JP2019136252A - 一般景品交換システム、情報処理装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

一般景品交換システム、情報処理装置及びコンピュータプログラム Download PDF

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一念穂 下西
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正隆 今井
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裕樹 長谷川
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Abstract

【課題】遊技媒体の一般景品への交換を促すことが可能な一般景品交換システム等の提供。【解決手段】一般景品交換システムは、遊技機を遊技するための遊技媒体を一般景品に交換するための一般景品交換システムであって、所定の遊技者に対する前記一般景品への交換対象の遊技媒体数を取得する手段と、一般景品を表示する表示部と、前記遊技者により選択された、前記表示部に表示された一般景品の中からの所望の一般景品の少なくとも1つを受け付ける手段と、前記選択された一般景品について前記交換に必要な遊技媒体数が、前記取得された交換対象の遊技媒体数以内であるか否かを判断する手段と、前記交換対象の遊技媒体数以内である場合は、前記選択された一般景品を特定する情報を出力する手段とを備える。【選択図】図6

Description

本発明は、遊技者が遊技媒体を一般景品に交換するために用いる一般景品交換システム等に関する。
弾球遊技機や回胴遊技機等の遊技機を設置する遊技ホールでは、遊技者が遊技によって遊技球や遊技メダル等の遊技媒体を獲得する。遊技者は獲得した遊技媒体を希望する景品に交換することが可能である。景品は大きく特殊景品と一般景品とに分けられる。一般景品は、異なる好みを持つ多くの遊技者に対応するため、多種多様なものを用意することが望ましい。
このような状況に対して、遊技者が獲得遊技媒体を多種多様な景品へ交換可能な景品交換システムが提案されている(特許文献1を参照)。
特開2004−290603号公報
このように、一般景品に交換するための手法が提案されているが、一般景品への交換を更に活性化させることを求める声も挙がっている。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものである。その目的は、遊技媒体の一般景品への交換を促すことが可能な一般景品交換システム等の提供である。
本願の一態様に係る一般景品交換システムは、遊技機を遊技するための遊技媒体を一般景品に交換するための一般景品交換システムであって、所定の遊技者に対する前記一般景品への交換対象の遊技媒体数を取得する手段と、一般景品を表示する表示部と、前記遊技者により選択された、前記表示部に表示された一般景品の中からの所望の一般景品の少なくとも1つを受け付ける手段と、前記選択された一般景品について前記交換に必要な遊技媒体数が、前記取得された交換対象の遊技媒体数以内であるか否かを判断する手段と、前記交換対象の遊技媒体数以内である場合は、前記選択された一般景品を特定する情報を出力する手段とを備える。
本願の一態様にあっては、遊技媒体の一般景品への交換を促すことが可能となる。
本発明の一実施形態に係る景品交換システムの構成を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る景品サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る交換端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る景品情報送信処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る景品情報画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る景品交換処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る受取設定処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る受取設定処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る受取設定画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る景品絞り込み処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るログイン処理の手順を示すフローチャートである。
以下実施の形態を、図面を参照して説明する。説明に先立ち用語の定義を行う。遊技機は弾球遊技機及び回胴式遊技機を含む概念である。
遊技機で遊技する際に必要となるものが遊技媒体である。弾球遊技機を遊技する際に必要となるのが遊技球である。回胴式遊技機を遊技する際に必要となるのが、遊技メダルである。遊技者は遊技媒体をパチンコホールから借りて、遊技を行う。遊技を終えた遊技者は遊技媒体をパチンコホールに返却し、返却した遊技媒体の金銭的な価値に基づいて、景品交換が可能である。本発明では、遊技媒体の金銭的価値を有価価値とも呼ぶ。貯玉又は貯メダルとは、遊技者が遊技媒体を返却する際に、景品交換するのではなく、ホールに預けることをいう。実際には、遊技媒体の数を数えた上で、ホールに返却する。預けられた遊技媒体の数は、例えば預けた人物に紐づけてホール等のデータベースに記憶される。預けている遊技球の個数を貯玉数という。預けている遊技メダルの枚数を貯メダル数という。
(実施の形態1)
