JP2019140867A - 接続箱 - Google Patents
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Abstract
Description
支柱の外面に取り付け可能な接続箱であって、
ケーブルの接続機能を有するケーブル接続部を有しており、前記支柱の形状に合わせた形状を有する本体部と、
前記本体部に対して取り付け可能であり、前記本体部から引き出された前記ケーブルを収容可能な第1のケーブル収容管と、
を備え、
前記本体部の一側面に第1の軸が設けられているとともに、前記本体部の他側面に第1の軸受が設けられており、
前記第1のケーブル収容管の一側面に第2の軸が設けられているとともに、前記第1のケーブル収容管の他側面に第2の軸受が設けられており、
前記第1の軸と前記第2の軸受とが、または、前記第1の軸受と前記第2の軸とが嵌合されて、前記第1の軸または前記第2の軸を中心に前記第1のケーブル収容管が可動することにより、前記第1のケーブル収容管が前記本体部に対して前記支柱の形状に沿って配置可能である。
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。
本発明の一態様に係る接続箱は、
(1)支柱の外面に取り付け可能な接続箱であって、
ケーブルの接続機能を有するケーブル接続部を有しており、前記支柱の形状に合わせた形状を有する本体部と、
前記本体部に対して取り付け可能であり、前記本体部から引き出された前記ケーブルを収容可能な第1のケーブル収容管と、
を備え、
前記本体部の一側面に第1の軸が設けられているとともに、前記本体部の他側面に第1の軸受が設けられており、
前記第1のケーブル収容管の一側面に第2の軸が設けられているとともに、前記第1のケーブル収容管の他側面に第2の軸受が設けられており、
前記第1の軸と前記第2の軸受とが、または、前記第1の軸受と前記第2の軸とが嵌合されて、前記第1の軸または前記第2の軸を中心に前記第1のケーブル収容管が可動することにより、前記第1のケーブル収容管が前記本体部に対して前記支柱の形状に沿って配置可能である。
本開示の構成によれば、支柱に対応した形状で当該支柱に取り付け可能であり、歩行者等の通行の妨げにならない接続箱を提供することができる。
前記本体部の前記支柱に対する取付面は円柱面の一部からなる曲面に形成されていてもよい。
この構成によれば、電柱などの円柱状の支柱に対応する形状で接続箱を取り付けることができ、歩行者の妨げになることがない。
前記第1のケーブル収容管の前記第2の軸と前記第2のケーブル収容管の前記第3の軸受とが、または前記第1のケーブル収容管の前記第2の軸受と前記第2のケーブル収容管の前記第3の軸とが嵌合されて前記第2の軸または前記第3の軸を中心に前記第2のケーブル収容管が可動することにより、前記第2のケーブル収容管が前記第1のケーブル収容管に対して前記支柱の形状に沿って配置可能であってもよい。
この構成によれば、第1のケーブル収容管に対して第2のケーブル収容管を可動状態で取り付けることができるため、需要に応じて、支柱に対応する形状でケーブル収容管を容易に追加で取り付けることができる。
前記本体部から引き出されて前記第2のケーブル収容管に収容されるケーブルは、前記ケーブル通線部を通過して前記第2のケーブル収容管内に挿通されてもよい。
この構成によれば、第2のケーブル収容管に引き込まれるケーブルが第1のケーブル収容管の背面側(支柱に取り付けられる側)に設けられたケーブル通線部を通過して引き回されるため、接続箱の外面側にケーブルが露出することなくケーブルを引き回すことができる。
以下、本発明に係る接続箱の実施の形態の例を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本例の接続箱1の斜視図を示す。接続箱1は、円柱状の支柱100(例えば、電柱)に巻き付けられて設置される。接続箱1は、本体部2と、ケーブル収容管6と、を備えている。ケーブル収容管6は、本体部2に対して着脱可能に構成されている。また、ケーブル収容管6は、他のケーブル収容管6に対しても着脱可能に構成されている。
本体部2は、正面視において、長方形状に形成されている。また、本体部2は、上面視において、背面側、すなわち、支柱100に対する取付面が支柱100の外面形状に合わせた形状となるように、例えば、円柱面の一部からなる曲面に形成されている。そして、全体として、本体部2は、前面と後面とが円柱面の一部からなる曲面を有する薄板形状に形成されている。
