JP2019132625A - 情報処理装置、管理装置、端末装置及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、管理装置、端末装置及び情報処理方法 Download PDF

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Takatoshi Shoji
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Abstract

【課題】現在走行している経路が、走行実績のある異なる経路に比べて好ましい経路であるかを利用者が判断する。【解決手段】第1走行経路の情報及び第2走行経路の走行情報を受けると、表示制御部770が、第1経路と第2経路との分岐点である第1地点を導出し、第1地点の情報を所要時間取得部750へ送る。所要時間取得部750は、移動体MVの現在位置に基づき、移動体MVが第1走行経路を走行して第1地点に到達したと判定すると、第1経路に沿った第1地点から現在位置に至る所要時間を取得し、表示制御部770へ送る。当該所要時間を受けた表示制御部770は、第1経路についての移動体MVの現在位置に関する情報と、当該所要時間に対応する第2経路についての過去の走行の情報とを対比した表示情報を生成する。引き続き、表示制御部770は、表示情報に基づいて表示データを生成し、表示部950へ送る。【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理装置、管理装置、端末装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
従来から、車両等の移動体に配置されるナビゲーション装置が広く普及している。こうしたナビゲーション装置に関する技術の進展は目覚しく、利用者の利便性を向上させるための様々な技術が提案されている。かかる提案技術の一つとして、利用者に対して、多角的な視点から、走行経路に関する情報を提供するものがある(特許文献1参照:以下、「従来例」と呼ぶ)。
この従来例の技術では、経路走行中に、車両の位置情報を時刻情報とともに記憶する。そして、利用者により過去の時刻が指定されたときには、当該過去の時刻に対応する位置を地図上に表示する。また、利用者により未来の時刻が指定されたときには、車両の平均速度に基づき、当該未来の時刻に到達すると予測される位置を算出して当該位置を地図上に表示する。
特開平11−202759号公報
上述した従来例の技術では、現在走行している経路についての過去の位置情報を提供する。この結果、利用者は、走行した経路において、指定した過去の時刻にどこにいたかを確認することができる。また、上述した従来例の技術では、現在走行している経路についての未来の予測位置情報を提供する。この結果、利用者は、走行予定の経路において、指定した未来の時刻にどこにいるかを予測することができる。しかしながら、現在走行している走行経路の過去の位置情報又は未来の予測位置情報に基づいてでは、当該現在走行している経路が、例えば、自車両走行であるかを問わず、同じ目的地へと向かう走行実績のある他の経路と比べて、好ましい経路であるか否かを、利用者自身が直接的に判断することができない。
このため、現在走行している経路が、走行実績のある異なる経路に比べて好ましい経路であるかを利用者が判断することができる技術が望まれている。かかる要請に応えることが、本発明が解決すべき課題の一つとして挙げられる。
請求項1に記載の発明は、移動体が現在利用する第1地点から第2地点までの第1経路の走行情報を取得する第1取得部と;前記第1地点から前記第2地点までの前記第1経路とは異なる第2経路の過去の走行情報を取得する第2取得部と;前記第1経路に沿った現在位置に至る所要時間を取得する所要時間取得部と;前記第1経路についての前記移動体の前記現在位置に関する情報を、前記所要時間に対応する前記第2経路の少なくとも1つについての過去の走行の情報と対比して表示部に表示させる表示制御部と;を備えることを特徴とする情報処理装置である。
請求項10に記載の発明は、移動体が現在利用する第1地点から第2地点までの第1経路の走行情報を取得する第1取得部と;前記第1地点から前記第2地点までの前記第1経路とは異なる第2経路の過去の走行情報を取得する第2取得部と;前記第1経路に沿った現在位置に至る所要時間を取得する所要時間取得部と;前記第1経路についての前記移動体の前記現在位置に関する情報と、前記所要時間に対応する前記第2経路の少なくとも1つについての過去の走行の情報とを対比した表示情報を生成する生成部と;前記生成された表示情報を送信する送信部と;を備えることを特徴とする管理装置である。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の管理情報から送信された表示情報を受信する受信部と;前記表示情報の表示部への表示を制御する端末表示制御部と;を備えることを特徴とする端末装置である。
請求項12に記載の発明は、第1取得部と、第2取得部と、所要時間取得部と、表示制御部とを備える情報処理装置において使用される情報処理方法であって、前記第1取得部が、移動体が現在利用する第1地点から第2地点までの第1経路の走行情報を取得する第1取得工程と;前記第2取得部が、前記第1地点から前記第2地点までの前記第1経路とは異なる第2経路の過去の走行情報を取得する第2取得工程と;前記所要時間取得部が、前記第1経路に沿った現在位置に至る所要時間を取得する所要時間取得工程と;前記表示制御部が、前記第1経路についての前記移動体の前記現在位置に関する情報を、前記所要時間に対応する前記第2経路の少なくとも1つについての過去の走行の情報と対比して表示部に表示させる表示制御工程と;を備えることを特徴とする情報処理方法である。
請求項13に記載の発明は、情報処理装置が有するコンピュータに、請求項12に記載の情報処理方法を実行させる、ことを特徴とする情報処理プログラムである。
本発明の第1実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る端末装置及び管理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施例に係る情報処理装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図3の記憶ユニットに記憶される履歴情報の内容を説明するための図である。 図3の情報処理装置による第1経路及び第2経路の情報の対比表示処理を説明するためのフローチャートである。 図5の処理により表示される対比表示の例を説明するための図である。 本発明の第2実施例に係る情報処理システムにおける端末装置及び案内装置の位置付けを説明するためのブロック図である。 図7の端末装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図7の管理装置の構成を概略的に示すブロック図である。 変形例を説明するための図(その1)である。 変形例を説明するための図(その2)である。 変形例を説明するための図(その3)である。 第1経路の道路と第2経路の道路とが同じ場合の第1経路及び第2経路の情報の対比表示の例を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態を、添付図面を参照して説明する。なお、以下の説明及び図面においては、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態を、図1を参照して説明する。
<構成>
図1には、第1実施形態に係る情報処理装置700の構成がブロック図にて示されている。情報処理装置700は、電気エネルギを駆動用のエネルギの全部として利用する移動体MV(例えば、電気自動車)内に配置される。
第1実施形態では、移動体MVには、情報処理装置700に加えて、バッテリ910と、ECU(Electrical Control Unit)920とが装備されている。また、移動体MVには、位置検出部930と、表示部950とが配置されている。
上記のバッテリ910には、移動体MVの駆動用エネルギが蓄えられる。かかる駆動用エネルギを利用して移動体MVが移動する。
上記のECU920は、移動体MVの状態を検出する不図示の各種のセンサによる検出結果を収集する。そして、ECU920は、収集された検出結果に基づいて、移動体MVの走行の制御に有用な様々なパラメータ値を逐次導出しつつ、移動体MVの走行の制御や管理を行う。
第1実施形態では、ECU920により導出されるパラメータ値には、バッテリ910のエネルギ残量(残電力量)の現在値が含まれている。そして、ECU920は、バッテリ910のエネルギ残量の現在値を、例えば、CAN(Controller Area Network)等の通信プロトコルによって動作する車内通信網を介して、情報処理装置700へ送る。
上記の位置検出部930は、例えば、GPS(Global Positioning System)測位、マルチGNSS(Global Navigation Satellite System)測位等を行う資源を含む位置センサであり、移動体MVの現在位置及び現在時刻を逐次検出する。そして、位置検出部930は、検出された移動体MVの現在位置及び現在時刻を情報処理装置700へ送る。
上記の表示部950は、液晶ディスプレイパネル等の表示デバイスを備えて構成されている。表示部950は、情報処理装置700から送られた表示データを受ける。そして、表示部950は、当該表示データに対応する画像を表示する。
