JP2019138196A - 排気ブレーキバルブの動作判定装置、この動作判定装置を備えた車両及び排気ブレーキバルブの動作判定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両の走行中に排気ブレーキバルブの動作不良を迅速に検出することができる排気ブレーキバルブの動作判定装置と、この動作判定装置を備えた車両及び排気ブレーキバルブの動作判定方法を提供する。【解決手段】排気ブレーキバルブ20を閉状態から開状態に移行する制御信号CSを排気ブレーキバルブ20の駆動装置22に送信した後、エンジン2を搭載した車両が走行中の気筒3における燃焼に関連するパラメータの値に基づいて、車両の走行中の気筒3における燃焼が悪化するか否かを予測する。気筒3の燃焼が悪化すると予測する場合は、排気ブレーキバルブ20が閉状態から動作不良の状態にあると判定する。【選択図】図2
Description
本開示は、排気ブレーキバルブの動作判定装置、この動作判定装置を備えた車両及び排気ブレーキバルブの動作判定方法に関する。
吸気通路にMAFセンサを備えて、エキゾーストスロットルバルブ(排気ブレーキバルブ)の全開位置時及び閉位置時の各々でMAFセンサにより新気の流量を取得し、この取得した新気の流量差が所定の判定しきい値未満のときにエキゾーストスロットルバルブの故障と判定するエキゾーストスロットルバルブ診断装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、車両の走行中に排気ブレーキバルブが動作不良となり、排気ブレーキバルブが閉状態から開状態まで滑らかに移行しなくなると、排気ガスの一部が排気ブレーキバルブで堰き止められて、排気通路内の圧力が上昇し、EGRガスの還流量が過多の状態になり、エンジンの燃焼状態が悪化する。この車両の走行中のエンジンの燃焼状態の悪化は、意図しない未燃燃料を多く含んだ排気ガス排出の要因となる。
しかし、上記の特許文献1に記載の装置は、エンジンの暖機運転のために排気ブレーキバルブを開閉したときに、排気ブレーキバルブの診断を行うものであり、車両の走行中に診断するものではない。
本発明の目的は、車両の走行中に排気ブレーキバルブの動作不良を迅速に検出することができる排気ブレーキバルブの動作判定装置、この動作判定装置を備えた車両及び排気ブレーキバルブの動作判定方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本開示の排気ブレーキバルブの動作判定装置は、車両の走行中において、前記車両に搭載された内燃機関の気筒内の燃焼に関連するパラメータを取得するパラメータ取得部と、前記内燃機関の排気通路のうちEGR通路の接続箇所となる分岐部よりも下流側部分に配置された排気ブレーキバルブを閉状態から開状態に移行させる制御信号が前記排気ブレーキバルブを駆動する駆動装置に送信された後において、前記パラメータ取得部によって取得された前記パラメータに基づいて、前記排気ブレーキバルブの動作が不良状態であるか否かを判定する判定部を備える。
また、上記の目的を達成するための本開示の排気ブレーキバルブの動作判定方法は、車両の走行中において、前記車両に搭載された内燃機関の排気通路のうちEGR通路の接続箇所となる分岐部よりも下流側部分に配置された排気ブレーキバルブを閉状態から開状態に移行させる制御信号が前記排気ブレーキバルブを駆動する駆動装置に送信された後に、前記内燃機関の気筒内の燃焼に関連するパラメータを取得し、この取得したパラメータに基づいて、前記排気ブレーキバルブの動作が不良状態にあるか否かを判定することを特徴とする。
本開示によれば、車両の走行中であっても、排気ブレーキバルブが閉状態からの動作が不良状態になっていることを迅速に検出することができる。
以下、本発明に係る第1実施形態の排気ブレーキバルブの動作判定装置1、この動作判定装置1を備えた車両及び排気ブレーキバルブの動作判定方法について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態では、エンジン(内燃機関)2の燃料としてCNG燃料を用いているが、CNG燃料以外の燃料をエンジン2の燃料とすることもできる。
