JP2019200568A - 自動販売機システム、及び自動販売機 - Google Patents

自動販売機システム、及び自動販売機 Download PDF

Info

Publication number
JP2019200568A
JP2019200568A JP2018094383A JP2018094383A JP2019200568A JP 2019200568 A JP2019200568 A JP 2019200568A JP 2018094383 A JP2018094383 A JP 2018094383A JP 2018094383 A JP2018094383 A JP 2018094383A JP 2019200568 A JP2019200568 A JP 2019200568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vending machine
sales
information
product
server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2018094383A
Other languages
English (en)
Inventor
弘行 柳川
Hiroyuki Yanagawa
弘行 柳川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2018094383A priority Critical patent/JP2019200568A/ja
Publication of JP2019200568A publication Critical patent/JP2019200568A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】食物アレルギーを持っている人にとって、安心して食品・飲料を購入できることはもちろん、さらに使い勝手が良い自動販売機システムを提供すること。【解決手段】個人の販売規制情報を入力可能な所定のアプリケーションがインストールされた携帯端末と、前記携帯端末と通信可能な自動販売機と、前記携帯端末および前記自動販売機とネットワークを介して接続され、前記自動販売機で販売可能な商品の情報を記憶する商品情報記憶部を備えたサーバを含む自動販売機システムであって、前記個人の販売規制情報と前記サーバに記憶された商品情報から、販売を規制する商品を判定する販売規制商品判定手段と、前記販売規制商品判定手段が販売不可と判定した商品を選択不可とする販売規制手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、自動販売機システム、及び自動販売機、特に販売商品を規制する食品・飲料自動販売機システム、及び自動販売機に関するものである。
販売商品を規制する自動販売機として、下記特許文献1では、飲食店内に設置される食券自動販売機が提案されている。この食券自動販売機では、メニュー選択画面にて食物アレルギーを持っている人に対して食物アレルギーを含む食品であることを表示している。これにより、食物アレルギーを持っている人は、メニュー選択画面を見れば、メニューに含まれるアレルギー食品を把握できるので、安心してメニュー選択ができる。
また、この食券自動販売機では、メニューを選択する前に、購入者が該当する食物アレルギー物質をメニュー選択画面とは別の画面から指定することにより、指定した食物アレルギーが含まれるメニューを選択画面では選択できないようにもしている。
特開2011−198026号公報
自動販売機で食品・飲料を購入する場合、ほとんどの人は、どのような物質が含まれているかを把握していない。無人販売であるので、近くの人に確認することはできないので、食物アレルギーを持っている人は、自動販売機で食品・飲料を購入するときは、非常に不安を抱えている。商品選択前に自分のアレルギー物質を指定することができ、該当する物質を含む食品・飲料が選択できないようなっている自動販売機は、食物アレルギーを持っている人にとっては、非常に安全であり安心して自動販売機で、食品・飲料を購入することができる。
しかし、食物アレルギーを持っている人が自動販売機で商品を購入する場合、自分のアレルギー物質を含まない食品・飲料を選択できないようにする為に、自動販売機で購入する度に、メニュー選択画面とは異なる別画面でアレルギー物質を選択する操作をしなければならないという課題があった。また、メニュー選択画面に食物アレルギーを表示するだけでは、食物アレルギーの情報に気付かずに購入してしまう可能性があった。
