JP2019129422A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】読取間隔と近い網点ドット間隔の原稿を読み取ると特定色への色付きが発生する。【解決手段】光源と、読取部と、移動部と、制御部と、を備え、制御部は、第1点灯順序で照射させ、それぞれの光の反射光を読み取らせる第1ライン読取処理と、第2点灯順序で照射させ、それぞれの光の反射光を読み取らせる第2ライン読取処理と、第3点灯順序で照射させ、それぞれの光の反射光を読み取らせる第3ライン読取処理と、を順次繰り返し実行し、第1点灯順序と、第2点灯順序と、第3点灯順序とは、それぞれの点灯順序における同じ点灯順番において、異なる色の光を光源から照射させる順序である。【選択図】図10

Description

本発明は、画像読取装置に関する。
赤色、緑色、および青色の光をそれぞれの発光順序で照射させて主走査方向に沿ったラインセンサからなる読取部を副走査方向に走査させて赤色、緑色、および青色の各色の走査ライン毎の原稿の画像を読み取る画像読取装置が知られている。
特許文献1に記載の画像読取装置は、モノクロや中間色のグラデーションを読み取った場合に、特定色への色付きの発生を防止するために、赤色、緑色、および青色の光をそれぞれ照射させる第1発光順序と、第1発光順序と逆順となる第2発光順序とで、交互に点灯させて原稿の画像を読み取っている。
特開2000−261605号公報
しかしながら、原稿の画像を形成している網点のドット間隔が、副走査方向の読取間隔と近くなると、特許文献1に記載の画像読取装置でも特定色への色付きが発生してしまう。即ち、例えば、第1発光順序が赤色、緑色、青色の順序であり、第2発光順序が青色、緑色、赤色の順序であり、第1発光順序の緑色を点灯している時点から第2発光順序の緑色を点灯している時点まで黒色の網点のドットが存在している原稿を読み取る場合に、画像読取装置は、第1発光順序で照射させたときに最初に赤色を点灯させた時点では、黒色のドットが存在せず、第2発光順序で照射させたときに最後に赤色を点灯させた時点では黒色のドットが存在しない。第1発光順序で照射させた走査ラインと、第2発光順序で照射させた走査ラインとについて、赤色を点灯させたときに黒色のドットが存在しないために、赤色の色付きが発生してしまう。
そこで、本発明は上述した事情に鑑みてなされ、特定色への色付きの発生を防止できる画像読取装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明態様では、画像読取装置は、赤色、青色、及び緑色の各色の光を照射する光源と、前記各色の光のうちのそれぞれ1色の光を前記光源から照射させ、その反射光を主走査方向に沿ったラインセンサで読み取る読取部と、前記読取部と原稿との相対的な位置を主走査方向と直交する副走査方向において変化させる移動部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記各色の光を第1点灯順序で前記光源から原稿の特定ラインである第1ラインへ照射させ、前記第1点灯順序で照射されたそれぞれの光の反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第1ライン読取処理と、前記各色の光を第2点灯順序で前記光源から前記第1ラインの副走査方向の下流に隣接する原稿の第2ラインへ照射させ、前記第2点灯順序で照射されたそれぞれの光の反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第2ライン読取処理と、前記各色の光を第3点灯順序で前記光源から前記第2ラインの副走査方向の下流に隣接する原稿の第3ラインへ照射させ、前記第3点灯順序で照射されたそれぞれの光の反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第3ライン読取処理と、を順次繰り返し実行し、前記第1点灯順序と、前記第2点灯順序と、前記第3点灯順序とは、それぞれの点灯順序における同じ点灯順番において、異なる色の光を前記光源から照射させる順序である。
請求項2に記載の具体的態様では、前記第1ライン読取処理は、前記第1ライン読取処理が開始されると、前記各色の光のうちの何れかの色の光である第1色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第1色読取処理と、前記第1色読取処理が終了すると、前記各色の光から前記第1色の光を除いた2色の光のうちの何れかの色の光である第2色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第2色読取処理と、前記第2色読取処理が終了すると、前記各色の光から前記第1色の光と前記第2色の光とを除いた残りの色の光である第3色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第3色読取処理とを含み、前記第2ライン読取処理は、前記第2ライン読取処理が開始されると、前記第2色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第4色読取処理と、前記第4色読取処理が終了すると、前記第3色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第5色読取処理と、前記第5色読取処理が終了すると、前記第1色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第6色読取処理とを含み、前記第3ライン読取処理は、前記第3ライン読取処理が開始されると、前記第3色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第7色読取処理と、前記第7色読取処理が終了すると、前記第1色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第8色読取処理と、前記第8色読取処理が終了すると、前記第2色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第9色読取処理とを含む。
請求項3に記載の具体的態様では、前記第1ライン読取処理は、前記第1ライン読取処理が開始されると、前記各色の光のうちの何れかの色の光である第1色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第1色読取処理と、前記第1色読取処理が終了すると、前記各色の光から前記第1色の光を除いた2色の光のうちの何れかの色の光である第2色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第2色読取処理と、前記第2色読取処理が終了すると、前記各色の光から前記第1色の光と前記第2色の光とを除いた残りの色の光である第3色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第3色読取処理とを含み、前記第2ライン読取処理は、前記第2ライン読取処理が開始されると、前記第3色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第10色読取処理と、前記第10色読取処理が終了すると、前記第1色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第11色読取処理と、前記第11色読取処理が終了すると、前記第2色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第12色読取処理とを含み、前記第3ライン読取処理は、前記第3ライン読取処理が開始されると、前記第2色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第13色読取処理と、前記第13色読取処理が終了すると、前記第3色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第14色読取処理と、前記第8色読取処理が終了すると、前記第1色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第15色読取処理とを含む。
請求項1に記載の発明態様では、第1ライン読取処理は、各色の光を第1点灯順序で光源から原稿の特定ラインである第1ラインへ照射させ、第1点灯順序で照射されたそれぞれの光の反射光をラインセンサで読み取らせる。第2ライン読取処理は、各色の光を第2点灯順序で光源から原稿の第2ラインへ照射させ、第2点灯順序で照射されたそれぞれの光の反射光をラインセンサで読み取らせる。第3ライン読取処理は、各色の光を第3点灯順序で光源から原稿の第3ラインへ照射させ、第3点灯順序で照射されたそれぞれの光の反射光をラインセンサで読み取らせる。第1点灯順序と、第2点灯順序と、第3点灯順序とは、それぞれの点灯順序における同じ点灯順番において、異なる色の光を照射させる順序である。よって、第1点灯順序と、第2点灯順序と、第3点灯順序とは、それぞれの点灯順序における同じ点灯順番において、異なる色の光を光源から照射させる順序であるため、原稿の網点のドット間隔と副走査方向の読取間隔とが近い原稿を読み取る場合でも、特定色への色付きの発生を防止することができる。