図1に示すように、本実施形態の動作判定装置1が用いられるエンジン(内燃機関)2は、気筒(シリンダ)3の内部にピストン4が配設され、このピストン4とシリンダヘッド(気筒3の上端部)の間に燃焼室5が形成される。ピストン4はコンロッド6を介してクランク軸7に接続されている。燃焼室5には吸入される空気とCNG燃料Fの混合気を点火する点火プラグ8が配設される。
エンジン2の気筒3には、吸気弁9を介して吸気通路10が接続(連通)される。吸気通路10には、上流側より順に、エアクリーナ11、ターボ式過給システムのコンプレッサ12、インタークーラ13、スロットルバルブ14、燃料噴射弁15が配設される。
エアクリーナ11は、吸気通路10に吸気される新気(大気)Aに含まれる塵を除去する装置である。ターボ式過給システムは、エンジン2に備わり、後述するタービン18を排気ガスGにより回転駆動することで、このタービン18と直結するコンプレッサ12を駆動して吸気を圧縮するシステムである。コンプレッサ12は後述するEGRシステムのEGR通路26の合流部より上流側の吸気通路10に備わる。インタークーラ13は、コンプレッサ12で過給された吸気を冷却する装置である。スロットルバルブ14は、燃焼室5への吸気量を調整するためのバルブである。燃料噴射弁15は、CNG燃料Fを噴射する装置である。点火プラグ8は、吸入される空気と燃料噴射弁15で噴射されたCNG燃料Fの混合気を点火する装置である。
エンジン2の気筒3には、排気弁16を介して排気通路17が接続(連通)される。排気通路17には、上流側より順に、ターボ式過給システムのタービン18、排気ガス浄化装置19、排気ブレーキバルブ20、消音機21が配設される。タービン18は後述するEGRシステムのEGR通路26の分岐部より下流側の排気通路17に備わる。排気ブレーキバルブ20には、電動モータ等の排気ブレーキバルブ駆動用の駆動装置22が接続される。また、排気通路17には、タービン18をバイパスするバイパス通路23が接続される。バイパス通路23には、ウエストゲートバルブ24が配設される。ウエストゲートバルブ24は、専用のアクチュエータ25に接続される。
排気ブレーキバルブ20は、エンジン2を備えた車両の制動時にエンジンブレーキを補強するための排気ブレーキを必要に応じて作動させるためのバルブで、EGRシステムのEGR通路26の分岐部(エンジン2の排気通路17のうちEGR通路26の接続箇所となる部位)よりも下流側部分の排気通路17に配置される。排気ガス浄化装置19は、三元触媒等、排気ガスGに含まれるNOx等を浄化するための触媒を担持する装置である。消音機21は、排気ガスGの排気音を低減させるための装置である。
ウエストゲートバルブ24は、開弁して排気ガスGをバイパス通路23側にバイパスさせて過給圧の調整をするためのバルブである。
エンジン2には、排気通路17と吸気通路10を接続するEGR通路26が備わる。EGR通路26は、排気ガスGに含まれるNOx量の低減のために、排気ガスGの一部をEGRガスとして排気通路17から吸気通路10に還流するための通路で、上流側より順に、EGRクーラ27、EGRバルブ28が配設される。EGRクーラ27は、高温のEGRガスGeをエンジン冷却水等の冷却媒体で低温化するための装置である。EGRバルブ28はEGRガスGeの還流量を調整するための装置である。EGR通路26、EGRクーラ27及びEGRバルブ28で構成されるEGRシステムにより、排気通路17を通過する排気ガスGの一部がEGRガスGeとして吸気通路10に還流されて新気Aと合流する。
