JP6866571B2 - 情報処理装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、制御方法、及びプログラムに関する。
顧客に対し、商品の情報を提供するシステムが開発されている。このようなシステムを開示している先行技術文献として、例えば特許文献1から特許文献3がある。
特許文献1は、現在位置に近い売り場の商品を、買い物用カートに設けられたディスプレイ装置に表示するシステムを開示している。特許文献2は、顧客が所持している機器よりも性能が高い新商品をリコメンドするシステムを開示している。特許文献3は、顧客の買い物プロフィールと履歴に基づいて商品の推奨を行うシステムを開示している。
特開2012−168836号公報 特開2011−022631号公報 特開2002−251571号公報
顧客は、買い物の合計金額がいくらになるかを考慮して買い物をすることが多い。しかし上記各特許文献では、商品の情報を提供する際に、買い物の合計金額は考慮されていない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、買い物の効率を向上させる技術を提供することである。
本発明の情報処理装置は、(1)購入予定の商品の合計金額である購入予定額を取得する購入予定額取得手段と、(2)購入金額の目標額を取得する目標額取得手段と、(3)前記目標額と前記購入予定額との差分に基づいて商品を決定し、前記決定した商品の商品情報を出力する商品情報出力手段と、を有し、
前記商品情報出力手段は、前記目標額と前記購入予定額との差分よりも金額が高い商品の内、顧客の現在位置から最も近い位置に置かれている商品について、前記商品情報を出力し、
前記購入予定額に基づいて前記目標額を決定する目標額決定手段を有し、
前記目標額取得手段は、前記決定された目標額を取得し、
前記目標額決定手段は、前記目標として、前記購入予定額以上の金額であり、かつ、最下位を含む連続する所定桁の値がいずれも0となる金額であり、かつ、当該目標と前記購入予定額との差分に合致する価格の商品が存在する金額を決定する。
本発明の第1の制御方法は、コンピュータによって実行される。当該制御方法は、(1)購入予定の商品の合計金額である購入予定額を取得する購入予定額取得ステップと、(2)購入金額の目標額を取得する目標額取得ステップと、(3)前記目標額と前記購入予定額との差分に基づいて商品を決定し、前記決定した商品の商品情報を出力する商品情報出力ステップと、を有し、
前記商品情報出力ステップにおいて、前記目標額と前記購入予定額との差分よりも金額が高い商品の内、顧客の現在位置から最も近い位置に置かれている商品について、前記商品情報を出力し、
前記購入予定額に基づいて前記目標額を決定する目標額決定ステップを有し、
前記目標額取得ステップにおいて、前記決定された目標額を取得し、
前記目標額決定ステップにおいて、前記目標として、前記購入予定額以上の金額であり、かつ、最下位を含む連続する所定桁の値がいずれも0となる金額であり、かつ、当該目標と前記購入予定額との差分に合致する価格の商品が存在する金額を決定する。
本発明の第1のプログラムは、本発明の第1の制御方法が有する各ステップをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、買い物の効率を向上させる技術が提供される。
実施形態1の情報処理装置を例示するブロック図である。 情報処理装置を実現するための計算機を例示する図である。 情報処理装置の実現例を示す図である。 実施形態1の情報処理装置によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 顧客と商品の位置関係を例示する図である。 商品データベースに記憶されている商品情報をテーブル形式で例示する図である。 商品情報出力部によって出力される商品情報を例示する図である。 2つのサービスそれぞれについて商品情報が出力される様子を例示する図である。 実施形態2の情報処理装置を例示するブロック図である。 実施形態3の情報処理装置を例示するブロック図である。 情報処理装置とレジ端末が連携する様子を例示する図である。 実施形態4の情報処理装置を例示するブロック図である。 差分出力部によって出力される目標追加額を例示する図である。 実施形態4の情報処理装置によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また各ブロック図において、特に説明がない限り、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく機能単位の構成を表している。
[実施形態1]
図1は、実施形態1の情報処理装置2000を例示するブロック図である。実施形態1の情報処理装置2000は、購入予定額取得部2020、目標額取得部2040、及び商品情報出力部2060を有する。購入予定額取得部2020は購入予定額を取得する。購入予定額は、顧客が購入しようとしている商品の合計金額である。目標額取得部2040は、購入金額の目標額を取得する。商品情報出力部2060は目標額と購入予定額との差分(以下、目標追加額)に基づいて商品を決定する。そして商品情報出力部2060は、決定した商品の商品情報を出力する。商品情報は、商品に関する任意の情報である。
<作用・効果>
顧客は買い物をする際、買い物の合計金額がいくらになるかを考慮して買い物をすることが多い。例えば後述するように、店舗などにおいて、購入金額に応じたサービスが提供されている場合、顧客は、購入金額がそのサービスを受けるための購入金額以上になるように買い物をすることがある。
本実施形態の情報処理装置2000によれば、購入金額の目標額と顧客が購入を予定している金額の差分である目標追加額に応じて決定された商品の商品情報が出力される。よって、目標額がサービスを受けるための購入金額などに応じて定められることにより、顧客は、サービスを受けるなどといった目的にマッチする商品の情報を把握することができる。よって、顧客にとって買い物がしやすくなり、買い物の効率が向上する。
以下、本実施形態についてさらに詳細を述べる。
<情報処理装置2000のハードウエア構成の例>
情報処理装置2000の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、情報処理装置2000の各機能構成部がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。
図2は、情報処理装置2000を実現するための計算機1000を例示する図である。計算機1000は種々の計算機である。例えば計算機1000は、Personal Computer(PC)、サーバマシン、タブレット端末、又はスマートフォンなどである。計算機1000は、情報処理装置2000を実現するために設計された専用の計算機であってもよいし、汎用の計算機であってもよい。
