JP2019128526A - 光学系及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 広画角で、しかも色収差を良好に補正し、画面全体にわたり高い光学性能を有する光学系を得ること。【解決手段】 物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ、負の屈折力の第2レンズ、負の屈折力の第3レンズ、複数のレンズを含む後群を有する光学系において、全系の焦点距離(光学系がズームレンズの場合は、広角端の焦点距離)をf、前記第1レンズの焦点距離をfL1、前記第1レンズの材料のd線に対する屈折率をndL1、部分分散比をθgFL1とするとき、−20.0<fL1/f<−1.51.8<ndL1<2.40.6215<θgFL1<0.7000なる条件式を満たすこと。【選択図】 図1

Description

本発明は、光学系及びそれを有する撮像装置に関する。
近年、デジタルカメラをはじめとする撮像光学系においては、広画角、大口径比で高い光学性能を有する小型の光学系であることが要望されている。
広角化(広画角化)に有利な光学系として、レトロフォーカス型(ネガティブリード型)の光学系が知られている。このレトロフォーカス型の光学系では、光学系の前方に全体として負の屈折力のレンズ群を配置し、後方に正の屈折力のレンズ群を配置している。これにより全系の広画角化を図りつつ、長いバックフォーカスを得ている。
レトロフォーカス型の光学系は、光学系全体が開口絞りに対して非対称な屈折力配置よりなっている。このため、諸収差の発生が多くなり、特に負の歪曲収差(樽型の歪曲収差)や倍率色収差、非点収差等が多く発生してくる。
従来、レトロフォーカス型の光学系において歪曲収差や倍率色収差を補正しつつ、全系の小型化を図った光学系が知られている(特許文献1、2)。
特開2015−152811号公報 特開2014−48488号公報
レトロフォーカス型の光学系は、長いバックフォーカスを確保しつつ広画角化を図るのが比較的容易である。一般に、光学系において、色収差を補正するためには、蛍石のようなアッベ数の大きい低分散で部分分散比の高い材料を用いるのが有効である。しかしながらレトロフォーカス型の光学系において、単に低分散で高い部分分散比の材料を用いただけでは広画角化を図りつつ、倍率色収差等の色収差を良好に補正し、高い光学性能を得るのは難しい。
また大口径比化を図ると球面収差の発生が多くなり、全系の小型化を図りつつ、高い光学性能を得るのが困難になってくる。
特許文献1、2では、最も物体側のレンズに高屈折率、低分散の材料を使用し、高い光学性能と小型化を図っているが、倍率色収差が残存する傾向があった。
レトロフォーカス型の光学系において、広画角化を図りつつ、色収差を良好に補正し、高い光学性能を得るには、開口絞りよりも物体側に配置した各レンズのレンズ構成を適切に設定することが重要となってくる。この構成が不適切であると、広画角化を図りつつ色収差を良好に補正して画面全体で高い光学性能を得るのが困難になってくる。
本発明は、広画角で、しかも色収差を良好に補正し、画面全体にわたり高い光学性能を有する光学系の提供を目的とする。
本発明の光学系は、物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ、負の屈折力の第2レンズ、負の屈折力の第3レンズ、複数のレンズを含む後群を有する光学系において、
全系の焦点距離(光学系がズームレンズの場合は、広角端の焦点距離)をf、前記第1レンズの焦点距離をfL1、前記第1レンズの材料のd線に対する屈折率をndL1、部分分散比をθgFL1とするとき、
−20.0<fL1/f<−1.5
1.8<ndL1<2.4
0.6215<θgFL1<0.7000
なる条件式を満たすことを特徴としている。
本発明によれば、広画角で、しかも色収差を良好に補正し、画面全体にわたり高い光学性能を有する光学系が得られる。
本発明の実施例1の光学系のレンズ断面図 本発明の実施例1の無限遠での諸収差図 本発明の実施例2の光学系のレンズ断面図 本発明の実施例2の無限遠での諸収差図 本発明の実施例3の光学系のレンズ断面図 本発明の実施例3の無限遠での諸収差図 本発明の実施例4の光学系(ズームレンズ)のレンズ断面図 本発明の実施例4の光学系(ズームレンズ)の収差図 本発明の撮像装置の構成図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて説明する。本発明の光学系は、物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ、負の屈折力の第2レンズ、負の屈折力の第3レンズ、複数のレンズを含む後群を有する。光学系は、単一の焦点距離の撮像光学系やズームレンズよりなっている。
