JP2019132078A - 建設機械のフロント装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アームの重量の増加を抑制して強度を向上させた建設機械のフロント装置を提供する。【解決手段】アーム21は、作業具接続ボス28が備えられた前ボックス体21Aと、ブーム接続ボス34が備えられた後ボックス体21Bとからなっている。後ボックス体21Bは、ブーム接続ボス34に立設された補強板36と、補強板36の上端から後方に向けて延びる後上板22Bと、後上板22Bと対面しブーム接続ボス34の下端から後方に向けて延びる後下板24と、後上板22Bの後端と後下板24の後端との間を閉塞する閉塞板25と、ブーム接続ボス34と閉塞板25との間に位置し前記後上板22Bと後下板24との間の左側面を閉塞する後左側板26Bと、ブーム接続ボス34と閉塞板25との間に位置し後上板22Bと後下板24との間の右側面を閉塞する後右側板27Bとにより構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば油圧シリンダの伸縮動作により各種の作業を行う建設機械のフロント装置に関する。
一般に、建設機械の代表例である油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、下部走行体上に旋回可能に設けられた上部旋回体とにより車体が構成されている。そして、上部旋回体の前側には、掘削作業および解体作業を行うためのフロント装置が俯仰の動作が可能に設けられている。
フロント装置は、上部旋回体の支持構造体をなす旋回フレームに取付けられたブームと、ブームの先端側に取付けられたアームと、アームの先端側に取付けられた作業具と、これらブーム、アーム、および作業具を駆動するブームシリンダ、アームシリンダ、および作業具シリンダとを含んで構成されている。ここで、構造物等の解体作業では、作業具として圧砕機および破砕機が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−158395号公報
ところで、より大型の圧砕機および破砕機を用いることで、解体作業の作業効率を向上させることができる。しかし、地下解体等の狭隘な作業現場では、作業現場に入れる車体の大きさが限定される。この場合、ブームおよびアームの強度不足により、大型の圧砕機等を車体に取付けることができない虞がある。そこで、大型の圧砕機等を用いるために、ブームおよびアーム等の外形形状を大きくしたり板厚を増加させたりして、ブームおよびアーム等の強度を増加させることが考えられる。しかし、ブームおよびアーム等の重量が増加するので、フロント装置と車体との重量バランスを保つのが困難となり、解体作業が不安定になる虞がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、アームの重量の増加を抑制して強度を向上させた建設機械のフロント装置を提供することにある。
本発明は、建設機械の車体に接続され前,後方向に延びるブームと、前記ブームの先端側に接続され前,後方向に延びるアームと、前記アームの先端側に接続された作業具とからなる建設機械のフロント装置において、前記アームは、先端側に前記作業具が接続される作業具接続ボスが備えられた前ボックス体と、前記前ボックス体の後側に設けられ前記ブームが接続されるブーム接続ボスが備えられた後ボックス体とからなり、前記後ボックス体は、前記ブーム接続ボスに立設された補強板と、前記補強板の上端から後方に向けて延びる後上板と、前記後上板と対面し前記ブーム接続ボスの下端から後方に向けて延びる後下板と、前記後上板の後端と前記後下板の後端との間を閉塞する閉塞板と、前記ブーム接続ボスと前記閉塞板との間に位置し前記後上板と前記後下板との間の左側面を閉塞する後左側板と、前記ブーム接続ボスと前記閉塞板との間に位置し前記後上板と前記後下板との間の右側面を閉塞する後右側板とにより構成され、前記後ボックス体の前記後上板には、前記作業具を上,下方向に回動させる作業具シリンダを取付けるための作業具シリンダブラケットが設けられていることを特徴としている。
本発明によれば、建設機械のフロント装置を構成するアームに関し、そのアームの重量の増加を抑制して強度を向上させることができる。
本発明の実施形態によるフロント装置を備えた油圧ショベルを示す正面図である。 図1中のフロント装置を単体で示す正面図である。 図2中のブームとアームとの接続部分を拡大して示す正面図である。 アームを単体で示す斜視図である。 図4中のアームを分解して示す分解斜視図である。 図4中のアームを前ボックス体と後ボックス体とに分割させた状態を示す概念図である。