計算機1000は、バス1020、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージ1080、入出力インタフェース1100、及びネットワークインタフェース1120を有する。バス1020は、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージ1080、入出力インタフェース1100、及びネットワークインタフェース1120が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。プロセッサ1040は、CPU (Central Processing Unit) や GPU (Graphics Processing Unit) などの演算処理装置である。メモリ1060は、RAM (Random Access Memory) や ROM (Read Only Memory) などのメモリである。ストレージ1080は、ハードディスク、SSD (Solid State Drive)、又はメモリカードなどの記憶装置である。ストレージ1080は、RAM や ROM などのメモリであってもよい。
入出力インタフェース1100は、計算機1000と入出力デバイスとを接続するためのインタフェースである。例えば入出力インタフェース1100には、キーボードやマウスなどの入力デバイスや、ディスプレイ装置などの出力デバイスが接続される。
ネットワークインタフェース1120は、通信回線を介して計算機1000を他の装置と接続するためのインタフェースである。
ストレージ1080は情報処理装置2000の各機能を実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ1040は、これら各プログラムモジュールをメモリ1060に読み出して実行することで、そのプログラムモジュールに対応する各機能を実現する。
計算機1000のハードウエア構成は図2に示した構成に限定されず、他の様々な構成をとりうる。例えば、プロセッサ1040などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。また例えば、各プログラムモジュールはメモリ1060に格納されてもよい。この場合、計算機1000は、ストレージ1080を備えていなくてもよい。
<情報処理装置2000の実現例>
図3は、情報処理装置2000の実現例を示す図である。図3(a)において、情報処理装置2000を実現する計算機1000は、顧客が利用する計算機である。例えば顧客が利用する計算機は、顧客が所有する携帯端末、ユーザが利用する買い物カゴに設置されている端末、又はユーザが利用する買い物カゴを載せるカート(以下、買い物カート)に設置されている端末などである。
一方、図3(b)において、情報処理装置2000を実現する計算機1000は、顧客が利用する計算機(計算機3000)とは別の計算機である。例えば計算機1000は、顧客が買い物をしている店舗が所有するサーバである。この場合、顧客が利用する計算機3000は、通信回線(インターネットや Local Area Network)を介して計算機1000から商品情報などを取得する。
<処理の流れ>
図4は、実施形態1の情報処理装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。購入予定額取得部2020は購入予定額を取得する(S102)。目標額取得部2040は、購入金額の目標額を取得する(S104)。商品情報出力部2060は目標追加額(目標額と購入予定額の差分)に基づいて商品を決定する(S106)。商品情報出力部2060は、決定した商品の商品情報を出力する(S108)。
<購入予定額の取得:S102>
購入予定額取得部2020は、購入予定額を取得する。前述したように、購入予定額は、顧客が購入しようとしている商品の合計金額である。顧客が店舗で買い物をしている場合、例えば購入予定額は、買い物カゴに入っている商品の合計金額である。
ただし、購入予定額には、顧客が既に購入した商品の金額を含んでもよい。例えば、顧客が一旦会計をした後、さらに買い物をしようとしている場合、購入予定額には、これから買おうとしている商品の合計金額に、会計を済ませた商品の合計金額を足した値であってもよい。
また、百貨店やショッピングモールなど、複数の店舗が入居している商業施設で買い物をしている場合、購入予定額には、複数の店舗で購入した商品の金額の合計が含まれてもよい。例えば、顧客が、ショッピングモールに入居している店舗Aと店舗Bで商品を購入した後、さらに店舗Cで買い物をしようとしているとする。この場合、購入予定額は、店舗Cで購入しようとしている商品の合計金額に、店舗Aで購入した商品の合計金額と店舗Bで購入した商品の合計金額とを足した値であってもよい。
顧客がネットショッピングをしている場合、購入予定額は、顧客が購入対象として選択した商品(例えば買い物カゴデータに含まれる商品)の合計金額である。
購入予定額取得部2020が購入予定額を取得する方法は様々である。例えば購入予定額取得部2020は、顧客によって入力される購入予定額を取得する。例えば顧客は、キーボードやタッチパネルを用いて購入予定額を入力する。
また例えば購入予定額取得部2020は、購入予定の各商品の金額を取得し、取得した金額を合計することで購入予定額を算出してもよい。各商品の金額は、例えば顧客によって入力される。また例えば、顧客は、各商品に付されているバーコードや RFID(radio frequency identifier)タグなどを所定のリーダに読み取らせることで、購入予定額取得部2020に各商品の金額を把握させてもよい。なお、リーダにバーコードや RFID 等を読み取らせることで商品の金額を把握する方法には、既知の技術を利用できる。上記リーダは、情報処理装置2000に接続されているものであってもよいし、その他の装置に接続されていてもよい。後者の場合、例えば上記リーダは、買い物カゴや買い物カートに設置されている。
ここで、前述したように、購入予定額には、既に購入を終えた商品の金額が含まれていることがある。既に購入を終えた商品の金額は、例えば顧客によって入力される。また例えば、顧客は、商品を購入した際に発行されたレシートをカメラに撮影させることで、購入を終えた商品の金額を購入予定額取得部2020に把握させてもよい。カメラに撮影させたレシートから商品の金額を把握する方法には、既知の技術を利用できる。上記カメラは、情報処理装置2000に接続されているものであってもよいし、その他の装置に接続されていてもよい。後者の場合、例えば上記カメラは、買い物カゴや買い物カートに設置されている。
顧客がネットショッピングを行っている場合、購入予定額は、顧客による買い物を管理している買い物カゴデータなどから取得することができる。
<目標額の取得:S104>
目標額取得部2040は、購入金額の目標額を取得する(S104)。目標額として設定される金額は様々である。例えば目標額は、所定のサービスを受けるための条件となる金額である。以下、所定のサービスを受けるための条件となる金額を、サービス条件額と呼ぶ。なお、サービス条件額以外の目標額については、後述の実施形態で説明する。
上記所定のサービスは様々である。例えば上記所定のサービスは、駐車料金の割引サービスである。例えば、「千円以上の買い物をすると2時間分の駐車料金が無料になる」というサービスが提供されているとする。この場合、サービス条件額は千円である。
その他にも例えば、所定のサービスは、くじ引きをすることができるサービス、プレゼントがもらえるサービス、ポイントサービスにおいてボーナスポイントがもらえるサービス、又は商品の割引を受けられるサービスなどである。
目標額取得部2040がサービス条件額を取得する方法は様々である。例えばサービス条件額は、顧客によって入力される。また例えば、サービス条件額は、店舗やショッピングモールなどの情報を管理しているサーバから取得される。
