JP2012047455A - 画像記録方法および画像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で記録画像の品質の検査能力を向上させ、高画質の画像記録を実現することが可能な画像記録技術を提供する。
【解決手段】記録部で画像が記録された直後の記録媒体に対して、ページ信号31および印刷ライン信号32に同期してRGBの各色の照明光を照射して検査画像を取得して記録媒体における記録画像を検査する画像記録装置において、記録媒体の各ページ毎にRGBの照明光の照射順序を変化させ、時分割でチャンネルを分けてカラー画像を得ることに起因する不感帯によって記録媒体の特定のページで色情報が失われてしまうようなケースでも、他ページで検査を行うことで、記録不良を看過することなく、確実に検出可能とし記録媒体における記録不良の検出能力を高める。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像記録方法および画像記録装置に関し、特に記録された画像の検査方法および画像記録装置に関する。
プリンタ、コピー機、FAX等の画像記録装置の記録方式としてインクジェット方式が知られている。
このインクジェット方式の画像記録装置では、画像記録を行う紙やフィルム等の記録媒体に対して記録ヘッドに備えられた複数のノズルを対向して配置し、ノズルからインクを記録媒体へ吐出することで、文字や画像を記録する。
インクジェット方式の画像記録装置としては、記録ヘッドを記録媒体の幅方向に走査移動しつつインクを吐出する走査型記録ヘッドを搭載する走査型画像記録装置と、記録媒体の幅以上のノズル列長(画像記録幅)を有する固定されたライン型記録ヘッドを搭載し、搬送されてノズルの前方を通過する記録媒体に画像を記録するライン型の画像記録装置が知られている。
ライン型の画像記録装置は、記録ヘッドを記録媒体の幅方向に移動させる必要がないため記録速度を速くすることが可能である。
このような高速度の画像記録を行う画像記録装置では、画像記録装置に接続された上位装置から送られてくる画像情報と、記録媒体に実際に記録された画像とが一致しているかどうかの検証を、人間の目視により行うことはたいへん困難である。特に記録直後の画像をリアルタイムで検証することは実際上不可能である。
また、ライン型の画像記録装置では、インクを吐出するノズルが詰まることでドットが脱落するドット欠落が発生し、このドット欠落が媒体の搬送方向に連続することで、白もしくは周囲よりも明るい色の筋が搬送方向に現われる記録不良がある程度の頻度で発生する。そして、高速度の画像記録ができる故に、このような記録不良の欠陥画像が形成された記録媒体を大量に発生させる懸念がある。
そこで、このような画像記録装置では、記録された直後の画像をスキャナ等で電子的に読み取り、記録不良を検出する技術が用いられている。
また、画像記録装置がカラーによる記録を行う場合、記録不良を検出する装置もまたカラー画像を読み取ることが望まれる。その手段としては、R、G、Bの3色の光源を順次点灯させ、その反射光をセンサで受けることでカラー画像を取得する手段が多く用いられている。
例えば特許文献1に開示された技術では、RGBそれぞれのチャンネルの感度の差を露光時間によって補う場合に、RGBそれぞれのチャンネルの露光時間の長い順に発光順序を決める手段が開示されている。
この特許文献1の技術では、露光時間中には記録媒体を移動させないため、露光時間が長いチャンネル順に発光させ、各ラインの先頭の余分な電荷の読み出し時間と、最初のチャネルの長い露光時間とをオーバーラップさせることで読み取り時間を短縮している。
また、他の特許文献2に開示された技術では、3色の光源を順次点灯させ、モノクロCCDで撮像された画像データと、予め撮像された良品紙の正しい画像データとの比較により、印刷の不良検査が行われている。
特開平11−252311号公報 特開2002−202266号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、RGBそれぞれのチャンネル毎の露光時間の長さにより発光順を決めることで、読み取り時間を短縮しているため、RGBの各光源の発光順を任意に変えることができない。また、特許文献1の技術では、露光中には記録媒体を移動させないことが前提となっており、露光中に記録媒体を移動させる場合には、露光中の照明光のチャンネル以外のチャンネルが不感帯となる。
以上のように、特許文献1の技術では、RGBの各光源の発光順が変えられず、露光していないチャンネルが不感帯になることから、移動中の記録媒体を撮像した画像データには、記録されているはずの細線や高周波の画像情報が欠落してしまう場合がある。
また、特許文献2の技術では、3色の光源を順次点灯させ、モノクロCCDで撮像された画像データと、予め撮像された良品紙の画像データとの比較を行っているが、色と細かさによっては、良紙および検査対象のいずれの画像データからも記録不良のデータが欠落し、検査されない部分が発生してしまう懸念がある。
