JP2009127590A - 内燃機関の異常判定装置および異常判定方法 - Google Patents

内燃機関の異常判定装置および異常判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】噴射時期の異常を精度よく判定する。
【解決手段】ECUは、燃料の噴射時期を、予め定められた値だけ進角もしくは遅角するステップ(S100)と、エンジンの出力トルクの変動量が判定値より大きいか否かを判定するステップ(S104)と、エンジンの出力トルクの変動量が判定値以下であると(S104にてNO)、燃料の噴射時期が異常であると判定するステップ(S110)とを含む、プログラムを実行する。
【選択図】図6

Description

本発明は、内燃機関の異常判定装置および異常判定方法に関し、特に、燃料の噴射時期が異常であると判定する技術に関する。
従来より、インジェクタから燃料を噴射するディーゼルエンジンなどの内燃機関が知られている。内燃機関(特にディーゼルエンジン)においては、インジェクタからの燃料の噴射時期に応じたトルクが出力される。すなわち、燃料の噴射時期が出力トルクに与える影響が大きい。したがって、燃料の噴射時期が異常であると、所望のトルクが出力されない。そのため、燃料の噴射時期が異常であることを、OBD(On Board Diagnostic system)により判定することが望ましい。
特開平10−187300号公報(特許文献1)は、燃料噴射時期制御の不良が生じた場合の故障原因を判定することができる燃料装置の異常原因判定装置を開示する。特許文献1に記載の異常原因判定装置は、内燃機関の運転状態に応じて、燃料噴射ポンプから機関に供給する燃料の目標噴射時期を算出する目標噴射時期算出部と、内燃機関の実際の燃料噴射時期を検出する実噴射時期検出部と、実際の噴射時期を目標噴射時期に一致させるフィードバック制御を行なう燃料噴射時期制御部と、実際の噴射時期と目標噴射時期とを比較し、その偏差が所定の範囲外にある場合、異常が生じたことを判別する異常判別部と、異常判別部により異常と判別された場合、実際の噴射時期の変動幅が所定の範囲内か否かを判別し、実際の噴射時期の変動幅が所定の範囲内であるとき、燃料噴射ポンプの故障であることを判定する判定部とを備える。
この公報に記載の異常原因判定装置によれば、異常判別部が、実際の噴射時期と目標噴射時期との偏差が所定の範囲内にあるか否かを判別し、異常判別部により異常と判別された場合、判定部が、実際の噴射時期の変動幅が所定の範囲内か否かを判別し、実際の噴射時期の変動幅が所定の範囲内であるとき、燃料噴射ポンプの故障であると判定される。
特開平10−187300号公報
特開平10−187300号公報に記載の異常原因判定装置においては、実際の噴射時期と目標の噴射時期との差に応じて異常を判定する。そのため、目標の噴射時期が一定でなければ、異常を判定し難い。しかしながら、内燃機関の運転中に目標の噴射時期を一定にできる機会は多くない。そのため、異常を精度よく判定するには、更なる改善の余地があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、噴射時期の異常を精度よく判定することができる内燃機関の異常判定装置および異常判定方法を提供することである。
第1の発明に係る内燃機関の異常判定装置は、燃料を噴射する噴射機構が設けられた内燃機関の異常判定装置である。この異常判定装置は、噴射機構からの燃料の噴射時期を変更するための変更手段と、燃料の噴射時期を変更した後における内燃機関の出力トルクの変動量が予め定められた値より小さい場合に、燃料の噴射時期が異常であると判定するための判定手段とを備える。第8の発明に係る内燃機関の異常判定方法は、第1の発明に係る内燃機関の異常判定装置と同様の要件を備える。
