JP2019135819A - パワー半導体デバイス、及びそのパワー半導体デバイスを備える車両用電源供給システム - Google Patents

パワー半導体デバイス、及びそのパワー半導体デバイスを備える車両用電源供給システム Download PDF

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Abstract

【課題】システムの電源冗長性を向上させながらも、半導体素子の部品点数を削減することができるパワー半導体モジュール、及びそのパワー半導体デバイスを備える車両用電源供給システムを提供する。【解決手段】第2の負荷回路系30の第1の電源線W31が、上流端が第3の回路体43における、順方向パワーMOSFET43Bと逆方向パワーMOSFET43Aの間に接続され、下流端が第2の負荷回路系30の第1の負荷32に接続され、第1の負荷回路系20の発電機21から第2の負荷回路系30の第1の電源線W31を経由して第1の負荷回路系20の発電機21に電源供給される経路において、回路体43における逆方向パワーMOSFET43Aと、第1の逆方向パワーMOSFET33と、が直列に接続される。【選択図】図1

Description

本発明は、自動車などの車両に搭載され、電源線の短絡又は開放を切り替えるパワー半導体デバイス、及びこのパワー半導体デバイスを備える車両用電源供給システムに関する。
自動車などの車両に搭載される車両用電源供給システムとしては、電源と負荷との間に回路保護機構(ヒューズ)として開閉スイッチを設け、この開閉スイッチを、例えば従来リレー回路に代えてパワーMOSFETなどの半導体素子からなるパワー半導体デバイスで設けるものが知られる(例えば、特許文献1参照)。このパワー半導体デバイスは、並列して接続された複数の半導体素子から構成される。このように、車両の電装においてパワー半導体デバイスを採用することにより、電源箱などの高機能化や軽量化が期待されている。
特開2017−114303号公報
その一方で、この種のパワー半導体デバイスの車両への採用については、ISO26262(機能安全)を考慮しなければならない。すなわち、採用するシステムによっては、当該ISOの機能安全の要件を満たすためにシステムの冗長性に配慮した設計を行う必要がある。
ここで、図6を参照して、従来の、回路保護機構にパワー半導体デバイスを備える車両用電源供給システム(以下、従来例とも言う。)60について説明する。図6は、従来の車両用電源供給システム60を説明する回路概略図である。
なお、図6では、模式的にパワーMOSFET73,83,85,91A,91B,92A,92B,93A,93Bを表現して示しているが、制御ユニット(不図示)からそれぞれオンオフ制御可能なように、これらパワーMOSFET73,83,85,91A,91B,92A,92B,93A,93Bそれぞれに所定の電圧を印加するための所定の電気回路(不図示)も設けられている。
図6に示すように、従来例の車両用電源供給システム60は、第1の負荷回路系70と、第2の負荷回路系80と、パワー半導体モジュール90と、を有する。
第1の負荷回路系70は、オルタネータなどの発電機71を電源として含み、また負荷として発電機やエンジンなどの付設されるファンなどの負荷72を有し、さらに電源線として発電機71と当該負荷72とを接続するための電源線W71を有する。第1の負荷回路系70では、発電機71の下流回路に当該負荷72が接続され、電源線W71を介して発電機71から当該負荷72に電気が供給される。
第2の負荷回路系80は、鉛バッテリなどの蓄電池81を電源として含み、また負荷としてアンチロック・ブレーキ・システムなどの第1の負荷82と、車内エアコンなどの第2の負荷84と、を有し、さらに電源線として蓄電池81と第1及び第2の負荷82,84とを接続する第1及び第2の電源線W81,W82を有する。第2の負荷回路系80では、蓄電池81又は発電機71の下流回路に第1及び第2の負荷82,84が接続され、第1又は第2の電源線W81,W82を介して蓄電池81又は発電機71から第1及び第2の負荷82,84に電気が供給される。また、第1及び第2の電源線W81,W82は蓄電池81又は発電機71に対し並列に配置される。
