JP2019140867A - 接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】支柱に対応した形状で当該支柱に取り付け可能であり、歩行者等の通行の妨げにならない接続箱を提供する。【解決手段】支柱100の外面に取り付け可能な接続箱1は、ケーブルの接続機能を有するケーブル接続部を有しており、支柱100の形状に合わせた形状を有する本体部2と、本体部2に対して取り付け可能であり、本体部2から引き出されたケーブルを収容可能なケーブル収容管6と、を備えている。本体部2の一側面に第1の軸が設けられているとともに、本体部2の他側面に第1の軸受が設けられており、ケーブル収容管6の一側面に第2の軸が設けられているとともに、ケーブル収容管6の他側面に第2の軸受が設けられており、第1の軸と第2の軸受とが、または、第1の軸受と第2の軸とが嵌合されて、第1の軸または第2の軸を中心にケーブル収容管6が可動することにより、ケーブル収容管が本体部2に対して支柱100の形状に沿って配置可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、接続箱に関する。
光ファイバケーブルに対して情報端末機器を接続するための光接続ユニットであって、外装体が固定具により支柱に固定されている光接続ユニットが知られている(特許文献1参照)。
特開2001−91757号公報
上記のような光接続ユニットは、1本の光ファイバケーブルに対して1台の情報端末機器に接続される光ファイバを接続する場合を前提としており、加入者の需要に応じて複数心の光ケーブルから単心へと分岐するための接続部を収容することは想定されていない。また、光接続ユニットの外装体はボックス(角柱)状であり、当該外装体を支柱に取り付けた場合の支柱からの外装体の突出量が大きく、歩行者や車両の通行の妨げになる可能性がある。
そこで、本発明は、支柱に対応した形状で当該支柱に取り付け可能であり、歩行者等の通行の妨げにならない接続箱を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る接続箱は、
支柱の外面に取り付け可能な接続箱であって、
ケーブルの接続機能を有するケーブル接続部を有しており、前記支柱の形状に合わせた形状を有する本体部と、
前記本体部に対して取り付け可能であり、前記本体部から引き出された前記ケーブルを収容可能な第1のケーブル収容管と、
を備え、
前記本体部の一側面に第1の軸が設けられているとともに、前記本体部の他側面に第1の軸受が設けられており、
前記第1のケーブル収容管の一側面に第2の軸が設けられているとともに、前記第1のケーブル収容管の他側面に第2の軸受が設けられており、
前記第1の軸と前記第2の軸受とが、または、前記第1の軸受と前記第2の軸とが嵌合されて、前記第1の軸または前記第2の軸を中心に前記第1のケーブル収容管が可動することにより、前記第1のケーブル収容管が前記本体部に対して前記支柱の形状に沿って配置可能である。
上記発明によれば、支柱に対応した形状で当該支柱に取り付け可能であり、歩行者等の通行の妨げにならない接続箱を提供することができる。
本発明の実施形態に係る接続箱の斜視図である。 (a)は、接続箱の本体部を示す平面図であり、(b)は、(a)の本体部を示す平面図である。 本体部の接続部取付体を示す図である。 本体部のベース板を示す図である。 (a)および(b)は、本体部の連結部を示す拡大図である。 (a)は、接続箱のケーブル収容管を示す正面図であり、(b)は、(a)のケーブル収容管を示す右側面図である。 (a)は、ケーブル収容管の収容管本体部を示す正面図であり、(b)は、(a)の収容管本体部を示す右側面図である。 ケーブル収容管の収容管本体部を示す斜視図である。 接続箱の取付方法を説明するための図である。 接続箱の取付方法を説明するための図である。 接続箱の取付方法を説明するための図である。 接続箱の取付方法を説明するための図である。 接続箱の取付方法を説明するための図である。 ケーブルの配線を説明する図である。 ケーブルの配線を説明する図である。 ケーブル収容管とダクトドロップ(ドロップケーブル)の接続を示す図である。 (a)および(b)は、支柱に取り付けられた接続箱を示す図である。
(本発明の実施形態の説明)
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。
