JP2019128070A - 送風量変化検出装置 - Google Patents

送風量変化検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019128070A
JP2019128070A JP2018008827A JP2018008827A JP2019128070A JP 2019128070 A JP2019128070 A JP 2019128070A JP 2018008827 A JP2018008827 A JP 2018008827A JP 2018008827 A JP2018008827 A JP 2018008827A JP 2019128070 A JP2019128070 A JP 2019128070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
change
air
air flow
cooling fan
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018008827A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7081928B2 (ja
Inventor
直樹 二渡
Naoki Futawatari
直樹 二渡
陽介 宇田川
Yosuke Udagawa
陽介 宇田川
悠士 木幡
Yushi Kobata
悠士 木幡
秀樹 月元
Hideki Tsukimoto
秀樹 月元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Facilities Inc
Original Assignee
NTT Facilities Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Facilities Inc filed Critical NTT Facilities Inc
Priority to JP2018008827A priority Critical patent/JP7081928B2/ja
Publication of JP2019128070A publication Critical patent/JP2019128070A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7081928B2 publication Critical patent/JP7081928B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Abstract

【課題】 ICT装置用冷却ファンの送風量が変化したか否かを検出するための送風量変化検出装置の一例を開示する。【解決手段】送風機への通電量を示す情報値を取得する情報取得部と、送風機の回転数を制御する指令信号が変化していない状態において、情報取得部が取得した情報値の変化量が予め決められた変化量を越えて変化したときに、冷却ファンによる送風量が変化したと判断する判断部とを備える。これにより、ICT装置が冷却ファンの回転数を示す情報を外部に出力することができない場合であっても、冷却ファンの回転数変化、つまり冷却ファンの送風量が変化したか否かを検出することが可能となる。【選択図】 図5