そして、第1の負荷回路系70の電源線W71、及び第2の負荷回路系80の第1及び第2の電源線W81,W82には、逆方向パワーMOSFET73,83,85がそれぞれ配設される。これら逆方向パワーMOSFET73,83,85は、電源71,81から供給される電源電圧に対してオン状態のときに逆方向バイアス状態となる。すなわち、逆方向パワーMOSFET73,83,85は、スイッチング素子として機能し、制御ユニットによりオンオフ制御されてオン状態のときに短絡して、電源71,81から流れる電気を通電させる。
また、パワー半導体モジュール90は、3つの回路体91,92,93が3列に並列に接続されて構成される。各回路体91,92,93は、直列に接続された順方向パワーMOSFET91B,92B,93B及び逆方向パワーMOSFET91A,92A,93Aをそれぞれ一組(1ユニット)にして構成される。そのため、パワー半導体モジュール90は、回路保護機構として電源71,81からの供給される大電流から第1又は第2の負荷回路系70,80を保護する機能を有することになる。
ところで、このように半導体素子、パワー半導体デバイスを含んで構成される車両用電源供給システム60に対し、機能安全性を向上させるため冗長設計をしようとすると、別経路を設け、さらに当該経路にも半導体素子を配設することになる。例えば、機能安全性を要求する第2の負荷回路系80の第1の負荷82に関し、電気回路の一部故障に備えて別経路でも電気供給可能としようとする場合には、通常使用する第3の電源線を新たに設け、当該第3の電源線に一対のパワーMOSFETを有する回路体をさらに設けることがまず検討される。
しかしながら、このような検討はシステムの冗長性を実現できるものの、半導体素子などの部品点数が増える可能性がある。また、近年、自動運転システムなどの実装が進展しており、機能安全性を要求する装置や機器(負荷)が増大傾向にあり、これら負荷の機能安全性の確保を踏まえると、かかる半導体素子の部品点数の増加傾向は顕著である。
そこで、本発明者らは、かかる状況において半導体素子の部品点数を削減すべく鋭意検討を行った。その結果、本発明者らは、回路保護機構として設けられるパワー半導体モジュールに着目し、当該モジュールに内装されるパワーMOSFETを活用して部品点数を削減できる可能性を見出したのである。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、システムの電源冗長性を向上させながらも、半導体素子の部品点数を削減することができるパワー半導体デバイス、及びそのパワー半導体デバイスを備える車両用電源供給システムを提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 直列に接続された順方向パワーMOSFET及び逆方向パワーMOSFETを一組とする回路体が複数並列に接続された、電源から供給される大電流から回路を保護する半導体ヒューズとして機能するパワー半導体モジュールと、
前記パワー半導体モジュールを介して、電源供給される負荷と前記電源とを接続する第1の電源線と、
前記第1の電源線に設けられた、前記電源から供給される電源電圧に対してオン状態のときに逆方向バイアス状態になる第1の逆方向パワーMOSFETと、
前記パワー半導体モジュールを介して、前記負荷と前記電源とを接続する第2の電源線と、
前記第2の電源線に設けられた、前記電源から供給される電源電圧に対してオン状態のときに逆方向バイアス状態になる第2の逆方向パワーMOSFETと、
を備え、
前記第1の電源線が、一端が前記回路体のうちのいずれか1つにおける、前記順方向パワーMOSFETと前記逆方向パワーMOSFETの間に接続され、他端が前記負荷に接続され、
前記電源から前記第1の電源線を経由して前記負荷に電源供給される経路において、前記回路体における前記逆方向パワーMOSFETと、前記第1の逆方向パワーMOSFETと、が直列に接続される
ことを特徴とするパワー半導体デバイス。
(2) 前記回路体の前記順方向パワーMOSFET又は前記逆方向パワーMOSFET、前記第1の逆方向パワーMOSFET、又は前記第2の逆方向パワーMOSFETの何れかが故障した場合に、検知されたその故障状況に応じて、故障したパワーMOSFET以外のパワーMOSFETをそれぞれオンオフ制御する制御部をさらに有する
ことを特徴とする(1)に記載のパワー半導体デバイス。
(3) 上記(1)又は(2)に記載のパワー半導体デバイスを備える車両用電源供給システム。
上記(1)のパワー半導体デバイスの構成によれば、システムの電源冗長性を向上させながらも、半導体素子の部品点数を削減することができる。
