JP2019127615A - 高炉の原料装入方法 - Google Patents

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将大 燒谷
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【課題】鉱石傾斜角を増大させ、炉内の通気性改善(圧損低減)を行う。【解決手段】本発明の高炉1の原料装入方法は、ペレット比率が20〜40%の鉱石2を、コークス3と交互に層状になるように、ベル・アーマー方式で高炉1の炉内に装入するに際し、1チャージ分の原料装入操作では、コークス装入操作を2バッチに亘って行った後、鉱石装入操作を複数バッチ回に亘って行い、1バッチ目、2バッチ目のコークス装入操作、及び1バッチ目の鉱石装入操作のベルの開度及び開速度を等しくし、最終バッチの鉱石装入操作においては、コークス装入操作の1バッチ目と2バッチ目の開速度の平均値UCに対する開速度比(UOlast/UC)を0.2〜0.7とするか、または、コークス装入操作の1バッチ目と2バッチ目の開度の平均値に対する開度比(hOlast/hC)を0.3〜0.7とするか、または、前述の両条件を同時に満たすようにして、最終バッチの鉱石2を装入する。【選択図】図1

Description

本発明は、ベル・アーマーを用いて高炉内に原料を装入する高炉の原料装入方法に関するものである。
従来より、高炉では、炉頂部より鉱石とコークスを交互に層状に装入し、且つ炉下部に備えられている羽口より熱風(高温の空気+酸素)を送風することで、鉱石を昇温還元しつつ溶銑が製造されている。このような固気向流型の反応炉である高炉において安定した操業を行うためには、羽口より吹き込まれた空気の炉内での通気性を確保する、言い換えれば、充填層の圧力損失(圧損)を低位に保ち、荷下がりを安定させることが重要である。
高炉に装入される原料については、還元材としてコークスなどが用いられ、鉱石としては焼結鉱、鉄鉱石ペレット、塊鉱石、メタルなどが代表的に用いられている。これらの原料のうち、コークスについては、高炉内で上述した「還元材」としての役割以外に、「熱源」、「加炭材」、「スペーサー」としての役割を果たすことが知られている。すなわち、コークスには、レースウェイで燃焼(C+O2→CO2)に用いられる「熱源」の役割、鉱石還元に必要なCOガスを生成(C+CO2→2CO、FeOn+nCO→Fe+nCO2)する「還元材」の役割、溶鉄へ浸炭し融点を低下させる「加炭材」の役割、通気通液性を確保するための「スペーサー」の役割がある。
なお、羽口から吹き込む補助燃料(代表的には微粉炭(PC))でも、上述した「熱源」、「還元材」、「加炭材」の役割を担うことは可能である。しかし、通気通液性を確保するための「スペーサー」の役割は、コークスでしか担うことができない。
特に、近年の高炉操業においては、CO2削減や石炭資源の劣質化対応として低コークス比、高PC比操業が志向されているが、低コークス比操業を行うとスペーサーとして機能するコークス量が低下するため炉内通気性が悪化するという問題(結果として、操業が不安定化するという問題)が生じる。したがって、低コークス比操業の実現に向けては、低コークス比しても通気改善(圧損低減)ができるような何らかの手段を講じることが必要である。
つまり、高炉操業では、装入物分布(高炉半径方向での鉱石とコークスの層厚比)を変化させることで、炉内でのガス流れを制御している。具体的には、鉱石とコークスでは、コークスの方が粒径が大きく、コークス層の方が充填層空隙率が大きいため、高炉内の鉱石とコークスの層厚比(鉱石層厚/コークス層厚)が大きいほどガスが流れにくくなる。
また、高炉内には鉱石層が溶融して相互に融着した領域(以下、融着帯)が存在する。このような融着層は通気抵抗が大きくガスが流れにくいため、炉内上昇ガスは融着帯を避けてコークススリット側を水平方向に通過する傾向がある。それゆえ、一般的な高炉操業では、圧損が高い融着帯を逆V型に形成することで中心ガス流を維持し、炉内圧損を低下させつつ安定した操業を可能としている。