図1は本発明の光学系の実施例1のレンズ断面図、図2は実施例1の光学系の無限合焦状態の収差図である。図3は本発明の光学系の実施例2のレンズ断面図、図4は実施例2の光学系の無限合焦状態の収差図である。図5は本発明の光学系の実施例3のレンズ断面図、図6は実施例3の光学系の無限合焦状態の収差図である。図7(A)、(B)、(C)は本発明の実施例4の広角端、中間のズーム位置、望遠端におけるレンズ断面図である。図8(A)、(B)、(C)は実施例4の広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。図9は本発明の撮像装置の要部概略図である。
各実施例の光学系は、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ等の撮像装置(光学装置)に用いられる撮像光学系である。レンズ断面図において、左方が物体側(前方)で、右方が像側(後方)である。尚、各実施例の光学系をプロジェクターなどの投射レンズとして用いても良い。このときは左方がスクリーン、右方が被投射画像となる。
レンズ断面図において、L0は光学系である。LAはフォーカシングに際して不動のレンズ系である。LFはフォーカシングに際して移動するレンズ系である。SPは開口絞りである。Liは第iレンズ、LPは正レンズである。IPは像面であり、ビデオカメラやデジタルスチルカメラの撮像光学系として使用する際にはCCDセンサやCMOSセンサなどの撮像素子(光電変換素子)の撮像面に相当する。
図1の実施例1、図3の実施例2、図5の実施例3の光学系L0は、単一焦点距離の撮像光学系である。レンズ系LAは負の屈折力を有し、レンズ系LFは正の屈折力を有する。フォーカシングはレンズ系LFを移動させて行われる。無限遠から近距離へのフォーカシングに際して、レンズ系LFは矢印のフォーカスで示す如く物体側へ移動する。
図7の実施例4の光学系L0はズームレンズである。図7において、B1は負の屈折力の第1レンズ群、B2は正の屈折力の第2レンズ群、B3は正の屈折力の第3レンズ群L3、B4は負の屈折力の第4レンズ群である。ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する。
具体的には、広角端から望遠端へのズーミングに際して矢印の如く第1レンズ群L1は像側へ移動している。第2レンズ群L2は第1レンズ群L1との間隔を縮小しつつ物体側へ移動している。第3レンズ群L3は第2レンズ群L2との間隔を縮小しつつ物体側へ移動している。第4レンズ群B4は第3レンズ群B3との間隔を拡大しつつ物体側へ移動している。
開口絞りSPは第3レンズ群L3と同じ軌跡で移動している。フォーカシングは第2レンズ群L2よりなるレンズ系LFにより行っている。無限遠から近距離へのフォーカシングに際して、レンズ系LFは矢印のフォーカスの如く像側へ移動する。
それぞれの縦収差図は、左から順に、球面収差、非点収差、歪曲、倍率色収差を表している。球面収差と倍率色収差を示す図において、実線のdはd線(波長587.6nm)、二点鎖線のgはg線(波長435.8nm)、点線のFはF線(波長486.1nm)、一点鎖線のCはC線(波長656.3nm)を表している。また、非点収差を示す図において、実線のΔSはd線のサジタル方向、破線のΔMはd線のメリディオナル方向を表している。また、歪曲を示す図は、d線における歪曲を表している。FnoはFナンバー、ωは撮影画角の半画角(度)である。
各実施例の光学系L0は、物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズL1、負の屈折力の第2レンズL2、負の屈折力の第3レンズL3、複数のレンズを含む後群より構成されている。
全系の焦点距離(光学系がズームレンズの場合は、広角端の焦点距離)をf、第1レンズL1の焦点距離をfL1、第1レンズL1の材料のd線に対する屈折率をndL1、部分分散比をθgFL1とする。このとき、
−20.0<fL1/f<−1.5 ・・・(1)
1.8<ndL1<2.4 ・・・(2)
0.6215<θgFL1<0.7000 ・・・(3)
なる条件式を満たす。
各実施例において、フラウンホーファ線のg線(波長435.8nm)、d線(波長587.6nm)、F線(波長486.1nm)、C線(波長656.3nm)に対する材料の屈折率をそれぞれ、Ng、Nd、NF、NCとする。材料のアッベ数をνd、部分分散比をθgFとする。このとき、
νd=(Nd−1)/(NF−NC)
θgF=(Ng−NF)/(NF−NC)
である。
従来、撮像画角が80°を超える広画角で長いバックフォーカスを有する撮像光学系として、所謂レトロフォーカスタイプの撮像光学系が知られている。物体側(前方)に負の屈折力のレンズ群、像側(後方)に正の屈折力のレンズ群を配置した全体として非対称のレンズ構成よりなる撮像光学系は、歪曲収差、倍率色収差等の諸収差が多く発生しやすい。
そこで、各実施例の光学系では、物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズL1、負の屈折力の第2レンズL2、負の屈折力の第3レンズL3、複数のレンズを含む後群より構成している。これによって、歪曲収差の発生を抑えている。また、負の屈折力の第1レンズL1に高屈折率かつ部分分散比の大きな材料を採用し、全系の小型化を図っている。
