JP2019130450A - 石炭排水の処理方法および装置 - Google Patents

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昭洋 田中
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雅典 東都
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Hiroto Iguchi
博人 井口
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    • C02F1/44Treatment of water, waste water, or sewage by dialysis, osmosis or reverse osmosis

Abstract

【課題】微粉炭を含む石炭排水を効率よく浄化し得る石炭排水の処理方法および装置を提供する。【解決手段】石炭を扱う機器(コンベヤ)からの排水が導入される膜処理槽120と、該膜処理槽120の内部に配置されて排水を濾過する多孔質膜130とを備える。膜処理槽120の前段には、排水に含まれる物質を沈降させて排水の上澄みを膜処理槽120へ導く沈降槽110を備える。沈降槽110では、排水に含まれる物質を自然沈降により沈降させる。【選択図】図2

Description

本発明は、石炭排水の処理方法および装置に関する。
一般に、石炭を扱う設備では、機器に対して散水が行われる場合がある。例えば、石炭火力発電所の揚運炭設備において、燃料である石炭は貯炭場からコンベヤを用いて搬送されてミルで粉砕され、微粉炭としてボイラのバーナへ供給され、燃焼される。こうした揚運炭設備では、機器の一つであるコンベヤに対し、石炭の温度上昇や微粉炭の拡散を抑制し、また機器の機能を維持する目的で散水が行われる。
図4は従来の揚運炭設備におけるコンベヤの洗浄設備の一例を示しており、複数基の機器(コンベヤ)Cの所要箇所に対し散水ポンプ10で昇圧された洗浄水が散水ノズル(図示せず)から散水されて洗浄が行われるようになっている。散水された後の微粉炭を含む洗浄水は、排水として排水回収槽20に集められ、回収ポンプ30により回収水集合槽40に送られてから、さらに凝集処理ユニット50に送られる。凝集処理ユニット50では、排水に含まれる微粉炭等の物質が凝集処理され、上澄みが処理水槽60を経て散水ポンプ10へ導かれ、洗浄水としてコンベヤCの洗浄に再利用される。
凝集処理ユニット50は、例えば図5に示す如く、pH調整槽51、凝集反応槽52、凝集沈降槽53を備えて構成される。
図5に示した例では、pH調整槽51において排水にポリ塩化アルミニウム(PAC: Poly Aluminium Chloride)等の無機系の凝集剤が添加されて撹拌機70により撹拌され、pHが中性域に調整されると共に、微粉炭等が凝集剤によって凝集した懸濁物質の集合体(フロック)が形成される。さらに、凝集反応槽52において高分子系の凝集剤が添加されて撹拌機71により撹拌され、フロックが肥大する。肥大したフロックを含む排水は、凝集沈降槽53において撹拌機72で撹拌されながら凝集沈降処理され、上澄みが処理水槽60から散水ポンプ10へ洗浄水として導かれる。凝集沈降槽53において濃縮された微粉炭を含むフロックは、凝集沈降槽53の底部から凝集スラッジポンプ80により抜き出され、回収処理される。
尚、このような石炭排水の処理に関連する先行技術文献としては、例えば、下記の特許文献1等がある。
特開平9−85255号公報
しかしながら、上述の如き凝集沈降を利用した排水処理においては、排水に含まれる微粉炭に対し、適切な量の凝集剤を添加することは困難である。通常、コンベヤCにより搬送される石炭の量は、ボイラにおける石炭の要求量等に応じて変化するので、それに合わせて洗浄水や凝集剤の量を即時的に変更することは非常に難しいのである。そして、排水中の微粉炭に対し、凝集剤の添加量が不足すれば再利用される洗浄水に微粉炭が残留することになり、散水ノズル(図示せず)の詰まりや、各所の配管の摩耗を生じる虞がある。一方、微粉炭の残留を避けるべく、排水中に含まれると想定される微粉炭に対して凝集剤を多めに添加するようにすると、フロックを形成しない凝集剤が排水中に残留することになる。排水中に残留した凝集剤は、それ自体が排水中のCOD(Chemical Oxygen Demand: 化学的酸素要求量)成分となってしまい、排水にもともと含まれるCOD成分と共に散水ノズル(図示せず)や各所の配管に汚れとして蓄積し、閉塞等の不具合を生じる可能性がある。