上述した鉱石層やコークス層は、ベル・アーマーなどを用いて原料を炉内に装入することで形成されている。詳しくは、ベルカップから排出された原料は、アーマー(反発板)で反発させられて炉内へ装入される。このアーマーの押出し距離によって周辺部の装入物分布が制御可能となっている。
また、ベルカップから周辺部に向かう原料の装入ルートとは別に、塊コークスの一部を専用のシュートから高炉の中心部に装入する原料装入方式(いわゆる、コークス中心装入方式)が採用される場合もある。このようなコークス中心装入では、高炉中心部の装入物分布は中心コークスの装入質量により制御されている。さらに、高炉の中間部の装入物分布は装入したコークスと鉱石の傾斜角度の差に依存しており、鉱石の傾斜角を増大させることで高炉の通気性が良好になることが知られている。
例えば、上述したベル・アーマーを用いた原料装入技術においては、以下の特許文献1〜特許文献4に示すような手段で通気性の改善が行われている。
特許文献1は、ベル高炉の操業においてコークス等の固体炉芯部の活性化を図り、通気性を良好に保ち、炉況を安定に維持することに最適な高炉中心ガス流の強化方法を提供することを目的としている。
具体的には、特許文献1は、高炉内へコークスと鉱石を層状に装入するベル高炉の操業において、先に装入した高炉内のコークス表面に鉱石を装入するに当たり、大ベル上を排出する鉱石の排出速度を調節することで、高炉の炉芯部の通気性を常に適正な状態に保つ技術を開示している。
特許文献1の作用効果としては、高炉操業時における炉芯部の活性度に応じて、コークスを炉半径方向でその分布を適正かつ確実に形成させることができ、適切な高炉内融着帯形状を安定して得ることが可能となったため、炉芯部の通気性を常に適正な状態に保つことができるとされている。つまり、特許文献1では、炉芯部コークス層の通気性・通液性不良に由来する炉況異常をきたすことなく推移させることができ、高炉操業状況を安定に維持しつつ高レベルの操業を確保することができる。
特許文献2は、軸心部に形成される円柱形状の中心コ−クス堆積層の径を任意に変更できる原料装入方法を提供することを目的としている。
具体的には、特許文献2は、ベル式高炉の炉頂部にコークス専用投入シュ−トを設けて、中心コ−クスを高炉の軸心部に装入する方法において、中心コ−クスとその他の装入原料の供給速度を中心コ−クス堆積層の径が所定の値となるように制御することを特徴とするベル式高炉における原料装入方法を開示している。
特許文献2の作用効果としては、軸心部近傍のガス流速分布の制御性が向上するので、原料性状の変動や炉壁付着物の生成などにより、炉内の通気性が悪化した場合には、特許文献2の技術を適用して、軸心部の中心コ−クスの堆積層の円柱形状の径が大きくなるように制御して、炉内通気性を改善することができる。反対に、原料性状の変動により、炉内通気性が良くなりすぎて炉の還元効率が悪化し、燃料比の上昇が見られる場合には、特許文献2の技術を適用して、軸心部の中心コ−クスの堆積層の円柱形状の径が小さくなるように制御して、軸心部への鉱石や劣質原料の流れ込みを完全にブロックしつつ、中心ガス流を低下させることができ、炉の還元効率を向上させることができる。
特許文献3は、高炉操業における炉内カスの分布状態、すなわち炉内半径方向のガス組成分布あるいはガス温度分布を制御することを目的としている。
具体的には、特許文献3は、ベル式高炉の炉内ガス分布の制御に際し、炉頂における炉内半径方向のガス組成分布あるいはガス温度分布に基づいて、ベル開度またはベル開速度を調整して、装入物の炉内半径方向の落下軌跡を変化させることによって、装入物の炉内分布状態を調整して炉内ガス分布を制御することを特徴とする高炉炉内ガス分布制御方法を開示している。
特許文献3の作用効果としては、炉内ガス温度の分布あるいはベル開速度を調整することで、所望のガス分布を得ることが可能なので、常に適正なガス分布を得ることができるとされている。
特許文献4は、大ベルの開度、開速度の1以上を自動制御して半径方向の装入原料分布の調整および細粒原料使用量の増加を可能ならしめる方法を改良することを目的としている。