本発明の目的は、簡単な構成で記録画像の品質の検査能力を向上させ、高画質の画像記録を実現することが可能な画像記録技術を提供することにある。
本発明の第1の観点は、搬送される記録媒体に画像情報を記録する記録工程と、
前記画像情報が記録され搬送される前記記録媒体に対して異なる色の複数の照明光を順次照射して前記画像情報の検査画像を得る検査工程と、
を含む画像記録方法において、
前記検査工程では、前記記録媒体に対する前記色の異なる複数の前記照明光の照射順序または照射開始タイミングを変化させる画像記録方法を提供する。
本発明の第2の観点は、搬送される記録媒体に画像情報を記録する記録部と、
前記画像情報が記録され搬送される前記記録媒体に異なる色の照明光を独立に照射する複数の光源、および前記照明光によって前記画像情報から検査画像を取得する撮像手段を含む検査画像取得部と、
前記検査画像取得部を制御し、複数の前記光源の点灯順序または点灯タイミングを変化させる制御部と、
を具備した画像記録装置を提供する。
本発明によれば、簡単な構成で記録画像の品質の検査能力を向上させ、高画質の画像記録を実現することが可能な画像記録技術を提供することができる。
本発明の一実施の形態である画像記録方法を実施する画像記録装置の機能の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態である画像記録方法を実施する画像記録装置の機構の構成例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である画像記録装置における記録不良検査に関わる構成部分の一例を取り出して示すブロック図である。 本発明の一実施の形態である画像記録装置に備えられた検査画像取得部の構成の一例を説明する概念図である。 本発明の一実施の形態である画像記録装置の作用例において、記録不良検査に関わる信号を表すタイミングチャートである。 本発明の一実施の形態である画像記録装置の作用例において、RGBの各チャンネルの撮像領域と、記録媒体上に形成された記録画像の例を模式的に表す図である 本発明の一実施の形態である画像記録方法を実施する画像記録装置の作用例の効果を説明する概念図である。 本発明の一実施の形態である画像記録方法を実施する画像記録装置における記録不良検査の処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態である画像記録方法を実施する画像記録装置の別の作用例を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施の形態である画像記録方法を実施する画像記録装置の別の作用例の効果を従来技術と対照して例示した概念図である。 本発明の一実施の形態である画像記録方法を実施する画像記録装置のさらに別の作用例を示すタイミングチャートである。
本実施の形態では、第1態様として、RGB等の複数の色の光源を順次発光してカラー画像を取得し、印刷の品質を検査する技術において、ページ毎に光源の発光順序を変える技術を開示する。
この第1態様によれば、ページ毎にRGBの光源の発光順を変えることで、特定ページの検査画像では検出できないような画像欠陥でも、他のページの検査画像で検出することで高い検査品質および検査能力を確保することができる。
また、第2態様として、複数の色の光源を順次発光しカラー画像を取得し、印刷の品質を検査する技術において、ライン毎に光源の発光順序を変える技術を開示する。
この第2態様によれば、ライン毎にRGBの光源の発光順を変えることで、通常では画像取得が行えない特定周期の色情報も取得することが可能となり、高い検査品質および検査能力を確保することができる。
また、第3態様では、複数の色の光源を順次発光しカラー画像を取得し、印刷の品質を検査する技術において、ページ毎に画像取得の開始タイミングを僅かにずらす技術を開示する。この場合、例えば、ページ毎に画像取得の開始タイミングを印刷のライン間隔の整数倍だけずらすことができる。
この第3態様によれば、ページ毎に画像取得開始のタイミングをずらすことにより、特定ページでは検出できないような画像欠陥でも、他のページで検出することが可能となり、高い検査品質および検査能力を確保することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
以下の説明では、本実施の形態の画像記録装置として、記録媒体の幅以上のノズル列長(画像記録幅)を有する固定されたライン型記録ヘッドを搭載し、搬送されてノズルの前方を通過する記録媒体に画像を記録するライン型の画像記録装置を例にとって説明する。
なお、本実施の形態の画像記録装置はライン型の画像記録装置に限定されるものではなく、インクジェット方式の画像記録装置であれば走査型等の他の形式の画像記録装置であっても良い。
図1は、本発明の一実施の形態である画像記録方法を実施する画像記録装置の機能の一例を示すブロック図である。
図2は、本発明の一実施の形態である画像記録方法を実施する画像記録装置の機構の構成例を示す概念図である。
なお、以下の説明では、記録媒体1の搬送方向を副走査方向(Y方向)とし、副走査方向に対して直交する方向を主走査方向(X方向)とする。