本発明は、上記実情に鑑みて、食物アレルギーを持っている人にとって、安心して食品・飲料を購入できることはもちろん、さらに使い勝手が良い自動販売機システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る自動販売機システムは、個人の販売規制情報を入力可能な所定のアプリケーションがインストールされた携帯端末と、前記携帯端末と通信可能な自動販売機と、前記携帯端末および前記自動販売機とネットワークを介して接続され、前記自動販売機で販売可能な商品の情報を記憶する商品情報記憶部を備えたサーバを含む自動販売機システムであって、前記個人の販売規制情報と前記サーバに記憶された商品情報から、販売を規制する商品を判定する販売規制商品判定手段と、前記販売規制商品判定手段が販売不可と判定した商品を選択不可とする販売規制手段と、を備え、自動販売機で商品を購入する場合、前記個人の販売規制情報に該当する商品は、購入できないことを特徴とする。
また、本発明に係る自動販売機システムのサーバは、所定のアプリケーションがインストールされた携帯端末と通信可能な自動販売機が設置されている位置情報を記憶する位置情報記憶部と、個人の販売規制情報が送信されてきた前記携帯端末の情報を記憶する携帯端末情報記憶部と、を備え、前記携帯端末と通信可能な自動販売機が設置されている位置情報を、該携帯端末に配信することを特徴とする。
個人の販売規制情報を入力可能な所定のアプリケーションがインストールされた携帯端末を使用して、1度だけ自分の販売規制情報を入力するだけで、前記携帯端末を介して自動販売機で商品を購入するときはいつでも、自分の販売規制情報に該当する商品は、購入できないようになっているので、食物アレルギーを持っている人にとって、安心して食品・飲料を購入できることはもちろん、使い勝手が良い自動販売機システムを提供することができる。
また、前記携帯端末と通信可能な自動販売機が設置されている位置情報を、該携帯端末に配信するようなっているので、食物アレルギーを持っている人に、いつでも、どこでも安心して自動販売機で食品・飲料を購入することができるという安心感を与えるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態における自動販売機システムの概要構成を示す模式図である。 図2は、本発明の実施の形態における自動販売機の構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態における自動販売機の商品情報DBの一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態における携帯端末の構成を示すブロック図である。 図5は、本発明の実施の形態におけるサーバの構成を示すブロック図である。 図6は、本発明の実施の形態におけるサーバの商品情報DBの一例を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態におけるサーバの販売規制情報DBの一例を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態におけるサーバの自動販売機位置情報DBの一例を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態における自動販売機システムの処理内容を示すシーケンスチャートである。 図10は、図9における携帯端末の販売規制情報入力処理手順を示すフローチャートである。 図11は、図9における自動販売機の販売規制商品判定処理手順を示すフローチャートである。 図12は、図9における自動販売機の販売規制処理手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機システムの好適な実施の形態について詳細に説明する。
[システム全体の構成]
図1は、本発明の実施の形態における自動販売機システムの概要構成を示す模式図である。図1に示すように、自動販売機システム1は、複数の自動販売機10A〜10B(以下、自動販売機10A〜10Bを「自動販売機10」と総称する。)、携帯端末20及びサーバ30を備える。そして、自動販売機10、携帯端末20及びサーバ30は、ネットワークNを介して通信可能に接続されている。また、自動販売機10と携帯端末20は、近距離無線通信、例えばBluethooth(登録商標)などで通信可能である。なお、自動販売機10は、図1では2台であるが、1台でも3台以上でも構わない。
[自動販売機の構成]
図2は、本発明の実施の形態における自動販売機の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、自動販売機10は、商品選択部101と、第1通信部102と、第2通信部103と、金銭処理部104と、商品搬出部105と、記憶部106と、制御部107とを備えている。