Description

本願は、電動式の冷却ファンを有する情報通信技術用装置(以下、ICT装置ともいう。)を備えるサーバ室に適用される送風量変化検出装置に関する。
ICT装置は、CPU等の発熱体を冷却するための冷却ファンを備える。ICT装置の消費電力は、概ねCPU等の消費電力と冷却ファンの消費電力との和である。冷却ファンは、当該冷却ファンに吸い込まれる空気の温度(以下、吸込温度という。)が下がると、回転数が低下して冷却ファンの消費電力が低下する。
このため、例えば、特許文献1に記載の空調装置では、吸込温度が予め決められた上限温度を超えている場合には設定温度を下げる制御を行っている。設定温度は、空調装置がサーバ室に供給する空調風の温度である。
特開2014−214944号公報
上記のように、冷却ファンの消費電力を低減するには、冷却ファンの回転数が増大することを抑制することが望ましい。つまり、冷却ファンの消費電力を低減するには、冷却ファンの回転数変化に即応して空調装置を作動させることが望ましい。
したがって、空調装置がICT装置と直接的に連動可能であれば、冷却ファンの消費電力を低減することが可能となり得る。しかし、ICT装置が冷却ファンの回転数を示す情報を外部に出力することができない場合には、冷却ファンの回転数変化に即応して空調装置を作動させることが難しい。
本願は、上記点に鑑み、冷却ファンの回転数変化、つまり冷却ファンの送風量が変化したか否かを検出するための送風量変化検出装置の一例を開示する。
本願に係る送風量変化検出装置の一例では、送風機への通電量を示す情報値を取得する情報取得部と、送風機の回転数を制御する指令信号が変化していない状態において、情報取得部が取得した情報値の変化量が予め決められた変化量を越えて変化したときに、冷却ファンによる送風量が変化したと判断する判断部とを備える。
これにより、ICT装置が冷却ファンの回転数を示す情報を外部に出力することができない場合であっても、冷却ファンの回転数変化、つまり冷却ファンの送風量が変化したか否かを検出することが可能となる。
実施形態に係る空調システムを示す図である。 実施形態に係る空調システムを示す図である。 第1実施形態に係る空調装置を示す図である。 実施形態に係る送風機の特性を示すグラフである。 第1実施形態に係る制御部の作動を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る空調装置を示す図である。 第3実施形態に係る空調装置を示す図である。 第4実施形態に係る制御部の作動を示すフローチャートである。
以下の「発明の実施形態」は、本願発明の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されるものではない。
少なくとも符号を付して説明した部材又は部位は、「1つの」等の断りがある場合を除き、少なくとも1つ設けられている。つまり、「1つの」等の断りがない場合には、当該部材は2以上設けられていてもよい。
(第1実施形態)
1.空調システムの構成
本実施形態は、通信機器室やサーバ室等(以下、サーバ室という。)の空調を行う空調システムに送風量変化検出装置を適用したものである。図1に示されるように、サーバ室内には、少なくとも1台(本実施形態では、複数)の情報通信技術用機器(以下、ICT装置という。)1が、少なくとも1つ(本実施形態では、複数)のラック2に搭載された状態で設置されている。
各ラック2は棚状の部材である。各ラック2は、図2に示されるように、隣り合うラック2の長手方向が互いに平行となるように設置されている。各ラック2の両側には、ラック2の長手方向と平行な方向に延びる空気通路2A、2Bが設けられている。
サーバ室には、少なくとも1台の空調装置3等が設置されている。空調装置3は、サーバ室から空気を吸引するとともに、当該サーバ室に空調された空気を供給する。つまりサーバ室内の空気を冷却することにより、当該空気を介して各ICT装置1を冷却する。
空調装置3は、図3に示されるように、蒸発器等の冷却用熱交換器4及び電動式の送風機5等を少なくとも有して構成されている。送風機5は、電動モータ(図示せず。)及び当該電動モータにより回転駆動される羽根車(ファン)等を有して構成されている。
空調装置3は、空気通路2Aに冷風を供給し、ICT装置1から熱を回収して温度が上昇した温風を空気通路2Bから吸引している。つまり、冷風は空気通路2A(以下、冷風通路2Aという。)から各ICT装置1に分配供給される。各ICT装置1から排出される温風は、空気通路2B(以下、温風通路2Bという。)に集合した後、空調装置3に吸引される。
空調装置3の制御部(図示せず。)は、供給する冷風の温度、又は吸引する温風温度が予め決められた温度範囲となるように、冷却用熱交換器4で発生する冷凍能力及び送風機5の送風量等を制御する。
サーバ室内には、図1に示されるように、区画部材2C、2D及び閉塞パネル2E等が設けられている。区画部材2C、2Dは、冷風通路2Aと温風通路2Bとを区画する。閉塞パネル2Eは、ラック2内において、ラック2とICT装置1との隙間やICT装置1間の隙間を閉塞し、かつ、冷風通路2Aと温風通路2Bとを区画する。
これにより、(a)冷風通路2Aに供給された冷風がICT装置1を迂回して直接的に温風通路2Bに流入すること、及び(b)ICT装置1内を流通して温風通路2Bに排出された空気が空調装置3を迂回して冷風通路2Aに流入すること等が抑制される。
各ICT装置1は、情報処理演算ユニット(以下、CPUという。)及び電動式の冷却ファン1A(図2参照)等を有する。CPUは情報処理を実行する。冷却ファン1Aは、CPU等の発熱体に冷却用の室内空気(以下、冷却風という。)を供給する。
つまり、冷却ファン1Aは、冷風通路2A内の空気を冷却風としてCPU等の発熱体に供給する。発熱体に供給された冷却風は、当該発熱体から熱を奪って温風通路2Bに排出される。冷却ファン1Aは、発熱体の温度上昇等に応じて冷却風の送風量を増加させる。