以下、本発明に係る建設機械のフロント装置について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1において、建設機械の代表例である油圧ショベル1は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3とにより車体が構成されている。上部旋回体3のベースとなる旋回フレーム4の中央前側には、後述のフロント装置11が取付けられるフロント装置取付部4Aが設けられている。フロント装置取付部4Aには、後述のブーム12が取付けられるブーム接続部4A1と、ブームシリンダ18のボトム側がピン結合されるブームシリンダ結合部4A2とが設けられている。
旋回フレーム4の左前側には、内部にオペレータが着座する運転席(図示せず)が備えられたキャブ5が設けられている。キャブ5内の運転席の周囲には、下部走行体2を走行させるために操作される走行レバーおよび後述のフロント装置11を動作させるために操作される操作装置等(いずれも図示せず)が設けられている。また、旋回フレーム4の後側には、後述のフロント装置11と重量バランスをとるためのカウンタウエイト6が設けられている。
次に、本実施形態によるフロント装置11について説明する。
フロント装置11は、基端が旋回フレーム4のフロント装置取付部4Aのブーム接続部4A1に俯仰の動作が可能に接続され前,後方向に延びるブーム12と、基端がブーム12の先端側に回動可能に接続され前,後方向に延びるアーム21と、基端がアーム21の先端側に回動可能に接続された圧砕機40とからなっている。この場合、図1、図2に示すように、ブーム12およびアーム21は、例えば高さ制限がある地下解体作業現場等の狭隘な作業現場で用いられるもので、通常の広い作業現場で用いられるブームおよびアームよりも前,後方向の長さ寸法が短いショートリーチ仕様となっている。
ブーム12は、左,右の側板13A(左側板13Aのみ図示)、上板13B、および下板13C等を接合することにより箱型構造体として形成されたブーム本体13と、ブーム本体13の左,右の側板13Aにそれぞれ設けられたブームシリンダブラケット14(左側のみ図示)と、ブーム本体13の下板13Cに設けられたアームシリンダ結合具15と、ブーム12の基端側に設けられた車体接続ボス16と、ブーム12の先端側に設けられ後述のアーム21を回動可能に取付けるためのアーム取付部17とを含んで構成されている。
ブームシリンダブラケット14には、ブームシリンダ18(左側のみ図示)のロッド側が回動可能にピン結合されている。また、アームシリンダ結合具15には、アームシリンダ19のボトム側が連結ピン20により回動可能にピン結合されている。車体接続ボス16は、フロント装置取付部4Aのブーム接続部4A1にピン結合され、ブームシリンダ18の伸縮動作に従ってブーム12が上,下方向に回動可能となっている。アーム取付部17は、後述のアーム21のブーム接続ボス34に後述の連結ピン35を用いてピン結合されている。
次に、本実施形態によるアーム21について説明する。
アーム21は、ブーム12の先端側に回動可能に取付けられている。このアーム21は、前,後方向に延びる箱型構造体として形成され、前端側が後端側よりも左,右方向に幅広となっている。図4ないし図6に示すように、アーム21は、先端側に後述の圧砕機40が接続される作業具接続ボス28が備えられた前ボックス体21Aと、前ボックス体21Aの後側に設けられブーム12が接続されるブーム接続ボス34が備えられた後ボックス体21Bとからなっている。
即ち、アーム21は、アーム21の前側を構成する前ボックス体21Aと、アーム21の後側を構成する後ボックス体21Bとの2個のボックス体を備えた箱型構造体となっている。そして、図4、図5に示すように、アーム21は、上板22、前下板23、後下板24、閉塞板25、左側板26、右側板27、作業具接続ボス28、リンク取付ボス30、アームシリンダブラケット32、ブーム接続ボス34、補強板36、および作業具シリンダブラケット37により構成されている。
上板22は、アーム21の上面を構成するもので、例えば前,後方向に延びる平板(横板)状の鋼板材により形成されている。上板22は、前端側(圧砕機40側)が後端側(ブーム12側)よりも左,右方向に幅広となっている。上板22は、前端側が後述の作業具接続ボス28の上端に接合され、後端側が後述の閉塞板25に接合されている。即ち、前ボックス体21Aと後ボックス体21Bとの上面は、上板22の1枚の板体で構成している。上板22は、作業具接続ボス28から後述の補強板36まで延び前ボックス体21Aの上面となる前上板22Aと、前上板22Aに連接して補強板36の上端から閉塞板25まで延び後ボックス体21Bの上面となる後上板22Bとにより構成されている。