請求項2に記載の具体的態様では、第1ライン読取処理は、第1色の光を照射させ、その反射光をラインセンサで読み取らせる第1色読取処理と、第2色の光を照射させ、その反射光をラインセンサで読み取らせる第2色読取処理と、第3色の光を照射させ、その反射光をラインセンサで読み取らせる第3色読取処理とを含む。第2ライン読取処理は、第2色の光を照射させ、その反射光をラインセンサで読み取らせる第4色読取処理と、第3色の光を照射させ、その反射光をラインセンサで読み取らせる第5色読取処理と、第1色の光を照射させ、その反射光をラインセンサで読み取らせる第6色読取処理とを含む。第3ライン読取処理は、第3色の光を照射させ、その反射光をラインセンサで読み取らせる第7色読取処理と、第1色の光を照射させ、その反射光をラインセンサで読み取らせる第8色読取処理と、第2色の光を照射させ、その反射光をラインセンサで読み取らせる第9色読取処理とを含む。よって、第1ライン読取処理は、第1色の光を照射させて読み取らせる第1色読取処理と、第2色の光を照射させて読み取らせる第2色読取処理と、第3色の光を照射させて読み取らせる第3色読取処置とを含み、第2ライン読取処理は、第2色の光を照射させて読み取らせる第4色読取処理と、第3色の光を照射させて読み取らせる第5色読取処理と、第1色の光を照射させて読み取らせる第6色読取処置とを含み、第3ライン読取処理は、第3色の光を照射させて読み取らせる第7色読取処理と、第1色の光を照射させて読み取らせる第8色読取処理と、第2色の光を照射させて読み取らせる第9色読取処理とを含むため、原稿の網点のドット間隔と副走査方向の読取間隔とが近い原稿を読み取る場合でも、副走査方向の読取間隔と近い間隔で各色の光を読み取ることができ、特定色への色付きの発生を防止することができる。
請求項3に記載の具体的態様では、第1ライン読取処理は、第1色の光を照射させ、その反射光をラインセンサで読み取らせる第1色読取処理と、第2色の光を照射させ、その反射光をラインセンサで読み取らせる第2色読取処理と、第3色の光を照射させ、その反射光をラインセンサで読み取らせる第3色読取処理とを含む。第2ライン読取処理は、第3色の光を照射させ、その反射光をラインセンサで読み取らせる第10色読取処理と、第1色の光を照射させ、その反射光をラインセンサで読み取らせる第11色読取処理と、第2色の光を照射させ、その反射光をラインセンサで読み取らせる第12色読取処理とを含む。第3ライン読取処理は、第2色の光を照射させ、その反射光をラインセンサで読み取らせる第13色読取処理と、第3色の光を照射させ、その反射光をラインセンサで読み取らせる第14色読取処理と、第1色の光を照射させ、その反射光をラインセンサで読み取らせる第15色読取処理とを含む。よって、第1ライン読取処理は、第1色の光を照射させて読み取らせる第1色読取処理と、第2色の光を照射させて読み取らせる第2色読取処理と、第3色の光を照射させて読み取らせる第3色読取処置とを含み、第2ライン読取処理は、第3色の光を照射させて読み取らせる第10色読取処理と、第1色の光を照射させて読み取らせる第11色読取処理と、第2色の光を照射させて読み取らせる第12色読取処置とを含み、第3ライン読取処理は、第2色の光を照射させて読み取らせる第13色読取処理と、第3色の光を照射させて読み取らせる第14色読取処理と、第1色の光を照射させて読み取らせる第15色読取処理とを含むため、副走査方向の読取間隔と大きく異なる間隔で各色の光を読み取ることになり、原稿の網点のドット間隔と副走査方向の読取間隔とが近い原稿を読み取る場合でも、確実に特定色への色付きの発生を防止することができる。
画像読取装置1の内部構成を示す正面図である。 画像読取装置1の読取部24の構成を拡大して示す図面である。 読取部24の受光部31の構成を示すブロック図である。 画像読取装置1の電気的構成を示すブロック図である。 読取メイン処理を示すフローチャートである。 ライン読取処理R3を示すフローチャートである。 第1ライン読取処理RA2を示すフローチャートである。 第1実施形態における第2ライン読取処理RA3を示すフローチャートである。 第1実施形態における第3ライン読取処理RA4を示すフローチャートである。 第1実施形態における画像読取装置1が原稿GSの1ライン目領域L1Rから7ライン目領域L7Rまでを読み取る過程を説明する図面である。 第2実施形態における第2ライン読取処理RA3−1を示すフローチャートである。 第2実施形態における第3ライン読取処理RA4−1を示すフローチャートである。 第2実施形態における画像読取装置1が原稿GSの1ライン目領域L1Rから7ライン目領域L7Rまでを読み取る過程を説明する図面である。
[第1実施形態]
以下に、本発明の第1実施形態に係る画像読取装置1について図面を参照して説明する。図1において、上下方向および前後方向は矢印により示される。搬送方向FDは、図1および図2において、矢印により示される。主走査方向MDは、図3において、矢印により示される。
<画像読取装置1の機械的構成>
図1において、画像読取装置1は、給紙トレイ2と、本体部3と、排紙トレイ4とを備える。操作部5、および表示部6が、本体部3の上面に配置される。操作部5は、電源スイッチ、および各種設定ボタンを含み、使用者からの操作指令等を受け付ける。例えば、操作部5は、読取動作の開始を指示する開始ボタンなどを含む。表示部6は、LCDを含み、画像読取装置1の状況を表示する。原稿GSは、給紙トレイ2の支持面に載置される。
搬送経路20が、本体部3の内部に形成される。給紙トレイ2に支持された原稿GSは、搬送経路20に沿って搬送方向FDに搬送され、排紙トレイ4に排出される。給紙ローラ21と、分離パッド22と、一対の上流側搬送ローラ23と、リアセンサ29と、読取部24と、プラテンガラス25と、一対の下流側搬送ローラ26とが、搬送経路20に沿って配置される。
給紙ローラ21は、分離パッド22と協働して、複数枚の原稿GSを、1枚ずつ給送する。給紙ローラ21、上流側搬送ローラ23、および下流側搬送ローラ26は、搬送モータMT(図4参照)により駆動される。リアセンサ29は、上流側搬送ローラ23と読取部24との間に配置され、リアセンサ29が配置された位置を原稿GSが通過しているときにオンし、リアセンサ29が配置された位置を原稿GSが通過していないときにオフする。本実施形態では、リアセンサ29は、読取部24から搬送方向FDの上流へ所定距離だけ離れた位置に配置される。プラテンガラス25は、光透過性を有し、搬送経路20の下側において搬送経路20に沿って配置される。搬送ローラ23、26は、給紙ローラ21から給送された原稿GSがプラテンガラス25の上を通過するように原稿GSを搬送する。
本実施形態では、原稿GSの読み取り面が給紙トレイ2の支持面に向くように原稿GSが給紙トレイ2に支持される。読取部24は、搬送経路20の下側に配置され、プラテンガラス25を通過する原稿GSの読み取り面の画像を読み取る。フロントセンサ27が、給紙トレイ2に配置され、給紙トレイ2に原稿GSが支持されたときにオンし、給紙トレイ2に原稿GSが支持されていないときにオフするように構成される。
(読取部24の詳細な構成)
読取部24の詳細な構成について図2および図3を参照して説明する。図2において、読取部24は、光源30と、受光部31と、ロッドレンズアレイ32とを備える。光源30は、赤色、緑色、および青色の3色の発光ダイオードを含む。光源30から出射された光が原稿GSの読み取り面などにより反射されたときに、ロッドレンズアレイ32は、反射光を受光部31に結像する。本実施形態において、3色の発光ダイオードが順次点灯することにより1ラインの原稿GSの画像が読み取られる。光源30は、3色の発光ダイオードが備えられた1チップの発光ダイオードと、発光ダイオードからの光を主走査方向MDに導光する導光体とを含む。
白色基準板34が、読取部24と搬送経路20を介して対向する位置に、配置される。白色基準板34は、原稿GSの背景色である白色と同じ反射率を有する。搬送経路20に原稿GSが存在しない場合に、光源30からの出射光は、白色基準板34により反射され、その反射光はロッドレンズアレイ32を介して受光部31により受光される。
図3において、受光部31は、主走査方向MDに直線状に配列される12個のセンサICチップCH1〜CH12(以下、チップCH1〜CH12という)と、図示しないアナログシフトレジスタと、を有する。各チップCH1〜CH12は、主走査方向MDに配列される多数の光電変換素子33を含む。各光電変換素子33の受光量が電荷として蓄積され、その電荷が各画素の電気信号としてアナログシフトレジスタに出力される。アナログシフトレジスタは、光電変換素子33と同数の画素の電気信号を蓄積できる。各光電変換素子33とアナログシフトレジスタの各レジスタとがそれぞれ接続されている。アナログシフトレジスタから出力された電気信号は図示しない増幅器を介してアナログ信号として出力される。先頭画素は、主走査方向MDの最上流の位置にあるチップCH1内のチップと隣接していない側の端部にある先頭素子で読み取られる画素であり、最終画素は、主走査方向MDの最下流の位置にあるチップCH12内のチップと隣接していない側の端部にある最終素子で読み取られる画素である。1ラインは、この先頭画素から最終画素までの画素で構成される画素群である。
