JP2017219994A - 自動販売システム及び自動販売方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】顧客の嗜好に合わせた商品を提供することができる自動販売システムを提供する。【解決手段】自動販売機20と顧客管理サーバ40とを具備する自動販売システム1であって、自動販売機20は、携帯型記録媒体10から読み込んだ、顧客を識別する個人識別情報αと、自身を示す販売機識別情報βとを顧客管理サーバ40に送信し、個人識別情報αに対応する顧客の嗜好情報γを顧客管理サーバ40から受信し、嗜好情報γに基づいて商品を販売し、顧客管理サーバ40は、個人識別情報αと販売機識別情報βとを受信し、個人識別情報αに対応する顧客の販売機識別情報βに対応する自動販売機20で販売する商品に関する嗜好情報γを生成し、嗜好情報γを自動販売機20に送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、顧客の嗜好に適合した商品を販売する自動販売システム及び自動販売方法に関する。
飲料やたばこ等の嗜好品を自動販売機で購入する際、顧客は、購入の度に望む商品を選択して購入している。従来の自動販売機では、顧客が購入したい商品を主に商品名等を視覚で確認し、例えばコーヒー等をカップ販売する自動販売機においては、飲料の濃さ、砂糖の有無等のボタンを押下し、好みに適合させる必要がある。
従来から、自動販売機を管理するシステムとしては、例えば非特許文献1に開示された販売管理方法が知られている。
自動販売機売上管理システム|事例紹介|株式会社NTTデータMSE,〔online〕、〔平成28年5月30日検索〕、インターネット(URL: http://nttd-mse.com/works/cat458/vending-machine-management-introduction.html)
非特許文献1に開示された方法は、管理担当者が、ネットワークを介して自動販売機の販売状況を確認し、商品補充等の手配を行うものである。この方法は、売れ筋商品情報のタイムリーな把握等の効果を奏し、在庫の適正化、物流の効率化、売り上げ拡大に資する。
しかし、従来の方法では、顧客の嗜好に合わせた商品を提供することができない。例えば、コーヒー等をカップ販売する場合、コーヒーの濃淡や砂糖の有無といった顧客の好みを、購入の度に設定するか、または、味付けされた既成のコーヒーを購入することになる。また、自動販売機の販売において、商品の成分表示等は、購入後に商品を手にしてから確認することが多い。したがって、顧客は、誤ってアレルギーを引き起こすアレルゲンを含む商品を購入してしまう場合も有り得る。また、宗教上の禁忌品目を購入してしまう場合も有り得る。
本発明は、これらの課題に鑑みてなされたものであり、顧客の嗜好に適合した商品を提供することができる自動販売システム及び自動販売方法を提供することを目的とする。
本発明の自動販売システムは、自動販売機と顧客管理サーバとを具備する自動販売システムであって、前記自動販売機は、携帯型記録媒体から読み込んだ、顧客を識別する個人識別情報と、自身を示す販売機識別情報とを前記顧客管理サーバに送信し、前記個人識別情報に対応する顧客の嗜好情報を前記顧客管理サーバから受信し、前記嗜好情報に基づいて商品を販売し、前記顧客管理サーバは、前記個人識別情報と前記販売機識別情報とを受信し、前記個人識別情報に対応する顧客の前記販売機識別情報に対応する自動販売機で販売する商品に関する嗜好情報を生成し、前記嗜好情報を前記自動販売機に送信することを要旨とする。
また、本発明の自動販売方法は、上記の自動販売システムが行う自動販売方法であって、前記自動販売機は、携帯型記録媒体から読み込んだ、顧客を識別する個人識別情報と、自身を示す販売機識別情報とを前記顧客管理サーバに送信し、前記個人識別情報に対応する顧客の嗜好情報を前記顧客管理サーバから受信し、前記嗜好情報に基づいて商品を販売し、前記顧客管理サーバは、前記個人識別情報と前記販売機識別情報とを受信し、前記個人識別情報に対応する顧客の前記販売機識別情報に対応する自動販売機で販売する商品に関する嗜好情報を生成し、前記嗜好情報を前記自動販売機に送信することを要旨とする。
