JP2003139351A - 空調システム - Google Patents

空調システム

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JP2003139351A
JP2003139351A JP2001340225A JP2001340225A JP2003139351A JP 2003139351 A JP2003139351 A JP 2003139351A JP 2001340225 A JP2001340225 A JP 2001340225A JP 2001340225 A JP2001340225 A JP 2001340225A JP 2003139351 A JP2003139351 A JP 2003139351A
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の空調システムでは、一度床内空間に冷
風を吐き出し、その冷風を高密度顕熱負荷機器が吸い込
む方式であるため、例えば、機器設置空間に設置される
機器の排出熱量が異なっていたとしても、排出熱量の大
きい機器には多量の冷風を送り、排出熱量の小さい機器
には少量の冷風を送る等の個別調整が困難であった。 【解決手段】 天井内空間から各機器の状況に応じて、
冷風を吹き付けるようにした。さらに、その風向き等
を、機器の場所や種類に応じて変えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【利用される技術分野】本発明は、機種個別に冷気を吹
きだす吹出口を設けた室内機と、容量制御型圧縮機を搭
載した熱源機とを有する空調システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】最近は、電子機器類の高密度化が進んで
機器自体はどんどんコンパクト化されているが、その逆
に、設置面積に対する熱負荷はどんどん大きくなってい
くという現象が見られる。
【0003】図9は、コンピュ−タなどの高密度顕熱負
荷機器が設置された室内で、高密度顕熱負荷機器のみを
集中的に冷却する、従来の局所空調システムの構成図で
ある。なお、図9中、矢印は循環する空気の流れを示し
ている。図9中、空調機は、凝縮器である室外側熱交換
器を有する室外機100と、圧縮機、及び蒸発器である
室内側熱交換器を有する室内機200と、室外機100
と室内機200とを接続する、液管300、及びガス管
301で主に構成されている。また、室内機200の上
面には、室内の空気を吸い込む吸込口があり、さらに、
室内機200の下面からは、冷風を吐き出す吐出ダクト
201が、床面302と、この床面302に固定された
複数の鉄パイプの上に配置されるコンクリート板からな
るアクセス面303とで形成された床内空間304に突
出している。なお、室内機200は、通常は機器設置空
間の隅に置かれている。
【0004】305は、コンピュータ等の高密度顕熱負
荷機器であり、アクセス面303上に設置されている。
なお、アクセス面303のうち、高密度顕熱負荷機器3
05の直下に位置する部分には、複数の開口部があり、
床内空間304に吐出された冷風は、このアクセス面3
03の開口部を通して、高密度顕熱負荷機器305の下
部から内部に送られ、上部に配置されたファン305a
が回転することにより高密度顕熱負荷機器305内部を
下から上に流れることで、内部の熱を奪うことになる。
【0005】高密度顕熱負荷機器305内部を通った空
気は、上部の送風口(図示せず)から機器設置空間30
6に吐出される。なお、この吐出された空気は、再度室
内機200の吸込口から吸い込まれ、冷やされた後に、
吐出ダクト201から吐き出されることになる。
【0006】次に、空調機の詳細構成について、図10
の冷媒回路図に基づいて説明する。なお、図10中、実
線矢印は冷媒の流れを示す。図10中、空調機は、室外
機100aと、室外機100bの2台を有するA,Bの
2系統構成となっており、いずれか一方の室外機が故障
