JP2001124386A - クリーンルーム - Google Patents
クリーンルームInfo
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Abstract
があったり、その分布が変動したりしても、清浄度、温
度分布を均一に制御することが可能で、小型空調機によ
る循環風量で足りるクリーンルームを提供することを課
題とする。 【解決手段】 ドライコイル92により、空気の温度
を、例えば露点温度に達しない程度にまで下げる。この
空気の温度は従来に比べて低く、クリーンゾーンユニッ
ト58のファン72によりフィルタ70を経由して、ク
リーンエリアの各エリアへ個別に吹き出される。所定エ
リア内の製造装置等の発熱負荷が所定外エリアに比べて
少ない場合、所定エリアのエリア毎に設けられた短絡送
風手段によりエリア内の空気を個別エリア用チャンバに
還流させて送ることができる。これにより、所定エリア
では、クリーンゾーンユニット58から送風される清浄
な空気の温度が所定外エリアに比べて高く、従来に比べ
て少ない循環風量でクリーンエリア内の温度分布を均一
にすることができる。
Description
組立て等に適切な環境を提供するクリーンルームに関す
る。
ために、空気をファンで循環して、浮遊粒子フィルタで
除去するクリーンルームが知られている。クリーンルー
ムの空気循環方式によって、一方向流クリーンルーム
(層流クリーンルーム)と非一方向流クリーンルーム
(乱流クリーンルーム)とに大別されるが、通常、清浄
度クラス1000程度にして、それほど高度な清浄度レ
ベルを要しない場合は、循環回数が少ない非一方向流ク
リーンルームが一般的に用いられている。なお、要求さ
れる清浄度等の要求度合いに応じて非一方向流クリーン
エリア(非層流クリーンエリア)と一方向流クリーンエ
リア(層流クリーンエリア)とが併設されたものもあ
る。
度とを維持できることが要求される。電子部品を組立等
して製造する際、製造装置や作業者(オペレータ)から
の発熱や発塵が生じるため、クリーンルームに設けられ
た空調機は、クリーンルームの所定位置に設置された温
度センサで冷却コイル内の冷水流量を制御して冷風を供
給する。循環させる風量は、最大の発塵量を想定した上
で、フィルタの除塵効率と必要な清浄度とによって決定
される。
クリーンルームを説明する。図4は、従来の非一方向流
クリーンルームの一例を示す正面図である。このような
クリーンルーム10の空調設備は一般に以下のような構
成とされている。すなわち、天井パネル32の吹出口に
載せられた高性能フィルタ12と、高性能フィルタ12
を囲むフィルタボックス14と、循環する空気をフィル
タボックス14に供給するダクト16とを有し、フィル
タボックス14へ循環した空気を高性能フィルタ12を
通じて清浄な空気として非一方向流クリーンエリア18
へ吹出す。
部には吸込口20が形成され、吸込口20の下流側には
空調機22が設けられており、空調機22内にはドライ
コイル(冷却コイル)24及びその下流側に循環ファン
30が設けられている。ドライコイル24には、冷媒
(例えば冷水)の循環量を調節する調節バルブ26が設
けられている。なお、非一方向流クリーンエリア18の
吸込口の近くには温度センサ28が設置されている。
環ファン30により、空調機22の下流側に接続してい
るダクト16から分岐されてフィルタボックス14へ供
給される。
は、空調機22内又は空調機22とダクト16との間に
大型又は中型の循環ファン30を設けるか、又は、高性
能フィルタ12とその上に設けられたファン(図示せ
ず)とが一体になった、いわゆるファンフィルタユニッ
ト(図示せず)を天井パネル32に設ける必要がある。
観点で、製造装置の配置によっては発塵及び発熱の分布
が生じ、この分布は製造装置の稼動状況によって変動す
る。このため、クリーンルーム内の清浄度分布や温度分
布は、この負荷変動の影響を受けて変化する。
エリア全体の発塵量と循環させる空気の風量とに基づい
て清浄度を設定している。このため、発塵量の少ないエ
リアでは循環させる風量(以下、循環風量という)が過
剰になり、発塵量の多いエリアでは所定の清浄度を確保
できないという事態が生じる。この対策として、要求さ
れる清浄度がクリーンエリア内で一様でない場合、一般
に、空調機を系統分けすると共に、クリーンエリア内を
間仕切りにより区画して複数のエリアを形成し、高い清
浄度が要求されるエリアには循環風量を多くしている。
しかし、循環風量が多いと、ファンを回転させるモータ
の寸法が大きくなるので、クリーンルームの有効面積、
すなわち、クリーンエリアの面積が相対的に小さくな
り、しかも経済的でない。