<商品の決定:S106>
商品情報出力部2060は、目標追加額(目標額と購入予定額の差分)に基づいて、商品情報の出力対象とする商品を決定する(S106)。なお、商品情報の出力対象とする商品は、1つであってもよいし、複数であってもよい。
目標額がサービス条件額である場合、所定のサービスを受けるためには、顧客は、購入した商品の合計金額が目標額以上となるように買い物をする必要がある。言い換えれば、顧客は、現在購入しようとしている商品に加え、目標追加額以上の商品をさらに購入する必要がある。そこで商品情報出力部2060は、目標追加額以上の金額の商品を、商品情報の出力対象とする商品として決定する。こうすることで、顧客は、情報処理装置2000によって出力される商品情報を閲覧することにより、所定のサービスを受けるためにどのような商品を購入したらよいかを把握することができる。よって、顧客は、所定のサービスを受けるための買い物を容易に行えるようになる。
商品情報出力部2060は、商品情報を管理するデータベース(以下、商品データベース)を検索することで、目標追加額以上の金額の商品を把握する。商品データベースは、例えば店舗を運営する管理会社などが所有するサーバ上で実現されている。商品データベースで管理される商品情報の詳細については後述する。
ここで、目標追加額以上の金額の商品が複数ある場合、商品情報出力部2060は、それら複数の商品の中から、商品情報の出力対象とする商品を選択する。以下、その選択方法について例示する。
<<商品の価格に基づく選択>>
商品情報出力部2060は、各商品の価格に基づいて、目標追加額以上の金額の商品の中から、商品情報の出力対象とする商品を選択する。例えば商品情報出力部2060は、目標追加額以上の金額の商品の中から最も安い商品を選択する。また例えば、商品情報の出力対象として所定個の商品を選択する場合、商品情報出力部2060は、目標追加額以上の金額の商品を安い順に並べたときに上位所定個に入る各商品を、商品情報の出力対象として選択する。上記所定個を示す情報は、商品情報出力部2060に予め設定されていてもよいし、商品情報出力部2060からアクセス可能な記憶装置に記憶されていてもよいし、顧客によって設定されてもよい。
<<顧客の位置に基づく選択>>
商品情報出力部2060は、顧客の位置に基づいて、目標追加額以上の金額の商品の中から、商品情報の出力対象とする商品を選択する。例えば商品情報出力部2060は、目標追加額以上の金額の商品のうち、顧客の現在位置から最も近い位置にある商品を選択する。また例えば、商品情報出力部2060は、顧客の現在位置からの距離が所定値以下である商品を選択する。また例えば、商品情報の出力対象として所定個の商品を選択する場合、商品情報出力部2060は、顧客の現在位置からの距離が短い順に並べたときに上位所定個に入る各商品を、商品情報の出力対象として選択する。上記所定個を示す情報は、商品情報出力部2060に予め設定されていてもよいし、商品情報出力部2060からアクセス可能な記憶装置に記憶されていてもよいし、顧客によって設定されてもよい。
顧客の現在位置と商品の位置との間の距離は、これらの位置を結ぶ直線距離で表されてもよいし、顧客の現在位置から商品の位置まで移動するための経路の長さで表されてもよい。図5は、顧客と商品の位置関係を例示する図である。図5において、顧客10の現在位置と商品20の位置とを結ぶ直線距離は dL である。一方、顧客10の現在位置から商品20の位置まで移動するための経路の長さは dP である。顧客の現在位置と商品の位置との間の距離の算出方法を定義する情報は、商品情報出力部2060に予め設定されていてもよいし、商品情報出力部2060からアクセス可能な記憶装置に記憶されていてもよいし、顧客によって設定されてもよい。なお、顧客10の現在位置から商品20の位置まで移動するための経路の長さを顧客10の現在位置と商品20の位置との間の距離とする場合、商品情報出力部2060は、店舗やショッピングモール内の経路を表す情報(例えば地図情報)を取得して利用する。この情報は、例えば店舗などを運営する会社のサーバから提供される。
商品情報出力部2060が顧客の位置を把握する方法は任意である。例えば商品情報出力部2060は、顧客が利用している物に設けられている Global Positioning System(GPS)センサから GPS 座標を取得し、その GPS 座標を顧客の現在位置とする。GPS センサが設けられている物は、例えば顧客が所有している携帯端末、又は顧客が利用している買い物カゴ若しくは買い物カートなどである。なお、ここで用いられる GPS システムは、地球上の座標を特定するための GPS システムであってもよいし、それよりも限られた範囲(例えば店舗内)における座標を特定するための GPS システム(例えば屋内 GPS システム)であってもよい。
商品情報出力部2060が商品の位置を把握する方法は任意である。例えば商品の位置は、商品情報の一部として、前述した商品データベースに記憶されている。商品情報出力部2060は、目標追加額以上の金額の各商品に関する商品情報を商品データベースから取得することで、目標追加額以上の金額の各商品の位置を把握する。なお、商品情報の詳細については後述する。
<<顧客の購入履歴に基づく選択>>
商品情報出力部2060は、顧客の購入履歴に基づいて、目標追加額以上の金額の商品の中から、商品情報の出力対象とする商品を選択する。まず商品情報出力部2060は、顧客の購入履歴に基づいて、目標追加額以上の金額の各商品の推奨度を算出する。そして、例えば商品情報出力部2060は、購入履歴に基づく推奨度が最も高い商品を選択する。また例えば、商品情報出力部2060は、購入履歴に基づく推奨度が所定値以上である商品を選択する。また例えば、商品情報の出力対象として所定個の商品を選択する場合、商品情報出力部2060は、購入履歴に基づく推奨度が高い順に並べたときに上記所定個に入る各商品を、商品情報の出力対象として選択する。上記所定個を示す情報は、商品情報出力部2060に予め設定されていてもよいし、商品情報出力部2060からアクセス可能な記憶装置に記憶されていてもよいし、顧客によって設定されてもよい。
商品情報出力部2060は、購入履歴に含まれる各商品の種類、ブランド、販売メーカ、製造メーカ、価格、購入数、購入頻度などの情報に基づき、顧客の趣向に合うと予想される商品ほど推奨度が高くなるように、各商品の推奨度を算出する。なお、購入履歴に含まれる各種の情報に基づいて商品の推奨度を算出する技術には、既存の技術を利用できる。
<<各選択方法の組み合わせ>>
商品情報出力部2060は、商品の価格、顧客の位置、及び顧客の購入履歴のいずれか1つ以上に基づいて、商品情報の出力対象とする商品を選択してもよい。例えば商品情報出力部2060は、以下の数式(1)を用いて、各商品の推奨度を算出する。
Figure 0006866571

iは、商品の識別子(ID:Identifier)である。r(i) は、商品iの総合的な推奨度である。rv(i) は、価格に基づく商品iの推奨度である。rl(i) は、顧客の位置に基づく商品iの推奨度である。rh(i) は、顧客の購入履歴に基づく商品iの推奨度である。wr、wl、及び wh はそれぞれ価格に基づく推奨度、顧客の位置に基づく推奨度、及び顧客の購入履歴に基づく推奨度に付される重みである。なお、これら3つの指標のうち、利用しない指標の重みは0に設定される。rv(i) の値は、商品iの価格が低いほど大きい値となる。rl(i) の値は、顧客の現在位置と商品iとの間の距離が短いほど、大きい値となる。rh(i) については前述した通りである。