《情報処理装置700の構成》
上記の情報処理装置700の構成について、説明する。
情報処理装置700は、図1に示されるように、記憶部710と、第1取得部720と、探索部730とを備えている。また、情報処理装置700は、第2取得部740と、所要時間取得部750と、表示制御部770とを備えている。
上記の記憶部710は、不揮発性の記憶素子を備えて構成される。当該記憶部710には、地図情報及び第1種履歴情報が記憶される。記憶部710には、第1取得部720、探索部730、第2取得部740及び表示制御部770がアクセス可能となっている。
地図情報には、高精度の道路の形状をリンクやノード(交差点等)で表す道路形状データ、建物、河川、地表面(フィーチャ)等を表す背景データ、POI(Point Of Interests)データ等が含まれている。ここで、道路形状データには、リンクの車線に関する情報が含まれている。
第1種履歴情報には、移動体MVによる複数の過去の走行履歴情報が含まれている。当該走行履歴情報には、走行日時、及び、当該走行日時に対応付けた走行位置の情報(走行した車線情報を含む)とバッテリ910のエネルギ残量とが含まれている。当該第1種履歴情報は、第1取得部720が生成し、記憶部710内に格納する。
上記の第1取得部720は、ECU920から送られたエネルギ残量の現在値を取得する。また、第1取得部720は、位置検出部930から送られた移動体MVの現在位置及び現在時刻を取得する。位置検出部930から送られた移動体MVの現在位置を受けた第1取得部720は、例えば、記憶部710内の地図情報を参照しつつ、移動体MVの前方を撮影する不図示の撮影部の撮影結果に基づき、移動体MVが走行している車線を特定する。そして、第1取得部720は、現在時刻(日時)、車線情報を含む移動体MVの現在位置の情報、及び、エネルギ残量を記憶部710に格納し、走行履歴情報を生成する。
また、第1取得部720は、移動体MVの現在位置及び現在時刻を所要時間取得部750へ送る。さらに、第1取得部720は、移動体MVの現在位置、現在時刻及びエネルギ残量の現在値を、表示制御部770へ送る。
上記の探索部730は、出発地及び目的地、並びに、経由地等を指定した経路探索指令を受けると、記憶部710に記憶された地図情報を参照して、指定内容に従った当該出発地から目的地までの経路を探索する。こうして探索された経路の情報は、第1走行経路の情報として、所要時間取得部750及び表示制御部770へ送られる。
上記の第2取得部740は、表示制御部770から送られた取得指令に従って、記憶部710から、第1走行経路に含まれる第1経路の走行情報と対比される第2経路を含んだ第2走行経路の走行情報を取得する。ここで、第2走行経路とは、第1走行経路に含まれる経路と異なる経路を含む経路であり、第1走行経路の出発地と第2走行経路の出発地とは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。また、第1走行経路の目的地と第2走行経路の目的地とは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。そして、第1走行経路と第2走行経路との分岐点を第1地点といい、第1走行経路と第2走行経路との合流点を第2地点というものとする。
このため、第1走行経路の出発地と第2走行経路の出発地とが同じであり、第1走行経路の目的地と第2走行経路の目的地とが同じであって、第1走行経路のすべてが第2走行経路と異なる場合には、出発地が第1地点となり、目的地が第2地点となる。
また、第1実施形態では、第1経路とは、第1走行経路に含まれる第1地点から第2地点までの経路をいう。また、第2経路とは、第2走行経路に含まれる第1地点から第2地点までの第1経路とは異なる経路をいう。ここで、「経路」については、同じ道路であっても、走行する車線が異なれば、異なる経路としている。こうして取得された第2走行経路の走行情報は、表示制御部770へ送られる。
上記の所要時間取得部750は、第1取得部720から送られた移動体MVの現在位置及び現在時刻を受ける。また、所要時間取得部750は、探索部730から送られた第1走行経路の情報を受ける。さらに、所要時間取得部750は、表示制御部770から送られた第1走行経路と第2走行経路との分岐点である第1地点の情報を受ける。第1地点の情報を受けると、所要時間取得部750は、第1走行経路に沿って移動体MVが走行して、移動体MVが第1地点に到達したか否かを判定する。そして、所要時間取得部750は、移動体MVが第1地点に到達したと判定すると、時間計測を開始し、第1経路に沿った第1地点から現在位置に至る所要時間を取得する。こうして取得された所要時間は、表示制御部770へ逐次送られる。
上記の表示制御部770は、探索部730から送られた第1走行経路の情報を受ける。第1走行経路の情報を受けると、第2経路を含んだ第2走行経路の走行情報を取得すべき旨の取得指令を生成し、生成された取得指令を第2取得部740へ送る。そして、表示制御部770は、当該取得指令に対する応答として、第2取得部740から第2走行経路の走行情報を受ける。こうして第2走行経路の走行情報を受けると、表示制御部770は、第1地点に関する情報を所要時間取得部750へ送る。
また、表示制御部770は、第1取得部720から送られた移動体MVの現在位置、現在時刻及びエネルギ残量の現在値を受ける。また、表示制御部770は、所要時間取得部750から送られた第1経路の沿った第1地点から現在位置に至る所要時間を受ける。
第1経路に沿った現在位置に至る所要時間を受けると、表示制御部770は、第1経路についての移動体MVの現在位置に関する情報と、当該所要時間に対応する第2経路の少なくとも1つについての過去の走行の情報とを対比した表示情報を生成する。かかる表示情報を生成すると、表示制御部770は、当該表示情報に基づいて表示データを生成し、表示部950へ送る。表示制御部770による処理の詳細については、後述する。
<動作>
上記のように構成された情報処理装置700の動作について、表示制御部770による処理に主に着目して説明する。
情報処理装置700では、第1取得部720が、ECU920から送られたバッテリ910のエネルギ残量の現在値を取得しているものとする。また、第1取得部720は、位置検出部930から送られた移動体MVの現在位置及び現在時刻を取得しているものとする。そして、第1取得部720は、移動体MVの現在位置、現在時刻及びエネルギ残量の現在値を、表示制御部770へ送っているものとする。また、第1取得部720は、移動体MVの現在位置及び現在時刻を所要時間取得部750へ送っているものとする。また、記憶部710には、走行履歴が記憶されているものとする。
第1経路及び第2経路の情報の対比表示処理は、探索部730により、第1走行経路が探索され、移動体MVが走行すると開始する。当該対比表示処理に際しては、まず、探索部730が、第1走行経路の情報を、表示制御部770及び所要時間取得部750へ送る。
探索部730から送られた第1走行経路の情報を受けた表示制御部770は、第2経路を含んだ第2走行経路の走行情報を、記憶部710から取得すべき旨の取得指令を生成し、生成された取得指令を第2取得部740へ送る。第1実施形態では、第1経路の走行時間帯と第2経路の走行時間帯とが同一であり、かつ、第1経路における第1地点の走行時刻と第2経路における第1地点の走行時刻とが同一であると予測される第2走行経路の走行情報を取得することを条件とした取得指令となっている。ここで、走行時刻の同一は、厳密は同一を要求するものではなく、例えば、10分程度の違いを許容するものとする。
当該取得指令を受けた第2取得部740は、取得条件と合致する第2経路を含んだ第2走行経路の走行情報が記憶部710内の第1種履歴情報に存在する場合に、当該第2走行経路の走行情報を、記憶部710から取得する。そして、第2取得部740は、当該第2走行経路の走行情報を表示制御部770へ送る。こうして第2走行経路の走行情報を受けると、表示制御部770は、第1走行経路と第2走行経路との分岐点である第1地点を導出して、当該第1地点に関する情報を所要時間取得部750へ送る。なお、取得条件と合致する第2走行経路の走行情報が記憶部710内に存在しない場合には、第1経路及び第2経路の情報の対比表示処理は終了する。
表示制御部770から送られた第1地点に関する情報を受けた所要時間取得部750は、第1取得部720から送られた移動体MVの現在位置に基づいて、移動体MVが第1走行経路に沿って走行し、第1地点に到達したか否かを判定する。そして、移動体MVが第1地点に到達したと判定すると、所要時間取得部750は、時間計測を開始し、第1経路に沿った第1地点から現在位置に至る所要時間を取得する。引き続き、所要時間取得部750は、当該所要時間を表示制御部770へ送る。
第1経路に沿った現在位置に至る所要時間を受けた表示制御部770は、第1経路についての移動体MVの現在位置に関する情報と、当該所要時間に対応する第2経路についての過去の走行の情報とを対比した表示情報を生成する。
かかる表示情報の生成に際して、表示制御部770は、第1実施形態では、第1経路に沿った現在位置から第2地点までの距離と、第2経路に沿った、所要時間に対応する位置から第2地点までの距離とを対比した表示情報を生成する。