前下板23は、アーム21のうち前ボックス体21Aの下面を構成している。前下板23は、例えば前,後方向の途中部位がV字状に屈曲した鋼板材を用いて形成され、前上板22Aと上,下方向で対面している。前下板23は、上板22に対応して前端側(圧砕機40側)が後端側(ブーム12側)よりも左,右方向に幅広となっている。前下板23は、前端側が後述の作業具接続ボス28の下端に接合され、後端側が後述のブーム接続ボス34の下端に接合されている。
前下板23は、作業具接続ボス28から前上板22Aとの間の上,下方向の距離が離れるように後方に向けて傾斜して延びる下向き傾斜部23Aと、下向き傾斜部23Aの後端から前上板22Aに近付くように上向きに傾斜して後述のブーム接続ボス34まで延びる上向き傾斜部23Bとにより構成されている。即ち、前下板23は、下向き傾斜部23Aと上向き傾斜部23Bとの間がV字状に屈曲した屈曲部位23Cとなっている。
後下板24は、後上板22Bと対面し後述のブーム接続ボス34の下端から後方に向けて延びている。この後下板24は、例えば鋼板材を用いて形成され、アーム21のうち後ボックス体21Bの下面を構成している。後下板24は、前下板23とは別体で形成され、前下板23の上向き傾斜部23Bと同方向に連続して上向きに傾斜している。
閉塞板25は、後上板22Bの後端と後下板24の後端との間を閉塞するもので、後ボックス体21Bの後面を構成している。この閉塞板25は、後下板24と一体に形成され、後下板24の後端から上方に向けて屈曲している。即ち、後下板24と閉塞板25とは、途中部位が屈曲した1枚の板体により形成されている。閉塞板25は、後下板24の後端から上方に向けて延び後上板22Bと後下板24との間を閉塞する閉塞部25Aと、閉塞部25Aに連接し後上板22Bの後端よりも上方に突出する突出部25Bとにより構成されている。
左側板26は、アーム21の左面を構成するもので、例えば前,後方向に延びる平板(縦板)状の鋼板材により形成されている。即ち、左側板26は、上板22と前下板23および後下板24との間の左側面を閉塞している。左側板26は、後述の作業具接続ボス28と閉塞板25との間で前,後方向に延び、上端が上板22の左端に接合され、下端が前下板23および後下板24に接合されている。
左側板26は、後述の作業具接続ボス28からブーム接続ボス34まで延びる前左側板26Aと、ブーム接続ボス34から閉塞板25まで延びる後左側板26Bとにより構成されている。この場合、前左側板26Aは、後述の作業具接続ボス28と後述のブーム接続ボス34との間に位置して前ボックス体21Aの左面を構成している。一方、後左側板26Bは、ブーム接続ボス34と閉塞板25との間に位置して後ボックス体21Bの左面を構成している。
図4、図5に示すように、前左側板26Aは、作業具接続ボス28から前下板23の上向き傾斜部23Bの途中部位まで延びる長尺な左長板部26A1と、左長板部26A1の後端に接合されブーム接続ボス34まで延びる短尺な左短板部26A2とにより構成されている。左長板部26A1は、下端が前下板23に沿って前,後方向に延びている。これにより、左長板部26A1は、前下板23の屈曲部位23Cに対応する位置の上,下方向寸法L(高さ寸法)が大きく形成され、その結果、屈曲部位23Cの周囲の剛性が高くなっている。一方、左短板部26A2は、後端側が後述のブーム接続ボス34の上側で後左側板26Bに連接している。即ち、左短板部26A2と後左側板26Bとは、1枚の板体で形成されている。
右側板27は、アーム21の右面を構成するもので、例えば前,後方向に延びる平板(縦板)状の鋼板材により形成されている。即ち、右側板27は、上板22と前下板23および後下板24との間の右側面を閉塞している。右側板27は、左側板26と左,右方向に対面して形成され、その形状および構成は左側板26と同様のため、その説明を省略する。そのため、右側板27は、左側板26と同様に、右長板部27A1と右短板部27A2とからなる前右側板27Aと、後右側板27Bとにより構成されている。
ここで、図5に示すように、アーム21は、アーム21のうちブーム接続ボス34を含む後端側を別体のサブ組立体としている。即ち、アーム21は、左短板部26A2、後左側板26B、右短板部27A2、後右側板27B、ブーム接続ボス34、および補強板36をサブ組立体として製造することにより生産性を向上している。