具体的には、特許文献4は、ベル式高炉において、装入原料の粒度構成を高炉々内に装入する直前に測定し、測定した粒度構成の特に大塊原料の比率に基づいて当該原料の炉内装入所要時間を予測し、当該予測時間が設定した炉内装入時間と異なる場合に、大ベルの開度、開速度の1以上を制御して当該原料の炉内装入所要時間に維持しようとする高炉の原料装入方法を開示している。この特許文献4では、特に大塊原料として25mm以上の粒度の原料比率に基いて当該原料の炉内装入所要時間を予測するものとしている。
特許文献4の作用効果としては、簡単な設備で装入原料の大塊比率のみを計測して装入時間を予測し、これに基づいて大ベルの開度、開速度の1以上をフィードフォーワード制御することにより、大ベル操作法において装入物分布制御を微細且つ高精度で行うことを可能ならしめたもので、ガス流分布の所期の目的を容易に達成できるといった効果が挙げられる。
特開2000−273508号公報 特開2000−265203号公報 特開昭59−9109号公報 特開平01−042508号公報
ところで、特許文献1を参照すると、鉱石傾斜角を制御することで炉内圧損の低減を狙ったものでなく、中心コークス堆積層の径を制御している。また、鉄鉱石ペレットについての詳細な記載がされていない。さらに、ベル開速度についての詳細な記載もされていない。すなわち、特許文献1は、目的、技術的課題、作用効果が、本願発明と異なるものである。
特許文献2を参照すると、鉱石傾斜角を制御することで炉内圧損の低減を狙ったものでなく、中心コークス堆積層の径を制御するものとなっている。また、特許文献2は1バッチ目の鉱石装入においてベル開速度が小さいケースがあり、下ベル制御方法が異っている。さらに、特許文献2は、鉄鉱石ペレットについての詳細な記載がされていない。すなわち、特許文献2は、目的、作用効果が、本願発明と異なるものである。
特許文献3を参照すると、鉱石傾斜角を制御することで炉内圧損の低減を狙ったものでなく、炉内半径方向のガス組成分布あるいはガス温度分布を制御している。また、特許文献3は1バッチ目の鉱石装入においてベル開速度が小さいケースがあり、下ベル制御方法が異っている。さらに、特許文献3は、鉄鉱石ペレットについての詳細な記載がされていない。すなわち、特許文献3は、目的、作用効果が、本願発明と異なるものである。
特許文献4を参照すると、鉱石傾斜角を制御することで炉内圧損の低減を狙ったものでなく、細粒原料使用量の増加を目的とするものとなっている。この特許文献4でも、鉄鉱石ペレットについての詳細な記載がされていない。すなわち、特許文献4も、目的、作用効果が、本願発明と異なるものである。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、最終バッチの鉱石装入時における下ベル開速度、最終開度を低下させることにより、鉱石傾斜角を増大させ、高炉内の通気性改善(圧損低減)が可能であると共に、通気余裕を活用したコークス比の低減が可能である高炉の原料装入方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の高炉の原料装入方法は以下の技術的手段を講じている。
即ち、本発明の高炉の原料装入方法は、鉱石中のペレット比率が20〜40%とされた鉱石を、コークスと交互に層状になるように、ベル・アーマー方式の原料装入装置を用いて高炉の炉内に装入する原料装入操作を、複数のチャージに亘って繰り返し行う高炉の原料装入方法において、前記1チャージ分の原料装入操作では、前記コークスを装入するコークス装入操作を2バッチに亘って行った後、前記鉱石を装入する鉱石装入操作を複数バッチ回に亘って行い、前記1バッチ目のコークス装入操作時のベルの開度、2バッチ目のコークス装入操作のベルの開度、及び1バッチ目の鉱石装入操作のベルの開度を等しくしたまま前記コークス及び鉱石を装入するものとし、且つ前記1バッチ目のコークス装入操作時のベルの開速度、2バッチ目のコークス装入操作のベルの開速度、及び1バッチ目の鉱石装入操作のベルの開速度を等しくしたまま前記コークス及び鉱石を装入するものとし、前記複数バッチ回のうちの最終バッチの鉱石装入操作においては、前記コークス装入操作の1バッチ目と2バッチ目の開速度の平均値UCと、前記鉱石装入操作の最終バッチの開速度UOlastとの比である開速度比(UOlast/UC)が0.2〜0.7となる条件、または、前記コークス装入操作の1バッチ目と2バッチ目の開度の平均値hCと、前記鉱石装入操作の最終バッチの開度hOlastとの比である開度比(hOlast/hC)が0.3〜0.7となる条件の少なくとも一方を満足するように、前記最終バッチの鉱石を装入することを特徴とする。
