JP2019137417A - ボイル処理用食品包装フィルム、深絞り包装体用底材及び深絞り包装体 - Google Patents

ボイル処理用食品包装フィルム、深絞り包装体用底材及び深絞り包装体 Download PDF

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Abstract

【課題】深絞り成形に適し、ボイル耐性及びボイル処理後の光沢性を有するボイル処理用食品包装フィルム等を提供する。【解決手段】最外層、中間層、シール内層及びシール表層の順で積層され、最外層は二重結合を含まない環状構造を有するジオールを少なくとも1種含む2種以上のジオールを構成成分として有し、かつJIS−K7121に準拠し示差走査型熱量計で昇温速度10℃/分で昇温時の結晶融解熱量△Hmが20J/g以下及びガラス転移点(Tg)が90℃以上である耐熱ポリエステル系樹脂を含み、シール内層はエチレン系樹脂及び熱可塑性エラストマーの少なくとも1種を含み、シール表層は130℃以上の融点を有するポリオレフィン系樹脂を70質量%以上含み、フィルムの総厚は70μm以上300μm以下である。【選択図】なし

Description

本発明は、包装フィルムに関し、特に、ブロックハム、ローストビーフ、焼豚等の内容物を深絞り包装し、商品ラベルや内容表示ラベル等の粘着ラベルの貼付後に、ボイル殺菌を行う用途に好適に使用できるボイル処理用食品包装フィルム、深絞り包装体用底材及び深絞り包装体に関する。
従来のブロックハム等を内容物とする深絞り包装用の底材フィルムとして、耐ピンホール性を付与するためにポリアミド樹脂層が使用され、シール層にポリエチレン系樹脂を配したフィルムが広く使用されてきた。
例えば、12ナイロン樹脂層/ポリアミド樹脂層/エチレン系樹脂層の層構成を有するボイル殺菌処理用フィルム(特許文献1)、ポリアミド樹脂層/直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)樹脂層/エチレン−α−オレフィン共重合体樹脂層/ポリプロピレン樹脂層の層構成を有するボイル用深絞り底材フィルム(特許文献2)、底材にポリアミド樹脂層を有するボイル用深絞り包装体(特許文献3)が提案されている。
深絞り包装の一般的な製造工程は、深絞り包装、ボイル殺菌、ラベル貼付の順で行われる。
そのうちの深絞り包装の一般的な工程は、熱板に底材フィルムのシール層側を接触させて加熱し、圧空等で絞りの型に密着させて深絞り成型し、成型した深絞り部に内容物を収容し、蓋材フィルムを被せ真空にしてヒートシール後、シール部を所定の大きさに横及び縦をカットし、個々のパック包装品に切り分け、深絞り包装機より搬出するという順で行われる。
一方で、底材フィルム面に商品ラベルを自動貼付するラベラー装置が付設された深絞り包装機での製造も行なわれており、この場合の深絞り包装の製造工程は、深絞り包装、ラベル貼付、ボイル殺菌の順になる。
特開平07−001544号公報 特開平10−076616号公報 特開平10−086284号公報
特許文献1のフィルムは、ボイル殺菌後にラベル貼付を行う用途に用いるので、ラベル接着性は、最外層の組成に依存する。そのため、実施例によると、最内層のエチレン系樹脂層は1層であり、その層厚は、総厚200μmに対して約100μmである。しかし、該フィルムをラベル貼付後にボイル殺菌を行う用途に用いると、ボイル処理時にフィルムが大きく熱収縮し、粘着ラベルに激しくシワが寄り、ひいてはラベル剥離に至る可能性がある。
特許文献1〜3で使用されているポリアミド樹脂は、ボイル処理時に吸湿してカールしやすいので、包装体の外観を悪化させる可能性がある。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、深絞り成形に適し、ボイル耐性及びボイル処理後の光沢性を有するボイル処理用食品包装フィルム、深絞り包装体用底材及び深絞り包装体を提供することを課題とする。
本発明者らは、鋭意検討した結果、上記従来技術の課題を解決し得るボイル処理用食品包装フィルムを得ることに成功し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、以下のとおりである。