しても、他方の室外機が運転継続し、少なくとも半分の
冷却能力が発揮できるようになっている。また、室外機
100aは、室外側熱交換器101aと、室外側ファン
102aとを有し、この室外側熱交換器101aは、液
管300a、ガス管301aに内部配管を介して接続さ
れている。なお、室外機100bは、室外機100aと
同様の構成をしている。
【0007】また、室内機200も、A,Bの2系統に
なっている。A系統では、圧縮機202aと、室内側熱
交換器203aと、膨張機構204aとが順次配管で接
続されており、圧縮機202aの冷媒の吐出口が内部配
管を介してガス管301aに接続され、膨張機構204
aの冷媒の吸入口が内部配管を介して液管300aに接
続されている。また、圧縮機202aの吸入口に接続さ
れた内部配管には第1の配管温度検知器205aが設置
され、室内側熱交換器203aの吸入口に接続された内
部配管には第2の配管温度検知器206aが設置され、
さらに、室内側熱交換器203aを挟んで、第1の空気
温度検知器207aと第2の空気温度検知器208aと
が設置されており、この第1の配管温度検知器205
a、第2の配管温度検知器206a、第1の空気温度検
知器207a、第2の空気温度検知器208aで検知さ
れた温度情報が室内側制御装置209aに送られる。な
お、室内側制御装置209aは、この温度情報に基づい
て、圧縮機202aの起動周波数、及び膨張機構204
aの開度を調整することになる。室内機200のB系統
も、A系統と同様の構成をしている。
【0008】また、室内側熱交換器203a、203b
の近傍には、室内側送風機210が配置され、動作する
ことにより、室内側熱交換器203a、203bを通過
した空気を吐出ダクト201から吐き出す。
【0009】次に、図10に示した空調機の動作につい
て説明する。圧縮機202aで圧縮、吐出された高温・
高圧のガス冷媒は、ガス管301aを経て室外側熱交換
器101aへ流入する。ここで、室外ファン102aで
送風される空気で冷却され、液化された液冷媒は液管3
00aを経て膨張機構204aに流入し、ここで低温・
低圧の気液二相状態まで膨張、減圧された後に、室内側
熱交換器203aに送られる。室内側熱交換器203a
では、気液二相状態の冷媒が室内送風機210で搬送さ
れた空気により加熱されて低圧のガス冷媒となり、圧縮
機202aへ戻ることになる。
【0010】
【本発明が解決しようとする課題】上述の空調システム
では、一度床内空間304に冷風を吐き出し、その冷風
を高密度顕熱負荷機器305が吸い込む方式であるた
め、例えば、機器設置空間306に設置される機器の排
出熱量が異なっていたとしても、排出熱量の大きい機器
には多量の冷風を送り、排出熱量の小さい機器には少量
の冷風を送る等の個別調整が困難であるという問題があ
った。
【0011】また、最近は筐体が小さいにも拘わらず比
較的大きな熱を発生させる機器も多く存在する。この様
な機器は棚などに複数台並べられて配置されるが、高密
度顕熱負荷機器305のようにファンが無いため、床下
空間304から吐き出される冷風では、上部に位置する
機器は十分に冷却されないという問題があった。さら
に、室内機をアクセス面に設置しなければならない分、
他の機器の設置スペースが小さくなるという問題もあっ
た。
【0012】なお、特開2000−18663号公報に
は、システム天井裏空間に外部から冷水配管を通じて冷
却水を循環送流する冷却コイルユニットと、ファンフィ
ルタユニットとを組み合わせて配置し、このファンフィ
ルタユニッタからクリーンルーム内の製造装置に冷風を
送って、顕熱負荷を処理し、暖められた空気をフリーア
クセス下の床下空間、リターンシャフトを介してシステ
ム天井裏空間に送る局所空調システムが記載されてい
る。また、ここでは、クリーンルーム内の生産ラインの
レイアウト変更や、増設に簡単に対処できるように、冷
却コイルユニットとファンフィルタユニットとの間をフ
レキシブルダクトでつなぎ、製造装置の配置が変更にな
っても、冷却コイルユニットの配置を変更することな