本発明の一態様に係る接続箱は、
(1)支柱の外面に取り付け可能な接続箱であって、
ケーブルの接続機能を有するケーブル接続部を有しており、前記支柱の形状に合わせた形状を有する本体部と、
前記本体部に対して取り付け可能であり、前記本体部から引き出された前記ケーブルを収容可能な第1のケーブル収容管と、
を備え、
前記本体部の一側面に第1の軸が設けられているとともに、前記本体部の他側面に第1の軸受が設けられており、
前記第1のケーブル収容管の一側面に第2の軸が設けられているとともに、前記第1のケーブル収容管の他側面に第2の軸受が設けられており、
前記第1の軸と前記第2の軸受とが、または、前記第1の軸受と前記第2の軸とが嵌合されて、前記第1の軸または前記第2の軸を中心に前記第1のケーブル収容管が可動することにより、前記第1のケーブル収容管が前記本体部に対して前記支柱の形状に沿って配置可能である。
本開示の構成によれば、支柱に対応した形状で当該支柱に取り付け可能であり、歩行者等の通行の妨げにならない接続箱を提供することができる。
(2)前記支柱は円柱状であり、
前記本体部の前記支柱に対する取付面は円柱面の一部からなる曲面に形成されていてもよい。
この構成によれば、電柱などの円柱状の支柱に対応する形状で接続箱を取り付けることができ、歩行者の妨げになることがない。
(3)一側面に第3の軸が設けられているとともに他側面に第3の軸受が設けられており、前記第1のケーブル収容管に取り付け可能な第2のケーブル収容管をさらに備え、
前記第1のケーブル収容管の前記第2の軸と前記第2のケーブル収容管の前記第3の軸受とが、または前記第1のケーブル収容管の前記第2の軸受と前記第2のケーブル収容管の前記第3の軸とが嵌合されて前記第2の軸または前記第3の軸を中心に前記第2のケーブル収容管が可動することにより、前記第2のケーブル収容管が前記第1のケーブル収容管に対して前記支柱の形状に沿って配置可能であってもよい。
この構成によれば、第1のケーブル収容管に対して第2のケーブル収容管を可動状態で取り付けることができるため、需要に応じて、支柱に対応する形状でケーブル収容管を容易に追加で取り付けることができる。
(4)前記第1のケーブル収容管は、収容管本体部と、前記収容管本体部と前記支柱との間に設けられたケーブル通線部とを有し、
前記本体部から引き出されて前記第2のケーブル収容管に収容されるケーブルは、前記ケーブル通線部を通過して前記第2のケーブル収容管内に挿通されてもよい。
この構成によれば、第2のケーブル収容管に引き込まれるケーブルが第1のケーブル収容管の背面側(支柱に取り付けられる側)に設けられたケーブル通線部を通過して引き回されるため、接続箱の外面側にケーブルが露出することなくケーブルを引き回すことができる。
(本発明の実施形態の詳細)
以下、本発明に係る接続箱の実施の形態の例を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本例の接続箱1の斜視図を示す。接続箱1は、円柱状の支柱100(例えば、電柱)に巻き付けられて設置される。接続箱1は、本体部2と、ケーブル収容管6と、を備えている。ケーブル収容管6は、本体部2に対して着脱可能に構成されている。また、ケーブル収容管6は、他のケーブル収容管6に対しても着脱可能に構成されている。
図2(a)は、本体部2の平面図を示し、図2(b)は、本体部2の正面図を示す。
本体部2は、正面視において、長方形状に形成されている。また、本体部2は、上面視において、背面側、すなわち、支柱100に対する取付面が支柱100の外面形状に合わせた形状となるように、例えば、円柱面の一部からなる曲面に形成されている。そして、全体として、本体部2は、前面と後面とが円柱面の一部からなる曲面を有する薄板形状に形成されている。
本体部2は、接続部取付体30(図3で後述する)と、接続部取付体30を覆う蓋体20と、接続部取付体30の後側に配置されるベース板50(図4で後述する)と、を備えている。図2(b)に示す正面図では、接続部取付体30を覆っている蓋体20のみが観察される。蓋体20は、接続部取付体30に取り付けられ、鍵21によって施錠可能に構成されている。
図3は、接続部取付体30の正面図を示す。
