JP2019142271A - ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の運転モードの切替わりを乗員が直感的に認識する。【解決手段】ステアリング装置12では、車両10が自動運転モードから手動運転モードに切替えられる際に、ステアリングホイール14のプロジェクタ28による照明位置がステアリングホイール14の運転者による把持位置側に移動される。これにより、車両10の自動運転モードから手動運転モードへの切替わりを運転者が直感的に認識できる。【選択図】図1

Description

本発明は、ステアリング装置に関する。
特許文献1のステアリングホイール内表示装置では、ステアリングホイールに発光素子が設けられており、発光素子が発光することで、車両が自動運転中であることやステアリングホイールが回転していることが運転者に認識される。
ところで、自動運転モードで運転可能な車両では、運転モードが自動運転モードから手動運転モードに切替わることが音声や表示部の表示によって乗員に通知される。
特開2014−069671号公報
本発明は、上記事実を鑑みて成されたものであり、車両の運転モードの切替わりを乗員が直感的に認識できるステアリング装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様のステアリング装置は、運転モードが乗員による運転と運転支援装置による運転とに切替え可能とされた車両に設けられ、乗員による車両の運転時に乗員により把持されて操作されることで車両が操舵されるステアリング体と、前記ステアリング体を照明する照明部と、車両の運転モードが切替えられる際に前記ステアリング体の前記照明部による照明位置が前記ステアリング体の乗員による把持位置に対し移動するように前記照明部を制御する制御部と、を備える。
本発明の第2の態様のステアリング装置は、第1の態様のステアリング装置において、車両の運転モードが前記運転支援装置による運転から乗員による運転に切替えられる際に前記ステアリング体の前記照明部による照明位置が前記ステアリング体の乗員による把持位置側に移動される。
本発明の第3の態様のステアリング装置は、第1又は第2の態様のステアリング装置において、車両の運転モードが乗員による運転から前記運転支援装置による運転に切替えられる際に前記ステアリング体の前記照明部による照明位置が前記ステアリング体の乗員による把持位置とは反対側に移動される。
本発明の第4の態様のステアリング装置は、第1から第3の何れか1つの態様のステアリング装置において、前記ステアリング体の乗員による把持位置を検出し、当該検出結果に応じて前記ステアリング体の前記照明部による照明位置が移動される検出手段を備える。
本発明の第5の態様のステアリング装置は、第1から第4の何れか1つの態様のステアリング装置において、前記照明部が前記ステアリング体を乗員側から照明する。
本発明の第6の態様のステアリング装置は、第1から第5の何れか1つの態様のステアリング装置において、前記照明部が前記ステアリング体を照明して前記ステアリング体に図柄が表示される。
本発明の第1の態様のステアリング装置では、車両の運転モードが乗員による運転と運転支援装置による運転とに切替え可能にされており、乗員による車両の運転時にステアリング体が乗員により把持されて操作されることで、車両が操舵される。また、照明部がステアリング体を照明すると共に、照明部によるステアリングホイールの照明を制御部が制御する。
ここで、車両の運転モードが切替えられる際に、ステアリング体の照明部による照明位置がステアリング体の乗員による把持位置に対し移動する。このため、車両の運転モードの切替わりを乗員が直感的に認識できる。
本発明の第2の態様のステアリング装置では、車両の運転モードが運転支援装置による運転から乗員による運転に切替えられる際に、ステアリング体の照明部による照明位置がステアリング体の乗員による把持位置側に移動される。このため、車両の運転モードの運転支援装置による運転から乗員による運転への切替わりを乗員が直感的に認識できる。
本発明の第3の態様のステアリング装置では、車両の運転モードが乗員による運転から運転支援装置による運転に切替えられる際に、ステアリング体の照明部による照明位置がステアリング体の乗員による把持位置とは反対側に移動される。このため、車両の運転モードの乗員による運転から運転支援装置による運転への切替わりを乗員が直感的に認識できる。
本発明の第4の態様のステアリング装置では、検出手段がステアリング体の乗員による把持位置を検出すると共に、検出手段による検出結果に応じてステアリング体の照明部による照明位置が移動される。このため、ステアリング体の照明部による照明位置をステアリング体の乗員による把持位置に対し適切に移動できる。
