JP2019131083A - 観測装置、観測方法、観測プログラム - Google Patents

観測装置、観測方法、観測プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所定の地理的範囲において、上空と地表近傍の間の環境データを取得することができる観測装置、観測方法、観測プログラムを提供すること。【解決手段】観測装置1は、推力を得るための複数のプロペラ8と、観測装置1の位置を測位するための測位手段と、環境データを取得するための環境データ取得手段と、所定の高度と座標で規定される観測位置に到達したか否かを判断する観測位置判断手段と、観測位置に到達した場合に、プロペラ8に接続されたモーター6の回転を停止する、または、モーター6の回転を制御して観測位置から所定範囲内の位置に所定時間滞在し、その後、モーター6の回転を停止する回転制御手段と、モーター6の回転を停止した自由落下中において、モーター6の回転を再開する回転再開高度に到達したか否かを判断する回転再開高度判断手段と、回転再開高度に到達した場合に、モーター6の回転を再開する回転再開手段と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、観測装置、観測方法、観測プログラムに関する。
従来、観測気球に積んださまざまな計器装置によって磁場現象や大気流、宇宙線やオゾン層などの科学的データの収集をする技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特表2002−544064号公報
観測気球は、風の影響を受けやすい性質を有し、水平方向へ移動し易いから、所定の地理的範囲において、上空と地表近傍の間の環境データを取得することは困難である。
本発明はかかる問題の解決を試みたものであり、所定の地理的範囲において、上空と地表近傍の間の環境データを取得することができる観測装置、観測方法、観測プログラムを提供することを目的とする。
第一の発明は、推力を得るための複数のプロペラと、観測装置の位置を測位するための測位手段と、環境データを取得するための環境データ取得手段と、所定の高度と座標で規定される観測位置に到達したか否かを判断する観測位置判断手段と、前記観測位置に到達した場合に、前記プロペラに接続されたモーターの回転を停止する、または、前記モーターの回転を制御して前記観測位置から所定範囲内の位置に所定時間滞在し、その後、前記モーターの回転を停止する回転制御手段と、前記モーターの回転を停止した自由落下中において、前記モーターの回転を再開する回転再開高度以下に到達したか否かを判断する回転再開高度判断手段と、前記回転再開高度に到達した場合に、前記モーターの回転を再開する回転再開手段と、を有する観測装置である。
第一の発明の構成によれば、観測装置は、観測位置に到達すると、モーターの回転を停止し、自由落下する。あるいは、観測位置から所定範囲内の位置に所定時間滞在し、その後、モーターの回転を停止し、自由落下する。観測装置は、観測位置から所定範囲内の位置、または、自由落下中に環境データを取得することができる。観測装置は、気球のような風の影響を受けやすい構成を含まないから、モーターの回転を停止すると、ほぼ鉛直に落下する。そして、回転再開高度に到達すると、モーターの回転を再開し、安全に着地する。これにより、所定の地理的範囲における上空と地表近傍の間の環境データを取得することができる。
第二の発明は、第一の発明の構成において、前記観測位置判断手段によって、前記所定の高度に到達したが、前記所定の座標と乖離していると判断した場合に、前記モーターの回転を制御することによって、前記観測装置が前記所定の座標に位置するように調整する第一位置調整手段を有する観測装置である。
第三の発明は、第二の発明の構成において、前記モーターの回転を停止して自由落下している間に、前記観測装置の位置が所定の座標範囲内か否かを判断する落下中座標判断手段と、前記観測装置の位置が前記所定の座標範囲外の場合に、前記モーターの回転を制御して、前記観測装置が前記所定の座標範囲内に位置するように調整する落下中位置調整手段と、を有する観測装置である。