この構成によると、内燃機関のトルクは燃料の噴射時期に応じて変動するため、噴射機構からの燃料の噴射時期が変更される。燃料の噴射時期を変更した後における内燃機関の出力トルクの変動量が予め定められた値より小さい場合、実際の噴射時期が変更されていないといえる。よって、燃料の噴射時期を変更した後における内燃機関の出力トルクの変動量が予め定められた値より小さい場合に、燃料の噴射時期が異常であると判定される。これにより、噴射時期の異常を精度よく判定することができる。その結果、噴射時期の異常を精度よく判定することができる内燃機関の異常判定装置もしくは異常判定方法を提供することができる。
第2の発明に係る内燃機関の異常判定装置においては、第1の発明の構成に加え、内燃機関には複数の気筒が設けられる。変更手段は、複数の気筒のうちのいずれか一つの気筒における燃料の噴射時期を変更するための手段を含む。第9の発明に係る内燃機関の異常判定方法は、第2の発明に係る内燃機関の異常判定装置と同様の要件を備える。
この構成によると、内燃機関に設けられた複数の気筒のうちのいずれか一つの気筒における燃料の噴射時期が変更される。これにより、燃料の噴射時期が正常であれば、燃料の噴射時期が変更された気筒の燃焼行程(膨張行程)における出力トルクが他の気筒の燃焼行程における出力トルクと異なるようにすることができる。そのため、出力トルクが顕著に変動するようにすることができる。その結果、出力トルクの変動量に基づいて、燃料の噴射時期が異常であるか否かを精度よく判定することができる。
第3の発明に係る内燃機関の異常判定装置においては、第1の発明の構成に加え、内燃機関には複数の気筒が設けられる。変更手段は、複数の気筒のうちのいずれか一つの気筒における燃料の噴射時期を変更するモードおよび全ての気筒における燃料の噴射時期を変更するモードのうちのいずれか一方のモードを選択して噴射時期を変更するための手段を含む。第10の発明に係る内燃機関の異常判定方法は、第3の発明に係る内燃機関の異常判定装置と同様の要件を備える。
この構成によると、内燃機関に設けられた複数の気筒のうちのいずれか一つの気筒における燃料の噴射時期を変更するモードおよび全ての気筒における燃料の噴射時期を変更するモードのうちのいずれか一方のモードを選択して噴射時期が変更される。複数の気筒のうちのいずれか一つの気筒における燃料の噴射時期が変更される場合、燃料の噴射時期が正常であれば、燃料の噴射時期が変更された気筒の燃焼行程(膨張行程)における出力トルクが他の気筒の燃焼行程における出力トルクと異なるようにすることができる。そのため、出力トルクが顕著に変動するようにすることができる。全ての気筒における燃料の噴射時期が変更される場合、全ての気筒の燃焼行程における出力トルクの変動量を略同じにすることができる。これにより、噴射時期を変更すること起因して発生する振動を小さくすることができる。そのため、出力トルクの変動量を精度よく検出することができる。いずれの場合においても、出力トルクの変動量に基づいて、燃料の噴射時期が異常であるか否かを精度よく判定することができる。
第4の発明に係る内燃機関の異常判定装置においては、第1の発明の構成に加え、内燃機関には複数の気筒が設けられる。変更手段は、噴射順序が連続する二つの気筒のうちの一方の気筒における燃料の噴射時期を進角するとともに、他方の気筒における燃料の噴射時期を遅角するための手段を含む。第11の発明に係る内燃機関の異常判定方法は、第4の発明に係る内燃機関の異常判定装置と同様の要件を備える。
この構成によると、噴射順序が連続する二つの気筒のうちの一方の気筒における燃料の噴射時期が進角されるとともに、他方の気筒における燃料の噴射時期が遅角される。これにより、燃料の噴射時期が正常であれば、一方の気筒の燃焼行程(膨張行程)における出力トルクと他方の気筒の燃焼行程における出力トルクとの差を大きくすることができる。そのため、出力トルクが顕著に変動するようにすることができる。その結果、出力トルクの変動量に基づいて、燃料の噴射時期が異常であるか否かを精度よく判定することができる。
第5の発明に係る内燃機関の異常判定装置においては、第1の発明の構成に加え、変更手段は、燃料の噴射時期を遅角するモードおよび進角するモードのうちのいずれか一方のモードを選択して噴射時期を変更するための手段を含む。第12の発明に係る内燃機関の異常判定方法は、第5の発明に係る内燃機関の異常判定装置と同様の要件を備える。