本発明によれば、顧客の嗜好に適合した商品を提供することができる自動販売システム及び自動販売方法を提供することができる。
本実施の形態の自動販売システムの構成例を示す図である。 本実施の形態の自動販売機の機能構成例を示す図である。 本実施の形態の顧客管理サーバの機能構成例を示す図である。 顧客の個人情報の例を示す図である。 顧客の嗜好情報の例を示す図である。 本実施の形態の自動販売システムの動作シーケンスを示す図である。 変形例1の販売方法の動作フローの一部を示す図である。 変形例2の販売方法の動作フローの一部を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。複数の図面中同一のものに
は同じ参照符号を付し、説明は繰り返さない。
図1に、本実施の形態の自動販売システム1の構成例を示す。自動販売システム1は、携帯型記録媒体10、自動販売機20、ネットワーク30、顧客管理サーバ40、登録装置50を具備する。
ネットワーク30は、例えば3G回線網である。なお、ネットワーク30は3G回線網に限られない。例えば4G回線網で有っても良い。また、顧客管理サーバ40と登録装置50とは、専用回線で接続される。専用回線は、例えばLANケーブルで有っても良い。以降において、各構成間を接続する回線については、省略して説明する。
携帯型記録媒体10は、顧客を識別する個人識別情報αを記録する。携帯型記録媒体10は、例えば磁気カード・ICカードである。また、携帯型記録媒体10は、決済機能を備えた例えば携帯電話端末で有っても良い。
自動販売機20は、携帯型記録媒体10から読み込んだ顧客を識別する個人識別情報αと、自身を示す販売機識別情報βとを顧客管理サーバ40に送信し、個人識別情報αに対応する顧客の嗜好情報γを顧客管理サーバ40から受信し、嗜好情報γに基づいて商品を販売する。
顧客管理サーバ40は、個人識別情報αと販売機識別情報βとを受信し、個人識別情報αに対応する顧客の販売機識別情報βに対応する自動販売機20で販売する商品に関する嗜好情報γを生成し、嗜好情報γを自動販売機20に送信する。嗜好情報γは、各々の顧客の嗜好を表す情報であり、例えば好みのコーヒーの味等のことである。嗜好情報γについて、詳しくは後述する。
本実施形態の自動販売システム1によれば、自動販売機20は顧客の嗜好情報γに基づいて商品を販売するので、顧客の嗜好に適合した商品を提供することができる。
〔自動販売機〕
図2に、自動販売機20の機能構成例を示す。自動販売機20は、記録媒体読込部21、情報照会部22、顧客情報取得部23、操作パネル制御部24、商品選択ボタン25、販売情報管理部26、通信インターフェース27を具備する。なお、図2に示す機能構成は、本実施形態を説明するのに必要な部分のみを示す。また、自動販売機20は、例えば飲料を販売する自動販売機であると仮定する。
記録媒体読込部21は、例えば磁気カード・ICカードである携帯型記録媒体10に記録された個人識別情報αを読み込むカードリーダーである。情報照会部22は、個人識別情報αと自身を示す販売機識別情報βとを、顧客管理サーバ40に送信する。
顧客情報取得部23は、個人識別情報αに対応する顧客の嗜好情報γを、顧客管理サーバ40から受信する。
操作パネル制御部24は、顧客管理サーバ40から受信した嗜好情報γに基づいて、当該嗜好情報γに該当する商品を販売する商品選択ボタン25を選択可能にし、当該嗜好情報γに該当しない商品を販売する商品選択ボタン25の機能を選択不可能にする。
販売情報管理部26は、販売した商品情報を管理する。商品情報は、例えば、販売日時、商品名、個数、個人識別情報α等の情報である。