第四の発明は、第一の発明乃至第三の発明のいずれかの構成において、前記観測装置が自由落下している間に、前記観測装置の水平方向の位置を所定範囲内に制御するための気流制御手段を有する観測装置である。
第五の発明は、第一の発明乃至第四の発明のいずれかの構成において、前記回転制御手段は、さらに、前記観測装置が飛行するときの制御とは異なる方法によって前記プロペラの回転を制御することによって、自由落下の降下速度及び/または水平方向の位置を調整する、観測装置である。
第六の発明は、推力を得るための複数のプロペラと、前記観測装置の位置を測位するための測位手段と、環境データを取得するための環境データ取得手段と、を有する観測装置が実施する観測方法であって、所定の高度と座標で規定される観測位置に到達したか否かを判断する観測位置判断ステップと、前記観測位置に到達した場合に、前記プロペラに接続されたモーターの回転を停止する、または、前記モーターの回転を制御して前記観測位置から所定範囲内の位置に所定時間滞在し、その後、前記モーターの回転を停止する回転制御ステップと、前記モーターの回転を停止した自由落下中において、前記モーターの回転を再開する回転再開高度以下に到達したか否かを判断する回転再開高度判断ステップと、前記回転再開高度に到達した場合に、前記モーターの回転を再開する回転再開ステップと、を有する観測方法である。
第七の発明は、推力を得るための複数のプロペラと、前記観測装置の位置を測位するための測位手段と、環境データを取得するための環境データ取得手段と、を有する観測装置を制御するコンピュータを、所定の高度と座標で規定される観測位置に到達したか否かを判断する観測位置判断手段、前記観測位置に到達した場合に、前記プロペラに接続されたモーターの回転を停止する、または、前記モーターの回転を制御して前記観測位置から所定範囲内の位置に所定時間滞在し、その後、前記モーターの回転を停止する回転制御手段、前記モーターの回転を停止した自由落下中において、前記モーターの回転を再開する回転再開高度以下に到達したか否かを判断する回転再開高度判断手段、前記回転再開高度に到達した場合に、前記モーターの回転を再開する回転再開手段、として機能させるための観測プログラムである。
本発明によれば、所定の地理的範囲における上空と地表近傍の間の環境データを取得することができる。
本発明の実施形態に係る観測装置の使用状態を示す概略図である。 観測装置を示す概略図である。 観測装置の機能ブロックを示す概略図である。 観測装置の動作例を示す概略フローチャートである。 第二の実施形態に係る観測装置を示す概略図である。 姿勢制御部材を示す概略図である。 観測装置の動作例を示す概略フローチャートである。 観測装置の動作例を示す概略フローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。以下の説明においては、同様の構成には同じ符号を付し、その説明を省略又は簡略する。なお、当業者が適宜実施できる構成については説明を省略し、本発明の基本的な構成についてのみ説明する。
<第一の実施形態>
図1に示すように、本実施形態の観測装置1(以下、「無人機1」という。)は、複数のプロペラの回転によって推力を得て、地表の出発位置P1から矢印z1に示す鉛直方向に上昇する。そして、無人機1は、観測位置P2に到達すると、プロペラに接続されたモーターの回転を停止し、矢印z2に示す鉛直方向に自由落下する。無人機1は、自由落下により高度を下げて、所定の回転再開高度H2以下に到達すると、モーターの回転を再開し、出発位置P1に帰還する。出発位置P1の座標と観測位置P2の座標(緯度及び経度)は同一であり、高度が異なる。無人機1は、自由落下する間に、環境データを取得する。環境データは、例えば、大気の成分、温度、湿度、磁場、風の方向であるが、これらに限定されない。