また、かかる表示情報の生成に際して、表示制御部770は、第1経路に沿った第1地点から現在位置までの走行に要した走行エネルギ消費量と、第2経路に沿った、第1地点から所要時間で走行した地点までの走行に要した走行エネルギ消費量とを対比した表示情報を生成する。引き続き、表示制御部770は、当該表示情報に基づいて表示データを生成し、表示部950へ送る。この結果、表示部950に、移動体MVが現在走行している第1経路の情報と、走行実績のある第2経路の情報とを対比した表示情報の画像が表示される。
なお、第1取得部720は、ECU920から送られたエネルギ残量の現在値、並びに雄、位置検出部930から送られた移動体MVの現在位置及び現在時刻を取得すると、これらの情報を記憶部710に格納し、走行履歴情報を生成する。
以上説明したように、第1実施形態では、表示制御部770が、第1走行経路の情報を受けると、第2経路を含んだ第2走行経路の走行情報を、記憶部710から取得すべき旨の取得指令を生成して、第2取得部740へ送る。当該取得指令を受けた第2取得部740は、第2走行経路の走行情報を取得し、表示制御部770へ送る。表示制御部770は、第2走行経路の走行情報を受けると、第1経路と第2経路との分岐点である第1地点を導出して、当該第1地点に関する情報を所要時間取得部750へ送る。
表示制御部770から送られた第1地点に関する情報を受けた所要時間取得部750は、移動体MVの現在位置に基づいて、移動体MVが第1走行経路に沿って走行し、第1地点に到達したか否かを判定する。そして、移動体MVが第1地点に到達したと判定すると、所要時間取得部750は、時間計測を開始して第1経路に沿った第1地点から現在位置に至る所要時間を取得し、当該所要時間を表示制御部770へ送る。
第1経路に沿った現在位置に至る所要時間を受けた表示制御部770は、第1経路についての移動体MVの現在位置に関する情報と、当該所要時間に対応する第2経路についての過去の走行の情報とを対比した表示情報を生成する。引き続き、表示制御部770は、生成された表示情報を表示部950へ送る。この結果、表示部950に、移動体MVが現在走行している第1経路の情報と、走行実績のある第2経路の情報とを対比した表示情報の画像が表示される。
このため、利用者は、移動体MVが現在走行している第1経路の情報と、走行実績のある第2経路の情報とを対比することができる。
また、第1実施形態では、第1経路に沿った現在位置から第2地点までの距離と、第2経路に沿った、所要時間に対応する位置から第2地点までの距離とを対比した表示情報を生成する。
このため、利用者は、同一の所要時間での第2地点までの距離を確認するとの観点から、第1経路と第2経路とを比較することができる。
また、第1実施形態では、第1経路に沿った第1地点から現在位置までの走行に要した走行エネルギ消費量と、第2経路に沿った第1地点から所要時間で走行した地点までの走行に要した走行エネルギ消費量とを対比した表示情報を生成する。
このため、利用者は、走行エネルギの消費量、すなわち、電力量消費率(電費)の観点から、第1経路と第2経路とを比較することができる。
また、上記の第1実施形態では、第1経路の走行時間帯と第2経路の走行時間帯とが同一の時間帯であり、かつ、第1経路における第1地点の走行時刻と第2経路における第1地点の走行時刻とが同一の時刻であると予測される第2走行経路の走行情報を取得するようにした。
このため、利用者は、同一の時間帯かつ同一の時刻における第1経路の情報と第2経路の情報とを比較することができる。これにより、利用者は、例えば、朝の通勤時において利用する経路を、走行時間や電費の観点から決定することができる。
また、上記の第1実施形態では、同じ道路であっても、車線が異なれば経路としている。このため、同じ道路であっても、現在走行している車線が、走行実績のある異なる車線に比べて好ましい車線であるかを利用者が判断することができる。
したがって、第1実施形態によれば、現在走行している経路が、走行実績のある異なる経路に比べて好ましい経路であるかを利用者が判断することができる。
<第1実施形態の変形>
上記の第1実施形態に対しては、様々な変形を行うことができる。
例えば、上記の第1実施形態では、情報処理装置700が、情報処理装置700の外部の位置検出部930から送られた移動体MVの現在位置及び現在時刻を取得するようにした。これに対し、位置検出部930として利用できる資源が外部に存在しない場合には、位置検出部930の機能を果たす資源を、情報処理装置700が備えるようにしてもよい。
また、上記の第1実施形態では、情報処理装置700により生成された表示情報を、情報処理装置700の外部の表示部950を利用して表示するようにした。これに対し、表示部950として利用できる資源が外部に存在しない場合には、表示部950の機能を果たす資源を、情報処理装置700が備えるようにしてもよい。
また、上記の第1実施形態では、第1経路に沿った現在位置から第2地点までの距離と、第2経路に沿った、所要時間に対応する位置から第2地点までの距離とを対比した表示情報を生成するようにした。これに対し、第1経路に沿った第1地点から現在位置までの距離と、第2経路に沿った、第1地点から所要時間で走行した地点までの距離とを対比する表示情報を生成するようにしてもよい。
また、上記の第1実施形態では、第2走行経路の走行情報の取得に際して、第1経路における第1地点の走行時刻を予測し、第1経路における第1地点の走行時刻と第2経路における第1地点の走行時刻とが同一となる第2走行経路の走行情報を取得した。これに対し、当該予測を行わずに、複数の第2走行情報の候補を予め取得し、移動体が第1地点に到達したときに、当該到達時刻と同一となる経路を、複数の第2走行情報の候補のうちから抽出し、当該抽出された経路を第2走行経路に決定するようにしてもよい。
また、上記の第1実施形態では、第1経路の走行時間帯と第2経路の走行時間帯とが同一であり、かつ、第1経路における第1地点の走行時刻と第2経路における第1地点の走行時刻とが同一であると予測される第2走行経路の走行情報を取得するようにした。これに対し、第1経路の走行時間帯と第2経路の走行時間帯とが同一であり、かつ、第1経路における第1地点の走行時刻と第2経路における第1地点の走行時刻とが異なる時刻である第2走行経路の走行情報を取得するようにしてもよい。
この場合には、利用者は、同一の時間帯かつ異なる時刻における第1経路の情報と第2経路の情報とを比較することができる。これにより、利用者は、例えば、朝の異なる時間において利用する経路を、走行時間や電費の観点から決定することができる。
また、第1経路の走行時間帯と異なる走行時間帯の第2経路を含む第2走行経路の走行情報を取得するようにしてもよい。この場合には、利用者は、異なる時間帯における第1経路の情報と第2経路の情報とを比較することができる。
これにより、利用者は、例えば、朝の通勤時と夜の通勤時において利用する経路を、走行時間や電費の観点から決定することができる。また、第1経路の走行時間帯と同一の時間帯の第2経路が存在しない場合にも、利用者は、第1経路の情報と第2経路の情報とを比較することができる。
また、第1実施形態では、表示制御部は、第2経路に沿った所要時間に対応する位置から第2地点までの距離(以下、「第2距離」とも記す)と、第1経路に沿った現在位置から第2地点までの距離(以下、「第1距離」とも記す)との長短に関らず、第1経路の情報と第2経路の情報とを対比する表示情報を表示部に表示させた。これに対し、表示制御部は、第2経路に沿った所要時間に対応する位置から第2地点までの距離が、第1経路に沿った現在位置から第2地点までの距離より短い場合、すなわち、第2経路を走行するほうが第1経路を走行する場合よりも目的地にはやく到達すると予測される場合に、第1経路の情報と第2経路の情報とを対比する表示情報を表示部に表示させるようにしてもよい。この場合には、利用者は、移動体MVが現在走行している第1経路よりも走行時間が短くなると予想される経路(第2経路)があること、すなわち、第1経路よりも目的地にはやく到達することができる経路(第2経路)があることを認識することができる。
こうした場合の第1経路及び第2経路の情報の対比表示のタイミングとして、走行中に第2距離が第1距離よりも長くなったり短くなったりするときには、第2距離が第1距離よりも短いときに、第1経路の情報と第2経路の情報とを対比する表示情報を表示部に表示させ、第2距離が第1距離よりも長いときには、第1経路の情報のみを表示部に表示するようにしてもよい。
また、表示制御部は、第2経路に沿った所要時間に対応する位置から第2地点までの距離が、第1経路に沿った現在位置から第2地点までの距離より長い場合に、第1経路の情報と第2経路の情報とを対比する表示情報を表示部に表示させるようにしてもよい。この場合には、利用者は、移動体MVが現在走行している第1経路が、走行実績のある経路よりも走行時間が短くなると予想することができる。
また、第2経路が複数存在する場合には、表示制御部は、複数の第2経路について、第1経路の情報と比較するようにしてもよい。
また、第2経路が複数存在する場合には、表示制御部は、利用者が選択した一の第2経路について、第1経路の情報と比較するようにしてもよい。
また、第2経路が複数存在する場合には、表示制御部は、複数の第2経路のうちから、所要時間に対応する位置から第2地点までの距離が最短となる経路を抽出して、当該抽出された経路(以下、「抽出経路」とも記す)の情報と第1経路の情報とを比較するようにしてもよい。この場合にも、当該抽出された経路に沿った所要時間に対応する位置から第2地点までの距離(以下、「抽出経路による第2地点までの距離」と記す)が、第1経路に沿った現在位置から第2地点までの距離より短い場合、すなわち、抽出経路を走行するほうが第1経路を走行する場合よりも目的地にはやく到達すると予測される場合に、第1経路の情報と抽出経路の情報とを対比する表示情報を表示部に表示させるようにしてもよい。
