JP2019136800A - 切断機及びそれを用いた複合建築材の製造方法 - Google Patents

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【課題】表基材の周壁の座屈を抑えることができる切断機及びそれを用いた複合建築材の製造方法を提供する。【解決手段】本発明による切断機は、軒先スタータ素体2が支持される支持台30と、支持台30の上方に配置されるとともに支持台30に接離するように変位可能に設けられ、支持台30に支持されている軒先スタータ素体2に対して押し下げられることで軒先スタータ素体2を切断する可動刃31とを備え、可動刃31は、可動刃31の幅方向31aに延在する刃先310を有しており、刃先310は、幅方向31aに係る可動刃31の両側に配置されるとともに、幅方向31aの外側に向かうにつれて下がるように幅方向31aに対して傾斜して延在された傾斜部311を含んでおり、傾斜部311により周壁101を切断するように構成されている。【選択図】図6

Description

本発明は、複合建築材素体を切断するための切断機及びそれを用いた複合建築材の製造方法に関する。
例えば下記の特許文献1等に示されているように、表基材、裏基材及びそれらの間に充填された芯材を有する複合建築材が広く知られている。このような複合建築材は、例えば壁及び屋根等の建築物の各部を構成する資材として使用されている。
このような複合建築材は、この複合建築材と同様に表基材、裏基材及び芯材を有する複合建築材素体を所定長さに切断することで製造されることがある。複合建築材素体を切断する方法としては、例えば下記の特許文献2等に示されているような刃物、すなわち直線状に延在された刃先を有する刃物を用いることが考えられる。このような刃物を用いる場合、複合建築材素体が支持された支持台の上方に刃物を配置し、複合建築材素体に対して刃物を押し下げることで複合建築材素体を切断する。
特開2002−273743号公報 特開2005−336567号公報
表基材には、芯材を充填するための空間を区画する周壁が設けられている。周壁は、複合建築材素体の厚み方向に延在する壁部である。このような周壁を含む複合建築材素体に対して、上記のように直線状に延在された刃先を有する刃物を用いた場合、切断時に周壁が座屈するということが生じた。周壁の座屈は、刃物の押し下げにより生じる圧力に周壁が耐えることができなかったために生じたと考えられる。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、表基材の周壁の座屈を抑えることができる切断機及びそれを用いた複合建築材の製造方法を提供することである。
本発明に係る切断機は、表基材と裏基材と表基材及び裏基材の間に充填された芯材とを有するとともに、芯材が充填される空間を区画する周壁が表基材に設けられた複合建築材素体を切断するための切断機であって、複合建築材素体が支持される支持台と、支持台の上方に配置されるとともに支持台に接離するように変位可能に設けられ、支持台に支持されている複合建築材素体に対して押し下げられることで複合建築材素体を切断する可動刃とを備え、可動刃は、可動刃の幅方向に延在する刃先を有しており、刃先は、幅方向に係る可動刃の両側に配置されるとともに、幅方向の外側に向かうにつれて下がるように幅方向に対して傾斜して延在された傾斜部を含んでおり、傾斜部により周壁を切断するように構成されている。
本発明に係る切断機を用いた複合建築材の製造方法は、周壁が傾斜部の下方に位置するように、複合建築材素体を支持台に支持させる工程と、傾斜部により周壁を切断するように、複合建築材素体に対して可動刃を押し下げて複合建築材素体を切断する工程とを含む。
本発明の切断機及びそれを用いた複合建築材の製造方法によれば、幅方向の外側に向かうにつれて下がるように幅方向に対して傾斜して延在された傾斜部により周壁を切断するので、可動刃を押し下げた際の圧力を周壁の内側の芯材に分散させることができる。これにより、表基材の周壁の座屈を抑えることができる。
本発明の実施の形態による複合建築材の製造方法で製造される軒先スタータを示す平面図である。 図1の線II−IIに沿う断面図である。 本発明の実施の形態による複合建築材の製造方法を示すフローチャートである。 図3の軒先スタータ素体の切断工程で用いる切断機を示す正面図である。 図4の切断機を示す側面図である。 図5の可動刃及び複合建築材素体をより詳細に示す説明図である。 図5の可動刃をより詳細に示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態
図1は本発明の実施の形態による複合建築材の製造方法で製造される軒先スタータ1を示す平面図であり、図2は図1の線II−IIに沿う断面図である。図1及び図2に示す軒先スタータ1は、家屋等の建築物の屋根における軒先(軒先端部)に設置される建築資材(複合建築材)である。