エンジン2には、ノックセンサ29、冷却水温度センサ30、クランク角度センサ31、カム角度センサ32、燃料温度センサ33、燃料圧力センサ34が備わる。ノックセンサ29は、エンジン2にノッキングが発生しているか否かを検出するためのセンサである。冷却水温度センサ30は、エンジン2の冷却媒体であるエンジン冷却水の温度を検出するためのセンサである。クランク角度センサ31は、クランク軸7の角度を検出するためのセンサである。カム角度センサ32は、吸気弁9及び排気弁16を動作させるカムの角度を検出するためのセンサである。燃料温度センサ33、燃料圧力センサ34は、燃料噴射弁15への燃料供給用の通路に備わり、燃料噴射弁15に供給される燃料Fの温度、圧力を検出するためのセンサである。
エンジン2の吸気通路10には、上流側より順に、吸気温度センサ35、吸気圧力センサ36が備わる。吸気温度センサ35はスロットルバルブ14通過後の吸気の温度を検出するための装置である。吸気圧力センサ36は、スロットルバルブ14通過後の吸気の圧力を検出するための装置である。
エンジン2の排気通路17には、上流側より順に、空燃比センサ37、酸素センサ38が備わる。空燃比センサ37は排気ガスGの空燃比を検出するための装置である。空燃比センサ37の検出値は、後述する制御装置39により、目標とする空燃比となるように燃料噴射弁15からの燃料噴射量等のエンジン制御用のパラメータを補正する補正係数値λcを設定する際に使用される。排気ガスGの空燃比を略一定(目標とする空燃比)にするためには、車両の走行状態に応じてエンジン制御用のパラメータを変動させるが、このパラメータは予め設定された基本値(基準値)に補正係数値λcを乗算することで設定される。すなわち、補正係数値λcは、排気ガスGの空燃比を略一定に制御する際にエンジン制御用のパラメータの補正に用いられる係数値である。酸素センサ38は排気ガスG中の酸素の量を検出する装置である。
制御装置39は、各種情報処理を行うCPU、その各種情報処理を行うために用いられるプログラムや情報処理結果を読み書き可能な内部記憶装置、及び各種インターフェースなどから構成されるハードウエアである。制御装置39は、各種センサ、排気ブレーキバルブ20の駆動装置22や動作判定装置1に信号線を介して電気的に接続されている。なお、図1では、図の煩雑さを避けるために、スロットルバルブ14、駆動装置22、動作判定装置1と制御装置39の間の信号線以外の信号線は省略している。
排気ブレーキバルブの動作判定装置1は、パラメータ取得部1a、判定部1b及び判定指示部1cを備える。パラメータ取得部1aは、車両の走行中に置いて、車両に搭載されたエンジン2の気筒3内の燃焼に関連するパラメータを取得する部位である。第1実施形態では、この燃焼に関連するパラメータを、ターボ式過給システムの過給圧力の目標値と実際値の間の乖離値ΔPと、排気ブレーキバルブ20より上流側部分の排気通路17を通過する排気ガスGの空燃比(空燃比センサ37により検出)を略一定に制御する際にエンジン制御用のパラメータの補正に用いられる補正係数値λcとする。ターボ式過給システムの過給圧力の目標値は、運転者のアクセルペダルの踏込量(アクセル開度センサにより検出)を基に設定される値である。ターボ式過給システムの過給圧力の実際値は、吸気圧力センサ36の検出値とする。そして、制御装置39によりこの過給圧力の目標値より実際値を減算した値の絶対値を乖離値ΔPとして算出し、パラメータ取得部1aはこの算出した乖離値ΔPを取得する。なお、制御装置39が取得した上記パラメータに関するデータをパラメータ取得部1aに転送するようにしてもよいし、パラメータ取得部1aが上記パラメータに関するデータを直接取得するようにしてもよい。
判定部1bは、排気ブレーキバルブ20の動作が不良状態であるか否かを判定する部位である。より具体的には、排気ブレーキバルブ20を閉状態から開状態に移行させる制御信号CSが駆動装置22に送信された後において、パラメータ取得部1aによって取得されたパラメータに基づいて、排気ブレーキバルブ20の動作が不良状態であるか否かを判定部1bで判定する。
判定指示部1cは、駆動装置22に制御信号CSが送信された後において、エンジン2の出力が増加状態にあるときに、判定部1bに判定を行わせるための第2の制御信号CS2を送信する部位である。第1実施形態では、判定指示部1cより第2の制御信号CS2が送信された場合に限って、判定部1bによる判定を行う。なお、後述する第2実施形態、第3実施形態では、第2の制御信号CS2の送信に依らず、制御信号CSが駆動装置22に送信された場合に判定部1bによる判定を行う。