図1は景品交換システムの構成を示す説明図である。景品交換システム(一般景品交換システム)は景品サーバ(情報処理装置)1、交換端末2、遊技者端末3、遊技機4,データ表示機5、景品業者サーバ6を含む。景品サーバ1及び景品業者サーバ6はネットワークN2により、互いに通信可能に接続されている。景品サーバ1、交換端末2、遊技者端末3、遊技機4及びデータ表示機5はネットワークN1により、互いに通信可能に接続されている。また、データ表示機5は各遊技機4に対応して設けられ、遊技機4と直接、接続されている。遊技機4は抽選結果などをデータ表示機5に出力する。図1において、交換端末2は1台のみ記載しているが、複数台でもよい。遊技者端末3は遊技者が携帯している端末である。ネットワークN1は例えばパチンコホール内のLAN(Local Area Network)などのクローズドなネットワークである。ネットワークN2は例えばインターネットなどのオープンなネットワークである。
図2は景品サーバ1のハードウェア構成を示すブロック図である。景品サーバ1は景品交換に関する処理を担う。景品サーバ1はサーバコンピュータ等で構成する。景品サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、大容量記憶部14、計時部15、第1通信部16及び第2通信部17を含む。各構成はバスBで接続されている。
CPU11はROM12に記憶された制御プログラム(コンピュータプログラム)1Pにしたがい、ハードウェア各部を制御する。RAM13は例えばSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)又はフラッシュメモリである。RAM13はCPU11によるプログラムの実行時に発生するデータを一時的に記憶する。
大容量記憶部14は、例えばハードディスク又はSSD(Solid State Drive)などである。大容量記憶部14は各種データベース(DB:DataBase)を記憶する。大容量記憶部14は会員DB141、業者DB142、景品DB143、遊技者DB144、媒体数DB145、発注DB146及びサービス発注DB147を記憶する。また、制御プログラム1Pを大容量記憶部14に記憶してもよい。会員DB141、業者DB142、景品DB143、遊技者DB144、媒体数DB145、発注DB146及びサービス発注DB147は、景品サーバ1以外に記憶してもよい。例えばデータベースサーバに記憶してもよい。
計時部15は時刻又は景品サーバ1が起動してからの経過時間等の時間を計時する。計時部15はCPU11からの求めに応じて、計時結果をCPU11に与える回路である。計時部15は、信頼できるNTPサーバとNTP(Network Time Protocol)を用いた通信を繰り返し行う。
第1通信部16はネットワークN1を介して、交換端末2、遊技者端末3及びデータ表示機5と通信を行う。第2通信部17はネットワークN2を介して、景品業者サーバ6と通信を行う。なお、景品サーバ1の機能をパチンコホール内に設置されたホールコンピュータが備えてもよい。
図3は交換端末2のハードウェア構成を示すブロック図である。交換端末2は遊技者自らが操作することにより、遊技で獲得した遊技媒体を景品に交換する作業が行える端末である。本実施の形態においては、交換端末2はパチンコホールに備え付けられ、遊技者は必要に応じて使用できるものである。交換端末2はノートパソコン、パネルコンピュータ、タブレットコンピュータ等で構成する。交換端末2はCPU21、ROM22、RAM23、大容量記憶部24、計時部25、表示部26、入力部27及び通信部28を含む。各構成はバスBで接続されている。
CPU21はROM22に記憶された制御プログラム2Pにしたがい、ハードウェア各部を制御する。RAM23は例えばSRAM、DRAM又はフラッシュメモリである。RAM23はCPU21によるプログラムの実行時に発生するデータを一時的に記憶する。
大容量記憶部24は、例えばハードディスク又はSSDなどである。大容量記憶部24はCPU21の処理に必要な各種データを記憶する。制御プログラム2Pを大容量記憶部24に記憶してもよい。
計時部25は時刻又は交換端末2が起動してからの経過時間等の時間を計時する。計時部25はCPU21からの求めに応じて、計時結果をCPU21に与える。
表示部26は液晶表示装置である。表示部26はデータ処理の結果などを表示する。入力部27はキーボードやマウスである。また、入力部27は表示部26と一体化したタッチパネルでもよい。なお、交換端末2は外部の表示装置に表示を行ってもよい。
通信部28はネットワークN1を介して、景品サーバ1と通信を行う。
表1は本発明の一実施形態に係る会員DB141の例を示す表である。
Figure 2019136252
会員DB141はパチンコホールの会員の情報を記憶する。会員DB141は会員ID列、氏名列、住所列、年齢列、性別列、及び職業列を含む。会員ID列は会員を一意に特定可能な会員IDを記憶する。氏名列は会員の氏名を記憶する。住所列は会員の住所を記憶する。年齢列は会員の年齢を記憶する。性別列は会員の性別を記憶する。職業列は会員の職業を記憶する。
表2は本発明の一実施形態に係る業者DB142の例を示す表である。
Figure 2019136252
業者DB142は卸売業者又はサービス提供業者の情報を記憶する。卸売業者は一般景品に含む物品を提供する業者である。サービス提供業者は一般景品に含むサービスを提供する業者である。以降、卸売業者及びサービス提供業者をまとめて、業者という。業者DB142は業者ID列、名称列、住所列、TEL列、FAX列、担当者列、メール列、URL(Uniform Resource Locator)列及び発注列を含む。業者ID列は業者を一意に特定可能な業者IDを記憶する。名称列は業者の名称を記憶する。住所列は業者の住所を記憶する。TEL列は業者の電話番号を記憶する。FAX列は業者のファクシミリの番号を記憶する。担当者列は景品を発注する際の担当者の氏名を記憶する。メール列は業者のメールアドレスを記憶する。URL列は業者のホームページのURLを記憶する。発注列は業者が希望している発注方法を記憶する。業者がメールでの発注を希望している場合、発注列はメールを記憶する。業者がホームページを使用しての発注を希望している場合、発注列はHPを記憶する。
表3は本発明の一実施形態に係る景品DB143の例を示す表である。
Figure 2019136252