図3に示すように、接続部取付体30は、正面視において概略長方形状を有しており、全体としては薄板形状に形成されている。接続部取付体30の表面には、ケーブル接続部31が載置されている。ケーブル接続部31は、ボルト32によって接続部取付体30に固定されている。ケーブル接続部31は、接続部取付体30の上部領域に載置されている。また、接続部取付体30の表面には、ケーブル把持部33が載置されている。ケーブル把持部33は、ボルト34によって接続部取付体30に固定されている。ケーブル把持部33は、接続部取付体30の下部領域に載置されている。
ケーブル接続部31は、外部から本体部2内に引き込まれた幹線ケーブルを、例えば、分岐して他のケーブル(例えば、加入者宅へ配線されるドロップケーブル)に接続することができるように構成されている。ケーブル把持部33は、本体部2内から外部へ引き出されるドロップケーブルを把持することができるように構成されている。
ケーブル接続部31は、全体的として概略長方形状を有する薄型の箱体に形成されている。ケーブル接続部31の上面には、開閉可能な蓋35が取り付けられている。ケーブル接続部31の右側部には、本体部2内に引き込まれた幹線ケーブルをケーブル接続部31内へと誘導する誘導路36が形成されている。ケーブル接続部31の下部には、分岐された幹線ケーブルをドロップケーブルにコネクタ接続させるアダプタ37が設けられている。本例では、8本のドロップケーブルをコネクタ接続することが可能なアダプタ37が設けられている。ケーブル把持部33は、この8本のドロップケーブルを把持することができるように構成されている。なお誘導路36も、ドロップケーブルを誘導しつつ把持することができるように構成されている。そして、接続部取付体30は、ベース板50に対してボルト38で固定されるように構成されている。
図4は、ベース板50の斜視図を示す。
図4に示すように、ベース板50は、背面51が支柱100の外面形状に合わせた形状、例えば、円柱面の一部からなる曲面に形成されている。ベース板50は、全体として、概略長方形の薄板状に形成されている。ベース板50の背面51が支柱100に対する本体部2の取付面になる。
ベース板50の一側面(本例では、右側面)には、本体部軸52(第1の軸の一例)が設けられている。本例では、本体部軸52が所定の間隔で2つ設けられている。また、ベース板50の他側面(本例では、左側面)には、本体部軸受53(第1の軸受の一例)が設けられている。本例では、本体部軸受53が本体部軸52と同様に所定の間隔で2つ設けられている。本体部軸52および本体部軸受53は、ケーブル収容管6を取り付けることが可能な連結部としての機能を有している。
また、ベース板50には、ベース板50を支柱100に取り付けるための取付孔54が設けられている。本例では、取付孔54は、ベース板50の上部、中部、下部の3か所に設けられている。取付孔54は、ベース板50内を左右方向に連通して形成されている。なお、ベース板50に設けられる本体部軸52と本体部軸受53とは、図4に示す構成とは逆に、本体部軸受53がベース板50の右側面に設けられ、本体部軸52がベース板50の左側面に設けられてもよい。
図5(a)は、本体部軸52の拡大図を示し、図5(b)は、本体部軸受53の拡大図を示す。
本体部軸52は、例えば、円柱状の軸であって一側面から右方向へ突出して設けられている。本体部軸受53は、例えば、他側面から左方向へ突出する二列の爪53a,53bによって構成され、前後方向への弾性力を有している。
なお、ベース板50は、図5(a),(b)に示すように、取付孔54を介して、例えば、電柱バンドあるいは結束バンド等の取付バンド55で支柱100に取り付けられる。取付バンド55は、取付孔54に通されて支柱100に巻き付けられる。
図6(a)は、ケーブル収容管6の正面図を示し、図6(b)は、ケーブル収容管6の右側面図を示す。
ケーブル収容管6は、正面視および側面視において、長方形状に形成されている。そして、全体として、ケーブル収容管6は、例えば、概略円柱状あるいは概略角柱状に形成されている。ケーブル収容管6には、外部から引き込まれたドロップケーブルがケーブル収容管6内を上下方向に挿通される。ケーブル収容管6は、収容管本体部61と、収容管本体部61の前面側を覆う収容管蓋部62と、を備えている。収容管蓋部62は、収容管本体部61の係合凸部63に収容管蓋部62の係合凹部64が係合することで取り付けられる。
図7(a)は、図6(a),(b)に示すケーブル収容管6の収容管蓋部62を取り外した状態の収容管本体部61の正面図を示し、図7(b)は、収容管蓋部62を取り外した状態の収容管本体部61の右側面図を示す。