上記(2)のパワー半導体デバイスの構成によれば、複数のパワーMOSFETのうち一部が故障して通常の電源線から電気供給が不能になっても、別経路から電気を迅速且つ適切に供給することができる。
上記(3)の車両用電源供給システムの構成によれば、システムの電源冗長性を向上させながらも、半導体素子の部品点数を削減することができる車両用電源供給システムを提供することができる。
本発明のパワー半導体デバイス、及びそのパワー半導体デバイスを備える車両用電源供給システムによれば、複数の回路体のうち1つの逆方向パワーMOSFETを活用(流用)して、第1の電源線を含む通常使用の電気経路にスイッチング機能を実現することができる。これにより、システムの電源冗長性を向上させながらも、半導体素子の部品点数を削減することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。さらに、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細はさらに明確化されるだろう。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用電源供給システムを説明する概略回路構成図である。 図2は、図1に示す第2の負荷回路系の第1の逆方向パワーMOSFETにおいてオン状態で故障が発生した場合の電気の経路を説明する概略回路構成図である。 図3は、図1に示す第2の負荷回路系の第1の逆方向パワーMOSFETにおいてオフ状態で故障が発生した場合の電気の経路を説明する概略回路構成図である。 図4は、図1に示す第3の回路体の順方向パワーMOSFET及び逆方向パワーMOSFETの両方においてオン状態で故障が発生した場合の電気の経路を説明する概略回路構成図である。 図5は、図1に示す第3の回路体の順方向パワーMOSFET及び逆方向パワーMOSFETの両方においてオフ状態で故障が発生した場合の電気の経路を説明する概略回路構成図である。 図6は、従来の車両用電源供給システムを説明する概略回路構成図である。
本発明の車両用電源供給システムに関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
<車両用電源供給システムの回路構成について>
図1を参照して、本実施形態の車両用電源供給システム10の回路構成について説明する。図1は、本実施形態に係る車両用電源供給システム10を説明する概略回路構成図である。
なお、図1では、模式的にパワーMOSFET23,33,34,36,41A,41B,42A,42B,43A,43Bを表現して示しているが、制御ユニット(制御部)50からそれぞれオンオフ制御可能なように、パワーMOSFET23,33,34,36,41A,41B,42A,42B,43A,43Bに所定の電圧を印加するための所定の電気回路(不図示)も設けられている。図2〜図5についても同様である。また、図1〜図5中の白抜きの矢印は、第1の負荷回路系20の発電機(電源)21からの電気の経路(流れ)を意味している。
図1に示すように、本実施形態の車両用電源供給システム10は、第1の負荷回路系20と、第2の負荷回路系30と、パワー半導体モジュール40と、制御ユニット50と、を有する。
第1の負荷回路系20は、オルタネータなどの発電機21を電源として含み、また負荷として発電機やエンジンなどの付設されるファンなどの負荷22と、発電機21と当該負荷22とを接続するための電源線W21と、を有する。第1の負荷回路系20では、発電機21の下流回路に当該負荷22が接続され、電源線W21を介して発電機21から当該負荷22に電気が供給される。
なお、第1の負荷回路系の負荷22は、ファンの他に発電機21関連の電気を要する装置や機器などが該当する。また、発電機21及び負荷22はその負極側で接地(グランド)される。
第2の負荷回路系30は、鉛バッテリなどの蓄電池31を電源として含み、また負荷としてアンチロック・ブレーキ・システムなどの第1の負荷32と、車内エアコンなどの第2の負荷35と、を有する。
なお、第2の負荷回路系30の第1の負荷32は、アンチロック・ブレーキ・システムの他に機能安全性の要求が高いシステム、例えばエンジン系負荷であるインジェクタ・システムなどが該当する。また、第2の負荷回路系30の第2の負荷35は、車内エアコンの他、蓄電池31関連の安全機能性の要求が低いシステム、AC/DCコンバータ、空調ファンなどが該当する。