<画像読取装置1の電気的構成>
画像読取装置1の電気的構成について図4を参照して説明する。図4において、画像読取装置1は、CPU40、ROM41、RAM42、フラッシュROM43、デバイス制御部44、アナログフロントエンド(以下、AFEという)45、画像処理部46、および駆動回路47を主な構成要素として備える。これらの構成要素は、バス48を介して、操作部5、表示部6、フロントセンサ27、およびリアセンサ29に接続される。
ROM41は、後述する読取メイン処理、読取メイン処理中のサブルーチンの処理など、画像読取装置1の各種動作を実行するためのプログラムを記憶する。CPU40は、ROM41から読み出されたプログラムに従って、各部の制御を行う。フラッシュROM43は、読み書き可能な不揮発性メモリであり、CPU40の制御処理により設定される各種のデータ、例えば初期化するときに使用する各データなどを記憶する。RAM42は、CPU40の制御処理により生成された算出結果などを一時的に記憶する。
デバイス制御部44は、読取部24に接続され、CPU40からの命令に基づいて、光源30の点灯または消灯を制御する信号、および光源30に流れる電流値を制御する信号を光源30に送信する。また、デバイス制御部44は、図3に示すように、CPU40からの命令に基づいて、受光部31の各チップCH1〜CH12の多数の光電変換素子33の電気信号を同時にアナログシフトレジスタの各レジスタに転送するためのシリアルイン信号SI、およびアナログシフトレジスタの電気信号を順番に1画素ずつ出力させるためのクロック信号CLKを受光部31に送信する。読取部24は、デバイス制御部44からこれらの制御信号を受け取ると、光源30を点灯させるとともに、受光部31が受光した受光量に応じたアナログ信号をAFE45に送信する。
AFE45は、読取部24に接続され、CPU40からの命令に基づいて、読取部24から送信されるアナログ信号をデジタルデータに変換する。AFE45は、予め定められた入力レンジおよび分解能を有する。例えば、分解能は、10ビットであるならば「0」から「1023」までの階調である。この場合に、AFE45は、読取部24から送信されたアナログ信号をデジタルデータとして10ビット(0〜1023)の階調データに変換する。AFE45によって変換されたデジタルデータは、画像処理部46に送信される。
画像処理部46は、画像処理用の専用ICであるASICから構成され、デジタルデータに各種の画像処理を施す。画像処理は、シェーディング補正やガンマ補正などの補正処理である。画像処理部46は、画像処理をデジタルデータに施し、デジタル画像データを生成する。そのデジタル画像データは、バス48を介してRAM42に記憶される。
駆動回路47は、搬送モータMTに接続され、CPU40から送信される駆動指令に基づいて搬送モータMTを駆動する。駆動回路47は、駆動指令により指令された回転量および回転方向に従って搬送モータMTを回転させる。搬送モータMTが一定量だけ回転すると、給紙ローラ21、および搬送ローラ23、26が一定角度回転し、搬送経路20において原稿GSが一定距離だけ搬送される。
<第1実施形態の動作>
次に、画像読取装置1の第1実施形態の動作について図面を参照して説明する。画像読取装置1は、原稿GSを読み取る読取メイン処理を主に実行する。読取メイン処理中の処理R1〜処理R5、および各サブルーチンの処理は、CPU40が実行する処理である。
(読取メイン処理)
図5に示す読取メイン処理は、ユーザが原稿GSを給紙トレイ2に載置し、操作部5の読取開始ボタンを押下することにより、開始される。即ち、CPU40は、フロントセンサ27がオンであるときに、操作部5から読取開始指令を受け取ると、読取メイン処理を開始する。本実施形態では、読取メイン処理において、赤色、緑色、および青色を読み取るカラー読取動作が実行される。
CPU40は、デバイス制御部44、AFE45、および画像処理部46などを初期化する(R1)。具体的には、CPU40は、処理R3において、主走査方向MDに300DPI、および搬送方向FDに300DPIの解像度でカラー読取動作を実行するために必要な設定値を、デバイス制御部44、AFE45、および画像処理部46に設定する。CPU40は、ラインカウント値LCVに「1」を設定する。
CPU40は、原稿GSの搬送動作を開始する(R2)。具体的には、CPU40は、駆動回路47に駆動指令の送信動作を開始し、原稿GSの先端を読取開始位置まで搬送させる。読取開始位置は、搬送方向FDにおけるリアセンサ29の位置から下流へ所定距離離れた位置である。本実施形態では、原稿GSの先端が読取開始位置まで搬送された後も、CPU40は、駆動回路47に駆動指令の送信動作を継続する。
CPU40は、ライン読取処理を実行する(R3)。詳細は後述するため、ここでは概説する。CPU40は、ラインカウント値LCVに基づいて、第1ライン読取処理、第2ライン読取処理、または第3ライン読取処理を実行する。
CPU40は、リアセンサ29がオフとなった時点から原稿GSが所定距離搬送されたか否かを判断する(R4)。具体的には、CPU40は、リアセンサ29がオフとなった時点から原稿GSを所定距離搬送させる駆動指令を送信した場合(R4:Yes)に、リアセンサ29がオフとなった時点から原稿GSが所定距離搬送されたと判断し、処理R5に進む。CPU40は、リアセンサ29がオフとなった時点から原稿GSを所定距離搬送させる駆動指令を送信していない場合(R4:No)に、リアセンサ29がオフとなった時点から原稿GSが所定距離搬送されていないと判断し、処理R3に進む。本実施形態では、処理R3と処理R4とが繰り返し実行されることにより、カラー読取動作が実行される。CPU40は、処理R3と処理R4とを実行するときに、繰り返し駆動指令を送信し、処理R3と処理R4とが一回実行されると、300DPIにおける読取間隔に相当する間隔だけ原稿GSが搬送される。
CPU40は、原稿GSの搬送動作を終了する(R5)。具体的には、CPU40は、駆動指令を送信し、原稿GSを排紙トレイ4に排出させる。処理R5が終了すると、読取メイン処理が終了する。
(ライン読取処理R3)
図6に示すライン読取処理R3が開始されると、CPU40は、ラインカウント値LCVが「1」、「2」、および「3」のうちのいずれであるかを判断する(RA1)。CPU40は、ラインカウント値LCVが「1」である場合(RA1:「1」)に、処理RA2に進み、ラインカウント値LCVが「2」である場合(RA1:「2」)に、処理RA3に進み、ラインカウント値LCVが「3」である場合(RA1:「3」)に、処理RA4に進む。
処理RA1において「1」と判断されると、CPU40は、第1ライン読取処理を実行する(RA2)。詳細は後述するため、ここでは概説する。CPU40は、第1色読取処理、第2色読取処理、および第3色読取処理を順に実行する。CPU40は、処理RA2が終了すると、処理RA5に進む。
処理RA1において「2」と判断されると、CPU40は、第2ライン読取処理を実行する(RA3)。詳細は後述するため、ここでは概説する。CPU40は、第2色読取処理、第3色読取処理、および第1色読取処理を順に実行する。CPU40は、処理RA3が終了すると、処理RA5に進む。
処理RA1において「3」と判断されると、CPU40は、第3ライン読取処理を実行する(RA4)。詳細は後述するため、ここでは概説する。CPU40は、第3色読取処理、第1色読取処理、および第2色読取処理を順に実行する。CPU40は、処理RA4が終了すると、処理RA5に進む。
処理RA2、処理RA3、または処理RA4が終了すると、CPU40は、ラインカウント値LCVが「1」、または「2」である場合に、ラインカウント値LCVに「1」を加算し、ラインカウント値LCVが「3」である場合に、ラインカウント値LCVに「1」を設定する(RA5)。処理RA5が終了すると、ライン読取処理R3が終了する。
(第1ライン読取処理RA2)
図7に示す第1ライン読取処理RA2が開始されると、CPU40は、第1色読取処理を実行する(RB1)。具体的には、CPU40は、光源30から赤色、緑色、および青色のうちの何れかの色である第1色の光を原稿GSへ照射させ、その反射光を読み取ることにより第1色のデジタル画像データを取得する。本実施形態では、第1色の光は赤色の光である。
CPU40は、第2色読取処理を実行する(RB2)。具体的には、CPU40は、光源30から赤色、緑色、および青色のうちから第1色を除いた残りの2色のうちの何れかの色である第2色の光を原稿GSへ照射させ、その反射光を読み取ることにより第2色のデジタル画像データを取得する。本実施形態では、第2色の光は緑色の光である。
CPU40は、第3色読取処理を実行する(RB3)。具体的には、CPU40は、光源30から赤色、緑色、および青色のうちから第1色と第2色とを除いた残りの色である第3色の光を原稿GSへ照射させ、その反射光を読み取ることにより第3色のデジタル画像データを取得する。処理RB3が終了すると、処理RA2が終了する。本実施形態では、第3色の光は、青色の光である。処理RB1で取得した第1色のデジタル画像データと、処理RB2で取得した第2色のデジタル画像データと、処理RB3で取得した第3色のデジタル画像データとを組み合わせたデジタル画像データが、1ラインのデジタル画像データである。