収容管本体部61の一側面(本例では、右側面)には、収容管軸65(第2,第3の軸の一例)が設けられている。本例では、収容管軸65が所定の間隔で2つ設けられている。また、収容管本体部61の他側面(本例では、左側面)には、収容管軸受66(第2,第3の軸受の一例)が設けられている。本例では、収容管軸受66が収容管軸65と同様に所定の間隔で2つ設けられている。収容管軸65および収容管軸受66は、ベース板50の本体部軸受53および本体部軸52に連結することが可能な連結部としての機能を有している。2つの収容管軸65が設けられている所定の間隔は、ベース板50の2つの本体部軸受53が設けられている所定の間隔と同じ間隔である。また、2つの収容管軸受66が設けられている所定の間隔は、ベース板50の2つの本体部軸52が設けられている所定の間隔と同じ間隔である。
また、収容管本体部61の上端部且つ背面側には、他のケーブル収容管6に収容されるドロップケーブルを通過させるためのケーブル通線部67が設けられている。ケーブル通線部67は、収容管本体部61の上面から下方に向けて延びた溝が収容管本体部61の左右方向へ通り抜けるように形成されている。また、収容管本体部61の略中央部には、ケーブル収容管6内に収容されている部分のドロップケーブルを把持する把持部68が設けられている。把持部68は、溝内に突起刃が設けられた構成を有している。把持部68は、溝にドロップケーブルを挿通させることで、ドロップケーブルに対して付与される引張力を受けるように構成されている。また、収容管本体部61の上端部および下端部には、ケーブル収容管6内に挿通されるドロップケーブルが導出入する導出入口69,70が設けられている。
図8は、収容管本体部61の斜視図を示す。
図6(a),(b)および図8に示すように、収容管軸65は、本体部軸52と同様の構成であり、例えば、円柱状の軸であって一側面から右方向へ突出して設けられている。収容管軸受66は、本体部軸受53と同様の構成であり、例えば、他側面から左方向へ突出する二列の爪66a,66bによって構成され、前後方向への弾性力を有している。ケーブル収容管6は、例えば、収容管軸65が本体部軸受53の爪53a,53b間に嵌合されることで本体部2に連結される。また、ケーブル収容管6は、例えば、収容管軸受66の爪66a,66b間に本体部軸52が嵌合されることで本体部2に連結される。さらに、ケーブル収容管6は、例えば、収容管軸65が他のケーブル収容管6の収容管軸受66の爪66a,66b間に嵌合されることで他のケーブル収容管6に連結される。
次に、接続箱1の取付方法について、図9から図13を参照しつつ説明する。
図9に示すように、本体部2のベース板50を支柱100に取付バンド55によって取り付ける。続いて、図10に示すように、支柱100に取り付けたベース板50に接続部取付体30をボルト38によって固定する。続いて、図11に示すように、接続部取付体30が固定されているベース板50の側部(ここでは右側部)にケーブル収容管6の収容管本体部61を連結させる。両者は、ベース板50の右側部に設けられている本体部軸52と収容管本体部61の左側部に設けられている収容管軸受66とを嵌合させることで連結される。続いて、図12に示すように、収容管本体部61に収容管蓋部62を取り付ける。また、ケーブル収容管6の下端の導出入口70には、ドロップケーブルが挿通されるダクト71を取り付ける。続いて、図13に示すように、接続部取付体30に蓋体20を取り付けた後に鍵21で施錠する。また、ベース板50の上端部の取付孔54に取付バンド55を通してベース板50を支柱100に固定する。このとき、取付バンド55をケーブル収容管6のケーブル通線部67に通すことにより、取付バンド55で本体部2と共にケーブル収容管6も支柱100に固定する。
図14および図15は、本体部2内に引き込まれる幹線ケーブルおよびドロップケーブルの接続を説明する図である。
図14に示すように、幹線ケーブルCは、幹線ケーブル用のダクト72に挿通されて本体部2内に引き込まれる。本体部2への引き込みの際、幹線ケーブルCは、接続部取付体30の左側面に設けられているガイド部39を通して配線される。幹線ケーブルCは、例えば、8心の光ファイバケーブルからなる。また、その8心の光ファイバケーブルは、例えば、2つの4心テープ心線を含む。