商品情報出力部2060は、総合的な推奨度 r(i) に基づいて、標追加額以上の金額の商品の中から、商品情報の出力対象とする商品を選択する。この方法は、前述した、顧客の購入履歴に基づく推奨度に基づいて商品を選択する方法と同様である。
<<商品情報の取得>>
商品情報出力部2060は、前述した商品データベースから、商品情報の出力対象として決定した商品の商品情報を取得する。図6は、商品データベースに記憶されている商品情報をテーブル形式で例示する図である。図6のテーブルを商品情報200と表記する。商品情報200は、商品ID202、商品名204、価格206、画像208、及び位置210という5つの列を有する。商品ID202は、商品の識別子(ID: identifier)を示す。商品名204は、商品の名称を示す。価格206は、商品の価格を示す。画像208は、商品の画像を示す。位置210は、商品が陳列されている位置を示す。
<商品情報の出力>
商品情報出力部2060は、取得した商品情報を出力する。商品情報出力部2060が商品情報を出力する方法は様々である。顧客が所有する計算機によって情報処理装置2000が実現されている場合、例えば商品情報出力部2060は、情報処理装置2000に接続されているディスプレイ装置に商品情報を表示させる。例えば情報処理装置2000が買い物カートに設置されている装置である場合、顧客は、買い物カゴに設置されているディスプレイ装置を見ることで、商品情報を閲覧することができる。
また例えば、顧客が利用する計算機以外の計算機によって情報処理装置2000が実現されている場合、商品情報出力部2060は、顧客が利用する計算機で商品情報を閲覧できるように、商品情報の送信を行う。例えば商品情報出力部2060は、顧客が所有する携帯端末に対して商品情報を送信する。また例えば、顧客が利用する計算機において情報処理装置2000を利用するためのアプリケーションが実行されている場合、商品情報出力部2060は、そのアプリケーションに対して商品情報をプッシュ配信等することで、顧客が商品情報を閲覧できるようにする。
なお、商品情報出力部2060が出力する商品情報に含まれる項目(商品名や価格など)は、商品データベースで管理されている商品情報に含まれる項目の全てであってもよいし、一部であってもよい。後者の場合、例えば商品情報出力部2060は、商品の画像、商品名、価格、及び在庫数を示す商品情報を出力する。なお、商品情報出力部2060によって出力される商品情報に含まれる項目を定める情報は、予め商品情報出力部2060に設定されていてもよいし、商品情報出力部2060からアクセス可能な記憶装置に記憶されていてもよいし、顧客によって設定されてもよい。例えば顧客による設定は、上述した、情報処理装置2000を利用するためのアプリケーションを用いて行われる。
図7は、商品情報出力部2060によって出力される商品情報を例示する図である。図7の例において、情報処理装置2000は店舗を運営するサーバで実現されているとする。顧客は、携帯端末30を用いて情報処理装置2000にアクセスすることで、商品情報を取得する(図3(b)参照)。
携帯端末30は、情報処理装置2000から取得した商品情報をディスプレイ装置32に表示させる。ディスプレイ装置32には、ウインドウ40が表示されている。ウインドウ40には、目標額に関する情報を表示するエリア42と、商品情報を表示するエリア44が含まれている。図7の例では、目標額は、1時間分の駐車料金の割引サービスのサービス条件額である。顧客は、エリア42を見ることで、サービスの内容、及びサービスを受けるために必要な金額(目標追加額)を把握することができる。
エリア44には、商品の画像、商品名、商品の価格、及び商品の位置を含む商品情報が表示されている。顧客は、この情報を見ることで、どのような商品の購入が推奨されているのかを把握したり、その商品を買うか否かの判断をしたりすることができる。
なお、商品の位置は、顧客の現在位置や棚の配置などと共に示されている。商品情報出力部2060は、目標額取得部2040と同様の方法で、顧客の現在位置を把握したり、地図情報などを取得したりする。
変更ボタン46及び変更ボタン48は、エリア44に表示される商品を変更するためのボタンである。前述した通り、商品情報の出力対象とする商品として、複数の商品が選ばれることがある。顧客は、変更ボタン46や変更ボタン48を押すことにより、他の商品の商品情報を閲覧することができる。
なお、上述のように顧客が所有する携帯端末30などに商品情報を送信する場合、商品情報出力部2060は、商品情報が図7に示すような所定のレイアウトでディスプレイ装置32に表示されるように商品情報を送信する。例えば商品情報出力部2060は、ウインドウ40に対して商品情報が埋め込まれた HTML ファイルを送信することで、携帯端末30に対して商品情報を送信する。ただし商品情報出力部2060は、レイアウトに関する情報を送信しなくてもよい。
<サービスが複数ある場合について>
前述した通り、目標額の一例として、サービスを受けるために必要なサービス条件額が用いられる。ここで、顧客に対して複数のサービスが提供されており、なおかつこれらのサービス条件額が異なるケースがありうる。例えば、駐車料金の割引サービスを受けるためのサービス条件額が千円であり、プレゼントがもらえるサービスを受けるためのサービス条件額が2千円であるといったケースである。
このようなケースの場合、例えば目標額取得部2040は、提供されている複数のサービスそれぞれのサービス条件額を目標額としてもよい。この場合、商品情報出力部2060は、各サービスに対応する目標額について商品情報を出力する。例えば商品情報出力部2060は、駐車料金の割引サービスを受けるために購入を勧める商品の商品情報と、プレゼントがもらえるサービスを受けるために購入を勧める商品の商品情報とを、それぞれ出力する。
図8は、2つのサービスそれぞれについて商品情報が出力される様子を例示する図である。ウインドウ40−1には、1時間分の駐車料金の割引サービスについて商品情報が出力されている。一方ウインドウ40−2には、プレゼントをもらうためのサービスについて商品情報が出力されている。
[実施形態2]
図9は、実施形態2の情報処理装置2000を例示するブロック図である。以下で説明する点を除き、実施形態2の情報処理装置2000は、実施形態1の情報処理装置2000と同様の機能を有する。
実施形態2の情報処理装置2000は、目標額決定部2080を有する。目標額決定部2080は、前述した目標額を決定する。実施形態2の目標額取得部2040は、目標額決定部2080によって決定された目標額を取得する。
目標額決定部2080が目標額を決定する方法は様々である。例えば目標額決定部2080は、商品情報の出力対象とする商品を顧客が購入した際に、受け取るおつりの数が少なくなるように、目標額を決定する。また例えば、目標額決定部2080は、複数のサービスそれぞれについて互いに異なるサービス条件額が設定されている場合に、それら複数のサービスのサービス条件額に基づいて目標額を決定する。以下、これらそれぞれについて具体的に説明する。
<おつりの数が少なくなる目標額>