本発明の高炉の原料装入方法によれば、最終バッチの鉱石装入時における下ベル開速度、最終開度を低下させることにより、鉱石傾斜角を増大させ、高炉内の通気性改善(圧損低減)が可能であると共に、通気余裕を活用したコークス比の低減が可能である。
本発明の原料装入方法により原料が装入される高炉を示した図である。 本発明の原料装入方法による原料装入手順を模式的に示す断面図である。 高炉への原料の装入状態を、原料中にペレットが使用された場合と、使用されていない場合とで比較した断面のイメージ図である。 本発明の原料装入方法により高炉に装入された原料の装入状態を示す断面図である。 開速度比(UOlast/UC)が鉱石傾斜角に与える影響をまとめた図である。 開度比(hOlast/hC)が鉱石傾斜角に与える影響をまとめた図である。 コークス比と炉内圧損との関係を示した図である。 ベルの開度と開速度との関係を説明した図である。
以下、本発明にかかる高炉1の原料装入方法の実施形態を、図を参照して説明する。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明を具体化した一例であって、その具体例をもって本発明の構成を限定するものではない。
本発明は、鉄鉱石ペレットを含む鉱石2と、コークス3とを交互に層状に装入する高炉1の原料装入方法に関する技術である。具体的には、本発明の原料装入方法は、鉱石2中のペレット比率(鉄鉱石ペレットの比率)が20〜40%とされた鉱石2を、コークス3と交互に層状になるように、ベル・アーマー方式の原料装入装置4を用いて高炉1の炉内に装入する原料装入操作を、複数のチャージに亘って繰り返し行うものとなっている。この1チャージ分の原料装入操作では、コークス3を装入するコークス装入操作を2バッチに亘って行った後、鉱石2を装入する鉱石装入操作を複数バッチ回に亘って行うものとなっている。
まず、本発明の原料装入方法が行われる高炉1について説明する。
図1に示すように、高炉1は、炉頂部より鉱石2とコークス3を交互に層状に装入し、且つ炉下部に備えられている羽口5より熱風(高温の空気+酸素)を送風することで、鉱石2を昇温還元しつつ溶銑が製造する設備である。具体的には、高炉1では、炉頂から塊鉱石、鉄鉱石ペレット、焼結鉱、石灰石等の鉱石原料(鉱石2)とコークス3とが交互に層状に装入され、炉下部の羽口5から熱風を吹き込んで、鉱石原料の還元、溶融等の一連の反応を行わせ、銑鉄を製造している。
このような高炉1への原料装入は本発明ではベル・アーマーを用いて行われており、本発明の高炉1はベル・アーマー方式となっている。具体的には、本発明の高炉1は、コークス3を炉中心に装入しつつ、ベル・アーマーを用いて周辺部(炉の外周部)に原料を装入するものとなっている。ベルやアーマー7を用いないベルレス式の高炉は、本発明の高炉1には含まれない。
図2に示すように、ベル・アーマーを用いた原料装入方法では、ベルカップ6から排出された原料は、アーマー7(反発板)で反発されて炉内へ装入される。原料の落下位置はアーマー7の押し出し量により調整を行うことができる。ベル・アーマーを用いて装入を行うと、装入された原料の一部は、先に堆積していた層の傾斜角に合わせて、落下位置から炉内側へ流れ込み、炉内に原料が堆積する。
より詳しく説明すれば、本実施形態のベル・アーマーは、下方に向かうにつれて広がる円錐形状のベルカップ6を上下に1つずつ有しており、これら上下のベルカップ6はいずれも上下方向に移動可能となっている。つまり、上側のベルカップ6を下方に移動させると、ベルカップ6の上方に隙間が形成され、この隙間を通して所定量の原料を落下させることができる。次に、上側のベルカップ6を上方に動かして隙間を閉じてから、下側のベルカップ6を上側のものと同様に下方に移動させる。そうすると、下側のベルカップ6の上方に隙間が形成され、炉内に所定量の原料を落下させることができる。なお、以降では、本発明の原料装入方法で制御の対象となる下側のベルカップ6を、単にベルと呼ぶ。