作業具接続ボス28は、上板22、前下板23、左側板26、および右側板27の前端に設けられている。この作業具接続ボス28は、前ボックス体21Aの前面を構成している。作業具接続ボス28には、連結ピン29(図1、図2参照)により後述の圧砕機40が連結される。そして、作業具接続ボス28は、左,右方向に延びる中空な円筒部28Aと、円筒部28Aの左,右方向の両端側にそれぞれ設けられた平板状の左フランジ部28B,右フランジ部28Cとにより構成されている。
円筒部28Aは、上端に上板22(前上板22A)の前端が接合され、下端に前下板23の前端が接合されている。また、左フランジ部28Bの後端側には、左側板26(左長板部26A1)の前端が接合され、右フランジ部28Cの後端側には、右側板27(右長板部27A1)の前端が接合されている。
リンク取付ボス30は、作業具接続ボス28の後側に位置して、左側板26の左長板部26A1と右側板27の右長板部27A1との間を接続している。このリンク取付ボス30は、左,右方向に延びる中空な円筒体として形成され、後述する作業具リンク41の第2リンク部41Bとアーム21とを連結する連結ピン31が挿通される。
アームシリンダブラケット32は、前下板23の屈曲部位23Cに左,右方向に離間して2個設けられている。これらアームシリンダブラケット32は、例えば三角形状の鋼板材からなり、下端側には左,右方向に貫通する貫通孔32Aがそれぞれ形成されている。そして、アームシリンダ19は、アームシリンダ19のロッド側を左,右のアームシリンダブラケット32間に挿入して連結ピン33を貫通孔32Aに挿通することにより、アームシリンダブラケット32に取付けられている。
ここで、アームシリンダブラケット32は、アーム21のうち上,下方向寸法Lを最も大きく形成することにより剛性(強度)が高められた屈曲部位23Cに設けられている。これにより、アーム21は、アームシリンダ19の重量およびアームシリンダ19の伸縮動作によりアームシリンダブラケット32に作用する力を充分に支持することができる。また、大型の圧砕機40をアーム21に取付けて重量が増加した場合に、他の補強手段を用いることなく、圧砕機40に対応したアームシリンダ19を取付けることができる。
ブーム接続ボス34は、閉塞板25の前側で左側板26と右側板27との下端側に位置して左側板26と右側板27との間を接続している。具体的には、ブーム接続ボス34は、左,右方向に延びる円筒体として形成され、左短板部26A2および後左側板26Bの下端側と右短板部27A2および後右側板27Bの下端側との間を接続している。
ブーム接続ボス34は、前面側が前ボックス体21Aの後側を閉塞し、後面側が後ボックス体21Bの前側を閉塞している。即ち、ブーム接続ボス34は、前ボックス体21Aと後ボックス体21Bとの境界位置に設けられている。そして、ブーム接続ボス34は、連結ピン35によりブーム12のアーム取付部17に連結されている。
補強板36は、閉塞板25と前,後方向で対面してブーム接続ボス34に立設されている。具体的には、補強板36は、後左側板26Bと後右側板27Bとの間に位置してブーム接続ボス34と後上板22Bとの間を接続している。この補強板36は、例えば鋼板材により平板状に形成され、後ボックス体21Bの剛性(強度)を高めている。
補強板36は、下端がブーム接続ボス34の上端に接合され、上端が後上板22Bの前端(前上板22Aと後上板22Bとの境界部)に接合されている。また、補強板36は、左端が後左側板26Bの前端(左短板部26A2と後左側板26Bとの境界部)に接合され、右端が後右側板27B(右短板部27A2と後右側板27Bとの境界部)に接合されている。即ち、補強板36は、前ボックス体21Aと後ボックス体21Bとの境界位置に設けられ、前ボックス体21Aの後面を構成すると共に、後ボックス体21Bの前面を構成している。補強板36の上側には、後上板22Bを介して後述の作業具シリンダブラケット37が設けられている。これにより、補強板36は、後上板22Bを下側から支持して作業具シリンダブラケット37から受ける力により後上板22Bが変形しないように補強している。
作業具シリンダブラケット37は、ブーム接続ボス34よりも後側に位置して後上板22Bの左,右方向に離間して2個設けられている。これら作業具シリンダブラケット37は、例えば板状の鋼板材からなり、上端側には左,右方向に貫通する貫通孔37Aがそれぞれ形成されている。そして、作業具シリンダ38は、作業具シリンダ38のボトム側を左,右の作業具シリンダブラケット37間に挿入して、連結ピン39を貫通孔37Aに挿通することにより作業具シリンダブラケット37に取付けられている。
ここで、図3、図4に示すように、各作業具シリンダブラケット37は、前端側が後上板22Bを介して補強板36上に設けられ、下端側が後上板22Bおよび前上板22Aの後端側に接合され、後端側が閉塞板25の突出部25Bに接合されている。これにより、作業具シリンダ38の重量および作業具シリンダ38の伸縮動作により作業具シリンダブラケット37に作用する力を耐久性が向上した後ボックス体21Bで支持している。