こうした場合の第1経路及び抽出経路の情報の対比表示のタイミングとして、走行中に抽出経路による第2地点までの距離が第1距離よりも長くなったり短くなったりするときには、抽出経路による第2地点までの距離が第1距離よりも短いときに、第1経路の情報と抽出経路の情報とを対比する表示情報を表示部に表示させ、抽出経路による第2地点までの距離が第1距離よりも長いときには、第1経路の情報のみを表示部に表示するようにしてもよい。
また、第2経路が複数存在する場合には、表示制御部は、第1地点から第2地点までの走行エネルギ消費量が最小となる経路を選択して、当該選択された経路の情報と第1経路の情報とを比較するようにしてもよい。
また、上記の第1実施形態では、第1経路に沿った第1地点から現在位置までの走行に要した走行エネルギ消費量と、第2経路に沿った第1地点から所要時間で走行した地点までの走行に要した走行エネルギ消費量とを対比した表示情報を生成したが、走行エネルギ消費量に関する対比表示を省略するようにしてもよい。
また、上記の第1実施形態では、第2走行経路を、第1走行経路を走行する移動体が過去に走行した経路とした。これに対し、第2走行経路を、第1走行経路を走行する移動体及び当該移動体以外の他移動体のいずれかが過去に走行した経路としてもよい。この場合には、情報処理装置が、他移動体との間で通信を行い、当該他移動体が走行した経路の情報を取得するようにすればよい。
また、上記の第1実施形態では、電気エネルギを駆動用のエネルギとする移動体(例えば、電気自動車)に配置される装置に本発明を適用したが、駆動機構としてエンジンを採用するガソリンエンジン車や、ディーゼルエンジン車等に配置される装置に本発明を適用することができる。この場合には、利用者は、燃料消費率(燃費)の観点から、第1経路と第2経路とを比較することができる。
なお、上記の第1実施形態における情報処理装置700の第1取得部720、探索部730、第2取得部740、所要時間取得部750及び表示制御部770の一部又は全部を、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)等を備えた演算部としてのコンピュータとして構成し、予め用意されたプログラムを当該コンピュータで実行することにより、第1取得部720、探索部730、第2取得部740、所要時間取得部750及び表示制御部770の一部又は全部の機能を果たすようにしてもよい。このプログラムはハードディスク、CD−ROM、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、当該コンピュータによって記録媒体からロードされて実行される。また、このプログラムは、CD−ROM、DVD等の可搬型記録媒体に記録された形態で取得されるようにしてもよいし、インターネットなどのネットワークを介した配信の形態で取得されるようにしてもよい。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を、図2を参照して説明する。
<構成>
図2には、第2実施形態に係る情報処理システムが備える端末装置810及び管理装置820の構成がブロック図にて示されている。図2に示されるように、端末装置810は、移動体MV内に配置される。当該移動体MVには、バッテリ910及びECU920が装備されている。そして、ECU920は、端末装置810に接続されている。また、端末装置810は、移動体MVに配置された位置検出部930及び表示部950と接続されている。また、管理装置820は、移動体MV外に配置される。そして、端末装置810と管理装置820とは、ネットワーク500を介して、通信可能となっている。
なお、管理装置820は、端末装置810と同様に構成された他の端末装置とも通信可能となっているが、図2においては、端末装置810のみが代表的に示されている。
《端末装置810の構成》
図2に示されるように、端末装置810は、情報取得部811と、送信部812とを備えている。また、端末装置810は、受信部813と、端末表示制御部814を備えている。
上記の情報取得部811は、ECU920から送られたエネルギ残量の現在値を取得する。また、情報取得部811は、位置検出部930から送られた移動体MVの現在位置及び現在時刻を取得する。こうして取得された移動体MVの現在位置、現在時刻及びエネルギ残量の現在値は、端末送信データとして送信部812へ送られる。
上記の送信部812は、情報取得部811から送られた端末送信データを受ける。そして、送信部812は、当該端末送信データを、ネットワーク500を介して、管理装置820へ送信する。
上記の受信部813は、管理装置820から、ネットワーク500を介して送られた移動体MVが現在走行している第1経路の情報と走行実績のある第2経路の情報とを対比した表示情報(この情報を、「サーバ送信データ」とも記す)を受信する。そして、受信部813は、当該第1経路の情報と第2経路の情報とを対比した表示情報を、端末表示制御部814へ送る。
上記の端末表示制御部814は、受信部813から送られた第1経路の情報と第2経路の情報とを対比した表示情報を受ける。そして、端末表示制御部814は、当該表示情報に基づいて表示データを生成し、表示部950へ送る。
《管理装置820の構成》
図2に示されるように、管理装置820は、上述した探索部730と、第2取得部740と、所要時間取得部750とを備えている。また、管理装置820は、受信部821と、記憶部824と、第1取得部825と、生成部822と、送信部823とを備えている。
すなわち、管理装置820は、上述した第1実施形態の情報処理装置700(図1参照)と比べて、記憶部710に代えて記憶部824を備えている点、第1取得部720に代えて第1取得部825を備えている点、表示制御部770に代えて生成部822を備えている点、並びに、受信部821及び送信部823を更に備えている点が異なっている。これらの相違点に主に着目して、説明を行う。
上記の受信部821は、端末装置810から、ネットワーク500を介して送られた端末送信データを受信する。そして、受信部821は、端末送信データを、第1取得部825へ送る。また、受信部821は、ネットワーク500を介して、移動体MVを含む様々な移動体から送信された走行に関する情報(走行日時、走行位置、エネルギ残量等)を受信すると、当該情報を第1取得部825へ送る。
上記の記憶部824は、不揮発性の記憶素子を備えて構成される。当該記憶部824には、上述した第1実施形態の記憶部710と比べて、第1種走行情報に代えて第2種走行情報が記憶される点が異なっている。記憶部824には、第1取得部825、探索部730、第2取得部740及び生成部822がアクセス可能となっている。
第2種履歴情報には、移動体MVを含む様々な移動体から送信された走行に関する情報により生成された、複数の過去の走行履歴情報が含まれている。当該走行履歴情報には、走行日時、及び、当該走行日時に対応付けた走行位置とバッテリのエネルギ残量とが含まれている。当該第2種履歴情報は、第1取得部825が生成し、記憶部824内に格納する。
上記の第1取得部825は、端末装置810の情報取得部811が取得した移動体MVの現在位置、現在時刻及びエネルギ残量の現在値を、送信部812、ネットワーク500及び受信部821を介して、取得する。そして、第1取得部825は、移動体MVの現在位置及び現在時刻を所要時間取得部750へ送り、移動体MVの現在位置、現在時刻及びエネルギ残量の現在値を、生成部822へ送る。
また、第1取得部825は、ネットワーク500及び受信部821を介して、移動体MVを含む様々な移動体から送信された走行に関する情報を取得する。当該情報を受けた第1取得部825は、記憶部824内の高精度の地図情報を参照しつつ、移動体が走行している車線を特定する。そして、第1取得部825は、走行日時、車線情報を含む走行位置の情報、及び、エネルギ残量を記憶部824に格納し、第2種履歴情報を生成する。
上記の生成部822は、第1経路の情報と第2経路の情報とを対比した表示情報の生成において、上述した表示制御部770と同様にして構成され、当該第1経路の情報と第2経路の情報とを対比した表示情報を生成する。当該表示情報は、送信部823へ送られる。なお、生成部822は、当該表示情報の生成に際して、上述した表示制御部770と比べて、記憶部824に格納された様々な移動体の走行履歴情報を利用する点が異なっている。
上記の送信部823は、生成部822から送られた第1経路の情報と第2経路の情報とを対比した表示情報を受ける。そして、送信部823は、当該第1経路の情報と第2経路の情報とを対比した表示情報を、ネットワーク500を介して、端末装置810へ送信する。
このように、端末装置810と管理装置820とを備える情報処理システムでは、端末装置810の情報取得部811と管理装置820の第1取得部825とが、上述した第1実施形態の第1取得部720の機能を果たしている。また、情報処理システムでは、管理装置820の生成部822と端末装置810の端末表示制御部814が、上述した第1実施形態の表示制御部770の機能を果たしている。