以下、図2を参照して、無人機1の構成の概略を説明する。無人機1は、筐体2を有する。筐体2の内部には、無人機1の各部を制御するコンピュータ、自律移動装置、モーター駆動回路、無線通信装置、GPS(Global Positioning System)などの航法衛星システムを利用した測位装置、慣性センサー、気圧センサー等の電子部品が配置されている。筐体2には、さらに、環境データを取得するための各種センサー(以下、「環境センサー」と呼ぶ。)を格納している。環境センサーは、例えば、温度センサー、湿度センサー、磁場センサー等であるが、これらに限定されない。これらの各種センサーは、環境データ取得手段の一例である。
筐体2には、4本の棒状のアーム4が接続されている。各アーム4にはモーター6が接続されており、各モーター6にはプロペラ8が接続されている。無人機1は、プロペラ8の回転によって、移動するための推力を得る。アーム4は、例えば、炭素繊維強化プラスチックで形成されており、強度を保ちつつ、軽量に構成されている。
プロペラ8に接続された各モーター6は、直流モーター(ブラシレスDCモーター)である。各モーター6は、筐体2内の自律移動装置によってそれぞれ独立して制御され、無人機1を上下水平方向の移動や空中での停止(ホバリング)及び姿勢制御を自在に行うことができるようになっている。これらを、無人機1が飛行するときの制御と呼ぶ。
筐体2の下部には、ジンバル12が接続され、ジンバル12にカメラ10が接続されている。ジンバル12は、カメラ10による撮影画像のぶれを最小化し、かつ、カメラ10の光軸を任意の方向に制御することができる3軸の固定装置である。カメラ10は情報取得手段の一例である。なお、情報取得手段は、カメラに限らず、例えば、レーザースキャナー等であってもよい。
図3は、無人機1の機能構成を示す図である。無人機1は、CPU(Central Processing Unit)100、記憶部102、無線通信部104、衛星測位部106、慣性センサー部108、環境データ取得部110、駆動制御部112、画像処理部114、及び、電源部120を有する。
無人機1は、無線通信部104によって、基地局150と通信可能になっている。無人機1は、無線通信部104によって、基地局150から、発進や移動等の指示を受信する。
無人機1は、衛星測位部106及び慣性センサー部108によって、現在位置を測位する。無人機1は、衛星測位部106によって、基本的に、4つ以上の航法衛星からの電波を受信して無人機1の位置を計測する。航法衛星は、例えば、GPS(Global Positioning System)衛星や準天頂衛星である。
無人機1は、慣性センサー部108によって、無人機1自体の位置を測定し、姿勢を検出することができる。慣性センサー部108は、加速度センサー及びジャイロセンサーによって、出発点からの無人機1の移動を積算して、無人機1の位置を計測する。衛星測位部106及び慣性センサー部108は、測位手段の一例である。
また、加速度センサー及びジャイロセンサーによって、無人機1がプロペラ8を停止している間における無人機1自体の移動速度と移動方向を検知することができる。プロペラ8の停止時における無人機1の移動速度と移動方向は、無人機1にかかる外力を反映しているから、加速度センサー及びジャイロセンサーによって得られるデータは、無人機1にかかる風などの外力を算出するためのデータとなる。加速度センサー及びジャイロセンサーは、環境データ取得手段の一例でもある。
無人機1は、駆動制御部112によって、各モーター6の回転を制御し、上下水平移動や空中停止、傾きなどの姿勢を制御するようになっている。
無人機1は、画像処理部114によって、カメラ10によって取得した画像を処理する。
電源部120は、例えば、交換可能な可充電電池であり、無人機1の各部に電力を供給するようになっている。
記憶部102には、自律移動及びプロペラ8の回転に必要な各種データ及びプログラムのほか、観測位置判断プログラム、第一位置調整プログラム、回転制御プログラム、環境データ取得開始プログラム、回転再開高度判断プログラム、回転再開プログラム、及び、帰還プログラムが格納されている。CPU100と観測位置判断プログラムは、観測位置判断手段の一例である。CPU100と第一位置調整プログラムは、第一位置調整手段の一例である。CPU100と回転制御プログラムは、回転制御手段の一例である。CPU100と環境データ取得開始プログラムは、環境データ取得開始手段の一例である。CPU100と回転再開高度判断プログラムは、回転再開高度判断手段の一例である。CPU100と回転再開プログラムは、回転再開手段の一例である。CPU100と帰還プログラムは、帰還手段の一例である。
