JP2019130087A - 内視鏡洗浄装置 - Google Patents

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【課題】薬液から発生する人体に有害な蒸気やガスを、より短い時間で換気することができると共に、確実に換気することができる内視鏡洗浄装置を提供する。【解決手段】内視鏡11を収納して洗浄及び消毒を行う洗浄槽13を有し、内視鏡11の消毒中に発生するガスを洗浄槽13内から排出する排出手段60を有する内視鏡洗浄装置10である。そして、洗浄槽13内に流動体を噴射する噴射手段30を有しており、噴射手段30から噴射された流動体の噴流Hによって気流Kを発生させて、ガスを排出手段60に向かわせるように構成される内視鏡洗浄装置10である。【選択図】図4

Description

本発明は、使用済みの内視鏡を洗浄するための内視鏡洗浄装置に関する。
従来、内視鏡を洗浄槽に収納して洗浄や消毒を行い、使用済みの内視鏡を洗浄、消毒する内視鏡洗浄装置が提案されている。このような内視鏡洗浄装置では、消毒時に使用する薬液から人体に有害な蒸気やガスが発生して洗浄槽に滞留することがある。そして、内視鏡の洗浄、消毒後にこのガスが洗浄槽に滞留している状態で洗浄槽から内視鏡を取り出そうと作業者が開閉カバーを開けると、作業者がガスを吸い込む等の被害が生じる虞がある。そのため、開閉カバーを開ける前に洗浄槽内を換気して洗浄槽内にガスが残らないようにする必要があり、当該技術を搭載した内視鏡洗浄装置も提案されていた(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1では、ポンプで洗浄槽内のガスを吸引し、当該ガスを吸収する吸収缶でガスを除去して、排出するようになっている。
特開2002−177219号公報
しかしながら、前記した特許文献1のような従来のガス除去機能を有する内視鏡洗浄装置では、特に、洗浄槽内の容積が大きくなったり、洗浄槽が縦型になったりした場合に、換気効率が悪くなり、洗浄槽の下側に空気よりも比重の大きい蒸気やガスが滞留しがちになる虞があり、作業者が有害な蒸気やガスを吸い込まないようにするための換気に時間が掛かる虞があった。これに対し、短時間で換気するためには大型の換気ポンプを用いる必要があり、これにより、電力消費量の増大、装置全体の大型化、及びコストの増大という問題が生じる虞があった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、薬液から発生する人体に有害な蒸気やガスを、より短い時間で換気することができると共に、コストを抑えて確実に換気することができる内視鏡洗浄装置を提供することを課題としている。
かかる課題を達成するために、この発明が特徴とするのは、内視鏡を収納して洗浄及び消毒を行う洗浄槽を有し、前記内視鏡の消毒中に発生するガスを前記洗浄槽内から排出する排出手段を有する内視鏡洗浄装置であって、前記洗浄槽内に流動体を噴射する噴射手段を有しており、前記噴射手段から噴射された前記流動体の噴流によって気流を発生させて、前記ガスを前記排出手段に向かわせるように構成されたことである。
この発明の好ましい実施形態の一つにおいて、前記排出手段は、前記ガスを吸引して前記洗浄槽内から排出させる前記排気手段を有しており、前記噴射手段と前記排気手段とが、前記洗浄槽における前記内視鏡の収納位置を挟んで対向する位置に設けられており、前記噴射手段から噴射された前記流動体の噴流と前記排気手段の吸引力によって気流を発生させて、前記ガスを前記排気手段に向かわせるように構成されていることである。
この発明の好ましい実施形態の更に他の一つにおいて、前記噴射手段は前記洗浄槽の上方に設けられており、前記排出手段は前記洗浄槽の下方に設けられており、前記噴射手段と前記排出手段との間に前記内視鏡が収納されるように構成されていることである。
この発明の好ましい実施形態の更に他の一つにおいて、前記噴射手段は、前記流動体を略下方に向けて噴射するように構成されていることである。