本発明の第1の形態は、最外層、中間層、シール内層及びシール表層の順で積層されたボイル処理用食品包装フィルムであって、前記最外層は、二重結合を含まない環状構造を有するジオールを少なくとも1種含む2種以上のジオールを構成成分として有し、かつJIS−K7121に準拠し示差走査型熱量計で昇温速度10℃/分で昇温時の結晶融解熱量△Hmが20J/g以下及びガラス転移点(Tg)が90℃以上である耐熱ポリエステル系樹脂を含み、前記シール内層は、エチレン系樹脂及び熱可塑性エラストマーの少なくとも1種を含み、前記シール表層は、130℃以上の融点を有するポリオレフィン系樹脂を70質量%以上含み、前記フィルムの総厚は70μm以上300μm以下であることを特徴とする。
第1の形態において、前記最外層の層厚は、フィルムの総厚の5%以上60%以下であることが好ましい。
第1の形態において、前記中間層は、ポリアミド樹脂層又はポリアミド樹脂層及びエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物樹脂層を有することが好ましい。
本発明の第2の形態は、第1の形態のボイル処理用食品包装フィルムが用いられた深絞り包装体用底材である。
本発明の第3の形態は、第2の形態の深絞り包装体用底材が用いられた深絞り包装体である。
本発明に係るボイル処理用食品包装フィルムは、優れた成形耐熱性、ボイル耐性及びボイル処理後の光沢性を有する。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明するが、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
<ボイル処理用食品包装フィルム>
(最外層)
最外層を構成する耐熱ポリエステル系樹脂は、2種以上のジオールを構成成分として有し、かつJIS−K7121に準拠し示差走査型熱量計で昇温速度10℃/分で昇温時の結晶融解熱量△Hmが20J/g以下及びガラス転移点(Tg)が90℃以上である。
上記2種以上のジオールのうち少なくとも1種は、二重結合を含まない環状構造を有する嵩高いジオールである。この二重結合を含まない環状構造を有する嵩高いジオールは、分子内にエーテル結合に由来する酸素原子を含有しても良い。
この様な二重結合を含まない環状構造を有する嵩高いジオールの例として、スピログリコール、テトラメチルシクロブタンジオール(以下TMCDと略すことがある)、シクロトリシクロデカンジメタノール、イソソルビド等の分子内に1つ以上の4員環又は1つ以上の5員環を含む脂環式ジオールを挙げることができる。この中でも特に、スピログリコール、TMCD、イソソルビドは、ジオール成分として用いることによって、耐熱ポリエステル系樹脂のガラス転移温度が高くなり、本発明のボイル処理食品用包装フィルムの耐熱性を高めることができ好適である。
耐熱ポリエステル系樹脂における、上記嵩高いジオール以外のジオールの例としては、ジエチレングリコール、エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、デカメチレングリコール等の脂肪族ジオール;シクロヘキサンジオール、1,3−シクロヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジメタノール等の6員環の脂環式ジオール;p−キシレンジオール;ビスフェノールA、テトラブロモビスフェノールA、テトラブロモビスフェノールA−ビス(2−ヒドロキシエチルエーテル)等の芳香族ジオールが挙げられる。中でも、工業的に安価であり、結晶性とガラス転移温度を制御しやすいという理由から、エチレングリコールが好ましい。また、1,3−シクロヘキサンジメタノールは、耐熱ポリエステル系樹脂のガラス転移温度を上昇させることはないが、耐熱ポリエステル系樹脂の耐衝撃性と透明性を改善することができるためやはり好ましい。