本実施の形態の画像記録装置2に供される記録媒体1は、例えば紙やフィルム等であり、所定のサイズで副走査方向に連続したシート状に形成されている。
画像記録装置2には、LAN(Local Area Network)等の情報ネットワークを介して上位装置3が接続されている。この上位装置3は、画像記録装置2に対して画像や文字等(以下、画像や文字を総称して画像と記す)の画像記録を指示すジョブ情報を送出する。
この上位装置3は、ジョブ情報として、画像記録装置2に対して記録処理を実施する指示を送信し、続いて記録処理する元となる画像情報を、例えばポストスクリプト(Post Script(登録商標))等のフォーマットで送信する。
画像記録装置2は、上位装置3から送られてくる画像情報を受信し、この画像情報に基づいて記録媒体1に対してインクを吐出して定着させる。これにより、記録媒体1上に画像の記録を行う記録処理を行い、この記録処理に続いて、記録処理の際に生じ得る記録不良を検査する記録不良検査処理を行う。
本実施の形態の画像記録装置2は、制御部4、媒体搬送機構5、記録部6、および検査画像取得部7を少なくとも備えている。
制御部4は、例えば制御機能および演算機能を有するMPU(Micro Processor Unit:演算処理装置)、MPUの制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)、MPUのワークメモリとなるRAM(Random Access Memory)等からなる処理回路と、画像記録装置2の制御に関する設定値等を記憶しておく不揮発性メモリを少なくとも有する。
MPUは、所定の制御プログラムを実行することにより画像記録装置2の各構成要素の制御が可能となる。
制御部4は、このMPUによって所定の制御プログラムを実行することにより、記録不良検査部8による記録不良の検査と、画像情報処理部9による画像情報の処理との各機能を実現すると共に、画像記録のためのデータ等を記憶する記憶部10を備えている。
記録不良検査部8は、画像記録装置2が記録媒体1に記録した画像に記録不良があるか否かを検出するものである。
画像情報処理部9は、上位装置3から送られてくる画像情報に基づいて、画像記録のためのデータを記憶部10に展開するものである。
インターフェイス部18は、上位装置3との接続のためのインターフェイスとなるものである。
RAMは、前述した記憶部10としても利用される。また、不揮発性メモリには、記録不良検査に用いるパラメータ等も記憶される。
なお、記録不良検査部8および画像情報処理部9は、MPUにより制御される処理回路(ハードウェア)として構成することも可能である。
制御部4は、上位装置3から送られてくる印刷データを受信し、所定の制御プログラムを実行することにより媒体搬送機構5と記録部6と検査画像取得部7とをそれぞれ制御する。そして、記録媒体1上への画像の記録処理と、この記録処理における記録不良を検査する記録不良検査処理とを行う。
図1および図2に例示されるように、本実施の形態の画像記録装置2の媒体搬送機構5は、記録媒体1を搬送上流側から下流側に搬送する機能を有する。
この媒体搬送機構5は、媒体給送部11、媒体支持部12、駆動部13、媒体搬送情報生成部14、ローラ15a,15b,15c、および媒体回収部17を有している。
媒体給送部11は、記録処理が行われる前の長尺の記録媒体1を巻回して保持し、制御部4の指示により、記録媒体1を媒体支持部12へ繰り出して給送する。
すなわち、本実施の形態の画像記録装置2の場合、この記録媒体1としては、ロール状に巻かれた連続状の記録媒体を用いている。
媒体支持部12は、例えば、記録媒体1が巻き付けられる回転ドラムからなり、媒体支持部保持部材12a、および動力伝達部材12bによってこの媒体支持部保持部材12aに連結されたモータ等の駆動部13を有している。この動力伝達部材12bとしては、例えばベルト等が用いられる。
そして駆動部13を駆動することにより、媒体支持部保持部材12aを介して媒体支持部12を所定の方向に所定の速度で回転させ、記録媒体1を搬送する。
媒体回収部17は、媒体支持部12によって連続的に搬送される記録媒体1を巻き取って回収する。
記録媒体1の搬送方向において媒体支持部12の上流側と下流側に配置されたローラ15aおよびローラ15b,15cは、記録媒体1が搬送経路上に所望の経路で搬送されるように設けられる。
媒体搬送情報生成部14は、例えばロータリエンコーダから成るもので、媒体支持部12を回転させる媒体支持部保持部材12aに接続されている。この媒体搬送情報生成部14は、媒体支持部保持部材12a(媒体支持部12)の回転量すなわち記録媒体1の搬送距離(移動距離)に対応したパルス信号14aを生成して制御部4に通知する。
記録部6は、媒体支持部12に対して所定の間隔で対向して設けられている。この記録部6は、K(ブラック)、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の各色の記録処理を行う記録ヘッド16−1、記録ヘッド16−2、記録ヘッド16−3、記録ヘッド16−4を記録媒体1の搬送方向に順次配設した構成となっている。