なお、図2に示された冷却ファン1Aは、軸流ファンで記載されている。しかし、図2に示された冷却ファン1Aは、現実の構造を示す図ではない。したがって、冷却ファン1Aの羽根車は、軸流ファンは勿論のこと、その他形式の羽根車であってもよい。
2.送風量変化検出装置
2.1 送風量変化検出装置の概要
送風量変化検出装置10(図3参照)は、冷却ファン1Aによる送風量が変化したか否かを検出するための装置である。なお、本実施形態に係る送風量変化検出装置10は、空調装置3の制御部に組み込まれたソフトウェア(プログラム)により実現されている。
当該制御部は、送風機5等の作動を制御するコントローラであって、CPU、ROM及びRAM等を有して構成されたマイクロコンピュータである。上記ソフトウェアは、ROM等の不揮発性記憶部に予め記憶されている。
2.2 送風量変化の検出手法
<検出手法の概要>
送風機5は、サーバ室から空気を吸引するとともに、当該サーバ室に空調された空気を供給するので、冷却ファン1Aによる送風量が変化すると、当該送風量の変化を受けて送風機5の状態が変化する。
図4は、送風機5の回転数を制御する指令信号が変化していない状態時における当該送風機5の特性を示している。回転数を制御する指令信号とは、例えば、交流電動モータを用いた送風機の場合には、当該交流電動モータへの印加電圧周波数である。
図4に示される特性を有する送風機5においては、冷却ファン1Aによる送風量が増大変化すると、当該送風量の増大変化を受けて送風機5の送風量が増大変化するので、当該送風機5の電動モータへの通電量が増大変化するとともに、当該送風機5の送風圧力が低下する。
そこで、本実施形態に係る送風量変化検出装置10は、上記通電量の変化量が予め決められた変化量を越えて増加変化したときに、冷却ファン1Aによる送風量が増加したと判断する。さらに、当該送風量変化検出装置10は、上記通電量の変化量が予め決められた変化量未満のときには、冷却ファン1Aによる送風量が増加変化していないと判断する。
<検出手法の詳細>
図3に示されるように、電流センサ11Aは、送風機5への通電量を示す信号を出力する。つまり、電流センサ11Aは、当該通電量を示す情報値を取得する情報取得部の一例である。
送風量変化検出装置10、つまり制御部は、印加電圧周波数が変化していない状態において、電流センサ11Aが取得した電流値(以下、入力電流値ともいう。)の変化量が予め決められた変化量(以下、閾値Aという。)を越えて増大変化したときに、冷却ファン1Aによる送風量が増大変化したと判断する。
なお、図5は上記判断制御を示すフローチャートの一例である。当該判断制御を実行するためのプログラムは、制御部のCPUに読み込まれて当該CPU、つまり制御部にて実行される。当該プログラムは、制御部に設けられたROM等の不揮発性記憶部に記憶されている。
図5に示されるように、制御部は、送風機5への回転数指令、つまり印加電圧周波数(入力電圧周波数ともいう。)が変化していないか、換言すれば、印加電圧周波数が現時以前と同一であるか否かを判断する(S1)。
制御部は、印加電圧周波数が変化していない、つまり印加電圧周波数が現時以前と同一であると判断した場合には(S1:YES)、印加電圧(入力電圧ともいう。)が変化していないか、換言すれば、印加電圧が現時以前と同一であるか否かを判断する(S5)。
制御部は、印加電圧が変化していない、つまり印加電圧が現時以前と同一であると判断した場合には(S5:YES)、入力電流値の変化量が閾値Aを越えて変化したか否かを判断する(S10)。
制御部は、入力電流値の変化量が閾値Aを越えて変化したと判断した場合には(S10:YES)、入力電流値の変化が増加変化であるか否かを判断する(S15)。制御部は、入力電流値の変化が増加変化であると判断した場合には(S15:YES)、冷却ファン1Aによる送風量が増加したと判断する(S20)。
制御部は、入力電流値の変化が増加変化でないと判断した場合には(S15:NO)、冷却ファン1Aによる送風量が減少したと判断する(S25)。制御部は、入力電流値の変化量が閾値Aを越えて変化していないと判断した場合には(S10:NO)、冷却ファン1Aによる送風量が変化していないと判断する(S30)。
制御部は、印加電圧周波数が変化したと判断した場合(S1:NO)、及び印加電圧が変化したと判断した場合(S5:NO)には、本制御を終了させる。因みに、本制御は、空調装置3が稼働している際に、予め決められた時間毎に自動的に実行される。
なお、制御部は、冷却ファン1Aによる送風量が増加したと判断したときには、少なくとも送風機5の送風量を増大させる。そして、制御部は、送風機5の送風量を増大させた後、予め決められた条件を満たすと判断したときに、サーバ室に供給する冷風の温度を現時以前に比べて低下させる。
3.本実施形態に係る空調装置の特徴
本実施形態に係る送風量変化検出装置10は、入力電流値の変化量が閾値Aを越えて増大変化したときに、冷却ファン1Aによる送風量が増大変化したと判断する。これにより、ICT装置1が冷却ファン1Aの回転数を示す情報を外部に出力することができない場合であっても、冷却ファン1Aの回転数変化、つまり冷却ファン1Aの送風量が変化したか否かを検出することが可能となる。
(第2実施形態)
本実施形態に係る送風量変化検出装置10は、冷却ファン1Aによる送風量が増大変化すると、送風機5の送風圧力が低下する特性(図4参照)を利用したものである。
すなわち、本実施形態に係る送風量変化検出装置10は、図6に示されるように、送風機5の吸入側と吹出側との気圧差を示す情報値を取得する情報取得部として、第1圧力センサ11B及び第2圧力センサ11Cを有している。
第1圧力センサ11Bは、送風機5の吸入側の気圧を検出する。第2圧力センサ11Cは、送風機5の吹出側の気圧を検出する。制御部は、第1圧力センサ11Bにより検出された気圧と第2圧力センサ11Cにより検出された気圧との差を情報値として、冷却ファン1Aの送風量が変化したか否かを判断する。