く、ファンフィルタユニットの配置変更と、フレキシブ
ルダクトの引き回し、接続替えのみで対処できるように
している。
【0013】しかし、このような冷却水を使用する方法
では、水回路を天井裏空間の冷却コイルユニットまで引
き込まなければならず、水漏れ等の問題が発生する可能
性があるという問題があった。また、ファンフィルタユ
ニットの吐出口近傍に配置された温度センサで検出した
温度に基づいて冷却コイルユニットに通流する冷水流量
を制御するしかできず、さらに直下にしか送風できない
ため、効率良い空調制御ができないという問題があっ
た。
【0014】また、水配管の変更には多大な負荷を要
し、基本的に冷却コイルユニット本体の移動はできない
ため、生産ラインのレイアウト変更や、増設に対処する
ために、ファンフィルタユニットの配置変更と、フレキ
シブルダクトの無理な引き回しが発生し、接続替え等の
作業が必要となり、コスト高になったり、長時間室内の
空調を停止させなければならないという問題があった。
そして、ダクトの無理な引き回しは圧損増加による送風
動力の増加につながり、省エネ性を阻害する。
【0015】この発明は上述の問題を解決するためにな
されたものであり、高密度顕熱負荷機器等の位置や機
種、排出する熱量に応じて、送る冷風量・方向を調整で
き、効率よい局所冷却ができる空調システムを提供する
を目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明における空調シ
ステムでは、室内側熱交換器と、膨張機構と、室内側送
風機とを備えた室内機と、圧縮機と室外側熱交換器とを
備え、室内機と液管及びガス管で接続された室外機とを
有し、室内機は、上から天井内空間、機器設置空間、床
内空間に分割した室内の天井内空間に配置されているも
のとした。
【0017】さらに、天井内空間と床内空間とは、送風
機を有するダクトで接続されているものとした。
【0018】さらに、天井内空間には、外から大気を取
り込む大気取り込み手段が配置され、床内空間には、外
に空気を吐き出す空気吐き出し手段が配置されているも
のとした。
【0019】さらに、機器設置空間内に配置された機器
の位置と種類に従って、室内機の風向き方向を制御する
風向制御手段を有するものとした。
【0020】さらに、風向制御手段は、設置された機器
が床内空間に排気する空気吐出装置を有するか否かに従
って、風向き方向を変えるものとした。
【0021】さらに、室内機は、機器設置空間内に配置
された機器の内部温度を検知する検知手段と、検知した
内部温度に従って、室内機の膨張弁の弁開度、又は室内
側送風機の回転数の少なくとも一方を制御する室内機制
御手段とを有するものとした。
【0022】さらに、室内機は、機器設置空間内に配置
された機器の周囲温度を検知する検知手段と、検知した
周囲温度に従って、室内機の膨張弁の弁開度、又は室内
側送風機の回転数の少なくとも一方を制御する室内機制
御手段とを有するものとした。
【0023】また、この発明における空調システムは、
室内側熱交換器と、膨張機構と、室内側送風機とを備え
た室内機と、圧縮機と室外側熱交換器とを備え、室内機
と液管及びガス管で接続された室外機とを有し、室内機
は、上から機器設置空間、床内空間に分割した室内の床
内空間に配置されているものとした。
【0024】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1における空調システムの構成図である。
なお、図1中、矢印は循環する空気の流れを示す。図1
中、室内は、機器設置空間1と、上部のコンクリート天
井面2と、このコンクリート天井面2に固定された金属
部材により、コンクリート天井面2からつり下げられる
ように設置された天井面3とから形成される天井内空間
4と、下部の床面5と、この床面5に固定された複数の
金属部材の上に配置されたコンクリート板からなるアク
セス面6とから形成された床内空間7とに分割されてい
る。また、このアクセス面6の壁に沿った一部に穴が形