この構成によると、燃料の噴射時期が遅角もしくは進角される。これにより、出力トルクを低減もしくは増大することができる。そのため、出力トルクの変動量に基づいて、燃料の噴射時期が異常であるか否かを精度よく判定することができる。
第6の発明に係る内燃機関の異常判定装置においては、第1〜5のいずれかの発明の構成に加え、変更手段は、内燃機関の運転状態に応じて定められる区間内で燃料の噴射時期を変更するための手段を含む。判定手段は、内燃機関の運転状態に応じて定められる区間内で燃料の噴射時期を変更した後の内燃機関の出力トルクの変動量が予め定められた値より小さい場合に、燃料の噴射時期が異常であると判定するための手段を含む。第13の発明に係る内燃機関の異常判定方法は、第6の発明に係る内燃機関の異常判定装置と同様の要件を備える。
この構成によると、内燃機関の運転状態に応じて定められる区間内で燃料の噴射時期が変更される。内燃機関の運転状態に応じて定められる区間内で燃料の噴射時期を変更した後の内燃機関の出力トルクの変動量が予め定められた値より小さい場合に、燃料の噴射時期が異常であると判定される。たとえば、噴射時期に対する出力トルクの変動率が大きい区間内で噴射時期が変更されるとともに、噴射時期が異常であるか否かが判定される。これにより、噴射時期が正常であれば、出力トルクが顕著に変動するようにすることができる。そのため、出力トルクの変動量に基づいて、燃料の噴射時期が異常であるか否かを精度よく判定することができる。
第7の発明に係る内燃機関の異常判定装置においては、第1〜5のいずれかの発明の構成に加え、燃料の噴射時期が第1の区間にある場合の噴射時期に対する内燃機関の出力トルクの変動率は、燃料の噴射時期が第2の区間にある場合の噴射時期に対する内燃機関の出力トルクの変動率に比べて大きい。変更手段は、第1の区間内で燃料の噴射時期を変更するための手段を含む。判定手段は、第1の区間内で燃料の噴射時期を変更した後の内燃機関の出力トルクの変動量が予め定められた値より小さい場合に、燃料の噴射時期が異常であると判定する手段を含む。第14の発明に係る内燃機関の異常判定方法は、第7の発明に係る内燃機関の異常判定装置と同様の要件を備える。
この構成によると、噴射時期に対する出力トルクの変動率が大きい区間内で噴射時期が変更されるとともに、噴射時期が異常であるか否かが判定される。これにより、噴射時期が正常であれば、出力トルクが顕著に変動するようにすることができる。そのため、出力トルクの変動量に基づいて、燃料の噴射時期が異常であるか否かを精度よく判定することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る異常判定装置を搭載した車両のエンジン100について説明する。エンジン100は、ディーゼルエンジンである。なお、ディーゼルエンジン以外の内燃機関を用いるようにしてもよい。エンジン100には、複数の気筒が設けられる。
エンジン100に吸入される空気は、エアクリーナ102によりろ過され、ターボチャージャのコンプレッサ104により圧縮される。圧縮された空気は、インタークーラ106により外気との間で熱交換させられて冷却され、吸気管108およびインテークマニホールド110を通り、燃焼室内に導入される。燃焼室内に導入される空気のうち、新気の量は、スロットルバルブ112により制御される。スロットルバルブ112の開度は、ECU200により制御される。なお、スロットルバルブ112を設けなくてもよい。
燃焼室には、サプライポンプ114により加圧され、コモンレール116に蓄えられた燃料が、インジェクタ118により噴射される。燃焼室内で、空気と燃料との混合気が燃焼することにより、エンジン100は駆動力を発生する。
インジェクタ118は、各気筒に対して設けられる。燃料の目標の噴射時期は、たとえば、アクセル開度、エンジン100の出力軸回転速度および車速などをパラメータに有するマップに従って定められる。なお、目標の噴射時期を設定する方法は、周知の一般的な技術を利用すればよいため、ここではその更なる説明は繰り返さない。