耐熱ポリエステル系樹脂における、上記嵩高いジオールの含有比率は、耐熱ポリエステル系樹脂に含まれる全ジオールに対して、20モル%以上であることが好ましく、30モル%以上であることがさらに好ましく、40モル%以上であることが特に好ましい。また、上限は特に限定されないが、70モル%以下であれば、溶融時の流動性が損なわれるなど問題が生じるおそれがないため好ましい。嵩高いジオール成分の含有比率の下限は20モル%以上であることによって、耐熱ポリエステル系樹脂のガラス転移温度を高め、本発明のボイル処理食品用包装フィルムに耐熱性を付与することができる。
耐熱ポリエステル系樹脂に用いられるジカルボン酸成分の例としては、テレフタル酸、イソフタル酸、2−クロロテレフタル酸、2,5−ジクロロテレフタル酸、2−メチルテレフタル酸、4,4−スチルベンジカルボン酸、4,4−ビフェニルジカルボン酸、オルトフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、2,7−ナフタレンジカルボン酸、ビス(p−カルボキシフェニル)メタン、アントラセンジカルボン酸、4,4−ジフェニルエーテルジカルボン酸、4,4−ジフェノキシエタンジカルボン酸、5−Naスルホイソフタル酸、エチレン−ビス−p−安息香酸等の芳香族ジカルボン酸;アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、ドデカン二酸、1,3−シクロヘキサンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸等の脂肪族ジカルボン酸成分が挙げられる。これらのジカルボン酸成分は、単独で又は2種以上を混合して使用してもよい。本発明においては、工業的に安価であり、また合成した耐熱ポリエステル系樹脂が化学的に安定であることから、ジカルボン酸としては、テレフタル酸、イソフタル酸が特に好ましい。
耐熱ポリエステル系樹脂は、JIS−K7121に準拠し、示差走査型熱量計で昇温速度10℃/分における、昇温時の結晶融解熱量△Hmが20J/g以下であることが必要であり、より好ましくは15J/g以下、さらに好ましくは10J/g以下、特に好ましくは5J/g以下である。耐熱ポリエステル系樹脂の結晶化融解熱ΔHmが20J/gを超えると結晶化により透明性が低下したり、成型性が悪くなるため好ましくない。
耐熱ポリエステル系樹脂のガラス転移温度はJIS−K7121に準じて、示差走査熱量計により測定され、下限は90℃以上であることが必要であり、より好ましくは95℃以上、さらに好ましくは100℃以上である。また、ガラス転移温度の上限は特に限定されるものではないが、通常130℃以下である。耐熱ポリエステル系樹脂のガラス転移温度が90℃未満であると、ボイル処理用食品包装フィルムがボイル処理時に耐熱性が不足するため好ましくない。耐熱ポリエステル系樹脂のガラス転移温度は、共重合成分を調整することにより、好ましい範囲とすることができる。
耐熱ポリエステル系樹脂の極限粘度(IV)は特に限定されるものではないが、通常0.4dl/g以上1.0dl/g以下であり、0.5dl/g以上0.9以下であることが好ましい。極限粘度(IV)が上記の範囲にあれば、フィルムの機械強度と溶融時の流動性を両立させることができるため好ましい。
耐熱ポリエステル系樹脂としては、市販の各種原料を好ましく使用することができ、例えば、商品名:「ALTESTER」(三菱ガス化学社製、スピログリコール共重合ポリエステル系樹脂)、商品名:「TRITAN」(EASTMAN Chemical社製、TMCD共重合ポリエステル系樹脂)、等を挙げることができる。
最外層を構成する樹脂成分は、上記した耐熱ポリエステル系樹脂を主成分とする。ここで、「主成分」とは、最外層を構成する樹脂成分全体を基準として(100質量%)、耐熱ポリエステル系樹脂を、好ましくは50質量%以上、より好ましくは80質量%以上、さらに好ましくは95質量%以上、特に好ましくは100質量%含むことをいう。
また、最外層の層厚は特に限定されるものではないが、フィルムの総厚さに対して、下限が好ましくは5%以上、より好ましくは8%以上、さらに好ましくは10%以上であり、かつ、上限が好ましくは60%以下、より好ましくは50%以下、さらに好ましくは40%以下である。層厚が5%以上あれば、包装体のフランジ部におけるカールの発生、低温時のピンホール発生を抑えられ、良好な見栄えと低温時の耐ピンホール性が得られ、また上限を60%とすることにより良好な深絞り成形性を維持できる。