冷却ファン1Aの送風量が変化したか否かの判断手法は、第1実施形態と同様である。すなわち、制御部は、入力電圧周波数が変化していない状態において、上記情報値の変化量が予め決められた変化量を越えて減少変化したときに、冷却ファン1Aによる送風量が増大変化したと判断する(図4参照)。
制御部は、入力電圧周波数が変化していない状態において、上記情報値の変化量が予め決められた変化量を越えて増加変化したときに、冷却ファン1Aによる送風量が減少変化したと判断する(図4参照)。
制御部は、入力電圧周波数が変化していない状態において、上記情報値の変化量が予め決められた変化量を越えて変化していないときには、冷却ファン1Aによる送風量が減少変化していないと判断する。
なお、上述の実施形態と同一の構成要件等は、上述の実施形態と同一の符号を付したので、重複する説明は省略する。
(第3実施形態)
本実施形態に係る送風量変化検出装置10は、図7に示されるように、空調装置3からサーバ室に供給される空気量を示す情報値を取得する情報取得部として、送風機5の吹出側に風量センサ11Dを有している。
制御部は、風量センサ11Dにより検出された風量を情報値として、冷却ファン1Aの送風量が変化したか否かを判断する。すなわち、制御部は、入力電圧周波数が変化していない状態において、上記情報値の変化量が予め決められた変化量を越えて増加変化したときに、冷却ファン1Aによる送風量が増加変化したと判断する。
制御部は、入力電圧周波数が変化していない状態において、上記情報値の変化量が予め決められた変化量を越えて減少変化したときに、冷却ファン1Aによる送風量が減少変化したと判断する。
制御部は、入力電圧周波数が変化していない状態において、上記情報値の変化量が予め決められた変化量を越えて変化していないときには、冷却ファン1Aによる送風量が変化したとていないと判断する。
なお、上述の実施形態と同一の構成要件等は、上述の実施形態と同一の符号を付したので、重複する説明は省略する。
(第4実施形態)
本実施形態に係る制御部、つまり送風量変化検出装置は、情報取得部が取得した情報値の変化量が予め決められた変化量を越えて変化した時以降において、予め決められた条件を満たす状態となったときに、冷却ファン1Aによる送風量が変化した否かの判断を実行する。
図8は、送風機5に関する情報値を取得する情報取得部として、電流センサ11Aを用いた例である。つまり、図8は、第1実施形態に本実施形態を適用した例である。
すなわち、制御部は、図8に示されるように、入力電流値の変化量が閾値Aを越えて変化したと判断した場合には(S10:YES)、変化前、つまり現時以前の入力電流値I1をROMに記憶させた後(S13)、入力電流値の変化が増加変化であるか否かを判断する(S15)。
制御部は、入力電流値の変化が増加変化であると判断した場合には(S15:YES)、現時の入力電流値I2から現時以前の入力電流値I1を減じた値、つまり入力電流値の変化量が閾値Aを越える状態が予め決められた条件を満たすか否かを判断する(S17)。
本実施形態では、入力電流値の変化量が閾値Aを越える状態が予め決められた所定時間以上継続したとき、制御部は、上記の「予め決められた条件」を満たすと判断する。そして、制御部は、上記の「予め決められた条件」を満たすと判断した場合に(S17:YES)、冷却ファン1Aによる送風量が増加したと判断する(S20)。
制御部は、入力電流値の変化が増加変化でないと判断した場合には(S15:NO)、入力電流値の変化量が閾値A未満となる状態が予め決められた条件を満たすか否かを判断する(S23)。制御部は、上記の「予め決められた条件」を満たすと判断した場合に(S23:YES)、冷却ファン1Aによる送風量が減少したと判断する(S25)。
なお、制御部は、上記の「予め決められた条件」を満たさないと判断した場合には(S17:NO、S23:NO)、本制御を終了させる。上述の実施形態と同一の構成要件等は、上述の実施形態と同一の符号を付したので、重複する説明は省略する。
これにより、本実施形態では、例えば、(a)サーバ室の入退出ドアが開閉されたことによる送風量の過渡的変化やフィルタ交換時の送風量の過渡的変化、(b)区画部材2C、2D及び閉塞パネル2E等のメンテナンス等による送風量の過渡的変化等の影響を受けて、送風量変化検出装置が誤った判断をしてしまうことを抑制でき得る。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、図4に示される特性を有する送風機を用いたので、制御部は、(a)入力電流値が増加変化したときに冷却ファン1Aによる送風量が増加したと判断し、かつ、(b)送風機5の吸入側と吹出側との気圧差が減少変化したときに冷却ファン1Aによる送風量が増加したと判断した。
しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、図4に示される特性と異なる特性を有する送風機を用いた場合には、制御部は、(a)入力電流値が減少変化したときに冷却ファン1Aによる送風量が増加したと判断し、かつ、(b)送風機5の吸入側と吹出側との気圧差が増大変化したときに冷却ファン1Aによる送風量が増加したと判断する場合もある。
上述の実施形態では、風量センサ11Dにより検出された風量が増加変化したときに、冷却ファン1Aによる送風量が増加変化したと判断した。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、送風機の特性によっては、風量センサ11Dにより検出された風量が減少変化したときに、冷却ファン1Aによる送風量が増加変化したと判断する場合もある。
さらに、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態を組み合わせてもよい。
1… ICT装置
1A… 冷却ファン
2A… 冷風通路
2B… 温風通路
3… 空調装置
4… 冷却用熱交換器
5… 送風機
10… 送風量変化検出装置
11A… 電流センサ