商品選択部101は、商品購入者が見て、操作する部分であり、価格表示111、販売可能ランプ112、売切ランプ113、選択釦114から実現される。価格表示111は、商品の販売価格を表示するものである。販売可能ランプ112は、投入したお金が販売価格以上になった場合に点灯するものである。売切ランプ113は、販売する商品が収納庫(図示せず)に無い場合に点灯するものである。選択釦114は、商品購入者が購入する商品を選択するもので、販売可能ランプ112が点灯しているコラムの選択釦114を押下することにより、商品が収納庫より搬出される。
第1通信部102は、自動販売機10をネットワークNに接続しサーバ30と通信を行うものであり、第2通信部103は、自動販売機10を携帯端末20に接続し通信を行うものである。金銭処理部104は、硬貨の入出金処理をするコインメック115、紙幣の入出処理をするビルバリデータ116等から実現される。商品搬出部105は、選択されたコラムの商品を収納庫から搬出して取出口(図示せず)まで搬送するものである。
記憶部106は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体である。記憶部106は、オペレーティングシステムや、各種プログラムを記憶する。この他、記憶部106は、各種プログラムの実行に必要なデータとして、商品情報DB117等を記憶する。このようなプログラムやデータは、必要に応じて後述するメモリ119にロードされることにより、後述する演算処理部118から参照される。
図3は、本発明の実施の形態における自動販売機の商品情報DB117の一例を示す図である。図3に示すように商品情報DB117には、コラムNO(番号)に、商品コードと販売価格と商品属性情報と販売不可フラグ等とが対応付けられて記憶されている。コラム番号は、複数個ある商品収納庫の番号であり、この個数分の異なる種類の商品を販売することができる。商品属性情報は、サーバ30に問い合わせをして取得したその商品に関する属性情報で、例えば、その商品に含まれるアレルギー物質、カロリー値等を含むものである。販売不可フラグは、商品選択可能か選択不可かを示すフラグであり、具体的には、このフラグがセットされている商品コードのコラム番号は選択不可になるものである。なお、この販売不可フラグは、後述する販売規制商品判定処理にて、リアルタイムに生成可能であり記憶されている必要はない。
制御部107は、CPU等の演算処理部118、及びRAM(Random Access Memory)等のメモリ119から実現される。演算処理部118は、各種入力に基づき、記憶部106に記憶されたプログラムを実行することで、各機能部を動作させるものである。具体的には、販売規制商品判定部120、販売規制処理部121等がある。メモリ119は、プログラムにおける処理の実行中に演算等に必要な各種データを一時的に記憶するためのものである。
販売規制商品判定部120は、商品情報DB117の商品属性情報欄に、個人の販売規制情報が含まれているかどうかを判定し、個人の販売規制情報が含まれている商品コードがあった場合、該当する商品コードの販売不可フラグをセットする制御(特許請求の範囲で記載している販売規制商品処理手段に相当する)を行うものである。個人の販売規制情報は、商品購入者に関する属性情報で、例えば、その商品購入者が指定するアレルギー物質、カロリー値、あるいは、それら条件に該当する商品情報を含むものであり、後述する携帯端末20から入力され、サーバ30に登録されており、自動販売機で商品購入時にサーバ30に問い合わせをして取得する。
販売規制処理部121は、上述した販売規制商品判定部120が判定した販売不可フラグの状態に基づき、販売不可フラグがセットされている商品コード(コラム番号)の売切ランプ113を点滅させるとともに、販売価格以上のお金が投入されても、該コラム番号の販売可能ランプ112を点灯せず、販売規制情報が含まれる商品を選択できないように制御(特許請求の範囲で記載している販売規制手段に相当する)を行うものである。
[携帯端末の構成]
図4は、本発明の実施の形態における携帯端末の構成を示すブロック図である。図4に示すように、携帯端末20は、制御部201と、第1通信部202と、第2通信部203と、タッチパネル204と、記憶部205とを備えている。
制御部201は、CPU等の演算処理部210、及びRAM(Random Access Memory)等のメモリ211から実現される。演算処理部210は、各種入力に基づき、記憶部205に記憶されたプログラムを実行することで、各機能部を動作させるものである。具体的には、拡張機能部212等がある。メモリ211は、プログラムにおける処理の実行中に演算等に必要な各種データを一時的に記憶するためのものである。