本発明の第5の態様の乗員支援装置では、照明部がステアリング体を乗員側から照明する。このため、ステアリング体の照明部による照明位置を乗員が適切に認識できる。
本発明の第6の態様のステアリング装置では、照明部がステアリング体を照明して、ステアリング体に図柄が表示される。このため、ステアリング体の照明部による照明位置を乗員が適切に認識できる。
本実施の形態に係る車両の主要部を車幅方向外側から見た概略構成図である。 ステアリングホイールの概略を示す正面図である。 (A)〜(D)は、車両の運転モードの自動運転モードから手動運転モードへの切替えの際の照明位置の変化を順に示すステアリングホイールの概略図である。 (A)〜(D)は、車両の運転モードの自動運転モードから手動運転モードへの切替えの際の照明位置の変化を順に示すステアリングホイールの概略図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1には、本実施の形態に係る車両10の主要部が、車幅方向外側(車幅左側)から見た概略図にて示されている。車両10には、操舵装置としてのステアリング装置12が設けられており、ステアリング装置12は、ステアリング体としてのステアリングホイール14を備えている。図2には、ステアリングホイール14が乗員側から見た正面図にて示されている。なお、図面では、車両前方が矢印FRにて示され、車両右側が矢印HRにて示され、上方が矢印UPにて示され、ステアリングホイール14の周方向が矢印Lにて示されている。
図2に示すように、ステアリングホイール14は、円環状のリム部16、リム部16の軸心部に配置されたボス部18、及びリム部16とボス部18との間に配置された複数のスポーク部20によって構成されている。ステアリングホイール14では、リム部16とボス部18とがスポーク部20によって連結されて一体にされている。
図1に示すように、ステアリング装置12には、ステアリングシャフト22が設けられており、ステアリングシャフト22は、乗員としての運転者が着座する座席の車両前側において、車体に軸周りに回転可能に支持されている。ステアリングシャフト22の先端部(車両後側端部)には、ステアリングホイール14のボス部18が固定されており、ステアリングホイール14は、ステアリングシャフト22に支持されて、ステアリングシャフト22と一体回転可能とされている。
ステアリング装置12では、運転者がステアリングホイール14を把持(リム部16を把持)してステアリングホイール14を回転操作することで、ステアリングシャフト22が回転される。これにより、車両10が運転者によって操舵される。なお、図2には、車両10の直進状態における回転位置(直進操舵位置)のステアリングホイール14が示されている。
また、ステアリング装置12は、ステアバイワイヤ方式とされており、ステアリング装置12は、駆動源としての転舵アクチュエータ(図示省略)を備えている。転舵アクチュエータが動作されることで車両10が転舵アクチュエータによって操舵される。
車両10には、運転支援装置24が設けられており、運転者がステアリングホイール14の回転により車両10の操舵を行う手動運転モードでの車両10の運転、及び運転支援装置24が車両10の操舵を行う自動運転モード(自動駐車モードを含む)での車両10の運転が可能となっている。運転支援装置24は、自動運転モードにおいて、駆動アクチュエータの作動を制御することで、車両10の操舵(操舵制御)を行う。
運転支援装置24は、運転者から指示されることで、車両10の運転モードを手動運転モードから自動運転モードに切替える。また、運転支援装置24は、運転者からの要求等により車両10の運転モードを自動運転モードから手動運転モードに切替える。
運転支援装置24は、車両10の運転モードを自動運転モードから手動運転モードへ切替える際、運転者に車両10の運転モードが手動運転モードに切替わることを通知する。この通知によって運転者がステアリングホイール14を把持するなどの動作を行って、運転者が運転操作の可能な状態に至った後に、運転支援装置24が車両10の運転モードを手動運転モードに切替えて、運転者による車両10の運転が可能となる(運転者による車両10の運転が行われる)。
一方、図1に示すように、ステアリング装置12には、運転者を支援する乗員支援装置としての照明装置26が設けられている。照明装置26は、照明部としてのプロジェクタ28、検出手段としてのカメラ30、及び制御部としてのコントローラ32を備えている。
プロジェクタ28及びカメラ30は、車両10のルーフ34において車室内側に取付けられており、カメラ30の撮像領域がステアリングホイール14に向けられていると共に、プロジェクタ28の照明領域(光照射領域)がステアリングホイール14の運転者側の表面(周面)に向けられている。これにより、カメラ30は、ステアリングホイール14及びステアリングホイール14を把持した運転者の手を撮像可能となっている。また、プロジェクタ28は、ステアリングホイール14の運転者側の表面、及びステアリングホイール14を把持した運転者の手に光を照明(手に光を照明)可能となっている。