(中間層)
中間層は、ポリアミド樹脂層又はポリアミド樹脂層及びエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物樹脂層を有してもよい。また、ポリアミド樹脂層とエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物樹脂層との間に、後に説明する接着層を備えていてもよい。
中間層に使用されるポリアミド樹脂は耐ピンホール性、酸素バリアー性、深絞り成形性等を付与する機能を有しており、具体的には一般にナイロンと称される6−ナイロン(6Ny)、66−ナイロン(66Ny)、6−66ナイロン(6−66Ny)、12−ナイロン(12Ny)、メタキシレンジアミンとアジピン酸との重縮合で得られるMXD6ナイロン(MXD6Ny)、さらにこれらのブレンド物等を使用でき、その用途目的に応じてこれらの中から適宜選定される。例えば深絞り成形性が必要な場合には6Ny、6−66Nyが好ましく、高い酸素バリアー性が要求される場合には、MXD6Ny或いはMXD6Nyと6Nyのブレンド、更にはポリアミド樹脂層の他にエチレン−酢酸ビニル共重合けん化物(EVOH)層を設けることもできる。ポリアミド樹脂層は、その要求される品質にあわせてこれらのポリアミド樹脂からなる単層でも積層されたものでも良い。
ポリアミド樹脂(PA)層の層厚は、下限が2μm以上が好ましく、5μm以上がより好ましい。また、上限は30μm以下が好ましく、20μm以下がより好ましい。下限を2μm以上にすることにより、良好な深絞り成型性を維持することができ、上限を30μm以下にすることにより、包装体のフランジ部におけるカールの発生を抑えられ、良好な見栄えが得られる。
EVOH層の層厚は特に限定されるものではないが、下限値は2μm以上、好ましくは3μm以上であり、かつ30μm以下、好ましくは20μm以下である。EVOH層の層厚の下限値を2μmとすることにより十分な酸素バリアー性が得られ、また上限値を30μmとすることによりフィルムの共押出性を悪化することもなく、かつ良好なフィルム強度を保持できる。
(シール内層)
シール層のうち、シール表層に隣接するシール内層は、エチレン系樹脂および熱可塑性エラストマーから選ばれる少なくとも1種を含む。
エチレン系樹脂としては、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−アクリル酸メチル共重合体(EMA)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EEA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体(EMMA)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)のアイオノマー、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)のアイオノマーからなる群から選ばれる少なくとも1種を用いることが好ましく、中でも、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)が主成分であることが耐ピンホール性の点でより好ましい。
シール内層に熱可塑性エラストマーを用いると、フィルムに柔軟性を付与できる点で好ましい。
熱可塑性エラストマーの種類や配合比率は、特に制限はないが、例えば、ダウケミカル製バーシファイ、インフューズ、アフィニティ、旭化成ケミカルズ製タフテック、三井化学製タフマー、日本ポリプロ製ウェルネックス等が好適に使用できる。
シール内層の層厚は、特に制限されないが、下限はフィルムの総厚に対する比率として20%以上が好ましく25%以上がより好ましく、30%以上がさらに好ましい。また、上限値としては70%以下が好ましく65%以下がより好ましく60%以下であることがより好ましい。下限を20%以上とすることにより、フィルムに適度な柔軟性をもたせることができ、上限を70μm以下とすることにより、耐ピンホール性を保持できる。