通信インターフェース27は、自動販売機20とネットワーク30とを接続する。通信インターフェース27は、個人識別情報αと販売機識別情報βとを顧客管理サーバ40に送信し、顧客管理サーバ40から嗜好情報γを受信する。
〔顧客管理サーバ〕
図3に、顧客管理サーバ40の機能構成例を示す。顧客管理サーバ40は、顧客情報管理部41、顧客情報DB42、自販機情報管理部43、自販機情報DB44、嗜好情報生成部45、購入情報管理部46、購入履歴情報DB47、通信インターフェース48を具備する。DBは、データベースを意味する。
顧客情報管理部41は、登録装置50から入力される顧客の個人識別情報αと個人情報を、顧客情報DB42に登録する。個人情報は、個人識別情報αと対応付けて登録する。また、顧客情報管理部41は、自動販売機20から個人識別情報αを受信すると、受信した個人識別情報αと対応する個人情報を、嗜好情報生成部45に出力する。
図4に、個人情報の一例を示す。一行が一人の個人情報である。1列目は個人識別情報α、2列目からは、例えばアレルギー・苦手な食材情報が記録されている。なお、個人情報は、この他に例えば、個人の属性を表す性別・年齢・職業等の属性情報と、好きな食材・好きな味等の好きな食材情報とを含んでも良い。図4において属性情報と好きな食材情報の表記は省略している。
アレルギー・苦手な食材情報とは、例えばアレルギーを引き起こす、「卵」、「牛乳」、「大豆」、「そば」等のアレルゲンと、苦手(嫌いな)食材を表す。個人識別情報αは、この例ではA,B,C,…のアルファベットの例で示している。個人識別情報αは、顧客を個々に識別できる情報量を持つ。
自販機情報管理部43は、登録装置50から入力される自動販売機20の態様を表す自動販売機情報を自販機情報DB44に登録する。自動販売機情報は、自身を示す販売機識別情報βと、販売する商品に関する情報を含む。商品を、例えば飲料とした場合、自動販売機情報は飲料種別や栄養成分等の情報を含んでも良い。また、自販機情報管理部43は、自動販売機20から販売機識別情報βを受信すると、受信した販売機識別情報βと対応する自動販売機情報を、嗜好情報生成部45に出力する。
嗜好情報生成部45は、個人情報と自動販売機情報とから、顧客の嗜好情報γを生成し、嗜好情報γを自動販売機20に送信する。嗜好情報γは、自動販売機20から受信した個人識別情報αに対応する顧客の販売機識別情報βに対応する自動販売機20で販売する商品に関する嗜好を表す情報である。
図5に、嗜好情報γの一例を示す。一行が一人の嗜好情報を表す。1列目は個人識別情報α、2列目は「好きなコーヒー豆の種類」、3列〜6列目は「好きなコーヒーの味」、7列目は「ミルクの量」、8列目は「砂糖の量」、9列目は「ホット/アイス」である。列方向に示す嗜好情報は一例であり、この例に限られない。
図5に示す嗜好情報γは、自動販売機20が例えばコーヒーをカップ販売する自販機の場合に、嗜好情報生成部45によって生成される。嗜好情報γは、個人識別情報αに対応する個人情報と、販売機識別情報βに対応する自動販売機で販売する商品のカテゴリとの組み合わせに基づいて生成される。嗜好情報γには、顧客のアレルゲン情報等を含めても良い。
購入情報管理部46は、自動販売機20から受信した商品の購入情報を、購入履歴情報DB47に登録する。購入履歴情報δは、販売機識別情報β、購入日時、購入した商品情報等からなる。
なお、自販機情報管理部43と自販機情報DB44と購入情報管理部46と購入履歴情報DB47は、必須の構成では無い。商品の販売時に、自動販売機20が、自身の態様を表す自動販売機情報を、個人識別情報αと共に顧客管理サーバ40に送信するようにすれば、自販機情報管理部43と自販機情報DB44は不要である。
自身の態様を表す自動販売機情報とは、販売機識別情報βの他に、自身が販売する商品に関する情報を含むことを意味する。この場合、嗜好情報生成部45は、自動販売機20から受信した自動販売機情報に基づいて嗜好情報γを生成する。