Claims (8)

  1. 電動式の冷却ファンを有する情報通信技術用装置が設置されたサーバ室から空気を吸引するとともに、当該サーバ室に空調された空気を供給する電動式の送風機を備える空調装置に適用され、前記冷却ファンによる送風量が変化したか否かを検出する送風量変化検出装置において、
    前記送風機への通電量を示す情報値を取得する情報取得部と、
    前記送風機の回転数を制御する指令信号が変化していない状態において、前記情報取得部が取得した情報値の変化量が予め決められた変化量を越えて変化したときに、前記冷却ファンによる送風量が変化したと判断する判断部と
    を備えることを送風量変化検出装置。
  2. 電動式の冷却ファンを有する情報通信技術用装置が設置されたサーバ室から空気を吸引するとともに、当該サーバ室に空調された空気を供給する電動式の送風機を備える空調装置に適用され、前記冷却ファンによる送風量が変化したか否かを検出する送風量変化検出装置において、
    前記空調装置から前記サーバ室に供給される空気量を示す情報値を取得する情報取得部と、
    前記送風機の回転数を制御する指令信号が変化していない状態において、前記情報取得部が取得した情報値の変化量が予め決められた変化量を越えて変化したときに、前記冷却ファンによる送風量が変化したと判断する判断部と
    を備えることを送風量変化検出装置。
  3. 電動式の冷却ファンを有する情報通信技術用装置が設置されたサーバ室から空気を吸引するとともに、当該サーバ室に空調された空気を供給する電動式の送風機を備える空調装置に適用され、前記冷却ファンによる送風量が変化したか否かを検出する送風量変化検出装置において、
    前記送風機の吸入側と吹出側との気圧差を示す情報値を取得する情報取得部と、
    前記送風機の回転数を制御する指令信号が変化していない状態において、前記情報取得部が取得した情報値の変化量が予め決められた変化量を越えて変化したときに、前記冷却ファンによる送風量が変化したと判断する判断部と
    を備えることを送風量変化検出装置。
  4. 前記情報取得部が取得した情報値の変化量が予め決められた変化量を越えて変化した時以降において、予め決められた条件を満たす状態となったときに、前記判断部を作動させる作動部を備える請求項1ないし3のいずれか1項に記載の送風量変化検出装置。
  5. 電動式の冷却ファンを有する情報通信技術用装置が設置されたサーバ室から空気を吸引するとともに、当該サーバ室に空調された空気を供給する電動式の送風機を備える空調装置の制御部に組み込まれ、前記冷却ファンによる送風量が変化したか否かを検出する送風量変化検出プログラムにおいて、
    前記制御部を、
    前記送風機への通電量を示す情報値を取得する情報取得部、及び
    前記送風機の回転数を制御する指令信号が変化していない状態において、前記情報取得部が取得した情報値の変化量が予め決められた変化量を越えて変化したときに、前記冷却ファンによる送風量が変化したと判断する判断部
    として機能させる送風量変化検出プログラム。
  6. 電動式の冷却ファンを有する情報通信技術用装置が設置されたサーバ室から空気を吸引するとともに、当該サーバ室に空調された空気を供給する電動式の送風機を備える空調装置の制御部に組み込まれ、前記冷却ファンによる送風量が変化したか否かを検出する送風量変化検出プログラムにおいて、
    前記制御部を、
    前記空調装置から前記サーバ室に供給される空気量を示す情報値を取得する情報取得部、及び
    前記送風機の回転数を制御する指令信号が変化していない状態において、前記情報取得部が取得した情報値の変化量が予め決められた変化量を越えて変化したときに、前記冷却ファンによる送風量が変化したと判断する判断部
    として機能させる送風量変化検出プログラム。
  7. 電動式の冷却ファンを有する情報通信技術用装置が設置されたサーバ室から空気を吸引するとともに、当該サーバ室に空調された空気を供給する電動式の送風機を備える空調装置の制御部に組み込まれ、前記冷却ファンによる送風量が変化したか否かを検出する送風量変化検出プログラムにおいて、
    前記制御部を、
    前記送風機の吸入側と吹出側との気圧差を示す情報値を取得する情報取得部、及び
    前記送風機の回転数を制御する指令信号が変化していない状態において、前記情報取得部が取得した情報値の変化量が予め決められた変化量を越えて変化したときに、前記冷却ファンによる送風量が変化したと判断する判断部
    として機能させる送風量変化検出プログラム。
  8. 前記制御部を、
    前記情報取得部が取得した情報値の変化量が予め決められた変化量を越えて変化した時以降において、予め決められた条件を満たす状態となったときに、前記判断部を作動させる作動部として機能させる請求項5ないし7のいずれか1項に記載の送風量変化検出プログラム。
JP2018008827A 2018-01-23 2018-01-23 送風量変化検出装置 Active JP7081928B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018008827A JP7081928B2 (ja) 2018-01-23 2018-01-23 送風量変化検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018008827A JP7081928B2 (ja) 2018-01-23 2018-01-23 送風量変化検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019128070A true JP2019128070A (ja) 2019-08-01
JP7081928B2 JP7081928B2 (ja) 2022-06-07