また、各実施例では物体側に配置される負の屈折力の第1レンズL1に非球面レンズを適用することにより、歪曲収差、非点収差、及び像面湾曲収差等を良好に補正している。
一般に撮像画角が80°を超えると、焦点距離が比較的短くなり、長いバックフォーカスを確保することが困難となる。さらに、大口径比化を図るとレンズ厚が増大し、さらに長いバックフォーカスを確保するのが困難となる。
そこで、各実施例の光学系では後群の像側に正の屈折力を有するレンズを配置し、長いバックフォーカスを確保している。また、大口径比化を行うと、第1レンズL1から第3レンズL3までのレンズ系より諸収差が多く発生する。特に画角の大きな領域にてコマ収差の発生が増大する傾向がある。
そこで各実施例の光学系では、後群を球面収差、コマ収差を打ち消す(補正する)レンズ構成としている。
条件式(1)は、全系の焦点距離(ズームレンズの場合は、広角端の焦点距離)に対する、第1レンズL1の焦点距離の比を規定しており、主に全系の小型化を図りつつ、歪曲収差の発生を軽減するためのものである。
条件式(1)の上限を超えると、広画角化を図った際、第1レンズの負の焦点距離が短くなり(負の屈折力が強くなり)(負の屈折力の絶対値が大きくなり)、歪曲収差の補正が難しくなる。また、球面収差が発生しやすくなり、後群のレンズ枚数が増加するので、好ましくない。条件式(1)の下限を超えると、第2レンズの負の屈折力分担が大きくなり、広画角化を図りつつ、全系の小型化を図るのが難しくなる。
条件式(2)、(3)は、第1レンズL1の材料のd線に対する屈折率ndL1と、部分分散比θgFL1を規定し、主に前玉有効径の小型化と倍率色収差の二次スペクトルを軽減するためのものである。
条件式(2)の上限を超えると、全系の小型化は容易となるが、第1レンズL1のメニスカス形状が強くなり、歪曲収差と倍率色収差の抑制する際、双方を効果的に補正することが難しくなる。条件式(2)の下限を超えると、必要な負の屈折力を得るためにレンズ面の曲率が大きくなり、その結果、高次収差が大きく発生する。
条件式(3)の上限を超えると、倍率色収差の二次スペクトルは軽減されるが、材料の特性上、部分分散比が大きくなるにつれて、アッベ数が小さくなり、一次の色収差の補正が困難になる。条件式(3)の下限を超えて、部分分散比が小さくなると、前玉有効径の小型化を図りつつ、倍率色収差の二次スペクトルの補正が困難になる。
各実施例において更に好ましくは条件式(1)乃至(3)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
−10.0<fL1/f<−2.0 ・・・(1a)
1.82<ndL1<2.2 ・・・(2a)
0.6216<θgFL1<0.6800 ・・・(3a)
条件式(1a)を満たすことにより、歪曲収差の発生を抑えつつ、像面湾曲の抑制ができ、高い結像性能を確保することが容易となる。条件式(2a)、(3a)を満たすことにより、前玉径の小型化と波長毎の像面湾曲が抑制できる。
更に好ましくは条件式(1a)乃至(3a)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
−8.0<fL1/f<−2.2 ・・・(1b)
1.84<ndL1<2.00 ・・・(2b)
0.6217<θgFL1<0.6600 ・・・(3b)
以上のように各要素を構成することにより、広画角、大口径比で、色収差を良好に補正した高い光学性能を有す光学系を得ている。
各実施例において、更に好ましくは次の条件式のうち1つ以上を満足するのがよい。
第1レンズL1の材料のアッベ数をνdL1とする。第2レンズL2の材料のアッベ数をνdL2、部分分散比をθgFL2とする。第1レンズL1の物体側のレンズ面の曲率半径をR1L1、像側のレンズ面の曲率半径をR2L1(但し曲率半径はレンズ面が非球面形状の場合は、基準となる2次曲面の半径)とする。
光学系L0は1枚以上の正レンズを有し、最も物体側に配置された正レンズP1の材料のアッベ数をνdP1、部分分散比をθgFP1とする。第2レンズL2の焦点距離をfL2、第3レンズL3の焦点距離をfL3とする。光学系L0は、フォーカシングに際して移動するレンズ系LFと、フォーカシングに際して不動のレンズ系LAを有し、レンズ系LAはレンズ系LFより物体側に配置されており、レンズ系LFの焦点距離をfF、レンズ系LAの焦点距離をfAとする。
バックフォーカス(光学系がズームレンズの場合は、広角端におけるバックフォーカス)をBFとする。このとき、次の条件式のうち1つ以上を満足するのが良い。
14<νdL1<35 ・・・(4)
40<νdL2<95 ・・・(5)
0.51<θgFL2<0.59 ・・・(6)
2.0<(R2L1+R1L1)/(R1L1−R2L1)<10.0 ・・・(7)
1.2<νdL2/νdL1<6.0・・・(8)
22<νdP1<33 ・・・(9)
0.56<θgFP1<0.66 ・・・(10)
1.0<fL1/fL2<4.5 ・・・(11)
0.9<fL1/fL3<6.0 ・・・(12)
−5.0<fF/fA<0.0 ・・・(13)
0.2<f/BF<0.6 ・・・(14)