蓄電池31は、バッテリ容量が低下しないように、オルタネータなどの発電機21により充電される。また、蓄電池31、第1及び第2の負荷32,35はその負極側で接地(グランド)される。
なお、本実施形態では、第2の負荷回路系30の電源として鉛バッテリの蓄電池31を用いるが、電源の機能を有するものであれば、発電機などの電源や、リチウムイオンバッテリなどの蓄電池などを適宜用いることが可能である。
さらに、第2の負荷回路系30は、電源線として、第1、第2及び第3の電源線W31,W32,W33を有する。第1、第2及び第3の電源線W31,W32,W33は、蓄電池31又は第1の負荷回路系20の発電機21に対して並列に配置される。
第2の負荷回路系30の第1の電源線W31は、パワー半導体モジュール40を介して第1の負荷32と第1の負荷回路系20の発電機21とを接続する。また、当該第1の電源線W31の下流端は、第1の負荷32の正極側に接続される。
第2の負荷回路系30の第2の電源線W32は、パワー半導体モジュール40を介して第1の負荷32と第1の負荷回路系20の発電機21とを接続すると共に、第1の負荷32と蓄電池31とを直接接続する。すなわち、当該第2の電源線W32の上流端は、蓄電池31の正極側及びパワー半導体モジュール40の他端(図1中、左側端)に接続される。また、その下流端は、第1の負荷32の正極側に接続される。
第2の負荷回路系30の第3の電源線W33は、第2の電源線W32と同様に、パワー半導体モジュール40を介して第2の負荷35と第1の負荷回路系20の発電機21とを接続すると共に、第2の負荷35と蓄電池31とを直接接続する。すなわち、当該第3の電源線W33の上流端は、蓄電池31の正極側及びパワー半導体モジュール40の他端に接続される。また、その下流端は、第2の負荷35の正極側に接続される。
このように第2の負荷回路系30では、蓄電池31又は第1の負荷回路系20の発電機21の下流回路に第1及び第2の負荷32,35が接続され、第1、第2又は第3の電源線W31,W32,W33を介して蓄電池31又は発電機21から第1及び第2の負荷32,35に電気が供給される。
そして、第1の負荷回路系20の電源線W21には、負荷22の上流側に逆方向パワーMOSFET23が配設される。第2の負荷回路系30の第1、第2及び第3の電源線W31,W32,W33にも同様に、各負荷32,35の上流側に第1、第2及び第3の逆方向パワーMOSFET33,34,36がそれぞれ配設される。すなわち、第1の電源線W31には第1の逆方向パワーMOSFET33、第2の電源線W32には第2の逆方向パワーMOSFET34、そして第3の電源線W33には第3の逆方向パワーMOSFET36が設けられる。
これら逆方向パワーMOSFET23,33,34,36は、電源21,31から供給される電源電圧に対してオン状態のときに逆方向バイアス状態となる。すなわち、逆方向パワーMOSFET23,33,34,36は、スイッチング素子として機能し、後述する制御ユニット50によりオンオフ制御されてオン状態のときに短絡して、電源21,31から流れる電気を通電させる。
また、本実施形態では、第2の負荷回路系30において、第1の電源線W31が通常状態で使用されるメインの電気経路を構成する。その一方で、第2の電源線W32が、後述するパワーMOSFET23,33,34,36,41A,41B,42A,42B,43A,43Bの何れかに故障が発生した場合にバックアップ的に使用されるサブの電気経路を構成する。
パワー半導体モジュール40は、第1及び第2の負荷回路系20,30の間に配設されており、一方端で第1の負荷回路系20、他方端で第2の負荷回路系30に接続する。そして、パワー半導体モジュール40は、複数(本実施形態では3つ)の回路体41,42,43が並列に接続されて構成される。第1、第2及び第3の回路体41,42,43は、直列に接続された順方向パワーMOSFET41B,42B,43B及び逆方向パワーMOSFET41A,42A,43Aをそれぞれ一組(1ユニット)にして構成される。そのため、パワー半導体モジュール40は、回路保護機構として電源21,31からの供給される大電流から第1又は第2の負荷回路系20,30を保護する機能を有することになる。