無人機1は、観測位置判断プログラムによって、出発位置P1(図1参照)から上昇しつつ、無人機1の位置が所定の高度及び座標で規定される観測位置P2(図1参照)に到達したか否かを判断する。高度は標高で規定され、座標は緯度と経度で規定される。観測位置P2の高度H1は、例えば、8000メートル(m)である。無人機1は、無人機1自体の位置を測位して得た位置と、記憶部102に格納している観測位置P2の高度及び座標を対比して、無人機1の現在位置が観測位置P2であるか否かを判断する。
無人機1は、現在位置が観測位置P2の高度に到達したが、座標が観測位置P2の座標と乖離していると判断した場合には、第一位置調整プログラムによって、各プロペラ8の回転を制御して、現在位置の座標が観測位置P2の座標と一致するように位置を調整する。
無人機1は、観測位置P2に到達したと判断すると、回転制御プログラムによって、すべてのモーター6の回転を停止し、プロペラ8の回転を停止する。すべてのプロペラ8の回転(モーター6の回転によるプロペラ8の回転)を停止すると、無人機1は推力を失うから、ほぼ鉛直方向に自由落下する。
無人機1は、すべてのモーター6の回転を停止すると、環境データ取得開始プログラムによって、大気成分などの環境データの取得を開始する。
無人機1は、自由落下を開始すると、回転再開高度判断プログラムによって、モータ−6の回転を再開する回転再開高度H2以下に到達したか否かを判断する。回転再開高度H2は、地表からの高さで規定され、例えば、20メートル(m)である。
無人機1は、回転再開高度H2に到達したと判断すると、回転再開プログラムによって、モーター6の回転を再開する。モーター6の回転を再開すると、無人機1の自由落下は停止し、制御された速度で飛行(降下)する。
無人機1は、モーター6の回転を再開すると、帰還プログラムによって、無人機1の現在位置と出発位置P1の座標が解離しているか否かを判断し、乖離している場合には、各プロペラ8の回転を制御して、水平方向への移動方向を調整し、出発位置P1へ帰還する。
以下、無人機1の動作を、図4のフローチャートを参照して説明する。無人機1は出発位置P1(図1参照)から上昇を開始すると(図4のステップST1)、無人機1自体の位置の測位を継続的に行う(ステップST2)。無人機1は、現在位置が、観測位置P2の高度である予定高度か否かを判断し(ステップST3)、予定高度であれば、観測位置P2の座標である予定座標か否かを判断する(ステップST4)。現在位置が予定座標と乖離している場合には、各プロペラ8の回転(モーター6の回転)を制御して、現在位置が予定座標となるように位置を調整する(ステップST5)。
無人機1は、現在位置が予定座標であると判断すると(ステップST4)、すべてのプロペラ8(モーター6)の回転を停止し(ステップST6)、環境データの取得を開始する(ステップST7)。無人機1は、現在位置がプロペラの回転を再開する回転再開高度H2以下であると判断すると(ステップST8)、すべてのプロペラ8(モーター6)の回転を再開し(ステップST9)、現在位置が出発位置P1の座標と乖離している場合には、各プロペラ8(モーター6)の回転を制御して位置を調整し(ステップST10)、出発位置P1へ帰還する(ステップST11)。
<第二の実施形態>
図5乃至図8を参照して、第二の実施形態について説明する。第一の実施形態と共通する事項は説明を省略し、第一の実施形態と異なる事項についてのみ説明する。