これら記録ヘッド16−1〜16−4は、記録媒体1の搬送経路の上流側からK、C、M、Yの順に副走査方向に略平行で、かつ各記録ヘッド16−1〜16−4毎の複数のノズルがそれぞれ主走査方向に対して平行に配列されるように配設されている。
なお、本実施の形態の場合、一例として、各記録ヘッド16−1〜16−4は、例えば300dpiの解像度を有する。この記録部6は、制御部4から出力される印刷処理を実行する指示を受けると、媒体搬送情報生成部14により生成されるパルス信号に同期した所定のタイミングで、記録媒体1上に記録処理を行う。
すなわち、記録部6は、各記録ヘッド16−1〜16−4における複数のノズルからそれぞれK、C、M、Yの各色のインクを吐出して、記録媒体1上に画像や文字等の記録処理を行う。
検査画像取得部7は、例えば、ラインセンサカメラやコンタクトイメージセンサ等の1次元センサであり、例えば画像記録の解像度300dpiと同じである300dpiの解像度を有する。
検査画像取得部7は、図2に例示されるように、媒体支持部12に対峙し、媒体支持部12における記録媒体1の搬送方向に対し略直角に配置されている。
さらに、検査画像取得部7は、媒体支持部12の周囲において、記録部6よりも記録媒体1の搬送方向下流側に設けられ、記録部6による記録処理が行われた直後の記録媒体1の検査画像7aを取得し、制御部4の記録不良検査部8に画像を転送する。
検査画像取得部7による検査画像7aの画像取得タイミングは、記録処理と同様に、媒体搬送情報生成部14により生成されるパルス信号14aに基づいて生成された信号と同期して行われる。
これにより、記録不良検査部8は、記録媒体1上に記録処理された画像と検査画像取得部7により撮像された検査画像7aとの相対的な位置関係が維持されることで、精度よく検査を行うことが可能である。
図3は、本実施の形態の画像記録装置2における記録不良検査に関わる構成部分の一例を取り出して示すブロック図である。
以下に、本実施の形態の画像記録装置2における記録不良検査処理の一例を詳細に説明する。
媒体搬送情報生成部14は、上位装置3からの指示により制御部4が搬送を開始することで記録媒体1の移動距離に応じたパルス信号14aを出力する。パルス信号14aの間隔は、画像記録の解像度を300dpiとする場合には1/300インチとし、制御部4は、記録部6に対して、入力されたパルス信号14a毎に記録処理を行うための信号を出力する。
本実施の形態の場合、一例として、記録部6は、記録周期Tr=150μs毎に記録処理を行うとする。すなわち記録媒体1が1/300インチ進む時間が150μsとする。
画像取得制御部19(制御部)は、入力されるパルス信号14a、記録媒体1の搬送速度、検査画像取得部7の最小撮像時間Tminから、適切な撮像周期Tsを算出し、検査画像取得部7に対して、制御信号19aを出力する。
本実施の形態では、一例として、検査画像取得部7による1ラインの最小撮像時間Tminは、Tmin=400μsであり、マージンを含めて撮像周期Ts=450μsで1ラインの画像を撮像するものとする。
すなわち、本実施の形態の画像記録装置2の場合、一例として、検査画像取得部7における撮像周期Tsは、記録周期Trよりも長く設定されている。
これにより、記録周期Trが短い高速記録の場合でも、検査画像取得部7や記録不良検査部8に要求される処理速度を小さくでき、検査画像取得部7や、記録不良検査部8を実現する制御部4に対して要求される性能要件を緩和でき、低コスト化を実現できる。
画像取得制御部19は、入力される150μs間隔のパルス信号14aを3分周し、450μs周期の撮像ライン信号33(照射開始タイミング)(後述)を指示する制御信号19aを生成する。検査画像取得部7で撮像された画像は、撮像周期Tsが記録周期Trの3倍であることから、搬送方向に1/3に圧縮された画像となる。
また、本実施の形態の場合、画像取得制御部19から検査画像取得部7に出力される制御信号19aには、撮像ライン信号33の他に、光源20の複数の赤色光源20R、緑色光源20G、青色光源20Bの点灯順序を指示する情報として、点灯制御信号34(照射順序)、点灯制御信号35(照射順序)、点灯制御信号36(照射順序)も含んでいる。
検査画像取得部7で取得された検査画像7aの画像データは、記録不良検査部8に送られ、取得された画像内に記録不良があるか検査される。記録不良検査部8で生成される記録不良の検査結果情報8aは、検査画像7aの検査結果の合否の情報の他に、記録不良が発見された場合はその発見位置、検出された色の情報、取得された検査画像7aの画像データを含んでいる。そして、この検査結果情報8aがインターフェイス部18を介して上位装置3に通知される。
また、記録不良検査部8は、検査の結果で記録不良が発生した場合には、図示しない報知機にてアラーム音を発生すると同時にランプを点灯させ、画像記録装置2の管理者に記録不良の発生を知らせる。
図4は、本実施の形態の画像記録装置2に備えられた検査画像取得部7の構成を説明する概念図である。