インジェクタ118からの燃料の噴射量は、たとえば、アクセル開度、エンジン100の出力軸回転速度および車速などをパラメータに有するマップに従って定められる。アイドル時には、ISC(Idle Speed Control)により、エンジン100の出力軸回転速度が予め定められる目標回転速度になるように、燃料の噴射量が定められる。なお、燃料の噴射量を設定する方法は、周知の一般的な技術を利用すればよいため、ここではその更なる説明は繰り返さない。
燃焼後の混合気、すなわち排気ガスは、エギゾーストマニホールド120に導かれ、ターボチャージャのタービン122を通り抜けた後、触媒124により浄化され、車外に排出される。
排気ガスの一部は、エギゾーストマニホールド120に連結されたEGR(Exhaust Gas Recirculation)パイプ126を介して再循環させられる。EGRパイプ126を流れる排気ガスは、酸化触媒128を通り抜け、EGRクーラ130により冷却水との間で熱交換させられて冷却される。冷却された排気ガスは、EGRバルブ132を介して、スロットルバルブ112よりも下流で、吸気側に再循環させられる。
再循環させられる排気ガスの量(EGR量)は、EGRバルブ132の開度により調整される。EGRバルブ開度は、EGRバルブリニアソレノイド134により制御される。通常時、EGRバルブ開度は、エンジン100のトルクが高いほどEGRバルブ132を閉じるように、すなわちEGR量が少なくなるように制御される。具体的には、EGRにより変化する吸気酸素濃度が、エンジン100の状態(エンジン回転数速度、過給圧、各部温度、負荷、吸入空気量)に応じた目標値になるように、EGRバルブリフトセンサ136を用いて検出されたEGRバルブ開度がECU200に入力されて、EGRバルブ開度がフィードバック制御される。なお、EGRバルブ132の作動方式は、EGRバルブリニアソレノイド134によるもの以外に、負圧式やモータ式であってもよい。
ECU200には、出力軸回転速度センサ(クランクポジションセンサ)202、アクセル開度センサ204、車速センサ206などから信号が入力される。
出力軸回転速度センサ202は、エンジン100の出力軸回転速度を検出する。本実施の形態において、ECU200は、エンジン100の出力軸回転速度の変動量に基づいて、出力トルクの変動量を検出する。すなわち、出力回転速度が変動した場合、出力トルクが変動したと判定される。
アクセル開度センサ204は、アクセルペダルの開度を検出する。車速センサ206は、エンジン100を搭載した車両の速度を検出する。たとえば、エンジン100に接続されるトランスミッションの出力軸回転速度が、車速が検出される。
ECU200は、これらのセンサから送信された信号、メモリ(図示せず)に記憶されたプログラムおよびマップなどに基づいて演算処理を行なう。これにより、ECU200は、エンジン100を制御する。
図2を参照して、本実施の形態におけるECU200の機能について説明する。なお、以下に説明するECU200の機能は、ソフトウェアにより実現するようにしてもよく、ハードウェアにより実現するようにしてもよい。
ECU200は、変更部300と、判定部310とを備える。変更部300は、インジェクタ118からの燃料の噴射時期を変更する。図3に示すように、噴射時期が第1区間にある場合の噴射時期に対する出力トルク(出力軸回転速度)の変動率は、噴射時期が第2区間にある場合の噴射時期に対する出力トルクの変動率よりも大きい。したがって、第1の区間内で噴射時期が変更される。
図4に示す第1区間および第2区間は、エンジン100の運転状態(たとえばアイドル状態であるか否かなど)に応じて異なり得る。したがって、噴射時期を変更する第1区間は、エンジン100の運転状態に応じて定められる。