したがって、端末装置810と管理装置820とを備える情報処理システムでは、各構成要素間の相互接続は、必要に応じて送信部812、受信部813、ネットワーク500、受信部821及び送信部823を介することを除いて、上述した第1実施形態の場合と論理的に同様な相互接続となっている。
<動作>
上記のように構成された端末装置810と管理装置820とを備える情報処理システムの動作について説明する。
上述したように、当該情報処理システムでは、各構成要素が、論理的には第1実施形態の場合と同様に相互接続する。ここで、情報処理システムでは、管理装置820の記憶部824には、移動体MVを含む様々な移動体から送信された走行に関する情報により生成された第2種履歴情報が記憶されている。そして、生成部822が、当該第2種履歴情報を利用して、第1経路の情報と第2経路の情報とを対比した表示情報を生成する。このため、第2実施形態における情報処理システムは、第1実施形態の場合と同様に動作するとともに、更に、移動体MVを含む様々な移動体の走行履歴情報を利用した経路情報の対比表示を行うことができる。
以上説明したように、第2実施形態の情報処理システムによれば、第1実施形態の情報処理装置700と同様の効果を奏することができる。また、第2実施形態の情報処理システムによれば、移動体MVを含む様々な移動体の走行履歴情報を利用した経路情報の対比表示を行うことができる。すなわち、第2実施形態の情報処理システムによれば、現在走行している経路が、走行実績のある異なる経路に比べて好ましい経路であるかを利用者が判断することができる。
<第2実施形態の変形>
例えば、上記の第2実施形態では、生成部は、第2距離と、第1距離との長短に関らず、第1経路の情報と第2経路の情報とを対比する表示情報を表示部に表示させた。これに対し、表示制御部は、第2経路に沿った所要時間に対応する位置から第2地点までの距離が、第1経路に沿った現在位置から第2地点までの距離より短い場合、すなわち、第2経路を走行するほうが第1経路を走行する場合よりも目的地にはやく到達すると予測される場合に、第1経路の情報と第2経路の情報とを対比する表示情報を表示部に表示させるようにしてもよい。
こうした場合の第1経路及び第2経路の情報の対比表示のタイミングとして、走行中に第2距離が第1距離よりも長くなったり短くなったりするときには、第2距離が第1距離よりも短いときに、第1経路の情報と第2経路の情報とを対比する表示情報を表示部に表示させ、第2距離が第1距離よりも長いときには、第1経路の情報のみを表示部に表示するようにしてもよい。
また、様々な移動体が走行した第2経路が複数存在する場合には、生成部は、複数の第2経路のうちから、所要時間に対応する位置から第2地点までの距離が最短となる経路を抽出して、抽出経路の情報と第1経路の情報とを比較するようにしてもよい。この場合にも、当該抽出経路に沿った所要時間に対応する位置から第2地点までの距離が、第1経路に沿った現在位置から第2地点までの距離より短い場合、すなわち、抽出経路を走行するほうが第1経路を走行する場合よりも目的地にはやく到達すると予測される場合に、第1経路の情報と抽出経路の情報とを対比する表示情報を表示部に表示させるようにしてもよい。
こうした場合の第1経路及び抽出経路の情報の対比表示のタイミングとして、走行中に、抽出経路による第2地点までの距離が第1距離よりも長くなったり短くなったりするときには、抽出経路による第2地点までの距離が第1距離よりも短いときに、第1経路の情報と抽出経路の情報とを対比する表示情報を表示部に表示させ、抽出経路による第2地点までの距離が第1距離よりも長いときには、第1経路の情報のみを表示部に表示するようにしてもよい。
また、第2実施形態の情報処理システムが備える端末装置及び管理装置の構成要素については、第1実施形態の場合と同様の変形を行うことができる。
なお、上記の第2実施形態の端末装置810の情報取得部811及び端末表示制御部814の一部又は全部を、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)等を備えた演算部としてのコンピュータとして構成し、予め用意されたプログラムを当該コンピュータで実行することにより、これらの要素の機能の一部又は全部を実現するようにしてもよい。また、管理装置820の第1取得部825、探索部730、第2取得部740、所要時間取得部750及び生成部822の一部又は全部を、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)等を備えた演算部としてのコンピュータとして構成し、予め用意されたプログラムを当該コンピュータで実行することにより、これらの要素の機能の一部又は全部を実現するようにしてもよい。これらのプログラムはハードディスク、CD−ROM、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、当該コンピュータによって記録媒体からロードされて実行される。また、このプログラムは、CD−ROM、DVD等の可搬型記録媒体に記録された形態で取得されるようにしてもよいし、インターネットなどのネットワークを介した配信の形態で取得されるようにしてもよい。
以下、本発明の実施例を、添付図面を参照して説明する。なお、以下の説明及び図面においては、同一又は同等の要素については同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[第1実施例]
まず、本発明の第1実施例を、図3〜図6を参照して説明する。
<構成>
図3には、第1実施例に係る情報処理装置100の概略的な構成がブロック図にて示されている。情報処理装置100は、上述した第1実施形態に係る情報処理装置700(図1参照)の一態様となっている。
情報処理装置100は、電気エネルギを駆動エネルギの全部として利用する電気自動車CR(以下、「車両CR」と呼ぶ)内に配置される。ここで、車両CRが移動体MVに対応している。第1実施例では、車両CRには、バッテリ210と、ECU220とが装備されている。そして、ECU220は、情報処理装置100に接続されている。また、車両CRには、音出力ユニット240と、表示ユニット250と、入力ユニット260と、センサユニット270と、GPS(Global Positioning System)受信ユニット280とが配置され、情報処理装置100に接続されている。
上記のバッテリ210には、車両CRの駆動用エネルギが蓄えられる。かかる駆動用エネルギを利用して車両CRが走行する。このバッテリ210には、充電スポット、自宅等で駆動用エネルギが充電可能となっている。
上記のECU220は、センサユニット270を除く車両CRの状態を検出する不図示の各種のセンサによる検出結果を収集する。そして、ECU220は、収集された検出結果に基づいて、車両CRの走行の制御に有用な様々なパラメータ値を逐次導出しつつ、車両CRの走行の制御や管理を行う。
第1実施例では、ECU220により導出されるパラメータ値には、バッテリ210のエネルギ残量の現在値(残電力量)が含まれている。そして、ECU220は、CAN(Controller Area Network)等の通信プロトコルによって動作する車内通信網を利用して、バッテリ210のエネルギ残量の現在値を情報処理装置100へ送る。
上記の音出力ユニット240は、スピーカを備えて構成される。音出力ユニット240は、情報処理装置100から送られた出力音データを受ける。そして、音出力ユニット240は、当該出力音データに対応する出力音を出力する。
上記の表示ユニット250は、液晶ディスプレイパネル等の表示デバイスを備えて構成される。表示ユニット250は、情報処理装置100から送られた表示データを受ける。そして、表示ユニット250は、当該表示データに対応する画像を表示する。表示ユニット250は、上述した表示部950の機能を果たすようになっている。
上記の入力ユニット260は、情報処理装置100の本体部に設けられたキー部、あるいはキー部を備えるリモート入力装置等により構成される。ここで、本体部に設けられたキー部としては、表示ユニット250に設けられたタッチパネルを用いることができる。また、キー部を有する構成に代えて、音声入力する構成を採用することもできる。
当該入力ユニット260を利用者が操作することにより、情報処理装置100の動作内容の設定や動作指令の入力が行われる。例えば、出発地、目的地及び経由地を指定した経路探索指定等の利用者による入力が、入力ユニット260を利用して行われる。入力ユニット260への入力内容は、入力データとして、情報処理装置100へ送られる。
上記のセンサユニット270は、車速センサ、加速度センサ、角速度センサ、傾斜センサ、車両CRの前方を撮影する撮影部等を備えて構成されている。センサユニット270が備える各種センサによる検出結果は、センサデータとして情報処理装置100へ送られる。
上記のGPS受信ユニット280は、複数のGPS衛星から送信された電波の受信結果に基づいて、車両CRの現在位置を算出する。また、GPS受信ユニット280は、GPS衛星から送出された日時情報に基づいて、現在時刻を計時する。これらの現在位置および現在時刻に関する情報は、GPSデータとして情報処理装置100へ送られる。GPS受信ユニット280は、上述した位置検出部930の機能を果たすようになっている。
《情報処理装置100の構成》
上記の情報処理装置100の構成について、説明する。
情報処理装置100は、図3に示されるように、処理制御ユニット110Aと、記憶ユニット120Aとを備えている。