図3に示すように、接続部取付体30は、正面視において概略長方形状を有しており、全体としては薄板形状に形成されている。接続部取付体30の表面には、ケーブル接続部31が載置されている。ケーブル接続部31は、ボルト32によって接続部取付体30に固定されている。ケーブル接続部31は、接続部取付体30の上部領域に載置されている。また、接続部取付体30の表面には、ケーブル把持部33が載置されている。ケーブル把持部33は、ボルト34によって接続部取付体30に固定されている。ケーブル把持部33は、接続部取付体30の下部領域に載置されている。
図4に示すように、ベース板50は、背面51が支柱100の外面形状に合わせた形状、例えば、円柱面の一部からなる曲面に形成されている。ベース板50は、全体として、概略長方形の薄板状に形成されている。ベース板50の背面51が支柱100に対する本体部2の取付面になる。
本体部軸52は、例えば、円柱状の軸であって一側面から右方向へ突出して設けられている。本体部軸受53は、例えば、他側面から左方向へ突出する二列の爪53a,53bによって構成され、前後方向への弾性力を有している。
ケーブル収容管6は、正面視および側面視において、長方形状に形成されている。そして、全体として、ケーブル収容管6は、例えば、概略円柱状あるいは概略角柱状に形成されている。ケーブル収容管6には、外部から引き込まれたドロップケーブルがケーブル収容管6内を上下方向に挿通される。ケーブル収容管6は、収容管本体部61と、収容管本体部61の前面側を覆う収容管蓋部62と、を備えている。収容管蓋部62は、収容管本体部61の係合凸部63に収容管蓋部62の係合凹部64が係合することで取り付けられる。
収容管本体部61の一側面(本例では、右側面)には、収容管軸65(第2,第3の軸の一例)が設けられている。本例では、収容管軸65が所定の間隔で2つ設けられている。また、収容管本体部61の他側面(本例では、左側面)には、収容管軸受66(第2,第3の軸受の一例)が設けられている。本例では、収容管軸受66が収容管軸65と同様に所定の間隔で2つ設けられている。収容管軸65および収容管軸受66は、ベース板50の本体部軸受53および本体部軸52に連結することが可能な連結部としての機能を有している。2つの収容管軸65が設けられている所定の間隔は、ベース板50の2つの本体部軸受53が設けられている所定の間隔と同じ間隔である。また、2つの収容管軸受66が設けられている所定の間隔は、ベース板50の2つの本体部軸52が設けられている所定の間隔と同じ間隔である。
図6(a),(b)および図8に示すように、収容管軸65は、本体部軸52と同様の構成であり、例えば、円柱状の軸であって一側面から右方向へ突出して設けられている。収容管軸受66は、本体部軸受53と同様の構成であり、例えば、他側面から左方向へ突出する二列の爪66a,66bによって構成され、前後方向への弾性力を有している。ケーブル収容管6は、例えば、収容管軸65が本体部軸受53の爪53a,53b間に嵌合されることで本体部2に連結される。また、ケーブル収容管6は、例えば、収容管軸受66の爪66a,66b間に本体部軸52が嵌合されることで本体部2に連結される。さらに、ケーブル収容管6は、例えば、収容管軸65が他のケーブル収容管6の収容管軸受66の爪66a,66b間に嵌合されることで他のケーブル収容管6に連結される。
図9に示すように、本体部2のベース板50を支柱100に取付バンド55によって取り付ける。続いて、図10に示すように、支柱100に取り付けたベース板50に接続部取付体30をボルト38によって固定する。続いて、図11に示すように、接続部取付体30が固定されているベース板50の側部(ここでは右側部)にケーブル収容管6の収容管本体部61を連結させる。両者は、ベース板50の右側部に設けられている本体部軸52と収容管本体部61の左側部に設けられている収容管軸受66とを嵌合させることで連結される。続いて、図12に示すように、収容管本体部61に収容管蓋部62を取り付ける。また、ケーブル収容管6の下端の導出入口70には、ドロップケーブルが挿通されるダクト71を取り付ける。続いて、図13に示すように、接続部取付体30に蓋体20を取り付けた後に鍵21で施錠する。また、ベース板50の上端部の取付孔54に取付バンド55を通してベース板50を支柱100に固定する。このとき、取付バンド55をケーブル収容管6のケーブル通線部67に通すことにより、取付バンド55で本体部2と共にケーブル収容管6も支柱100に固定する。