本体部2内に引き込まれた幹線ケーブルCは、接続部取付体30上の下部領域に配線されてから、接続部取付体30上の上部領域に配置されているケーブル接続部31に向かって、接続部取付体30上の右領域を上方へ向かう。そして、ケーブル接続部31の誘導路36に誘導されてケーブル接続部31内に引き込まれる。なお、上述の通り、誘導路36も、ドロップケーブルを誘導しつつ把持することができるように構成されている。ケーブル接続部31内に引き込まれた幹線ケーブルCは、2つの4心テープ心線がそれぞれ単心の光ファイバ心線に分岐され、ケーブル接続部31内側からアダプタ37(図3参照)にコネクタ接続される。
図15に示すように、ドロップケーブルcaは、本体部2から引き出されてケーブル収容管6内に収容される。先ず、ドロップケーブルcaの端部がアダプタ37にケーブル接続部31外側からコネクタ接続される。これにより、アダプタ37を介して幹線ケーブルCとドロップケーブルcaとが光学的に接続される。コネクタ接続されたドロップケーブルcaは、渦巻き状に配線された後、接続部取付体30の下部領域に配置されているケーブル把持部33で把持される。ドロップケーブルcaは、その後、例えば、接続部取付体30上の左領域を上方へ向かって配線され、接続部取付体30の上端部に設けられているガイド部40にガイドされ、本体部2の上右端から外部に引き出される。
外部に引き出されたドロップケーブルcaは、ケーブル収容管6の上端部の導出入口69からケーブル収容管6内に引き込まれる。このとき、例えば、本体部2の隣の隣に連結されたケーブル収容管6にドロップケーブルcaが引き込まれる場合、本体部2から引き出されたドロップケーブルcaは、本体部2のすぐ隣に連結されているケーブル収容管6のケーブル通線部67に通されてケーブル収容管6まで配線される。ケーブル収容管6内に引き込まれたドロップケーブルcaは、把持部68で把持される。そして、ケーブル収容管6の下端まで通されたドロップケーブルcaは、下端部の導出入口70にコネクタ接続されているドロップケーブル用のダクト71に挿入される。ダクト71に挿入されたドロップケーブルcaは、加入者宅へと配線される。
図16は、ケーブル収容管6とドロップケーブル用のダクト71との接続状態を示す部分断面図である。
図16に示すように、ケーブル収容管6の導出入口70に接続されたダクト71の先端部には、ダクト71内への水の浸入を防ぐための止水キャップ73が取り付けられている。
図17(a)は、支柱100Aに巻き付けられた接続箱1を示す図であり、図17(b)は、支柱100Aよりも小径の支柱100Bに巻き付けられた接続箱1を示す図である。
図17(a),(b)に示すように、背面(取付面)が円柱面の一部からなる曲面に形成されている本体部2は、支柱100A,100Bの外面形状に沿って取り付けられている。本体部2の左右両隣に連結されているケーブル収容管6a,6eは、収容管軸受66に嵌合されている本体部軸52あるいは本体部軸受53に嵌合されている収容管軸65を中心として回転することができるように構成されている。また、ケーブル収容管6a,6eに連結されているケーブル収容管6b,6fは、収容管軸受66に嵌合されている収容管軸65を中心として回転することができるように構成されている。さらに、ケーブル収容管6同士で連結されている他のケーブル収容管6c,6d,6g,6hも同様に回転することができるように構成されている。このため、図17(a),(b)に示すように、各ケーブル収容管6a〜6hは、それぞれ連結されてから回転されることにより、互いに径の相違する支柱100A,100Bの形状に沿って取り付けられている。
以上のような構成の接続箱1によれば、本体部2に連結されたケーブル収容管6が、本体部軸52または収容管軸65を中心にして回転することができるように構成されている。また、ケーブル収容管6に連結された他のケーブル収容管6が、収容管軸65を中心にして回転することができるように構成されている。このため、本体部2および各ケーブル収容管6を支柱100に対応した形状で当該支柱100に取り付けることが可能であり、歩行者等の通行の妨げにならないようにすることができる。
また、本体部2の支柱100に対する取付面が円柱面の一部からなる曲面に形成されているため、電柱などの円柱状の支柱100に対応する形状で接続箱1を取り付けることが可能であり、さらに歩行者等の妨げにならないようにすることができる。