度を維持するために必要な吹き出し風量でそのまま吹き
出すと、室温が下がりすぎるという事態が生じる。この
対策としては、ドライコイル24による空気の冷却温度
を上げる以外に特にない。
慮して、広いクリーンルーム内で、発塵、発熱の分布が
あったり、その分布が変動したりしても、清浄度、温度
分布を均一に制御することが可能で、小型空調機による
循環風量で足りるクリーンルームを提供することを課題
とする。
は、クリーンエリアの天井の吹出口に設けられた清浄手
段と、クリーンエリアの吸込口から空気を排出して前記
清浄手段へ空気を循環させる循環手段と、クリーンエリ
アの吸込口から前記循環手段へ排出された空気を所定の
温湿度に空調する空調手段と、を有するクリーンルーム
において、前記空調手段で空調する空気の温度を、前記
クリーンエリアの熱負荷処理可能な温度にまで下げる空
調制御手段と、前記清浄手段の上流側にそれぞれ設けら
れ、前記循環手段により送風された空気を前記清浄手段
を経由させてクリーンエリアの各エリアに個別に吹き出
す個別エリア用送風手段と、エリア内の空気の一部を前
記個別エリア用送風手段に還流させる短絡送風手段と、
を有することを特徴とする。
露点温度に達しない程度にまで下げる。この空気の温度
は従来に比べて低く、個別エリア用送風手段により清浄
手段を経由して、クリーンエリアの各エリアへ個別に吹
き出される。
負荷が所定外エリアに比べて少ない場合、例えば所定エ
リアのエリア毎に設けられた短絡送風手段によりエリア
内の空気を個別エリア用チャンバに還流させて送ること
ができる。これにより、所定エリアでは、個別エリア用
送風手段から送風される清浄な空気の温度が所定外エリ
アに比べて高く、従来に比べて少ない循環風量でクリー
ンエリア内の温度分布を均一にすることができる。
用送風手段が、前記清浄手段の上流側に設けられた個別
エリア用チャンバと、前記個別エリア用チャンバに設け
られたファンと、で構成されたことを特徴とする。
に対して負圧であるので、短絡送風手段によりクリーン
エリアから還流された空気は、循環手段により個別エリ
ア用チャンバ内に送風された空気と混合して温度が調整
されてファンにより各エリアへ吹き出される。
より送風された空気の前記個別エリア用チャンバへの流
入量を制御する風量制御手段を有し、かつ、前記短絡送
風手段を前記各エリアに設けて各エリアの空気を前記個
別エリア用チャンバに送ることを特徴とする。
ても、この変動に応じて、循環手段による搬送空気と短
絡送風手段による搬送空気との混合比を風量制御手段で
調節することにより温度調整し、クリーンエリア内の温
度を一様に維持することが可能になる。
段が、前記各エリアに空気導入口を有して前記個別エリ
ア用チャンバに連通する連通路であることを特徴とす
る。
口外縁から天井と略平行に張出し、前記空気導入口近傍
との間に空気流入路を形成する風向板を設けたことを特
徴とする。
空気導入口を通じて直接個別エリア用チャンバに送風さ
れることを防止できるので、効率良く温度制御できる。
また、天井に滞留する浮遊粒子や熱を少なくすることが
できる。
段が、前記個別エリア用チャンバの上流側に設けられた
開度可変バルブであることを特徴とする。
する必要がなく、構造がシンプルなので、制御機構を簡
略化できる。
段が、各エリアと前記個別エリア用チャンバとを接続す
るダクトと、前記ダクト内の通過風量を調節する風量制
御手段と、で構成されたことを特徴とする。
ても、この変動に応じて、循環手段による搬送空気とダ
クト経由による搬送空気との混合比を風量制御手段で調
節することにより温度調整し、クリーンエリア内の温度
を一様に維持することが可能になる。
段が、開度可変バルブであることを特徴とする。
段が、前記各エリア内に設けられた温度センサと、前記
温度センサの検出結果に基づき、前記開度可変バルブの
開度を制御する開度制御手段と、を有することを特徴と
する。
も、精度良く温度制御できる。
説明する。
は、非一方向流クリーンエリア42(以下、クリーンエ
リア42という)を有しており、クリーンエリア42の
床に配設された格子パネル50は、図示しない支持サポ
ートで支持され、これにより、床スラブ52との間が床
下チャンバ54とされている。
パネル56の上には、クリーンゾーンユニット58が設
けられている(図1、図2参照)。クリーンゾーンユニ
ット58は、一定の間隔で、例えば約30平方メートル
につき1台の割合で配設されている。更に、天井パネル
56の上方に、クリーンゾーンユニット58へ空気を供
給するダクト66が設けられている。ダクト66から分
岐した枝管68は、クリーンゾーンユニット58の下流
側(例えば上壁)に接続されている。また、クリーンゾ
ーンユニット58内には、除塵のためのフィルタ70