噴射時期を遅角するか進角するかは、エンジン100の運転状態(特に目標の噴射時期)に応じて選択される。たとえば、図4に示す時期に目標の噴射時期が設定されるような運転状態である場合、噴射時期に対して出力トルクを大きく変動させるために、噴射時期が遅角される。一方、図5に示す時期に目標の噴射時期が設定されるような運転状態である場合、遅角できる範囲が狭いため、噴射時期が進角される。なお、噴射時期の変更方法はこれに限らない。
また、複数の気筒のうちのいずれか一つの気筒における燃料の噴射時期が変更される。なお、燃料の噴射時期を変更する気筒をエンジン100の運転状態に応じて変更するようにしてもよい。一つ以上の気筒における燃料の噴射時期を変更するようにしてもよい。
判定部310は、燃料の噴射時期を変更した後におけるエンジン100の出力トルクの変動量に基づいて、噴射時期が異常であるか否かを判定する。前述した図3に示す第1区間内で燃料の噴射時期が変更された後におけるエンジン100の出力トルクの変動量に基づいて、噴射時期が異常であるか否かが判定される。
本実施の形態においては、エンジン100の出力軸回転速度の変動量から間接的に出力トルクの変動量が検出される。燃料の噴射時期が変更された後におけるエンジン100の出力トルクの変動量、すなわち出力軸回転速度の変動量が予め定められた判定値以下である場合、燃料の噴射時期が異常であると判定される。一方、燃料の噴射時期を変更した後におけるエンジン100の出力トルクの変動量が予め定められた判定値より大きい場合、燃料の噴射時期が正常であると判定される。
図6を参照して、本実施の形態においてECU200が実行するプログラムの制御構造について説明する。なお、以下に説明するプログラムは予め定められた周期で繰り返し実行される。ECU200により実行されるプログラムをCD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などの記録媒体に記録して市場に流通させてもよい。
ステップ(以下、ステップをSと略す)100にて、ECU200は、燃料の目標の噴射時期が前述した図3に示す第1区間内であるか否かを判定する。燃料の目標の噴射時期が第1区間内であると(S100にてYES)、処理はS102に移される。すなわち、燃料の噴射時期が異常であるか否かの判定が許可される。もしそうでないと(S100にてNO)、処理はS100に戻される。
S102にて、ECU200は、複数の気筒のうちのいずれか一つの噴射時期を、予め定められた値だけ進角もしくは遅角する。S104にて、ECU200は、エンジン100の出力トルクの変動量、すなわち、出力軸回転速度の変動量(噴射時期が変更された気筒の膨張行程における出力軸回転速度の変動量)が、判定値より大きいか否かを判定する。
エンジン100の出力トルクの変動量が判定値より大きいと(S104にてYES)、処理はS106に移される。もしそうでないと(S104にてNO)、処理はS108に移される。S106にて、ECU200は、燃料の噴射時期が正常であると判定する。その後、処理はS100に戻される。
S108にて、ECU200は、燃料の噴射時期の進角量もしくは遅角量がしきい値より大きいか否かを判定する。燃料の噴射時期の進角量もしくは遅角量がしきい値より大きいと(S108にてYES)、処理はS110に移される。もしそうでないと(S108にてNO)、処理はS100に戻される。
S110にて、ECU200は、燃料の噴射時期が異常であると判定する。その後、処理はS100に戻される。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る異常判定装置の動作について説明する。
エンジン100の運転中、燃料の目標の噴射時期が第1区間内であると(S100にてYES)、異常判定の前提条件が成立したといえる。この場合、複数の気筒のうちのいずれか一つの噴射時期が、予め定められた値だけ進角もしくは遅角される(S102)。
燃料の噴射時期が正常であれば、噴射時期が変更された気筒の燃焼行程における出力トルクが他の気筒の燃焼行程における出力トルクと異なり得る。すなわち、エンジン100の出力トルクが変動し得る。よって、エンジン100の出力トルクの変動量が判定値より大きいと(S104にてYES)、燃料の噴射時期が正常であると判定される(S106)。