成され、この穴に対向する天井面3にも穴が形成されて
おり、この2つの穴の間に、内部に送風機8を有するダ
クト9が設置されている。
【0025】また、天井面3には、送風口が機器設置空
間内部に向くように2台の室内機20a、20bが設置
され、室外に配置された室外機50と、液管80、ガス
管81で接続されている。なお、この具体的な接続状態
は、図2に示す様になる。さらに、上部に空気吸込口
(図示せず)、下部に床内空間7に空気を吐き出すため
のファンを備えた空気吐出装置82を有する複数の高密
度顕熱負荷機器83が、アクセス面6上に設置されてい
る。
【0026】次に、この室内機20a,20bと、室外
機50と、液管80と、ガス管81とで主に構成される
空調機の詳細について、図3に基づいて説明する。な
お、図3中、矢印は冷媒の流れを示す。図3中、室外機
50は、インバータにより周波数可変に駆動される圧縮
機51と、室外側熱交換器52と、室外側ファン53と
を有し、さらに、圧縮機51は入口側配管を介してガス
管81に接続し、室外側熱交換器52は出口側配管を介
して液管80に接続している。また、この圧縮機51と
ガス管81とを結ぶ入口側配管と、室外側熱交換器52
と液管80とを結ぶ出口側配管との間には、絞り装置5
4を有するバイパス管55が接続し、室外側熱交換器5
2の出口側配管とバイパス管55の絞り装置54よりも
下流側とを熱交換させる冷凍効果増大熱交換器56が設
置されている。さらに、圧縮機51の入口側配管には冷
媒圧力を検知する蒸発圧力検知器57が設置され、この
蒸発圧力検知器57で検知された圧力情報が室外側制御
装置58に送られる。なお、室外側制御装置58は圧縮
機51の周波数を制御し、さらに、圧力情報を室外側伝
送装置59を介して室内機に送る。
【0027】また、室内機20aでは、液管80が分岐
した液分岐管21aと、この液分岐管21aに接続され
た膨張機構22aと、この膨張機構22aに接続された
室内側熱交換器23aと、この室内側熱交換器23aに
接続されたガス分岐管24aと、機器設置空間内に室内
側熱交換器23aで冷やされた冷風を送る室内送風機2
5aとを有し、また、このガス分岐管24aがガス管8
1に接続している。
【0028】また、膨張機構22aと室内側熱交換器2
3aとを接続する内部配管には第1の配管温度検知器2
6aが設置され、室内側熱交換器23aの吐出口に接続
された内部配管には第2の配管温度検知器27aが設置
され、さらに、室内側熱交換器23aを挟んで、第1の
空気温度検知器28aと第2の空気温度検知器29aと
が設置され、この第1の配管温度検知器26a、第2の
配管温度検知器27a、第1の空気温度検知器28a、
第2の空気温度検知器29aで検知された温度情報が室
内制御装置30aに送られる。なお、室内側制御装置3
0aは、第1の配管温度検知器26a、第2の配管温度
検知器27a、第1の空気温度検知器28a、第2の空
気温度検知器29a、及び、高密度顕熱負荷機器83の
内部、又は周辺近傍に設置された温度検出器を通して機
器の温度を検知する機器温度検知器31aなどからの温
度情報を受けて膨張機構22aの開度、室内送風機25
aの回転数を制御し、さらに、温度情報を室内側伝送装
置32aを介して室外機に送る。なお、室内機20b
も、室内機20aと同様の構成である。また、室内送風
機25a、25b等の空調機の風向き制御は、風向制御
装置により統括的に制御される。
【0029】次に、各室内機の風向き制御について、図
4の風向制御システム構成図で説明する。高密度顕熱負
荷機器等が設置されるような機器設置空間の空調は、高
密度顕熱負荷機器等にのみ集中して冷風を送る局所空調
であるため、人手で適当に各室内機の風向きを設定した
のでは、効率のよい制御ができない。そこで、図4の風
向制御システムでは、機器設置空間内での機器の配置や
性質に従った、最適な風向制御を実現している。
【0030】図4中、風向制御装置33と風向設定装置
34とは、通信線35で接続されている。また、風向設