景品DB143は一般景品の情報を記憶する。景品DB143は景品ID列、名称列、種別列、業者ID列、必要玉数列及び必要メダル数列を含む。景品ID列は景品を一意に特定可能な景品IDを記憶する。名称列は景品の名称を記憶する。種別列は景品の種別を記憶する。景品の種別は例えば、物品、サービスである。業者ID列は景品を扱っている業者の業者IDを記憶する。必要玉数列及び必要メダル数列は景品を交換するに必要な遊技媒体の数を記憶する。必要玉数列は更に1円列、4円列及び10円列を含む。1円列は1円パチンコの場合に、景品交換に必要な遊技球の数を記憶する。同様に、4円列及び10円列はそれぞれ4円パチンコ、10円パチンコの場合に、景品交換に必要な遊技球の数を記憶する。必要メダル数列は更に1円列、2円列、4円列を含む。1円列は1円スロットの場合に、景品交換に必要な遊技メダルの数を記憶する。同様に、2円列及び4円列はそれぞれ2円スロット、4円スロットの場合に、景品交換に必要な遊技メダルの数を記憶する。ここでは理解しやすさのために、等価交換を前提に景品DB143を記述しているが、それに限らない。
表4は遊技者DB144の例を示す表である。
Figure 2019136252
遊技者DB144は遊技機4と当該遊技機4で遊技中(食事休憩なども含む)の遊技者との対応付けを記憶する。遊技者DB144は遊技機ID列、台計数機ID列、表示機ID列、種別列、貸し料金列及び遊技者ID列を含む。遊技機ID列は遊技機4を一意に特定可能な遊技機IDを記憶する。台計数機ID列は遊技機4毎に設けられた台計数機を一意に特定可能な台計数機IDを記憶する。表示機ID列は遊技機4毎に設けられたデータ表示機5を一意に特定可能な表示機IDを記憶する。種別列は遊技機の種別を記憶する。遊技機4が弾球遊技機の場合、種別列はパチンコを記憶する。遊技機4が回胴式遊技機の場合、種別列はスロットを記憶する。貸し料金列は遊技者が借りている遊技媒体を貸し出すための料金を記憶する。遊技者ID列は遊技機4で遊技中の遊技者を特定するIDを記憶する。遊技者がホールの会員である場合、遊技者ID列は会員IDを記憶する。遊技者がホールの会員カードを所持していない場合、会員IDと重複しない遊技者IDを発行し、発行した遊技者IDを遊技者ID列に記憶する。遊技者ID列の記憶される遊技者ID及び会員IDが遊技者の識別情報である。
遊技者DB144は新たに導入する遊技機4に新たな遊技機IDを付与する場合に、新規のレコードを追加する。遊技者DB144台計数機ID列、表示機ID列については、遊技機4の導入、入れ替え時に必要に応じて更新する。遊技者ID列は、遊技の開始を検知した場合に、新たな遊技者のIDを記憶する。遊技の開始は、次のようにして検知する。遊技機4が遊技されていない状態で、台間サンドで遊技媒体が貸し出されたとき、台間サンド又は台計数機に景品カード又は会員カードが投入されたとき、その旨の通知を台間サンド又は台計数機から受ける。遊技者ID列には景品カード又は会員カードに記憶されているIDを記憶する。いずれのカードも読み込まれていない場合には、新たなIDが発番される。遊技の終了を検知した場合には、遊技者ID列の値がクリアされる。遊技の終了は、次のようにして検知する。返却ボタン等が押され、台間サンドや台計数機から景品カード又は会員カードが排出された場合に、その旨の通知を台間サンド又は台計数機から受ける。なお、景品カードは、会員カードを所持していない遊技者が使用するカードである。景品カードには遊技者IDが記憶されている。
表5は媒体数DB145の例を示す表である。
Figure 2019136252
媒体数DB145は遊技者が景品交換に使用できる遊技媒体の数を記憶する。媒体数DB145は遊技者ID列、玉数列及びメダル数列を含む。遊技者ID列は遊技者を特定する遊技者ID又は会員IDを記憶する。玉数列は更に1円列、4円列及び10円列を含む。1円列は遊技者が景品交換に使用できる1円の遊技球の数を記憶する。同様に、4円列及び10円列はそれぞれ、遊技者が景品交換に使用できる4円及び10円の遊技球の数を記憶する。メダル数列は更に1円列、2円列及び4円列を含む。1円列は遊技者が景品交換に使用できる1円の遊技メダルの数を記憶する。同様に、2円列及び4円列はそれぞれ、会員が景品交換に使用できる2円及び4円の遊技メダルの数を記憶する。
媒体数DB145のレコードは、会員については会員登録時に新規に追加される。会員カードを所持していない遊技者については、遊技者IDが発番されたときに追加される。レコードが削除されるのは、会員については会員を退会したときである。会員カードを所持していない遊技者については、景品カードをホールに返却した後、又はホールがその日の営業を終了した後である。媒体数DB145のレコードの玉数列及びメダル数列の値は、各台計数機から計数値が通知される毎に更新される。その際、遊技者DB144が参照され、計数値をどの遊技者IDのレコードに反映すべきかが判定される。また、再プレイのために台間サンドから遊技媒体が払い出された場合にも、玉数列及びメダル数列の値が更新される。そして、景品交換がされた場合も、玉数列及びメダル数列の値が更新される。会員については、玉数列及びメダル数列の値は前日までの貯玉及び貯メダルを合わせた値を記憶する。
表6は発注DB146の例を示す表である。
Figure 2019136252
発注DB146は一般景品のうち物品の発注内容を記憶する。発注DB146は発注ID列、景品ID列、数量列、業者ID列、業者商品ID列、発注日時列、会員ID列、受取列、店舗ID列、宛名列及び配送先列を含む。発注ID列は各発注を一意に特定可能な発注IDを記憶する。景品ID列は発注された景品の景品IDを記憶する。数量列は発注された景品の数を記憶する。業者ID列は発注先業者の業者IDを記憶する。業者商品ID列は発注された景品を景品IDと異なるIDで管理している場合、業者の商品IDを記憶する。発注日時列は発注を行った日時を記憶する。会員ID列は発注に係る景品交換を行った遊技者が会員の場合、会員IDを記憶する。遊技者が会員カードを所持していない場合、会員ID列は空欄となる。受取列は会員が景品を受け取る場所の種別を記憶する。景品をパチンコホールの景品カウンタで受け取る場合、受取列はホールを記憶する。景品を提携店舗で受け取る場合、受取列は提携店舗を記憶する。景品を例えば、会員住所などの指定場所に配送してもらい受け取る場合、受取列は配送を記憶する。店舗ID列は景品を提携店舗で受け取る場合に、受け取る提携店舗のIDを記憶する。宛名列は景品の配送を受ける場合に、配送先の宛名を記憶する。配送先列は景品の配送を受ける場合に、配送先の住所を記憶する。