拡張機能部212は、個人の販売規制情報を入力し、記憶部205に記憶するとともに、サーバ30へ個人の販売規制情報を送信する制御を行うものである(特許請求の範囲に記載の個人の販売規制情報入力可能な所定のアプリケーションに相当する)。
第1通信部202は、携帯端末20をネットワークNに接続しサーバ30と通信を行うものであり、第2通信部203は、携帯端末20を自動販売機10に接続し通信を行うものである。タッチパネル204は、ユーザからの入力を受け付け、または各種情報を表示するためのデバイスである。具体的には、個人の販売規制情報等の入力の受け付け、自動販売機の位置等を表示する。
記憶部205は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体である。記憶部205は、オペレーティングシステムや、各種プログラムを記憶する。この他、記憶部205は、各種プログラムの実行に必要なデータとして、携帯端末情報213、個人の販売規制情報214等を記憶する。このようなプログラムやデータは、必要に応じてメモリ211にロードされることにより、演算処理部210から参照される。
[サーバの構成]
図5は、本発明の実施の形態におけるサーバの構成を示すブロック図である。図5に示すように、サーバ30は、制御部301と、第1通信部302と、記憶部303とを備えている。
制御部301は、CPU等の演算処理部310、及びRAM(Random Access Memory)等のメモリ311から実現される。演算処理部310は、各種入力に基づき、記憶部303に記憶されたプログラムを実行することで、各機能部を動作させるものである。具体的には、配信処理部312等がある。配信処理部312は、携帯端末20へ、自動販売機10が設置されている位置情報を配信する。メモリ311は、プログラムにおける処理の実行中に演算等に必要な各種データを一時的に記憶するためのものである。
第1通信部302は、サーバ30をネットワークNに接続し、自動販売機10、携帯端末20と通信を行うものである。
記憶部303は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)やフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体である。記憶部303は、オペレーティングシステムや、各種プログラムを記憶する。この他、記憶部303は、各種プログラムの実行に必要なデータとして、商品情報DB313、個人の販売規制情報DB314、自動販売機位置情報DB315等を記憶する。このようなプログラムやデータは、必要に応じてメモリ311にロードされることにより、演算処理部310から参照される。
図6は、本発明の実施の形態におけるサーバの商品情報DBの一例を示す図である。図6に示すように商品情報DB313には、商品コードと商品属性情報とが対応付けられて記憶されている。商品属性情報は、商品に関する属性情報で、例えば、その品に含まれるアレルギー物質、カロリー値等を含むものである。
図7は、本発明の実施の形態におけるサーバの販売規制情報DBの一例を示す図である。図7に示すように個人の販売規制情報DB314は、携帯端末識別コードに、個人の販売規制情報と携帯端末の位置情報とが対応付けられて記憶されている。これらの情報は、上述の携帯端末の拡張機構部212で説明したように、携帯端末より送信されてくるものである。
図8は、本発明の実施の形態におけるサーバの自動販売機位置情報DBの一例を示す図である。図8に示すように自動販売機位置情報DB315(特許請求の範囲に記載の所定のアプリケーションがインストールされた携帯端末と通信可能な自動販売機が設置されている位置情報を記憶する位置情報記憶部に相当する)は、自動販売機識別コードと設置位置情報とが対応付けられて記憶されている。これらの情報は、図示しないサーバの入力装置、例えばキーボード等から入力されても良いし、ネットワークNを介して別サーバ、例えば、自動販売機運営者のサーバなどから送信されてきた情報を記憶しても良い。
[自動販売機システムの処理シーケンス]
図9は、本発明の実施の形態における自動販売機システムの処理内容を示すシーケンスチャートである。なお、自動販売機10の商品情報DB117には、すでにサーバ30から取得した商品属性情報が、商品コードに対応付けられて記憶されているものとして説明する。
まず、携帯端末20の拡張機能部212は、個人の販売規制情報入力処理を実行し(ステップS101)、携帯端末20からサーバ30へ、販売規制情報処理で入力された個人の販売規制情報を送信する(ステップS102)。なお、個人の販売規制情報入力処理の詳細については、後述する[個人の販売規制情報入力処理フロー]にて説明する。