この発明の好ましい実施形態の更に他の一つにおいて、前記噴射手段は前記内視鏡の外側を洗浄する洗浄液を供給する洗浄手段を兼ねているように構成されていることである。
この発明の好ましい実施形態の更に他の一つにおいて、前記流動体はアルカリ性電解水であるように構成されていることである。
この発明に係る内視鏡洗浄装置では、噴射手段からの噴流によって発生させた気流によってガスを排出させるため、薬液から発生する人体に有害な蒸気やガスを、より短い時間で換気することができると共に、確実に換気することができる。また、特別な装置を必要とせずにガスの排出を行うことができ、コストを抑えて短時間に確実に換気することができる。
また、洗浄槽における内視鏡の収納位置を挟んで噴射手段と対向する位置に、排出手段としてガスを吸引して洗浄槽内から排出させる排気手段を有していることで、噴射手段からの噴流を内視鏡の収納位置を通過させた先で吸引する気流を確実につくることができ、より確実に換気することができる。
また、噴射手段は洗浄槽の上方、排出手段は洗浄槽の下方に設けられており、それらの間に内視鏡が収納されるように構成されていることで、流動体が気体の場合は下方に向けて気流が発生し、流動体が液体の場合は重力に従って液体が下方へ落ちる際の流れにより下方向への気流が発生するため、洗浄槽内では上方から下方に向かって換気流が発生し、確実に換気することができる。
また、噴射手段が流動体を略下方に向けて噴射するように構成されていることで、流動体が気体の場合は下方に向けて噴き出した気体が直接的に下方に向けての気流となり、流動体が液体の場合は下方に向けて噴き出した液滴の落下による誘引を利用した気流を発生させることができ、より確実に換気することができる。
また、噴射手段が内視鏡の外側を洗浄する洗浄液を供給する洗浄手段を兼ねていることで、1つの構成で2つの機能を持たせることができ、無駄な構成を省いてより効率的に必要な構成を配置することができる。
また、換気するガスが、食塩水が電気分解されて生成される酸性電解水から発生する塩素のような、酸性のものである場合に、アルカリ性電解水を用いると中和して換気することができ、より効率良く安全に換気を行うことができる。
この発明の実施の形態に係る内視鏡洗浄装置において開閉カバーを取り除いた状態の概略斜視図である。 同実施の形態の内視鏡洗浄装置において開閉カバーを取り除いた状態の概略縦断面図である。 同実施の形態の内視鏡洗浄装置において開閉カバーを取り除いた状態の概略正面図である。 同実施の形態の内視鏡洗浄装置において開閉カバーを開いた状態で内視鏡を設置した状態の概略正面図である。
以下、この発明の実施形態について図1乃至図4を用いて詳細に説明する。
この実施の形態の内視鏡洗浄装置10は、内視鏡11の洗浄,消毒を自動で行うものであり、図1乃至図3に示すように、正面側から凹形状に設けられ、内視鏡11が長手方向を上下に向けて収容されて支持される洗浄槽13を備えている。この洗浄槽13は縦長形状を有し、正面開口13a及び底面壁13bは前下がりに傾斜して設けられ、上部側より下部側の勾配が大きく形成されている。また、正面開口13aは透明の開閉カバー12(図4参照)により覆われている。
図2及び図4に示すように、洗浄槽13の底面壁13bには内視鏡11を収納して支持する収納位置としての内視鏡支持部15が設けられている。内視鏡支持部15は操作部11aを上、挿入部11bを下にして内視鏡11を立てた状態で支持可能に形成されている。
洗浄槽13の上部には、図3に示すように酸性電解水、アルカリ性電解水、水(水道水)等の洗浄液、エアーなどの洗浄用流動体、さらには図示しないワイヤブラシなどの洗浄部材を内視鏡11の内部に導入するための上部導入部20が設けられている。
また、洗浄槽13内の上方には、噴出手段としての上部噴射口30が、左右各1箇所計2箇所に設けられている。この上部噴射口30は、図示しないポンプやモータ等の動力源と各種流動体を供給するタンクや供給手段に繋がっており、それぞれ洗浄槽13の略下方を向くように配置されており、ここでは特にそれぞれ洗浄槽13の内側下方を向くように配置されている。また、この上部噴射口30からは、アルカリ性電解水等の流動体を当該方向に噴流Hとして噴出可能となっている。