表7はサービス発注DB147の例を示す表である。
Figure 2019136252
サービス発注DB147は遊技者が物品でなく、サービス提供を受ける場合に、その発注内容を記憶する。サービス発注DB147は発注ID列、サービスID列、業者ID列、業者サービスID列、発注日時列、会員ID列、店舗ID列、予約日時列及び予約者列を含む。発注ID列は各発注を一意に特定可能な発注IDを記憶する。サービスID列は提供を受けるサービスを特定するサービスIDを記憶する。業者ID列はサービスを提供する業者を特定する業者IDを記憶する。業者サービスID列は業者において発注されたサービスをサービスIDと異なるIDで管理している場合、業者のサービスIDを記憶する。発注日時列は発注を行った日時を記憶する。会員ID列は発注に係る景品交換を行った遊技者が会員の場合、会員IDを記憶する。遊技者が会員カードを所持していない場合、会員ID列は空欄となる。店舗ID列はサービス提供を受ける店舗のIDを記憶する。予約日時列はサービス提供を受けるために予約が必要である場合に、予約日時を記憶する。予約者列はサービス提供を受けるために予約が必要である場合に、予約者の氏名を記憶する。サービス提供を受けるために予約が不要である場合には、予約日時列及び予約者列は空欄となる。
続いて、景品サーバ1が行う処理について説明する。図4は景品情報送信処理の手順を示すフローチャートである。景品情報送信処理は遊技中の会員に一般景品への情報を提供する処理である。
景品サーバ1のCPU11は遊技者DB144を参照し、処理対象とする遊技中の遊技者を選択する(ステップS1)。CPU11は台計数機から選択した遊技者の計数値を取得する(ステップS2)。すなわち、CPU11は遊技者DB144を参照し、選択した遊技者に対応する台計数機の台計数機IDを取得する。取得した台計数機IDに対応付けられた台計数機より、CPU11は計数値を取得することにより、一般景品への交換対象の遊技媒体数を取得する。CPU11はステップS2で取得した計数値に基づいて、媒体数DB145の選択した遊技者のレコードに含む媒体数を更新する(ステップS3)。このとき、CPU11は、更新された媒体数をデータ表示機5等に表示させても良い。CPU11は選択した遊技者の媒体数で交換可能な一般景品を検索する(ステップS4)。検索するデータベースは景品DB143である。CPU11は検索にヒットしたか否かを判定する(ステップS5)。CPU11は検索にヒットしていないと判定した場合(ステップS5でNO)、処理をステップS10へ移す。CPU11は検索にヒットしたと判定した場合(ステップS5でYES)、ヒットした景品の全てを選択する(ステップS6)。CPU11は選択した景品の景品情報を景品DB143から取得する(ステップS7)。CPU11は景品情報の送信先を特定する(ステップS8)。CPU11は遊技者DB144を参照し、遊技者が遊技している席に設置されているデータ表示機5を送信先として特定する(ステップS8)。CPU11は特定したデータ表示機5に対して、景品情報を送信する(ステップS9)。景品情報を受信したデータ表示機5は受信した景品情報を表示部に表示する。CPU11は未処理の遊技者があるか否かを判定する(ステップS10)。CPU11は未処理の遊技者があると判定した場合(ステップS10でYES)、処理をステップS1へ戻す。CPU11は未処理の遊技者がいないと判定した場合(ステップS10でNO)、処理を終了する。
データ表示機5に表示された交換可能な一般景品の情報を見た遊技者が景品交換を行う場合、データ表示機5などに設置された呼び出しボタンを押す。遊技者は、景品交換をする旨をホール店員に告げ、交換端末2を借りる。遊技者は交換端末2を用いて、表示された一般景品の中から所望のものを少なくとも1つ選択し、景品交換を行う。
なお、表示する景品情報は遊技者が交換可能となった景品だけでなく、遊技を継続すれば、交換可能となり得る景品を表示してもよい。図5は景品情報画面を示す説明図である。図5Aは物品についての表示例である。図5Aでは大当たりにより、蟹が交換可能であることを表示している。図5Bはサービスについての表示例である。図5Bは交換可能となる間近の場合の表示例である。あと500球で、居酒屋で利用可能なサービスと交換可能となることを表示している。
上述の実施形態では、現在の媒体数で交換可能な一般景品を検索してデータ表示機5に検索した一般景品を表示することにより、対象となる遊技者にとって交換可能な一般景品のみを表示しているが、現在の媒体数では交換できない一般景品も含めて、景品DB143に登録されている一般景品の全てを選択対象として遊技者に提示しても良い。
図6は景品交換処理の手順を示すフローチャートである。景品サーバ1のCPU11は会員ID又は遊技者IDを取得する(ステップS21)。遊技者は会員カード又は景品カードをカードリーダに読ませることにより、交換端末2に会員ID又は遊技者IDを取得させる。又は、遊技者は交換端末2の入力部27を用いて会員ID又は遊技者IDを入力してもよい。交換端末2は取得した会員ID又は遊技者IDを景品サーバ1に送信する。CPU11は媒体数DB145を参照し、会員ID又は遊技者IDに対応する媒体数を取得する(ステップS22)。すなわち、CPU11は、一般景品への交換対象となる遊技媒体数を取得するのである。CPU11は景品DB143から景品情報を取得する(ステップS23)。CPU11は景品情報を交換端末2に送信し、交換端末2の表示部26に景品情報(少なくとも1つの一般景品)を表示させ、遊技者に所望の一般景品を選択させる(ステップS24)。また、CPU11は、上記取得された交換対象となる遊技媒体数を表示部26に表示させて、遊技者にその数を認識させる。