上記の処理制御ユニット110Aは、情報処理装置100の全体を統括制御するとともに、様々な処理を実行する。当該処理制御ユニット110Aは、演算手段としての中央処理装置(CPU)及びその周辺回路を備えて構成されている。処理制御ユニット110Aが様々なプログラムを実行することにより、情報処理装置100としての各種機能が実現されるようになっている。こうした機能の中には、上述した第1実施形態における第1取得部720、探索部730、第2取得部740、所要時間取得部750及び表示制御部770の機能も含まれている。かかる処理制御ユニット110Aが実行する対比表示処理の詳細については、後述する。
当該処理制御ユニット110Aは、センサユニット270から受けた走行データ及びGPS受信ユニット280から受けたGPSデータに基づいて、記憶ユニット120A中の地図情報MPIを適宜参照し、利用者へのナビゲーション情報の提供処理を行う。こうしたナビゲーション情報の提供処理には、(a)利用者が指定する地域の地図を表示ユニット250の表示デバイスに表示するための地図表示、(b)車両CRが地図上のどこに位置するのか、また、どの方角に向かっているのかを算出するマップマッチング、(c)車両CRの現在位置から利用者が指定する目的地までの推奨経路の探索、(d)推奨経路に基づく走行案内情報の作成、(e)マップマッチング結果や探索経路に関する情報等を提示するために行われる、表示ユニット250を利用した案内表示を行うための制御、及び、音出力ユニット240を利用した音声案内を行うための制御等の処理が含まれる。
なお、処理制御ユニット110Aが実行するプログラムは、ハードディスク、CD−ROM、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、当該記録媒体からロードされて実行される。また、このプログラムは、CD−ROM、DVD等の可搬型記録媒体に記録された形態で取得されるようにしてもよいし、インターネットなどのネットワークを介した配信の形態で取得されるようにしてもよい。
上記の記憶ユニット120Aは、ハードディスク装置等の不揮発性の記憶装置を備えて構成され、情報処理装置100において利用される様々な情報データが記憶される。こうした情報データには、地図情報MPI、履歴情報DHA等が含まれている。記憶ユニット120Aには、処理制御ユニット110Aがアクセスできるようになっている。すなわち、記憶ユニット120Aは、上述した記憶部710の機能を果たすようになっている。
上記の地図情報MPIには、高精度の道路の形状をリンクやノード(交差点等)で表す道路形状データ、建物、河川、地表面(フィーチャ)等を表す背景データ、POI(Point Of Interests)データが含まれている。ここで、道路形状データには、リンクの車線数の情報が含まれている。
上記の履歴情報DHAには、図4に示されるように、走行履歴情報#p(p=1,…)が含まれている。当該走行履歴情報#pには、出発地#p及び目的地#pを含む経路#pの情報に関連付けて、走行日時DTp,j(j=1,…)ごとの位置POSp,j、エネルギ残量ENGp,j及び出発地#pからの経過時間PTp,jが含まれている。当該履歴情報DHAは、処理制御ユニット110Aが生成し、記憶ユニット120A内に格納する。
<動作>
以上のようにして構成された情報処理装置100の動作について、処理制御ユニット110Aによる第1経路及び第2経路の情報の対比表示処理に主に着目して説明する。
第1経路及び第2経路の情報の対比表示処理に際しては、図5に示されるように、まず、ステップS11において、処理制御ユニット110Aが、出発地及び目的地、並びに、経由地等を指定した経路探索指令を受けて、走行経路(第1走行経路)が設定され、車両CRが走行したか否かを判定する。この判定の結果が否定的であった場合(ステップS11:N)には、ステップS11の処理が繰り返される。
第1走行経路が設定されて、ステップS11における判定の結果が肯定的になると(ステップS11:Y)、処理はステップS12へ進む。ステップS12では、処理制御ユニット110Aが、記憶ユニット120A内の履歴情報DHAを参照して、取得条件に合致する対比用の過去の経路(第2走行経路)があるか否かを判定する。第1実施例では、第1経路の走行時間帯と第2経路の走行時間帯とが同一であり、かつ、第1経路における第1地点の走行時刻と第2経路における第1地点の走行時刻とが同一であると予測されることが、取得条件となっている。ここで、走行時刻の同一は、厳密は同一を要求するものではなく、例えば、10分程度の違いを許容するものとする。この判定の結果が否定的であった場合(ステップS12:N)には、第1経路及び第2経路の情報の対比表示処理は終了する。
ステップS12における判定の結果が肯定的であった場合(ステップS12:Y)には、処理はステップS13へ進む。ステップS13では、処理制御ユニット110Aが、第1走行経路の情報及び第2走行経路の情報に基づいて、第1地点及び第2地点を特定する。引き続き、ステップS14において、処理制御ユニット110Aが、車両CRが第1走行経路に沿って走行し、第1地点に到達したか否かを判定する。この判定の結果が否定的であった場合(ステップS14:N)には、ステップS14の処理が繰り返される。
車両CRが第1地点に到達してステップS14における判定の結果が肯定的になると(ステップS14)、処理はステップS15へ進む。ステップS15では、処理制御ユニット110Aが、第1経路に沿った第1地点からの所要時間の計測を開始する。この後、処理はステップS16へ進む。
ステップS16では、処理制御ユニット110Aが、第1地点から現在位置に至る計測された所要時間に対応する第2経路の走行情報を導出する。次に、ステップS17において、処理制御ユニット110Aが、第1経路についての車両CRの現在位置に関する情報と、当該所要時間に対応する第2経路についての過去の走行の情報とを対比した表示情報を生成する。
かかる表示情報の生成に際して、処理制御ユニット110Aは、第1経路に沿った現在位置から第2地点までの距離と、第2経路に沿った、所要時間に対応する位置から第2地点までの距離とを対比した表示情報を生成する。
また、かかる表示情報の生成に際して、処理制御ユニット110Aは、第1経路に沿った第1地点から現在位置までの走行に要した走行エネルギ消費量と、第2経路に沿った、第1地点から所要時間で走行した地点までの走行に要した走行エネルギ消費量とを対比した表示情報を生成する。
こうして表示情報を生成すると、処理制御ユニット110Aは、当該表示情報を表示ユニット250へ送る。この結果、表示ユニット250に、車両CRが現在走行している第1経路の情報と、走行実績のある第2経路の情報とを対比した表示情報の画像が表示される。
引き続き、ステップS18において、処理制御ユニット110Aが、車両CRが第1経路と第2経路との合流点である第2地点に到達したか否かを判定する。この判定の結果が否定的であった場合(ステップS18:N)には、処理はステップS16へ戻る。一方、車両CRが第2地点に到達してステップS18における判定の結果が肯定的になると(ステップS18:Y)、第1経路及び第2経路の情報の対比表示処理は終了する。
図6には、第1経路及び第2経路の情報の対比表示の例が示されている。第1実施例では、地図上での対比表示と、プログレスバーによる対比表示を行うようになっている。図6に示される対比結果から、第1経路に沿った現在位置から第2地点までの距離(5.1km)は、第2経路に沿った所要時間に対応する位置から第2地点までの距離(4.3km)より長いことが分る。かかる結果から、利用者は、第2経路は、第1経路よりも距離は長いが、第2経路を走行した場合には、第1経路を走行するよりも速く第2地点に到達可能と予想することができる。
以上説明したように、第1実施例では、第1走行経路が設定されると、処理制御ユニット110Aが、記憶ユニット120Aにアクセスして、第2走行経路の走行情報を取得し、第1経路と第2経路との分岐点である第1地点を導出する。次に、処理制御ユニット110Aは、車両CRの現在位置に基づいて、車両CRが第1走行経路に沿って走行し、第1地点に到達したか否かを判定する。そして、車両CRが第1地点に到達したと判定すると、処理制御ユニット110Aは、時間計測を開始して第1経路に沿った第1地点から現在位置に至る所要時間を計測する。
次いで、処理制御ユニット110Aは、第1経路についての車両CRの現在位置に関する情報と、当該所要時間に対応する第2経路についての過去の走行の情報とを対比した表示情報を生成する。引き続き、処理制御ユニット110Aは、生成された表示情報を表示ユニット250へ送る。この結果、表示ユニット250に、車両CRが現在走行している第1経路の情報と、走行実績のある第2経路の情報とを対比した表示情報の画像が表示される。
このため、利用者は、車両CRが現在走行している第1経路の情報と、走行実績のある第2経路の情報とを対比することができる。
また、第1実施例では、第1経路に沿った現在位置から第2地点までの距離と、第2経路に沿った所要時間に対応する位置から第2地点までの距離とを対比した表示情報を生成する。
このため、利用者は、同一の所要時間での第2地点までの距離を確認するとの観点から、第1経路と第2経路とを比較することができる。
また、第1実施例では、第1経路に沿った第1地点から現在位置までの走行に要した走行エネルギ消費量と、第2経路に沿った第1地点から所要時間で走行した地点までの走行に要した走行エネルギ消費量とを対比した表示情報を生成する。