目標額決定部2080は、商品情報の出力対象とする商品を顧客が購入した際に、受け取るおつりの数が少なくなるように、目標額を決定する。その方法として、2つの方法を以下に例示する。なお、おつりの数が少なくなるように目標額を決定する際には、購入予定額には、既に購入を終えた商品の金額は含まれないものとする。
<<方法1>>
目標額決定部2080は、5百円玉や千円札など、1つの通貨で会計を行った際のおつりの数が少なくなるように、目標額を決定する。この場合、まず目標額決定部2080は、購入予定額以上の金額であって、なおかつ購入予定金額に最も近い金額(最小の金額)となる1つの通貨を決定する。以下、ここで決定される通貨を利用通貨と表記する。例えば購入予定額が380円であれば、利用通貨は5百円玉である。また例えば、購入予定額が3200円であれば、利用通貨は5千円札である。
目標額決定部2080は、各商品の金額、購入予定額、及び利用通貨に基づいて、目標額を決める。例えば目標額決定部2080は、店舗で販売されている全ての商品それぞれについて、利用通貨を用いて支払いを行った際のおつりの金額を算出する。この金額は、利用通貨の金額から、購入予定額と商品の金額との合計値を引いた値である。目標額決定部2080は、全ての商品それぞれについて算出されたおつりの金額について、おつりの数を算出する。そして目標額決定部2080は、おつりの数が最小になる商品の金額と購入予定額との合計値を目標額とする。なお、或るおつりの金額について算出されるおつりの数は、そのおつりを支払うために要する最小の通貨の数である。例えば、おつりの金額が百円である場合、おつりの数は1つ(百円玉1枚)である。
なお目標額決定部2080は、店舗で販売されている全ての商品ではなく、一部の商品を対象として、上述の処理を行ってもよい。例えば目標額決定部2080は、実施形態1で説明したような、商品の金額、顧客の現在位置と商品との間の距離、又は顧客の購入履歴に基づく推奨度などに基づいて、所定個の商品を選択する。そして目標額決定部2080は、選択した商品それぞれについて上述した方法でおつりの数を算出し、おつりの数が最小になる商品の金額と購入予定額との合計値を目標金額とする。
<<方法2>>
目標額決定部2080は、購入予定額より大きい金額であり、なおかつ下位所定桁(最下位を含む連続する所定桁)の値がいずれも0である金額を、目標額として決定する。例えば、下位1桁の値が0である目標額は、210円や530円などである。また例えば、下位2桁の値がいずれも0である目標額は、200円や1300円などである。下位所定桁の値がいずれも0であると、おつりが少なくなる蓋然性が高いためである。例えば最下位の桁が0であれば、1円玉や5円玉のおつりは発生しないため、おつりが少なくなると考えられる。なお、上記所定桁を示す情報は、目標額決定部2080に予め設定されていてもよいし、目標額決定部2080からアクセス可能な記憶装置に記憶されていてもよいし、顧客によって設定されてもよい。
この場合、例えば情報処理装置2000は、以下の流れで処理を行う。まず目標額決定部2080は、「購入予定額より大きい金額であり、なおかつ下位所定桁の値がいずれも0である」という条件を満たす最小の金額を目標額とする。商品情報出力部2060は、この目標額と購入予定金額との差分に合致する価格の商品を検索する。そのような商品が存在すれば、商品情報出力部2060は、その商品について商品情報を出力する。一方、そのような商品が存在しなければ、目標額決定部2080は、「下位所定桁の値がいずれも0である」という条件の下で目標額を増加させる。そして商品情報出力部2060は、増加後の目標額と購入予定金額との差分に合致する価格の商品を検索する。このように目標額決定部2080は、目標額と購入予定金額との差分に合致する価格の商品が見つかるまで、「購入予定額より大きい金額であり、なおかつ下位所定桁の値がいずれも0である」という条件の下で目標額を増加させていく。例えば、所定桁が2桁であり、購入予定額が2325円であるとする。この場合、目標額決定部2080は、「2400円、2500円、2600円、・・・」という順に目標額を増加させていく。
情報処理装置2000が行う処理は、上述の処理に限定されない。例えば情報処理装置2000は、次のような処理を行ってもよい。まず目標額決定部2080は、店舗で販売されている各商品について、その商品の金額と購入予定額との合計値を算出する。そして目標額決定部2080は、合計値の下位所定個の桁の値が全て0であるか否かを判定する。そして目標額決定部2080は、下位所定個の桁の値が全て0となる合計値を目標額とする。なお、下位所定個の桁の値が全て0となる合計値が複数ある場合、例えば目標額決定部2080は、最小の合計値を目標額とする。商品情報出力部2060は、目標額として決定した合計値の算出に利用した商品について、商品情報を出力する。例えば目標額決定部2080が、商品Aの価格と購入予定金額との合計値を目標額に決定したとする。この場合、商品情報出力部2060は、商品Aについて商品情報を出力する。
ここで、前述の方法1と同様に、目標額決定部2080は、店舗で販売されている全ての商品ではなく、一部の商品を対象として、上述の処理を行ってもよい。例えば目標額決定部2080は、実施形態1で説明したような、商品の金額、顧客の現在位置と商品との間の距離、又は顧客の購入履歴に基づく推奨度などに基づいて、所定個の商品を選択する。そして、目標額決定部2080は、選択した商品それぞれについて、合計値(購入予定額+商品の金額)の下位桁の値が全て0であるか否かを判定し、下位所定桁の値が全て0となる合計値を目標額とする。
<サービス条件額と同一の目標額>
実施形態1で説明した通り、目標額の一例として、サービスを受けるために必要なサービス条件額が用いられる。また、顧客に対して複数のサービスが提供されており、なおかつこれらのサービス条件額が異なるケースがありうる。
このようなケースの場合、目標額決定部2080は、提供されている複数のサービスの内の一部である1つ又は複数のサービス条件額を目標額としてもよい。実施形態1で説明した通り、複数のサービス条件額を目標額とする場合、複数の目標額それぞれについて商品情報が出力される(図8参照)。
ここで、どのサービスのサービス条件額を目標額とするかを決める方法は様々である。例えば目標額決定部2080は、顧客から1つ以上のサービスの選択を受け付ける。そして、目標額決定部2080は、顧客によって選択されたサービスのサービス条件額を目標額とする。こうすることで、顧客は、商品の購入額の合計が、顧客が受けたいサービスを受けることができる金額以上になる商品について、商品情報を把握できるようになる。
また例えば、目標額決定部2080は、サービス条件額が購入予定額以上であるサービスの中から、サービス条件額が購入予定額に近いものを優先的に選択し、選択したサービスのサービス条件額を目標額としてもよい。例えば目標額決定部2080は、サービス条件額が購入予定額以上であるサービスをサービス条件額が安い順に並べたときに上記所定個に入るサービスを選択し、選択したサービスのサービス条件額を目標額とする。こうすることで、商品情報が出力される商品の金額を、できる限り安くすることができる。なお、上記所定個を示す情報は、商品情報出力部2060に予め設定されていてもよいし、商品情報出力部2060からアクセス可能な記憶装置に記憶されていてもよいし、顧客によって設定されてもよい。