なお、各回路体41,42,43において、逆方向パワーMOSFET41A,42A,43Aは第1の負荷回路系20側に配置される。順方向パワーMOSFET41B,42B,43Bは、第2の負荷回路系30側に配置される。
なお、本実施形態では、回路体41,42,43を3つとしたが、これに限定されない。そのユニット数はパワー半導体モジュール40にかかる負荷容量に応じて適宜選択される。
また、順方向パワーMOSFET41B,42B,43Bは、オン状態のときに順方向バイアスとなる素子である。すなわち、パワー半導体モジュール40の回路体41,42,43は、両方のパワーMOSFET41A,41B,42A,42B,43A,43Bを直列で有することで、制御ユニット50により両方がオフの状態にされれば電流を上下流共に遮断し、その一方で両方がオンの状態にされれば、電流を上下流共に通電する。結果的に、パワー半導体モジュール40の回路体41,42,43それぞれは、全体としてスイッチング回路として機能する。
ここで、本実施形態では、第2の負荷回路系30の第1の電源線W31の上流端が、パワー半導体モジュール40の第3の回路体43において、その順方向パワーMOSFET43Bと逆方向パワーMOSFET43Aの間に接続される。これにより、第1の負荷回路系20の発電機21から第2の負荷回路系30の第1の電源線W31を経由して第1の負荷32に電源供給される経路において、第3の回路体43の逆方向パワーMOSFET43Aと、第1の逆方向パワーMOSFET33と、が直列に接続されることになる。
制御ユニット50は、ハードウェアとして演算回路、インタフェース回路及びメモリ回路などを含むコンピュータシステムで構成され、パワーMOSFET23,33,34,36,41A,41B,42A,42B,43A,43Bをそれぞれオンオフ制御する。また、制御ユニット50には、車両用電源供給システムの異常を検知するための各種センサ(不図示)からの検知信号が入力される。この検知信号には、回路体41,42,43の順方向パワーMOSFET41B,42B,43B又は逆方向パワーMOSFET41A,42A,43A、第1の負荷回路系20の逆方向パワーMOSFET23、又は第2の負荷回路系30の逆方向パワーMOSFET33,34,36の何れかが故障したかを報知する信号も含まれる。制御ユニット50は、当該検知信号に応じて、故障したパワーMOSFET23,33,34,36,41A,41B,42A,42B,43A,43B以外のパワーMOSFET23,33,34,36,41A,41B,42A,42B,43A,43Bをそれぞれオンオフ制御する。
何れのパワーMOSFET3,33,34,36,41A,41B,42A,42B,43A,43Bも故障してない通常状態では、制御ユニット50は、第2の負荷回路系30の第2の逆方向パワーMOSFET34を常時オフ状態に設定して、その機能を停止する。そして、制御ユニット50は、それ以外のパワーMOSFET23,33,36,41A,41B,42A,42B,43A,43Bをオン状態に設定する。このときには、第2の負荷回路系30の第1の負荷32に供給される電気は、パワー半導体モジュール40の第3の回路体43の逆方向パワーMOSFET43Aから第2の負荷回路系30の第1の電源線W31及び第1の逆方向パワーMOSFET33をメイン(通常)の経路として供給される。また、第2の逆方向パワーMOSFET34がオフ状態であるため、第2の電源線W32には電気が一切通電されない。
<制御ユニットのオンオフ制御による電気の経路について>
次に図2〜図4を参照して、回路体41,42,43の順方向パワーMOSFET41B,42B,43B又は逆方向パワーMOSFET41A,42A,43A、第1の逆方向パワーMOSFET33、又は第2の逆方向パワーMOSFET34の何れかが故障した場合の電気の経路について説明する。図2は、第2の負荷回路系30の第1の逆方向パワーMOSFET33においてオン状態で故障が発生した場合の電気の経路を説明する概略回路構成図である。図3は、図1に示す第2の負荷回路系30の第1の逆方向パワーMOSFET33においてオフ状態で故障が発生した場合の電気の経路を説明する概略回路構成図である。図4は、第3の回路体43の順方向パワーMOSFET43B及び逆方向パワーMOSFET43Aの両方においてオン状態で故障が発生した場合の電気の経路を説明する概略回路構成図である。図5は、第3の回路体43の順方向パワーMOSFET43B及び逆方向パワーMOSFET43Aの両方においてオフ状態で故障が発生した場合の電気の経路を説明する概略回路構成図である。