サーバ30は、携帯端末20から送信されてきた個人の販売規制情報を受信後、記憶部303の個人の販売規制情報DB314に記憶する(ステップS103)。次に、サーバ30の配信処理部312は、自動販売機位置情報DB315を検索し(ステップS104)、その検索結果を個人の販売規制情報が送られてきた携帯端末20へ送信する(ステップS105)。検索結果としては、例えば、携帯端末20の位置情報に基づき、自動販売機位置情報DB315を参照して求めた、携帯端末20の位置情報周辺に設置されている自動販売機10の位置情報である。
自動販売機の位置情報を受信した携帯端末20は、タッチパネル204に自動販売機の設置地図画面を表示する(ステップS106)。
次に、自動販売機10での商品を購入する者は、上述した自動販売機設置画面に表示された中の1つの自動販売機10の場所まで移動し、その自動販売機10の近く(近距離無線通信が可能な範囲内)で、携帯端末20のタッチパネル204に表示されている商品購入釦を選択(タッチ)する(ステップS107)。商品購入釦がタッチされると、携帯端末20の第2通信部203は、記憶部205に記憶されている携帯端末情報213(携帯端末識別コード)を自動販売機10へ送信する(ステップS108)する。その後、携帯端末20の制御部201は、タッチパネル204に「商品購入中」と表示する(ステップS109)。
端末携帯情報(携帯端末識別コード)を受信した自動販売機10の制御部107は、第1通信部102よりサーバ30に、受信した携帯端末識別コードを添付して販売規制情報要求信号を送信する(ステップS110)。
自動販売機10から販売規制情報要求信号を受信したサーバ30は、個人の販売規制情報DB314を検索して、販売規制情報要求信号に添付されていた携帯端末識別コードに対応つけられて登録されている個人の販売規制情報を検索し(ステップS111)、検索結果である個人の販売規制情報を自動販売機10へ送信する(ステップS112)。
個人の販売規制情報を受信した自動販売機10の制御部107は、販売規制商品判定処理と販売規制処理を実行(ステップS113、ステップS114)し、選択されたコラム番号の商品を搬出する(ステップS115)。そして、販売終了信号を携帯端末20へ送信する(ステップS116)。なお、販売規制商品判定処理と販売規制処理の詳細については、後述する[販売規制商品判定処理フロー]と[販売規制処理フロー]にて説明する。
販売終了信号を受信した携帯端末20は、タッチパネル204の「商品購入中」表示を消去して待機状態に戻り(ステップS117)、自動販売機システムの一連の処理を終了する。
なお、ステップS107の代わりに、自動販売機10に近づく(近距離無線通信が可能な範囲内)ことでステップS108、ステップS110〜ステップS113を実施し、販売規制商品判定処理の結果に応じて自動販売機10の選択釦114を選択禁止としてもよい。
[携帯端末での個人の販売規制情報入力処理]
つぎに、図10に示したフローチャートを参照して、携帯端末20での個人の販売規制情報入力処理手順について説明する。
まず、所定のアプリケーションを起動させ、携帯端末20のタッチパネル204で個人の販売規制情報入力選択可能状態にする(ステップS201)。具体的には、タッチパネル204に販売規制情報入力釦を表示する。タッチパネル204に表示された販売規制情報入力釦が選択(タッチ)された場合(ステップS202:Yes)、販売規制情報入力画面に切替わる(ステップS203)。なお、販売規制情報入力釦以外の釦がタッチされた場合、あるいは、どの釦にもタッチされず所定時間が経過した場合(ステップS202:No)、何も処理せずに終了する。
販売規制情報入力画面表示中に、タッチパネル204に表示されているキーボード等を操作し(ステップS204)、すべての入力が終了したら送信釦をON(タッチ)する(ステップS205:Yes)と、入力された販売規制情報は、記憶部205に販売規制情報214として記憶された(ステップS206)後、サーバ30へ送信され(ステップ207)、この処理を終了する。
[自動販売機での販売規制商品判定処理]
つぎに、図11に示したフローチャートを参照して、自動販売機10の販売規制商品判定処理手順について説明する。
まず、コラムNo=1にした(ステップS301)後、記憶部106に記憶されている商品情報DB117の中でコラムNo=1に対応付けられて記憶されている商品属性情報をメモリ119に一時的に呼出(ロード)し(ステップS302)し、サーバ30から送信されてきた個人の販売規制情報を含んでいるかどうかを判定する(ステップS303)。
個人の販売規制情報を含んでいる場合(ステップS303:Yes)、コラムNo=1に対応付けられた販売不可フラグを1にセットし(ステップS304)、あるいは、個人の販売規制情報を含んでいない場合(ステップS303:No)は、販売不可フラグを0にリセットする(ステップS305)。