第二の実施形態の無人機1Aは、自由落下中に環境データを取得するほか、一か所以上の任意の空中位置において、空中停止(ホバリング)して、環境データを取得することができる。また、無人機1Aが飛行するときのようにモーター6を駆動させることなく、自由落下の落下速度を調整することができるように構成されている。さらに、無人機1Aが飛行するときのようにモーター6を駆動させることなく、自由落下における水平方向の位置を制御することができるように構成されている。
無人機1Aのプロペラ8A等は、可変ピッチプロペラとして構成されている。すべてのモーター6の回転を停止した自由落下中に、プロペラ8A等によってオートローテーション(自由回転飛行)を行い、そのときに、プロペラピッチ(迎え角)を変更することによって、オートローテーションを調整する。プロペラピッチの変更に必要な電力は、モーター6の回転に必要な電力に比べて極めて小さい。これにより、微小な電力で、自由落下における落下速度を調整することができる。また、プロペラ8Aごとに、プロペラピッチを変えることによって、自由落下における水平方向の位置調整も、微小な電力消費で実施することができる。例えば、一つのプロペラ8Aのピッチと、他の三つのプロペラ8Aのピッチを異なるようにすることで、自由落下の方向を調整することができる。
また、図5(a)に示すように、第二の実施形態の無人機1Aの筐体2には、中空の棒状部材20が配置され、棒状部材20には板状の羽根状部材22A,22B,22C及び22Dが接続されている。図5(b)は、図5(a)の無人機1Aの棒状部材20と羽根状部材22A等を矢印z2方向から視た平面図である。図5(b)に示すように、羽根状部材22A等は、等角度の間隔(90度の間隔)で、棒状部材20に放射状に配置されている。
図6(a)は羽根状部材22A等の正面図及び側面図であり、図6(b)は羽根状部材22A等の側面図である。図6(a)に示すように、羽根状部材22A等は、基部22a及び可動部22bから構成される。基部22aと可動部22bは軸22cで接続されており、可動部22bは基部22aに対して、矢印a1及びa2方向に回動可能に構成されている。
直線状に配置された羽根状部材22Aと22C(図5(b)参照)は、同一方向及び同一角度で回動し、直線状に配置された羽根状部材22Cと22D(図5(b)参照)は、同一方向及び同一角度で回動するように構成されている。
羽根状部材22A等の各軸22cは、それぞれ、ワイヤー(図示せず)の一端に接続されており、各ワイヤーの他端は筐体2に格納された各サーボモーター(図示せず)に接続されている。なお、羽根状部材22Aと22Cは共通のサーボモーターに接続し、羽根状部材22Bと22Dは共通のサーボモーターに接続する構成にしてもよい。ワイヤーは、棒状部材20の内部を通過して、各サーボモーターと各軸22cを接続している。各サーボモーターの回転を制御することによって、各軸22cを回動させ、各可動部22bを所定の角度に回動させることができる。棒状部材20、羽根状部材22A等、ワイヤー及びサーボモーターは、気流制御手段の一例である。
羽根状部材22A等の基本状態は、図6(a)に示す状態であり、基部22aと可動部22bが180度に配置され、一つの平面を形成している。無人機1Aが、観測位置P2(図1参照)において、すべてのプロペラ8の回転を停止すると、無人機1Aは自由落下を開始する。このとき、羽根状部材22A等が図6(a)の基本状態であることによって、気流が鉛直方向に制御され、風の影響を受けにくくなる。これにより、無人機1Aは、ほぼ鉛直方向に落下する。
また、無人機1Aが、自由落下中に、すべての羽根状部材22A等の各可動部22bを同一角度で回動させ、基部22aと可動部22bが所定の角度θ(図6(b)参照)を維持するようにすることで気流の方向が水平成分を有するように変更する。これにより、自由落下する落下速度が遅くなる。すなわち、基部22aと可動部22bの角度θを調整することによって、自由落下の落下速度を調整することができる。
上述のように、無人機1Aは、プロペラ8A等のプロペラピッチを変更する制御、及び、基部22aと可動部22bの角度θを調整する制御の双方を使用して、自由落下の落下速度を調整することができる。
