JP2019131936A - 布地保持部材、印刷装置、加熱装置、印刷システム - Google Patents

布地保持部材、印刷装置、加熱装置、印刷システム Download PDF

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Abstract

【課題】布地の印刷が施される捺染装置などで使用される布地保持部材において、布地を平坦な状態で保持するプラテン部材のコーナー部分における皺の発生を低減する布地保持部材の提供。【解決手段】布地保持部材であるカセットは、布地の印刷が施される部分を平坦な状態で保持するプラテン部材300と、プラテン部材300の周縁部との間で布地を挟む外周カバー部材とを備え、プラテン部材300の周縁部には、外周カバーとの間で布地を挟む固定領域となる張り出し量W1のストレート部304aと、外周カバーとの間で布地を挟まない非固定領域となるコーナー部304bとを含むフランジ部304を有している布地保持部材。【選択図】図10

Description

本発明は布地保持部材、印刷装置、加熱装置、印刷システムに関する。
従来、捺染装置などで使用される布地保持部材として、布地の印刷が施される部分を平坦な状態で保持するプラテン部材と、布地保持部材の周縁部を覆う外周カバー部材と、を備え、プラテン部材の周縁部を形成するフランジ部と外周カバー部材との間で布地を固定するものが知られている(特許文献1)。
特開2017−202679号公報
上述した特許文献1に開示の構成にあっては、プラテン部材のコーナー部分において布地が集まるために皺が発生し易くなるという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、布地の皺の発生を低減することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る布地保持部材は、
布地の印刷が施される部分を平坦な状態で保持するプラテン部材と、
前記プラテン部材の周縁部との間で前記布地を挟む外周カバー部材と、を備え、
前記プラテン部材の周縁部には、前記外周カバー部材との間での前記布地を挟む固定領域と、前記外周カバー部材との間で前記布地を挟まない非固定領域を含む
構成とした。
本発明によれば、布地の皺の発生を低減することができる。
本発明に係る印刷システム(画像付与装置)の一例を示す斜視説明図である。 本発明に係る印刷装置の一例の外装を外した状態の斜視説明図である。 同印刷装置のステージが着脱位置にある状態でのヘッドより下側の機構部の平面説明図である。 同印刷装置のステージが最奥まで移動した状態でのヘッドより下側の機構部の平面説明図である。 本発明に係る加熱装置の一例の前扉を開いた状態の斜視説明図である。 同加熱装置の長手方向(カセット出し入れ方向)に沿う模式的断面説明図である。 本発明の第1実施形態に係る布地保持部材としてのカセットの斜視説明図である。 同じくカセットの外周カバーを開いた状態の斜視説明図である。 同じく図8の面S1における断面に相当するカセットの長手方向(出し入れ方向)に沿う概略断面説明図である。 同実施形態におけるプラテン部材の平面説明図である。 比較例におけるプラテン部材の傾きを説明する概略断面説明図である。 本発明の第2実施形態に係る布地保持部材としてのカセットのプラテン部材のコーナー部分の斜視説明図である。 本発明の第3実施形態に係る布地保持部材としてのカセットのプラテン部材のコーナー部分の斜視説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明に係る印刷システム(画像付与装置)の一例について図1を参照して説明する。図1は同印刷システムの一例を示す斜視説明図である。
画像付与装置である印刷システム1000は、カセット200と、印刷装置1と、加熱装置500とを備えている。印刷装置1は、カセット200が着脱可能で、カセット200に保持された布地400に画像を印刷する。加熱装置500は、カセット200を収容可能であり、布地400を保持したカセット200ごと収容して、布地400を加熱して画像を定着する。
この印刷システム1000の印刷装置1と加熱装置500とは別体であり、印刷装置1と加熱装置500を並べて配置する形態で使用することも、印刷装置1と加熱装置500とを積み重ねる形態で使用することもできる。なお、印刷装置1と加熱装置500とは離れた位置に配置することもできる。印刷装置1と加熱装置500とを積み重ねて設置することによって設置面積の効率化を図ることができる。
この印刷システム1000によって布地400に印刷するときには、布地400を保持したカセット200を印刷装置1にセット(装着)し、印刷装置1によって布地400に画像を印刷する。
印刷装置1による布地400への画像の印刷が終了したときには、ユーザーは印刷装置1から布地400を保持したままのカセット200を取り出す。そして、ユーザーは、加熱装置500の扉部材である前扉(前カバー、前ドア)502を開き、印刷された布地400を保持したままのカセット200を加熱装置500内に収容し、前扉502を閉じる。これにより、加熱装置500でカセット200ごと布地400を加熱する。布地400を加熱することによって布地400に印刷された画像が布地400に定着する。
このように、布地保持部材であるカセット200を印刷装置1と加熱装置500の両方で共用できる。これにより、印刷した布地400を印刷したときの状態のまま保持して加熱装置500にセットすることができ、布地400を持ち運んでも皺が寄ったり、一部が重なったりして印刷面が乱れることはなく、布地400に対する画像付与の作業性が向上する。
次に、本発明に係る印刷装置の一例について図2ないし図4を参照して説明する。図2は同印刷装置の外装を外した状態の斜視説明図である。図3は同印刷装置のステージが着脱位置にある状態でのヘッドより下側の機構部の平面説明図、図4は同印刷装置のステージが最奥まで移動した状態でのヘッドより下側の機構部の平面説明図である。なお、図3(a)及び図4(a)はカセットを装着していないときを、図3(b)及び図4(b)はカセットを装着しているときを示している。また、カセットで保持している布地は省略している。