次に前述の各条件式の技術的意味について説明する。条件式(4)は、第1レンズL1の材料のアッベ数νdL1を規定し、主に倍率色収差と軸上色収差等の諸収差をバランスを良く補正するためのものである。
条件式(4)の上限を超えると、軸上色収差の補正は容易となるが、第1レンズL1の負の屈折力が強くなり、歪曲収差が増大してくる。条件式(4)の下限を超えると、倍率色収差の補正は容易になるが、第1レンズL1の負の屈折力が弱くなり(負の屈折力の絶対値が小さくなり)、レンズ全長が増加してくるので、好ましくない。
条件式(5)、(6)は、第2レンズL2の材料のアッベ数と部分分散比を規定し、主に、倍率色収差の二次スペクトルを軽減し、第1レンズL1の色収差の補正不足を補うためのものである。条件式(5)、(6)の上限を超えると、倍率色収差の補正は容易となるが、材料として、所望の負の屈折力を確保することが難しくなる。条件式(5)、(6)の下限を超えると、軸上色収差と倍率色収差の二次スペクトルの軽減が難しいため、好ましくない。
条件式(7)は、第1レンズL1のシェープファクター(レンズ形状)を規定し、主に主点を適切な位置に定め、歪曲収差と像面湾曲を良好に補正するためのものである。条件式(7)の上限を超えると、像面湾曲の補正は容易になるが、所定の画角を確保した際、像側のレンズ面の曲率が小さくなり、レンズの製造が難しくなる。条件式(7)の下限を超えると、歪曲収差が増大してくるので、好ましくない。
条件式(8)は、第1レンズL1の材料のアッベ数と第2レンズL2の材料のアッベ数を規定し、主に色収差を軽減しつつ、全系の小型化を図るためのものである。条件式(8)の上限を超えると、第1レンズの負の屈折力が増大し、倍率色収差の画角変動を軽減することが難しくなる。条件式(8)の下限を超えると、第2レンズL2の負の屈折力が増大し、像面湾曲の軽減が難しくなる。
条件式(9)、(10)は、光学系が有する複数の正レンズのうち、最も物体側に配置された正レンズP1の材料のアッベ数と部分分散比を規定している。条件式(9)、(10)を外れると、倍率色収差の二次スペクトルを軽減し、第1レンズL1から第3レンズL3までのレンズ系による色消しを効果的に行い、倍率色収差の二次スペクトルを軽減するのが困難になる。
条件式(11)は、第2レンズL2の焦点距離と、第1レンズL1の焦点距離との比に関し、条件式(12)は第3レンズL3の焦点距離と第1レンズL1の焦点距離の比に関する。条件式(11)、(12)は、所定の画角を確保し、球面収差とコマ収差の補正を良好に行うためのものである。条件式(11)、(12)の夫々の下限値を超えると、第1レンズL1の負の屈折力が弱くなり、前玉有効径が増大するとともに、レンズ全長が増大してくる。条件式(11)、(12)の夫々の上限値を超えると、像面湾曲と歪曲収差の補正が困難となる。
条件式(13)は、近距離物体への合焦の際に発生する球面収差、コマ収差等を軽減するためのものである。条件式(13)の上限を超えると、軸上光束がフォーカスレンズ系に収斂で入射し、コマ収差を軽減しつつ、長いバックフォーカスを確保することが難しくなる。条件式(13)の下限を超えると、軸上光束がフォーカスレンズ系に強い発散で入射し、フォーカシングの際に球面収差の変動が増大し、好ましくない。
条件式(14)は、バックフォーカスの長さ適切に規定している。一般的に一眼レフカメラでは、バックフォーカスを長くとる必要がある。条件式(14)の上限を超えると、全系の焦点距離に対してバックフォーカスが短くなり、光学系の像側に硝子ブロックや光学素子等を配置することが困難になる。条件式(14)の下限を下回ると、光学系の焦点距離に対するバックフォーカスが必要以上に長くなり、全系の小型化が困難になる。
以上のように本発明によれば、広画角で大口径比を実現し、色収差を良好に補正した高い結像性能を有す光学系が得られる。
更に好ましくは条件式(4)乃至(14)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
16<νdL1<30 ・・・(4a)
40.2<νdL2<85.0 ・・・(5a)
0.52<θgFL2<0.58 ・・・(6a)
3.0<(R2L1+R1L1)/(R1L1−R2L1)<7.0 ・・・(7a)
1.5<νdL2/νdL1<5.0 ・・・(8a)
23<νdP1<32 ・・・(9a)
0.575<θgFP1<0.640 ・・・(10a)
1.1<fL1/fL2<3.8 ・・・(11a)
0.95<fL1/fL3<5.50 ・・・(12a)
−4.0<fF/fA<−0.1 ・・・(13a)
0.30<f/BF<0.58 ・・・(14a)
さらに好ましくは条件式(4a)乃至(14a)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
18<νdL1<25 ・・・(4b)
40.6<νdL2<75.0 ・・・(5b)
0.53<θgFL2<0.57 ・・・(6b)
3.4<(R2L1+R1L1)/(R1L1−R2L1)<5.3 ・・・(7b)
1.7<νdL2/νdL1<4.0 ・・・(8b)
24<νdP1<31 ・・・(9b)