また、購入情報管理部46と購入履歴情報DB47とは、販売情報を管理する場合に備えれば良い。また、購入情報管理部46と購入履歴情報DB47とは、他のサーバに備えるようにしても良い。
通信インターフェース48は、顧客管理サーバ40とネットワーク30とを接続する。通信インターフェース48は、個人識別情報αと販売機識別情報βとを自動販売機20から受信し、嗜好情報γを自動販売機20に送信する。
〔自動販売システム〕
ここから図6に示す自動販売システム1の動作シーケンスを参照して、更に詳しくその動作を説明する。
顧客は、図示しないサービス提供会社に、自身の個人情報を添えてサービスを申し込む。サービスの申し込みは、例えば必要事項(個人情報含む)を記入した書面を、郵送することで行う。なお、郵送に代えて、例えばインターネット経由で必要事項を入力して申し込んでも良い。
サービス提供会社は、顧客のアレルゲン情報や苦手な食材、禁忌品目、嗜好、購入実績等の情報の管理と提供を行うことにより、図示しない商品販売者から収益を得る。商品販売者とは、例えば飲料メーカーである。
サービス提供会社は、登録装置50を用いて顧客管理サーバ40に個人情報を入力する(ステップS1)。この際、個人情報は、顧客を識別する個人識別情報αと対応付けて個人情報DBに登録される(ステップS2)。個人識別情報αは、携帯型記録媒体10に記録され、顧客に送付される。
顧客は、サービス提供会社のサービスを受ける際に、携帯型記録媒体10を提示する。サービス提供会社が、例えば自動販売機による物販サービスを行っている場合、顧客はその自動販売機20に携帯型記録媒体10を提示してサービス提供を受ける。携帯型記録媒体10は、例えば自動販売機20のカードリーダーのスロットに挿入する(ステップS3)。
自動販売機20は、携帯型記録媒体10から顧客の個人識別情報αを読み込む(ステップS4)。
次に自動販売機20は、顧客の個人識別情報αと自身を示す販売機識別情報βとを、顧客管理サーバ40に送信する(ステップS5)。顧客管理サーバ40の顧客情報管理部41は、受信した個人識別情報αで顧客情報DB42を検索し(ステップS6)、読み出した個人情報を嗜好情報生成部45に出力する。また、自販機情報管理部43は、受信した販売機識別情報βで自販機情報DB44を検索し(ステップS7)、読み出した自動販売機情報を嗜好情報生成部45に出力する。
嗜好情報生成部45は、顧客情報管理部41から入力される個人情報と、自販機情報管理部43から入力される自動販売機情報とに基づいて嗜好情報γを生成する(ステップS8)。そして、嗜好情報生成部45は、生成した嗜好情報γを、自動販売機20に送信する(ステップS9)。
自動販売機20の操作パネル制御部24は、受信した嗜好情報γに基づいて、当該嗜好情報γに該当する商品を販売する商品選択ボタン25を選択可能にし、当該嗜好情報γに該当しない商品を販売する商品選択ボタン25の機能を選択不可能にする(ステップS10)。商品選択ボタン25を選択可能にするとは、例えば商品選択ボタン25のバックライトを点灯させ、ボタンの押下を検出できるようにすることである。また、選択不可能にするとは、例えば商品選択ボタン25のバックライトを消灯させ、ボタンの押下を検出できないようにすることである。
操作パネル制御部24がこのように動作することで、選択可能になった商品選択ボタン25が押下された場合(ステップS11のYES)にのみ、当該商品選択ボタン25に対応する商品が販売される(ステップS12)。選択不能になった商品選択ボタン25が押下されても、当該商品選択ボタン25に対応する商品は販売されない(ステップS11のNO)。
したがって、顧客は、例えばアレルゲンを含む商品を誤って購入することが無い。また、自身の嗜好に合う商品のみを購入することができる。
商品を購入した後は、決済処理(ステップS13)を行い、商品の購入履歴情報δを例えば顧客管理サーバ40に送信する(ステップS14)。購入履歴情報δは、例えば顧客管理サーバ40の購入履歴情報DB47に記録する(ステップS15)。