作業具としての圧砕機40は、対象物を圧砕するものでアーム21の先端側に接続されている。圧砕機40は、アーム21の先端側に接続される本体部40Aと、本体部40Aの前面側から突出したチゼル部40Bとを含んで構成されている。圧砕機40の本体部40Aは、下端側がアーム21の作業具接続ボス28に連結ピン29を介して回動可能に結合され、上端側が作業具リンク41を介して作業具シリンダ38とリンク取付ボス30とに接続されている。
作業具リンク41は、一端(基端)が作業具シリンダ38のロッド側にピン結合され、他端(先端)が圧砕機40の本体部40Aの上端側にピン結合された第1リンク部41Aと、一端が(基端)が第1リンク部41Aと一緒に作業具シリンダ38のロッド側にピン結合され、他端(先端)がアーム21のリンク取付ボス30に連結ピン31により結合された第2リンク部41Bとを含んで構成されている。これにより、作業具リンク41は、作業具シリンダ38の伸縮動作により圧砕機40を上,下方向に回動させる。
本実施形態によるフロント装置11は上述の如き構成を有するもので、次に油圧ショベル1を用いて行う解体作業について説明する。
キャブ5内に搭乗したオペレータは、走行レバー、操作装置等を操作することにより、下部走行体2による走行動作、上部旋回体3による旋回動作、およびフロント装置11による解体作業を行うことができる。ところで、解体作業では、より大型の圧砕機および破砕機を用いることで、作業効率を向上させることができる。
しかし、図1に示すような地下解体等の狭隘な作業現場では、作業現場に入れる車体の大きさが限定される。この場合、ブームおよびアームの強度不足により、大型の圧砕機等を車体に取付けることができない虞がある。そこで、大型の圧砕機等を用いるために、ブームおよびアーム等の外形形状を大きくしたり板厚を増加させたりして、ブームおよびアーム等の強度を増加させることが考えられる。しかし、ブームおよびアーム等の重量が増加するのでフロント装置と車体との重量バランスを保つのが困難となり、解体作業が不安定になる虞がある。
そこで、本実施形態では、アーム21の重量の増加を抑制して強度を向上させている。具体的には、アーム21は、作業具接続ボス28とブーム接続ボス34との間に形成された前ボックス体21Aと、ブーム接続ボス34と閉塞板25との間に形成された後ボックス体21Bとにより構成している。
前ボックス体21Aは、作業具接続ボス28の上端から補強板36の上端まで延びる前上板22Aと、前上板22Aと対面し作業具接続ボス28の下端からブーム接続ボス34の下端まで延びる前下板23と、作業具接続ボス28とブーム接続ボス34との間に位置して前上板22Aと前下板23との間の左側面を閉塞する前左側板26Aと、作業具接続ボス28とブーム接続ボス34との間に位置して前上板22Aと前下板23との間の右側面を閉塞する前右側板27Aとにより構成されている。
一方、後ボックス体21Bは、ブーム接続ボス34に立設された補強板36と、補強板36の上端から後方に向けて延びる後上板22Bと、後上板22Bと対面しブーム接続ボス34の下端から後方に向けて延びる後下板24と、後上板22Bの後端と後下板24の後端との間を閉塞する閉塞板25と、ブーム接続ボス34と閉塞板25との間に位置し後上板22Bと後下板24との間の左側面を閉塞する後左側板26Bと、ブーム接続ボス34と閉塞板25との間に位置し後上板22Bと後下板24との間の右側面を閉塞する後右側板27Bとにより構成されている。
即ち、アーム21は、重量が大きい大型の圧砕機40をアーム21の先端側に取付けた場合に、耐久性を向上させることが必要なブーム12が接続される後端側を後ボックス体21Bによるボックス構造部とすることで断面係数を増加させている。従って、アーム21は、上板22等の各板体の厚みを増加させたり外形形状を大きくしたりしてアームの重量を増加させることなく強度(耐久性)を向上している。これにより、フロント装置11の全体重量の増加を抑制することができるので、大型の圧砕機40を取付けても油圧ショベル1の上部旋回体3(車体)との重量バランスを良好に保つことができ、解体作業の作業性を向上することができる。
また、大型の圧砕機40を取付けることにより、作業具シリンダ38も大型化する可能性がある。この場合、作業具シリンダ38が取付けられる作業具シリンダブラケット37は、後ボックス体21Bの後上板22Bと閉塞板25の突出部25Bに接続されている。従って、作業具シリンダ38の重量および作業具シリンダ38の伸縮動作により作用する力も後ボックス体21Bで充分に支持することができる。