一方、エンジン100の出力トルクの変動量、すなわち出力軸回転速度の変動量が判定値以下であると(S104にてNO)、エンジン100の出力トルクが燃料の噴射時期に同期していない可能性がある。この場合、燃料の噴射時期の進角量もしくは遅角量がしきい値より大きいか否かが判定される(S108)。
燃料の噴射時期の進角量もしくは遅角量がしきい値より大きいと(S108にてYES)、燃料の実際の噴射時期が制御通りに変更されていない可能性が極めて高い。よって、燃料の噴射時期が異常であると判定される(S110)。
以上のように、本実施の形態に係る異常判定装置によれば、燃料の噴射時期を変更した後におけるエンジンの出力トルクの変動量が判定値以下である場合に、燃料の噴射時期が異常であると判定される。これにより、噴射時期の異常を精度よく判定することができる。
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、複数の気筒のうちのいずれか一つの気筒における燃料の噴射時期を変更するモードおよび全ての気筒における燃料の噴射時期を変更するモードのうちのいずれか一方のモードを選択する点で、前述の第1の実施の形態と相違する。その他の構造については、前述の第1の実施の形態と同じである。それらについて機能も同じである。したがって、ここではそれらの詳細な説明は繰り返さない。
図7を参照して、本実施の形態におけるECU200の機能について説明する。なお、以下に説明するECU200の機能は、ソフトウェアにより実現するようにしてもよく、ハードウェアにより実現するようにしてもよい。
本実施の形態において、ECU200の変更部302は、複数の気筒のうちのいずれか一つの気筒における燃料の噴射時期を変更するモードと、全ての気筒における燃料の噴射時期を変更するモードとのうちのいずれか一方のモードを選択して、インジェクタ118からの燃料の噴射時期を変更する。たとえば、エンジン100がアイドル状態でない場合には、一つの気筒における燃料の噴射時期を変更するモードが選択される。エンジン100がアイドル状態である場合には、全ての気筒における燃料の噴射時期を変更するモードが選択される。エンジン100のアイドル時に1つの気筒のみの出力トルクが変動すると、エンジン100の振動が大きくなり得るからである。変更部302のその他の機能は、前述の第1の実施の形態と同じである。
判定部312は、一つの気筒における燃料の噴射時期が変更された場合、エンジン100の出力軸回転速度の変動量から間接的に出力トルクの変動量を検出し、噴射時期が異常であるか否かを判定する。一方、全ての気筒における燃料の噴射時期が変更された場合、判定部312は、ISCによる燃料の噴射量の増加量もしくは減少量から間接的に出力トルクの変動量を検出し、噴射時期が異常であるか否かを判定する。出力トルクが減少もしくは増大した場合、出力軸回転速度が減少もしくは増大し、その後、ISCにより、燃料の噴射量が増加もしくは減少されるからである。判定部312のその他の機能は、前述の第1の実施の形態と同じである。
複数の気筒のうちのいずれか一つの気筒における燃料の噴射時期が変更される場合、燃料の噴射時期が正常であれば、燃料の噴射時期が変更された気筒の燃焼行程における出力トルクが他の気筒の燃焼行程における出力トルクと異なるようにすることができる。そのため、出力トルクが顕著に変動するようにすることができる。全ての気筒における燃料の噴射時期が変更される場合、全ての気筒の燃焼行程における出力トルクの変動量を略同じにすることができる。これにより、噴射時期を変更すること起因して発生する振動を小さくすることができる。そのため、出力トルクの変動量を精度よく検出することができる。いずれの場合においても、出力トルクの変動量に基づいて、燃料の噴射時期が異常であるか否かを精度よく判定することができる。
<第3の実施の形態>