CPU11は遊技者により景品が選択されたか否かを判定する(ステップS25)。すなわち、本ステップでは、遊技者は、交換端末2に表示された様々な一般景品から所望のものを選択する。よって、本ステップでは、CPU11は、遊技者に一般景品を選択させて、遊技者により交換が希望されている一般景品を決定するのである。CPU11は遊技者により景品が選択されたと判定した場合(ステップS25でYES)、交換可能か否かを判定する(ステップS26)。CPU11は選択された景品の交換に必要な媒体数を景品DB143から取得する。当該媒体数とステップS22で取得した遊技者の媒体数(交換対象の遊技媒体数)とを対比して、CPU11交換可能か否かを判定する。すなわち、CPU11は、遊技者が選択した一般景品に対応する必要媒体数が、上記交換対象の遊技媒体数内であるか否かを判定する。
CPU11は交換不可と判定した場合(ステップS26でNO)、交換不可である警告を出力し、交換端末2の表示部26に表示させる(ステップS27)。処理をステップS25へ戻す。CPU11は交換可能と判定した場合(ステップS26でYES)、受取設定処理を行う(ステップS28)。ステップS28での処理は後述にて詳細に説明するが、本ステップでは、CPU11は、一般景品への交換処理を実行すべく、遊技者に選択された一般景品を特定する情報(名称、IDなど)を出力する。本出力結果は、後述の配送先や提携店舗に送信されたり、景品カウンタに送信されたり、又は、所定の明細書として印刷されたりする。次いで、CPU11は遊技者の媒体数を更新する(ステップS29)。すなわち、CPU11は、媒体数DB145の該当遊技者の媒体数から上記遊技者により選択された一般景品に対応する必要媒体数を引いた数にて媒体数DB145を更新する。CPU11は処理を終了する。
CPU11は遊技者により景品が選択されていないと判定した場合(ステップS25でNO)、絞り込みが指示されたか否かを判定する(ステップS30)。CPU11は絞り込みが指定されたと判定した場合(ステップS30でYES)、景品の絞り込みを行う(ステップS31)。CPU11は絞り込んだ景品の情報を交換端末2に送信し、表示部26に表示させる(ステップS32)。CPU11は処理をステップS25へ戻す。景品の絞り込みは、例えば、遊技者が獲得している媒体数で交換可能な景品のみの表示に切り替えることである。又は、物品のみ、サービスのみの表示に切り替えてもよい。更にまた、景品DB143に景品のジャンルを示すデータを追加し、ジャンルによる絞り込みをしてもよい。ジャンルは例えば、食品、生活雑貨、一般雑貨に分ける。食品は更に、肉、海産物、野菜、スイーツなどのように分けてもよい。CPU11は絞り込みが指定されていないと判定した場合(ステップS30でNO)、絞り込み解除を指定されたか否かを判定する(ステップS33)。CPU11は絞り込み解除と判定した場合(ステップS33でYES)、処理をステップS24へ戻す。CPU11は絞り込み解除ではないと判定した場合(ステップS33でNO)、不足数表示が指定されたか否かを判定する(ステップS34)。CPU11は不足数表示が指定されたと判定した場合(ステップS34でYES)、一般景品のうち、遊技者が獲得している媒体数では交換できないものについて、不足の媒体数を算出する(ステップS35)。CPU11は景品毎に不足の媒体数を交換端末2に送信し、表示部26に表示させる(ステップS36)。CPU11は処理をステップS25へ戻す。CPU11は不足数表示が指定されてないと判定した場合(ステップS34でNO)、処理を終了する。
続いて、受取設定処理について、説明する。受取設定処理は一般景品の受取方法等を設定する処理である。受取設定処理は図6のステップS28で呼び出される処理である。図7及び図8は受取設定処理の手順を示すフローチャートである。図7は一般景品として、物品を受け取る場合の処理を示している。図8は一般景品として、サービスの提供を受ける場合の処理を示している。景品サーバ1のCPU11は選択された景品が物品であるか否かを判定する(ステップS41)。CPU11は選択された景品が物品であると判定した場合(ステップS41でYES)、受取設定画面を出力する(ステップS42)。出力した受取設定画面は交換端末2に送信され、表示部26に表示される。遊技者は受取設定画面により、受取先の設定を行う。遊技者の入力完了操作により、受取先の設定が景品サーバ1に送信される。なお、遊技者が会員カードを所持している場合、受取先を登録済みの会員の住所と指定することにより、住所等の入力を省略可能である。CPU11は受取先が会員の住所であるか否かを判定する(ステップS43)。CPU11は受取先が会員の住所であると判定した場合(ステップS43でYES)、発注情報を生成する(ステップS44)。CPU11は生成した発注情報を景品業者サーバ6に対して送信し、発注を行う(ステップS45)。CPU11は受取先が会員の住所でないと判定した場合(ステップS43でNO)、受取先は指定先住所であるか否かを判定する(ステップS46)。CPU11は受取先が指定先住所であると判定した場合(ステップS46でYES)、指定先の住所を入力するための入力画面を出力する(ステップS47)。出力された入力画面は交換端末2の表示部26に表示される。遊技者は入力画面に配送先を入力する。入力が完了すると配送先が景品サーバ1に送信される。CPU11は入力された配送先を取得し(ステップS48)、処理をステップS44へ移す。CPU11は受取先が指定先住所でないと判定した場合(ステップS46でNO)、提携店舗での受取であるか否かを判定する(ステップS49)。CPU11は提携店舗での受取であると判定した場合(ステップS49でYES)、提携店舗を選択するための選択画面を出力する(ステップS50)。出力された選択画面は交換端末2の表示部26に表示される。遊技者は選択画面で景品を受け取る提携店舗を選択する。選択が完了すると選択店舗の情報が景品サーバ1に送信される。CPU11は選択提携店舗の情報を取得する(ステップS51)。CPU11は景品業者サーバ6に対して、提携店舗での受け取り手配を依頼する(ステップS52)。CPU11は完了通知を交換端末2に送信する(ステップS53)。CPU11は受取設定処理を終了する。交換端末2は手配完了を表示部26に表示する。CPU11は提携店舗での受取でないと判定した場合(ステップS49でNO)、ホールでの受け取りであるので、景品カウンタに通知する(ステップS54)。CPU11は完了通知を交換端末2に送信する(ステップS55)。CPU11は受取設定処理を終了する。交換端末2は手配完了を表示部26に表示する。