また、洗浄槽13内の中央には、中央部噴射口40が複数配置されている。ここでは、左右に2箇所ずつ計4箇所に設けられている。この中央部噴射口40は、図示しないポンプやモータ等の動力源と各種流動体を供給するタンクや供給手段に繋がっており、それぞれ所定の方向を向くように配置されており、ここでは特に上側に配置された2箇所の中央部噴出口40は丁度当該位置に収容される内視鏡の先端部に向けて噴出されるように配置されている。また、特に下側に配置された2箇所の中央部噴出口40はそれぞれ洗浄槽13の内側上方を向くように配置されている。この中央部噴射口40からは、上部噴射口30と同様のアルカリ性電解水等の流動体を当該方向に噴出可能となっている。
また、洗浄槽13内の下方には、下部噴射口50が、左右各1箇所計2箇所に設けられている。この下部噴射口50は、図示しないポンプやモータ等の動力源と各種流動体を供給するタンクや供給手段に繋がっており、それぞれ洗浄槽13の略上方を向くように配置されており、ここでは特にそれぞれ洗浄槽13の内側上方を向くように配置されている。また、この下部噴射口50からは、アルカリ性電解水等の流動体を当該方向に噴出可能となっている。
また、この実施の形態では、前記した上部噴出口30、中央部噴出口40、下部噴出口50は、何れも洗浄後にアルカリ性電解水を噴射するようになっていると共に、内視鏡11の洗浄時に酸性電解水、アルカリ性電解水、水(浄水)等の洗浄液を噴射して内視鏡11の外側を洗浄する洗浄手段の機能を兼ねた構成となっている。
また、複数の上部噴射口30、中央部噴出口40、下部噴射口50は、それぞれ洗浄槽13内の左右両端付近に配置されているのが噴射角度等を勘案すると効率良いとされるが、これに限るものではなく、左右の中央位置に配置されているものがあっても良い。また、左右の上部噴射口30、中央部噴出口40、下部噴射口50の位置関係を適宜で良く、上下にずれて配置されていても良いし、上下位置が同じに配置されていても良い。
また、前記した上部噴出口30、中央部噴出口40、下部噴出口50は、全てが同時に噴射されるようになっていても良いし、いくつかずつ又は1つずつで噴射のタイミングや噴射の勢いや噴射量等が変えられるようになっていても良い。
また、噴射手段としての複数の上部噴射口30は、異なる上部噴射口30から噴射されたアルカリ性電解水等の流動体同士が衝突するように、それぞれの上部噴射口30の噴射方向が設定されている。ここでは、それぞれ上部噴出口30同士が内側下方に向けられていて、双方の噴射されたアルカリ性電解水の噴流H同士が衝突するように噴射方向が設定されている。このように噴射された噴流H同士が衝突することで、流動体の粒子がさらに細かくなり、流動体の表面積が増加して、ガスとの接触機会が増えることで、流動体によるガスの吸収効率を向上させることができる。また、アルカリ性電解水は塩素吸着能力を有しているため、より塩素を効率良く吸収させることができる。
また、洗浄槽13内の下方には、排出手段60が設けられている。ここでは、下方の正面視右側に設けられている。この排出手段60は、洗浄液や当該洗浄液による洗浄、消毒より発生したガス(塩素ガス等)を排出するためのものであり、単に外部に繋がる孔を有する弁でも良いが、ここではモータ等を備えて外部に吸引する構成を備えた排気手段によって構成されている。これにより、前記した上部噴射口30からの噴流Hと、上方から下方に向けての重力と、排出手段60で外部に吸引する力Tとで、上部噴射口360から内視鏡11が収納された内視鏡支持部15を介して排出手段60に向けて気流Kを発生させ、当該気流Kによって塩素ガス等を洗浄槽13内から排出するようになっている。
