JP2000261605A - カラーイメージスキャナーの読み取り制御方法 - Google Patents

カラーイメージスキャナーの読み取り制御方法

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JP2000261605A
JP2000261605A JP11058211A JP5821199A JP2000261605A JP 2000261605 A JP2000261605 A JP 2000261605A JP 11058211 A JP11058211 A JP 11058211A JP 5821199 A JP5821199 A JP 5821199A JP 2000261605 A JP2000261605 A JP 2000261605A
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JP
Japan
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line
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blue
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JP11058211A
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English (en)
Inventor
Naoyuki Ito
尚之 伊藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 赤(R)、緑(G)、青(B)3色のLED
等の光源を特定順序で切り替えて1つのセンサーで反射
強度を読み取る従来のカラーイメージスキャナーでは、
モノクロや中間色のグラデーションを読み取った場合に
特定色への色付きが発生するといった問題点があった。 【解決手段】 複数の基本色の光源を第一発光順序とそ
の逆順である第二発光順序で交互に発光させ、それぞれ
に対する反射強度を一組の反射強度として検知し、特定
色の反射強度のみが強くならないようにすることでモノ
クロや中間色のグラデーションを読み取った場合の特定
色への色付きを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モノクロや中間色
のグラデーションをより正確に読み取るためのカラーイ
メージスキャナーの読み取り制御方法およびその読み取
り制御方法で制御されるカラーイメージスキャナーに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭でもカラーコピーなどのカラ
ー画像を扱う機器の使用が増えてきており、カラーイメ
ージスキャナーもその1つである。
【0003】最近のカラーイメージスキャナーは、コス
トダウンを図るために、3つのセンサーを使って3原色
(以下の説明では、赤(R)、緑(G)、青(B)の3
色とする)の反射強度を同時に検知して1ライン分のカ
ラーイメージを読み取るのではなく、1つのセンサーを
使って赤(R)、緑(G)、青(B)3色のLED等の
光源を切り替えて3回反射強度を検知することで1ライ
ン分のカラーイメージを読み取っている。
【0004】図2は、従来のシートフィードタイプのカ
ラーイメージスキャナーの構成図である。
【0005】図2に示すように、従来のシートフィード
タイプのカラーイメージスキャナーは、イメージを読み
取るラインイメージセンサー201と、光源となる赤色
LED202、緑色LED203、青色LED204
と、ラインイメージセンサー201に密着した原稿を送
るためのモーターやローラーにより構成される紙送り装
置208と、紙送り装置208のモーターを制御するモ
ーター制御回路207と、ラインイメージセンサー20
1から出力されるアナログ信号をデジタルデータに変換
するA/D変換回路206と、これら回路のタイミング
を制御するタイミング制御回路205とを備えている。
【0006】以下に、従来のカラーイメージスキャナー
の動作について説明する。
【0007】まず、タイミング制御回路205が次に読
み取る色を決定し、赤色LED202、緑色LED20
3、青色LED204のいずれか1つを必要な時間点灯
させる。次に、ラインイメージセンサー201とA/D
変換回路206にクロックを与え、クロックに同期して
ラインイメージセンサー201から出力されるアナログ
信号を順次A/D変換回路206によってデジタルデー
タに変換され、1ライン分のカラーイメージに対する1
つの色成分が得られる。次に、タイミング制御回路20
5はモーター制御回路207にタイミングを与え、紙送
り装置208を制御して原稿を進める。以下同様にし
て、光源としての赤色LED202、緑色LED20
3、青色LED204を一定順序で切り替えながらカラ