(シール表層)
シール表層は、包装体を作製した場合に深絞り成形の熱板に接触する側となり、また内容物に接する側となる。そして、内容物を収容した深絞りフィルムに蓋材を被せ密封する際には、蓋材とのシール面となる。
シール表層は、融点130℃以上のポリオレフィン系樹脂を70質量%以上含む。
それにより、深絞り成形加工温度が120℃を超えてもシール表層が熱板にべた付いたり、取られたりすること(熱板取られ)を防止できる。従って、本発明のフィルムは、120℃のような高温の成形加工を施すことが可能となり、深絞り成型によってフィルムに発生する歪を大きく軽減することができ、ボイル処理によるフィルムの熱収縮を抑制できる。
融点は、JIS K 7121に準拠し測定した。
融点130℃以上のポリオレフィン系樹脂としては、ポリプロピレン系樹脂が好ましく、例えばホモポリプロピレン、炭素数1〜20のα−オレフィンとのコポリマーであるブロックポリプロピレン、ランダムポリプロピレンが挙げられる。高融点の点からホモポリプロピレン、ブロックポリプロピレンが好適である。
また、ポリオレフィン系樹脂として、ポリプロピレン系樹脂にポリエチレン系樹脂を混合して用いても良い。それにより、フィルムに高温加工性と共に易開封性や柔軟性を付与することが出来る。ポリプロピレン系樹脂とポリエチレン系樹脂の質量混合比は、70:30〜90:10が好ましい。
混合するポリエチレン系樹脂の種類は、特に限定はされないが、例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−アクリル酸メチル共重合体(EMA)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EEA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体(EMMA)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)のアイオノマー、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)のアイオノマーが挙げられ、中でも耐熱性の点で、LLDPE、HDPEが好ましい。
シール表層の層厚は、特には限定されないが、下限は2μm以上が好ましく、3μm以上がより好ましい。また、上限は10μm以下が好ましく、8μm以下がより好ましい。下限を2μm以上とすることにより、良好なヒートシール性を保持でき、上限を10μm以下とすることにより、耐ピンホール性の低下を防止することができる。
フィルム総厚に対するシール表層の層厚の比率は、フィルム全体に及ぼすシール表層の剛直さの影響度から、1%以上10%以下が好ましい。下限は2%以上がより好ましく、3%以上が更に好ましい。上限は8%以下がより好ましく、6%以下が更に好ましい。
(接着層)
上記最外層と中間層との間、及び、シール内層と中間層との間には接着層を設けることが好ましい。接着層にはポリオレフィン系接着樹脂などが使用でき、例えば不飽和カルボン酸またはその誘導体から選ばれる少なくとも1種のモノマーをグラフトした変性ポリオレフィン系樹脂が好適に使用でき、このような変性ポリオレフィン系樹脂を用いることで、最外層、中間層、シール内層を強固に接着できる。
(ボイル処理用食品包装フィルムの総厚)
ボイル処理用食品包装フィルムの総厚は、下限が好ましくは70μm以上、より好ましくは80μm以上、さらに好ましくは90μm以上であり、上限が好ましくは300μm以下、より好ましくは280μm以下、さらに好ましくは260μm以下である。下限を70μm以上とすることで、フィルムの耐衝撃性を確保することができ、また、上限を300μm以下とすることで、フィルムに良好な成形性を与えることができる。
(添加剤)
ボイル処理用食品包装フィルムは、本発明の効果を著しく阻害しない範囲内で、成形加工性、生産性等の諸性質を改良・調整する目的で、シリカ、タルク、カオリン、炭酸カルシウム等の無機粒子、酸化チタン、カーボンブラック等の顔料、難燃剤、耐候性安定剤、耐熱安定剤、帯電防止剤、溶融粘度改良剤、架橋剤、滑剤、核剤、可塑剤、老化防止剤などの添加剤を適宜添加できる。