図2に示す回路構成図では、第2の負荷回路系30の第1の逆方向パワーMOSFET33においてオン状態で故障が発生している。この場合には、第1の電源線W31には第1の負荷回路系20の発電機21から常時電気が供給されることになり、不要時にも第2の負荷回路系30の第1の負荷32が駆動することになり、機能安全を害してしまう可能性がある。
そこで、制御ユニット50は、センサ(不図示)により検知された第2の負荷回路系30の第1の逆方向パワーMOSFET33のかかる故障状況に応じて、第3の回路体43の順方向パワーMOSFET43B及び逆方向パワーMOSFET43Aを常時オフ状態となるようにオフ制御する。それと同時に、制御ユニット50は、第2の負荷回路系30の第2の逆方向パワーMOSFET34をオン状態に切り替える。これにより、第2の負荷回路系30の第1の負荷32には、第2の電源線W32及び第2の逆方向パワーMOSFET34を通じて電気が正常に供給されることになる。
なお、このときには、第3の回路体43の機能が停止されるので、パワー半導体モジュール40の負荷容量が減少する結果となる。そのため、制御ユニットは、機能安全の要求が低い第2の負荷35への電気の供給を停止すべく、第2の負荷回路系30の第3の逆方向パワーMOSFET36をオフ状態となるようにオフ制御しても良い。
また、図3に示す回路構成図では、第2の負荷回路系30の第1の逆方向パワーMOSFET33においてオフ状態で故障が発生している。この場合には、第1の電源線W31には第1の負荷回路系20の発電機21から電気が供給されないので、そのままでは機能安全性を害してしまう可能性がある。
そこで、制御ユニット50は、センサにより検知された第2の負荷回路系30の第1の逆方向パワーMOSFET34のかかる故障状況に応じて、第2の負荷回路系30の第2の逆方向パワーMOSFET34をオン状態に切り替える。これにより、第2の負荷回路系30の第1の負荷32には、第2の電源線W32及び第2の逆方向パワーMOSFET34を通じて正常に電気が供給されることになる。
また、図4に示す回路構成図では、第3の回路体43の順方向パワーMOSFET43B及び逆方向パワーMOSFET43Aの両方においてオン状態で故障が発生している。ただし、この場合には、制御ユニット50は、第2の負荷回路系30の第1の逆方向パワーMOSFET33をオンオフ制御することで一応の対応は可能である。
しかしながら、システムの電源冗長性に関して安全側に考え、制御ユニット50は、センサにより検知された第3の回路体43のかかる故障状況に応じて、第1の逆方向パワーMOSFET33を常時オフ状態となるようにオフ制御する。これにより、第1の電源線W31を経由する電気の供給を停止する。それと同時に、制御ユニット50は、第2の負荷回路系30の第2の逆方向パワーMOSFET34をオン状態に切り替える。これにより、第2の負荷回路系30の第1の負荷32には、第2の電源線W32及び第2の逆方向パワーMOSFET34を通じて正常に電気が供給されることになる。
また、図5に示す回路構成図では、第3の回路体43の順方向パワーMOSFET43B及び逆方向パワーMOSFET43Aの両方においてオフ状態で故障が発生している。この場合には、第1の電源線W31には第1の負荷回路系20の発電機21から電気が供給されないので、そのままでは機能安全性を害してしまう可能性がある。
そこで、制御ユニット50は、センサにより検知された第3の回路体43の順方向パワーMOSFET43B及び逆方向パワーMOSFET43Aのかかる故障状況に応じて、第2の負荷回路系30の第2の逆方向パワーMOSFET34をオン状態に切り替える。これにより、第2の負荷回路系30の第1の負荷32には、第2の電源線W32及び第2の逆方向パワーMOSFET34を通じて正常に電気が供給されることになる。
なお、このときにはかかる故障により、第2の負荷回路系30の第1の電源線W31には電気が通電しなくなるので、制御ユニット50は第2の負荷回路系30の第1の逆方向パワーMOSFET33を常時オフ状態となるようにオフ制御しても良い。
<本実施形態の車両用電源供給システムの利点について>