ーイメージの各色成分の読み取りと紙送りを繰り返し、
赤(R)、緑(G)、青(B)の3つの色成分が揃った
時点で1ライン分のカラーイメージを生成する。
【0008】なお、1つの色成分の読み取りは、読み取
りの解像度や紙送り装置のギヤ比等によって必ずしも紙
送り毎に行なう必要はない。通常、紙送りは読み取りタ
イミングに同期して一定速度で行なわれる。
【0009】図3は、従来のカラーイメージスキャナー
で、紙送り方向に黒から白へと輝度が直線的に変化する
ような原稿を一定速度で紙送りしながら赤(R)、緑
(G)、青(B)の各色を256階調で読み取った場合
の読み取った原稿位置における色成分とその反射強度を
示す図である。
【0010】図3に示すように、順次光源を変えながら
読み取らなければならないというカラーイメージスキャ
ナーの制約上、ある1ライン分のカラーイメージに対す
る赤(R)の反射強度が32だとすると緑(G)の反射
強度は64、青(B)の反射強度は96となり、本来3
原色の反射強度は同じであるべきところが読み取り位置
のずれによって異なってくる。同様に、次の1ライン分
は赤(R)128、緑(G)160、青(B)192と
いうようになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カラーイメージスキャナーにおいてモノクロや中間色の
グラデーションが書かれた原稿を読み取ると、原稿の色
とは異なる色になってしまうといった問題があった。例
えば、縦方向に黒から白へと輝度が直線的に変化するよ
うな原稿を一定速度で赤(R)、緑(G)、青(B)の
順に読み取る場合だと、図3に示したように、常に青
(B)が強くて赤(R)が弱くなって本来グレーである
べきところがかなり青っぽくなってしまう。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のカラーイメージスキャナーの読み取り制御
方法は、複数の基本色の光源を第一発光順序とその逆順
である第二発光順序で交互に発光させる光源発光手順
と、光源発光手順で第一発光順序または第二発光順序で
発光された光源に対する反射強度を一組の反射強度とし
て検知する反射強度検知手順から成る。
【0013】このような読み取り制御を行なうことで、
モノクロや中間色のグラデーションを読み取った場合の
特定色への色付きを防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、複数の基
本色の光源を第一発光順序とその逆順である第二発光順
序で交互に発光させる光源発光手順と、前記光源発光手
順で第一発光順序または第二発光順序で発光された光源
に対する反射強度を一組の反射強度として検知する反射
強度検知手順から成るカラーイメージスキャナーの読み
取り制御方法であって、モノクロや中間色のグラデーシ
ョンを読み取った場合に特定色の反射強度のみが強くな
ることを防止することができる。
【0015】請求項2記載の発明は、反射強度検知手順
で検知した第一発光順序または第二発光順序に対する一
組の反射強度を1ラインのカラーイメージデータとして
出力するカラーイメージデータ出力手順を有する請求項
1記載のカラーイメージスキャナーの読み取り制御方法
であって、モノクロや中間色のグラデーションを読み取
った場合の特定色への色付きを防止することができる。
【0016】請求項3記載の発明は、反射強度検知手順
で検知した引き続く第一発光順序および第二発光順序に
対する二組の反射強度の平均値を1ラインのカラーイメ
ージデータとして出力するカラーイメージデータ出力手
順を有する請求項1記載のカラーイメージスキャナーの
読み取り制御方法であって、二組の反射強度の平均値を
とることで1ライン単位の色付きも防止することができ
る。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1ないし請
求項3記載のカラーイメージスキャナーの読み取り制御
方法で制御されるカラーイメージスキャナーであって、
モノクロや中間色のグラデーションを読み取った場合の
特定色への色付きを防止することができる。
【0018】以下、本発明の実施の形態を、図面を用い
て詳細に説明する。
【0019】(実施の形態1)本実施の形態に係るシー
トフィードタイプのカラーイメージスキャナーの構成
は、図2に示した従来のものと同じである。
【0020】従来のカラーイメージスキャナーでは、各
1ライン分のカラーイメージを生成するのに3原色の読
み取る順番を固定(例えば、赤(R)、緑(G)、青
(B)の順)していたが、本実施の形態では、例えば、
1ライン目は赤(R)、緑(G)、青(B)の順に、2
ライン目は青(B)、緑(G)、赤(R)の順に、3ラ
イン目は赤(R)、緑(G)、青(B)の順に読み取る
というように、1ライン毎に3原色の読み取る順番を逆
転させる。
【0021】なお、色調の差は輝度と違ってある程度の