また、微粉炭を十分に凝集させるには、微粉炭に対して大量の凝集剤を投入する必要がある。このため、凝集剤自体に費用がかかるほか、凝集剤が微粉炭と共に凝集して生じるスラッジの体積が大きくなり、その処理にかかるコストが増大する。また、凝集剤と微粉炭を含むスラッジは燃料として利用される場合があるが、その際、含まれる凝集剤が燃料としての品質に影響してしまう虞もある。
本発明は、斯かる実情に鑑み、微粉炭を含む石炭排水を効率よく浄化し得る石炭排水の処理方法および装置を提供しようとするものである。
本発明は、石炭を扱う機器からの排水を回収する回収工程と、該回収工程で回収した排水を多孔質膜で濾過する膜濾過工程とを含む石炭排水の処理方法にかかるものである。
本発明の石炭排水の処理方法においては、前記回収工程で回収された排水に含まれる物質を沈降させる沈降工程の後、排水の上澄みを前記膜濾過工程へ導くことが好ましい。
本発明の石炭排水の処理方法において、前記沈降工程では排水に含まれる物質を自然沈降により沈降させることが好ましい。
本発明の石炭排水の処理方法において、前記多孔質膜は精密濾過膜とすることができる。
本発明の石炭排水の処理方法において、前記機器は揚運炭設備のコンベヤとすることができる。
また、本発明は、石炭を扱う機器からの排水が導入される膜処理槽と、該膜処理槽の内部に配置されて排水を濾過する多孔質膜とを備えた石炭排水の処理装置にかかるものである。
本発明の石炭排水の処理装置においては、前記膜処理槽の前段に、排水に含まれる物質を沈降させて排水の上澄みを前記膜処理槽へ導く沈降槽を備えることが好ましい。
本発明の石炭排水の処理装置においては、前記沈降槽で排水に含まれる物質を自然沈降により沈降させることが好ましい。
本発明の石炭排水の処理装置においては、前記多孔質膜は精密濾過膜とすることができる。
本発明の石炭排水の処理装置においは、前記機器は揚運炭設備のコンベヤとすることができる。
本発明の石炭排水の処理方法および装置によれば、微粉炭を含む石炭排水を効率よく浄化し得るという優れた効果を奏し得る。
本発明の実施による石炭排水の処理装置の一例を示す全体概要構成図である。 本発明の実施による石炭排水の処理装置における沈降・膜処理ユニットの構成の一例を示す概要構成図である。 本発明の実施による石炭排水の処理方法の一例を示すフローチャートである。 従来の揚運炭設備におけるコンベヤの洗浄設備の一例を示す全体概要構成図である。 従来の石炭排水の凝集処理ユニットの一例を示す概要構成図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1、図2は本発明の実施による石炭排水の処理装置の一例を示している。図1に示す如く、揚運炭設備の機器であるコンベヤCの所要箇所に対し、散水ポンプ220で昇圧された洗浄水が散水ノズル(図示せず)から散水される。コンベヤCに対して散水された後の微粉炭を含む洗浄水は回収され、排水として沈降・膜処理ユニット100に送られる。
本実施例の沈降・膜処理ユニット100は、図2に示す如く、排水に対して沈降処理を行う沈降槽110と、膜濾過処理を行う膜処理槽120とを備えている。
沈降槽110では、コンベヤC(図1参照)から回収した排水を貯留し、排水中に含まれる微粉炭を始めとする物質を沈降させる。沈降槽110の内部にはバッフルプレート111が設けられて槽内の流路をジグザグ状に区切っており、排水にバッフルプレート111を迂回させることで、微粉炭が沈降する前の排水がショートカットして下流へ導出されることを防止するようになっている。沈降した物質は、沈降槽110の底部から沈降スラッジポンプ210で抜き出され、回収処理される。尚、ここでは沈降槽110として、排水が上下方向に迂回するようバッフルプレート111を備えた迂流式の槽を例示したが、沈降槽110の構成はこれに限定されず、液体中の物質を自然沈降させるために用いられる種々の槽を沈降槽110として採用し得る。例えば、排水を左右方向に迂回させる方式の槽としても良い。また、排水を旋回させることで排水中の物質を回収する旋回流式の槽としても良い。