上記ステップS54での通知は、ネットワークを介して行っても良いし、台計数機等から所定の情報を印刷して、遊技者に景品カウンタに持って行かせても良い。この場合は、例えば、選択された一般景品を特定する情報(名称やID等)を記載すれば良い。
CPU11は選択された景品が物品でないと判定した場合(ステップS41でNO)、ホール内のサービスか否かを判定する(図8のステップS56)。CPU11は選択された景品がホール内のサービスであると判定した場合(ステップS56でYES)、選択されたサービスを担当する部署に対応指示を送信する(ステップS57)。CPU11は受取設定処理を終了する。対応指示は例えば、会員がコーヒーサービスを選択した場合、喫茶コーナーに対応指示が送信される。喫茶コーナーの店員はコーヒーを遊技者の席まで運ぶ。CPU11は選択された景品がホール内のサービスでないと判定した場合(ステップS56でNO)、サービスの提供を受ける店舗を選択するための選択画面を出力する(ステップS58)。出力された選択画面は交換端末2に送信される。選択画面を受信した交換端末2は表示部26に選択画面を表示する。遊技者はサービスの提供を受ける店舗を選択し、選択完了操作を行う。選択した店舗が交換端末2から景品サーバ1へ送信される。CPU11は選択店舗の情報を取得する(ステップS59)。CPU11はサービスの提供を希望する日時を入力するための日時入力画面を出力する(ステップS60)。出力された日時入力画面は交換端末2に送信される。日時入力画面を受信した交換端末2は表示部26に日時入力画面を表示する。遊技者はサービスの提供を希望する日時を入力し、入力完了操作を行う。入力した日時が交換端末2から景品サーバ1へ送信される。CPU11は希望の日時を取得する(ステップS61)。CPU11は選択された店舗が遊技者の希望の日時に対応可能か否かを判定する(ステップS62)。CPU11は選択された店舗の予約を管理する予約サーバ等に問い合わせを行い、判定する。CPU11は選択された店舗が遊技者の希望の日時に対応可能でないと判定した場合(ステップS62でNO)、処理をステップS60に戻し、他の日時の入力を促す。CPU11は選択された店舗が遊技者の希望の日時に対応可能であると判定した場合(ステップS62でYES)、確定画面を出力する(ステップS63)。出力された確定画面は交換端末2に送信される。確定画面を受信した交換端末2は表示部26に確定画面を表示する。CPU11は受取設定処理を終了する。
図9は受取設定画面を示す説明図である。図9はサービスの提供を受ける場合の例を示す説明図である。図9は居酒屋の飲み放題サービスを受ける場合の例である。図9Aは受取設定画面の例である。図9Aの例では、サービスの提供を受ける店舗、日付、開始時刻、人数を設定する。図9Aの例ではそれぞれをプルダウンメニューで設定する。図9Aでは消費される遊技媒体(ここでは遊技球)の数が表示される。図9Bは予約確定画面の例である。図9Aでの設定条件で予約が可能な場合、図9Bのような予約確定画面が表示される。なお、予約確定画面には予約番号を表示してもよい。
従来では、遊技媒体を一般景品に交換する際は、一般景品が陳列されている陳列区域に赴き、その店舗に取り揃えられている一般景品を確認し、更には実際に交換する際は計数機にて交換対象の遊技媒体を計数し、その結果が表示された印刷物を景品カウンタに持って行き、そこにて該印刷物と一般景品とを交換する。すなわち、一般景品に交換する際は、遊技の終了時又は一旦遊技を中断して景品カウンタに行くことが必須となる。
これに対して、本実施形態では、データ表示機5や交換端末2といった表示装置にて一般景品(例えば、その店舗にて取り扱っている一般景品)を表示し、その場で(例えば、所定の遊技機を遊技している場所)で一般景品への交換を受け付け可能としている。そして、遊技者が上記一般景品に交換すべく、所望の景品を選択した場合は、遊技者が持つ交換可能な遊技媒体数にて交換可能か否かを判断し、交換可能であれば、所定の交換処理を実行するようにしている。よって、遊技者にとっては、まさに遊技中においても、遊技している遊技機から離れることなくその場でその店舗で交換できる一般景品を確認することができ、更には、その場で交換可能な遊技媒体数の範囲内で一般景品への交換処理を実行することができる。よって、従来では必須であった景品カウンタに赴かなくても、タイムリーに一般景品に交換することができ、遊技者に一般景品への交換を促すことができる。
一般景品の情報はデータ表示機5に表示するとしたが、それに限らない。遊技機4間に設置された台間サンド(台間玉貸機、台間遊技媒体貸出機)に表示してよい。また、遊技機4間に設置された液晶テレビに表示してよい。更にまた、遊技機4が備える表示装置に表示してもよい。加えて、会員IDが携帯する遊技者端末3に送信してもよい。画面表示だけでなく、音声で提示してもよい。
一方、一般景品への交換は交換端末2を用いるとしたが、それに限らない。データ表示機5、各台計数機又は台間サンドにより、一般景品への交換を申し込めるようにしてもよい。台間サンドは会員カードを収容する。会員カードを収容した状態の台間サンドを用いて一般景品への交換を申し込む場合は、改めて会員カードの読み取り動作は不要である。台間サンドが会員カードを収容している場合、データ表示機5又は各台計数機を用いて一般景品への交換を申し込む際も、会員IDを台間サンドから取得すれば、改めて会員カードの読み取り動作は不要である。
(実施の形態2)
景品情報送信処理において情報を送信する一般景品を選択する場合、及び景品交換処理において、表示する一般景品を選択する場合、遊技者の属性を用いて遊技者に適した一般景品を選択する。また、時間帯によって選択する一般景品を変えるようにしてもよい。
表8は推奨品DB148の例を示す表である。
Figure 2019136252