定装置34は、ディスプレー34aとマウス34bとを
有している。このような構成の風向制御システムでは、
まず、部屋管理者(コンピュータルームの場合には、い
わゆるシステム管理者)が、ディスプレー34aに表示
された部屋の平面図上に、マウス34bを使って、機器
を設置する場所と、その機器の種類とを関連付けて、例
えば図4の機器範囲36の様に書き込む。なお、機器の
種類とは、例えば、下部に空気吐出装置を有する高密度
顕熱負荷機器か、上部に空気吐出装置を有する高密度顕
熱負荷機器か、あるいは、小型の顕熱負荷機器を複数台
棚に配置した高密度顕熱負荷機器群か等である。この、
風向設定装置34からの情報は、風向制御装置33に送
られる。
【0031】風向制御装置33では、機器設置空間内で
の機器の設置位置から、その機器と、その機器に一番近
い室内機とを対応させることで一番近い室内機から冷風
を送るようにし、さらに、機器と室内機との距離、及び
機器の種別から、その室内機での風向きを決定する。例
えば、下部に空気吐出装置を有する高密度顕熱負荷機器
の場合には、高密度顕熱負荷機器の上部に集中的に冷風
を送るようにし(空気吐出装置があるので、上部に送れ
ば、冷風が機器内部を通る)、上部に空気吐出装置を有
する高密度顕熱負荷機器の場合には、高密度顕熱負荷機
器の下部に集中的に冷風を送るようにし、高密度顕熱負
荷機器群の場合には、機器の前面、又は後面等の周囲に
冷風を送るようにする(棚に設置される為、上部に冷風
を送っても、下の方には冷風が行き渡らない)。
【0032】次に、図1、2、3に示す空調システムで
の動作について説明する。なお、室内機20a、室内機
20bは同様の動作を行うので、添え字は省略して説明
することとする。まず、圧縮機51で圧縮、吐出された
高温・高圧のガス冷媒は室外側熱交換器52へ流入す
る。ここで、圧縮機51の周波数は、室外側制御装置5
8が、蒸発圧力検知器57、及び室外側伝送装置59を
介して送られた各室内機での温度情報に基づいて計算さ
れる。また、室外側ファン53で送風される空気と熱交
換することで、冷媒は冷却されて液冷媒となり、液管8
0、液分岐管21を介して膨張機構23に流入し、ここ
で低温・低圧の気液二相状態まで膨張、減圧される。
【0033】膨張機構23で膨張、減圧された気液二相
状態の冷媒は、室内側熱交換器23で、室内側送風機2
5で搬送された空気と熱交換することにより蒸発して低
圧のガス冷媒となる。なお、膨張機構23の開度は、室
内側制御装置30が、各温度検知器から受けた温度情
報、および室内側伝送装置32を介して受けた室外機の
圧力情報に基づいて計算し、決定される。また、室内側
送風機25の回転数も、室内側制御装置30により制御
される。
【0034】室内側熱交換器23で冷却され冷風は、送
風口から機器設置空間1内に送られるが、風向制御装置
33により、送風口の風向きが高密度顕熱負荷機器83
の上方に向いているため、冷風は高密度顕熱負荷機器8
3に向かって直接吹き出されることになる。また、高密
度顕熱負荷機器83内部を通ることで暖められた空気
は、空気吐出装置82で床下空間7に吐出される。この
吐き出された暖かい空気は、送風機8が下から上に空気
を送るように動作することで、床下空間7、ダクト9を
流れて天井内空間4に送られ、再度室内機20の室内側
熱交換器23で冷される。
【0035】室内熱交換器23で蒸発したガス冷媒は、
ガス枝管24、ガス管81を介して圧縮機51へ戻る。
なお、室外側熱交換器52を出た液冷媒の一部がバイパ
ス管55へ流れ、絞り装置54で減圧されて温度が低
下、低温・低圧の気液二相状態となり、冷凍効果増大熱
交換器55にて、室外側熱交換器52を出た液冷媒と熱
交換してガス化し、圧縮機51の吸入側で室内機を経て
きた流れと合流する。
【0036】なお、図2では下部に空気吐出装置82を
有する高密度顕熱負荷機器83を設置しているが、図5
に示すような上部に空気吐出装置を有する高密度顕熱負
荷機器84の場合には、下部から冷風を機器内部に吹き
込ませるような風向きなったり、図6に示すような棚8