0.59<θgFP1<0.62 ・・・(10b)
1.2<fL1/fL2<3.1 ・・・(11b)
1.0<fL1/fL3<5.0 ・・・(12b)
−3.50<fF/fA<−0.15 ・・・(13b)
0.34<f/BF<0.57 ・・・(14b)
各実施例において、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3のうちの少なくとも1つのレンズはレンズ中心からレンズ周辺にかけて負の屈折力が弱くなる形状の非球面を有するのが良い。
実施例1乃至3の光学系L0は、物体側から像側へ順に配置された、フォーカシングに際して不動のレンズ系LA、開口絞りSPを有し、フォーカシングに際して移動するレンズ系LFより構成される。そしてレンズ系LAは、物体側から像側へ順に配置された、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3、正レンズLP、負レンズ、正レンズより構成される。
実施例4の光学系L0は、ズームレンズより構成される。実施例4の光学系L0は物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ群B1、正の屈折力の第2レンズ群B2、正の屈折力の第3レンズ群B3、負の屈折力の第4レンズ群B4より構成される。ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する。そして第1レンズ群B1は物体側から像側へ順に配置された、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3、負レンズ、正レンズLPより構成される。そしてフォーカシングに際して第2レンズ群B2が移動する。
図9は各実施例の光学系を用いたデジタルスチルカメラの要部概略図である。図9において10はカメラ本体、11は各実施例で説明したいずれかの光学系によって構成された撮像光学系である。12はカメラ本体10に内蔵され、撮像光学系11によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子(光電変換素子)である。
本実施例ではクイックリターンミラーのある一眼レフカメラやクイックリターンミラーのないミラーレスの一眼レフカメラ、そしてレンズシャッターカメラ等の撮像装置等に適用できる。この他、プロジェクター等の光学機器にも同様に適用することができる。
以下に、実施例1乃至4に各々対応する数値データ1乃至4を示す。各数値データにおいて、iは物体側からの順番を示し、riは各面の曲率半径、diは第i面と第i+1面との間の部材肉厚又は空気間隔、ndiとνdiはそれぞれd線に対する屈折率、アッベ数を示す。θgFは部分分散比である。BFはバックフォーカスであり最終レンズ面から像面までの距離である。レンズ全長は第1レンズ面から最終レンズ面までの距離にバックフォーカスを加えた値である。
非球面形状は光軸方向にX軸、光軸と垂直方向にH軸、光の進行方向を正とし、Rを近軸曲率半径、Kを円錐定数、A4、A6、A8、A10を各々非球面係数としたとき、
なる式で表している。*は非球面形状を有する面を意味している。「e−x」は10-xを意味している。また、前述の各条件式と数値実施例との関係を表1に示す。
[数値データ1]
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd θgF
1 36.647 3.00 1.92286 18.9 0.6495
2 24.851 7.36
3 57.101 2.40 1.53775 74.7 0.5393
4* 12.931 14.12
5 -115.989 1.60 1.80400 46.6 0.5572
6 18.546 10.63 1.72825 28.5 0.6077
7 -113.161 1.00
8 27.544 1.50 1.89286 20.4 0.6394
9 18.586 5.56 1.69895 30.1 0.6029
10 175.505 5.16
11 44.443 4.55 1.49700 81.5 0.5374
12 -46.465 0.20
13 118.330 2.33 1.59522 67.7 0.5442
14 -101.953 1.20 1.85478 24.8 0.6122
15 125.469 4.50
16(絞り) ∞ 7.20
17 -15.572 1.50 1.83400 37.2 0.5775
18 53.753 3.90 1.59522 67.7 0.5442
19 -28.574 0.15
20 86.045 6.49 1.59522 67.7 0.5442
21 -22.952 0.22
22* -179.089 3.29 1.58313 59.4 0.5423
23 -44.019 35.64
像面 ∞
非球面データ
第4面
K =-1.58089e+000 A 4= 5.21909e-005 A 6=-2.87016e-008 A 8= 1.06097e-010 A10= 5.96439e-014