図1に表れているように、軒先スタータ1は、長辺と短辺とを有する平面視矩形の外観を有している。本実施の形態の軒先スタータ1は、長辺が屋根の軒方向と平行となるとともに、短辺が屋根の軒棟方向と平行となるように、軒先に設置されるよう適合されている。以下、軒先スタータ1の長辺が延在する方向を軒先スタータ1の幅方向1aと呼び、軒先スタータ1の短辺が延在する方向を軒先スタータ1の奥行方向1bと呼び、幅方向1a及び奥行方向1bに延在する方向を軒先スタータ1の厚み方向1cと呼ぶ。
図2に特に表れているように、軒先スタータ1は、表基材10、裏基材11及び芯材12を有している。
表基材10は、金属板が断面箱形に形成されたものである。表基材10の素材である金属板としては、溶融Zn系めっき鋼板、溶融Alめっき鋼板、溶融Zn系めっきステンレス鋼板、溶融Alめっきステンレス鋼板、ステンレス鋼板、Al板、Ti板、塗装溶融Zn系めっき鋼板、塗装溶融Alめっき鋼板、塗装溶融Zn系めっきステンレス鋼板、塗装溶融Alめっきステンレス鋼板、塗装ステンレス鋼板、塗装Al板又は塗装Ti板を用いることができる。
表基材10は、天板100、周壁101、底板102及び下部開口103を有している。天板100は、軒先スタータ1が軒先に設置された際に空(反屋根下地側)に向けられる平面視矩形の板部である。周壁101は、奥行方向1bに係る天板100の両端から軒先スタータ1の厚み方向1cに延在された壁部であり、芯材12が充填される空間を区画している。この周壁101は、幅方向1aに延在されており、軒先スタータ1の軒側端面及び棟側端面を構成している。本実施の形態の軒先スタータ1の側端1dには壁部が設けられていない。すなわち、軒先スタータ1の側端1dにおいて表基材10の内部が開放されている。このように軒先スタータ1の側端1dに壁部が設けられていないのは、後に詳しく説明するように本実施の形態の軒先スタータ1が軒先スタータ素体2(図4及び図5参照)を所定長さに切断して製造されるためである。軒先スタータ素体2は、複数の軒先スタータ1が互いの側端1dを突き合わせるように連なった長尺状のものである。底板102は、軒側及び棟側の周壁101の先端から奥行方向1bに延出された板部である。下部開口103は、軒側及び棟側の底板102の先端間に形成された開口である。
裏基材11は、表基材10の下部開口103を塞ぐように表基材10の裏側に配置された部材である。裏基材11としては、アルミ箔、アルミ蒸着紙、水酸化アルミ紙、炭酸カルシウム紙、樹脂フィルム又はガラス繊維紙等の軽量な素材を用いることができる。これらの軽量な素材を裏基材11に用いることで、軒先スタータ1の重量を軽くすることができる。
芯材12は、例えば発泡樹脂等により構成されるものであり、表基材10と裏基材11との間に充填されている。芯材12の素材としては、特に制限が無く、ウレタンフォーム、フェノールフォーム、イソシアヌレートフォーム等を用いることができる。ただし、屋根材においては不燃認定材料を使用することが必須となる。不燃材料認定試験は、ISO5660−1コーンカロリーメーター試験法に準拠した発熱性試験が実施される。芯材12となる発泡樹脂が発熱量の多いウレタンフォームなどの場合は、芯材12の厚みを薄くしたり、発泡樹脂に無機発泡粒子を含有させたりすることができる。
次に、図3は、本発明の実施の形態による複合建築材の製造方法を示すフローチャートである。図3に示すように、本発明の実施の形態による複合建築材の製造方法は、軒先スタータ素体の製造工程(ステップS1)と、軒先スタータ素体の切断工程(ステップS2)とを含んでいる。
軒先スタータ素体の製造工程(ステップS1)には、成形工程(ステップS11)、注入工程(ステップS12)、裏基材配置工程(ステップS13)及び発泡工程(ステップS14)が含まれている。
成形工程(ステップS11)は、図2に示すような表基材10の断面形状(断面箱形)となるように長手状の金属帯に成形加工を施す工程である。成形加工としては、ロールフォーミング加工を挙げることができる。
注入工程(ステップS12)は、成形工程で形成された断面箱形の金属帯の内部に樹脂を注入する工程である。裏基材配置工程(ステップS13)は、注入工程の後に下部開口103を塞ぐように裏基材11を配置する工程である。発泡工程(ステップS14)は、裏基材配置工程の後に熱処理を行うことにより樹脂を発泡させて、表基材10と裏基材11との間に芯材12を充填する工程である。
これら成形工程、注入工程、裏基材配置工程及び発泡工程(軒先スタータ素体の製造工程)を経て、軒先スタータ1の素材である軒先スタータ素体2(図4及び図5参照)が製造される。上述のように、軒先スタータ素体2は、複数の軒先スタータ1が互いの側端1dを突き合わせるように連なった長尺状のものである。