5に複数の顕熱負荷機器86が配置された高密度顕熱負
荷機器群87の場合には、各機器の前面、又は後面等の
周囲に冷風を送るようになる。
【0037】このように、機器の配置や種別に応じて自
動的に最適な風向設定をするので、冷却効率が向上す
る。なお、顕熱処理のみを対象とした膨張式の空調機で
は、対人空調機と異なり、潜熱負荷を除去する必要がな
いので、吹出し温度の低下により結露が発生する可能性
がなく、また、水漏れの心配もないので室内機をどこに
配置させても水による機器等のさび発生を考慮する必要
はない。さらに、室内機直近の冷媒配管は比較的変形
(曲げ等)が容易なので、被空調機器の移設において
も、室内機の風向変更だけで対応できない場合でも、室
内機の移設が容易なため、ダクト等を介することなく被
空調機器の直近で、送風動力を抑えた省エネ空調ができ
る。
【0038】また、室内機20へ流れる冷媒は、バイパ
ス管55へ流れる分だけ減少することになるが、その分
だけ液冷媒の温度が低下し、室内機20で蒸発する際の
冷凍効果(冷媒の出口エンタルピと入口エンタルピの
差)が増大し、熱エネルギ−上は損失がない。すなわ
ち、蒸発能力=冷媒流量(kg/h)×冷凍効果(kW/kg)
という計算式において、冷媒流量が小さくなるが冷凍効
果が大きくなり掛け算は同じ結果になるのである。従っ
て、バイパス管をもうけたことで、室内機20へ流れる
冷媒流量が小さくなり、液管80での摩擦損失を著しく
減少させることができる。
【0039】さらに、それぞれの室内機毎に膨張機構の
開度や室内側送風機の回転数を調整できるので、機器個
別に設けた温度検出器から得る値に応じ個別に調整がで
き、高密度顕熱負荷機器の排出熱量に応じた冷風制御が
可能になる。
【0040】なお、ここでは、風向設定システムは、機
器の設置場所と機種のみで風向きを制御したが、例え
ば、風向設定機器から、特に冷却させたい面や、機器の
空気吸入口を指定するようにし、これに応じて、送風す
る室内機や、風向きを制御させるようにしてもよい。
【0041】実施の形態2.なお、この図1に示す空調
システムでは、床下空間7に吐き出した暖かい空気を、
天井内空間4に送り、室内機で冷却した後に、機器設置
空間内に送るという循環系にしたが、図7に示すよう
に、床内空間7に吐き出した空気を、空気吐き出し手段
である搬送手段10により外に排出し、大気取り込み手
段である外調機11により、外の大気を天井内空間4に
取り込むように構成してもよい。このようにすれば、ダ
クトを機器設置空間内に設ける必要がなくなり、機器を
配置するスペースをさらに大きくすることができる。
【0042】実施の形態3.なお、天井内空間に室内機
を設けなくとも、床内空間で、各機器の下部に室内機を
設けるような構成であっても、機器の負荷に応じた個別
の空調は可能でなる。図8は、実施の形態3での空調シ
ステムの構成を示す構成図である。図8中、上部に空気
吐出装置85を有する高密度顕熱負荷機器86の下部の
床内空間12には、上部に送風口を有する室内機41が
設置されている。また、機器設置空間の隅には送風機1
2を有するダクトが配置され、室内上部に溜まった暖か
い空気を送風機12を動作させることで、床内空間7に
送っている。このような構成でも、機器の熱負荷に応じ
た個別の冷却処理が可能となる。
【0043】
【発明の効果】このように、この発明では、高密度顕熱
負荷機器等の位置や機種、排出する熱量に応じて、最適
な冷却処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1における空調システムの構成図
である。
【図2】 空調機の概略図である。
【図3】 実施の形態1における空調機の冷媒回路図で
ある。
【図4】 風向制御システムの構成図である。
【図5】 実施の形態1における空調システムの構成図
である。
【図6】 実施の形態1における空調システムの構成図
である。
【図7】 実施の形態2における空調システムの構成図
である。
【図8】 実施の形態3における空調システムの構成図