沈降槽110で微粉炭を沈降処理された排水の上澄みは、下流の膜処理槽120へ導入される。膜処理槽120では、内部に備えた多孔質膜130に排水が通されて濾過され、沈降処理で除去しきれなかった物質が多孔質膜130により除去される。
多孔質膜130は、例えば酢酸セルロース(CA: Cellulose Acetate)、ポリエチレン(PE: Polyethylene)、ポリアクリロニトリル(PAN: Polyacrylonitrile)、ポリスルフォン(PS: Polysulfone)、ポリエーテルスルホン(PES: Polyethersulfone)、ポリアミド(PA: Polyamide)、ポリビニルアルコール(PVA: Polyvinyl Alcohol)、ポリビニリデンフロライド(PVDF: Polyvinylidene Difluoride)といった樹脂、またはその他の種類の樹脂から選択される一以上の樹脂を素材として多孔質状に形成された膜である。多孔質膜130は、例えば中空糸膜として成形され、管状の形状をなす多孔質膜130の外側から内側へ排水を導き、排水が多孔質膜130の素材を通過する際に微粉炭等の物質を捕捉する。一般に、濾過に用いられる多孔質膜には、捕捉可能な粒子の大きさに応じて逆浸透膜(RO膜: Reverse Osmosis Membrane、NF膜:Nanofiltration Membrane)、限外濾過膜(UF膜:Ultrafiltration Membrane)、精密濾過膜(MF膜:Microfiltration Membrane)といった種類があるが、本実施例において使用される多孔質膜130としては、精密濾過膜で足りる。尤も、より細かい粒子を捕捉できる逆浸透膜や限外濾過膜を用いても構わない。
多孔質膜130には、下流側に濾過ライン160を介して濾過ポンプ161が接続されている。濾過ポンプ161は、中空糸膜である多孔質膜130の内側から、膜処理槽120内の排水を濾過ライン160を介して吸引する。つまり、管状の中空糸膜である多孔質膜130にとっては、管の外側にあたる膜処理槽120内の空間が上流、管の内側が下流にあたる。膜処理槽120内の排水は、濾過ポンプ161の吸引力により多孔質膜130の内側へ導かれ、多孔質膜130の素材を通過する際に濾過されて微粉炭等の物質を除去され、除去された物質は多孔質膜130の表面に捕捉される。濾過された排水は、洗浄水として散水ポンプ220(図1参照)へ送られ、コンベヤCの洗浄に再利用される。
膜処理槽120の内部における多孔質膜130の下方には、濾過用曝気ノズル151が配置されており、濾過用曝気ブロワ150から濾過用曝気ノズル151へ空気が送られ、上方の多孔質膜130に噴射されるようになっている。そして、多孔質膜130の表面に捕捉された微粉炭等の物質が、濾過用曝気ノズル151から噴射される空気によりこそぎ落とされるようになっている。こそぎ落とされた物質は膜処理槽120の底部に蓄積され、分離スラッジポンプ170で抜き出されて回収処理される。
また、濾過ライン160には、多孔質膜130に対して逆洗浄を行うための逆洗ユニット190が接続される。逆洗ユニット190は、濾過ライン160の途中から分岐する逆洗ライン191と、該逆洗ライン191の途中に設けられた逆洗ポンプ192を備えており、逆洗ポンプ192の駆動により、逆洗浄用の水(逆洗水)を逆洗ライン191から濾過ライン160を通して多孔質膜130へ送り込むことができるようになっている。逆洗ライン191における濾過ライン160からの分岐点と逆洗ポンプ192の間には、逆洗ライン191を開閉する逆洗バルブ193が備えられており、該逆洗バルブ193には制御器195から定期的に操作信号193aが送られて開動作が行われるようになっている。また、濾過ライン160における逆洗ライン191との分岐点と濾過ポンプ161の間には開閉バルブ194が備えられており、逆洗バルブ193が開動作される際には、制御器195から開閉バルブ194に操作信号194aが送られて閉動作が行われるようになっている。こうして、多孔質膜130に対して下流側から定期的に逆洗水を送り込み、中空糸膜である多孔質膜130の内側(下流側)から外側(上流側)へ逆洗水を通過させる。逆洗水の通過に伴い、多孔質膜130の表面に蓄積した微粉炭等の物質は除去され、多孔質膜130の外側の膜処理槽120内に落ちる。尚、逆洗ユニット190は、逆洗ポンプ192をブロワに代え、水の代わりに空気で逆洗浄を行うようにしても良い。