軒先スタータ素体の切断工程(ステップS2)は、軒先スタータ素体2を所定間隔で切断して軒先スタータ1を得る工程である。軒先スタータ素体2の切断工程には、これより図4〜7を用いて説明する切断機3が使用される。この切断工程には、切断機3の支持台30に軒先スタータ素体2を支持させる工程(ステップS21)と、切断機3の可動刃31により軒先スタータ素体2を切断する工程(ステップS22)とが含まれている。
次に、図4は図3の軒先スタータ素体の切断工程で用いる切断機3を示す正面図であり、図5は図4の切断機3を示す側面図である。図4及び図5に示す切断機3は、図3の軒先スタータ素体の切断工程で用いられるものであり、軒先スタータ素体2の製造設備の後段に設置することができる。この切断機3は、支持台30、可動刃31及び拘束手段32を有している。
支持台30は、軒先スタータ素体2が支持される台であり、軒先スタータ素体2の長手方向2aに延在されている。軒先スタータ素体2の長手方向2aは、図1に示す軒先スタータ1の幅方向1aに相当する。
可動刃31は、支持台30の上方に配置されるとともに支持台30に接離するように上下方向に変位可能に設けられた刃物である。支持台30に支持されている軒先スタータ素体2に対して可動刃31が押し下げられることで、軒先スタータ素体2が切断される。
拘束手段32は、可動刃31により軒先スタータ素体2が切断される際に軒先スタータ素体2を拘束する手段である。拘束手段32は、上面拘束体321と側面拘束体322とを有している。
上面拘束体321は、軒先スタータ素体2の長手方向2aに延在された板状部材である。この上面拘束体321は、支持台30の上方に配置されており、可動刃31により軒先スタータ素体2が切断される際に降下されて軒先スタータ素体2を支持台30に押し付けて軒先スタータ素体2を拘束する。上面拘束体321には可動刃31が挿通された挿通孔321aが設けられており、少なくとも可動刃31の周囲において軒先スタータ素体2が上面拘束体321によって支持台30に押し付けられる。
側面拘束体322は、支持台30の上面に設けられた突状体であり、軒先スタータ素体2の短手方向2bに関する軒先スタータ素体2の両側に配置されている。軒先スタータ素体2の短手方向2bは、図1に示す軒先スタータ1の奥行方向1bに相当する。側面拘束体322は、可動刃31により軒先スタータ素体2が切断される際に短手方向2bに係る軒先スタータ素体2の変位を規制する。
次に、図6は、図5の可動刃31及び軒先スタータ素体2をより詳細に示す説明図である。図6に示すように、可動刃31は、可動刃31の幅方向31aに延在する刃先310を有している。刃先310は、可動刃31の下端に形成されている。可動刃31の幅方向31aは、軒先スタータ素体2の短手方向2bに相当する。
刃先310は傾斜部311を含んでいる。傾斜部311は、幅方向31aの外側に向かうにつれて下がるように幅方向31aに対して傾斜して延在されている刃であり、幅方向31aに係る可動刃31の両側に配置されている。傾斜部311は、図6に示すように全体として幅方向31aに対して傾斜して延在された曲線状の刃であってもよいし、同様に傾斜して延在された直線状の刃であってもよい。
軒先スタータ素体2は、図3の支持工程(ステップS21)において、周壁101が傾斜部311の下方に位置するとともに、表基材10の天板100が支持台30の上面に接するように支持台30に支持される。
周壁101が傾斜部311の下方に位置されることで、傾斜部311により周壁101が切断される。傾斜部311が上述のように傾斜して延在されているため、可動刃31が軒先スタータ素体2に対して押し下げられたとき、傾斜部311から周壁101に作用される圧力は、下方に向かうだけでなく、可動刃31の幅方向31aの内方にも向かう。周壁101の内側には芯材12が充填されているため、傾斜部311からの圧力は芯材12に分散される。このため、周壁101が受ける圧力が低減されて、周壁101の座屈を抑えることができる。
また、表基材10の天板100が支持台30の上面に接して配置されることで、可動刃31からの圧力を支持台30が受け、天板100の変形を抑えることができる。
次に、図7は、図5の可動刃31をより詳細に示す説明図である。可動刃31は、第1刃体33と第2刃体34とを有している。これら第1及び第2刃体33,34は、軒先スタータ素体2の長手方向2aに並べて配置されており、配置される向きを除いて同じ構成を有している。
図7に示すように、第1及び第2刃体33,34の刃先310には、裏面310rと表面310fとがそれぞれ設けられている。裏面310rは可動刃31の変位方向に沿って延在されており、表面310fは裏面310rに対して傾斜して延在されている。第1及び第2刃体33,34は、それぞれの表面310fが互いに向かい合うとともに裏面310rが外方に向かうように並べて配置されている。このような向きで第1及び第2刃体33,34が配置されていることで、軒先スタータ素体2の長手方向2aに係る可動刃31の両側において軒先スタータ素体2の切断端面にダレが発生することを抑えることができ、軒先スタータ素体2(軒先スタータ1)の切断端面をより美しくすることができる。