と、ダクト66から供給された空気をフィルタ70を経
由してクリーンエリア42に吹き出すファン72とが設
けられている。
ぞれ、クリーンエリア42を形成している側壁80とク
リーンルーム40の壁部82との間に構成された空調機
84につながっており、クリーンエリア42から排出さ
れた空気が床下チャンバ54、空調機84、ダクト66
の順に循環される構成である。これにより、製造装置付
近の鉛直気流を確保し、浮遊粒子の周辺拡散を防止して
いる。
て外気を導入する外気導入部90が設けられている。ま
た、空調機84内の上流側には、冷却用のドライコイル
92が設けられている。ドライコイル92は、温度セン
サ94からの信号によりコントローラ96で制御され、
製造エリアにより熱負荷密度が大きく異なるクリーンエ
リア42の熱負荷処理を可能とするために、ドライコイ
ル92の出口側の空気の温度を15℃程度に冷却する。
この温度は、空調機84内で結露しない温度であり、空
調機84内の露点温度に比べて1℃から2℃程度高い温
度である。
来の循環ファン30(図4参照)に比べて容量の小さい
循環ファン100が設けられており、循環ファンはコン
パクト化されている。循環ファン100は、風量センサ
(図示せず)、及び、ダクト66内に設けられた圧力セ
ンサ102で検出された検出結果に基づき、コントロー
ラ104で回転数が制御されつつ、清浄に必要な風量を
ダクト66へ送る。
2に示すように、外フレーム110と内フレーム112
とでボックス化されており、外フレーム110と内フレ
ーム112との間が、クリーンゾーンユニット58の設
けられたエリアの空気が還流される連通路114となっ
ている。この連通路114へは、パンチングフェイス1
16を介してクリーンエリア42へ供給された清浄な空
気が、床下チャンバ54、空調機84、ダクト66を循
環することなくダイレクトにクリーンゾーンユニット5
8へ還気されるので、空気循環経路を短縮することがで
き、空気抵抗を低減することができる。
リーンエリア42へ供給された清浄空気が連通路114
へショートサーキットすることを防止するため、連通路
114の空気導入口118を覆うように、パンチングフ
ェイス116の外縁から天井パネル56に沿って水平パ
ネル(気流制御板)120が張り出している。これによ
り、天井パネル56に沿った吸い込みの気流を形成する
ことができ、浮遊粒子の量、及び、熱の滞留しているゾ
ーンを低減させることができる。
る風量を可変にする開度可変バルブ126が設けられて
いる。また、天井パネル56の下面側には温度センサ1
28が配置されており、温度センサ128からの検出信
号がコントローラ74へ送信され、開度可変バルブ12
6の開度が調整される。
具体的に述べる。
冷却された空気が、ダクト66を経由して各クリーンゾ
ーンユニットに配分される。このとき、各クリーンゾー
ンユニットに1個配設した温度センサ128により、開
度可変バルブ126の開度(以下、VAV開度という)
を制御して、冷風をクリーンゾーンユニットに必要量だ
け送風する。
荷の大きいエリア42Aでは、温度センサ128からの
信号を受けたコントローラ74が、開度可変バルブ12
6の開度を大きくし、ダクト66からクリーンゾーンユ
ニット58及びフィルタ70を経由してエリア42Aに
吹き出される冷風量が比較的多くなる。
エリア42Bでは、コントローラ74が開度可変バルブ
126の開度を小さくし、エリア42Bに吹き出される
冷風量が比較的小さくなる。この結果、空気導入口11
8から連通路114、ファン72、フィルタ70を順次
経由して、すなわちエリア42Bからクリーンゾーンユ
ニット58にショートサーキットして天井の吹出口から
吹き出される空気量が多くなる。
への空気の循環回数を、従来に比べて大幅に、例えば5
0〜60%程度に低減することができ、かつ、熱負荷の
小さいエリア42Bでは、クリーンゾーンユニット58
からの吹き出し量を充分に維持しつつエリア42Bの冷
え過ぎを防止することができる。すなわち、従来に比べ
て非常に低温の冷風をダクト66に送風することができ
るので、ダクト66への送風量を大きく減らすことがで
き、従って、循環ファン100の駆動に必要なファン動
力を大幅に低減することができる。
減に容易に対応することができ、その際、空気の循環風
量を増やすことなく熱負荷の処理とクリーン度の維持と
を併せて実施することが可能になる。
にもインバータを取り付けてもよい。これにより、製造
装置のレイアウト変更など必要な清浄度に応じて回転数
を任意に設定することができ、また、従来のように間仕
切りしなくても済む。
0を説明する。
は、クリーンルーム40のダクト66に代えて天井プレ