その後、コラムNo+1にし(ステップS306)、全コラムの判定が終了していない場合(ステップS307::No)、ステップS302に戻り、コラムNo+1に対応付けられて記憶されている商品属性情報をメモリ119に一時的にロードし、ステップS303〜ステップS306を繰り返す。一方、ステップS306で、全コラムの判定が終了した場合(ステップS307::Yes)、処理を終了する。
例えば、サーバ30から送信されてきた個人の販売規制情報にはYが含まれているとして、図3の商品情報DBの一例に基づいて説明する。上述した自動販売機での販売規制商品判定処理を実行すると、コラムNO=1の商品には、商品属性情報が無いので、販売不可フラグは0となり、コラムNO=2の商品には、商品属性情報としてXが含まれるが、個人の販売規制情報Yは含まれていないので、販売不可フラグは0となり、コラムNO=3の商品には、商品属性情報としてX、Yが含まれていて、個人の販売規制情報Yが含まれているので、販売不可フラグは1となる。
[自動販売機での販売規制処理]
つぎに、図12に示したフローチャートを参照して、自動販売機10の販売規制処理手順について説明する。
まず、コラムNo=1にした(ステップS401)後、記憶部106に記憶されている商品情報DB117の中でコラムNo=1に対応付けられて記憶されている販売不可フラグをメモリ119に一時的に呼出(ロード)し(ステップS402)し、販売不可フラグが1かどうかを判定する(ステップS403)。
販売不可フラグが1の場合(ステップS403:Yes)、コラムNo=1に対応する売切ランプ113を点滅させた(ステップS404)後、コラムNo+1にし(ステップS405)、全コラムの判定が終了していないかどうか判断する(ステップS406)。一方、販売不可フラグが1でない場合(ステップS403:No)は、何も処理せずステップS405へ進む。
全コラムの判定が終了していない場合(ステップS406::No)、ステップS402に戻り、コラムNo+1に対応付けられて記憶されている販売不可フラグをメモリ119に一時的にロードし、ステップS403〜ステップS405を繰り返す。一方、全コラムの判定が終了した場合(ステップS406:Yes)、お金が投入されたかどうかを判断する(ステップS407)。
お金が投入された場合(ステップS407:Yes)、販売価格以上のお金が投入されたコラム番号の販売可能ランプ112を点灯させる(ステップS408)。この時、複数コラムの販売可能ランプ112が点灯されても良い。ただし、売切ランプ113が点滅しているコラム番号の販売可能ランプ112は、点灯させない。なお、図12のフローチャートではお金が投入されるまで次のステップへ進まないようにしているが、所定の時間が経過した場合、何もせず処理を終了させてもよい。
販売可能ランプ112が点灯しているコラム番号の選択釦114が押下されると(ステップS409::Yes)、制御部107は、商品搬出部105に選択釦114が押下されたコラム番号の商品の搬出指令を出し(ステップS410)、処理を終了する。なお、図12のフローチャートでは選択釦114が押下されるまで次のステップへ進まないようにしているが、所定の時間が経過した場合、何もせず処理を終了させても良い。
例えば、図3の商品情報DBの一例に基づいて説明すると、上述した自動販売機での販売規制処理を実行すると、販売不可フラグは、コラムNO=1&2が0、コラムNO=3が1であるので、コラムNO=3の売切ランプ113が点滅する。そして、お金が150円投入されても、販売可能ランプ112は点灯せず、コラムNO=3の商品(商品コード:AA003)を選択することができない。
このように、本発明の実施の形態における自動販売機システムでは、携帯端末20で、一度だけ自分の販売規制情報を入力してサーバ30に登録しておけば、携帯端末20を介して自動販売機10で商品を購入する度に自分の販売規制情報を入力しなくても、自分の販売規制情報に該当する商品は、購入できない(選択できない)ようにしているので、食物アレルギーを持っている等、食べることができない商品がある人は、安心して自動販売機で商品を購入することができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、上記実施の形態では、図2に示すように販売規制商品判定部と販売規制処理部を自動販売機に備え、自動販売機の制御部が、販売規制商品判定処理と販売規制処理を実行していたが、販売規制商品判定部をサーバに備え、販売規制処理部を携帯端末に備えても良いし、販売規制商品判定処理と販売規制処理を、携帯端末に備えても良い。
また、金銭処理部として、コインメックやビルバリデータで現金を取り扱っていたが、電子マネーを使用できる装置(電子マネー装置)を備え、あるいは電子マネー装置のみの構成として、電子マネーで商品を購入可能としても良い。
1…自動販売機システム
10…自動販売機