また、本体部2に取り付けられたケーブル収容管6に対して別のケーブル収容管6を取り付け、その別のケーブル収容管6に対してもさらにケーブル収容管6を取り付けることができるため、需要に応じてケーブル収容管6を容易に追加することができる。
また、本体部2の、例えば、隣の隣に取り付けられたケーブル収容管6にドロップケーブルを引き込む場合、本体部2のすぐ隣に取り付けられたケーブル収容管6の背面側(支柱に取り付けられる側)に設けられたケーブル通線部67を通して引き回すことができる。このため、接続箱1の外面側にケーブルが露出することなくドロップケーブルを引き回すことができる。
また、ケーブル収容管6内にドロップケーブルを把持することが可能な把持部68が設けられている。このため、例えば、ドロップケーブルの自重によりドロップケーブルに加えられる引張力を把持部68で受けることで、ドロップケーブルの予期せぬ移動に起因する曲げ負荷等を防止することができる。
以上、本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。また、上記説明した構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等に変更することができる。
1:接続箱
2:本体部
6:ケーブル収容管
20:蓋体
30:接続部取付体
31:ケーブル接続部
33:ケーブル把持部
50:ベース板
52:本体部軸(第1の軸の一例)
53:本体部軸受(第1の軸受の一例)
54:取付孔
55:取付バンド
61:収容管本体部
62:収容管蓋部
65:収容管軸(第2,第3の軸の一例)
66:収容管軸受(第2,第3の軸受の一例)
67:ケーブル通線部
68:把持部
71:ドロップケーブル用のダクト
72:幹線ケーブル用のダクト
73:止水キャップ
100:支柱
C:幹線ケーブル
ca:ドロップケーブル

Claims (5)

  1. 支柱の外面に取り付け可能な接続箱であって、
    ケーブルの接続機能を有するケーブル接続部を有しており、前記支柱の形状に合わせた形状を有する本体部と、
    前記本体部に対して取り付け可能であり、前記本体部から引き出された前記ケーブルを収容可能な第1のケーブル収容管と、
    を備え、
    前記本体部の一側面に第1の軸が設けられているとともに、前記本体部の他側面に第1の軸受が設けられており、
    前記第1のケーブル収容管の一側面に第2の軸が設けられているとともに、前記第1のケーブル収容管の他側面に第2の軸受が設けられており、
    前記第1の軸と前記第2の軸受とが、または、前記第1の軸受と前記第2の軸とが嵌合されて、前記第1の軸または前記第2の軸を中心に前記第1のケーブル収容管が可動することにより、前記第1のケーブル収容管が前記本体部に対して前記支柱の形状に沿って配置可能である、接続箱。
  2. 前記支柱は円柱状であり、
    前記本体部の前記支柱に対する取付面は円柱面の一部からなる曲面に形成されている、請求項1に記載の接続箱。
  3. 一側面に第3の軸が設けられているとともに他側面に第3の軸受が設けられており、前記第1のケーブル収容管に取り付け可能な第2のケーブル収容管をさらに備え、
    前記第1のケーブル収容管の前記第2の軸と前記第2のケーブル収容管の前記第3の軸受とが、または前記第1のケーブル収容管の前記第2の軸受と前記第2のケーブル収容管の前記第3の軸とが嵌合されて前記第2の軸または前記第3の軸を中心に前記第2のケーブル収容管が可動することにより、前記第2のケーブル収容管が前記第1のケーブル収容管に対して前記支柱の形状に沿って配置可能である、請求項1または請求項2に記載の接続箱。
  4. 前記第1のケーブル収容管は、収容管本体部と、前記収容管本体部と前記支柱との間に設けられたケーブル通線部とを有し、
    前記本体部から引き出されて前記第2のケーブル収容管に収容されるケーブルは、前記ケーブル通線部を通過して前記第2のケーブル収容管内に挿通される、請求項3に記載の接続箱。
  5. 前記第1のケーブル収容管は、前記ケーブルを把持して前記ケーブルに対して付与される引張力を受けるための把持部を備えている、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の接続箱。
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