このため、利用者は、走行エネルギの消費量、すなわち、電力量消費率(電費)の観点から、第1経路と第2経路とを比較することができる。
また、上記の第1実施例では、第1経路の走行時間帯と第2経路の走行時間帯とが同一の時間帯であり、かつ、第1経路における第1地点の走行時刻と第2経路における第1地点の走行時刻とが同一の時刻であると予測される第2走行経路の走行情報を取得するようにした。
このため、利用者は、同一の時間帯かつ同一の時刻における第1経路の情報と第2経路の情報とを比較することができる。これにより、利用者は、例えば、朝の通勤時において利用する経路を、走行時間や電費の観点から決定することができる。
また、上記の第1実施例では、同じ道路であっても、車線が異なれば経路としている。このため、同じ道路であっても、現在走行している車線が、走行実績のある異なる車線に比べて好ましい車線であるかを利用者が判断することができる。
したがって、第1実施例によれば、現在走行している経路が、走行実績のある異なる経路に比べて好ましい経路であるかを利用者が判断することができる。
[第2実施例]
次に、本発明の第2実施例を、図7〜図9を参照して説明する。第2実施例は、上述した第2実施形態(図2参照)の一態様となっている。
<構成>
図7には、第2実施例に係る情報処理システムが備える端末装置300と管理装置400の配置関係が示されている。なお、端末装置300は、第2実施形態における端末装置810の一態様であり、管理装置400は、第2実施形態における管理装置820の一態様である。
図7に示されるように、端末装置300は、車両CR内に配置されるようになっている。車両CRには、上述した第1実施例の場合と同様に、バッテリ210と、ECU220とが装備されている。そして、ECU220は、端末装置300に接続されている。また、車両CRには、音出力ユニット240と、表示ユニット250と、入力ユニット260と、センサユニット270と、GSP受信ユニット280とが配置され、端末装置300に接続されている。
管理装置400は、車両CRの外に配置される。そして、端末装置300と管理装置400とは、ネットワーク500を介して、通信可能となっている。
なお、管理装置400は、端末装置300と同様に構成された他の端末装置とも通信可能となっているが、図7においては、端末装置300のみが代表的に示されている。
《端末装置300の構成》
図8には、端末装置300の概略的な構成がブロック図にて示されている。図8に示されるように、端末装置300は、処理制御ユニット110Bと、記憶ユニット310とを備えている。また、端末装置300は、無線通信ユニット320を備えている。
上記の処理制御ユニット110Bは、端末装置300の全体を統括制御するとともに、様々な処理を実行する。当該処理制御ユニット110Bは、演算手段としての中央処理装置(CPU)及びその周辺回路を備えて構成されている。処理制御ユニット110Bが様々なプログラムを実行することにより、端末装置300としての各種機能が実現されるようになっている。こうした機能の中には、上述した第2実施形態における情報取得部811及び端末表示制御部814の機能も含まれている。
処理制御ユニット110Bは、GPS受信ユニット280から受けたGPSデータを取得し、取得されたGPSデータに基づいて、現在位置及び現在時刻を特定する。そして、処理制御ユニット110Bは、無線通信ユニット320を利用し、特定された現在位置及び現在時刻を、端末送信データとして、ネットワーク500を介して管理装置400へ送信する。
また、処理制御ユニット110Bは、ECU220から送られたエネルギ残量の現在値を取得する。そして、処理制御ユニット110Bは、無線通信ユニット320を利用し、取得されたエネルギ残量の現在値を、端末送信データとして、ネットワーク500を介して管理装置400へ送信する。
また、処理制御ユニット110Bは、入力ユニット260から送られた入力データを受ける。そして、当該入力データに出発地、目的地及び経由地を指定した経路探索指令が含まれている場合には、処理制御ユニット110Bは、無線通信ユニット320を利用し、当該経路探索指令を、端末送信データとして、ネットワーク500を介して管理装置400へ送信する。
さらに、処理制御ユニット110Bは、管理装置400から送信され、ネットワーク500を介して無線通信ユニット320が受信した第1経路の情報と第2経路の情報とを対比した表示情報を受ける。そして、処理制御ユニット110Bは、受信した表示情報を表示するために行われる、表示ユニット250を利用した表示を行うための制御を行う。
なお、処理制御ユニット110Bが実行するプログラムは、ハードディスク、CD−ROM、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、当該記録媒体からロードされて実行される。また、このプログラムは、CD−ROM、DVD等の可搬型記録媒体に記録された形態で取得されるようにしてもよいし、インターネットなどのネットワークを介した配信の形態で取得されるようにしてもよい。
上記の記憶ユニット310は、ハードディスク装置等の不揮発性の記憶装置を備えて構成され、端末装置300において利用される様々な情報データが記憶される。記憶ユニット310には、処理制御ユニット110Bがアクセスできるようになっている。
上記の無線通信ユニット320は、処理制御ユニット110Bから送られた端末送信データを受ける。そして、無線通信ユニット320は、当該端末送信データを、ネットワーク500を介して管理装置400へ送信する。
また、無線通信ユニット320は、管理装置400からネットワーク500を介して送信されたサーバ送信データを受信する。そして、無線通信ユニット320は、当該サーバ送信データを処理制御ユニット110Bへ送る。ここで、無線通信ユニット320は、上述した送信部812及び受信部813の機能を果たすようになっている。
《管理装置400の構成》
図9には、管理装置400の概略的な構成がブロック図にて示されている。図9に示されるように、管理装置400は、制御ユニット110Cと、記憶ユニット120Cと、外部通信ユニット410とを備えている。
上記の処理制御ユニット110Cは、管理装置400の全体を統括制御するとともに、様々な処理を実行する。当該処理制御ユニット110Cは、演算手段としての中央処理装置(CPU)及びその周辺回路を備えて構成されている。処理制御ユニット110Cが様々なプログラムを実行することにより、管理装置400としての各種機能が実現されるようになっている。こうした機能の中には、上述した第2実施形態における第1取得部825、探索部730、第2取得部740、所要時間取得部750及び生成部822の機能も含まれている。
なお、処理制御ユニット110Cが実行するプログラムは、ハードディスク、CD−ROM、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、当該記録媒体からロードされて実行される。また、このプログラムは、CD−ROM、DVD等の可搬型記録媒体に記録された形態で取得されるようにしてもよいし、インターネットなどのネットワークを介した配信の形態で取得されるようにしてもよい。
上記の記憶ユニット120Cは、ハードディスク装置等の不揮発性の記憶装置を備えて構成され、管理装置400において利用される様々な情報データが記憶される。記憶ユニット120Cには、上述した第1実施例の記憶ユニット120Aと比べて、履歴情報DHAに代えて履歴情報DHCが記憶されている点が異なっている。記憶ユニット120Cには、処理制御ユニット110Cがアクセスできるようになっている。すなわち、記憶ユニット120Cは、上述した記憶部824の機能を果たすようになっている。
上記の履歴情報DHCは、上述した履歴情報DHAと同様の構成の情報となっているが、当該履歴情報DHCの内容は、車両CRを含む様々な車両から送信された走行に関する情報(走行日時、走行位置、エネルギ残量等)により生成された、複数の過去の走行履歴情報となっている。当該履歴情報DHCは、処理制御ユニット110Cが生成し、記憶ユニット120C内に格納する。
上記の外部通信ユニット410は、端末装置300からネットワーク500を介して送信された端末送信データを受信する。そして、外部通信ユニット410は、当該端末送信データを処理制御ユニット110Cへ送る。
また、外部通信ユニット410は、処理制御ユニット110Cから送られたサーバ送信データを受ける。そして、外部通信ユニット410は、当該サーバ送信データを、ネットワーク500を介して端末装置300へ送信する。
また、外部通信ユニット410は、ネットワーク500を介して、車両CRを含む様々な車両から送信された走行に関する情報(走行日時、走行位置、エネルギ残量等)を受信すると、当該情報を処理制御ユニット110Cへ送る。ここで、外部通信ユニット410は、上述した受信部821及び送信部823の機能を果たすようになっている。
以上のような端末装置300の構成及び管理装置400の構成では、処理制御ユニット110Bから出力された端末送信データは、無線通信ユニット320、ネットワーク500及び外部通信ユニット410を介して、処理制御ユニット110Cへ送られることになる。また、処理制御ユニット110Cから出力されたサーバ送信データは、外部通信ユニット410、ネットワーク500及び無線通信ユニット320を介して、処理制御ユニット110Bへ送られることになる。
<動作>