本実施の形態の検査画像取得部7は、媒体支持部12に支持された記録媒体1に所定の傾斜角度で対向する光源20と、この光源20の照明によって記録媒体1から反射される反射光の光路上に配置されるセンサ21を備えている。
本実施の形態の場合、光源20は、記録媒体1の主走査方向の幅全体を一括して照明可能な細長い形状を呈している。同様に、センサ21は、記録媒体1の主走査方向の幅寸法よりも長いラインセンサからなる。
光源20は、RGBの3色の各々に対応した赤色光源20R、緑色光源20G、青色光源20Bが後述のように制御された順序で順次点灯され、記録媒体1で反射した光をセンサ21で受光することで各色のカラー画像の検査画像7aを得る。
次に、上述の本実施の形態の画像記録装置2の構成を踏まえて、本実施の形態の画像記録装置2の各作用例について説明する。
(作用例1)
この作用例1では、記録媒体1に記録される画像情報の各ページ毎に、光源20を構成する赤色光源20R、緑色光源20G、青色光源20Bの点灯順序を変化させつつ、記録媒体1から検査画像7aを得て検査する例を説明する。
図5は、本実施の形態の画像記録装置2の作用例1において、制御部4における記録不良検査に関わる信号を表すタイミングチャートである。
ページ信号31は、1ページの画像記録に同期した信号である。印刷ライン信号32は、媒体搬送情報生成部14で生成されるパルス信号に基づく信号で、印刷ライン信号32のパルスに応じて記録媒体1への記録処理が行われる。
撮像ライン信号33は、検査画像取得部7への制御信号19aであり、撮像ライン信号33のパルスに応じて検査画像取得部7は1ラインの画像データを取得する。
照明信号(R)、照明信号(G)、照明信号(B)は、それぞれが検査画像取得部7のR、G、Bそれぞれの光源20を点灯させるための点灯制御信号34,35,36である。撮像ライン信号33の1周期内で光源20のR(赤色光源20R)、G(緑色光源20G)、B(青色光源20B)が順次点灯される。
画像データ出力37は、センサ21で受けた光を光電変換し、画像データ(検査画像7a)とした信号である。
先頭ページにおける照明は、各照明信号(R)、(G)、(B)のP1−1、P1−2、P1−3で示されるように、R、G、Bの順に光源20が点灯され、画像出力データもR、G、Bの順に出力されている(領域A)。
2ページ目においては、各照明信号(B)、(R)、(G)のP2−1、P2−2、P2−3で示されるように、B、R、Gの順に光源20が点灯され、画像出力データもB、R、Gの順に出力されている(領域B)。
同様に3ページ目では、各照明信号(G)、(B)、(R)のP3−1、P3−2、P3−3で示されるように、画像データ出力は、G、B、Rの順となっている(領域C)。
このように、本実施の形態の作用例1では、検査画像取得部7は、ページ単位(ページ信号31)毎に、光源20における赤色光源20R、緑色光源20G、青色光源20Bの点灯順序を変化させて検査画像7aを得るように動作する。
図6は、本実施の形態の作用例1において、検査画像取得部7によるRGBの各チャンネルの撮像領域と、記録媒体1上に形成された記録画像の例を模式的に表す図である。
図7は、本実施の形態の作用例1の効果を説明する概念図である。
検査画像取得部7は、上述の図5の点灯制御信号34、点灯制御信号35、点灯制御信号36に例示されるように、時分割により照明をRGBで切り替えることでカラー画像を取得しており、それぞれの色のチャンネルにおいて、1/3の時間は画像取得しているが、他の色のチャンネルの画像取得をしている2/3の時間は不感帯となっている。
図6に示すように、記録媒体1にはシアン色による細線1a(画像情報)が形成されている。1ページ目において、シアン色による細線1aが形成されている部分はBチャンネルを取得している領域である。シアン色は補色であるRチャンネルでは顕著に現れるが、Bチャンネルにはほとんど反応しないため、シアンの細線1aは撮像された画像データにほとんど現れない。
同様に2ページ目におけるシアンの細線1aはGチャンネルを取得している領域にあり、撮像された画像データにはほとんど現れない。
一方で、3ページ目におけるシアンの細線1aはRチャンネルを取得している領域にあり、検査画像7aの画像データにはシアンの細線1aの記録状態が顕著に現れ、当該細線1aにドット欠落1b等の記録不良がある場合には、看過することなく、確実に検出することができる。
すなわち、本実施の形態の作用例1の場合には、各ページで赤色光源20R、緑色光源20G、青色光源20Bの点灯の順序を変化させているので、図7に例示されるように、シアンの細線1aの記録状態が顕著に現れる検査画像7aが、例えば、3ページ目の赤色光源20Rの照明のタイミングで確実に検出され、当該細線1aに存在するドット欠落1bや、当該ドット欠落1bが副走査方向に連続する白筋等の記録不良を確実に検出できる。
図8は、本実施の形態の画像記録装置2における検査画像取得部7および記録不良検査部8による記録不良検査の処理を示すフローチャートである。