20…携帯端末
30…サーバ
101…商品選択部
102、202、302…第1通信部
103、203…第2通信部
104…金銭処理部
105…商品搬出部
106、205,303…記憶部
107、201、301…制御部
117、313…商品情報DB
118、210、310…演算処理部
119,211,311…メモリ
120…販売規制商品判定部
121…販売規制処理部
204…タッチパネル
212…拡張機能部
312…配信処理部
314…個人の販売規制情報DB
315…自動販売機位置情報DB

Claims (4)

  1. 個人の販売規制情報を入力可能な所定のアプリケーションがインストールされた携帯端末と、前記携帯端末と通信可能な自動販売機と、前記携帯端末および前記自動販売機とネットワークを介して接続され、前記自動販売機で販売可能な商品の情報を記憶する商品情報記憶部を備えたサーバを含む自動販売機システムであって、
    前記個人の販売規制情報と前記サーバに記憶された商品情報から、販売を規制する商品を判定する販売規制商品判定手段と、
    前記販売規制商品判定手段が販売不可と判定した商品を選択不可とする販売規制手段と、
    を備え、
    自動販売機で商品を購入する場合、前記個人の販売規制情報に該当する商品は、購入できないことを特徴とする自動販売機システム。
  2. 前記販売規制商品判定手段と販売規制手段を、前記自動販売機が備えていることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機システム。
  3. 前記サーバは、
    前記所定のアプリケーションがインストールされた携帯端末と通信可能な自動販売機が設置されている位置情報を記憶する自動販売機位置情報記憶部を、さらに備え、前記携帯端末と通信可能な自動販売機が設置されている位置情報を、該携帯端末に配信することを特徴とする請求項1または2に記載の自動販売機システム。
  4. 個人の販売規制情報を入力可能な所定のアプリケーションがインストールされた携帯端末、販売可能な商品の情報を記憶する商品情報記憶部を備えたサーバと、通信可能な自動販売機であって、
    前記個人の販売規制情報と前記サーバに記憶された商品情報から、販売を規制する商品を判定する販売規制商品判定手段と、
    前記販売規制商品判定手段が販売不可と判定した商品を選択不可とする販売規制手段と、
    を備え、
    前記個人の販売規制情報に該当する商品は、購入できないことを特徴とする自動販売機。
JP2018094383A 2018-05-16 2018-05-16 自動販売機システム、及び自動販売機 Withdrawn JP2019200568A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018094383A JP2019200568A (ja) 2018-05-16 2018-05-16 自動販売機システム、及び自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018094383A JP2019200568A (ja) 2018-05-16 2018-05-16 自動販売機システム、及び自動販売機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019200568A true JP2019200568A (ja) 2019-11-21

Family

ID=68612152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018094383A Withdrawn JP2019200568A (ja) 2018-05-16 2018-05-16 自動販売機システム、及び自動販売機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019200568A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022004311A1 (ja) * 2020-07-02 2022-01-06 京セラ株式会社 ライト、ライト制御機器、ライト制御方法、及びプログラム
CN114063541A (zh) * 2021-12-28 2022-02-18 中电工业互联网有限公司 一种智慧零售终端的远程锁机系统及方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003217008A (ja) * 2002-01-21 2003-07-31 Nec Corp 自動販売機の管理システム