決済処理は、例えば決済処理を管理する図示しない決済管理サーバとの間で行う。決済処理は、クレジットカード決済、プリペイドカード決済、及び電子マネー決済の何れで有っても良い。また、現金決済で有っても良い。
図6のステップS10〜S12に示した販売方法では、選択不可能とされた商品選択ボタン25が押下された場合、商品は販売されない。次に、この販売方法を変形した販売方法について説明する。
(変形例1)
図7に、上記のステップS10〜S12を変形した販売方法の動作フローを示す。この変形例1では、自動販売機20から嗜好情報γと購入履歴情報δを受信する(ステップS10)。
自動販売機20の操作パネル制御部24は、受信した嗜好情報γに基づいて、当該嗜好情報γに該当する商品を販売する商品選択ボタン25を選択可能にする(ステップS10)。また、当該嗜好情報γに該当しない商品を販売する商品選択ボタン25の機能を選択不可能にする(ステップS10)。そして、自動販売機20に、携帯型記録媒体10を挿入してからの経過時間Taの計時を行う(ステップS10)。
販売情報管理部26は、個人識別情報αを読み込んでから商品選択ボタン25が押下されるまでの経過時間Taが閾値より小さい場合に、商品選択ボタン25が押下された場合(ステップS17のYES)、押下された商品選択ボタン25に対応する商品を販売する(ステップS12)。また、個人識別情報αを読み込んでから商品選択ボタン25が押下されずに経過時間Taが閾値より長くなった場合(ステップS16のNO)は、購入履歴情報δに基づいて、顧客に対して過去に最も多く販売した商品を求め、当該商品(最多購入品)を販売する(ステップS18)。
このように自動販売機20が動作することで、顧客が商品選択ボタン25を押す手間を省くことができる。つまり、顧客は、携帯型記録媒体10をカードリーダーに挿入するだけで、いつも購入する商品を手にできる。
また、顧客は、所定の時間内に商品選択ボタン25を押下することで、嗜好の範囲内の任意の商品を購入できる。
(変形例2)
顧客は、いつも嗜好情報γに該当する商品を購入するとは限らない。例えば、第三者が使用(例えば飲む)する商品を購入する場合も考えられる。その場合でも商品を販売できる変形例2について説明する。
図8に、変形例2の販売方法の動作フローを示す。変形例2において、操作パネル制御を行うステップS10までの動作は、図6と同じである。
顧客は、嗜好情報γに該当しない無効化された商品選択ボタン25を押下する場合(ステップS18のYES)。自動販売機20は、選択した商品は嗜好情報γに該当しない旨を表す信号を発する(ステップS19)。その信号は、音声アナウンスで有っても良いし、図示しない表示パネルにその旨を表示しても良い。
その信号によって、顧客は誤操作で有ることに気が付く、または、気が変わった顧客は、嗜好情報γに該当する有効化された商品選択ボタン25を押下する(ステップS20のNO)。自動販売機20は、当該押下された商品選択ボタン25に対応する商品を販売する(ステップS12)。
ステップS19において、「嗜好情報γに該当しない旨の表示」を確認した顧客が、再び嗜好情報γに該当しない無効化された商品選択ボタン25を押下した場合(ステップS20のYES)、2度目に押下された商品選択ボタン25が1度目に押下された商品選択ボタン25と同じであるかを確認する(ステップS21)。
2度目に押下された商品選択ボタン25が1度目に押下された商品選択ボタン25と異なる場合は、ステップS19からの動作を繰り返す。2度目に押下された商品選択ボタン25が1度目と同じ場合は、2度押下された商品選択ボタン25に対応する商品を販売する(ステップS22)。
このように動作することで、嗜好情報γに該当しない商品でも、そのことを顧客に告知した上で販売することができる。変形例2の販売方法は、顧客が第三者に提供する商品を購入する際に有効である。
つまり、自動販売機20は、嗜好情報γに該当する商品が無い場合は、その旨を表す信号を発し、その後に押下された商品選択ボタン25に対応する商品を販売する。このように動作することで、購入者の責任において商品を選択することができる。