面積がないと人の目に応答しないので、本発明のように
3原色の読み取る順番を1ライン毎に逆転させたとして
も、通常のカラーイメージに対して悪影響を及ぼすこと
はない。
【0022】図1は、本実施の形態に係るシートフィー
ドタイプのカラーイメージスキャナーで、紙送り方向に
黒から白へと輝度が直線的に変化するような原稿を一定
速度で紙送りしながら赤(R)、緑(G)、青(B)の
各色を256階調で読み取った場合の読み取った原稿位
置における色成分とその反射強度を示す図である。
【0023】図に示すように、ある1ライン分のカラー
イメージに対する赤(R)の反射強度が32とすると、
緑(G)の反射強度は64、青(B)の反射強度は96
となり、従来例と同じく青っぽくなるが、次の1ライン
は前の1ラインと3原色の読み取る順番を逆転するため
に、青(B)の反射強度は128、緑(G)の反射強度
は160、赤(R)の反射強度は192となり、今度は
赤っぽくなる。色調の差が輝度と違ってある程度の面積
がないと人の目に応答しないことより、本実施の形態の
ように1ライン毎に色調が異なることで特定の色が付い
たように見えることを大幅に抑えることができる。
【0024】また、読み取り解像度を2倍にして2ライ
ンを3原色の読み取り順をある順とその逆順にして読み
取った平均値から1ライン分を作るようにすれば、図1
のような出力結果の場合には、赤(R)、緑(G)、青
(B)それぞれの2ライン分の平均値は全て112とな
って1ライン単位の色付きも抑えることができる。
【0025】なお、本実施の形態では、カラーイメージ
スキャナーとしてシートフィードタイプのもので説明し
たが、光源を切り替えるタイプのカラーイメージスキャ
ナーであれば、フラットベットタイプであってもハンデ
ィータイプであっても良い。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、モ
ノクロや中間色のグラデーションを読み取った場合の特
定色への色付きを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るカラーイメージスキ
ャナーにおいて、読み取った原稿位置における色成分と
その反射強度を示す図
【図2】シートフィードタイプのカラーイメージスキャ
ナーの構成図
【図3】従来のカラーイメージスキャナーにおいて、読
み取った原稿位置における色成分とその反射強度を示す
【符号の説明】
201 ラインイメージセンサー 202 赤色LED 203 緑色LED 204 青色LED 205 タイミング制御回路 206 A/D変換回路 207 モーター制御回路 208 紙送り装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の基本色の光源を第一発光順序とその
    逆順である第二発光順序で交互に発光させる光源発光手
    順と、前記光源発光手順で第一発光順序または第二発光
    順序で発光された光源に対する反射強度を一組の反射強
    度として検知する反射強度検知手順から成るカラーイメ
    ージスキャナーの読み取り制御方法。
  2. 【請求項2】反射強度検知手順で検知した第一発光順序
    または第二発光順序に対する一組の反射強度を1ライン
    のカラーイメージデータとして出力するカラーイメージ
    データ出力手順を有する請求項1記載のカラーイメージ
    スキャナーの読み取り制御方法。
  3. 【請求項3】反射強度検知手順で検知した引き続く第一
    発光順序および第二発光順序に対する二組の反射強度の
    平均値を1ラインのカラーイメージデータとして出力す
    るカラーイメージデータ出力手順を有する請求項1記載
    のカラーイメージスキャナーの読み取り制御方法。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3記載のカラーイメ
    ージスキャナーの読み取り制御方法で制御されるカラー
    イメージスキャナー。
JP11058211A 1999-03-05 1999-03-05 カラーイメージスキャナーの読み取り制御方法 Pending JP2000261605A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017034553A (ja) * 2015-08-04 2017-02-09 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置、画像処理装置、画像読取装置の制御方法
US10750054B2 (en) 2018-01-25 2020-08-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image scanner

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