以上のようにして構成された端末装置300と管理装置400とを備える情報処理システムでは、端末装置300における処理制御ユニット110Bと、管理装置400における処理制御ユニット110Cとが協働して、第1経路の情報と第2経路の情報とを対比した表示情報を生成する。ここで、情報処理システムでは、管理装置400の記憶ユニット120Cには、車両CRを含む様々な車両から送信された走行に関する情報により生成された履歴情報DHCが記憶されている。そして、処理制御ユニット110Cが、当該第2種履歴情報を利用して、第1経路の情報と第2経路の情報とを対比した表示情報を生成する。このため、第2実施例における情報処理システムは、第1実施例の場合と同様に動作するとともに、更に、車両CRを含む様々な車両の走行履歴情報を利用した経路情報の対比表示を行うことができる。
以上説明したように、第2実施例の情報処理システムによれば、第1実施例の情報処理装置100と同様の効果を奏することができる。また、第2実施例の情報処理システムによれば、車両CRを含む様々な車両の走行履歴情報を利用した経路情報の対比表示を行うことができる。すなわち、第2実施例の情報処理システムによれば、現在走行している経路が、走行実績のある異なる経路に比べて好ましい経路であるかを利用者が判断することができる。
[実施例の変形]
本発明は、上記の実施例に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
例えば、上記の第1及び第2実施例では、第1経路及び第2経路の情報を、地図上での対比表示と、プログレスバーによる対比表示とで行うようにした。これに対し、地図上での対比表示、及び、プログレスバーによる対比表示のいずれか一方により、対比表示を行うようにしてもよい。また、図10に示される円グラフ等の他の態様で、第1経路及び第2経路の情報の対比表示を行うようにしてもよい。
また、上記の第1及び第2実施例では、第1経路の走行時間帯と第2経路の走行時間帯とが同一であり、かつ、第1経路における第1地点の走行時刻と第2経路における第1地点の走行時刻とが同一であると予測される第2走行経路の走行情報を取得するようにした。これに対し、第1経路の走行時間帯と第2経路の走行時間帯とが同一であり、かつ、第1経路における第1地点の走行時刻と第2経路における第1地点の走行時刻とが異なる時刻である第2走行経路の走行情報を取得するようにしてもよい。
この場合には、例えば、上述した地図上での対比表示とともに、図11に示されるプログレスバーによる対比表示を行うようにすることができる。図11に示される対比結果から、第1経路に沿った現在位置から第2地点までの距離(5.1km)は、第2経路に沿った所要時間に対応する位置から第2地点までの距離(6.4km)より短いことが分る。かかる結果から、利用者は、現在走行している第1経路を走行すれば、第2経路を走行するよりも速く第2地点に到達可能と予想することができる。
また、第2経路が複数存在する場合には、利用者が複数の経路のうちから、一の経路を選択するようにしてもよい。この場合には、図12に示される選択画面を提示して、一の経路を選択するようにすることができる。
また、上記の第1及び第2実施例では、第1経路及び第2経路の情報の対比表示の例として、第1経路の道路と第2経路の道路とが異なる場合を図6において図示した。これに対し、第1経路の道路と第2経路の道路とが同じ場合には、例えば、図13に示したような対比表示とすることができる。
また、上記の第1及び第2実施例では、車両CRの現在位置の検出にGPS受信ユニットを利用するようにしたが、マルチGNSS(Global Navigation Satellite System)測位を行うセンサとしてもよい。この場合には、高精度の地図情報を参照して、車線情報を含む車両の位置を高精度で特定することができる。このときには、車線の特定に際して、車両前方を撮影する撮影部が不要となる。
また、上記の第1及び第2実施例については、上述した第1及び第2実施形態に対する変形と同様の変形を適宜施すことができる。
100 … 情報処理装置
110A … 処理制御ユニット(第1取得部、第2取得部、所要時間取得部、表示制
御部)
110B … 処理制御ユニット(端末表示制御部)
110C … 処理制御ユニット(第1取得部、第2取得部、所要時間取得部、生成部

300 … 端末装置
320 … 無線通信ユニット(受信部)
400 … 管理装置
410 … 外部通信ユニット(送信部)
700 … 情報処理装置
720 … 第1取得部
740 … 第2取得部
750 … 所要時間取得部
770 … 表示制御部
810 … 端末装置
813 … 受信部
820 … 管理装置
825 … 第1取得部
823 … 送信部

Claims (13)

  1. 移動体が現在利用する第1地点から第2地点までの第1経路の走行情報を取得する第1取得部と;
    前記第1地点から前記第2地点までの前記第1経路とは異なる第2経路の過去の走行情報を取得する第2取得部と;
    前記第1経路に沿った現在位置に至る所要時間を取得する所要時間取得部と;
    前記第1経路についての前記移動体の前記現在位置に関する情報を、前記所要時間に対応する前記第2経路の少なくとも1つについての過去の走行の情報と対比して表示部に表示させる表示制御部と;
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1経路の走行時間帯は、前記第2経路の走行時間帯と同一の時間帯である、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1経路における前記第1地点の走行時刻は、前記第2経路における前記第1地点の走行時刻と同一の時刻である、ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1経路における前記第1地点の走行時刻は、前記第2経路における前記第1地点の走行時刻と異なる時刻である、ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1経路の走行時間帯は、前記第2経路の走行時間帯と異なる時間帯である、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記対比して表示される情報には、走行距離の情報が含まれる、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記対比して表示される情報には、走行エネルギ消費量に関する情報が更に含まれる、ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記第2経路の数は、1以上であり、
    前記表示制御部は、
    前記1以上の第2経路についての前記所要時間に対応する位置から前記第2地点までの残り距離のうちで、前記第1経路に沿った前記現在位置から前記第2地点までの距離より短い経路が存在する場合には、
    前記1以上の第2経路のうちの前記残り距離が最短となる経路について過去の走行の情報を前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記第2経路の数は、1以上であり、
    前記表示制御部は、
    前記1以上の第2経路のうちで、前記第1地点から前記第2地点までの走行エネルギ消費量が最小となる経路についての過去の走行の情報を前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 移動体が現在利用する第1地点から第2地点までの第1経路の走行情報を取得する第1取得部と;
    前記第1地点から前記第2地点までの前記第1経路とは異なる第2経路の過去の走行情報を取得する第2取得部と;
    前記第1経路に沿った現在位置に至る所要時間を取得する所要時間取得部と;
    前記第1経路についての前記移動体の前記現在位置に関する情報と、前記所要時間に対応する前記第2経路の少なくとも1つについての過去の走行の情報とを対比した表示情報を生成する生成部と;
    前記生成された表示情報を送信する送信部と;
    を備えることを特徴とする管理装置。
  11. 請求項10に記載の管理情報から送信された表示情報を受信する受信部と;
    前記表示情報の表示部への表示を制御する端末表示制御部と;
    を備えることを特徴とする端末装置。
  12. 第1取得部と、第2取得部と、所要時間取得部と、表示制御部とを備える情報処理装置において使用される情報処理方法であって、
    前記第1取得部が、移動体が現在利用する第1地点から第2地点までの第1経路の走行情報を取得する第1取得工程と;
    前記第2取得部が、前記第1地点から前記第2地点までの前記第1経路とは異なる第2経路の過去の走行情報を取得する第2取得工程と;
    前記所要時間取得部が、前記第1経路に沿った現在位置に至る所要時間を取得する所要時間取得工程と;
    前記表示制御部が、前記第1経路についての前記移動体の前記現在位置に関する情報を、前記所要時間に対応する前記第2経路の少なくとも1つについての過去の走行の情報と対比して表示部に表示させる表示制御工程と;
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  13. 情報処理装置が有するコンピュータに、請求項12に記載の情報処理方法を実行させる、ことを特徴とする情報処理プログラム。
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