なお、上部噴射口30から噴射される流動体は液体でも気体でも適宜使用可能である。液体の場合は液滴の落下による誘引を利用した気流が発生し、気体の場合は噴き出した気体が直接的に気流となるものである。また、流動体が液体の場合は、ガスが当該液体に溶解するものであると、換気する際にガスを除去するフィルタ等への負荷を軽減することができる。
次に、この実施の形態の内視鏡洗浄装置10の作用について説明する。
まず、内視鏡11を内視鏡支持部15に配置し、開閉カバー12を閉じて、洗浄工程を開始する。ここでは、まず、内視鏡11の外側に対して上部噴射口30、中央部噴出口40、下部噴射口50からそれぞれ水道水が所定時間噴射された後、同じく上部噴射口30、中央部噴出口40、下部噴射口50からそれぞれアルカリ性電解水が所定時間噴射される。この間に、上部導入部20にて内視鏡内部の洗浄が同時に行われるが、詳細については省略する。
内視鏡11の外側にアルカリ性電解水を噴射後、次に消毒工程を行う。ここでは、同じく上部噴射口30、中央部噴出口40、下部噴射口50からそれぞれ酸性電解水が所定時間噴射される。なお、洗浄工程、消毒工程のここまでの間は、排出手段60は閉じた状態となっている。また、この状態では洗浄槽13内に酸性電解水による塩素ガス等の有毒ガスが発生している。
次に、消毒工程の終了後、すすぎ工程の前に、上部噴射口30、中央部噴出口40、下部噴射口50からそれぞれアルカリ性電解水を噴射すると共に、排出手段60で吸引を行う。このとき、上部噴射口30からのアルカリ性電解水の噴射による噴流Hと、重力と、排出手段60の吸引力Tによって、開閉カバー12と洗浄槽13の間の隙間から空気を取り込み、内視鏡支持部15を通る気流Kを発生させ、アルカリ性電解水を噴射でガスを中和しながら排出手段60に向かわせ、外部に排出する。なお、気流Kが所定の強さで発生するように、上部噴射口30からのアルカリ性電解水の噴流Hの勢いや量、中央部噴出口40と下部噴射口50からのアルカリ性電解水の噴射の勢いや量、排出手段60からの吸引力T等を調整する。
また、ここでは、アルカリ性電解水を噴射することで当該アルカリ性電解水の塩素吸着能力で塩素を所定量吸着した上で排出手段60から排出させているため、塩素ガス濃度が低減した状態の洗浄槽13内を気流Kによって換気することになり、より効率的に換気をおこなうことができる。また、ここでは、アルカリ性電解水の噴流H同士を衝突させているため、流動体の表面積が増加して、ガスとの接触機会を増やし、流動体によるガスの吸収効率を向上させた上で、換気することができる。なお、ここで使用するアルカリ性電解水は洗浄工程で使用したアルカリ性電解水と同じものを使用しているため、タンクやポンプ等も共通して使用して独自に設ける必要がなく、効率良くコストも抑えることができるようになっている。
その後、すすぎ工程を行う。このすすぎ工程では、同じく上部噴射口30、中央部噴出口40、下部噴射口50からそれぞれ水道水が所定時間噴射される。このとき、排出手段60では吸引され、水道水が外部に排出される。その後、図示しない送風手段により乾燥工程を行い、全工程を終了する。
以上示した通り、この実施の形態においては、上部噴射口30からの噴流Hによって発生させた気流Kによってガスを排出させるため、薬液から発生する人体に有害な蒸気やガスを、より短い時間で換気することができると共に、確実に換気することができる。また、特別な装置を必要とせずにガスの排出を行うことができ、コストを抑えて短時間に確実に換気することができる。特に、この実施の形態のような縦長型の内視鏡洗浄装置10では、換気に時間が掛かることがあり、そのような形状の内視鏡洗浄装置10の場合に、短時間で確実にコストを抑えて換気を行うことができる。
また、洗浄槽13における内視鏡11の内視鏡支持部15を挟んで上部噴射口30と対向する位置に、排出手段としてガスを吸引して洗浄槽13内から排出させる排気手段60を有していることで、上部噴射口30からの噴流Hを内視鏡11の内視鏡支持部15を通過させた先で吸引する気流Kを確実につくることができ、より確実に換気することができる。