このような切断機3及びそれを用いた複合建築材の製造方法では、幅方向31aの外側に向かうにつれて下がるように幅方向31aに対して傾斜して延在された傾斜部311により周壁101を切断するので、可動刃31を押し下げた際の圧力を周壁101の内側の芯材12に分散させることができる。これにより、表基材10の周壁101の座屈を抑えることができる。
また、可動刃31により軒先スタータ素体2が切断される際に軒先スタータ素体2を拘束する拘束手段32が設けられているので、軒先スタータ素体2(軒先スタータ1)の切断端面をより美しくすることができる。
さらに、可動刃31の第1及び第2刃体33,34は、第1及び第2刃体33,34の表面310fが互いに向かい合うとともに第1及び第2刃体33,34の裏面310rが外方に向かうように並べて配置されているので、軒先スタータ素体2の長手方向2aに係る可動刃31の両側において軒先スタータ素体2の切断端面にダレが発生することを抑えることができ、軒先スタータ素体2(軒先スタータ1)の切断端面をより美しくすることができる。
また、軒先スタータ素体2を支持台30に支持させる際、支持台30の上面に表基材10の天板100を接して配置するので、可動刃31による切断の際に天板100の変形を抑えることができる。
なお、実施の形態では軒先スタータ素体2から軒先スタータ1を製造するように説明したが、例えば金属屋根材や外壁材等の他の複合建築材の切断にも本発明の切断機を使用できる。
また、実施の形態では、複数の軒先スタータ1が互いの側端1dを突き合わせるように連なった長尺状の軒先スタータ素体2を所定間隔で切断して軒先スタータ1を製造するように説明している。しかしながら、図1の軒先スタータ1をさらに切断して、幅狭の軒先スタータを製造することもできる。このような幅狭の軒先スタータは屋根妻用の役物として使用されることがある。すなわち、複合建築材は役物も含み、複合建築材素体は必ずしも所定間隔で切断されなくてよい。
1 軒先スタータ(複合建築材)
10 表基材
100 天板
101 周壁
11 裏基材
12 芯材
2 軒先スタータ素体(複合建築材素体)
3 切断機
30 支持台
31 可動刃
310 刃先
310f 表面
310r 裏面
311 傾斜部
32 拘束手段
33,34 第1及び第2刃体

Claims (5)

  1. 表基材と裏基材と前記表基材及び裏基材の間に充填された芯材とを有するとともに、前記芯材が充填される空間を区画する周壁が前記表基材に設けられた複合建築材素体を切断するための切断機であって、
    前記複合建築材素体が支持される支持台と、
    前記支持台の上方に配置されるとともに前記支持台に接離するように変位可能に設けられ、前記支持台に支持されている前記複合建築材素体に対して押し下げられることで前記複合建築材素体を切断する可動刃と
    を備え、
    前記可動刃は、前記可動刃の幅方向に延在する刃先を有しており、
    前記刃先は、前記幅方向に係る前記可動刃の両側に配置されるとともに、前記幅方向の外側に向かうにつれて下がるように前記幅方向に対して傾斜して延在された傾斜部を含んでおり、
    前記傾斜部により前記周壁を切断するように構成されている、
    切断機。
  2. 前記可動刃により前記複合建築材素体が切断される際に前記複合建築材素体を拘束する拘束手段
    をさらに備えている、請求項1記載の切断機。
  3. 前記可動刃は、第1刃体と、第2刃体とを有しており、
    前記第1及び第2刃体の刃先には、前記可動刃の変位方向に沿って延在された裏面と、前記裏面に対して傾斜して延在された表面とがそれぞれ設けられており、
    前記第1及び第2刃体は、前記第1及び第2刃体の前記表面が互いに向かい合うとともに前記第1及び第2刃体の前記裏面が外方に向かうように並べて配置されている、
    請求項1又は請求項2に記載の切断機。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の切断機を用いた複合建築材の製造方法であって、
    前記周壁が前記傾斜部の下方に位置するように、前記複合建築材素体を前記支持台に支持させる工程と、
    前記傾斜部により前記周壁を切断するように、前記複合建築材素体に対して前記可動刃を押し下げて前記複合建築材素体を切断する工程と
    を含む、
    複合建築材の製造方法。
  5. 前記複合建築材素体を前記支持台に支持させる際、前記支持台の上面に前記表基材の天板を接して配置する、
    請求項4記載の複合建築材の製造方法。
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