エンジン2の出力が増加状態にあるか否かは、制御装置39により判定する。より具体的には、制御装置39が、エンジン2の出力に関連するパラメータを取得し、このパラメータに基づいて、エンジン2の出力が増加状態にあるか否かを判定する。第1実施形態では、この出力に関連するパラメータを、エンジン回転数Nとアクセル開度Oaとする。エンジン回転数Nは、エンジン2に回転数検出センサを備えて、この回転数検出センサの検出値としてもよいし、クランク角度センサ31の検出値を基に制御装置39により算出した値としてもよい。アクセル開度Oaは上述の通りアクセル開度センサの検出値とする。
なお、エンジン2の出力に関連するパラメータは、気筒3における燃焼にも関連するため、パラメータ取得部1aが取得する気筒3における燃焼に関連するパラメータにも成り得るが、第1実施形態では、気筒3における燃焼への関連性の特に強い2つのパラメータをパラメータ取得部1aが取得するパラメータとした。
また、排気ブレーキバルブ20が動作不良の状態にある時に点灯または点滅する警告灯が車両の運転席に備わる。
第1実施形態では、エンジン2の運転状態に応じて、排気ブレーキバルブ20を閉状態から開状態に移行する制御信号CSが制御装置39から駆動装置22に送信された後に、すなわち、排気ブレーキの解除信号CSが制御装置39から駆動装置22に送信された後に、制御装置39から動作判定装置1の各部1a、1b、1cに信号を送信する。この信号を受信したパラメータ取得部1aは、その時点で取得した最新のパラメータを判定部1bに送信する。この信号を受信した判定指示部1cは、さらに制御装置39よりエンジン2の出力が増加状態にあるとの信号を受信したときに、判定部1bに第2の制御信号CS2を送信する。エンジン2の出力が増加状態にあるか否かについては、より詳細には、エンジン回転数Nが予め設定した回転数閾値N1以上で、かつ、アクセル開度Oaが予め設定したアクセル開度閾値Oa1以上である場合に、エンジン2の出力が増加状態にあると判定する。判定部1bは、パラメータ取得部1a及び判定指示部1cより信号を受信後、パラメータ取得部1aによって取得されたパラメータに基づいて、車両の走行中の気筒3における燃焼が悪化しているか否かを判定する。この判定で燃焼の悪化が予測される場合には、排気ブレーキの解除信号CSが駆動装置22に送信されているにもかかわらず、排気ブレーキバルブ20が動作不良で閉状態から開状態に滑らかに戻り切れていない(排気ブレーキバルブ20の動作が不良状態である)と判定する。この動作が不良状態であるか否かの判定は、ターボ式過給システムの過給圧力における乖離値ΔPが予め設定された設定乖離閾値ΔP1以上で、かつ、エンジン制御用の補正係数値λcが予め設定された設定補正係数閾値λc1以下であるときに、排気ブレーキバルブ20が動作不良状態であると判定する。この判定後、この判定結果に相当する信号が判定部1bから制御装置39に送信される。
排気ブレーキを解除した後、運転者がアクセルペダルを踏み込んで、アクセル開度Oaがアクセル開度閾値Oa1以上となると、エンジン2の目標トルクが大きくなる。エンジン2の出力トルクをこの目標トルクまで上げるべく、スロットルバルブ14の開度を大きくして気筒3に吸気される新気量を大きくする。それとともに燃料噴射弁15からの燃料噴射量を多くして、気筒3内での燃焼反応を促進する。気筒3での燃焼反応が促進されると、エンジン回転数Nが設定回転数閾値N1以上まで上昇する。