また、上部噴射口30は洗浄槽13の上方、排出手段60は洗浄槽13の下方に設けられており、それらの間に内視鏡11が収納されるように構成されていることで、流動体が気体の場合は下方に向けて気流Kが発生し、流動体が液体の場合は重力に従って液体が下方へ落ちる際の流れにより下方向への気流Kが発生するため、洗浄槽13内では上方から下方に向かって換気流が発生し、確実に換気することができる。
また、上部噴射口30が流動体を略下方に向けて噴射するように構成されていることで、流動体が気体の場合は下方に向けて噴き出した気体が直接的に下方に向けての気流Kとなり、流動体が液体の場合は下方に向けて噴き出した液滴の落下による誘引を利用した気流Kを発生させることができ、より確実に換気することができる。
また、上部噴射口30が内視鏡11の外側を洗浄する洗浄液を供給する洗浄手段を兼ねていることで、1つの構成で2つの機能を持たせることができ、無駄な構成を省いてより効率的に必要な構成を配置することができる。
また、換気するガスが、食塩水が電気分解されて生成される酸性電解水から発生する塩素のような、酸性のものである場合に、アルカリ性電解水を用いると中和して換気することができ、より効率良く安全に換気を行うことができる。
なお、この実施の形態では、気流を作り出す噴流となる噴射手段は上部噴射口のみであったが、これに限るものではなく、中央部噴出口や下部噴射口の向きや噴射量を調整することで、これらの一部又は全部を用いて排出手段に向かう気流を形成するように構成されていても良い。
また、酸性電解水やアルカリ性電解水等の使用する流動体についても、必要に応じて適宜変更して用いるようにすれば良い。
上記実施の形態は本発明の例示であり、本発明が上記実施の形態のみに限定されることを意味するものではないことは、いうまでもない。
10…内視鏡洗浄装置
11…内視鏡
12…開閉カバー
13…洗浄槽
15…内視鏡支持部
20…上部導入部
30…上部噴射口(噴出手段)
40…中央部噴出口
50…下部噴射口
60…排出手段(排気手段)
H…噴流
K…気流
T…吸引力

Claims (6)

  1. 内視鏡を収納して洗浄及び消毒を行う洗浄槽を有し、前記内視鏡の消毒中に発生するガスを前記洗浄槽内から排出する排出手段を有する内視鏡洗浄装置であって、
    前記洗浄槽内に流動体を噴射する噴射手段を有しており、
    前記噴射手段から噴射された前記流動体の噴流によって気流を発生させて、前記ガスを前記排出手段に向かわせるように構成されたことを特徴とする内視鏡洗浄装置。
  2. 前記排出手段は、前記ガスを吸引して前記洗浄槽内から排出させる前記排気手段を有しており、
    前記噴射手段と前記排気手段とが、前記洗浄槽における前記内視鏡の収納位置を挟んで対向する位置に設けられており、
    前記噴射手段から噴射された前記流動体の噴流と前記排気手段の吸引力によって気流を発生させて、前記ガスを前記排気手段に向かわせるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡洗浄装置。
  3. 前記噴射手段は前記洗浄槽の上方に設けられており、
    前記排出手段は前記洗浄槽の下方に設けられており、
    前記噴射手段と前記排出手段との間に前記内視鏡が収納されるように構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の内視鏡洗浄装置。
  4. 前記噴射手段は、前記流動体を略下方に向けて噴射するように構成されたことを特徴とする請求項3に記載の内視鏡洗浄装置。
  5. 前記噴射手段は前記内視鏡の外側を洗浄する洗浄液を供給する洗浄手段を兼ねていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
  6. 前記流動体はアルカリ性電解水であることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
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