コントローラ32は、マイクロコンピュータ(図示省略)を備えており、コントローラ32には、プロジェクタ28及びカメラ30が電気的に接続されている。また、コントローラ32には、運転支援装置24が電気的に接続されている。
コントローラ32は、カメラ30の撮影画像を取得して、撮影画像の画像解析を行うことで、ステアリングホイール14及びステアリングホイール14を把持している運転者の手等を抽出する。また、コントローラ32は、ステアリングホイール14の回転位置を特定すると共に、運転者がステアリングホイール14を把持している場合に、ステアリングホイール14における運転者の手の位置(把持位置)を特定する。
ここで、コントローラ32は、運転支援装置24から車両10の運転モードの切替えに関する運転モード切替情報を取得する。運転モード切替情報には、自動運転モードを終了するタイミング(手動運転モードとなるタイミング)、及び自動運転モードを開始するタイミングを含む。コントローラ32は、運転支援装置24から取得した運転モード切替情報に基づいて、プロジェクタ28を制御することで、ステアリングホイール14及びステアリングホイール14を把持している運転者の手を照明する。
この際、コントローラ32は、ステアリングホイール14の表面(リム部16の運転者側の表面)、及びステアリングホイール14を把持している運転者の手に図柄としてのシンボルを白色で表示するようにプロジェクタ28を制御する。また、コントローラ32には、車室内の明るさを検出する照度センサ(図示省略)が接続されており、コントローラ32は、照度センサによって検出された明るさに合せて、シンボルの明るさを制御する。
コントローラ32は、運転モード切替情報に応じてシンボルがステアリングホイール14上(リム部16上)をステアリングホイール14周方向に移動するようにプロジェクタ28を制御することで、運転者に車両10の運転モードの切替えを報知する。
以下に、本実施の形態の作用として、照明装置26による照明処理を説明する。
運転支援装置24は、車両10の自動運転モードでの運転が指示されることで、車両10の運転モードを手動運転モードから自動運転モードに切替える。車両10の運転モードが自動運転モードに切替わる際には、運転支援装置24が音声及び表示部における表示によって乗員に通知する。
また、車両10の運転モードが手動運転モードに切替わる際、運転支援装置24は、運転者に対して、音声及び図示しない表示部における表示によって車両10の運転モードの手動運転モードへの切替えを通知する。この後、運転者がステアリングホイール14を把持するなどして車両10の運転が可能な状態となったと後に、運転支援装置24は、車両10の運転モードを手動運転モードに切替える。
ここで、照明装置26では、プロジェクタ28がステアリングホイール14を照明する。この際、コントローラ32は、ステアリングホイール14の照明位置をステアリングホイール14の周方向に移動するようにプロジェクタ28を制御する。また、コントローラ32は、ステアリングホイール14に所定のシンボルを表示するようにプロジェクタ28を制御することで、ステアリングホイール14を照明する。
図3(A)〜図3(D)には、車両10の運転モードが自動運転モードから手動運転モードに切替えられる場合のステアリングホイール14の照明状態の変化が示されている。また、図4(A)〜図4(D)には、車両10の運転モードが手動運転モードから自動運転モードに切替えられる場合のステアリングホイール14の照明状態の変化が示されている。
図3(A)に示すように、車両10の運転モードが手動運転モードに切替わる際、コントローラ32は、先ずステアリングホイール14の上側部分を照明する。この際、コントローラ32は、ステアリングホイール14上に白色で略長円状のシンボル40Aが表示されるようにプロジェクタ28を制御する。また、シンボル40A、及び下記シンボル40B〜40Dは、車室内が比較的明るい日中では明るく表示され、車室内が比較的暗い夜間では暗く表示されるように調整される。
次に、図3の(B)及び(C)に示すように、ステアリングホイール14の照明位置が、ステアリングホイール14の上側部分からステアリングホイール14周方向に移動される。また、ステアリングホイール14には、略三角形状のシンボル40Bが、シンボル40A表示位置の車幅方向(車両左右方向)の両側に表示される。シンボル40Bは、一つの頂点がステアリングホイール14の周方向においてシンボル40A表示位置とは反対側に向けられて表示される。