一方、本発明の原料装入方法は、上述したように高炉の中心部にコークスを装入する「コークス中心装入技術」を行うものとなっている。この「コークス中心装入技術」は、図2に示すように、コークス3の一部をベルカップ6から炉内に装入し、残ったコークス3をベルカップ6経由の装入ルートとは別ルートで高炉1中心部へ装入するものである。このような高炉1の中心部へのコークス3の装入は、コークス装入用のシュート8などを用いて行われる。このような「コークス中心装入技術」を行えば、炉の中心部に通気性に富むコークス3を装入することができ、炉の中心部にガスを安定して流すことができるとされている(「ふぇらむ」,Vol.9(2004) No.10、 p721〜728、参照)。
すなわち、上述した中心装入が行われる高炉1では、中心部に装入されたコークス3により炉の中心部にガスを安定して流すことができ、逆V字型の融着帯を形成させて、炉内の通気性を確保することができる。つまり、高炉1内のガスは鉱石2よりも粒径および充填層空隙率の大きいコークス3側を優先的に流れるため、炉内のガス流れは鉱石2層厚(Lo)とコークス3層厚(Lc)の層厚比(Lo/Lc)で制御することができ、層厚比(Lo/Lc)を小さくするほどガスを流れ易くすることができる。
次に、上述したベル・アーマーやコークス中心装入技術を用いて高炉1に装入される原料について説明する。
以降、本明細書においては、表1に示すような定義のパラメータ及び用語を用いる。
高炉1に装入する鉱石2の原料には、焼結鉱、鉄鉱石ペレット、塊鉱石、メタル等がある。焼結鉱は、粉鉱石に粉コークスと石灰石を混合し、焼結処理を施した高炉用の鉱石原料である。この焼結鉱は、平均粒径がおよそ15〜25mm程度であり、形状は不定形状とされている。塊鉱石は、粒径が4〜40mm程度の塊状の鉄鉱石である。鉄鉱石ペレットは、高炉1に用いられる原料の1つであり、微粉鉱石(約300μm以下)に水と粘結材を加えて球形に造粒したものであり、粒径はおよそ9〜13mm程度である。
ところで、上述した原料の中でも、鉄鉱石ペレットは外形形状が球形であり、傾斜面に沿って転がりやすい性質を有している。そのため、高炉1に装入される鉱石中における鉄鉱石ペレットの割合(以降、ペレット比率という)が増加すると、先に装入されていた原料の斜面に沿って装入された鉄鉱石ペレットが転がり、結果として鉱石傾斜角を低下させてしまう虞がある。この鉱石傾斜角とは、炉内に装入された鉱石2が水平面に対して為す角度であり、鉱石傾斜角が低い場合には炉内の中心ガス流が減衰して通気性が悪化する。逆に、鉱石傾斜角が高い角度であれば炉内の通気性が良好に保たれる。つまり、鉱石傾斜角が低下しないようにすれば、炉内の通気性の悪化を抑制することができ、炉内の通気性を改善することができる。
そこで、本発明の原料装入方法では、鉱石2中のペレット比率を増加させても、鉄鉱石ペレットの転がりを極力抑えられるように、原料を装入する際の装入条件を見出し、大きな鉱石傾斜角を維持して良好な通気性を確保できるようにしている。なお、上述した鉱石傾斜角は鉱石2の最終バッチの装入をどのように行うかにより専ら決定される。
次に、高炉1へ原料を装入する際の手順について説明する。
上述した高炉1に原料を装入するに際しては、以降に示すようなコークス装入操作と鉱石装入操作とを組み合わせた原料装入のチャージを繰り返し行う。すなわち、本発明の原料装入方法では、コークス3を装入するコークス装入操作を2バッチに亘って行った後、鉱石2を装入する鉱石装入操作を複数バッチ回に亘って行う。例えば、1バッチ目のコークス装入操作を「CI」、2バッチ目のコークス装入操作を「CII」、1バッチ目の鉱石装入操作を「OI」、2バッチ目の鉱石装入操作を「OII」とした場合に、1バッチ目のコークス装入操作→2バッチ目のコークス装入操作→1バッチ目の鉱石装入操作→2バッチ目の鉱石装入操作(以降では、上述した記号を用いてCI-CII-OI-OIIと表現する場合がある)を1チャージとして、この1チャージの操作のサイクルを繰り返しながら原料の装入を行う。