また、無人機1Aが、自由落下中に風に流された場合には、羽根状部材22A等において、角度θを異なるように調整することで、自由落下の方向を調整することができる。例えば、羽根状部材22A及び22Cを図6(b)に示すように角度θに回動し、羽根状部材22B及び22Dは図6(a)に示す基本状態を維持すると、無人機1Aは、矢印x1方向へ移動する。無人機1Aは、自由落下中の水平方向の位置が所定範囲外になった場合には、モーター6を回転させて、プロペラ8A等を回転させることによって、水平方向の位置を制御することもできるが、このように、羽根状部材22A等の制御によっても水平方向の位置を制御することができる。
無人機1Aの記憶部102(図3参照)には、自律移動及びプロペラ8A等の回転に必要な各種データ及びプログラムのほか、観測位置判断プログラム、第一位置調整プログラム、目標位置維持プログラム、環境データ取得開始プログラム、回転制御プログラム、落下中座標判断プログラム、落下中位置調整プログラム、第二観測位置判断プログラム、第二位置調整プログラム、回転再開高度判断プログラム、回転再開プログラム、及び、帰還プログラムが格納されている。CPU100と目標位置維持プログラムは、目標位置維持手段の一例である。CPU100と落下中座標判断プログラムは、落下中座標判断手段の一例である。CPU100と落下中位置調整プログラムは、落下中位置調整手段の一例である。CPU100と第二観測位置判断プログラムは、第二観測位置判断手段の一例である。CPU100と第二位置調整プログラムは、第二位置調整手段の一例である。
無人機1Aは、観測位置P2に到達したと判断すると、目標位置維持プログラムによって、空中停止(ホバリング)し、観測位置P2の所定範囲内へ滞在する。風などの影響によって、無人機1Aの位置が観測位置P2から乖離した場合には、各プロペラ8A等を回転させて、所定範囲内へ戻る。これにより、無人機1Aは、観測位置P2から所定範囲内に滞在するようになっている。所定範囲内は、例えば、観測位置P2から半径20メートル以内である。
無人機1Aは、観測位置P2から所定範囲内に滞在しつつ、環境データ取得開始プログラムによって、大気成分などの環境データの取得を開始する。
無人機1Aは、観測位置P2における環境データの取得を開始して、所定時間が経過すると、回転制御プログラムによって、すべてのモーター6の回転を停止する。所定時間は、例えば、1分間である。すべてのモーター6の回転を停止すると、無人機1は推力を失うから、ほぼ鉛直方向に自由落下する。自由落下の落下速度は、プロペラ8A等のプロペラピッチの変更、及び、羽根状部材22A等の基部22aと可動部22bの角度θを調整することによって制御する。無人機1Aは、自由落下中においても、環境データを取得する。
無人機1Aは、落下中座標判断プログラムによって、自由落下している間に、無人機1A自体の位置が所定の座標範囲内(許容座標範囲内)か否かを判断する。許容座標範囲は、例えば、出発位置P1の座標(緯度及び経度)の中心から半径20メートル(m)である。
無人機1Aは、現在位置が許容座標範囲外である場合に、落下中位置調整プログラムによって、羽根状部材22A等において、基部22aと可動部22bの角度θが異なるように調整することによって水平方向の位置を制御する。例えば、羽根状部材22A及び22Cにおいては、基部22aと可動部22bの角度θを基本状態である180度に維持し、羽根状部材22B及び22Dにおいては、可動部を30度だけ回動し、基部22aと可動部22bの角度θを150度に変更する。これにより、無人機1Aは、矢印x1方向へ移動する。また、無人機1Aは、羽根状部材22A等の角度θの制御のほか、各プロペラ8Aのプロペラピッチを変更する、あるいは、各モーター6の回転(プロペラ8Aの回転)を制御して、無人機1Aが許容座標範囲内に位置するように調整することもできる。これにより、無人機1Aは、出発位置P1と観測位置P2を結ぶ方向(鉛直方向)により近い方向へ落下しつつ、環境データを取得することができる。
無人機1Aは、第二観測位置判断プログラムによって、現在位置が第二の観測位置P3(図示せず)の高度から所定高度αだけ高い高度に到達したか否かを判断する。観測位置P3は、例えば、出発位置P1と観測位置P2(図1参照)の中間の位置である。所定高度αは、例えば、15メートル(m)である。