<ボイル処理用食品包装フィルムの層構成>
本発明に係るボイル処理用食品包装フィルムは、外気側が耐熱ポリエステル系樹脂を含む最外層、内容物側が130℃以上の融点を有するポリオレフィン系樹脂を含むシール表層、シール表層に隣接してシール内層、最外層とシール内層との間に中間層が配置されるように構成されている。つまり、フィルムは、最外層、中間層、シール内層及びシール表層の順で積層されている。なお、その他の層の配置は特に制限されない。
例えば、最外層に含まれる耐熱ポリエステル系樹脂をA、中間層に含まれるPAをB及びEVOHをC、シール内層に含まれるPEをD、シール表層に含まれるポリオレフィン系樹脂をE並びに接着層に含まれる接着樹脂をFで略記して各層を表した場合、フィルムは以下の層構成を形成することができる。
(1)A/F/B/F/E
(2)A/F/B/F/D/E
(3)A/F/B/C/F/E
(4)A/F/B/C/F/D/E
(5)A/F/C/B/F/D/E
(6)A/F/C/B/F/E
(7)A/F/B/C/B/F/D/E
(8)A/F/B/F/D/E
(9)A/F/B/F/C/F/D/E
上記のうち、好ましい層構成は(3)、(4)、(5)、又は(6)であり、さらに好ましくは(4)又は(5)である。
<ボイル処理用食品包装フィルムの製造方法>
本発明のボイル処理用食品包装フィルムは、公知の方法を用いて作製することができる。例えば、押出ラミネーション法、共押出インフレーション法および共押出Tダイ法等を用いることができ、特に共押出Tダイ法を用いることが好ましい。
<深絞り包装体用底材及び深絞り包装体>
本発明のボイル処理用食品包装フィルムは、深絞り包装体の底材用フィルムとして好適に用いることが出来る。
その場合に、蓋材フィルムは、フィルム強度や張り、ガスバリア性、耐ピンホール性の観点から、原料樹脂や製法を選んで構成することが出来る。また、本発明のフィルムのシール表層が融点130℃以上のポリオレフィン系樹脂を含むことに合わせ、蓋材フィルムのシール層もポリオレフィン系樹脂から構成されることによって、底材と蓋材のシール密着強度が十分となる。
本発明のフィルムを深絞り包装体用底材として用いる場合、例えば、本発明のフィルムを深絞り成形型で所望の形状及び大きさに成形した後(フィルム供給工程及びフィルム成形工程)、その中にブロックハムやローストビーフ、焼豚等の内容物を充填し(内容物充填工程)、さらにその上から蓋材フィルムでシールして(蓋材フィルム供給工程及びシール工程)、真空包装し(真空包装工程)、冷却し(冷却工程)、カットすることにより(切断工程)、深絞り包装体を作製することができる。
次に、本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り以下の実施例に限定されるものではない。
<各層成分>実施例に使用した各層の成分
耐熱ポリエステル1:TMCD共重合ポリエステル系樹脂、EASTMAN Chemical社製 Tritan FX200(Tg:116℃、ΔHm:0J/g)
耐熱ポリエステル2:TMCD共重合ポリエステル系樹脂、EASTMAN Chemical社製 Tritan FX100(Tg:101℃、ΔHm:0J/g)
耐熱ポリエステル3:スピログリコール共重合ポリエステル系樹脂、三菱ガス化学社製 ALTESTER S4500(Tg:110℃、ΔHm:0J/g)
AD:接着樹脂、不飽和カルボン酸変性ポリオレフィン系樹脂
Ny1:6ナイロン(Tg:47℃)
Ny2:6−66共重合ナイロン(ナイロン66比率15%)
EVOH1:エチレンー酢酸ビニル共重合体けん化物、エチレン含有率38モル
EVOH2:エチレンー酢酸ビニル共重合体けん化物、エチレン含有率32モル
PP1:プロピレンホモポリマー(融点:163℃)
PP2:プロピレンランダムコポリマー(融点:143℃)
PP3:プロピレンブロックコポリマー(融点:162℃)
PP4:メタロセンポリプロピレン(融点:144℃)
EVA:エチレン−酢酸ビニル共重合体
LLDPE1:直鎖状低密度ポリエチレン(融点:120℃)
EP1:LLDPE1(60質量%)とPP2(40質量%)の混合物