なお、上述した原料装入は、炉の中心部を除く、炉の外周側に対してのものである。炉の中心部に対してコークス3を装入するに際しては、2バッチ目のコークス装入操作CIIと1バッチ目の鉱石装入操作OIとの間、あるいは1バッチ目の鉱石装入操作OIと2バッチ目の鉱石装入操作OIIとの間に装入する。
上述した鉱石装入操作及びコークス装入操作を行う際は、ベル・アーマーのベル(下側のベルカップ6)の開度及び開速度を以下の2つの条件に従って制御する。
具体的には、第1の条件として、「ベルの開速度については、1バッチ目のコークス装入操作時のベルの開度、2バッチ目のコークス装入操作のベルの開度、及び1バッチ目の鉱石装入操作のベルの開度を等しくする。」という条件で、コークス3及び鉱石2を装入する。このベルの開度とは、ベル・アーマー(原料装入装置4)の下側に設けられたベル(ベルカップ6)の開度であり、下側のベルカップ6を下方に向かってどの程度の距離まで移動させるかを示すものである。言い換えれば、上述したベル開度とは、図9に示されたベル開度の時間変化において、最終的に到達するベル開度の大きさ(切片)を示すものに他ならない。
また、「ベルの開速度についても、1バッチ目のコークス装入操作時のベルの開速度、2バッチ目のコークス装入操作のベルの開速度、及び1バッチ目の鉱石装入操作のベルの開速度を等しくする。」という条件で、コークス3及び鉱石2を装入する。このベルの開速度とは、ベル・アーマー(原料装入装置4)の下側に設けられたベル(ベルカップ6)の開速度であり、下側のベルカップを下方に向かってどの程度の速さで開動するかを示すものである。言い換えれば、上述したベル開速度とは、図8に示されたベル開度の時間変化において、ベル開度の傾きを示すものに他ならない。
つまり、1バッチ目のコークス装入操作時、2バッチ目のコークス装入操作、及び1バッチ目の鉱石装入操作時で、ベル開度及びベル開速度を等しくするとは、これらの操作を行っている間は、ベルを同じ速度で同じ開度まで開きつつ原料を装入することに他ならない。
一方、第2の条件として、「コークス装入操作の1バッチ目と2バッチ目の開速度の平均値UCと、最終バッチの鉱石2装入バッチの開速度UOlastの比である開速度比(UOlast/UC)が0.2〜0.7となる条件」と「コークス装入操作の1バッチ目と2バッチ目の開度の平均値hCと、最終バッチの鉱石2装入バッチの開度hOlastとの比である開度比(hOlast/hC)が0.3〜0.7となる条件」とのいずれか一方を満足するように、最終バッチの鉱石2を装入する。
上述した表1でも示したように、「UC」は、コークス装入操作を行っている時のベルの開速度であり、1バッチ目のコークス装入操作の開速度と2バッチ目のコークス装入操作の開速度との平均値である。この「UC」は、以下の式を用いて求めることができる。
C=(UCI +UCII)/2
また、開速度比(UOlast/UC)とは、最終バッチの鉱石装入操作を行っている時のベル開速度(UOlast)を、コークス装入操作を行っている時のベル開速度の平均値(UC)で除した値であり、コークス装入操作を行っている時のベル開速度を基準として最終バッチの鉱石装入操作でのベル開速度をどの程度に制御するかを示している。
開速度比(UOlast/UC)の値が0.7より大きいと、ベルから炉内に供給される鉱石2の供給速度が極端に増加するため、最終バッチの鉱石装入操作において装入された鉱石2の鉱石傾斜角が低下し、炉内圧損が増加して、炉内の通気性が悪化する。
また、開速度比(UOlast/UC)の値が0.2より小さいと、ベルからの炉内に落下する際に鉱石2がベルで詰まりやすくなり、鉱石2の供給が不安定となって操業継続ができなくなる場合がある。
つまり、開速度比(UOlast/UC)の値を、0.2以上、且つ0.7以下とすることで、鉄鉱石ペレットの使用量が20%〜40%と多い鉱石2を用いても、鉱石傾斜角の低下を抑制する(鉱石傾斜角を増大する)ことができ、炉内圧損を改善して良好な通気性を実現することができる。
上述したように「コークス装入操作の1バッチ目と2バッチ目の開速度の平均値UCと、最終バッチの鉱石装入操作の開速度UOlastの比である開速度比(UOlast/UC)を0.2〜0.7」に制御することで、ベルから炉内に排出される鉱石2の排出速度(炉内に供給される鉱石2の供給速度)を低減させることができ、最終バッチの鉱石装入操作において鉱石2傾斜角が低下することを抑制する(鉱石傾斜角を増大させる)ことが可能となる。