無人機1Aは、現在位置が観測位置P3の高度から所定高度αだけ高い高度に到達したと判断すると、第二位置調整プログラムによって、すべてのモーター6の回転を再開し、降下速度を調整し、必要に応じて水平方向の位置を調整し、観測位置P3へ向かう。
無人機1Aは、観測位置P3に到達したと判断すると、目標位置維持プログラムによって、空中停止(ホバリング)し、観測位置P3の所定範囲内へ所定時間の間滞在する。
無人機1Aは、観測位置P3から所定範囲内に滞在しつつ、環境データ取得開始プログラムによって、大気成分などの環境データの取得を開始する。
無人機1Aは、観測位置P3における環境データの取得を開始して、所定時間が経過すると、回転制御プログラムによって、すべてのモーター6の回転を停止する。すべてのモーター6の回転を停止すると、無人機1は推力を失い、ほぼ鉛直方向に自由落下する。
無人機1Aは、自由落下を開始すると、回転再開高度判断プログラムによって、モーター6の回転を再開する回転再開高度H2以下に到達したか否かを判断する。回転再開高度H2は、地表からの高さで規定され、例えば、20メートル(m)である。
無人機1Aは、回転再開高度H2以下に到達したと判断すると、回転再開プログラムによって、モーター6の回転を再開する。モーター6の回転を再開すると、無人機1Aの自由落下は停止し、制御された速度で飛行(降下)する。
無人機1Aは、モーター6の回転を再開すると、帰還プログラムによって、出発位置P1へ帰還する。
以下、図7及び図8を参照して、無人機1Aの動作を説明する。ステップST1乃至ステップST5(図7参照)は、第一の実施形態と同様であるから説明を省略する。無人機1Aは、現在位置が予定座標であると判断すると(ステップST4)、目標位置を維持し、環境データの取得を開始する(ステップST101)。目標位置は、第一の観測位置P2である。
無人機1Aは、所定時間経過後、すべてのモーター6の回転を停止する(ステップST102)。すべてのモーター6の回転を停止すると、無人機1Aは自由落下する。自由落下中は、プロペラ8A等のピッチを変更して落下速度を調整し、また、羽根状部材22A等の角度θを変更したり、必要に応じて、プロペラ8A等を回転させて、鉛直方向により近い方向に落下するようにする。
無人機1Aは、自由落下を開始すると、第二の予定高度に到達したか否かを判断する(ステップST103)。第二の予定高度は、観測位置P3(図示せず)の高度から所定高度αだけ高い高度である。
無人機1Aは、第二の予定高度に到達したと判断すると(ステップST103)、モーター6の回転を再開し(ステップST104)、落下速度(降下速度)を遅くする。続いて、無人機1Aは、現在位置の座標が予定座標か否かを判断し(ステップST105)、予定座標から乖離している場合には、モーター6の回転を制御し、水平方向の位置を調整する(ステップST106)。
無人機1Aは、現在位置が予定座標であると判断すると(ステップST105)、モーター6の回転を制御し、観測位置P3から所定範囲の位置を維持し(ステップST107)、環境データを取得する。
無人機1Aは、所定時間経過後、すべてのモーター6の回転を停止し(ステップST108)、自由落下へ移行する。
無人機1Aは、モーター6の回転再開高度H2以下であると判断すると(図8のステップST109)、モーター6の回転を再開し(ステップST110)、必要に応じて各モーター6の回転を制御して、無人機1Aが出発位置P1の座標に位置するように位置を調整し(ステップST111)、出発位置P1(図1参照)へ帰還する(ステップST112)。
なお、本発明は上述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
1,1A 観測装置(無人機)
2 筐体
4 アーム
6 モーター
8,8A プロペラ
10 カメラ
12 ジンバル
20 棒状部材
22A,22B,22C,22D 羽根状部材

Claims (7)