しかしながら、排気ブレーキバルブ20が動作不良で閉状態から開状態まで戻り切れていないと、排気ガスGの一部が排気ブレーキバルブ20で堰き止められて排気通路17内の圧力が上昇して、EGRバルブ28の開度Oeに比してEGRガスGeの還流量が過多の状態になる。EGRガスGeの還流量が過多の状態になると、気筒3内に吸気される新気量が少なくなるため、排気ガスGに含まれる酸素濃度が低くなり、空燃比センサ37は空燃比がリッチと検出する。この場合、制御装置39は空燃比センサ37の検出値をエンジン2の運転状態に応じた空燃比の目標値(通常はストイキ空燃比に対応する値である1)にすべく、燃料噴射量等のエンジン制御用のパラメータの補正係数値λcを設定補正係数閾値λc1以下にする。また、排気ブレーキバルブ20が動作不良で閉状態から戻り切らない場合、排気通路17における排気抵抗が上昇し、ターボ式過給システムによる過給圧力の実際値が目標値に到達せず、その乖離値ΔPが設定乖離閾値ΔP1以上となる。
以上より、エンジン回転数N及びアクセル開度Oaによりエンジン2の出力が増加状態にあるにもかかわらず、ターボ式過給システムの過給圧力の乖離値ΔPやエンジン制御用のパラメータの補正係数値λcにより気筒3における燃焼状態が悪化してエンジン2の出力がさらに増加しにくい状態にあると予測される場合には、排気ブレーキバルブ20が動作不良で閉状態から開状態に滑らかに戻り切れていないと判定する。なお、設定回転数閾値N1及びアクセル開度閾値Oa1はエンジン2の出力が増加状態にあると判定可能な値に設定し、設定補正係数閾値λc1及び設定乖離閾値ΔP1は気筒3における燃焼状態が悪化していると判定可能な値に設定する。
そして、排気ブレーキバルブ20が動作不良の状態にあると判定したときに、この判定結果を受信した制御装置39が、車両の運転席の警告灯を点灯または点滅させて、制御装置39によりEGRバルブ28の開度を全閉状態にしてEGRシステムの作動を停止する。これにより、EGRガス還流量の過多を抑制する。また、排気ブレーキの作動信号が制御装置39から駆動装置22に送信されないようにして、排気ブレーキ制御を禁止する。なお、排気ブレーキ制御の禁止期間中は、車両に加えることが可能な制動力の最大値が排気ブレーキ制御に相当する分だけ低い状態にあるため、この低い状態の制動力の最大値に対応した値にエンジン2の出力可能なトルクの最大値を制限する。言い換えれば、エンジン2の最大トルクを制限することで、排気ブレーキ制御停止により低下した制動力でも安全運転を可能とする。
第1実施形態の排気ブレーキバルブの動作判定装置1を基にした制御フローについて、言い換えれば、第1実施形態の排気ブレーキバルブの動作判定方法の一例について、図2を参照しながら説明する。図2に示す制御フローは、排気ブレーキバルブ20を閉状態から開状態に移行する制御信号が制御装置39から駆動装置22に送信された後に実施される制御フローである。
図2に示す制御フローがスタートすると、ステップS10にて、制御装置39によりエンジン2の出力に関連する各パラメータの値を取得する。ステップS10を実施後、ステップS20に進む。ステップS20にて、ステップS10で取得した各パラメータの値を基にエンジン2の出力が増加状態にあるか否かを判定する。エンジン2の出力が増加状態にない場合(NO)には、ステップS20からリターンに進んで、本制御フローを終了する。エンジン2の出力が増加状態にある場合(YES)には、ステップS20からステップS30に進む。
ステップS30では、パラメータ取得部1aにより気筒3における燃焼に関連する各パラメータの値を取得し、取得したパラメータの値を判定部1bに送信する。また、エンジン2の出力が増加状態となったときに、判定指示部1cより判定部1bに制御信号CS2を送信する。ステップS30を実施後、ステップS40に進む。ステップS40では、ステップS30で取得した各パラメータの値を基に気筒3における燃焼状態が悪化するか否かを判定する。気筒3における燃焼状態の悪化が予測されない場合(NO)には、ステップS70に進み、ステップS70にて排気ブレーキバルブ20の動作が正常であることを制御装置39に記憶させた後、ステップS70からリターンに進んで、本制御フローを終了する。気筒3における燃焼状態の悪化が予測される場合(YES)には、ステップS50に進み、ステップS50にて排気ブレーキバルブ20の動作が不良であることを、判定部1bから制御装置39に信号を送信することにより制御装置39に記憶させた後、ステップS50からステップS60に進む。ステップS60では、ステップS50で制御装置39に記憶した排気ブレーキバルブ20の動作不良の情報を基にこの情報を運転者に伝える警告灯を点灯または点滅させ、EGRバルブ28を全閉状態にしてEGRシステムの作動を停止するとともに、排気ブレーキの以後の作動を禁止し、エンジン2の最大トルクを制限する。ステップS60を実施後、リターンに進んで、本制御フローを終了する。