<ボイル処理用食品包装フィルムの製膜>
以下に示す層構成のボイル処理用食品包装フィルムを共押出成形法により作製した。
<実施例1>
最外層:耐熱ポリエステル1(25μm)/接着樹脂(15μm)/中間層:Ny2(25μm)/EVOH1(15μm)/接着樹脂(15μm)/シール内層:LLDPE1(80μm)/シール表層:PP3(5μm)、総厚180μm
<実施例2>
最外層:耐熱ポリエステル2(20μm)/接着樹脂(10μm)/中間層:Ny1(40μm)/EVOH2(10μm)/接着樹脂(10μm)/シール内層:LLDPE1(52μm)/シール表層:PP1(8μm)、総厚150μm
<実施例3>
最外層:耐熱ポリエステル3(20μm)/接着樹脂(10μm)/中間層:EVOH1(10μm)/Ny1(40μm)/接着樹脂(10μm)/シール内層:LLDPE1(52μm)/シール表層:PP2(8μm)、総厚150μm
<実施例4>
最外層:耐熱ポリエステル2(25μm)/接着樹脂(15μm)/中間層:EVOH2(15μm)/Ny2(25μm)/接着樹脂(15μm)/シール内層:LLDPE1(80μm)/シール表層:PP4(5μm)、総厚180μm
<比較例1>
最外層:Ny1(20μm)/接着樹脂(10μm)/中間層:Ny2(40μm)/EVOH1(10μm)/接着樹脂(10μm)/シール内層:LLDPE1(52μm)/シール表層:PP1(8μm)、総厚150μm
<比較例2>
最外層:PP2(20μm)/接着樹脂(10μm)/中間層:EVOH2(10μm)/Ny2(40μm)/接着樹脂(10μm)/シール内層:LLDPE1(55μm)/シール表層:PP3(5μm)、総厚150μm
<比較例3>
最外層:耐熱ポリエステル1(25μm)/接着樹脂(15μm)/中間層:Ny1(25μm)/EVOH1(15μm)/接着樹脂(15μm)/シール内層:EVA(80μm)/シール表層:EP1(5μm)、総厚180μm
<比較例4>
最外層:耐熱ポリエステル2(25μm)/接着樹脂(15μm)/中間層:Ny2(25μm)/EVOH2(10μm)/接着樹脂(15μm)/シール内層:LLDPE1(90μm)/シール表層:なし、総厚180μm
<蓋材フィルムの製膜>
二軸延伸PET(12μm)//バリアNy(15μm)//未延伸PP(50μm)が層構成の蓋材フィルムを、共押出成形法により作製した。
<深絞り包装、ラベル貼付及び包装体のボイル処理>
上記で作製したボイル処理用食品包装フィルムを、大森社製の深絞り包装機(FV−6300)を使用し、実施例1、3及び4並びに比較例2のフィルムは、130℃で2.0秒、実施例2及び比較例1のフィルムは、140℃で2.0秒、比較例4のフィルムは、100℃で2.0秒の条件で、縦162mm、横110mm、絞り深さ80mmの直方体状に成形し、深絞り包装体用底材を作成した。加工した孔の中にネット付きブロックハム1個(重量:約400g)を充填し、蓋材フィルムを被せて真空包装により包装体を作製した。真空包装後の包装体の大きさは、縦177mm、横130mmである。さらに商品ラベルの代わりに、市販のクラフトテープの縦70mm、横50mmの大きさのカット版を深絞り包装体用底材に貼付した。その後、95℃30分間のボイル処理を行った。
<測定及び評価方法>
下記に記載の評価を実施した。結果を表1に示す。
<成形温度>
上記で作製したボイル処理用食品包装フィルムに対し、成形温度を110℃〜140℃まで10℃刻み、成形熱板接触時間を2秒として成形を実施した。この際、フィルムのシール層樹脂が溶融し、熱板に貼りついてしまったものを「×」、一部分が貼りついたが実用上問題なかったものを「○」、貼りつかなかったものを「◎」とした。
<コーナー厚み>
上記成形品の直方体状成形部の最も成形深さが深い箇所4点の厚さを、ミツトヨ社製デジマチックインジケータを使用して計測し、4点の厚さの平均値を算出した。
また、包装体について95℃×30分ボイル処理を実施したサンプルについても内容物を取り除き、同様に成形部の成形深さが深い箇所についてミツトヨ社製デジマチックインジケータを使用して計測し、4点の厚さの平均値を算出した。ボイル処理する前の平均厚さに対してボイル処理後の平均厚さが200%以上のものをボイルによる収縮度合が大きいとし「×」、150%以上200%未満のものをボイルによる収縮度合がやや小さいとし「○」とし、150%未満のものをボイルによる収縮度合が小さいとし「◎」とし、ボイル耐性の指標とした。