図14に示すように、幹線ケーブルCは、幹線ケーブル用のダクト72に挿通されて本体部2内に引き込まれる。本体部2への引き込みの際、幹線ケーブルCは、接続部取付体30の左側面に設けられているガイド部39を通して配線される。幹線ケーブルCは、例えば、8心の光ファイバケーブルからなる。また、その8心の光ファイバケーブルは、例えば、2つの4心テープ心線を含む。
図16に示すように、ケーブル収容管6の導出入口70に接続されたダクト71の先端部には、ダクト71内への水の浸入を防ぐための止水キャップ73が取り付けられている。
図17(a),(b)に示すように、背面(取付面)が円柱面の一部からなる曲面に形成されている本体部2は、支柱100A,100Bの外面形状に沿って取り付けられている。本体部2の左右両隣に連結されているケーブル収容管6a,6eは、収容管軸受66に嵌合されている本体部軸52あるいは本体部軸受53に嵌合されている収容管軸65を中心として回転することができるように構成されている。また、ケーブル収容管6a,6eに連結されているケーブル収容管6b,6fは、収容管軸受66に嵌合されている収容管軸65を中心として回転することができるように構成されている。さらに、ケーブル収容管6同士で連結されている他のケーブル収容管6c,6d,6g,6hも同様に回転することができるように構成されている。このため、図17(a),(b)に示すように、各ケーブル収容管6a〜6hは、それぞれ連結されてから回転されることにより、互いに径の相違する支柱100A,100Bの形状に沿って取り付けられている。
2:本体部
6:ケーブル収容管
20:蓋体
30:接続部取付体
31:ケーブル接続部
33:ケーブル把持部
50:ベース板
52:本体部軸(第1の軸の一例)
53:本体部軸受(第1の軸受の一例)
54:取付孔
55:取付バンド
61:収容管本体部
62:収容管蓋部
65:収容管軸(第2,第3の軸の一例)
66:収容管軸受(第2,第3の軸受の一例)
67:ケーブル通線部
68:把持部
71:ドロップケーブル用のダクト
72:幹線ケーブル用のダクト
73:止水キャップ
100:支柱
C:幹線ケーブル
ca:ドロップケーブル
Claims (5)
- 支柱の外面に取り付け可能な接続箱であって、
ケーブルの接続機能を有するケーブル接続部を有しており、前記支柱の形状に合わせた形状を有する本体部と、
前記本体部に対して取り付け可能であり、前記本体部から引き出された前記ケーブルを収容可能な第1のケーブル収容管と、
を備え、
前記本体部の一側面に第1の軸が設けられているとともに、前記本体部の他側面に第1の軸受が設けられており、
前記第1のケーブル収容管の一側面に第2の軸が設けられているとともに、前記第1のケーブル収容管の他側面に第2の軸受が設けられており、
前記第1の軸と前記第2の軸受とが、または、前記第1の軸受と前記第2の軸とが嵌合されて、前記第1の軸または前記第2の軸を中心に前記第1のケーブル収容管が可動することにより、前記第1のケーブル収容管が前記本体部に対して前記支柱の形状に沿って配置可能である、接続箱。 - 前記支柱は円柱状であり、
前記本体部の前記支柱に対する取付面は円柱面の一部からなる曲面に形成されている、請求項1に記載の接続箱。 - 一側面に第3の軸が設けられているとともに他側面に第3の軸受が設けられており、前記第1のケーブル収容管に取り付け可能な第2のケーブル収容管をさらに備え、
前記第1のケーブル収容管の前記第2の軸と前記第2のケーブル収容管の前記第3の軸受とが、または前記第1のケーブル収容管の前記第2の軸受と前記第2のケーブル収容管の前記第3の軸とが嵌合されて前記第2の軸または前記第3の軸を中心に前記第2のケーブル収容管が可動することにより、前記第2のケーブル収容管が前記第1のケーブル収容管に対して前記支柱の形状に沿って配置可能である、請求項1または請求項2に記載の接続箱。 - 前記第1のケーブル収容管は、収容管本体部と、前記収容管本体部と前記支柱との間に設けられたケーブル通線部とを有し、
前記本体部から引き出されて前記第2のケーブル収容管に収容されるケーブルは、前記ケーブル通線部を通過して前記第2のケーブル収容管内に挿通される、請求項3に記載の接続箱。 - 前記第1のケーブル収容管は、前記ケーブルを把持して前記ケーブルに対して付与される引張力を受けるための把持部を備えている、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の接続箱。
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