(第2ライン読取処理RA3)
図8に示す第2ライン読取処理RA3が開始されると、CPU40は、第2色読取処理を実行する(RC1)。具体的には、CPU40は、光源30から第2色の光を原稿GSへ照射させ、その反射光を読み取ることにより第2色のデジタル画像データを取得する。本実施形態では、第2色の光は、同様に緑色の光である。
CPU40は、第3色読取処理を実行する(RC2)。具体的には、CPU40は、光源30から第3色の光を原稿GSへ照射させ、その反射光を読み取ることにより第3色のデジタル画像データを取得する。本実施形態では、第3色の光は、同様に青色の光である。
CPU40は、第1色読取処理を実行する(RC3)。具体的には、CPU40は、光源30から第1色の光を原稿GSへ照射させ、その反射光を読み取ることにより第1色のデジタル画像データを取得する。処理RC3が終了すると、処理RA3が終了する。本実施形態では、第1色の光は、同様に赤色の光である。処理RC1で取得した第2色のデジタル画像データと、処理RC2で取得した第3色のデジタル画像データと、処理RC3で取得した第1色のデジタル画像データとを組み合わせたデジタル画像データが、1ラインのデジタル画像データである。
(第3ライン読取処理RA4)
図9に示す第3ライン読取処理RA4が開始されると、CPU40は、第3色読取処理を実行する(RD1)。具体的には、CPU40は、光源30から第3色の光を原稿GSへ照射させ、その反射光を読み取ることにより第3色のデジタル画像データを取得する。本実施形態では、第3色の光は、同様に青色の光である。
CPU40は、第1色読取処理を実行する(RD2)。具体的には、CPU40は、光源30から第1色の光を原稿GSへ照射させ、その反射光を読み取ることにより第1色のデジタル画像データを取得する。本実施形態では、第1色の光は、同様に赤色の光である。
CPU40は、第2色読取処理を実行する(RD3)。具体的には、CPU40は、光源30から第2色の光を原稿GSへ照射させ、その反射光を読み取ることにより第2色のデジタル画像データを取得する。処理RD3が終了すると、処理RA4が終了する。本実施形態では、第2色の光は、同様に緑色の光である。処理RD1で取得した第3色のデジタル画像データと、処理RD2で取得した第1色のデジタル画像データと、処理RD3で取得した第2色のデジタル画像データとを組み合わせたデジタル画像データが、1ラインのデジタル画像データである。
(第1実施形態の具体例)
図10を参照して、第1実施形態の画像読取装置1が、搬送方向FDにおいて300DPIにおける読取間隔に相当するドット間隔で白色と黒色とが配置された原稿GSの画像を読み取る場合について説明する。本具体例では、主走査方向MDにおける特定の画素を読み取る場合について説明する。本具体例における原稿GSは、図10に示すように、最初に実行される第1ライン読取処理RA2で読み取られる1ライン目領域L1Rのうち搬送方向FDの上流側の3分の1の領域が白色であり、その白色の領域から搬送方向FDの下流へ300DPIにおける読取間隔に相当するドット間隔で白色画像と黒色画像とが交互に隣接して配置されている。
画像読取装置1は、最初に実行される第1ライン読取処理RA2において原稿GSの1ライン目領域L1Rの画像を読み取る。画像読取装置1は、第1色読取処理RB1において原稿GSの1ライン目領域L1Rの第1色読取位置C1Pの画像である白色画像を読み取る。画像読取装置1は、第2色読取処理RB2において原稿GSの1ライン目領域L1Rの第2色読取位置C2Pの画像である黒色画像を読み取る。画像読取装置1は、第3色読取処理RB3において原稿GSの1ライン目領域L1Rの第3色読取位置C3Pの画像である黒色画像を読み取る。よって、第1色のデジタル画像データである赤色のデジタル画像データは、白色画像により赤色の光が反射されるために大出力値となる。第2色のデジタル画像データである緑色のデジタル画像データは、黒色画像により緑色の光が吸収されるために小出力値となる。第3色のデジタル画像データである青色のデジタル画像データは、黒色画像により青色の光が吸収されるために小出力値となる。これらのデジタル画像データを組み合わせた1ライン目領域L1Rにおける1ラインのデジタル画像データは、赤色の出力値が大きく、緑色の出力値が小さく、青色の出力値が小さいデジタル画像データである赤色の1ラインのデジタル画像データとなる。
画像読取装置1は、最初に実行される第2ライン読取処理RA3において原稿GSの2ライン目領域L2Rの画像を読み取る。画像読取装置1は、第2色読取処理RC1において原稿GSの2ライン目領域L2Rの第2色読取位置C2Pの画像である黒色画像を読み取る。画像読取装置1は、第3色読取処理RC2において原稿GSの2ライン目領域L2Rの第3色読取位置C3Pの画像である白色画像を読み取る。画像読取装置1は、第1色読取処理RC3において原稿GSの2ライン目領域L2Rの第1色読取位置C1Pの画像である白色画像を読み取る。よって、第2色のデジタル画像データである緑色のデジタル画像データは、黒色画像により緑色の光が吸収されるために小出力値となる。第3色のデジタル画像データである青色のデジタル画像データは、白色画像により青色の光が反射されるために大出力値となる。第1色のデジタル画像データである赤色のデジタル画像データは、白色画像により赤色の光が反射されるために大出力値となる。これらのデジタル画像データを組み合わせた2ライン目領域L2Rにおける1ラインのデジタル画像データは、赤色の出力値が大きく、緑色の出力値が小さく、青色の出力値が大きいデジタル画像データであるマゼンダ色の1ラインのデジタル画像データとなる。
画像読取装置1は、最初に実行される第3ライン読取処理RA4において原稿GSの3ライン目領域L3Rの画像を読み取る。画像読取装置1は、第3色読取処理RD1において原稿GSの3ライン目領域L3Rの第3色読取位置C3Pの画像である白色画像を読み取る。画像読取装置1は、第1色読取処理RD2において原稿GSの3ライン目領域L3Rの第1色読取位置C1Pの画像である黒色画像を読み取る。画像読取装置1は、第2色読取処理RD3において原稿GSの3ライン目領域L3Rの第2色読取位置C2Pの画像である黒色画像を読み取る。よって、第3色のデジタル画像データである青色のデジタル画像データは、白色画像により青色の光が反射されるために大出力値となる。第1色のデジタル画像データである赤色のデジタル画像データは、黒色画像により赤色の光が吸収されるために小出力値となる。第2色のデジタル画像データである緑色のデジタル画像データは、黒色画像により緑色の光が吸収されるために小出力値となる。これらのデジタル画像データを組み合わせた3ライン目領域L3Rにおける1ラインのデジタル画像データは、赤色の出力値が小さく、緑色の出力値が小さく、青色の出力値が大きいデジタル画像データである青色の1ラインのデジタル画像データとなる。
画像読取装置1は、2回目に実行される第1ライン読取処理RA2において原稿GSの4ライン目領域L4Rの画像を読み取る。画像読取装置1は、第1色読取処理RB1において原稿GSの4ライン目領域L4Rの第1色読取位置C1Pの画像である黒色画像を読み取る。画像読取装置1は、第2色読取処理RB2において原稿GSの4ライン目領域L4Rの第2色読取位置C2Pの画像である白色画像を読み取る。画像読取装置1は、第3色読取処理RB3において原稿GSの4ライン目領域L4Rの第3色読取位置C3Pの画像である白色画像を読み取る。よって、第1色のデジタル画像データである赤色のデジタル画像データは、黒色画像により赤色の光が吸収されるために小出力値となる。第2色のデジタル画像データである緑色のデジタル画像データは、白色画像により緑色の光が反射されるために大出力値となる。第3色のデジタル画像データである青色のデジタル画像データは、白色画像により青色の光が反射されるために大出力値となる。これらのデジタル画像データを組み合わせた4ライン目領域L4Rにおける1ラインのデジタル画像データは、赤色の出力値が小さく、緑色の出力値が大きく、青色の出力値が大きいデジタル画像データであるシアン色の1ラインのデジタル画像データとなる。
画像読取装置1は、2回目に実行される第2ライン読取処理RA3において原稿GSの5ライン目領域L5Rの画像を読み取る。画像読取装置1は、第2色読取処理RC1において原稿GSの5ライン目領域L5Rの第2色読取位置C2Pの画像である白色画像を読み取る。画像読取装置1は、第3色読取処理RC2において原稿GSの5ライン目領域L5Rの第3色読取位置C3Pの画像である黒色画像を読み取る。画像読取装置1は、第1色読取処理RC3において原稿GSの5ライン目領域L5Rの第1色読取位置C1Pの画像である黒色画像を読み取る。よって、第2色のデジタル画像データである緑色のデジタル画像データは、白色画像により緑色の光が反射されるために大出力値となる。第3色のデジタル画像データである青色のデジタル画像データは、黒色画像により青色の光が吸収されるために小出力値となる。第1色のデジタル画像データである赤色のデジタル画像データは、黒色画像により赤色の光が吸収されるために小出力値となる。これらのデジタル画像データを組み合わせた5ライン目領域L5Rにおける1ラインのデジタル画像データは、赤色の出力値が小さく、緑色の出力値が大きく、青色の出力値が小さいデジタル画像データである緑色の1ラインのデジタル画像データとなる。