ナムチャンバ152を、また、クリーンゾーンユニット
58に代えてクリーンゾーンユニット154を備えてお
り、冷却された空気は空調機84から天井プレナムチャ
ンバ152へ循環される。第2形態では、第1形態と同
じものには同じ符号を付してその説明を省略する。
リーンエリア160(以下、クリーンエリア160とい
う)内の空気を天井パネル56側からクリーンゾーンユ
ニット154の吸込口側に送風するダクト162が設け
られている。すなわち、ダクト162の空気導入口16
4は天井パネル56側に形成され、ダクト162の空気
導出口170は、クリーンゾーンユニット154内のフ
ァン72上流側に形成されている。ダクト162の中に
は、ダクト内を通過する風量を調節する開度可変バルブ
172が設けられている。開度可変バルブとしては、例
えばVAV(変風量ユニット)又は電動ダンパである。
また、天井パネル56の下面側に配置された温度センサ
128からの検出信号がコントローラ74へ送信され、
開度可変バルブ172の開度が調整される。
リア160に対し、通常、3から5mmAq程度負圧にな
る。従って、クリーンエリア160の空気はクリーンゾ
ーンユニット154に導入されてユニット内の空気と混
合する。
通じて天井プレナムチャンバ152へ戻る空気の温度
を、クリーンエリア160で設定された室温よりも8〜
10℃程度低い温度にまで冷却する。この温度差は、従
来に比べて2倍近く大きい。クリーンエリア160に
は、清浄にされた冷気がクリーンゾーンユニット154
から吹出す。
のために循環風量を多くすることなく、熱負荷が大きい
エリア160A内の空気の一部をクリーンゾーンユニッ
ト154の吸い込み側にショートサーキットさせ、天井
プレナムチャンバ152からクリーンゾーンユニット1
54に供給される低温の空気と混合して吹き出し温度を
調整することが可能になる。このため、空気の循環風量
を従来に比べて大きく低減すること、例えば50%程度
低減することができ、熱負荷処理及びクリーン度維持の
両者を経済的に実現することができる。
いエリア160Aでは、コントローラ74により開度可
変バルブ172の開度が小さくされ、エリア160Aか
らクリーンゾーンユニット154内に導入される空気量
が少なく、天井から吹き出される空気の温度は比較的低
い。
いエリア160Bでは、コントローラ74により開度可
変バルブ172の開度が大きくされ、エリア160Bか
らクリーンゾーンユニット154内に導入される空気量
が多く、天井から吹き出される空気の温度は比較的高
い。
変動が大きいエリアでは、温度センサ128の検出結果
に基づき、ファン72を駆動する電動機の回転数をイン
バータ又は直流モータにより制御し、ダクト162内を
通過する風量を、熱負荷によって決まる最大量からクリ
ーン度維持によって決まる最小量までの範囲内で変動さ
せることにより、天井からの空気の吹き出し温度を調整
して室温を所定範囲内に維持する。
の発熱分布によらず均一に維持できる。
変動が小さいエリアでは、開度可変バルブ172とし
て、オリフィス、ダンパ又はベーンを設けてこれを手動
により調整しても、クリーンエリア160の温度を所定
範囲内に維持することが可能である。
れた非一方向流クリーンエリアが併設されていてもよ
い。この非一方向流クリーンルーム内で熱負荷の大小が
異なるエリアが混在している場合、熱負荷の大きいエリ
アと小さいエリアとを垂れ壁等で区分けすることによ
り、上述したことと同様の作用、効果を奏することがで
きる。
可能である。この場合、クリーンゾーンユニット154
の吸い込み側は、クリーンエリア160に対して通常7
から10mmAq程度負圧になる。
は、ファンフィルタとファンとが一体になったファンフ
ィルタユニット(FFU)を設けてもよい。この場合、
従来に比べてFFUの設置台数を低減でき、しかも、F
FUのファン回転に必要な動力を小さくすることができ
る。
出口に、第1形態と同様の配慮で水平パネル(気流制御
板)を設けてもよい。
エリア内の各エリアの熱負荷に応じて、そのエリア内の
空気の一部を天井から直接クリーンゾーンユニット内に
吸引することができる。これにより、クリーンエリアの
温度を均一に維持するとともに、クリーンルエリア全体
の空気を循環させる空調機のコンパクト化、運転に必要
な動力の低減化を実現できる。
る。
図である。
バ) 66 ダクト(循環手段) 68 枝管(循環手段) 70 フィルタ(清浄手段) 72 ファン(循環手段) 74 コントローラ(開度制御手段) 92 ドライコイル(空調制御手段、冷却コイル) 94 温度センサ 100 循環ファン(循環手段) 114 連通路(短絡送風手段、連通路) 116 パンチングフェイス(吹出口) 118 空気導入口 120 水平パネル(風向板) 126 開度可変バルブ 152 天井プレナムチャンバ(循環手段) 154 クリーンゾーンユニット(個別エリア用チャン