また複数のサービスが種類で分類される場合、目標額決定部2080は、同じ種類に分類される複数のサービスそれぞれのサービス条件額を目標額としてもよい。サービスの種類としては、例えば「駐車料金の割引サービス」や「プレゼントをもらえるサービス」などがある。「駐車料金の割引サービス」という種類に該当するサービスには、例えば1時間分の駐車料金を無料にするサービス、2時間分の駐車料金を無料にするサービス、及び3時間分の駐車料金を無料にするサービスなどがある。また「プレゼントをもらえるサービス」という種類に該当するサービスには、商品を千円以上購入した場合にプレゼントをもらえるサービス、商品を2千円以上購入した場合にさらにプレゼントをもらえるサービス、及び商品を3千円以上購入した場合にさらにプレゼントをもらえるサービスなどがある。
また例えば、目標額決定部2080は、顧客の情報に基づいてサービスを選択し、選択したサービスのサービス条件額を目標額としてもよい。例えば駐車料金の割引サービスの場合、目標額決定部2080は、複数の駐車料金の割引サービスの中から、顧客が駐車場に車を入れてからの経過時間に応じたものを選択する。より具体的には、例えば目標額決定部2080は、駐車料金が無料になる時間の内、顧客が駐車場に車を入れてからの経過時間以上であって、なおかつ最も短い時間を対象とするサービスを選択する。
例えば駐車料金の割引サービスとして、1時間分の駐車料金を無料にするサービス、2時間分の駐車料金を無料にするサービス、及び3時間分の駐車料金を無料にするサービスがあったとする。また、顧客が駐車場に車を入れてから1時間半が経過しているとする。この場合、目標額決定部2080は、サービスによって駐車料金が無料になる1時間、2時間、及び3時間の内、1時間半以上の中である2時間及び3時間の中から、最小の2時間を選択する。つまり目標額決定部2080は、2時間分の駐車料金を無料にするサービスのサービス条件額を目標額とする。
また例えば、目標額決定部2080は、顧客が以前店舗で買い物した時の滞在時間に基づいて、駐車料金の割引サービスを選択し、選択したサービスのサービス条件額を目標額としてもよい。例えば上述の例において、顧客が過去に店舗に滞在した時間の平均値が50分であった場合、目標額決定部2080は、1時間分の駐車料金を無料にするサービスを選択する。
ここで、顧客の情報を情報処理装置2000が把握する方法は様々である。例えば情報処理装置2000は、顧客が所属している会員サービスを管理するサーバから顧客の会員情報を取得することで、顧客の情報を取得する。上述の駐車場の例では、駐車場に車を入れる際や駐車場から車を出す際に、駐車場のゲートなどに設置されている機器に顧客が会員カードを読み取らせることで、顧客が駐車場に車を入れた時間や顧客の滞在時間を示す情報が、会員サービスを管理するサーバに送られるようにする。
また例えば、駐車券を情報処理装置2000や情報処理装置2000と接続される携帯端末などに読み取らせることで、駐車場に車を入れた時間を情報処理装置2000が把握できるようにしてもよい。
<ハードウエア構成>
実施形態2の情報処理装置2000を実現する計算機のハードウエア構成は、実施形態1と同様に、例えば図2によって表される。ただし、本実施形態の情報処理装置2000を実現する計算機1000のストレージ1080には、本実施形態の情報処理装置2000の機能を実現するプログラムモジュールがさらに記憶される。
<作用・効果>
本実施形態によれば、おつりの数が少なくなる目標額や、サービスを受けるための目標額が決定される。そして、この目標額に応じて商品情報が出力させる。よって顧客は、おつりの数を少なくするために購入すべき商品や、サービスを受けるために購入すべき商品を容易に把握できるようになる。
[実施形態3]
図10は、実施形態3の情報処理装置2000を例示するブロック図である。以下で説明する点を除き、実施形態3の情報処理装置2000は、実施形態1又は実施形態2の情報処理装置2000と同様の機能を有する。
実施形態3の情報処理装置2000は割引額決定部2100を有する。割引額決定部2100は、購入予定額及び商品情報の出力対象とする商品の金額に基づいて割引額を決定する。以下、その方法を例示する。
<おつりの数が少なくなる割引額>
例えば割引額決定部2100は、おつりの数を少なくするように割引額を決定する。なお、おつりの数が少なくなるように割引額を決定する際、購入予定額には、既に購入を終えた商品の金額は含まれないものとする。
例えば割引額決定部2100は、顧客が支払うべき金額(商品情報の出力対象とする商品の金額と購入予定額の合計値)において、値が0である連続する桁の数が多くなるように、割引額を決定する。なお、この連続する桁は最下位の桁を含む。例えば顧客が支払うべき金額が1234円であるとする。この場合、割引額決定部2100は、4円、34円、又は234円を割引額とする。こうすることで、発生するおつりの数を減らすことができる。
<サービスを受けられる割引額>
また例えば、割引額決定部2100は、顧客が支払う金額がサービス条件額となるように、割引額を決定する。こうすることで、サービスが受けられるという顧客の利点を保ったまま、顧客が支払うべき金額を少なくすることができる。なおこの方法で割引額を決定する場合、目標額はサービス条件額を表すとする。
まず割引額決定部2100は、購入予定額と、商品情報の出力対象とする商品の金額との合計値を算出する。そして割引額決定部2100は、目標額とこの合計値との差分を割引額とする。
例えば、目標額が千円であり、1時間分の駐車料金の割引サービスを受けるためのサービス条件額であるとする。そして、購入予定額が900円であり、商品情報出力部2060によって商品情報が出力される商品の金額が150円であるとする。この場合、割引額決定部2100は、購入予定額と商品の金額との合計金額である1050円から目標額を引くことで算出される50円を割引額とする。
<割引の実現方法>
割引額決定部2100によって算出された割引額に基づいた割引を実現する方法は様々である。例えば情報処理装置2000が、ネットショッピングを提供するサーバで実現されているとする。この場合、このサーバは、割引額決定部2100によって算出された割引額を、ネットショッピングの会計時に顧客へ請求する金額から差し引くことで、上記割引を実現する。
また例えば、情報処理装置2000が、店舗を運営する会社のサーバや、顧客が所有する携帯端末で実現されているとする。この場合、例えば情報処理装置2000は、商品の会計を行うレジ端末と連携することで、前述した割引を実現する。図11は、情報処理装置2000とレジ端末が連携する様子を例示する図である。
図11において、情報処理装置2000は、Point of Sales(POS)システムのサーバ50と通信可能に接続されている。同様に、レジ端末60も、サーバ50と通信可能に接続されている。顧客が店舗で商品の会計を行う際、情報処理装置2000は、このサーバ50に対し、顧客の識別子(以下、顧客ID)と対応づけて、割引額を示す情報を送信する。会計に利用されるレジ端末60は、上記サーバ50から、顧客IDに対応づけられた割引額を取得する。そして、レジ端末60は、商品の合計金額から上記割引額を引いた金額を、顧客へ請求する代金として表示する。
ここで、レジ端末60が顧客IDを取得する方法は任意である。例えばレジ端末60は、顧客の会員IDを顧客IDとして利用する。レジ端末60は、顧客が所持している会員カードなどから、顧客の会員IDを取得する。なおこの場合、情報処理装置2000も顧客の会員カードなどから、顧客の会員IDを取得する。