以下、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態は、噴射順序が連続する二つの気筒のうちの一方の気筒における燃料の噴射時期を進角するとともに、他方の気筒における燃料の噴射時期を遅角する点で、前述の第1の実施の形態と相違する。その他の構造については、前述の第1の実施の形態と同じである。それらについて機能も同じである。したがって、ここではそれらの詳細な説明は繰り返さない。
図8を参照して、本実施の形態におけるECU200の機能について説明する。なお、以下に説明するECU200の機能は、ソフトウェアにより実現するようにしてもよく、ハードウェアにより実現するようにしてもよい。
本実施の形態において、ECU200の変更部304は、噴射順序が連続する二つの気筒のうちの一方の気筒における燃料の噴射時期を進角するとともに、他方の気筒における燃料の噴射時期を遅角するように、インジェクタ118からの燃料の噴射時期を変更する。変更部304のその他の機能は、前述の第1の実施の形態と同じである。判定部314の機能は、前述の第1の実施の形態と同じである。
噴射順序が連続する二つの気筒のうちの一方の気筒における燃料の噴射時期を進角するとともに、他方の気筒における燃料の噴射時期を遅角することにより、燃料の噴射時期が正常であれば、一方の気筒の燃焼行程における出力トルクと他方の気筒の燃焼行程における出力トルクとの差を大きくすることができる。そのため、出力トルクが顕著に変動するようにすることができる。その結果、出力トルクの変動量に基づいて、燃料の噴射時期が異常であるか否かを精度よく判定することができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施の形態に係る異常判定装置を搭載した車両のエンジンを示す概略構成図である。 本発明の第1の実施の形態におけるECUの機能を示す機能ブロック図である。 燃料の噴射時期とエンジンの出力トルクとの関係を示す図である。 燃料の目標の噴射時期を示す図(その1)である。 燃料の目標の噴射時期を示す図(その2)である。 本発明の第1の実施の形態におけるECUが実行するプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態におけるECUの機能を示す機能ブロック図である。 本発明の第3の実施の形態におけるECUの機能を示す機能ブロック図である。
符号の説明
100 エンジン、118 インジェクタ、200 ECU、202 出力軸回転速度センサ、204 アクセル開度センサ、206 車速センサ、300,302,304 変更部、310,312,314 判定部。

Claims (14)

  1. 燃料を噴射する噴射機構が設けられた内燃機関の異常判定装置であって、
    前記噴射機構からの燃料の噴射時期を変更するための変更手段と、
    燃料の噴射時期を変更した後における前記内燃機関の出力トルクの変動量が予め定められた値より小さい場合に、燃料の噴射時期が異常であると判定するための判定手段とを備える、内燃機関の異常判定装置。
  2. 前記内燃機関には複数の気筒が設けられ、
    前記変更手段は、前記複数の気筒のうちのいずれか一つの気筒における燃料の噴射時期を変更するための手段を含む、請求項1に記載の内燃機関の異常判定装置。
  3. 前記内燃機関には複数の気筒が設けられ、
    前記変更手段は、前記複数の気筒のうちのいずれか一つの気筒における燃料の噴射時期を変更するモードおよび全ての気筒における燃料の噴射時期を変更するモードのうちのいずれか一方のモードを選択して噴射時期を変更するための手段を含む、請求項1に記載の内燃機関の異常判定装置。
  4. 前記内燃機関には複数の気筒が設けられ、
    前記変更手段は、噴射順序が連続する二つの気筒のうちの一方の気筒における燃料の噴射時期を進角するとともに、他方の気筒における燃料の噴射時期を遅角するための手段を含む、請求項1に記載の内燃機関の異常判定装置。