膜処理槽120には、さらに多孔質膜130の表面を洗浄する表面洗浄ユニット200が配置される。表面洗浄ユニット200は、例えば多孔質膜130の表面を掻くブラシであり、逆洗ユニット190により多孔質膜130の逆洗浄が行われる際に動作する。こうして、多孔質膜130の表面に蓄積した物質が逆洗水または空気の通過により除去されるのを表面洗浄ユニット200により補助するようになっている。
また、沈降・膜処理ユニット100には、この他に薬剤洗浄槽140が設けられる。薬剤洗浄槽140は、多孔質膜130の透過水量が設定値以下になった場合に、膜処理槽120から多孔質膜130を取り出して薬剤により洗浄するための槽である。多孔質膜130の表面に蓄積する物質は、上述の如く濾過用曝気ノズル151により空気を送られてこそぎ落とされるほか、逆洗ユニット190による逆洗浄、表面洗浄ユニット200による表面洗浄で定期的に除去されるが、そうしていても沈降・膜処理ユニット100の運転を続けていれば多孔質膜130に徐々に目詰まりが生じてくる。目詰まりが生じれば、濾過ポンプ161から排水を引き込んだ際の透過水量が少なくなり、排水の処理能力が低下するので、透過水量が設定値以下になった場合には多孔質膜130を薬剤洗浄槽140に移して洗浄を行い、多孔質膜130を回生する。
薬剤洗浄槽140の底部には回生用曝気ノズル181が配置され、回生用曝気ブロワ180から空気が送られて回生用曝気ノズル181から噴射されるようになっている。薬剤洗浄槽140による多孔質膜130の回生を行う場合には、薬剤洗浄槽140に薬剤を満たして多孔質膜130を沈め、回生用曝気ノズル181から多孔質膜130へ空気を噴射して洗浄する。薬剤洗浄槽140において回生に用いる薬剤としては、例えば多孔質膜130がポリテトラフルオロエチレンを素材としている場合、苛性ソーダの水溶液を用いることができる。その場合、苛性ソーダの適当な濃度は、例えば1%〜10%程度である。
上述の本実施例による石炭排水の処理方法を、図3のフローチャートを参照して説明する。本実施例の石炭排水の処理方法は、主要な工程として回収工程(ステップS10)、沈降工程(ステップS20)、膜濾過工程(ステップS30)、再利用工程(ステップS90)を含んでいる。
回収工程(ステップS10)は、石炭を扱う機器(コンベヤ)Cから排水を回収する工程である(図1参照)。回収された排水は、沈降・膜処理ユニット100の沈降槽110(図2参照)に移され、沈降工程(ステップS20)が実行される。沈降工程においては、排水が沈降槽110に貯留され、排水がバッフルプレート111を迂回して下流へ向かう間に微粉炭等が沈降槽110の底部に沈降する。こうして、排水内に含まれる微粉炭等の物質が、自然沈降により除去される。
沈降工程の後、排水の上澄みは膜処理槽120に移され、膜濾過工程(ステップS30)が実行される。膜処理槽120内に導入された排水は、下流の濾過ライン160に設置された濾過ポンプ161の作動により多孔質膜130を通して吸引され、沈降工程(ステップS20)を経て残留していた微粉炭等の物質が濾過により除去される。
沈降工程(ステップS20)、膜濾過工程(ステップS30)を経て浄化された排水は、濾過ライン160から再度散水ポンプ220(図1参照)に送られ、機器(コンベヤ)Cに対し洗浄水として利用される(ステップS90、再利用工程)。
また、上述の一連の工程中、一定の条件により逆洗工程(ステップS50)や回生工程(ステップS80)が実行される。回収工程から沈降工程、膜濾過工程、再利用工程が順次実行される間、時間がカウントされ、ステップS40にて時間経過の判断が行われる。このステップS40を実行するタイミングはいつでも良い(ここでは図示の都合上、ステップS30の直後に表示しているが、実際にはステップS10,S20,S30,S90の各工程は同時並行で連続的に実行されるので、ステップS40は適当な周期で適当な時点に実行すれば良い)。