第22面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.75718e-005 A 6= 5.39238e-010 A 8=-6.23426e-011

各種データ
焦点距離 18.50
Fナンバー 2.00
半画角(度) 49.47
像高 21.64
レンズ全長 123.50
BF 35.64
[数値データ2]
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd θgF
1 34.621 2.50 1.89286 20.4 0.6394
2 22.437 6.75
3 47.766 2.00 1.55332 71.7 0.5402
4* 14.372 11.55
5 -57.297 1.80 1.80400 46.6 0.5572
6 23.973 10.22 1.71736 29.5 0.6048
7 -64.313 1.20
8 30.262 1.50 1.84666 23.8 0.6205
9 19.806 6.90 1.67270 32.1 0.5988
10 -4424.455 5.93
11 39.604 5.33 1.59522 67.7 0.5442
12 -73.276 0.20
13 117.203 2.67 1.72916 54.7 0.5444
14 -148.598 1.20 1.85478 24.8 0.6122
15 63.225 4.30
16(絞り) ∞ 7.40
17 -17.494 1.50 1.83400 37.2 0.5775
18 41.803 4.72 1.59522 67.7 0.5442
19 -35.001 0.15
20 72.027 6.04 1.59522 67.7 0.5442
21 -24.851 0.22
22* -266.243 3.33 1.58313 59.4 0.5423
23 -49.082 36.21
像面 ∞
非球面データ
第4面
K =-1.69206e+000 A 4= 4.47772e-005 A 6=-4.43644e-008 A 8= 1.49812e-010 A10=-1.89013e-013