次に、図1ないし図3に示すように、ブーム12およびアーム21を上部旋回体3のフロント装置取付部4Aから前方に向けて最大伸長にした場合について説明する。
図2、図3に示すように、アームシリンダ19は、アームシリンダ19のボトム側をアームシリンダ結合具15に連結している連結ピン20とアームシリンダ19のロッド側をアームシリンダブラケット32に連結している連結ピン33とを結ぶ直線X−Xからアーム21をブーム12に連結している連結ピン35までの寸法Aが可及的に大きくなるように配設されている。一例を挙げると、寸法Aは、連結ピン35と圧砕機40をアーム21に連結している連結ピン29とを結ぶ直線Y−Yから作業具シリンダ38のボトム側を作業具シリンダブラケット37に連結している連結ピン39までの寸法Bよりも1.5倍以上長くなっている(A≧1.5×B)。
これにより、アーム21を上,下方向に回動させるのに必要なアームシリンダ19の作用力を小さくすることができる。その結果、アームシリンダ19を小型化することができ、フロント装置11の軽量化を図ることができる。また、アームシリンダ19が小型化することで、アームシリンダ19の伸縮速度を速くすることができ、解体作業の作業効率を向上させることができる。さらに、アームシリンダ19は、アーム21に大型で重い圧砕機40を取付けた場合でも対応することができる。
また、図1、図2に示すように、ブーム12とアーム21とは、ブーム12を上部旋回体3(旋回フレーム4のブーム接続部4A1)に接続するための車体接続ボス16と上部旋回体3(キャブ5)の上端との間の領域H1(上,下方向の高さ寸法)に配設されている。この場合、領域H1は、地面Gから車体接続ボス16までの間の領域H2(上,下方向の高さ寸法)よりも小さい寸法となっている(H1<H2)。即ち、フロント装置11(ブーム12、アーム21、および圧砕機40)は、ブーム12およびアーム21を最大伸長としたときに、天井Rからの距離が小さい領域H1内に収まるようにコンパクトに形成されている。これにより、図1に示すように、地面Gから車体接続ボス16までの間の領域H2(上,下方向の高さ寸法)に圧砕機40で天井R(対象物)を圧砕した瓦礫Dを大量に蓄積することができるので、瓦礫Dの排出作業の回数が低減され解体作業を効率よく行うことができる。
また、ブーム12およびアーム21を前方に向けて最大伸長としたときに、ブーム12とアーム21とがキャブ5の上端よりも下方に位置している。即ち、ブーム12およびアーム21を前方に向けて最大伸長としたときに、ブーム12とアーム21との最も上端側に位置する作業具シリンダブラケット37がキャブ5の上端よりも下方に位置している。これにより、例えば解体作業の天井Rがキャブ5の高さと同程度の場合に、ブーム12とアーム21(作業具シリンダブラケット37)とを天井Rに干渉させることなく前方に向けて延ばすことができる。
この場合、アーム21の作業具シリンダブラケット37は、ブーム接続ボス34よりも後方に位置している。これにより、作業具シリンダ38を長くできるので、圧砕機40の上,下方向の回動範囲を大きくすることができる。その結果、ブーム12およびアーム21を最大伸長としたときに、圧砕機40のチゼル部40Bの先端を天井Rに接触させて解体作業を効率よく行うことができる。
かくして、本実施形態による建設機械のフロント装置11は、建設機械の車体に接続され前,後方向に延びるブーム12と、前記ブーム12の先端側に接続され前,後方向に延びるアーム21と、前記アーム21の先端側に接続された作業具とからなっている。
そして、前記アーム21は、先端側に前記作業具が接続される作業具接続ボス28が備えられた前ボックス体21Aと、前記前ボックス体21Aの後側に設けられ前記ブーム12が接続されるブーム接続ボス34が備えられた後ボックス体21Bとからなり、前記後ボックス体21Bは、前記ブーム接続ボス34に立設された補強板36と、前記補強板36の上端から後方に向けて延びる後上板22Bと、前記後上板22Bと対面し前記ブーム接続ボス34の下端から後方に向けて延びる後下板24と、前記後上板22Bの後端と前記後下板24の後端との間を閉塞する閉塞板25と、前記ブーム接続ボス34と前記閉塞板25との間に位置し前記後上板22Bと前記後下板24との間の左側面を閉塞する後左側板26Bと、前記ブーム接続ボス34と前記閉塞板25との間に位置し前記後上板22Bと前記後下板24との間の右側面を閉塞する後右側板27Bとにより構成され、前記後ボックス体21Bの前記後上板22Bには、前記作業具を上,下方向に回動させる作業具シリンダ38を取付けるための作業具シリンダブラケット37が設けられている。