推奨品DB148は遊技者の属性や遊技の時間帯により決まる推奨の一般景品を記憶する。推奨品DB148は景品ID列、時間帯1列、時間帯2列、時間帯3列、時間帯4列、時間帯5列、男性列、及び女性列を含む。景品ID列は景品IDを記憶する。時間帯1列、時間帯2列、時間帯3列、時間帯4列及び時間帯5列は、それぞれの時間帯において景品を推奨すべきか否かを記憶する。推奨すべき場合は1を記憶する。特に推奨すべきでない場合は0を記憶する。時間帯1列は午前中、開店から12時までと設定されている。時間帯2列は12時から14時までと設定されている。時間帯3列は14時から18時までと設定されている。時間帯4列は18時から20時までと設定されている。時間帯5列は20時から閉店までと設定されている。これらの時間帯分けは一例である。また、時間帯及び推奨するか否かの設定をパチンコホールの店員が行えるようにしてもよい。男性列は年齢の年代別に階級分けし、階級毎の設定を可能としている。女性列も男性列と同様である。男性列及び女性列は、20代列、30代列、…、70代以上列を含む。20歳未満の遊技者の設定がないのは、20歳未満の人の遊技は禁止されているからである。70代以上の遊技者は他の年代と比較すると数が少なく、階級分けする意義がないためまとめている。時間帯列と同様に、男性列及び女性列は年代別に景品を推奨すべきか否か設定する。推奨すべき場合は1を記憶する。特に推奨すべきでない場合は0を記憶する。時間帯分けと同様に、表8に示す年齢による階級分けは一例である。他の設定でもよい。また、階級及び推奨するか否かを、パチンコホールの店員が設定可能としてもよい。
表8において、景品ID=K000026の景品は、時間帯2であれば、男女の区別なく、年代の区別なく、推奨品とすることを設定している。景品ID=K000027の景品は、時間帯に区別なく、年代の区別なく、女性に対する推奨品であることを設定している。景品ID=K000028の景品は、時間帯5において、20代の女性に対する推奨品であることを設定している。
図10は景品絞り込み処理の手順を示すフローチャートである。景品絞り込み処理は、図4に示した景品情報送信処理、及び図6に示した景品交換処理に追加される処理である。そのため、図10では景品絞り込み処理の前後の処理は記載を省略している。
図10に示すように、景品情報送信処理のステップS7の後に、又は景品交換処理のステップS23の後に、CPU11は会員の属性を会員DB141から取得する(ステップS71)。属性は例えば、年齢及び性別である。CPU11は計時部15から得た現在時刻と推奨品DB148の時間帯の設定とを対照し、現在の時間帯を取得する(ステップS72)。CPU11は会員の属性及び現在の時間帯から、推奨品DB148を検索するための検索条件を設定する(ステップS73)。CPU11は検索を行う(ステップS74)。CPU11は集合演算を行う(ステップS75)。ステップS6又はステップS23で得た景品の集合と、ステップS73で得た景品の集合との積集合を求める。求めた積集合に基づき、ステップS8又はステップS24以降を実行する。
本実施の形態では、遊技者に提示する一般景品を遊技者の属性や遊技を行っている時間帯により絞り込む。それによって、遊技者に適した一般景品が提示されるので、遊技者が遊技媒体を一般景品へ交換することを、より一層促すことが可能となる。なお、推奨品を選択するための会員属性は年齢、性別以外のものを用いてもよい。例えば、職業や居住地域などである。
なお、遊技者が会員カードを所持していない場合は、以下のように処理することで、本実施の形態を実行可能である。ステップS71の処理を行わない。ステップS73の検索条件設定で、属性を含めないようにする。又は、図6に示した景品交換処理において、ステップS1で会員IDではなく遊技者IDを取得した場合は、遊技者の属性を尋ねるアンケート画面を表示し回答を取得することにより、ステップS71の代わりとしてもよい。
(実施の形態3)
上記の実施の形態において、会員が携帯している遊技者端末3で景品交換を行う場合、景品サーバ1への接続制限を行うことが望ましい。景品交換はホール内で行い、遊技媒体をホール外に持ち出すことは禁止されているからである。また、遊技媒体を持ち出さないものの、獲得した遊技媒体の数の情報に基づいて、ホール外で景品交換を許すことは、実質的には遊技媒体を持ち出したことに等しいと考えられる。本実施の形態では、遊技者端末3により景品交換の手続きを行える場合であっても、ホール外での交換手続きを行えないようにする。
図11はログイン処理の手順を示すフローチャートである。ログイン処理は遊技者端末3が景品サーバ1に接続要求した際に行われる処理である。景品サーバ1のCPU11は遊技者端末3に対して位置情報を要求する(ステップS81)。CPU11は遊技者端末3から位置情報を受信する(ステップS82)。CPU11は受信した位置情報を基に、遊技者端末3がホール内にあるか否かを判定する(ステップS83)。CPU11は遊技者端末3がホール内にあると判定した場合(ステップS83でYES)、ログイン画面を出力する(ステップS84)。出力されたログイン画面は交換端末2の表示部26に表示される。会員はログイン画面に会員IDとパスワードを入力する(ステップS85)。会員は入力が完了したら完了操作を行う。会員IDとバスワードが景品サーバ1に送信される。CPU11は認証が成功か否かを判定する(ステップS86)。すなわち、CPU11は受信した会員IDとパスワードとの組み合わせが正しいか否かを判定する。会員IDとパスワードとの組み合わせが正しければ認証成功、そうでなければ認証失敗である。CPU11は認証に成功したと判定した場合(ステップS86でYES)、ホーム画面を出力する(ステップS87)。出力されたホーム画面は交換端末2の表示部26に表示される。ホーム画面は必須の画面ではない。ログイン直後に、景品情報を表示してもよい。CPU11はログイン処理を終了する。CPU11は認証に失敗したと判定した場合(ステップS86でNO)、エラー表示を遊技者端末3に行わせる(ステップS88)。CPU11は遊技者端末3との接続を切断する(ステップS89)。CPU11はログイン処理を終了する。CPU11は遊技者端末3がホール内にないと判定した場合(ステップS83でNO)、エラー表示を遊技者端末3に行わせる(ステップS90)。CPU11は遊技者端末3との接続を切断する(ステップS89)。CPU11はログイン処理を終了する。なお、遊技者端末3が位置を計測できずに、位置情報を返さなかった場合も、CPU11は遊技者端末3がホール内にないと判定する。また、交換端末2により景品交換を行う場合においても、会員が交換端末2を故意又は過失により、ホール外に持ち出したときに備え、本実施の形態と同様に交換端末2の位置確認を行ってもよい。