第22面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.61216e-005 A 6=-1.83984e-009 A 8=-4.48394e-011

各種データ
焦点距離 20.50
Fナンバー 1.84
半画角(度) 46.54
像高 21.64
レンズ全長 123.62
BF 36.21
[数値データ3]
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd θgF
1 41.688 2.20 1.92286 20.9 0.6391
2 23.100 9.20
3* 49.337 1.80 1.55332 71.7 0.5402
4* 16.051 11.73
5 -60.405 1.50 1.49700 81.5 0.5374
6 55.572 1.03
7 53.355 7.24 1.78472 25.7 0.6161
8 -72.769 0.40
9 39.985 1.20 1.85478 24.8 0.6122
10 20.356 8.80 1.71736 29.5 0.6048
11 169.861 5.92
12 54.490 6.21 1.59522 67.7 0.5442
13 -61.330 0.20
14 110.532 2.98 1.59522 67.7 0.5442
15 -698.933 1.20 1.80518 25.4 0.6161
16 60.148 4.00
17(絞り) ∞ 6.50
18* -31.592 1.50 1.85025 30.1 0.5979
19 31.120 9.48 1.43875 94.9 0.5343
20 -40.433 0.15
21 155.974 8.98 1.59522 67.7 0.5442
22 -25.919 0.22
23* -1337.344 5.46 1.55332 71.7 0.5402
24* -50.902 36.81
像面 ∞
非球面データ
第3面
K = 1.04982e+000 A 4=-7.31006e-006 A 6=-8.49566e-010

第4面
K =-1.47614e+000 A 4= 1.40051e-005 A 6=-3.26412e-008 A 8= 2.43634e-011 A10=-1.25929e-014

第18面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.83846e-005 A 6=-1.62899e-008

第23面
K = 0.00000e+000 A 4=-3.94254e-006 A 6=-1.77096e-008 A 8=-6.59994e-012

第24面
K = 0.00000e+000 A 4=-8.54638e-007 A 6=-1.79417e-008

各種データ
焦点距離 20.50
Fナンバー 1.44
半画角(度) 46.54
像高 21.64
レンズ全長 134.70
BF 36.81
[数値データ4]
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd θgF
1 40.205 2.40 1.84666 23.9 0.6217
2 23.497 12.24
3* 48.667 2.00 1.80610 40.7 0.5687
4* 22.823 9.96
5 243.969 1.80 1.77250 49.6 0.5521
6 23.960 10.16
7 -34.643 1.40 1.49700 81.5 0.5374
8 -192.309 0.15
9 96.490 4.81 1.85025 30.1 0.5979
10 -65.116 (可変)
11 27.095 0.90 1.77250 49.6 0.5521
12 15.745 2.61 1.71736 29.5 0.6048
13 64.831 (可変)
14 ∞ 1.00
15 26.903 3.68 1.48749 70.2 0.5300
16 -14.153 0.90 1.75500 52.3 0.5476
17 -32.630 0.20
18 150.496 1.60 1.43875 94.9 0.5343
19 -83.795 0.50
20(絞り) ∞ (可変)
21 -30.098 0.90 1.80610 40.7 0.5670
22 11.765 4.03 1.49700 81.5 0.5374
23 47.672 0.40
24 20.897 4.60 1.59522 67.7 0.5442
25 -16.122 0.40
26* 84.863 1.00 1.85135 40.1 0.5695
27 14.387 3.26 1.43875 94.9 0.5343
28 -869.132 (可変)
像面 ∞
非球面データ
第3面
K = 0.00000e+000 A 4= 3.43514e-005 A 6=-5.61763e-008 A 8= 7.77586e-011 A10=-5.45246e-014

第4面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.41272e-005 A 6=-3.53353e-008 A 8=-6.15053e-011 A10=-8.58383e-014

第26面
K = 0.00000e+000 A 4=-3.18418e-005 A 6=-7.00558e-008 A 8= 1.73256e-009 A10=-5.56308e-011