  5. 前記変更手段は、燃料の噴射時期を遅角するモードおよび進角するモードのうちのいずれか一方のモードを選択して噴射時期を変更するための手段を含む、請求項1に記載の内燃機関の異常判定装置。
  6. 前記変更手段は、前記内燃機関の運転状態に応じて定められる区間内で燃料の噴射時期を変更するための手段を含み、
    前記判定手段は、前記内燃機関の運転状態に応じて定められる区間内で燃料の噴射時期を変更した後の内燃機関の出力トルクの変動量が予め定められた値より小さい場合に、燃料の噴射時期が異常であると判定するための手段を含む、請求項1〜5のいずれかに記載の内燃機関の異常判定装置。
  7. 燃料の噴射時期が第1の区間にある場合の噴射時期に対する前記内燃機関の出力トルクの変動率は、燃料の噴射時期が第2の区間にある場合の噴射時期に対する前記内燃機関の出力トルクの変動率に比べて大きく、
    前記変更手段は、前記第1の区間内で燃料の噴射時期を変更するための手段を含み、
    前記判定手段は、前記第1の区間内で燃料の噴射時期を変更した後の内燃機関の出力トルクの変動量が予め定められた値より小さい場合に、燃料の噴射時期が異常であると判定する手段を含む、請求項1〜5のいずれかに記載の内燃機関の異常判定装置。
  8. 燃料を噴射する噴射機構が設けられた内燃機関の異常判定方法であって、
    前記噴射機構からの燃料の噴射時期を変更するステップと、
    燃料の噴射時期を変更した後における前記内燃機関の出力トルクの変動量が予め定められた値より小さい場合に、燃料の噴射時期が異常であると判定するステップとを備える、内燃機関の異常判定方法。
  9. 前記内燃機関には複数の気筒が設けられ、
    燃料の噴射時期を変更するステップは、前記複数の気筒のうちのいずれか一つの気筒における燃料の噴射時期を変更するステップを含む、請求項8に記載の内燃機関の異常判定方法。
  10. 前記内燃機関には複数の気筒が設けられ、
    燃料の噴射時期を変更するステップは、前記複数の気筒のうちのいずれか一つの気筒における燃料の噴射時期を変更するモードおよび全ての気筒における燃料の噴射時期を変更するモードのうちのいずれか一方のモードを選択して噴射時期を変更するステップを含む、請求項8に記載の内燃機関の異常判定方法。
  11. 前記内燃機関には複数の気筒が設けられ、
    燃料の噴射時期を変更するステップは、噴射順序が連続する二つの気筒のうちの一方の気筒における燃料の噴射時期を進角するとともに、他方の気筒における燃料の噴射時期を遅角するステップを含む、請求項8に記載の内燃機関の異常判定方法。
  12. 燃料の噴射時期を変更するステップは、燃料の噴射時期を遅角するモードおよび進角するモードのうちのいずれか一方のモードを選択して噴射時期を変更するステップを含む、請求項8に記載の内燃機関の異常判定方法。
  13. 燃料の噴射時期を変更するステップは、前記内燃機関の運転状態に応じて定められる区間内で燃料の噴射時期を変更するステップを含み、
    燃料の噴射時期が異常であると判定するステップは、前記内燃機関の運転状態に応じて定められる区間内で燃料の噴射時期を変更した後の内燃機関の出力トルクの変動量が予め定められた値より小さい場合に、燃料の噴射時期が異常であると判定するステップを含む、請求項8〜12のいずれかに記載の内燃機関の異常判定方法。
  14. 燃料の噴射時期が第1の区間にある場合の噴射時期に対する前記内燃機関の出力トルクの変動率は、燃料の噴射時期が第2の区間にある場合の噴射時期に対する前記内燃機関の出力トルクの変動率に比べて大きく、
    燃料の噴射時期を変更するステップは、前記第1の区間内で燃料の噴射時期を変更するステップを含み、
    燃料の噴射時期が異常であると判定するステップは、前記第1の区間内で燃料の噴射時期を変更した後の内燃機関の出力トルクの変動量が予め定められた値より小さい場合に、燃料の噴射時期が異常であると判定するステップを含む、請求項8〜12のいずれかに記載の内燃機関の異常判定方法。
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