<クラフトテープのシワ又は剥離>
ボイル処理後に、シワがほとんど生じなかったものを「◎」、ボイル処理後に、小さなシワが生じたが実用上問題ないレベルものを「○」、ボイル処理後に、大きなシワが生じ実用上問題のあるもの又は剥離したものを「×」とし、ボイル耐性の指標とした。
<フランジ部のカール>
上記包装体を95℃で30分間ボイル加熱した後、5℃の冷水中で1時間冷却後水中から取出し、室温で5時間静置した。その後、蓋材を下にして包装体を静置させ、包装体端部にカールが発生しているか評価を行った。最もカールしている箇所のカール高さを測定し、10mm以上カールしているものを「×」、5mm以上10mm未満のカールしているものを「△」、5mm未満のカールのものを「○」とし、ボイル耐性の指標とした。
<ボイル処理後の光沢>
ボイル処理後の上記包装体のフィルムの光沢が良好なものを「○」、光沢が損なわれるものを「×」とした。
表1より、本発明に係るボイル処理用食品包装フィルムを使用した実施例1〜4は、良好な成形耐熱性、ボイル耐性及びボイル処理後の光沢性を兼ね備えていることが分かる。
これに対して比較例1は、最外層にナイロンを使用しているため、ナイロンがボイル処理時に吸湿、収縮するので、フランジ部にカールが発生し、外観が低下した。
比較例2は、最外層にポリプロピレン系樹脂を使用しているため、ボイル処理後にフィルムの光沢が損なわれてしまった。成形耐熱性は実用上問題なかったものの、フランジ部のカール抑止性も良好とはいえなかった。
比較例3および4は、シール層に耐熱性の劣るEPまたはLLDPEを配しているため、成形温度を高くすることができず、ボイル処理後に著しく収縮が発生した。結果としてクラフトテープに多数のシワが入り、見栄えが損なわれてしまった。
本発明に係るボイル処理用食品包装フィルムは、最外層に耐熱ポリエステル系樹脂を、シール層に耐熱性の高いポリオレフィン系樹脂を使用しているので、優れた成形耐熱性、ボイル耐性及びボイル処理後の光沢性を兼ね備えており、ブロックハム等の内容物を深絞り包装し、ラベル貼付後にボイル殺菌処理を行う用途のボイル処理用食品包装フィルムとして極めて有用である。

Claims (5)

  1. 最外層、中間層、シール内層及びシール表層の順で積層されたボイル処理用食品包装フィルムであって、
    前記最外層は、二重結合を含まない環状構造を有するジオールを少なくとも1種含む2種以上のジオールを構成成分として有し、かつJIS−K7121に準拠し示差走査型熱量計で昇温速度10℃/分で昇温時の結晶融解熱量△Hmが20J/g以下及びガラス転移点(Tg)が90℃以上の耐熱ポリエステル系樹脂を含み、
    前記シール内層は、エチレン系樹脂及び熱可塑性エラストマーの少なくとも1種を含み、
    前記シール表層は、130℃以上の融点を有するポリオレフィン系樹脂を70質量%以上含み、
    前記フィルムの総厚は、70μm以上300μm以下であることを特徴とするボイル処理用食品包装フィルム。
  2. 前記最外層の層厚が、前記フィルムの総厚の5%以上60%以下であることを特徴とする請求項1に記載のボイル処理用食品包装フィルム。
  3. 前記中間層が、ポリアミド樹脂層又はポリアミド樹脂層及びエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物樹脂層を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のボイル処理用食品包装フィルム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のボイル処理用食品包装フィルムを用いた深絞り包装体用底材。
  5. 請求項4に記載の深絞り包装体用底材を用いた深絞り包装体。
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