である。
【図9】 従来の空調システムの構成図である。
【図10】 従来の空調機の冷媒回路図である。
【符号の説明】
1 機器設置空間、 2 コンクリート天井面、 3
天井面、4 天井内空間、 5 床面、 6 アクセス
面、 7 床内空間、8 送風機、 9 ダクト、 1
0 搬送手段、 11 外調機、12 送風機、20
室内機、 21 液分岐管、 22 膨張機構、23
室内側熱交換器、 24 ガス分岐管、 25 室内側
送風機、26 第1の配管温度検知器、 27 第2の
配管温度検知器、28 第1の空気温度検知器、 29
第2の空気温度検知器、30 室内側制御装置、 3
1 機器温度検知器、 32 室内側伝送装置、33
風向制御装置、 34 風向設定装置、 34a ディ
スプレー、34b マウス、 35 通信線、 36
機器設置場所、41 室内機、 50 室外機、 51
圧縮機、 52 室外側熱交換器、53 室外側ファ
ン、 54 絞り装置、 55 バイパス管、56 冷
熱効果増大熱交換器、 57 蒸発圧力検知器、58
室外側制御装置、 59 室外側伝送装置、81 ガス
管、 82 空気吐出装置、 83 高密度顕熱負荷機
器、84 高密度顕熱負荷機器、 85 棚、 86
顕熱負荷機器、87 高密度顕熱負荷機器群、 88
ファン、89 高密度顕熱負荷機器。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内側熱交換器と、膨張機構と、室内側
    送風機とを備えた室内機と、圧縮機と室外側熱交換器と
    を備え、前記室内機と液管及びガス管で接続された室外
    機とを有し、前記室内機は、上から天井内空間、機器設
    置空間、床内空間に分割した室内の前記天井内空間に配
    置されていることを特徴とする空調システム。
  2. 【請求項2】 天井内空間と床内空間とは、送風機を有
    するダクトで接続されていることを特徴とする請求項1
    に記載の空調システム。
  3. 【請求項3】 天井内空間には、外から大気を取り込む
    大気取り込み手段が配置され、床内空間には、外に空気
    を吐き出す空気吐き出し手段が配置されていることを特
    徴とする請求項1に記載の空調システム。
  4. 【請求項4】 機器設置空間内に配置された機器の位置
    と種類に従って、前記室内機の風向き方向を制御する風
    向制御手段を有することを特徴とする請求項1から請求
    項3のいずれかに記載の空調システム。
  5. 【請求項5】 風向制御手段は、設置された機器が床内
    空間に排気する空気吐出装置を有するか否かに従って、
    風向き方向を変えることを特徴とする請求項4に記載の
    空調システム。
  6. 【請求項6】 室内機は、機器設置空間内に配置された
    機器の内部温度を検知する検知手段と、前記検知した内
    部温度に従って、室内機の膨張弁の弁開度、又は室内側
    送風機の回転数の少なくとも一方を制御する室内機制御
    手段とを有することを特徴とする請求項1から請求項5
    のいずれかに記載の空調システム。
  7. 【請求項7】 室内機は、機器設置空間内に配置された
    機器の周囲温度を検知する検知手段と、前記検知した周
    囲温度に従って、室内機の膨張弁の弁開度、又は室内側
    送風機の回転数の少なくとも一方を制御する室内機制御
    手段とを有することを特徴とする請求項1から請求項5
    のいずれかに記載の空調システム。
  8. 【請求項8】 室内側熱交換器と、膨張機構と、室内側
    送風機とを備えた室内機と、圧縮機と室外側熱交換器と
    を備え、前記室内機と液管及びガス管で接続された室外
    機とを有し、前記室内機は、上から機器設置空間、床内
    空間に分割した室内の床内空間に配置されていることを
    特徴とする空調システム。
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