なお、情報処理装置2000とレジ端末60とが連携する方法は、サーバ50を利用する方法に限定されない。例えば情報処理装置2000は、無線通信によって直接レジ端末60と通信を行ってもよい。
<ハードウエア構成>
実施形態3の情報処理装置2000を実現する計算機のハードウエア構成は、実施形態1と同様に、例えば図2によって表される。ただし、本実施形態の情報処理装置2000を実現する計算機1000のストレージ1080には、本実施形態の情報処理装置2000の機能を実現するプログラムモジュールがさらに記憶される。
<作用・効果>
本実施形態の情報処理装置2000によれば、顧客が支払うべき金額に対して割引額が決定される。割引額は、おつりの数が少なくなるように決定されるか、又は顧客が支払うべき金額がサービス条件額となるように決定される。前者の場合、ユーザにとって、割引を受けつつ、おつりが少なくなるという利点がある。後者の場合、ユーザにとって、割引を受けつつ、所定のサービスも受けることができるという利点がある。
[実施形態4]
図12は、実施形態4の情報処理装置2000を例示するブロック図である。実施形態4の情報処理装置2000は、購入予定額取得部2020、目標額決定部2080、及び差分出力部2120を有する。
購入予定額取得部2020は、実施形態1で説明した購入予定額取得部2020と同じ機能を有する。目標額決定部2080は、実施形態2で説明した目標額決定部2080と同じ機能を有する。差分出力部2120は、目標額と購入予定額との差分(目標追加額)を算出する。そして、差分出力部2120は、目標追加額を出力する。
差分出力部2120が目標追加額を出力する方法は、商品情報出力部2060が商品情報を出力する方法と同様である。例えば差分出力部2120は、情報処理装置2000に接続されているディスプレイ装置に目標追加額を出力したり、顧客が所有する計算機に対して目標追加額を送信したりする。
図13は、差分出力部2120によって出力される目標追加額を例示する図である。図13の例において、情報処理装置2000は店舗を運営するサーバで実現されているとする。顧客は、携帯端末30を用いて情報処理装置2000にアクセスすることで、目標追加額を取得する(図3(b)参照)。
携帯端末30は、情報処理装置2000から取得した目標追加額をディスプレイ装置32に表示させる。ディスプレイ装置32には、2つのウインドウ80が表示されている。ウインドウ80には、目標追加額に関する情報が表示される。ウインドウ80−1には、1時間分の駐車料金の割引サービスを受けるための目標追加額が表示されている。ウインドウ80−2には、プレゼントをもらえるサービスを受けるための目標追加額が表示されている。顧客は、各ウインドウ80を見ることで、各サービスの内容、及び各サービスを受けるために必要な金額(目標追加額)を把握することができる。
<処理の流れ>
図14は、実施形態4の情報処理装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。購入予定額取得部2020は、購入予定額を取得する(S402)。目標額決定部2080は、目標額を決定する(S404)。差分出力部2120は、目標追加額を算出して出力する(S406)。
<ハードウエア構成例>
実施形態4の情報処理装置2000を実現する計算機のハードウエア構成は、実施形態1と同様に、例えば図2によって表される。ただし、本実施形態の情報処理装置2000を実現する計算機1000のストレージ1080には、本実施形態の情報処理装置2000の機能を実現するプログラムモジュールが記憶される。
<作用・効果>
本実施形態によれば、顧客は、出力される目標追加額を把握することで、あといくら買い物をすることが好ましいかを把握することができる。例えば、目標額をサービス条件額としている場合、目標追加額は、あといくらの買い物をすればサービスを受けることができるかを示す。この場合、顧客にとって、サービスを受けるために追加で購入すべき商品の選択が容易になる。また例えば、目標額をおつりが少なくなる金額としている場合、目標追加額は、あといくらの買い物をすればおつりが少なくなるかを示す。この場合、顧客にとって、おつりを少なくするために追加で購入すべき商品の選択が容易になる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記各実施形態の組み合わせ、又は上記以外の様々な構成を採用することもできる。
以下、参考形態の例を付記する。
1. 購入予定の商品の合計金額である購入予定額を取得する購入予定額取得手段と、
購入金額の目標額を取得する目標額取得手段と、
前記目標額と前記購入予定額との差分に基づいて商品を決定し、前記決定した商品の商品情報を出力する商品情報出力手段と、を有する情報処理装置。
2. 前記商品情報は、前記決定した商品が置かれている位置を示す情報を含む、1.に記載の情報処理装置。
3. 前記商品情報出力手段は、
顧客の現在位置と商品の位置との間の距離に基づいて、前記商品情報の出力対象とする商品を決定するか、又は、
顧客の購入履歴に基づいて、前記商品情報を出力する商品を決定する、1.又は2.に記載の情報処理装置。
4. 前記商品情報出力手段は、前記目標額と前記購入予定額との差分よりも金額が高い商品の内、顧客の現在位置から最も近い位置に置かれている商品について、前記商品情報を出力する、3.に記載の情報処理装置。
5. 前記商品情報出力手段は、前記目標額と前記購入予定額との差分よりも金額が高い商品の内、前記購入履歴に基づいて算出される推奨度が最も高い商品について、前記商品情報を出力する、3.に記載の情報処理装置。
6. 前記購入予定額に基づいて前記目標額を決定する目標額決定手段を有し、
前記目標額取得手段は、前記決定された目標額を取得する、
1.乃至5.いずれか一つに記載の情報処理装置。
7. 前記目標額決定手段は、購入予定額以上の金額であってなおかつ最下位を含む連続する所定桁の値がいずれも0となる金額を目標額とする、6.に記載の情報処理装置。
8. 複数のサービスそれぞれについて、サービスを受けるために必要な購入金額であるサービス条件額が設定されており、
前記目標額決定手段は、前記購入予定額より大きいサービス条件額の内で最小のサービス条件額を前記目標額とする、6.に記載の情報処理装置。
9. 前記購入予定額と前記商品情報の出力対象である商品の金額とに基づいて割引額を決定する割引額決定手段を有する、1.乃至8.いずれか一つに記載の情報処理装置。
10. 前記割引額決定手段は、前記購入予定額と前記商品情報の出力対象である商品の金額との合計値を算出し、その合計値の支払いを行った際のおつりの数を少なくするように、前記割引額を決定する、9.に記載の情報処理装置。
11. 前記目標額はサービス条件額であり、
前記割引額決定手段は、前記目標額から、前記購入予定額と前記商品情報の出力対象である商品の金額との合計値を引いた値を、前記割引額とする、9.に記載の情報処理装置。
12. 購入予定の商品の合計金額である購入予定額を取得する購入予定額取得手段と、
前記購入予定額に基づいて目標額を決定する目標額決定手段と、
前記目標額と前記購入予定額との差分を出力する差分出力手段と、を有する情報処理装置。
13. 前記目標額決定手段は、前記購入予定額以上かつ前記購入予定額に最も近い金額の通貨で支払いを行った場合に生じるおつりの数が最小となる金額を前記目標額とする、12.に記載の情報処理装置。