ステップS40では、沈降・膜処理ユニット100の運転を開始してから、または前回の逆洗工程(ステップS50)が行われてから所定の時間が経過したか否かが判定される。所定の時間が経過していた場合には、逆洗工程(ステップS50)に移り、逆洗バルブ193(図2参照)を開弁すると共に開閉バルブ194を閉弁して逆洗ポンプ192を作動させ、逆洗ライン191から多孔質膜130へ逆洗水を送り込み、多孔質膜130の逆洗浄を行う。また、逆洗浄を行うと同時に表面洗浄ユニット200を作動させ、多孔質膜130の表面に蓄積した物質を掻き落とす(ステップS60、表面洗浄工程)。
このように、沈降・膜処理ユニット100の運転中、定期的に逆洗工程(ステップS50)と表面洗浄工程(ステップS60)が繰り返されるが、これらの工程によっても除去しきれない物質が多孔質膜130に徐々に蓄積する。そこで、濾過ライン160における透過水量をモニタしておき、透過水量が所定の閾値を下回るか否かを適時に判断する(ステップS70)。このステップS70を実行するタイミングは、ステップS40同様いつでも良い。ステップS70において、透過水量が所定の閾値を下回ったと判断されれば、ステップS80の回生工程に移る。この回生工程では、排水の流れを一旦中断し、膜処理槽120から多孔質膜130を取り出して薬剤洗浄槽140に移す。そして、薬剤中で回生用曝気ノズル181から多孔質膜130へ空気を送り込んで洗浄し、多孔質膜130を回生する。多孔質膜130の回生が済んだら、多孔質膜130を膜処理槽120へ戻し、排水の流れを再開する。
尚、薬剤洗浄槽140で回生工程を行っている間、膜処理槽120には別の多孔質膜130を設置し、ステップS10,S20,S30,S90を継続しても良い。
以上の如く、沈降と膜濾過により排水を処理する本実施例によれば、石炭排水中の微粉炭等の物質を効率的に浄化することができる。上述の如く、従来、石炭排水をはじめとする機器類の洗浄排水を浄化する場合、凝集剤を用いた凝集沈降により排水中の物質を除去していた(図4、図5参照)。ところが、凝集剤による微粉炭の凝集はさほど効率が良くなく、大量の凝集剤を必要とするうえ、余剰の凝集剤の凝縮による配管の閉塞やスラッジへの影響など、凝集剤自体に起因する不具合が多く生じていた。本実施例では、沈降槽110において自然沈降により微粉炭を除去した後の排水を、さらに多孔質膜130により濾過することで、凝集剤を加えることなく排水の清浄度を十分に高められるようにしている。
下記表1は、図4、図5に示す如き従来の凝集処理ユニット50による排水の浄化効果と、図1〜図3に示す本実施例による排水の浄化効果を比較したものである。図5における凝集沈降槽53の下流を流れる排水と、図2における膜処理槽120の下流を流れる排水のそれぞれについて、排水の流通による配管の詰まりと、排水のCOD値を経時的に測定した。配管の詰まりは、排水の流通する直径24mmの配管内における流路の径として測定した。つまり、配管内に堆積物が生じていなければ24mmであるが、フロック等が堆積して排水の流通する流路が狭められている場合、24mmより小さくなる。
Figure 2019130450

図4、図5に示す如き従来の処理装置では、排水中の物質を十分に除去しきれておらず、COD値は30mg/L前後から60mg/L台を推移した。この値には、原排水中にもともと含まれるCOD成分だけでなく、微粉炭の凝集のために投入された凝集剤も含まれていると考えられる。また、このように排水中に相当量のCOD成分が含まれる結果として、排水の流通する配管には微粉炭や凝集剤を成分とする堆積物が生じ、時間と共に堆積物の層の肥大が観察され、排水の流路径は当初の24mmから、6ヶ月で12mmにまで狭められた。
一方、本実施例の処理装置および方法により自然沈降と膜処理を経て処理された排水では、COD値は1.0mg/Lから3.0mg/Lと低く、排水の流通する配管には6ヶ月が経過してもほとんど堆積物の層は見られなかった。
また、下記表2は、従来例および本実施例による浄化処理を経た排水について、散水ノズルの詰まりに対して及ぼす影響を検討したものである。ここでは試験的に、開口径が2.3mm、仕様流量が4L/min、仕様圧力が0.3kg/cm以下であるノズルに対して排水を送り込み、1週間おきに圧力と通水量を測定した。
Figure 2019130450