この後、図3(D)に示すように、ステアリングホイール14の照明位置は、運転者によるステアリングホイール14の把持位置(車幅方向両側)に移動される。この際、コントローラ32は、カメラ30の撮影画像から運転者がステアリングホイール14を把持する手の位置(把持位置)を検出し、当該把持位置に円状のシンボル40Cを表示するようにプロジェクタ28を制御する。
コントローラ32は、運転支援装置24が車両10の運転モードの手動運転モードへの切替えを通知すると、シンボル40A、40B(シンボル40Bは複数個所)、40Cを順に表示する。また、コントローラ32は、シンボル40A〜40Cの表示を複数回繰返し、車両10の自動運転モードが終了するタイミング(車両10の運転モードが手動運転モードとなるタイミング)で、シンボル40Cを所定時間表示させる。
一方、図4(A)に示すように、車両10の運転モードが手動運転モードに切替わる際、コントローラ32は、先ず、運転者によるステアリングホイール14の把持位置を照明する。この際、シンボル40Cが表示されるようにプロジェクタ28が制御されることで、ステアリングホイール14を把持する運転者の手がシンボル40Cによって照明される。
次に、図4の(B)及び(C)に示すように、ステアリングホイール14への照明位置が、ステアリングホイール14の周方向において上側に移動される。この際、ステアリングホイール14には、略三角形状のシンボル40Dが表示され、シンボル40Dは、一つの頂点がステアリングホイール14の周方向においてシンボル40C表示位置とは反対側に向けられて表示される。
この後、図4(D)に示すように、ステアリングホイール14には、シンボル40Aが表示されて、ステアリングホイール14が照明される。シンボル40Aは、運転者による把持位置から離れた位置となるステアリングホイール14の上側部分に表示される。
運転支援装置24が車両10の運転モードの自動運転モードへの切替えを通知すると、コントローラ32は、シンボル40C、40D(シンボル40Dは複数個所)、40Aを順に表示する。また、コントローラ32は、シンボル40C、40D、40Aの表示を複数回繰返し、車両10の自動運転モードが開始されるタイミングで、シンボル40Aを所定時間表示させる。
このように、車両10の運転モードが自動運転モードから手動運転モードに切替えられる際、ステアリングホイール14の照明位置が、ステアリングホイール14の周方向において、運転者によるステアリングホイール14の把持位置側に向けて移動される。これにより、運転者は、ステアリングホイール14を把持している手に向けて照明位置が移動されることで、車両10の運転モードが手動運転モードに切替わることを直感的に認識できる。しかも、最初に、ステアリングホイール14において運転者の目の前の部分が照明されるので、運転者は、車両10の運転モードが切替わることを直感できる。
また、ステアリングホイール14が照明される際、シンボル40A、40B、40Cが順に表示されると共に、シンボル40Bの頂点がステアリングホイール14の運転者による把持位置に向けられている。これにより、運転者は、車両10の運転モードが自動運転モードから手動運転モードに移行することをより直感的に認識できる。さらに、車両10の自動運転モードが終了するタイミングで、ステアリングホイール14を把持している運転者の手が照明される。これにより、運転者は、車両10の運転モードが自動運転モードから手動運転モードに切替わるタイミングを直感的に認識できる。
したがって、運転者は、自動運転モードから手動運転モードに移行した際、適正に車両10の運転を行うことができる。
また、車両10の運転モードが手動運転モードから自動運転モードに切替えられる際、ステアリングホイール14の照明位置が、ステアリングホイール14の周方向において、運転者によるステアリングホイール14の把持位置から離れる方向に移動される。これにより、運転者は、車両10の運転モードが自動運転モードに切替わることを直感的に認識できる。
また、ステアリングホイール14が照明される際、シンボル40C、40D、40Aが表示されることで、運転者の注意を引くことができる。しかも、シンボル40C、40D、40Aが順に表示されると共に、シンボル40Dの頂点がステアリングホイール14の運転者による把持位置とは反対方向に向けられている。これにより、運転者は、車両10の運転権限が自身の手から離れるように感じるので、車両10の運転モードが自動運転モードに切替わることを、より直感的に認識でできる。さらに、車両10の自動運転モードが開始されるタイミングで、ステアリングホイール14の上側部分が照明される。これにより、ステアリングホイール14において運転者の目の前の部分が照明されるので、運転者は、車両10の運転モードが自動運転モードに切替わるタイミングを直感的に認識できる。
したがって、運転者は、車両10の運転モードが自動運転モードに切替わるタイミングを直感できて、自動運転モードに適正に移行できる。