印刷装置1は、装置本体100内に、布地400を保持する布地保持部材であるカセット200を着脱可能に保持して進退移動する受け部材であるステージ111と、ステージ111で保持されたカセット200に保持されている布地400に印刷する印刷手段112とを備えている。
ここで、布地400としては、ハンカチ、タオルなどの一枚の布地で形成されるものだけではなく、Tシャツ、トレーナーなどの衣服として加工された布地、トートバック等の製品の一部となっている布地も用いることができる。
ステージ111は、ガイド部材113に沿って矢印Y方向(送り方向)に移動可能に配置されている。ステージ111が移動することで、ステージ111に着脱可能に装着されたカセット200もY方向に移動する。
印刷手段112は、ステージ111に対して矢印X方向(主走査方向)に移動するキャリッジ121を有し、キャリッジ121には液体吐出ヘッドを備えている。すなわち、この印刷装置1はインクジェット記録方式で画像を形成する装置であるが、これに限るものではない。
この印刷装置1においては、カセット200のプラテン部材300に布地400をセットした状態で、装置本体100内のステージ111にカセット200を装着して保持する。そして、ステージ111の矢印Y方向への移動と印刷手段112(キャリッジ121)の矢印X方向への往復移動を繰り返すことで、布地400に所要の画像を印刷する。
ここで、ステージ111はZ方向にも昇降可能とし、カセット200に保持されている布地400の表面高さを検知してステージ111を昇降させることで、布地400とヘッドとのギャップを所定のギャップに調整可能としている。つまり、印刷動作では布地400の厚みにかかわらず、印刷手段112の液体吐出ヘッドと布地400の表面とのギャップが一定になるようにしている。
印刷動作では、カセット200を装着したステージ111を、図3の位置から図4の位置に移動させながら印刷してもよいし、一旦、図4の位置まで移動した後、図3の位置に戻しながら印刷してもよい。
次に、本発明に係る加熱装置の一例について図5及び図6を参照して説明する。図5は同加熱装置の前扉を開いた状態の斜視説明図、図6は同加熱装置の長手方向(カセット出し入れ方向)に沿う模式的断面説明図である。
この加熱装置500は、装置本体501と、装置本体501の前面側に設けられ、カセット200を出し入れする装置本体501の開口部511を開閉する扉部材である前扉(前カバー)502を備えている。
前扉502は開閉可能であって、前扉502を開くことで、加熱対象である布地400を保持した布地保持部材であるカセット200を、装置本体501内に対して出し入れすることができる。
装置本体501の内部には、布地400を着脱可能に保持する保持部材としてのカセット200を出し入れ可能に保持する受け部材(テーブル)503が配置されている。
受け部材503は、印刷装置1のステージ111と同様に、カセット200が着脱可能に装着されることで保持する部材、あるいは、カセット200を単に載置することで保持するテーブルなどで構成できる。
そして、受け部材503の上方には、カセット200に保持された布地400を加熱する加熱手段504が配置されている。
加熱手段504は、カセット200に保持されている布地400に対向する発熱手段であるヒータ542と、ヒータ542による受け部材503側と反対側への熱を断熱する断熱部材543とを備えている。
ヒータ542の受け部材503との対向面は、装置本体501内にセットされたカセット200に保持された布地400の露出した面に略平行に位置するよう構成されている。
受け部材503は昇降手段となる上下動機構(位置切替機構)507によって保持されている。
上下動機構507は、操作レバー588を回動操作することで、受け部材503が加熱手段504に対して最も離れた出し入れ位置、受け部材503を上昇させて加熱手段504に非接触で加熱する非接触加熱位置、受け部材503を更に上昇させて加熱手段504に接触させて加熱する接触加熱位置とすることができる。
この加熱装置500によってカセット200に保持された布地400を加熱するときには、印刷前のプレ加熱を行うときには、布地400を保持したカセット200を受け部材503上に載せ置いて、接触加熱位置まで上昇させて、プレスを行って皺などを除去する。
また、印刷後の加熱を行うときには、布地400を保持したカセット200を受け部材503上に載せ置いて、非接触加熱位置まで上昇させて、非接触加熱を行って、布地400に印刷された画像を定着させる。
次に、本発明の第1実施形態に係る布地保持部材としてのカセットについて図7ないし図9を参照して説明する。図7は同カセットの斜視説明図、図8は同じくカセットの外周カバーを開いた状態の斜視説明図、図9は同じく図8の面S1における断面に相当するカセットの長手方向(出し入れ方向)に沿う概略断面説明図である。
カセット200は、ベース部材201と、布地400の印刷が施される部分を平坦な状態で保持するプラテン部材300と、プラテン部材300の周縁部を覆う外周カバー部材202を有している。
プラテン部材300は、布地400を平坦な状態で保持する保持面303を構成する断熱部材からなるプラテン本体301と、プラテン構造体302とで構成されている。プラテン本体301は加熱に対して耐熱性を有する。プラテン構造体302は、プラテン本体301と一体になるとともに、プラテン本体301の外周側から張り出して、プラテン部材300の周縁部となるフランジ部304を形成している。
そして、ベース部材201には、外周カバー部材202の一端部がヒンジ203で回転可能に取り付けられ、外周カバー部材202はベース部材201に対して矢印方向に開閉可能に設けられている。
外周カバー部材202は、プラテン部材300に対応する部分に開口部202aを有する枠部202bを備え、枠部202bとプラテン部材300の周縁部となるフランジ部304との間で布地400を挟んで固定する。
プラテン部材300はベース部材201に対して支持部311で支持して、プラテン部材300とベース部材201との間には布地400の余剰部分400aを収容できる収容空間312を形成している。余剰部分400aは、例えばTシャツの前面に印刷を行う場合においては、両袖や襟口、すそ等が該当する。
ここで、プラテン部材300はベース部材201から着脱可能であり交換可能に形成されている。これによりプラテン部材300を複数用意し、印刷動作中に別のプラテン部材300に衣類を巻き付けておくことができ、印刷、定着終了後にプラテン部材300を交換するだけで速やかに次の布地の印刷を開始することができる。