凝集沈降処理により浄化した排水の場合、時間と共にノズルに堆積物が堆積して詰まりが生じる結果、通水可能な量は減り、通水に必要な圧力は増した。一方、本実施例のように自然沈降と膜処理により浄化した排水では、ノズルにほとんど詰まりは発生しなかった。
このように、自然沈降と膜濾過によって高効率で排水を浄化できるのは、石炭排水に特有の性質による。石炭排水の場合、他の種類の排水と異なり、排水中に含まれる物質の種類が極めて限定される。そして、石炭排水中においては、COD成分とSS(Suspended Solid: 浮遊物質)の量がほぼ1:2と一定であり、しかもCOD成分がSSに結合した状態で存在していることが、本願発明者らの研究により明らかになっている。つまり、石炭の洗浄排水の水質を測定すると、CODの値とSSの値が必ず約1:2となり、また、排水からSSを除去する操作(例えば、精密濾過膜による濾過)を行った場合、一緒にCOD成分も除去され、COD値がほぼゼロとなるのである。汚濁物質として様々な物質を含む他の一般的な排水であれば、こうした組成や挙動は観察されず、CODとSSの比は様々であり、また、排水からSSを除去してもCOD値がゼロ近くにまで減ることはない。
従来は、石炭排水中の物質に関するこうした性質は知られていなかったため、石炭排水に対しては凝集剤による浄化処理が行われてきたが、これには上述の如く種々の不具合が伴う。本発明では、石炭排水に特有の上述の性質に着目し、凝集剤の添加を必要とすることなく、高い効率で排水を浄化することに成功したのである。上述の如く、石炭排水ではもともとCOD成分とSSの量比が決まっており、且つCOD成分がSSと結合している。このため、凝集剤を添加しない限りCOD成分とSSの比は一定であるし、また原排水中に含まれるCOD成分がSSと結合している以上、新たなCOD成分となり得る凝集剤を添加することなくSSを除去すれば、SSと一緒にCOD成分も除去されるのである。よって、多孔質膜130としてSSを除去し得る程度の精密濾過膜を採用すれば、上述の如く石炭排水に関して十分な浄化性能を得ることができ、排水中に含まれる物質を効率良く除去することができる。
尚、沈降槽110を経ず、原排水をそのまま膜処理槽120に送り込んで膜濾過を行っても排水を十分に浄化することは可能であるが、沈降処理を経ない排水には微粉炭等の物質が多量に含まれるため、多孔質膜130における単位水量あたりの物質の捕捉量が非常に大きくなり、多孔質膜130の頻繁な洗浄や交換が必要になる。よって、膜処理槽120の前段に沈降槽110を備えて膜濾過の前に沈降処理を行い、排水中に含まれる物質をある程度除去しておくことがより効率的である。
また、膜処理槽120へ導入する前の排水に関し、自然沈降ではなく凝集剤を用いた凝集沈降により微粉炭等の物質を除去することも可能であるが、その場合、排水に凝集剤を添加することに伴う諸問題、すなわち、凝集剤がCOD成分となることによる配管の閉塞、沈降スラッジポンプ210や分離スラッジポンプ170から回収される沈降物の体積の増大、燃料として利用されるスラッジへの凝集剤の影響、といった事態が生じる虞がある。そのため、膜処理槽120へ導入する前の排水処理としては、本実施例の如き自然沈降がより適している。
ただし、例えば凝集沈降により排水を処理する既設の設備に対して本発明を実施しようとするような場合、凝集剤による処理を前提とした槽(例えば、図5に示す従来例における凝集反応槽52や凝集沈降槽53)では自然沈降による処理を行うには排水の容積が不足する可能性がある。そのような場合は、自然沈降ではなく凝集剤を用いた凝集沈降により排水を処理した後、膜処理槽120で膜濾過を行うようにしても良い。
尚、膜処理槽120へ導入する前の排水に対して凝集沈降処理を行う場合には、排水中においてCOD成分となった凝集剤がSSに結合するとは限らないため、多孔質膜130としては精密濾過膜よりも小さい粒子を捕捉できる逆浸透膜や限外濾過膜を採用すると良い。