第1実施形態によれば、車両の走行中に排気ブレーキバルブ20が動作不良となり、排気ブレーキバルブ20が閉状態から開状態まで滑らかに移行しないと、排気ガスGが排気ブレーキバルブ20で堰き止められて、EGRガスの還流量が過多の状態になり、エンジン2の燃焼状態が悪化することに着目して、その燃焼状態の悪化を予測することで、排気ブレーキバルブ20が閉状態から動作不良の状態にあると判定する。それ故、車両の走行中であっても、排気ブレーキバルブ20が閉状態から開状態への動作が不良状態になっていることを迅速に検出することができる。これにより、その動作不良を早期に運転者に警告して修理や交換を促したり、燃焼状態の悪化の要因となるEGRガス還流量の過多を抑制する制御を行ったりするには有利になり、意図しない未燃燃料を多量に含んだ排気ガスの排出を防止することができる。
特に、エンジン2の出力が増加状態にあるときに限って、排気ブレーキ解除後の気筒3における燃焼状態が悪化するか否かの判定を行うようにすると、制御装置39の負担が軽減されるので好ましい。また、気筒3における燃焼の悪化を判定するパラメータとして、ターボ式過給システムの過給圧力の目標値と実際値との乖離値ΔPと空燃比センサ37の検出値を用いて設定されるエンジン制御用の補正係数値λcの、気筒3における燃焼への関連性の特に強い2つのパラメータを用いると、排気ブレーキ20が閉状態から開状態への動作が不良状態にあることを高精度で検出することができる。
第2実施形態の排気ブレーキバルブの動作判定装置1について説明する。第2実施形態は、第1実施形態と以下の3点で異なり、その他の点では同じである。1点目は、排気ブレーキバルブの動作判定装置1に判定指示部1cを設けずに、パラメータ取得部1a及び判定部1bにより動作判定装置1を構成することである。2点目は、パラメータ取得部1aが、エンジン回転数Nと、アクセル開度Oaと、ターボ式過給システムの過給圧力の目標値と実際値との乖離値ΔPと、エンジン制御用の補正係数値λcとを取得する装置として構成される点である。言い換えれば、第1実施形態で制御装置39がエンジン2の出力が増加状態であるか否かの判定を行うときに用いた各パラメータを含めてパラメータ取得部1aが取得するように構成されている点である。3点目は、駆動装置20に制御信号CSが送信された後において、エンジン回転数Nが回転数閾値N1以上で、かつ、アクセル開度Oaがアクセル開度閾値Oa1以上で、かつ、ターボ式過給システムの過給圧力の目標値と実際値との乖離値ΔPが設定乖離閾値ΔP1以上で、かつ、補正係数値λcが設定補正係数閾値λc1以下であるときに、判定部1bにより、排気ブレーキバルブ20が閉状態から動作不良の状態にあると判定する構成にした点である。
第2実施形態の排気ブレーキバルブの動作判定装置1を基にした制御フローについて、言い換えれば、第2実施形態の排気ブレーキバルブの動作判定方法について、図3を参照しながら説明する。図3に示す制御フローは、排気ブレーキバルブ20を閉状態から開状態に移行する制御信号CSが制御装置39から駆動装置22に送信された後に実施される制御フローである。