  1. 推力を得るための複数のプロペラと、
    観測装置の位置を測位するための測位手段と、
    環境データを取得するための環境データ取得手段と、
    所定の高度と座標で規定される観測位置に到達したか否かを判断する観測位置判断手段と、
    前記観測位置に到達した場合に、前記プロペラに接続されたモーターの回転を停止する、または、前記モーターの回転を制御して前記観測位置から所定範囲内の位置に所定時間滞在し、その後、前記モーターの回転を停止する回転制御手段と、
    前記モーターの回転を停止した自由落下中において、前記モーターの回転を再開する回転再開高度以下に到達したか否かを判断する回転再開高度判断手段と、
    前記回転再開高度に到達した場合に、前記モーターの回転を再開する回転再開手段と、
    を有する観測装置。
  2. 前記観測位置判断手段によって、前記所定の高度に到達したが、前記所定の座標と乖離していると判断した場合に、前記モーターの回転を制御することによって、前記観測装置が前記所定の座標に位置するように調整する第一位置調整手段を有する、
    請求項1に記載の観測装置。
  3. 前記モーターの回転を停止して自由落下している間に、前記観測装置の位置が所定の座標範囲内か否かを判断する落下中座標判断手段と、
    前記観測装置の位置が前記所定の座標範囲外の場合に、前記モーターの回転を制御して、前記観測装置が前記所定の座標範囲内に位置するように調整する落下中位置調整手段と、
    を有する請求項2に記載の観測装置。
  4. 前記観測装置が自由落下している間に、前記観測装置の水平方向の位置を所定範囲内に制御するための気流制御手段を有する、
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の観測装置。
  5. 前記回転制御手段は、さらに、前記観測装置が飛行するときの制御とは異なる方法によって前記プロペラの回転を制御することによって、自由落下の降下速度及び/または水平方向の位置を調整する、
    請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の観測装置。
  6. 推力を得るための複数のプロペラと、前記観測装置の位置を測位するための測位手段と、環境データを取得するための環境データ取得手段と、を有する観測装置が実施する観測方法であって、
    所定の高度と座標で規定される観測位置に到達したか否かを判断する観測位置判断ステップと、
    前記観測位置に到達した場合に、前記プロペラに接続されたモーターの回転を停止する、または、前記モーターの回転を制御して前記観測位置から所定範囲内の位置に所定時間滞在し、その後、前記モーターの回転を停止する回転制御ステップと、
    前記モーターの回転を停止した自由落下中において、前記モーターの回転を再開する回転再開高度以下に到達したか否かを判断する回転再開高度判断ステップと、
    前記回転再開高度に到達した場合に、前記モーターの回転を再開する回転再開ステップと、
    を有する観測方法。
  7. 推力を得るための複数のプロペラと、前記観測装置の位置を測位するための測位手段と、環境データを取得するための環境データ取得手段と、を有する観測装置を制御するコンピュータを
    所定の高度と座標で規定される観測位置に到達したか否かを判断する観測位置判断手段、
    前記観測位置に到達した場合に、前記プロペラに接続されたモーターの回転を停止する、または、前記モーターの回転を制御して前記観測位置から所定範囲内の位置に所定時間滞在し、その後、前記モーターの回転を停止する回転制御手段、
    前記モーターの回転を停止した自由落下中において、前記モーターの回転を再開する回転再開高度以下に到達したか否かを判断する回転再開高度判断手段、
    前記回転再開高度に到達した場合に、前記モーターの回転を再開する回転再開手段、
    として機能させるための観測プログラム。

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