画像読取装置1は、2回目に実行される第3ライン読取処理RA4において原稿GSの6ライン目領域L6Rの画像を読み取る。画像読取装置1は、第3色読取処理RD1において原稿GSの6ライン目領域L6Rの第3色読取位置C3Pの画像である黒色画像を読み取る。画像読取装置1は、第1色読取処理RD2において原稿GSの6ライン目領域L6Rの第1色読取位置C1Pの画像である白色画像を読み取る。画像読取装置1は、第2色読取処理RD3において原稿GSの6ライン目領域L6Rの第2色読取位置C2Pの画像である白色画像を読み取る。よって、第3色のデジタル画像データである青色のデジタル画像データは、黒色画像により青色の光が吸収されるために小出力値となる。第1色のデジタル画像データである赤色のデジタル画像データは、白色画像により赤色の光が反射されるために大出力値となる。第2色のデジタル画像データである緑色のデジタル画像データは、白色画像により緑色の光が反射されるために大出力値となる。これらのデジタル画像データを組み合わせた6ライン目領域L6Rにおける1ラインのデジタル画像データは、赤色の出力値が大きく、緑色の出力値が大きく、青色の出力値が小さいデジタル画像データである黄色の1ラインのデジタル画像データとなる。
画像読取装置1は、3回目に実行される第1ライン読取処理RA2において原稿GSの7ライン目領域L7Rの画像を読み取る。画像読取装置1は、第1色読取処理RB1において原稿GSの7ライン目領域L7Rの第1色読取位置C1Pの画像である白色画像を読み取る。画像読取装置1は、第2色読取処理RB2において原稿GSの7ライン目領域L7Rの第2色読取位置C2Pの画像である黒色画像を読み取る。画像読取装置1は、第3色読取処理RB3において原稿GSの7ライン目領域L7Rの第3色読取位置C3Pの画像である黒色画像を読み取る。よって、第1色のデジタル画像データである赤色のデジタル画像データは、白色画像により赤色の光が反射されるために大出力値となる。第2色のデジタル画像データである緑色のデジタル画像データは、黒色画像により緑色の光が吸収されるために小出力値となる。第3色のデジタル画像データである青色のデジタル画像データは、黒色画像により青色の光が吸収されるために小出力値となる。これらのデジタル画像データを組み合わせた7ライン目領域L7Rにおける1ラインのデジタル画像データは、赤色の出力値が大きく、緑色の出力値が小さく、青色の出力値が小さいデジタル画像データである赤色の1ラインのデジタル画像データとなる。このように、7ライン目領域L7Rにおける1ラインのデジタル画像データと、1ライン目領域L1Rにおける1ラインのデジタル画像データとは、同じ第1ライン読取処理RA2を実行したときに同じ赤色のデジタル画像データとなるために、1ライン目領域L1Rから6ライン目領域L6Rまでの1ラインのデジタル画像データが、7ライン目領域L7R以降の領域において繰り返して出力される。
1ライン目領域L1Rにおける第1色読取位置C1Pと2ライン目領域L2Rにおける第1色読取位置C1Pとの間隔は、搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔の「3分の5」倍の距離となっている。2ライン目領域L2Rにおける第1色読取位置C1Pと3ライン目領域L3Rにおける第1色読取位置C1Pとの間隔は、搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔の「3分の2」倍の距離となっている。3ライン目領域L3Rにおける第1色読取位置C1Pと4ライン目領域L4Rにおける第1色読取位置C1Pとの間隔は、搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔の「3分の2」倍の距離となっている。このように第1色読取位置C1Pの間隔は、常に搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔と異なる間隔となっている。
1ライン目領域L1Rにおける第2色読取位置C2Pと2ライン目領域L2Rにおける第2色読取位置C2Pとの間隔は、搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔の「3分の2」倍の距離となっている。2ライン目領域L2Rにおける第2色読取位置C2Pと3ライン目領域L3Rにおける第2色読取位置C2Pとの間隔は、搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔の「3分の5」倍の距離となっている。3ライン目領域L3Rにおける第2色読取位置C2Pと4ライン目領域L4Rにおける第2色読取位置C2Pとの間隔は、搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔の「3分の2」倍の距離となっている。このように第2色読取位置C2Pの間隔は、常に搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔と異なる間隔となっている。
1ライン目領域L1Rにおける第3色読取位置C3Pと2ライン目領域L2Rにおける第3色読取位置C3Pとの間隔は、搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔の「3分の2」倍の距離となっている。2ライン目領域L2Rにおける第3色読取位置C3Pと3ライン目領域L3Rにおける第3色読取位置C3Pとの間隔は、搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔の「3分の2」倍の距離となっている。3ライン目領域L3Rにおける第3色読取位置C3Pと4ライン目領域L4Rにおける第3色読取位置C3Pとの間隔は、搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔の「3分の5」倍の距離となっている。このように第3色読取位置C3Pの間隔は、常に搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔と異なる間隔となっている。
第1色読取位置C1Pの間隔と、第2色読取位置C2Pの間隔と、第3色読取位置C3Pとの全ての間隔は、搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔と異なる間隔となっている。上述したように、1ライン目領域L1Rから7ライン目領域L7Rまでのデジタル画像データの色は、赤色、マゼンダ色、青色、シアン色、緑色、黄色、および赤色と徐々に色相が変化する。即ち、1ライン目領域L1Rから7ライン目領域L7Rまでのデジタル画像データの色は、色相環上を一方向に徐々に回転して元の色に戻るように変化している。よって、搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔と同じドット間隔で配置された網点原稿を読み取った場合でも、全ての色相の色が徐々に変化して読み取られるため、特定の色に偏って見えることなく読み取ることができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態の機械的構成および電気的構成は、第1実施形態と同じ構成であるので、その説明を省略する。以下に、第2実施形態の動作についてのみ、説明する。
<第2実施形態の動作>
画像読取装置1の第2実施形態の動作について図面を参照して説明する。第1実施形態の動作と同様の部分の動作については説明を省略し、第1実施形態の動作と異なる部分の動作についてのみ説明する。第1実施形態の動作から第2実施形態の動作への変更点について、第1実施形態の第2ライン読取処理(RA3)の処理RC1〜処理RC3が第2実施形態の第2ライン読取処理(RA3−1)の処理RE1〜処理RE3に変更され、第1実施形態の第3ライン読取処理(RA4)の処理RD1〜処理RD3が第2実施形態の第3ライン読取処理(RA4−1)の処理RF1〜処理RF3に変更される。他の処理については、第1実施形態と同様の処理であるので、説明を省略する。
(第2ライン読取処理RA3−1)
図11に示す第2ライン読取処理RA3−1が開始されると、CPU40は、第3色読取処理を実行する(RE1)。具体的には、CPU40は、光源30から第3色の光を原稿GSへ照射させ、その反射光を読み取ることにより第3色のデジタル画像データを取得する。本実施形態では、第3色の光は、第1実施形態と同様に青色の光である。
CPU40は、第1色読取処理を実行する(RE2)。具体的には、CPU40は、光源30から第1色の光を原稿GSへ照射させ、その反射光を読み取ることにより第1色のデジタル画像データを取得する。本実施形態では、第1色の光は、第1実施形態と同様に赤色の光である。