14. 前記目標額決定手段は、商品の金額と前記購入予定額との合計値のうち、最下位を含む連続する所定桁の値がいずれも0となる合計値を目標額とする、12.に記載の情報処理装置。
15. 複数のサービスそれぞれについて、サービスを受けるために必要な購入金額であるサービス条件額が設定されており、
前記目標額決定手段は、前記購入予定額より大きいサービス条件額の内で最小のサービス条件額を前記目標額とする、12.に記載の情報処理装置。
16. コンピュータによって実行される制御方法であって、
購入予定の商品の合計金額である購入予定額を取得する購入予定額取得ステップと、
購入金額の目標額を取得する目標額取得ステップと、
前記目標額と前記購入予定額との差分に基づいて商品を決定し、前記決定した商品の商品情報を出力する商品情報出力ステップと、を有する制御方法。
17. 前記商品情報は、前記決定した商品が置かれている位置を示す情報を含む、16.に記載の情報処理装置。
18. 前記商品情報出力手段は、
顧客の現在位置と商品の位置との間の距離に基づいて、前記商品情報の出力対象とする商品を決定するか、又は、
顧客の購入履歴に基づいて、前記商品情報を出力する商品を決定する、16.又は17.に記載の情報処理装置。
19. 前記商品情報出力手段は、前記目標額と前記購入予定額との差分よりも金額が高い商品の内、顧客の現在位置から最も近い位置に置かれている商品について、前記商品情報を出力する、18.に記載の情報処理装置。
20. 前記商品情報出力手段は、前記目標額と前記購入予定額との差分よりも金額が高い商品の内、前記購入履歴に基づいて算出される推奨度が最も高い商品について、前記商品情報を出力する、18.に記載の情報処理装置。
21. 前記購入予定額に基づいて前記目標額を決定する目標額決定手段を有し、
前記目標額取得手段は、前記決定された目標額を取得する、
16.乃至20.いずれか一つに記載の情報処理装置。
22. 前記目標額決定手段は、購入予定額以上の金額であってなおかつ最下位を含む連続する所定桁の値がいずれも0となる金額を目標額とする、21.に記載の情報処理装置。
23. 複数のサービスそれぞれについて、サービスを受けるために必要な購入金額であるサービス条件額が設定されており、
前記目標額決定手段は、前記購入予定額より大きいサービス条件額の内で最小のサービス条件額を前記目標額とする、21.に記載の情報処理装置。
24. 前記購入予定額と前記商品情報の出力対象である商品の金額とに基づいて割引額を決定する割引額決定手段を有する、16.乃至23.いずれか一つに記載の情報処理装置。
25. 前記割引額決定手段は、前記購入予定額と前記商品情報の出力対象である商品の金額との合計値を算出し、その合計値の支払いを行った際のおつりの数を少なくするように、前記割引額を決定する、24.に記載の情報処理装置。
26. 前記目標額はサービス条件額であり、
前記割引額決定手段は、前記目標額から、前記購入予定額と前記商品情報の出力対象である商品の金額との合計値を引いた値を、前記割引額とする、24.に記載の情報処理装置。
27. コンピュータによって実行される制御方法であって、
購入予定の商品の合計金額である購入予定額を取得する購入予定額取得ステップと、
前記購入予定額に基づいて目標額を決定する目標額決定ステップと、
前記目標額と前記購入予定額との差分を出力する差分出力ステップと、を有する制御方法。
28. 前記目標額決定ステップは、前記購入予定額以上かつ前記購入予定額に最も近い金額の通貨で支払いを行った場合に生じるおつりの数が最小となる金額を前記目標額とする、27.に記載の制御方法。
29. 前記目標額決定ステップは、商品の金額と前記購入予定額との合計値のうち、最下位を含む連続する所定桁の値がいずれも0となる合計値を目標額とする、27.に記載の制御方法。
30. 複数のサービスそれぞれについて、サービスを受けるために必要な購入金額であるサービス条件額が設定されており、
前記目標額決定ステップは、前記購入予定額より大きいサービス条件額の内で最小のサービス条件額を前記目標額とする、27.に記載の制御方法。
31. 16.乃至26.いずれか一つに記載の制御方法が有する各ステップをコンピュータに実行させるプログラム。
32. 27.乃至30.いずれか一つに記載の制御方法が有する各ステップをコンピュータに実行させるプログラム。
10 顧客
20 商品
30 携帯端末
32 ディスプレイ装置
40 ウインドウ
42 エリア
44 エリア
46 変更ボタン
48 変更ボタン
50 サーバ
60 レジ端末
80 ウインドウ
200 商品情報
202 商品ID
204 商品名
206 価格
208 画像
210 位置
1000 計算機
1020 バス
1040 プロセッサ
1060 メモリ
1080 ストレージ
1100 入出力インタフェース
1120 ネットワークインタフェース
2000 情報処理装置
2020 購入予定額取得部
2040 目標額取得部
2060 商品情報出力部
2080 目標額決定部
2100 割引額決定部
2120 差分出力部
3000 計算機

Claims (4)

  1. 購入予定の商品の合計金額である購入予定額を取得する購入予定額取得手段と、
    購入金額の目標額を取得する目標額取得手段と、
    前記目標額と前記購入予定額との差分に基づいて商品を決定し、前記決定した商品の商品情報を出力する商品情報出力手段と、を有し、
    前記商品情報出力手段は、前記目標額と前記購入予定額との差分よりも金額が高い商品の内、顧客の現在位置から最も近い位置に置かれている商品について、前記商品情報を出力し、
    前記購入予定額に基づいて前記目標額を決定する目標額決定手段を有し、
    前記目標額取得手段は、前記決定された目標額を取得し、
    前記目標額決定手段は、前記目標として、前記購入予定額以上の金額であり、かつ、最下位を含む連続する所定桁の値がいずれも0となる金額であり、かつ、当該目標と前記購入予定額との差分に合致する価格の商品が存在する金額を決定する、情報処理装置。
  2. 前記商品情報は、前記決定した商品が置かれている位置を示す情報を含む、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. コンピュータによって実行される制御方法であって、
    購入予定の商品の合計金額である購入予定額を取得する購入予定額取得ステップと、
    購入金額の目標額を取得する目標額取得ステップと、
    前記目標額と前記購入予定額との差分に基づいて商品を決定し、前記決定した商品の商品情報を出力する商品情報出力ステップと、を有し、
    前記商品情報出力ステップにおいて、前記目標額と前記購入予定額との差分よりも金額が高い商品の内、顧客の現在位置から最も近い位置に置かれている商品について、前記商品情報を出力し、
    前記購入予定額に基づいて前記目標額を決定する目標額決定ステップを有し、
    前記目標額取得ステップにおいて、前記決定された目標額を取得し、
    前記目標額決定ステップにおいて、前記目標として、前記購入予定額以上の金額であり、かつ、最下位を含む連続する所定桁の値がいずれも0となる金額であり、かつ、当該目標と前記購入予定額との差分に合致する価格の商品が存在する金額を決定する、制御方法。
  4. 請求項3に記載の制御方法が有する各ステップをコンピュータに実行させるプログラム。
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