この図8のフローチャートでは、特にラインヘッド型のインクジェットプリンタにおいてノズルが詰まることで副走査(記録媒体1の搬送)方向に発生する白筋を検出する検査について例示する。
記録不良検査部8は、上位装置3からの指示で記録処理が開始されることで、記録不良検査処理も開始される。
検査画像取得部7は、画像取得制御部19からの制御により画像データ取得を行う(ステップS1)。本実施の形態の場合、画像取得制御部19は、制御信号19aとして、上述の撮像ライン信号33、および点灯制御信号34、点灯制御信号35、点灯制御信号36を検査画像取得部7に出力することにより、ページ単位で光源20の赤色光源20R、緑色光源20G、青色光源20Bの点灯順序が変化するように制御する。
このような画像取得制御部19の制御の下で動作する検査画像取得部7から取得された検査画像7aの画像データは、記録不良検査部8に送出され、記録不良検査部8においてフレームメモリに保存される(ステップS2)。
続いて、記録不良検査部8において、検査画像7aの画像データには、副走査方向のフィルタ処理が行われる(ステップS3)。このステップS3におけるフィルタ処理は、着目する白筋(副走査方向におけるドット欠落1bの連続)の記録不良と同一の方向の処理であるため、ローパスフィルタ処理により検査画像7aの画像データは副走査方向に平滑化される。
続いて、記録不良検査部8において、検査画像7aの画像データには、主走査方向のフィルタ処理が行われる(ステップS4)。このステップS4におけるフィルタ処理は、着目する白筋の記録不良と直交する方向のフィルタである。したがって、ステップS4におけるフィルタ処理は、正しく印刷処理されている部分と白筋との変化点を強調することが望まれ、エッジ抽出や微分等のエッジを強調するハイパスフィルタの特性を含んだフィルタである。
記録不良検査部8では、主走査方向、副走査方向のそれぞれにフィルタ処理が行われた検査画像7aの画像データに対して、続いて明細点抽出処理が施される。記録部6におけるノズル詰まりによる白筋は周囲より輝度が高いので、左右の近傍画素よりも輝度が高い画素(ドット欠落1b)のみを抽出する(ステップS5)。
さらに抽出された画素は、搬送方向にカウントn(副走査方向における累積発生数)として計数され(ステップS6)、このカウントnは、定められた閾値Vnと比較され(ステップS7)、白筋の記録不良の有無(この場合、n>Vnが成立するか否か)が判断され分岐処理される(ステップS8)。
すなわち、本実施の形態の場合、ドット欠落1bの副走査方向における連続した発生個数を示すカウントnが閾値Vnを超過した場合に、白筋の記録不良が発生したと判定する。
白筋等の記録不良がある(n>Vn)と判断された場合、記録不良検査部8は、記録不良が発見された位置およびRGBのチャンネル情報に併せてフレームメモリに保存されている記録不良が発見された検査画像7aの画像データを、検査結果情報8aとして、インターフェイス部18を介して上位装置3へ通知する(ステップS9)。
上述のステップS8において記録不良がないと判断された場合、もしくはステップS9による通知処理が完了した後には、記録不良検査部8は、全ての印刷処理が終了しているかを判断した後、記録処理が終了していれば記録不良検査処理も終了させ、記録処理が継続している場合には、ステップS1による画像取得から処理を継続するように分岐する(ステップS10)。
記録不良検査部8から検査結果情報8aを受信した上位装置3は、例えば、画像記録装置2における画像記録を直ちに停止させ、さらに、必要に応じて、画像記録装置2の管理者に画像記録装置2の点検を行うように警告する。
本実施の形態では、記録部6におけるノズル詰まりによる白筋の記録不良を記録媒体1から検出する処理を一例としてあげているが、この白筋の記録不良の検出に限るものではない。例えば、白筋の記録不良の他に、濃度の調整誤差、ごみ、汚れ、滲み等の記録不良の検査にも用いることができる。
本実施の形態の作用例1によれば、記録媒体1の各ページ毎に、光源20における赤色光源20R、緑色光源20G、青色光源20Bの点灯順序を変化させて検査画像7aを得るので、検査画像取得部7が時分割でチャンネルを分けてカラー画像を得ることに起因する不感帯によって記録媒体1の特定のページの検査画像7aで色情報が失われてしまうようなケースでも、他ページの検査画像7aで検査を行うことで、記録不良を看過することなく、確実に検出でき、記録媒体1における記録不良の検出能力を高めることができる。
この結果、本実施の形態の画像記録装置2では、記録媒体1における記録不良の看過に起因する大量の不良の記録媒体1の発生を確実に予防できるとともに、記録媒体1に記録される画像の画質を向上させることができる。
また、本実施の形態の場合、検査画像取得部7を構成する光源20の赤色光源20R、緑色光源20G、青色光源20Bの点灯順序をソフトウェア的に変化させるだけでよく、特別なハードウェア等の機構部品の追加は不要であり、簡単な構成で、記録媒体1における記録画像の品質の検査能力を向上させ、高画質の画像記録を実現することができる。
(作用例2)
この作用例2では、光源20における赤色光源20R、緑色光源20G、青色光源20Bの点灯順序を印刷ライン毎に変化させる例を示す。