JP2017059064A (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 グローリー株式会社 販売機システム及び商品選択方法
JP2017219994A (ja) * 2016-06-07 2017-12-14 日本電信電話株式会社 自動販売システム及び自動販売方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003217008A (ja) * 2002-01-21 2003-07-31 Nec Corp 自動販売機の管理システム
JP2017059064A (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 グローリー株式会社 販売機システム及び商品選択方法
JP2017219994A (ja) * 2016-06-07 2017-12-14 日本電信電話株式会社 自動販売システム及び自動販売方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022004311A1 (ja) * 2020-07-02 2022-01-06 京セラ株式会社 ライト、ライト制御機器、ライト制御方法、及びプログラム
US20230209686A1 (en) * 2020-07-02 2023-06-29 Kyocera Corporation Light, light control device, light control method, and program
CN114063541A (zh) * 2021-12-28 2022-02-18 中电工业互联网有限公司 一种智慧零售终端的远程锁机系统及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2708503C1 (ru) Система продаж, терминал продаж, пользовательский терминал и программа
CN109937429B (zh) 商品购买辅助系统、商品购买辅助方法、及存储介质
JP2014006856A (ja) Posシステム
CN105005829A (zh) 超市预约打包订单管理系统
JP6626297B2 (ja) 販売機システム及び商品選択方法
CN112101873A (zh) 订单数据的处理方法、装置及系统
JP6743922B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2020057415A (ja) 商品購入支援システム、商品購入支援方法、及びプログラム
US11158158B2 (en) Game system, game device, server, recording medium and item purchase limiting method
JP2019200568A (ja) 自動販売機システム、及び自動販売機
CN109559143A (zh) 信息提供装置及信息提供方法
JP7346848B2 (ja) 購入管理装置、制御方法、及びプログラム
JP2008003905A (ja) 商品検索購買支援システム及び商品検索購買支援システムの制御方法
JP6866571B2 (ja) 情報処理装置、制御方法、及びプログラム
JP2007226591A (ja) 自動販売システム
JP6849242B2 (ja) Posシステム、精算装置、登録装置およびプログラム
JP7140958B2 (ja) 注文支援装置、注文支援方法、及び注文支援プログラム
JP2008090650A (ja) 注文管理システム、および注文管理サーバ
JP2007179381A (ja) 商品販売システム
JP5364386B2 (ja) 販売支援システム、店頭収容ラック及びデータ処理方法
KR20150092500A (ko) 사용자 단말장치를 이용한 자동판매기 결제시스템 및 방법
JP2003044927A (ja) 商品購入システム、商品購入方法及び商品購入システムにおける管理サーバ
KR20180077617A (ko) 핀테크 결제 기능이 구비된 자동판매기
KR102367182B1 (ko) 휴대폰 용품 판매점 운영 시스템 및 그 방법
US20230385902A1 (en) Management apparatus, terminal, and management method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210414

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220315

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20220517