このように、本実施例では、膜濾過処理により石炭排水に含まれる微粉炭を効率よく除去することができ、石炭排水を非常に高い清浄度まで浄化できる。よって、排水を再利用するにあたり、散水ノズル(図示せず)の詰まりや、各所の配管の摩耗を生じる虞がほとんどない。また、石炭排水に特有の性質により、凝集剤を添加しない自然沈降と、その後の膜濾過で十分に排水を浄化することができるので、凝集剤を添加することに起因する諸問題を回避することができる。すなわち、凝集剤自体が排水中のCOD成分となり、散水ノズル(図示せず)や各所の配管に汚れとして蓄積し、閉塞等を招くような事態を防止することができる。また、凝集剤にかかる費用を節減し、スラッジの体積を減らして処理にかかるコストを抑え、さらに燃料として利用されるスラッジへの凝集剤の影響を無くすこともできる。
以上のように、上記本実施例の石炭排水の処理方法は、石炭を扱う機器(コンベヤ)Cからの排水を回収する回収工程(ステップS10)と、該回収工程で回収した排水を多孔質膜130で濾過する膜濾過工程(ステップS30)とを含む。また、本実施例の石炭排水の処理装置は、石炭を扱う機器(コンベヤ)Cからの排水が導入される膜処理槽120と、該膜処理槽120の内部に配置されて排水を濾過する多孔質膜130とを備えている。このようにすると、多孔質膜130を用いた膜濾過工程により、排水中に含まれる物質を効率良く除去することができる。
また、本実施例の石炭排水の処理方法においては、回収工程(ステップS10)で回収された排水に含まれる物質を沈降させる沈降工程(ステップS20)の後、排水の上澄みを膜濾過工程(ステップS30)へ導くようにしている。また、本実施例の石炭排水の処理装置においては、膜処理槽120の前段に、排水に含まれる物質を沈降させて排水の上澄みを膜処理槽120へ導く沈降槽110を備えている。このようにすると、膜濾過工程の前に沈降処理を行い、排水中に含まれる物質をある程度除去することができるので、多孔質膜130における単位水量あたりの物質の捕捉量を少なくし、排水中に含まれる物質を一層効率良く除去することができる。
また、本発明の石炭排水の処理方法および装置において、沈降工程(ステップS20)およびこれを実行する沈降槽110では、排水に含まれる物質を自然沈降により沈降させるようにしている。このようにすると、凝集剤を添加しない自然沈降と、その後の膜濾過により十分に排水を浄化することができ、凝集剤を添加することに起因する諸問題を回避することができる。
また、本実施例の石炭排水の処理方法および装置において、多孔質膜130は精密濾過膜とすることができ、このようにすれば、SSにCOD成分が結合している石炭排水を効果的に浄化することができる。
また、本実施例の石炭排水の処理方法および装置において、機器Cは揚運炭設備のコンベヤとすることができる。
したがって、上記本実施例によれば、微粉炭を含む石炭排水を効率よく浄化し得る。
尚、本発明の石炭排水の処理方法および装置は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
110 沈降槽
120 膜処理槽
130 多孔質膜
C 機器(コンベヤ)

Claims (10)

  1. 石炭を扱う機器からの排水を回収する回収工程と、
    該回収工程で回収した排水を多孔質膜で濾過する膜濾過工程と
    を含む石炭排水の処理方法。
  2. 前記回収工程で回収された排水に含まれる物質を沈降させる沈降工程の後、排水の上澄みを前記膜濾過工程へ導く請求項1に記載の石炭排水の処理方法。
  3. 前記沈降工程においては、排水に含まれる物質を自然沈降により沈降させる、請求項2に記載の石炭排水の処理方法。
  4. 前記多孔質膜は精密濾過膜である請求項1〜3に記載の石炭排水の処理方法。
  5. 前記機器は揚運炭設備のコンベヤである請求項1〜4のいずれか一項に記載の石炭排水の処理方法。
  6. 石炭を扱う機器からの排水が導入される膜処理槽と、
    該膜処理槽の内部に配置されて排水を濾過する多孔質膜と
    を備えた石炭排水の処理装置。
  7. 前記膜処理槽の前段に、排水に含まれる物質を沈降させて排水の上澄みを前記膜処理槽へ導く沈降槽を備えた請求項6に記載の石炭排水の処理装置。
  8. 前記沈降槽においては、排水に含まれる物質を自然沈降により沈降させる、請求項7に記載の石炭排水の処理装置。
  9. 前記多孔質膜は精密濾過膜である請求項6〜8に記載の石炭排水の処理装置。
  10. 前記機器は揚運炭設備のコンベヤである請求項6〜9のいずれか一項に記載の石炭排水の処理装置。
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