CPU40は、第2色読取処理を実行する(RE3)。具体的には、CPU40は、光源30から第2色の光を原稿GSへ照射させ、その反射光を読み取ることにより第2色のデジタル画像データを取得する。処理RE3が終了すると、処理RA3−1が終了する。本実施形態では、第2色の光は、第1実施形態と同様に緑色の光である。処理RE1で取得した第3色のデジタル画像データと、処理RE2で取得した第1色のデジタル画像データと、処理RE3で取得した第2色のデジタル画像データとを組み合わせたデジタル画像データが、1ラインのデジタル画像データである。
(第3ライン読取処理RA4−1)
図12に示す第3ライン読取処理RA4−1が開始されると、CPU40は、第2色読取処理を実行する(RF1)。具体的には、CPU40は、光源30から第2色の光を原稿GSへ照射させ、その反射光を読み取ることにより第2色のデジタル画像データを取得する。本実施形態では、第2色の光は、同様に緑色の光である。
CPU40は、第3色読取処理を実行する(RF2)。具体的には、CPU40は、光源30から第3色の光を原稿GSへ照射させ、その反射光を読み取ることにより第3色のデジタル画像データを取得する。本実施形態では、第3色の光は、同様に青色の光である。
CPU40は、第1色読取処理を実行する(RF3)。具体的には、CPU40は、光源30から第1色の光を原稿GSへ照射させ、その反射光を読み取ることにより第1色のデジタル画像データを取得する。処理RF3が終了すると、処理RA4−1が終了する。本実施形態では、第1色の光は、同様に赤色の光である。処理RF1で取得した第2色のデジタル画像データと、処理RF2で取得した第3色のデジタル画像データと、処理RF3で取得した第1色のデジタル画像データとを組み合わせたデジタル画像データが、1ラインのデジタル画像データである。
(第2実施形態の具体例)
図13を参照して、第2実施形態の画像読取装置1が、搬送方向FDにおいて300DPIにおける読取間隔に相当するドット間隔で白色と黒色とが配置された原稿GSの画像を読み取る場合について説明する。本具体例では、主走査方向MDにおける特定の画素を読み取る場合について説明する。本具体例における原稿GSは、図13に示すように、最初に実行される第1ライン読取処理RA2で読み取られる1ライン目領域L1Rのうち搬送方向FDの上流側の3分の1の領域が白色であり、その白色の領域から搬送方向FDの下流へ300DPIにおける読取間隔に相当するドット間隔で白色画像と黒色画像とが交互に隣接して配置されている。
画像読取装置1は、最初に実行される第1ライン読取処理RA2において原稿GSの1ライン目領域L1Rの画像を読み取る。画像読取装置1は、第1色読取処理RB1において原稿GSの1ライン目領域L1Rの第1色読取位置C1Pの画像である白色画像を読み取る。画像読取装置1は、第2色読取処理RB2において原稿GSの1ライン目領域L1Rの第2色読取位置C2Pの画像である黒色画像を読み取る。画像読取装置1は、第3色読取処理RB3において原稿GSの1ライン目領域L1Rの第3色読取位置C3Pの画像である黒色画像を読み取る。よって、第1色のデジタル画像データである赤色のデジタル画像データは、白色画像により赤色の光が反射されるために大出力値となる。第2色のデジタル画像データである緑色のデジタル画像データは、黒色画像により緑色の光が吸収されるために小出力値となる。第3色のデジタル画像データである青色のデジタル画像データは、黒色画像により青色の光が吸収されるために小出力値となる。これらのデジタル画像データを組み合わせた1ライン目領域L1Rにおける1ラインのデジタル画像データは、赤色の出力値が大きく、緑色の出力値が小さく、青色の出力値が小さいデジタル画像データである赤色の1ラインのデジタル画像データとなる。
画像読取装置1は、最初に実行される第2ライン読取処理RA3−1において原稿GSの2ライン目領域L2Rの画像を読み取る。画像読取装置1は、第3色読取処理RE1において原稿GSの2ライン目領域L2Rの第3色読取位置C3Pの画像である黒色画像を読み取る。画像読取装置1は、第1色読取処理RE2において原稿GSの2ライン目領域L2Rの第1色読取位置C1Pの画像である白色画像を読み取る。画像読取装置1は、第2色読取処理RE3において原稿GSの2ライン目領域L2Rの第2色読取位置C2Pの画像である白色画像を読み取る。よって、第3色のデジタル画像データである青色のデジタル画像データは、黒色画像により青色の光が吸収されるために小出力値となる。第1色のデジタル画像データである赤色のデジタル画像データは、白色画像により赤色の光が反射されるために大出力値となる。第2色のデジタル画像データである緑色のデジタル画像データは、白色画像により緑色の光が反射されるために大出力値となる。これらのデジタル画像データを組み合わせた2ライン目領域L2Rにおける1ラインのデジタル画像データは、赤色の出力値が大きく、緑色の出力値が大きく、青色の出力値が小さいデジタル画像データである黄色の1ラインのデジタル画像データとなる。
画像読取装置1は、最初に実行される第3ライン読取処理RA4−1において原稿GSの3ライン目領域L3Rの画像を読み取る。画像読取装置1は、第2色読取処理RF1において原稿GSの3ライン目領域L3Rの第2色読取位置C2Pの画像である白色画像を読み取る。画像読取装置1は、第3色読取処理RF2において原稿GSの3ライン目領域L3Rの第3色読取位置C3Pの画像である黒色画像を読み取る。画像読取装置1は、第1色読取処理RF3において原稿GSの3ライン目領域L3Rの第1色読取位置C1Pの画像である黒色画像を読み取る。よって、第2色のデジタル画像データである緑色のデジタル画像データは、白色画像により緑色の光が反射されるために大出力値となる。第3色のデジタル画像データである青色のデジタル画像データは、黒色画像により青色の光が吸収されるために小出力値となる。第1色のデジタル画像データである赤色のデジタル画像データは、黒色画像により赤色の光が吸収されるために小出力値となる。これらのデジタル画像データを組み合わせた3ライン目領域L3Rにおける1ラインのデジタル画像データは、赤色の出力値が小さく、緑色の出力値が大きく、青色の出力値が小さいデジタル画像データである緑色の1ラインのデジタル画像データとなる。
画像読取装置1は、2回目に実行される第1ライン読取処理RA2において原稿GSの4ライン目領域L4Rの画像を読み取る。画像読取装置1は、第1色読取処理RB1において原稿GSの4ライン目領域L4Rの第1色読取位置C1Pの画像である黒色画像を読み取る。画像読取装置1は、第2色読取処理RB2において原稿GSの4ライン目領域L4Rの第2色読取位置C2Pの画像である白色画像を読み取る。画像読取装置1は、第3色読取処理RB3において原稿GSの4ライン目領域L4Rの第3色読取位置C3Pの画像である白色画像を読み取る。よって、第1色のデジタル画像データである赤色のデジタル画像データは、黒色画像により赤色の光が吸収されるために小出力値となる。第2色のデジタル画像データである緑色のデジタル画像データは、白色画像により緑色の光が反射されるために大出力値となる。第3色のデジタル画像データである青色のデジタル画像データは、白色画像により青色の光が反射されるために大出力値となる。これらのデジタル画像データを組み合わせた4ライン目領域L4Rにおける1ラインのデジタル画像データは、赤色の出力値が小さく、緑色の出力値が大きく、青色の出力値が大きいデジタル画像データであるシアン色の1ラインのデジタル画像データとなる。
画像読取装置1は、2回目に実行される第2ライン読取処理RA3−1において原稿GSの5ライン目領域L5Rの画像を読み取る。画像読取装置1は、第3色読取処理RE1において原稿GSの5ライン目領域L5Rの第3色読取位置C3Pの画像である白色画像を読み取る。画像読取装置1は、第1色読取処理RE2において原稿GSの5ライン目領域L5Rの第1色読取位置C1Pの画像である黒色画像を読み取る。画像読取装置1は、第2色読取処理RE3において原稿GSの5ライン目領域L5Rの第2色読取位置C2Pの画像である黒色画像を読み取る。よって、第3色のデジタル画像データである青色のデジタル画像データは、白色画像により青色の光が反射されるために大出力値となる。第1色のデジタル画像データである赤色のデジタル画像データは、黒色画像により赤色の光が吸収されるために小出力値となる。第2色のデジタル画像データである緑色のデジタル画像データは、黒色画像により緑色の光が吸収されるために小出力値となる。これらのデジタル画像データを組み合わせた5ライン目領域L5Rにおける1ラインのデジタル画像データは、赤色の出力値が小さく、緑色の出力値が小さく、青色の出力値が大きいデジタル画像データである青色の1ラインのデジタル画像データとなる。