なお、図8に示すステップS21のNoからステップS19のフローは無くしても良い。つまり、嗜好情報γに該当しない旨を表す信号を発した後に押下された商品選択ボタン25に対応する商品は、無条件に販売するようにしても良い。
また、嗜好情報γに該当しない商品の購入記録は、記録したくない場合が考えられる。その場合は、例えばステップS20とS21との間に、顧客が「購入情報の蓄積の可否」を選択できる動作ステップを設けても良い。
また、ステップS20とS21との間に、数秒間のキャンセル待ち時間を設けても良い。つまり、一度、嗜好情報γに該当しない商品に対応する商品選択ボタン25が押下された後、数秒間が経過した後に商品の販売を自動的に停止するようにしても良い。このように動作することで商品販売者は、顧客に禁忌商品を販売してしまうリスクを回避することができる。
以上説明したように本実施形態の自動販売システム1によれば、顧客は、購入したくない商品(嗜好情報γに該当しない)を除いた商品を購入することができる。また、顧客は、細かく自分の嗜好に合った商品を購入することができる。また、顧客は、携帯型記録媒体10を携帯することで、どこでも同じサービスを受けることができる。また、商品購入時に商品を選択する顧客の操作を不要にすることもできる。
また、サービス提供会社は、顧客の個人情報の管理と提供を行うことで、商品販売者から収益を得ることができる。また、商品販売会社は、サービス提供会社から提供される情報を元に、顧客の嗜好に合った商品開発を行うことができる。また、購入履歴情報等を在庫管理に利用することもできる。
なお、上記の実施の形態の嗜好情報γは、個人識別情報αに対応する個人情報と、販売機識別情報βに対応する自動販売機20で販売する商品カテゴリとの組み合わせに基づいて生成する例で説明を行った。しかし、本発明の嗜好情報γは、この例に限定されない。例えば、個人情報に依存せずに嗜好情報γを生成するようにしても良い。例えば、コーヒーをカップ販売する自動販売機の購入履歴情報δと、個人識別情報αとから、缶コーヒーの自動販売機に対する顧客(個人識別情報αに対応する個人)の嗜好情報γを生成するようにしても良い。
また、上記の実施の形態では、顧客管理サーバ40が、自販機情報DB44、購入履歴情報DB47を具備する例で説明したが、本発明はこの例に限定されない。これらのデータベースは、他のサーバに設けても良い。このように本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
1:自動販売システム
10:携帯型記録媒体
20:自動販売機
21:記録媒体読込部
22:情報照会部
23:顧客情報取得部
24:操作パネル制御部
25:商品選択ボタン
26:販売情報管理部
27:通信インターフェース
30:ネットワーク
40:顧客管理サーバ
41:顧客情報管理部
42:顧客情報DB
43:自販機情報管理部
44:自販機情報DB
45:嗜好情報生成部
46:購入情報管理部
47:購入履歴情報DB
48:通信インターフェース
50:登録装置
α:個人識別情報
β:販売機識別情報
γ:嗜好情報

Claims (8)

  1. 自動販売機と顧客管理サーバとを具備する自動販売システムであって、
    前記自動販売機は、携帯型記録媒体から読み込んだ、顧客を識別する個人識別情報と、自身を示す販売機識別情報とを前記顧客管理サーバに送信し、前記個人識別情報に対応する顧客の嗜好情報を前記顧客管理サーバから受信し、前記嗜好情報に基づいて商品を販売し、
    前記顧客管理サーバは、前記個人識別情報と前記販売機識別情報とを受信し、前記個人識別情報に対応する顧客の前記販売機識別情報に対応する自動販売機で販売する商品に関する嗜好情報を生成し、前記嗜好情報を前記自動販売機に送信することを特徴とする自動販売システム。
  2. 請求項1に記載した自動販売システムにおいて、