図3に示す制御フローがスタートすると、ステップS10にて、パラメータ取得部1aにより気筒3における燃焼に関連する各パラメータの値を取得する。ステップS10を実施後、ステップS20に進む。ステップS20では、ステップS10で取得した各パラメータの値を基に気筒3における燃焼状態が悪化するか否かを判定部1bで判定する。気筒3における燃焼状態の悪化が予測されない場合(NO)には、ステップS50に進み、ステップS50にて判定部1bより制御装置39に信号を送信して排気ブレーキバルブ20の動作が正常であることを制御装置39に記憶させた後、ステップS50からリターンに進んで、本制御フローを終了する。気筒3における燃焼状態の悪化が予測される場合(YES)には、ステップS30に進み、ステップS30にて判定部1bより制御装置39に信号を送信して排気ブレーキバルブ20の動作が不良であることを制御装置39に記憶させた後、ステップS30からステップS40に進む。ステップS40では、ステップS30で制御装置39に記憶した排気ブレーキバルブ20の動作不良の情報を基にこの情報を運転者に伝える警告灯を制御装置39により点灯または点滅させ、EGRバルブ28を全閉状態にしてEGRシステムの作動を停止するとともに、排気ブレーキの以後の作動を禁止し、エンジン2の最大トルクを制限する。ステップS40を実施後、リターンに進んで、本制御フローを終了する。
この第2実施形態では、第1実施形態のように2段階で時間差で順番に判定を行うのではなく、パラメータ取得部1aが取得した各パラメータの同時刻の値と対応する閾値の大小関係が全て気筒3における燃焼の悪化が予測される大小関係にある場合に、気筒3における燃焼の悪化が予測されると判定するので、排気ブレーキバルブ20の動作不良の判定精度を向上させることができる。
第3実施形態の排気ブレーキバルブの動作判定装置について説明する。第3実施形態は、第1実施形態と以下の3点で異なり、その他の点では同じである。1点目は、排気ブレーキバルブの動作判定装置1に判定指示部1cを設けずに、パラメータ取得部1a及び判定部1bにより動作判定装置1を構成することである。2点目は、パラメータ取得部1aが、EGRシステムのEGRガスGeの二酸化炭素濃度Dcを取得する装置で構成されている点である。例えば、EGRガスGeが吸気通路10を通過する新気と合流した後の混合気体が通過する吸気通路10の位置に二酸化炭素濃度センサを設けて、この二酸化炭素濃度センサの検出値を二酸化炭素濃度Dcとして取得することで、パラメータ取得部1aは構成される。3点目は、二酸化炭素濃度センサ等により取得したEGRガスの二酸化炭素濃度Dcが予め設定した二酸化炭素濃度閾値Dc1以上であるときに、判定部1bにより、排気ブレーキバルブ20が閉状態から動作不良の状態にあると判定する構成にした点である。二酸化炭素濃度閾値Dc1は、気筒3における燃焼状態が悪化していると判定可能な値に設定する。
この第3実施形態では、単一のパラメータ(EGRガスの二酸化炭素濃度Dc)に基づいて、気筒3における燃焼が悪化しているか否かを判定するので、排気ブレーキバルブ20の動作不良の判定速度を向上させることができる。
なお、第1〜第3実施形態にて、パラメータ取得部1aが取得する各パラメータの値と対応する閾値の大小関係が全て気筒3における燃焼の悪化が予測される大小関係にあるときが実験等により予め設定した第1設定時間以上継続したときに排気ブレーキバルブ20が閉状態から動作不良の状態にあると判定すると、判定精度が向上するので好ましい。また、本実施形態では、排気ブレーキバルブの動作判定装置1を制御装置39とは別体としたが、動作判定装置1を制御装置39に組み込んで構成してもよい。
1 排気ブレーキバルブの動作判定装置
1a パラメータ取得部
1b 判定部
1c 判定指示部
2 エンジン(内燃機関)
3 気筒
10 吸気通路
12 コンプレッサ
18 タービン
17 排気通路
20 排気ブレーキバルブ
22 駆動装置
39 制御装置
1a パラメータ取得部
1b 判定部
1c 判定指示部
2 エンジン(内燃機関)
3 気筒
10 吸気通路
12 コンプレッサ
18 タービン
17 排気通路
20 排気ブレーキバルブ
22 駆動装置
39 制御装置
Claims (7)
- 車両の走行中において、前記車両に搭載された内燃機関の気筒内の燃焼に関連するパラメータを取得するパラメータ取得部と、