このカセット200に布地400をセットするときには、図8に示すように、外周カバー部材202を開いて、プラテン部材300上に布地400をセット(保持)する。このとき、布地400の余分な部分(余剰部分)400aを図9に示すように、収容空間312内に収容した状態で、図7に示すように、外周カバー部材202を閉じる。
このように、カセット200は、印刷装置1から取り出した状態で布地400をプラテン部材300上にセットすることができるので、プラテン部材300への布地400のセット作業が容易になる。
また、このカセット200において、プラテン部材300を支持する支持部311は、ベース部材201側の中空支柱部231と、中空支柱部231に移動可能に嵌め合わされたプラテン部材300側の中空支柱部331と、中空支柱部231と中空支柱部331との間に配置した圧縮スプリング313とを備えている。
これにより、プラテン部材300はベース部材であるベース部材201に対して変位可能に支持される。
また、外周カバー部材202にロック爪部材204aを備えている。ロック爪部材204aは、外周カバー部材202のヒンジ203でベース部材201に対して開閉可能に保持された側と反対側に配置されている。
一方、ベース部材201にはロック爪部材204aを保持し、あるいは、ロック爪部材204aの保持を解除するロック爪保持部材204bを備えている。
これらのロック爪部材204aとロック爪保持部材204bでプラテン部材300の周縁部を覆う外周カバー部材202のベース部材201に対する高さを規制するロック手段204を構成している。
このように構成したので、布地400の厚みが変化したときにプラテン部材300がスプリング313の復元力に抗して下降してベース部材201との間隔が変化し、異なる厚みの布地400にも対応することができる。
そして、プラテン部材300は常に外周カバー部材202に一定の力で押し付けられることになるので、カセット200を持ち運びしたときでも布地400のずれが起き難い。
次に、本実施形態におけるプラテン部材のフランジ部について図10も参照して説明する。図10は同プラテン部材の平面説明図である。
プラテン部材300は、プラテン本体301の保持面303よりも外周に張り出したフランジ部304を有している。
ここで、フランジ部304は、略矩形形状に構成された保持面303のストレート部303aに沿って設けられるストレート部(辺部)304aと、保持面303の四隅のコーナー部303bに沿って設けられるコーナー部(角部)304bとで構成されている。
このフランジ部304のコーナー部304bの張り出し量W2は、ストレート部304aの張り出し量W1よりも小さくしている(0≦W2<W1)。また、このコーナー部304bの張り出し量W2は、外周カバー部材202の枠部202bとプラテン本体301の外周との間の面内方向における隙間G(図9参照)より小さくしている。
これにより、プラテン部材300の周縁部には、外周カバー部材202との間での布地400を挟む固定領域となる張り出し量W1のストレート部304aと、外周カバー部材202との間で布地400を挟まない非固定領域となる張り出し量W3のコーナー部304bを含むことになる。
このように構成したので、略矩形状のプラテン部材300の保持面303に布地400を保持するとき、保持面303のコーナー部303bに形成され易い布地400の折れやシワを、プラテン本体301の外周面に逃がすことができる。
ここで、比較例について図11を参照して説明する。図11は比較例におけるプラテン部材の傾きを説明する概略断面説明図である。
この比較例は、保持面303のコーナー部303bに沿ってストレート部304aと同様な張り出し量W1のコーナー部304bとなるフランジ部304を形成している。
ここで、外周カバー部材202とフランジ部304との間に布地400のシワや折り重なり等があった場合、外周カバー部材202を閉めにくくなったり、布地400の固定が不十分になって位置ずれが生じたりする。
さらに、プラテン部材300の高さを外周カバー部材202の枠部202bで規制している場合、図11に示すように、保持面303に傾きが生じて、印刷手段112と印刷面のギャップに偏差が発生して、印刷品質が低下することがある。
そこで、本実施形態のように、プラテン部材300の周縁部の内のコーナー部304bでは外周カバー部材202との間で布地400を挟まないようにすることで、布地400の位置ずれや印刷品質の低下を防止することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る布地保持部材としてのカセットについて図12を参照して説明する。図12は同カセットのプラテン部材のコーナー部分の斜視説明図である。
本実施形態では、フランジ部304のコーナー部304bは、保持面303からの距離H2を、ストレート部304aの距離H1よりも大きく(H2>H1)して、保持面303からストレート部304aよりも離間させている。
これにより、コーナー部304bは外周カバー部材202との間で布地400を挟まない非固定領域となる。
このように構成したので、前記第1実施形態と同様の作用効果を得られるとともに、フランジ部304の張り出し量をプラテン本体301の全外周に亘って同じにすることができ、プラテン部材300の強度が増すという効果が得られる。
次に、本発明の第3実施形態に係る布地保持部材としてのカセットについて図13を参照して説明する。図13は同カセットのプラテン部材のコーナー部分の斜視説明図である。
本実施形態では、プラテン部材300の四隅のコーナー部分はフランジ部304を設けない非固定領域とし、更に保持面303の面内方向に沿って切欠部305を設けている。
このように構成したので、布地400が厚手の布地であっても、プラテン部材300のコーナー部分での折れを切欠部305内に収容することができ、外周カバー部材202の側面との干渉によるセット不良を防止することができる。
1 印刷装置
111 ステージ
112 印刷手段
200 カセット(布地保持部材)
202 外周カバー部材
300 プラテン部材
301 プラテン本体
303 保持面
304 フランジ部
304a ストレート部
304b コーナー部
305 切欠部
400 布地
500 加熱装置
1000 印刷システム