これにより、アーム21は、重量を増加させることなく強度を向上している。従って、油圧ショベル1に大型の作業具を取付けることができ、フロント装置11による作業の作業性を向上することができる。また、後ボックス体21Bの後上板22Bに作業具シリンダブラケット37が取付けられるので、作業具シリンダ38を長くすることができ、作業具の回動範囲を大きくすることができる。
また、前記閉塞板25は、前記後下板24から上方に向けて延び前記後上板22Bと前記後下板24との間を閉塞する閉塞部25Aと、前記閉塞部25Aに連接し前記後上板22Bの後端よりも上方に突出する突出部25Bとにより構成され、前記作業具シリンダブラケット37は、前記後上板22Bと前記閉塞板25の前記突出部25Bとに接続して設けられている。これにより、作業具シリンダブラケット37は、後ボックス体21Bに強固に接続される。
また、前記前ボックス体21Aは、前記作業具接続ボス28の上端から前記補強板36の上端まで延びる前上板22Aと、前記前上板22Aと対面し前記作業具接続ボス28の下端から前記ブーム接続ボス34の下端まで延びる前下板23と、前記作業具接続ボス28と前記ブーム接続ボス34との間に位置して前記前上板22Aと前記前下板23との間の左側面を閉塞する前左側板26Aと、前記作業具接続ボス28と前記ブーム接続ボス34との間に位置して前記前上板22Aと前記前下板23との間の右側面を閉塞する前右側板27Aとにより構成されている。これにより、前ボックス体21Aの重量を増加させることなく強度を向上している。
また、前記前ボックス体21Aの前記前下板23は、前記作業具接続ボス28から前記前上板22Aとの間の上,下方向の距離が離れるように下向きに傾斜して延びる下向き傾斜部23Aと、前記下向き傾斜部23Aの後端から前記前上板22Aに近付くように上向きに傾斜して前記ブーム接続ボス34まで延びる上向き傾斜部23Bとにより構成され、前記前下板23の前記下向き傾斜部23Aと前記上向き傾斜部23Bとの間の屈曲部位23Cには、前記アーム21を上,下方向に回動させるアームシリンダ19を取付けるためのアームシリンダブラケット32が設けられている。これにより、アームシリンダブラケット32は、前ボックス体21Aのうち耐久性が高い屈曲部位23Cに設けられているので、アームシリンダ19から受ける力を充分に支持することができる。
また、前記後上板22Bと前記前上板22Aとは、前記閉塞板25と前記作業具接続ボス28との間を前,後方向に延びた1枚の板体により形成され、前記後下板24と前記閉塞板25とは、1枚の板体により形成されている。これにより、アーム21は、溶接等による接合部が低減するので、各板体の溶接時における熱影響を抑制することができる。
また、前記車体は、自走可能な下部走行体2と、前記下部走行体2の上側に旋回可能に設けられた上部旋回体3とを有し、前記ブーム12は、基端側に設けられた車体接続ボス16が前記上部旋回体3の前側に俯仰の動作が可能に接続され、前記車体接続ボス16と前記上部旋回体3の上端との間の寸法H1は、地面Gと前記車体接続ボス16との間の寸法H2よりも小さくなっており、前記ブーム12および前記アーム21を前記上部旋回体3から前方に向けて最大伸長としたときに、前記ブーム12、前記アーム21、および前記作業具は、前記車体接続ボス16と前記上部旋回体3の上端との間に配設されている。これにより、狭い幅(高さ)内に、フロント装置11を伸ばすことができるので、解体作業の作業性を向上することができる。また、地面Gと車体接続ボス16との間の寸法H2に多くの瓦礫Dを蓄積することができる。
なお、上述した実施形態では、アーム21を狭隘な作業現場で用いられるショートアームとした場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば前ボックス体21Aと後ボックス体21Bとにより構成されるアーム21の構造を通常の広い作業現場で用いられる長尺なアームに適用してもよい。
また、上述した実施形態では、作業具として圧砕機40を用いた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば作業具として対象物を破砕、切断する破砕機、油圧ブレーカ、および土砂の掘削に用いられるバケットとしてもよい。
また、上述した実施の形態では、建設機械としてクローラ式の油圧ショベル1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えばホイール式油圧ショベルに用いられるフロント装置にも広く適用することができる。
1 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体(車体)