画像読取装置1は、2回目に実行される第3ライン読取処理RA4−1において原稿GSの6ライン目領域L6Rの画像を読み取る。画像読取装置1は、第2色読取処理RF1において原稿GSの6ライン目領域L6Rの第2色読取位置C2Pの画像である黒色画像を読み取る。画像読取装置1は、第3色読取処理RF2において原稿GSの6ライン目領域L6Rの第3色読取位置C3Pの画像である白色画像を読み取る。画像読取装置1は、第1色読取処理RF3において原稿GSの6ライン目領域L6Rの第1色読取位置C1Pの画像である白色画像を読み取る。よって、第2色のデジタル画像データである緑色のデジタル画像データは、黒色画像により緑色の光が吸収されるために小出力値となる。第3色のデジタル画像データである青色のデジタル画像データは、白色画像により青色の光が反射されるために大出力値となる。第1色のデジタル画像データである赤色のデジタル画像データは、白色画像により赤色の光が反射されるために大出力値となる。これらのデジタル画像データを組み合わせた6ライン目領域L6Rにおける1ラインのデジタル画像データは、赤色の出力値が大きく、緑色の出力値が小さく、青色の出力値が大きいデジタル画像データであるマゼンダ色の1ラインのデジタル画像データとなる。
画像読取装置1は、3回目に実行される第1ライン読取処理RA2において原稿GSの7ライン目領域L7Rの画像を読み取る。画像読取装置1は、第1色読取処理RB1において原稿GSの7ライン目領域L7Rの第1色読取位置C1Pの画像である白色画像を読み取る。画像読取装置1は、第2色読取処理RB2において原稿GSの7ライン目領域L7Rの第2色読取位置C2Pの画像である黒色画像を読み取る。画像読取装置1は、第3色読取処理RB3において原稿GSの7ライン目領域L7Rの第3色読取位置C3Pの画像である黒色画像を読み取る。よって、第1色のデジタル画像データである赤色のデジタル画像データは、白色画像により赤色の光が反射されるために大出力値となる。第2色のデジタル画像データである緑色のデジタル画像データは、黒色画像により緑色の光が吸収されるために小出力値となる。第3色のデジタル画像データである青色のデジタル画像データは、黒色画像により青色の光が吸収されるために小出力値となる。これらのデジタル画像データを組み合わせた7ライン目領域L7Rにおける1ラインのデジタル画像データは、赤色の出力値が大きく、緑色の出力値が小さく、青色の出力値が小さいデジタル画像データである赤色の1ラインのデジタル画像データとなる。このように、7ライン目領域L7Rにおける1ラインのデジタル画像データと、1ライン目領域L1Rにおける1ラインのデジタル画像データとは、同じ第1ライン読取処理RA2を実行したときに同じ赤色のデジタル画像データとなるために、1ライン目領域L1Rから6ライン目領域L6Rまでの1ラインのデジタル画像データが、7ライン目領域L7R以降の領域において繰り返して出力される。
1ライン目領域L1Rにおける第1色読取位置C1Pと2ライン目領域L2Rにおける第1色読取位置C1Pとの間隔は、搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔の「3分の4」倍の距離となっている。2ライン目領域L2Rにおける第1色読取位置C1Pと3ライン目領域L3Rにおける第1色読取位置C1Pとの間隔は、搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔の「3分の4」倍の距離となっている。3ライン目領域L3Rにおける第1色読取位置C1Pと4ライン目領域L4Rにおける第1色読取位置C1Pとの間隔は、搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔の「3分の1」倍の距離となっている。このように第1色読取位置C1Pの間隔は、常に搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔と異なる間隔となっている。
1ライン目領域L1Rにおける第2色読取位置C2Pと2ライン目領域L2Rにおける第2色読取位置C2Pとの間隔は、搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔の「3分の4」倍の距離となっている。2ライン目領域L2Rにおける第2色読取位置C2Pと3ライン目領域L3Rにおける第2色読取位置C2Pとの間隔は、搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔の「3分の1」倍の距離となっている。3ライン目領域L3Rにおける第2色読取位置C2Pと4ライン目領域L4Rにおける第2色読取位置C2Pとの間隔は、搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔の「3分の4」倍の距離となっている。このように第2色読取位置C2Pの間隔は、常に搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔と異なる間隔となっている。
1ライン目領域L1Rにおける第3色読取位置C3Pと2ライン目領域L2Rにおける第3色読取位置C3Pとの間隔は、搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔の「3分の1」倍の距離となっている。2ライン目領域L2Rにおける第3色読取位置C3Pと3ライン目領域L3Rにおける第3色読取位置C3Pとの間隔は、搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔の「3分の4」倍の距離となっている。3ライン目領域L3Rにおける第3色読取位置C3Pと4ライン目領域L4Rにおける第4色読取位置C4Pとの間隔は、搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔の「3分の4」倍の距離となっている。このように第3色読取位置C3Pの間隔は、常に搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔と異なる間隔となっている。
第1色読取位置C1Pの間隔と、第2色読取位置C2Pの間隔と、第3色読取位置C3Pとの全ての間隔は、搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔と異なる間隔となっている。上述したように、1ライン目領域L1Rから7ライン目領域L7Rまでのデジタル画像データの色は、赤色、黄色、緑色、シアン色、青色、マゼンダ色、および赤色と徐々に色相が変化する。即ち、1ライン目領域L1Rから7ライン目領域L7Rまでのデジタル画像データの色は、色相環上を一方向に徐々に回転して元の色に戻るように変化している。よって、搬送方向FDにおける読取解像度である300DPIにおける読取間隔と同じドット間隔で配置された網点原稿を読み取った場合でも、全ての色相の色が徐々に変化して読み取られるため、特定の色に偏って見えることなく読み取ることができる。
<実施形態の効果>
第1実施形態では、ライン読取処理R3は、ラインカウント値LCVが「1」である場合に、第1ライン読取処理RA2を実行させ、ラインカウント値LCVが「2」である場合に、第2ライン読取処理RA3を実行させ、ラインカウント値LCVが「3」である場合に、第3ライン読取処理RA3を実行させる。ライン読取処理R3は、処理RA2、または処理RA3が終了すると、ラインカウント値LCVに「1」を加算し、処理RA3が終了すると、ラインカウント値LCVに「1」を設定する。第1ライン読取処理RA2は、第1色読取処理RB1を実行させ、第2色読取処理RB2を実行させ、第3色読取処理RB3を実行させる。第2ライン読取処理RA3は、第2色読取処理RC1を実行させ、第3色読取処理RC2を実行させ、第1色読取処理RC3を実行させる。第3ライン読取処理RA4は、第3色読取処理RD1を実行させ、第1色読取処理RD2を実行させ、第2色読取処理RD3を実行させる。よって、第1ライン読取処理RA2は、第1色読取処理RB1を実行させ、第2色読取処理RB2を実行させ、第3色読取処理RB3を実行させ、第2ライン読取処理RA3は、第2色読取処理RC1を実行させ、第3色読取処理RC2を実行させ、第1色読取処理RC3を実行させ、第3ライン読取処理RA4は、第3色読取処理RD1を実行させ、第1色読取処理RD2を実行させ、第2色読取処理RD3を実行させるため、原稿の網点のドット間隔と搬送方向FDにおける読取間隔とが特定色への色付きが発生する程度に近い原稿を読み取る場合でも、特定色への色付きの発生を防止することができる。
第2実施形態では、第1ライン読取処理RA2は、第1色読取処理RB1を実行させ、第2色読取処理RB2を実行させ、第3色読取処理RB3を実行させる。第2ライン読取処理RA3−1は、第3色読取処理RE1を実行させ、第1色読取処理RE2を実行させ、第2色読取処理RE3を実行させる。第3ライン読取処理RA4−1は、第2色読取処理RF1を実行させ、第3色読取処理RF2を実行させ、第1色読取処理RF3を実行させる。よって、第1ライン読取処理RA2は、第1色読取処理RB1を実行させ、第2色読取処理RB2を実行させ、第3色読取処理RB3を実行させ、第2ライン読取処理RA3−1は、第3色読取処理RE1を実行させ、第1色読取処理RE2を実行させ、第2色読取処理RE3を実行させ、第3ライン読取処理RA4−1は、第2色読取処理RF1を実行させ、第3色読取処理RF2を実行させ、第1色読取処理RF3を実行させるため、原稿の網点のドット間隔と搬送方向FDにおける読取間隔とが特定色への色付きが発生する程度に近い原稿を読み取る場合でも特定色への色付きの発生を防止することができる。
[実施形態と発明との対応関係]