バ) 160 非一方向流クリーンエリア(クリーンエリア) 160A エリア 160B エリア 162 ダクト(短絡送風手段、連通路) 164 空気導入口 172 開度可変バルブ
Claims (9)
- 【請求項1】 クリーンエリアの天井の吹出口に設けら
れた清浄手段と、クリーンエリアの吸込口から空気を排
出して前記清浄手段へ空気を循環させる循環手段と、ク
リーンエリアの吸込口から前記循環手段へ排出された空
気を所定の温湿度に空調する空調手段と、を有するクリ
ーンルームにおいて、 前記空調手段で空調する空気の温度を、前記クリーンエ
リアの熱負荷処理可能な温度にまで下げる空調制御手段
と、 前記清浄手段の上流側にそれぞれ設けられ、前記循環手
段により送風された空気を前記清浄手段を経由させてク
リーンエリアの各エリアに個別に吹き出す個別エリア用
送風手段と、 エリア内の空気の一部を前記個別エリア用送風手段に還
流させる短絡送風手段と、 を有することを特徴とするクリーンルーム。 - 【請求項2】 前記個別エリア用送風手段が、前記清浄
手段の上流側に設けられた個別エリア用チャンバと、前
記個別エリア用チャンバに設けられたファンと、で構成
されたことを特徴とする請求項1に記載のクリーンルー
ム。 - 【請求項3】 前記循環手段により送風された空気の前
記個別エリア用チャンバへの流入量を制御する風量制御
手段を有し、かつ、前記短絡送風手段を前記各エリアに
設けて各エリアの空気を前記個別エリア用チャンバに送
ることを特徴とする請求項2に記載のクリーンルーム。 - 【請求項4】 前記短絡送風手段が、前記各エリアに空
気導入口を有して前記個別エリア用チャンバに連通する
連通路であることを特徴とする請求項2又は請求項3に
記載のクリーンルーム。 - 【請求項5】 前記天井の吹出口外縁から天井と略平行
に張出し、前記空気導入口近傍との間に空気流入路を形
成する風向板を設けたことを特徴とする請求項4に記載
のクリーンルーム。 - 【請求項6】 前記風量制御手段が、前記個別エリア用
チャンバの上流側に設けられた開度可変バルブであるこ
とを特徴とする請求項2〜請求項5の何れかに記載のク
リーンルーム。 - 【請求項7】 前記短絡送風手段が、各エリアと前記個
別エリア用チャンバとを接続するダクトと、前記ダクト
内の通過風量を調節する風量制御手段と、で構成された
ことを特徴とする請求項2に記載のクリーンルーム。 - 【請求項8】 前記風量制御手段が、開度可変バルブで
あることを特徴とする請求項7に記載のクリーンルー
ム。 - 【請求項9】 前記風量制御手段が、前記各エリア内に
設けられた温度センサと、前記温度センサの検出結果に
基づき、前記開度可変バルブの開度を制御する開度制御
手段と、を有することを特徴とする請求項6又は請求項
8に記載のクリーンルーム。
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JP30388499A JP3561191B2 (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | クリーンルーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30388499A JP3561191B2 (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | クリーンルーム |
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JP2001124386A true JP2001124386A (ja) | 2001-05-11 |
JP3561191B2 JP3561191B2 (ja) | 2004-09-02 |
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ID=17926439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP30388499A Expired - Fee Related JP3561191B2 (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | クリーンルーム |
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1999
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