3 上部旋回体(車体)
11 フロント装置
12 ブーム
16 車体接続ボス
19 アームシリンダ
21 アーム
21A 前ボックス体
21B 後ボックス体
22 上板
22A 前上板
22B 後上板
23 前下板
23A 下向き傾斜部
23B 上向き傾斜部
23C 屈曲部位
24 後下板
25 閉塞板
25A 閉塞部
25B 突出部
26A 前左側板
26B 後左側板
27A 前右側板
27B 後右側板
28 作業具接続ボス
32 アームシリンダブラケット
34 ブーム接続ボス
36 補強板
37 作業具シリンダブラケット
38 作業具シリンダ
40 圧砕機(作業具)

Claims (6)

  1. 建設機械の車体に接続され前,後方向に延びるブームと、前記ブームの先端側に接続され前,後方向に延びるアームと、前記アームの先端側に接続された作業具とからなる建設機械のフロント装置において、
    前記アームは、先端側に前記作業具が接続される作業具接続ボスが備えられた前ボックス体と、前記前ボックス体の後側に設けられ前記ブームが接続されるブーム接続ボスが備えられた後ボックス体とからなり、
    前記後ボックス体は、前記ブーム接続ボスに立設された補強板と、前記補強板の上端から後方に向けて延びる後上板と、前記後上板と対面し前記ブーム接続ボスの下端から後方に向けて延びる後下板と、前記後上板の後端と前記後下板の後端との間を閉塞する閉塞板と、前記ブーム接続ボスと前記閉塞板との間に位置し前記後上板と前記後下板との間の左側面を閉塞する後左側板と、前記ブーム接続ボスと前記閉塞板との間に位置し前記後上板と前記後下板との間の右側面を閉塞する後右側板とにより構成され、
    前記後ボックス体の前記後上板には、前記作業具を上,下方向に回動させる作業具シリンダを取付けるための作業具シリンダブラケットが設けられていることを特徴とする建設機械のフロント装置。
  2. 前記閉塞板は、前記後下板から上方に向けて延び前記後上板と前記後下板との間を閉塞する閉塞部と、前記閉塞部に連接し前記後上板の後端よりも上方に突出する突出部とにより構成され、
    前記作業具シリンダブラケットは、前記後上板と前記閉塞板の前記突出部とに接続して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の建設機械のフロント装置。
  3. 前記前ボックス体は、前記作業具接続ボスの上端から前記補強板の上端まで延びる前上板と、前記前上板と対面し前記作業具接続ボスの下端から前記ブーム接続ボスの下端まで延びる前下板と、前記作業具接続ボスと前記ブーム接続ボスとの間に位置して前記前上板と前記前下板との間の左側面を閉塞する前左側板と、前記作業具接続ボスと前記ブーム接続ボスとの間に位置して前記前上板と前記前下板との間の右側面を閉塞する前右側板とにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の建設機械のフロント装置。
  4. 前記前ボックス体の前記前下板は、前記作業具接続ボスから前記前上板との間の上,下方向の距離が離れるように下向きに傾斜して延びる下向き傾斜部と、前記下向き傾斜部の後端から前記前上板に近付くように上向きに傾斜して前記ブーム接続ボスまで延びる上向き傾斜部とにより構成され、
    前記前下板の前記下向き傾斜部と前記上向き傾斜部との間の屈曲部位には、前記アームを上,下方向に回動させるアームシリンダを取付けるためのアームシリンダブラケットが設けられていることを特徴とする請求項3に記載の建設機械のフロント装置。
  5. 前記後上板と前記前上板とは、前記閉塞板と前記作業具接続ボスとの間を前,後方向に延びた1枚の板体により形成され、
    前記後下板と前記閉塞板とは、1枚の板体により形成されていることを特徴とする請求項3に記載の建設機械のフロント装置。
  6. 前記車体は、自走可能な下部走行体と、前記下部走行体の上側に旋回可能に設けられた上部旋回体とを有し、
    前記ブームは、基端側に設けられた車体接続ボスが前記上部旋回体の前側に俯仰の動作が可能に接続され、
    前記車体接続ボスと前記上部旋回体の上端との間の寸法は、地面と前記車体接続ボスとの間の寸法よりも小さくなっており、
    前記ブームおよび前記アームを前記上部旋回体から前方に向けて最大伸長としたときに、前記ブーム、前記アーム、および前記作業具は、前記車体接続ボスと前記上部旋回体の上端との間に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の建設機械のフロント装置。
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