図9は、本実施の形態の画像記録装置2の別の作用例2を示すタイミングチャートである。この図9は、本実施の形態の制御部4における記録不良検査に関わる信号を表すタイミングチャートの別の一例である。
また、図10は、本実施の形態の画像記録装置2の別の作用例2の効果を従来技術と対照して例示した概念図である。
図9において、ページ信号31は、1ページの画像記録に同期した信号である。印刷ライン信号32は、媒体搬送情報生成部14で生成されるパルス信号に基づく信号で、印刷ライン信号32のパルスに応じて記録媒体1への記録処理が行われる。撮像ライン信号33は、検査画像取得部7への制御信号であり、撮像ライン信号33のパルスに応じて検査画像取得部7は1ラインの画像データを取得する。照明信号(R)、(G)、(B)はそれぞれが検査画像取得部7のR、G、Bそれぞれの光源20を点灯させるための制御信号である。撮像ライン信号33の1周期内でR、G、Bの光源20が順次点灯されている。画像データ出力は、センサ21で受けた光を光電変換し、画像データとした信号である。
検査画像取得部7で撮像される最初のラインにおける照明は、各照明信号(R)、(G)、(B)のL1−1、L1−2、L1−3で示されるように、R、G、Bの順に点灯され、画像出力データもR、G、Bの順に出力されている(領域A)。
検査画像取得部7で撮像される2番目のラインにおける照明は、各照明信号(R)、(G)、(B)のL2−3、L2−1、L2−2で示されるように、G、B、Rの順に点灯され、画像出力データもG、B、Rの順に出力されている(領域B)。
同様に3ライン目では、各照明信号(R)、(G)、(B)のL3−2、L3−3、L3−1で示されるように、B、R、Gの順に点灯され、画像データ出力は、B、R、Gの順となっている(領域C)。
本実施の形態の作用例2によれば、印刷ライン毎に、光源20の赤色光源20R、緑色光源20G、青色光源20Bの点灯順序を変化させるので、検査画像取得部7が時分割でチャンネルを分けカラー画像を得ることに起因する不感帯の周期と、印刷データに元々存在する周期が偶然に一致し、色情報が失われてしまうようなケースでも、ライン毎に撮像チャンネル順が入れ替わるように検査が行われるので、各ページ毎に全ての色情報を失うことなく検査を行うことが可能である。
すなわち、実際に記録された画像を図10の符号10−aとすると、従来技術の場合は、時分割で各色のカラー画像を得ることに起因する不感帯の周期と、印刷データに元々存在する周期が偶然に一致する場合には、図10の符号10−cに示すように、得られる検査画像7aは空白となる。また、当該周期が一致しない場合には、符号10−dに示すように全ての細線1aが検出される。したがって、空白の検査画像7aの場合には記録不良が看過されることとなる。
これに対して、本実施の形態の作用例2の場合には、各ライン毎に光源20の点灯順序が変化するので、図10の符号10−bに例示される検査画像7aのように、時分割で各色のカラー画像を得ることに起因する不感帯の周期と、印刷データに元々存在する周期が全てのラインで偶然に一致することはなく、何れかのラインで必ず、細線1aが検出されるので、記録不良が看過されることを防止でき、検査能力が向上する。
(作用例3)
図11は、本実施の形態の画像記録装置2のさらに別の作用例3を示すタイミングチャートである。この図11は、本実施の形態の制御部4における記録不良検査に関わる信号の更なる別の一例である。
この作用例3では、記録媒体1の各ページにおける検査画像7aの取得タイミング、すなわち撮像ライン信号33を、印刷ライン周期の整数倍で徐々に遅延させる例を示す。
図11において、ページ信号31は、1ページの画像に同期した信号である。印刷ライン信号32は、媒体搬送情報生成部14で生成されるパルス信号で、印刷ライン信号32のパルスに応じて記録媒体1への記録処理が行われる。撮像ライン信号33は、検査画像取得部7への制御信号であり、撮像ライン信号33のパルスに応じて検査画像取得部7は1ラインの画像データを取得する。照明信号(R)、(G)、(B)はそれぞれが検査画像取得部7のR、G、Bそれぞれの光源20を点灯させるための制御信号である。撮像ライン信号33の1周期内でR、G、Bの光源20が順次点灯されている。画像データ出力は、センサ21で受けた光を光電変換し、検査画像7aの画像データとした信号である。
検査画像取得部7で撮像される最初のページにおいて、撮像ライン信号33は、ページ信号31からの遅延なく(td=0)、ページの先頭と同期して撮像が開始される。
検査画像取得部7で撮像される2番目のページにおいては、撮像ライン信号33は、ページの先頭から印刷周期の1ライン分(記録周期Tr)遅延され(td=Tr)、撮像が開始される。
検査画像取得部7で撮像される3番目のページにおいては、撮像ライン信号33は、ページの先頭から印刷周期の2ライン分遅延され(td=Tr×2)、撮像が開始される。
この本実施の形態の作用例3の場合、検査画像取得部7で撮像される範囲は、撮像が遅延される分だけ縮小される。そのため、記録不良検査部8は、記録媒体1の各ページ先頭において検査を行わない領域が発生する。