前記内燃機関の排気通路のうちEGR通路の接続箇所となる分岐部よりも下流側部分に配置された排気ブレーキバルブを閉状態から開状態に移行させる制御信号が前記排気ブレーキバルブを駆動する駆動装置に送信された後において、前記パラメータ取得部によって取得された前記パラメータに基づいて、前記排気ブレーキバルブの動作が不良状態であるか否かを判定する判定部を備える排気ブレーキバルブの動作判定装置。 - 前記駆動装置に前記制御信号が送信された後において、前記内燃機関の出力が増加状態にあるときに、前記判定部に判定を行わせるための第2の制御信号を送信する判定指示部を備える請求項1に記載の排気ブレーキバルブの動作判定装置。
- 前記パラメータ取得部が、前記内燃機関のターボ式過給システムの過給圧力の目標値と実際値の間の乖離値と、前記排気ブレーキバルブより上流側部分の前記排気通路を通過する排気ガスの空燃比を略一定に制御する際にエンジン制御用のパラメータの補正に用いられる補正係数値を取得し、
前記判定部が、前記判定指示部により前記第2の制御信号が送信された後において、前記パラメータ取得部が取得した前記乖離値が予め設定された設定乖離閾値以上で、かつ、前記補正係数値が予め設定された設定補正係数閾値以下であるときに、前記排気ブレーキバルブの動作が不良状態であると判定する請求項2に記載の排気ブレーキバルブの動作判定装置。 - 前記パラメータ取得部が、エンジン回転数と、アクセル開度と、前記内燃機関のターボ式過給システムの過給圧力の目標値と実際値の間の乖離値と、前記排気ブレーキバルブより上流側部分の前記排気通路を通過する排気ガスの空燃比を略一定に制御する際にエンジン制御用のパラメータの補正に用いられる補正係数値を取得し、
前記判定部が、前記駆動装置に前記制御信号が送信された後において、前記パラメータ取得部が取得した前記エンジン回転数が予め設定された回転数閾値以上で、かつ、前記アクセル開度が予め設定されたアクセル開度閾値以上で、かつ、前記乖離値が予め設定された設定乖離閾値以上で、かつ、前記補正係数値が予め設定された設定補正係数閾値以下であるときに、前記排気ブレーキバルブの動作が不良状態にあると判定する請求項1に記載の排気ブレーキバルブの動作判定装置。 - 前記パラメータ取得部が、前記EGR通路を通過するEGRガスが前記内燃機関の吸気通路を通過する新気と合流した後の混合気体の二酸化炭素濃度を取得し、
前記判定部が、前記駆動装置に前記制御信号が送信された後において、前記パラメータ取得部が取得した前記二酸化炭素濃度が予め設定された二酸化炭素濃度閾値以上であるときに、前記排気ブレーキバルブの動作が不良状態にあると判定する請求項1に記載の排気ブレーキバルブの動作判定装置。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の排気ブレーキバルブの動作判定装置と、
前記判定部により前記排気ブレーキバルブの動作が不良状態にあると判定したときに点灯または点滅する警告灯と、
この警告灯が点灯または点滅したと同時に、EGRシステムのEGRバルブを全閉状態にして前記EGRシステムの作動を停止するとともに、排気ブレーキの以後の作動を禁止し、エンジンの最大トルクを制限する制御装置を備えた車両。 - 車両の走行中において、前記車両に搭載された内燃機関の排気通路のうちEGR通路の接続箇所となる分岐部よりも下流側部分に配置された排気ブレーキバルブを閉状態から開状態に移行させる制御信号が前記排気ブレーキバルブを駆動する駆動装置に送信された後に、前記内燃機関の気筒内の燃焼に関連するパラメータを取得し、この取得したパラメータに基づいて、前記排気ブレーキバルブの動作が不良状態にあるか否かを判定することを特徴とする排気ブレーキバルブの動作判定方法。
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JP2018021291A JP2019138196A (ja) | 2018-02-08 | 2018-02-08 | 排気ブレーキバルブの動作判定装置、この動作判定装置を備えた車両及び排気ブレーキバルブの動作判定方法 |
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