    前記嗜好情報は、前記個人識別情報に対応する個人情報と、前記販売機識別情報に対応する自動販売機で販売する商品のカテゴリとの組み合わせに基づいて生成されることを特徴とする自動販売システム。
  3. 請求項1又は2に記載した自動販売システムにおいて、
    前記自動販売機は、前記嗜好情報に該当する商品に対応する商品選択ボタンを選択可能にし、前記嗜好情報に該当しない商品に対応する商品選択ボタンを選択不可能にし、前記選択不可能にした商品選択ボタンが押下された場合に、押下された商品選択ボタンに対応する商品は前記嗜好情報に該当しない旨を表す信号を発し、その後に押下された商品選択ボタンに対応する商品を販売することを特徴とする自動販売システム。
  4. 請求項3に記載した自動販売システムにおいて、
    前記顧客管理サーバは、前記嗜好情報とともに、前記個人識別情報に対応する顧客に対して過去に前記自動販売機が販売した商品を示す購入履歴情報とを前記自動販売機に送信し、
    前記自動販売機は、前記個人識別情報を読み込んでから前記選択可能な商品選択ボタンが押下されるまでの時間が閾値以下の場合に、前記押下された商品選択ボタンの商品を販売し、前記個人識別情報を読み込んでから商品選択ボタンが押下されずに経過した時間が前記閾値より長くなった場合に、前記購入履歴情報に基づいて、前記顧客に対して過去に最も多く販売した商品を求め、当該商品を販売することを特徴とする自動販売システム。
  5. 自動販売機と顧客管理サーバとを具備する自動販売システムが行う自動販売方法であって、
    前記自動販売機は、携帯型記録媒体から読み込んだ、顧客を識別する個人識別情報と、自身を示す販売機識別情報とを前記顧客管理サーバに送信し、前記個人識別情報に対応する顧客の嗜好情報を前記顧客管理サーバから受信し、前記嗜好情報に基づいて商品を販売し、
    前記顧客管理サーバは、前記個人識別情報と前記販売機識別情報とを受信し、前記個人識別情報に対応する顧客の前記販売機識別情報に対応する自動販売機で販売する商品に関する嗜好情報を生成し、前記嗜好情報を前記自動販売機に送信することを特徴とする自動販売方法。
  6. 請求項5に記載した自動販売方法において、
    前記嗜好情報は、前記個人識別情報に対応する個人情報と、前記販売機識別情報に対応する自動販売機で販売する商品のカテゴリとの組み合わせに基づいて生成されることを特徴とする自動販売方法。
  7. 請求項5又は6に記載した自動販売方法において、
    前記自動販売機は、前記嗜好情報に該当する商品に対応する商品選択ボタンを選択可能にし、前記嗜好情報に該当しない商品に対応する商品選択ボタンを選択不可能にし、前記選択不可能にした商品選択ボタンが押下された場合に、押下された商品選択ボタンに対応する商品は前記嗜好情報に該当しない旨を表す信号を発し、その後に押下された商品選択ボタンに対応する商品を販売することを特徴とする自動販売方法。
  8. 請求項7に記載した自動販売方法において、
    前記顧客管理サーバは、前記嗜好情報とともに、前記個人識別情報に対応する顧客に対して過去に前記自動販売機が販売した商品を示す購入履歴情報とを前記自動販売機に送信し、
    前記自動販売機は、前記個人識別情報を読み込んでから前記選択可能な商品選択ボタンが押下されるまでの時間が閾値以下の場合に、前記押下された商品選択ボタンの商品を販売し、前記個人識別情報を読み込んでから商品選択ボタンが押下されずに経過した時間が前記閾値より長くなった場合に、前記購入履歴情報に基づいて、前記顧客に対して過去に最も多く販売した商品を求め、当該商品を販売することを特徴とする自動販売方法。
JP2016113350A 2016-06-07 2016-06-07 自動販売システム及び自動販売方法 Active JP6554068B2 (ja)

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