本実施形態の車両用電源供給システム10によれば、第2の負荷回路系30の第1の電源線(第1の電源線)W31が、上流端(一端)が第3の回路体(回路体のうちのいずれか1つ)43における、順方向パワーMOSFET43Bと逆方向パワーMOSFET43Aの間に接続され、下流端(他端)が第2の負荷回路系30の第1の負荷(負荷)32に接続され、第1の負荷回路系20の発電機(電源)21から第2の負荷回路系30の第1の電源線(第1の電源線)W31を経由して第1の負荷回路系20の発電機(電源)21に電源供給される経路において、回路体43における逆方向パワーMOSFET43Aと、第1の逆方向パワーMOSFET33と、が直列に接続される。このため、複数の回路体41,42,43のうち1つの逆方向パワーMOSFET43Aを活用(流用)して、第1の電源線W31を含む通常使用の電気経路にスイッチング機能を実現することができる。これにより、システムの電源冗長性を向上させながらも、半導体素子の部品点数を削減することができる。
また、本実施形態の車両用電源供給システム10によれば、回路体41,42,43の順方向パワーMOSFET41B,42B,43B又は逆方向パワーMOSFET41A,42A,43A、第1の逆方向パワーMOSFET33、又は第2の逆方向パワーMOSFET34の何れかが故障した場合に、検知されたその故障状況に応じて、故障したパワーMOSFET33,34,41A,41B,42A,42B,43A,43B以外のパワーMOSFET33,34,41A,41B,42A,42B,43A,43Bをそれぞれオンオフ制御する制御ユニット(制御部)50をさらに有する。このため、複数のパワーMOSFET33,34,41A,41B,42A,42B,43A,43Bのうち一部が故障して通常の電源線W31,W32,W33から電気供給が不能になっても、別経路から電気を迅速且つ適切に供給することができる。
また、本実施形態の車両用電源供給システム10における回路構成をパワー半導体デバイスとして車両用に限らず、様々な分野で使用される電源供給システムに広く適用することができる。上述した車両用電源供給システム10と同様な作用効果を得ることができる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこれら実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良などが可能である。
ここで、上述した本発明に係るパワー半導体デバイス、及びそのパワー半導体デバイスを備える車両用電源供給システム10の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[3]に簡潔に纏めて列記する。
[1]直列に接続された順方向パワーMOSFET(41B,42B,43B)及び逆方向パワーMOSFET(41A,42A,43A)を一組とする回路体(41,42,43)が複数並列に接続された、電源(第1の負荷回路系20の発電機、21)から供給される大電流から回路を保護する半導体ヒューズとして機能するパワー半導体モジュール(40)と、
前記パワー半導体モジュール(40)を介して、電源供給される負荷(第2の負荷回路系30の第1の負荷、32)と前記電源(第1の負荷回路系20の発電機、21)とを接続する第1の電源線(W31)と、
前記第1の電源線(W31)に設けられた、前記電源(第1の負荷回路系20の発電機、21)から供給される電源電圧に対してオン状態のときに逆方向バイアス状態になる第1の逆方向パワーMOSFET(33)と、
前記パワー半導体モジュール(40)を介して、前記負荷(第2の負荷回路系30の第1の負荷、32)と前記電源(第1の負荷回路系20の発電機、21)とを接続する第2の電源線(W32)と、
前記第2の電源線(W32)に設けられた、前記電源(第1の負荷回路系20の発電機、21)から供給される電源電圧に対してオン状態のときに逆方向バイアス状態になる第2の逆方向パワーMOSFET(34)と、
を備え、
前記第1の電源線(W31)が、一端が前記回路体(41,42,43)のうちのいずれか1つにおける、前記順方向パワーMOSFET(43B)と前記逆方向パワーMOSFET(43A)の間に接続され、他端が前記負荷(第2の負荷回路系30の第1の負荷、32)に接続され、
前記電源(第1の負荷回路系20の発電機、21)から前記第1の電源線(W31)を経由して前記負荷(第1の負荷回路系20の発電機、21)に電源供給される経路において、前記回路体(43)における前記逆方向パワーMOSFET(43A)と、前記第1の逆方向パワーMOSFET(33)と、が直列に接続される