画像読取装置1が、本発明の画像読取装置の一例である。給紙ローラ21、搬送ローラ23,26、駆動回路47、および駆動モータMTが、本発明の移動部の一例である。受光部31、AFE45、および画像処理部46が、本発明の読取部の一例である。光源30が、本発明の光源の一例である。CPU40が、本発明の制御部の一例である。
処理RA2が、本発明の第1ライン読取処理の一例である。処理RA3、または処理RA3−1が、本発明の第2ライン読取処理の一例である。処理RA4、または処理RA4−1が、本発明の第3ライン読取処理の一例である。処理RB1が、本発明の第1色読取処理の一例である。処理RB2が、本発明の第2色読取処理の一例である。処理RB3が、本発明の第3色読取処理の一例である。処理RC1が、本発明の第4色読取処理の一例である。処理RC2が、本発明の第5色読取処理の一例である。処理RC3が、本発明の第6色読取処理の一例である。処理RD1が、本発明の第7色読取処理の一例である。処理RD2が、本発明の第8色読取処理の一例である。処理RD3が、本発明の第9色読取処理の一例である。処理RE1が、本発明の第10色読取処理の一例である。処理RE2が、本発明の第11色読取処理の一例である。処理RE3が、本発明の第12色読取処理の一例である。処理RF1が、本発明の第13色読取処理の一例である。処理RF2が、本発明の第14色読取処理の一例である。処理RF3が、本発明の第15色読取処理の一例である。
[変形例]
本発明は、本実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。以下にその変形の一例を述べる。
(1)本実施形態の画像読取装置1は、プリンタ部を備えた複合機に適用されても良い。また、本実施形態では、1つの読取部24と、1つの白色基準板34とが備えられる構成であるが、原稿GSの両面を読み取るために、2つの読取部と、2つの白色基準板とが備えられる構成でも良い。
(2)本実施形態の画像読取装置1は、原稿GSを搬送させて読み取る構成について説明したが、異なる構成でも良い。例えば、透明な原稿台に支持される原稿GSを読取部が移動して読み取る構成でも良い。
(3)本実施形態において読取部24は、ロッドレンズアレイ32を用いた等倍光学系タイプの読取部として説明したが、縮小光学系タイプの読取部を用いても良い。この場合の縮小光学系タイプの読取部は、赤色、緑色、および青色の光を順次切り替えることでカラー読取動作を実行する。
1…画像読取装置、2…給紙トレイ、4…排紙トレイ、5…操作部、6…表示部、24…読取部、27…フロントセンサ、29…リアセンサ、30…光源、31…受光部、33…光電変換素子、40…CPU、42…RAM、43…フラッシュROM、44…デバイス制御部、45…AFE、46…画像処理部、47…駆動回路

Claims (3)

  1. 赤色、青色、及び緑色の各色の光を照射する光源と、
    前記各色の光のうちのそれぞれ1色の光を前記光源から照射させ、その反射光を主走査方向に沿ったラインセンサで読み取る読取部と、
    前記読取部と原稿との相対的な位置を主走査方向と直交する副走査方向において変化させる移動部と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記各色の光を第1点灯順序で前記光源から原稿の特定ラインである第1ラインへ照射させ、前記第1点灯順序で照射されたそれぞれの光の反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第1ライン読取処理と、
    前記各色の光を第2点灯順序で前記光源から前記第1ラインの副走査方向の下流に隣接する原稿の第2ラインへ照射させ、前記第2点灯順序で照射されたそれぞれの光の反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第2ライン読取処理と、
    前記各色の光を第3点灯順序で前記光源から前記第2ラインの副走査方向の下流に隣接する原稿の第3ラインへ照射させ、前記第3点灯順序で照射されたそれぞれの光の反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第3ライン読取処理と、を順次繰り返し実行し、
    前記第1点灯順序と、前記第2点灯順序と、前記第3点灯順序とは、それぞれの点灯順序における同じ点灯順番において、異なる色の光を前記光源から照射させる順序であることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記第1ライン読取処理は、
    前記第1ライン読取処理が開始されると、前記各色の光のうちの何れかの色の光である第1色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第1色読取処理と、
    前記第1色読取処理が終了すると、前記各色の光から前記第1色の光を除いた2色の光のうちの何れかの色の光である第2色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第2色読取処理と、
    前記第2色読取処理が終了すると、前記各色の光から前記第1色の光と前記第2色の光とを除いた残りの色の光である第3色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第3色読取処理とを含み、
    前記第2ライン読取処理は、
    前記第2ライン読取処理が開始されると、前記第2色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第4色読取処理と、
    前記第4色読取処理が終了すると、前記第3色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第5色読取処理と、
    前記第5色読取処理が終了すると、前記第1色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第6色読取処理とを含み、
    前記第3ライン読取処理は、
    前記第3ライン読取処理が開始されると、前記第3色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第7色読取処理と、
    前記第7色読取処理が終了すると、前記第1色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第8色読取処理と、
    前記第8色読取処理が終了すると、前記第2色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第9色読取処理とを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記第1ライン読取処理は、
    前記第1ライン読取処理が開始されると、前記各色の光のうちの何れかの色の光である第1色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第1色読取処理と、
    前記第1色読取処理が終了すると、前記各色の光から前記第1色の光を除いた2色の光のうちの何れかの色の光である第2色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第2色読取処理と、
    前記第2色読取処理が終了すると、前記各色の光から前記第1色の光と前記第2色の光とを除いた残りの色の光である第3色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第3色読取処理とを含み、
    前記第2ライン読取処理は、
    前記第2ライン読取処理が開始されると、前記第3色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第10色読取処理と、
    前記第10色読取処理が終了すると、前記第1色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第11色読取処理と、
    前記第11色読取処理が終了すると、前記第2色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第12色読取処理とを含み、
    前記第3ライン読取処理は、
    前記第3ライン読取処理が開始されると、前記第2色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第13色読取処理と、
    前記第13色読取処理が終了すると、前記第3色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第14色読取処理と、
    前記第8色読取処理が終了すると、前記第1色の光を前記光源から照射させ、その反射光を前記ラインセンサで読み取らせる第15色読取処理とを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
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