また、シンボル40A〜40Dの明るさは、車室内の明るさによって調整される。このため、車室内が明るい昼間などにおいて、シンボルが明るく表示されることで、運転者がシンボルを見落とすのを抑制できる。また、車室内が暗い夜間において、シンボルが明るくなりすぎるのを抑制できて、シンボルの明るさによって車室内が明るくなりすぎたり、運転者の目が眩んだりしてしまうのを防止できる。
なお、本実施の形態では、シンボル40A〜40D(図柄)を白色で表示した。しかしながら、図柄は、黄色や赤色などの他の色で表示されてもよく、波型などの他の模様で表示されてもよい。また、図柄の色は、照明位置が移動されるごとや、複数回繰返される際に1回ごとに変更されてもよい。例えば、図柄の表示が複数回繰返される際、白色、黄色と順に変更されて、最後に赤色で表示されるようにしてもよい。
また、シンボル40A〜40Dは、円形又は多角形状の図形であってもよく動物や植物の絵柄を用いてもよい。例えば、シンボル40B、40Dとしては、蝶などの絵柄を用い、絵柄によって表示される蝶がステアリングホイール上を周方向に移動するように表示されてもよい。このように図柄を設定することで、ステアリングホイールを照明した際に、乗員の注意をより強く引きつけることができる。
なお、本実施の形態では、カメラ30(検出手段)を用いて、ステアリングホイール14上における運転者の把持位置を検出した。しかしながら、検出手段は、タッチセンサ(静電センサ)が用いられてもよい。検出手段としてタッチセンサを用いる場合、リム部の周方向に複数のタッチセンサ用の電極を配置し、運転者の手の近接を検出した電極の位置からステアリングホイール把持位置を検出すればよい。
また、本実施の形態では、プロジェクタ28(照明部)を用い、プロジェクタ28によってステアリングホイール14を照明した。しかしながら、照明部は、ステアリングホイールに設けてもよい。この場合、照明部としてLED等の発光素子を用い、複数の発光素子をステアリングホイール(リム部)の周方向に配列し、点灯させる発光素子を切替えることで、照明位置をステアリングホイールの周方向に移動させるようにすればよい。
さらに、本実施の形態では、車両10の自動運転モードから手動運転モードへの切替時、及び車両10の手動運転モードから自動運転モードへの切替時にステアリングホイール14を照明した。しかしながら、車両10の自動運転モード中及び車両10の手動運転モード中においても、ステアリングホイールを照明してもよい。この場合、車両10の自動運転モード中は、運転者の手を除くステアリングホイール上の全域又は一部の領域を照明し、車両10の手動運転モード中は、ステアリングホイールを把持する運転者の手(把持位置)を照明すればよい。これにより、運転者は、車両が自動運転モードで運転中か手動運転モードで運転中かを直感的に認識できる。
12 ステアリング装置
14 ステアリングホイール(ステアリング体)
28 プロジェクタ(照明部)
30 カメラ(検出手段)
32 コントローラ(制御部)
40A〜40D シンボル(図柄)

Claims (6)

  1. 運転モードが乗員による運転と運転支援装置による運転とに切替え可能とされた車両に設けられ、乗員による車両の運転時に乗員により把持されて操作されることで車両が操舵されるステアリング体と、
    前記ステアリング体を照明する照明部と、
    車両の運転モードが切替えられる際に前記ステアリング体の前記照明部による照明位置が前記ステアリング体の乗員による把持位置に対し移動するように前記照明部を制御する制御部と、
    を備えるステアリング装置。
  2. 車両の運転モードが前記運転支援装置による運転から乗員による運転に切替えられる際に前記ステアリング体の前記照明部による照明位置が前記ステアリング体の乗員による把持位置側に移動される請求項1に記載のステアリング装置。
  3. 車両の運転モードが乗員による運転から前記運転支援装置による運転に切替えられる際に前記ステアリング体の前記照明部による照明位置が前記ステアリング体の乗員による把持位置とは反対側に移動される請求項1又は請求項2に記載のステアリング装置。
  4. 前記ステアリング体の乗員による把持位置を検出し、当該検出結果に応じて前記ステアリング体の前記照明部による照明位置が移動される検出手段を備える請求項1から請求項3の何れか1項に記載のステアリング装置。
  5. 前記照明部が前記ステアリング体を乗員側から照明する請求項1から請求項4の何れか1項に記載のステアリング装置。
  6. 前記照明部が前記ステアリング体を照明して前記ステアリング体に図柄が表示される請求項1から請求項5の何れか1項に記載のステアリング装置。
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