Family

ID=67472076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018008827A Active JP7081928B2 (ja) 2018-01-23 2018-01-23 送風量変化検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7081928B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111902023A (zh) * 2020-07-28 2020-11-06 深圳市科信通信技术股份有限公司 一种机柜风量控制系统及控制方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63156967A (ja) * 1986-12-22 1988-06-30 Hitachi Ltd 空気調和機のフイルタ−目詰り検出装置
JP2012193889A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Fuji Electric Co Ltd 発熱源冷却システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63156967A (ja) * 1986-12-22 1988-06-30 Hitachi Ltd 空気調和機のフイルタ−目詰り検出装置
JP2012193889A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Fuji Electric Co Ltd 発熱源冷却システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111902023A (zh) * 2020-07-28 2020-11-06 深圳市科信通信技术股份有限公司 一种机柜风量控制系统及控制方法
CN111902023B (zh) * 2020-07-28 2023-06-30 深圳市科信通信技术股份有限公司 一种机柜风量控制系统及控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7081928B2 (ja) 2022-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6397050B2 (ja) 空気調和機
JP4173880B2 (ja) 空気調和システムの除湿制御方法
WO2019193680A1 (ja) 空気調和システム
EP1980796B1 (en) Air-conditioning system
JP6459714B2 (ja) 制御装置及び車両用空調装置
JP2001124386A (ja) クリーンルーム
JP2019128070A (ja) 送風量変化検出装置
JP6546870B2 (ja) 空気調和システム及びその制御方法
JP3875055B2 (ja) 乾燥装置
JP2016003805A (ja) 空調システム
JPH06159770A (ja) 空気調和機
EP4160101A1 (en) A ventilation system for a room
JP2007071495A (ja) 空気調和機
JP6660727B2 (ja) 外気利用型冷却システム
JP7127983B2 (ja) 空調装置
JP6363454B2 (ja) 空調装置
JP7260265B2 (ja) 空調システム
WO2021100080A1 (ja) 液面検知装置、およびそれを備えた空気調和装置
EP3415831B1 (en) Cooling fan automatic control system and cooling fan automatic control device
JP2011052848A (ja) 天井埋込形空気調和機
JP2010105505A (ja) 車両用空調装置
JP6363453B2 (ja) 空調装置
JP6411838B2 (ja) 空調装置
KR20130032780A (ko) 공기 조화기 및 이의 제어 방법
JP7082074B2 (ja) 空調システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220524

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220526

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7081928

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150