しかしながら、通常の印刷における用紙端部は余白であり、記録不良検査部8は、検査を行う必要がない。ページ毎の遅延量(td)は、1ページ進む毎に余白量の範囲内で印刷周期の1ライン分(記録周期Tr)ずつ増加され、遅延量(td)が余白を上回る場合には、また遅延量(td)が0に戻り、1ライン分(記録周期Tr)ずつの増加が繰り返される。
本実施の形態の作用例3によれば、検査画像取得部7が時分割でチャンネルを分けカラー画像を得ることに起因する不感帯によって色情報が失われてしまうようなケースでも、ページ毎に光源20による照明の開始タイミング(td)を変化させることで、ページ毎に僅かに異なる位置の検査画像7aの画像データを取得することにより、特定のページの検査画像7aでは記録不良を検出できなくても、他ページの検査画像7aで記録不良を検出することが可能になり、記録媒体1の記録不良が看過されることがなく、画像記録装置2における記録不良検査部8の検出能力を高めることが可能となる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に例示した構成に限らず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
1 記録媒体
1a 細線
1b ドット欠落
2 画像記録装置
3 上位装置
4 制御部
5 媒体搬送機構
6 記録部
7 検査画像取得部
7a 検査画像
8 記録不良検査部
8a 検査結果情報
9 画像情報処理部
10 記憶部
11 媒体給送部
12 媒体支持部
12a 媒体支持部保持部材
12b 動力伝達部材
13 駆動部
14 媒体搬送情報生成部
14a パルス信号
15a,15b,15c ローラ
16−1〜16−4 記録ヘッド
17 媒体回収部
18 インターフェイス部
19 画像取得制御部
19a 制御信号
20 光源
20B 青色光源
20G 緑色光源
20R 赤色光源
21 センサ
31 ページ信号
32 印刷ライン信号
33 撮像ライン信号
34,35,36 点灯制御信号
37 画像データ出力

Claims (10)

  1. 搬送される記録媒体に画像情報を記録する記録工程と、
    前記画像情報が記録され搬送される前記記録媒体に対して異なる色の複数の照明光を順次照射して前記画像情報の検査画像を得る検査工程と、
    を含む画像記録方法において、
    前記検査工程では、前記記録媒体に対する前記色の異なる複数の前記照明光の照射順序または照射開始タイミングを変化させることを特徴とする画像記録方法。
  2. 請求項1記載の画像記録方法において、
    前記検査工程では、前記記録媒体のページ毎に、前記色の異なる複数の前記照明光の照射順序を周期的に変化させることを特徴とする画像記録方法。
  3. 請求項1記載の画像記録方法において、
    前記検査工程では、前記記録媒体の前記画像情報のライン毎に、前記色の異なる複数の前記照明光の照射順序を周期的に変化させることを特徴とする画像記録方法。
  4. 請求項1記載の画像記録方法において、
    前記検査工程では、前記記録媒体のページ毎に前記色の異なる複数の前記照明光の照射を所定の時間間隔で遅延するように前記照射開始タイミングを変化させることを特徴とする画像記録方法。
  5. 請求項2または請求項3または請求項4に記載の画像記録方法において、
    前記検査工程における前記検査画像の撮像周期は、前記記録工程における前記記録媒体に対する前記画像情報の形成周期よりも長いことを特徴とする画像記録方法。
  6. 搬送される記録媒体に画像情報を記録する記録部と、
    前記画像情報が記録され搬送される前記記録媒体に異なる色の照明光を独立に照射する複数の光源、および前記照明光によって前記画像情報から検査画像を取得する撮像手段を含む検査画像取得部と、
    前記検査画像取得部を制御し、複数の前記光源の点灯順序または点灯タイミングを変化させる制御部と、
    を具備したことを特徴とする画像記録装置。
  7. 請求項6記載の画像記録装置において、
    前記記録媒体のページ毎に、複数の前記光源の点灯順序を周期的に変化させることを特徴とする画像記録装置。
  8. 請求項6記載の画像記録装置において、
    前記記録媒体の前記画像情報のライン毎に、複数の前記光源の点灯順序を周期的に変化させることを特徴とする画像記録装置。
  9. 請求項6記載の画像記録装置において、
    前記制御部は、前記記録媒体のページ毎に前記色の異なる複数の前記照明光の照射を所定の時間間隔で遅延するように前記点灯タイミングを変化させることを特徴とする画像記録装置。
  10. 請求項6記載の画像記録装置において、
    前記検査画像取得部の前記撮像手段による前記検査画像の撮像周期は、前記記録部における前記記録媒体に対する前記第1方向の前記画像情報の形成周期よりも長いことを特徴とする画像記録装置。
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