各種データ
ズーム比 1.91
広角 中間 望遠
焦点距離 12.40 18.00 23.64
Fナンバー 4.35 4.96 5.60
半画角(度) 60.18 50.25 42.47
像高 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 142.18 132.82 131.14
BF 36.14 44.23 52.29

d10 27.74 10.06 0.95
d13 4.54 4.02 2.73
d20 2.86 3.62 4.28
d28 36.14 44.23 52.29

レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -19.92
2 11 68.60
3 14 33.59
4 21 -137.40

L0 光学系 LA レンズ系 LF レンズ系 SP 開口絞り
L1 第1レンズ L2 第2レンズ L3 第3レンズ
LP 正レンズ

Claims (16)

  1. 物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ、負の屈折力の第2レンズ、負の屈折力の第3レンズ、複数のレンズを含む後群を有する光学系において、
    全系の焦点距離(光学系がズームレンズの場合は、広角端の焦点距離)をf、前記第1レンズの焦点距離をfL1、前記第1レンズの材料のd線に対する屈折率をndL1、部分分散比をθgFL1とするとき、
    −20.0<fL1/f<−1.5
    1.8<ndL1<2.4
    0.6215<θgFL1<0.7000
    なる条件式を満たすことを特徴とする光学系。
  2. 前記第1レンズ、前記第2レンズ、および前記第3レンズのうちの少なくとも1つのレンズは、レンズ中心からレンズ周辺にかけて負の屈折力が弱くなる形状の非球面を有することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
  3. 前記第1レンズの材料のアッベ数をνdL1とするとき、
    14<νdL1<35
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
  4. 前記第2レンズの材料のアッベ数をνdL2、部分分散比をθgFL2とするとき、
    40<νdL2<95
    0.51<θgFL2<0.59
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光学系。
  5. 前記第1レンズの物体側のレンズ面の曲率半径をR1L1、像側のレンズ面の曲率半径をR2L1とするとき、
    2.0<(R2L1+R1L1)/(R1L1−R2L1)<10.0
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光学系。
  6. 前記第1レンズの材料のアッベ数をνdL1、前記第2レンズの材料のアッベ数をνdL2とするとき、
    1.2<νdL2/νdL1<6.0
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光学系。
  7. 前記光学系は1枚以上の正レンズを有し、最も物体側に配置された正レンズの材料のアッベ数をνdP1、部分分散比をθgFP1とするとき、
    22<νdP1<33
    0.56<θgFP1<0.66
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光学系。
  8. 前記第2レンズの焦点距離をfL2、前記第3レンズの焦点距離をfL3とするとき、
    1.0<fL1/fL2<4.5
    0.9<fL1/fL3<6.0
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光学系。
  9. 前記光学系は、フォーカシングに際して移動するレンズ系LFと、前記レンズ系LFより物体側に配置された、フォーカシングに際して不動のレンズ系LAを有し、
    前記レンズ系LFの焦点距離をfF、前記レンズ系LAの焦点距離をfAとするとき、
    −5.0<fF/fA<0.0
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の光学系。
  10. バックフォーカス(光学系がズームレンズの場合は、広角端におけるバックフォーカス)をBFとするとき、
    0.2<f/BF<0.6
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の光学系。
  11. 前記光学系は、物体側から像側へ順に配置された、前記レンズ系LA、開口絞り、前記レンズ系LFより構成されることを特徴とする請求項9に記載の光学系。
  12. 前記レンズ系LAは、物体側から像側へ順に配置された、前記第1レンズ、前記第2レンズ、前記第3レンズ、正レンズ、負レンズ、正レンズより構成されることを特徴とする請求項11に記載の光学系。
  13. 前記光学系は、物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群より構成され、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズであることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の光学系。
  14. 前記第1レンズ群は、物体側から像側へ順に配置された、前記第1レンズ、前記第2レンズ、前記第3レンズ、負レンズ、正レンズより構成されることを特徴とする請求項13に記載の光学系。
  15. フォーカシングに際して前記第2レンズ群が移動することを特徴とする請求項13または14に記載の光学系。
  16. 請求項1乃至15のいずれか1項に記載の光学系と該光学系によって形成された像を受光する撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
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