Claims (8)

  1. 布地の印刷が施される部分を平坦な状態で保持するプラテン部材と、
    前記プラテン部材の周縁部との間で前記布地を挟む外周カバー部材と、を備え、
    前記プラテン部材の周縁部には、前記外周カバー部材との間での前記布地を挟む固定領域と、前記外周カバー部材との間で前記布地を挟まない非固定領域を含む
    ことを特徴とする布地保持部材。
  2. 前記プラテン部材の周縁部は、前記布地を保持する保持面を形成するプラテン本体の外周から張り出して設けられたフランジ部であり、
    前記非固定領域の前記フランジ部の張り出し量が、前記固定領域の前記フランジ部の張り出し量よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1に記載の布地保持部材。
  3. 前記プラテン部材の周縁部は、前記布地を保持する保持面を形成するプラテン本体の外周から張り出して設けられたフランジ部であり、
    前記非固定領域の前記フランジ部は、前記固定領域の前記フランジ部よりも、前記保持面から離間している
    ことを特徴とする請求項1に記載の布地保持部材。
  4. 前記非固定領域には、前記プラテン本体の面内方向に沿って切欠部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の布地保持部材。
  5. 前記プラテン部材は略矩形状の部材であり、前記非固定領域はコーナー部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の布地保持部材。
  6. 布地を保持する布地保持部材を着脱可能に保持する受け部材と、
    前記布地に印刷する印刷手段と、を備え、
    前記布地保持部材が請求項1ないし5のいずれかに記載の布地保持部材である
    ことを特徴とする印刷装置。
  7. 布地を保持する布地保持部材を着脱可能に保持する受け部材と、
    前記布地保持部材に保持された前記布地を加熱する加熱手段と、を備え、
    前記布地保持部材が請求項1ないし5のいずれかに記載の布地保持部材である
    ことを特徴とする加熱装置。
  8. 請求項6に記載の印刷装置と、
    請求項7に記載の加熱装置と、を含む
    ことを特徴とする印刷システム。
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