本実施の形態では、ホール外で景品交換を行うという禁止行為を防ぐため、遊技者端末3の位置確認を行うことで、遊技者端末3で景品交換を行えるという利便性の提供が可能となる。なお、遊技者が会員カードを所持していない場合は、その日のみに有効なパスワードを生成し、景品カードに印字する。遊技者は景品カードに印字されているIDとパスワードにより、ログインが可能となる。パスワードは景品カードに印字にするのではなく、景品カードを各台計数機から排出するときに、各台計数機のディスプレイに表示してもよい。一方、遊技者端末3にカードリーダが内蔵されている場合は、当該カードリーダに会員カード又は景品カードを読み取らせることにより、ログインを許可してもよい。又、遊技者端末3にカードリーダが内蔵されていなくても、ホールがカードリーダを貸し出し、それを遊技者端末3に接続し、会員カード又は景品カードを読み取らせてもよい。
なお、位置情報ではなく、IPアドレスで制限してもよい。遊技者端末3はホール内のネットワークN1に接続するために、ホール内のDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバから、IP(Internet Protocol)アドレスの付与を受けるものとする。そして、景品サーバ1はDHCPサーバからIPアドレスを付与された端末のみからの接続を受け付けるようにする。この方式では、IPアドレスを付与された直後に、ホール外に出た場合は接続可能となるので、IPアドレスのリース時間は短めとする。更に、無線LANの電波をホール外に出来得る限り漏れないようする。
また、ログインしてから一定時間、遊技者端末3が操作されない場合、景品サーバ1は接続を切断し、景品交換処理を無効としてもよい。更に、交換端末2の場合も含めて、景品情報を表示してから、交換を完了するまでに時間制限を設け、制限時間内に完了しない場合は、景品交換処理を無効としてもよい。景品交換処理が実行中の場合は、処理途中であっても強制終了するようにしてもよい。
実施の形態2において、発注DB146及びサービス発注DB147のデータを分析し、会員属性毎に好まれる景品、特定の時間帯に好まれる景品を見出し、その結果に基づき、推奨品DB148を作成、更新してもよい。
上述の実施の形態において、景品DB143の設定をホールの店員が行えるようにしてもよい。そして、景品業者が調達できない独自商品をホールが設定してもよい。例えば、ホール近くにある人気の洋菓子店のケーキやランチタイムに人気の弁当を席まで配達可能にしたり、焼き立てパンを持ち帰り可能としたりしてもよい。なお、ホール独自の景品は、景品DB143とは異なるデータベースとしてもよい。
景品業者はホールへの景品を扱う業者に限らない。仮想ショッピングモールに出店している店や、カタログショッピングを行っている通信販売業者、通信販売を行っている小売店であってもよい。この場合、景品DB143を通信販売業者のカタログ情報、小売店取り扱いの商品情報、ショッピングサイトの販売商品情報から、構築してもよい。同様に、提携店舗にてサービス提供を受けられるという景品に関しては、飲食店のホームページに掲載されたクーポン情報から、景品DB143に記憶すべきレコードを構築してもよい。
各実施の形態で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組み合わせ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 景品サーバ
2 交換端末
3 遊技者端末
4 遊技機
5 データ表示機
6 景品業者サーバ

Claims (3)

  1. 遊技機を遊技するための遊技媒体を一般景品に交換するための一般景品交換システムであって、
    所定の遊技者に対する前記一般景品への交換対象の遊技媒体数を取得する手段と、
    一般景品を表示する表示部と、
    前記遊技者により選択された、前記表示部に表示された一般景品の中からの所望の一般景品の少なくとも1つを受け付ける手段と、
    前記選択された一般景品について前記交換に必要な遊技媒体数が、前記取得された交換対象の遊技媒体数以内であるか否かを判断する手段と、
    前記交換対象の遊技媒体数以内である場合は、前記選択された一般景品を特定する情報を出力する手段と
    を備えることを特徴とする一般景品交換システム。
  2. 遊技機を遊技するための遊技媒体を一般景品に交換するための情報処理装置であって、
    所定の遊技者に対する前記一般景品への交換対象の遊技媒体数を取得する手段と、
    所定の表示部に一般景品を表示させる手段と、
    前記遊技者により選択された、前記表示部に表示された一般景品の中からの所望の一般景品の少なくとも1つを受け付ける手段と、
    前記選択された一般景品について前記交換に必要な遊技媒体数が、前記取得された交換対象の遊技媒体数以内であるか否かを判断する手段と、
    前記交換対象の遊技媒体数以内である場合は、前記選択された一般景品を特定する情報を出力する手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  3. 遊技機を遊技するための遊技媒体を一般景品に交換するための処理をコンピュータに行わせるコンピュータプログラムであって、
    前記処理は、
    所定の遊技者に対する前記一般景品への交換対象の遊技媒体数を取得し、
    所定の表示部に一般景品を表示させ、
    前記遊技者に前記表示部に表示された一般景品の中から所望の一般景品を少なくとも1つ選択させ、
    前記選択された一般景品について前記交換に必要な遊技媒体数が、前記取得された交換対象の遊技媒体数以内であるか否かを判断し、
    前記交換対象の遊技媒体数以内である場合は、前記選択された一般景品を特定する情報を出力する
    ことを含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
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