の実施形態では、シート環境制御ユニット40ごとの各種制御をシート環境制御ユニット40ごとに設けられるシートECU44が実行する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、輸送用移動体に設けられた1つのECUが、例えば輸送用移動体内のLANを介してシート環境制御ユニット40ごとの各種制御を実行する構成としてもよい。また、この1つのECUが、シートECU44の機能とユーザ位置特定ECU32の機能との両方を担う構成としてもよい。
なお、本開示は、上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本開示の技術的範囲に含まれる。
1 移動体側システム、2 携帯端末、3 予約システム、20 通信システム、21 通信機、22 通信ECU、30 ユーザ位置特定ユニット、31 受信アンテナ、32 ユーザ位置特定ECU(シート環境制御システム)、40 シート環境制御ユニット、41 シートHMI、42 空調ユニット、43 シートアクチュエータ、44 シートECU(シート環境制御部,シート環境制御システム)、50 ロケータ、100 移動体用システム、321 予約情報取得部、322 位置特定部、323 離席判定部、324 離席種別判定部

Claims (5)

  1. 輸送用移動体のシートごとに、そのシートのシート環境についての制御を行うシート環境制御部(44)と、
    前記輸送用移動体の乗員となるユーザが前記シートの予約を行う予約システムから送信される、予約されたそのシートの利用区間を含む予約情報を、取得する予約情報取得部(321)と、
    前記シートからの前記ユーザの離席有無を判定する離席判定部(323)と、
    前記離席判定部で前記シートからの前記ユーザの離席有りと判定した場合に、前記予約情報取得部で取得する前記予約情報のうちの前記利用区間を用いて、そのシートからの前記ユーザの離席が一時的な離席か降車による離席かを判定する離席種別判定部(324)とを備え、
    前記シート環境制御部は、前記離席種別判定部で判定する前記シートからの前記ユーザの離席が、一時的な離席か降車による離席かに応じて、そのシートのシート環境についての制御を変更するシート環境制御システム。
  2. 前記シート環境制御部は、前記離席種別判定部で判定する前記シートからの前記ユーザの離席が、一時的な離席か降車による離席かに応じて、そのシートのシート環境についての制御を変更するのに加え、前記離席判定部で前記シートからの前記ユーザの離席有りと判定するか離席無しと判定するかに応じて、そのシートのシート環境についての制御を変更する請求項1に記載のシート環境制御システム。
  3. 前記ユーザが携帯する携帯端末から送信される電波が、前記輸送用移動体の複数箇所に設けられた複数のアンテナのそれぞれにおいて受信される際の受信強度をもとに、前記輸送用移動体における前記ユーザの位置を特定する位置特定部(322)を備え、
    前記予約情報取得部は、前記輸送用移動体の乗員となるユーザが前記シートの予約を行う予約システムから送信される、予約されたそのシートの位置である予約位置及びそのシートの利用区間を含む予約情報を、取得するものであり、
    前記離席判定部は、前記予約情報取得部で取得する前記予約情報のうちの前記予約位置、及び前記位置特定部で特定する前記ユーザの位置を用いて、前記シートからの前記ユーザの離席有無を判定する請求項1又は2に記載のシート環境制御システム。
  4. 前記シート環境制御部は、前記シート環境についての制御として、前記シートに着座する乗員に対する個別の空調である個別空調の制御を少なくとも行うものであって、前記離席種別判定部で、前記シートからの前記ユーザの離席が一時的な離席と判定する場合には、前記個別空調を停止させずに省電力化するように制御を行う一方、前記シートからの前記ユーザの離席が降車による離席と判定する場合には、前記個別空調を停止させる制御を行う請求項1〜3のいずれか1項に記載のシート環境制御システム。
  5. 前記シート環境制御部は、前記シート環境についての制御として、前記シートの背もたれのリクライニング位置の制御を少なくとも行うものであって、前記離席種別判定部で、前記シートからの前記ユーザの離席が一時的な離席と判定する場合には、前記リクライニング位置を維持させる制御を行う一方、前記シートからの前記ユーザの離席が降車による離席と判定する場合には、前記リクライニング位置を基準となる位置に復帰させる制御を行う請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート環境制御システム。
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