ことを特徴とするパワー半導体デバイス。
[2]前記回路体(41,42,43)の前記順方向パワーMOSFET(41B,42B,43B)又は前記逆方向パワーMOSFET(41A,42A,43A)、前記第1の逆方向パワーMOSFET(33)、又は前記第2の逆方向パワーMOSFET(34)の何れかが故障した場合に、検知されたその故障状況に応じて、故障したパワーMOSFET(33,34,41A,41B,42A,42B,43A,43B)以外のパワーMOSFET(33,34,41A,41B,42A,42B,43A,43B)をそれぞれオンオフ制御する制御部をさらに有する
ことを特徴とする[1]に記載のパワー半導体デバイス。
[3][1]又は[2]に記載のパワー半導体デバイスを備える車両用電源供給システム(10)。
10 車両用電源供給システム
20 第1の負荷回路系
21 発電機(電源)
22 負荷
23 逆方向パワーMOSFET
30 第2の負荷回路系
31 蓄電池
32 第1の負荷(負荷)
33 第1の逆方向パワーMOSFET
34 第2の逆方向パワーMOSFET
35 第2の負荷
36 第3の逆方向パワーMOSFET
40 パワー半導体モジュール
41 第1の回路体
41A 逆方向パワーMOSFET
42B 順方向パワーMOSFET
42 第2の回路体
42A 逆方向パワーMOSFET
42B 順方向パワーMOSFET
43 第3の回路体
43A 逆方向パワーMOSFET
43B 順方向パワーMOSFET
50 制御ユニット(制御部)
60 車両用電源供給システム
70 第1の負荷回路系
71 発電機
72 負荷
73 逆方向パワーMOSFET
80 第2の負荷回路系
81 蓄電池
82 第1の負荷
83 第1の逆方向パワーMOSFET
84 第2の負荷
85 第3の逆方向パワーMOSFET
90 パワー半導体モジュール
91 第1の回路体
91A 逆方向パワーMOSFET
92B 順方向パワーMOSFET
92 第2の回路体
92A 逆方向パワーMOSFET
92B 順方向パワーMOSFET
93 第3の回路体
93A 逆方向パワーMOSFET
93B 順方向パワーMOSFET
W21 電源線
W31 第1の電源線
W32 第2の電源線
W33 第3の電源線
W71 電源線
W81 第1の電源線
W82 第2の電源線

Claims (3)

  1. 直列に接続された順方向パワーMOSFET及び逆方向パワーMOSFETを一組とする回路体が複数並列に接続された、電源から供給される大電流から回路を保護する半導体ヒューズとして機能するパワー半導体モジュールと、
    前記パワー半導体モジュールを介して、電源供給される負荷と前記電源とを接続する第1の電源線と、
    前記第1の電源線に設けられた、前記電源から供給される電源電圧に対してオン状態のときに逆方向バイアス状態になる第1の逆方向パワーMOSFETと、
    前記パワー半導体モジュールを介して、前記負荷と前記電源とを接続する第2の電源線と、
    前記第2の電源線に設けられた、前記電源から供給される電源電圧に対してオン状態のときに逆方向バイアス状態になる第2の逆方向パワーMOSFETと、
    を備え、
    前記第1の電源線が、一端が前記回路体のうちのいずれか1つにおける、前記順方向パワーMOSFETと前記逆方向パワーMOSFETの間に接続され、他端が前記負荷に接続され、
    前記電源から前記第1の電源線を経由して前記負荷に電源供給される経路において、前記回路体における前記逆方向パワーMOSFETと、前記第1の逆方向パワーMOSFETと、が直列に接続される
    ことを特徴とするパワー半導体デバイス。
  2. 前記回路体の前記順方向パワーMOSFET又は前記逆方向パワーMOSFET、前記第1の逆方向パワーMOSFET、又は前記第2の逆方向パワーMOSFETの何れかが故障した場合に、検知されたその故障状況に応じて、故障したパワーMOSFET以外のパワーMOSFETをそれぞれオンオフ制御する制御部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のパワー半導体デバイス。
  3. 請求項1又は2に記載のパワー半導体デバイスを備える車両用電源供給システム。
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