また、上述した表1でも示したように、「hC」は、コークス3装入時のベルの開度であり、1バッチ目の開度と2バッチ目の開度との平均値である。この「hC」は、以下の式を用いて求めることができる。
C=(hCI +hCII)/2
また、開度比(hOlast/hC)とは、最終バッチの鉱石装入操作時のベル開度(hOlast)を、コークス装入操作時のベル開度の平均値(hC)で除した値であり、最終バッチの鉱石装入操作でのベル開度をコークス装入操作のベル開度に比してどの程度の開度に制御するかを示している。
開度比(hOlast/hC)の値が0.7より大きいと、ベルから炉内に供給される鉱石2の供給速度が極端に増加するため、最終バッチの鉱石装入操作において装入された鉱石2の鉱石傾斜角が低下し、炉内圧損が増加し、炉内の通気性が悪化する。
開度比(hOlast/hC)の値が0.3より小さいと、ベルからの炉内に落下する際に鉱石2がベルで詰まりやすくなり、鉱石2の供給が不安定となって操業継続ができなくなる場合がある。
つまり、開度比(hOlast/hC)の値を、0.3以上、且つ0.7以下とすることで、鉄鉱石ペレットの使用量が20%〜40%と多い鉱石2を用いても、鉱石傾斜角の低下を抑制(鉱石傾斜角を増大)させることができ、炉内圧損を低下して良好な通気性を実現することができる。
なお、上述した開速度比(UOlast/UC)と開度比(hOlast/hC)とは、少なくともいずれか一方のみの条件を満足すればよい。いずれか一方の条件を満足するだけでも、最終バッチの鉱石装入操作における鉱石2の炉内への供給速度が低下し、鉱石傾斜角の低下を防止できるので、炉内圧損の上昇を抑えることが可能となるからである。
次に、比較例及び実施例を用いて、本発明の原料装入方法が有する作用効果について詳しく説明する。
表2に示すように、実施例及び比較例は、容積が5400m3の実際の高炉1(実高炉)を用いて、原料の装入を行ったものである。この高炉1の出銑比は1.94t/m3/dayである。また、高炉1は、いずれの実施例及び比較例でも、ベル・アーマー方式のものであり、コークス中心装入を行ったものである。さらに、高炉1に装入される原料の鉱石2には、粒子形状が略球状の鉄鉱石ペレットが20%〜40%含まれている。
上述した実験条件において、1バッチ目のコークス装入操作→2バッチ目のコークス装入操作→1バッチ目の鉱石装入操作→2バッチ目の鉱石装入操作の4つの装入操作を1チャージとする原料装入操業を行った。また、この4つの装入操作を1チャージとする(4バッチを1チャージとする)原料装入操業とは別に、1バッチ目のコークス装入操作→2バッチ目のコークス装入操作→1バッチ目の鉱石装入操作→2バッチ目の鉱石装入操作→3バッチ目の鉱石装入操作の5つの装入操作を1チャージとする(5バッチを1チャージとする)原料装入操業も行った。
さらに、実施例及び比較例では、各装入操作でのベル開度及びベル開速度を変更し、コークス比、鉱石傾斜角、及び炉内圧損を計測した。
計測したコークス比、鉱石傾斜角、及び炉内圧損の結果を、以降の表3〜表10に示す。
上述した表7〜表10に示すように、ペレット比率が45%と高い比較例2では、炉内での鉱石傾斜角が22.8°と低くなり、炉内圧損が187.0kPaと高くなる。この比較例2の高い炉内圧損は、開速度比や開度比を変更しても、下がることはなかった。また、ペレット比率が15%と低い比較例3では、炉内での鉱石傾斜角が25.2°と高くなり、炉内圧損も184.0kPaと低くなる。ただ、このようにペレット比は高いものは、コークス比も336kg/tpと大きく、低コークス比操業とは到底言い得ないものであった。そこで、表3〜表6に示す実施例では、ペレット比を20%以上、且つ40%以下とした鉄鉱石ペレットを用いて、炉内圧損の低減と低コークス比操業とを可能としている。
次に、コークス装入操作が1バッチしかない比較例4は、設備能力不足のためコークス3の装入が十分に実施できなかった。また、コークス装入操作が3バッチと多い比較例5は、炉内への原料装入が追いつかなくなり、操業継続が困難となった。そこで、表3〜表6に示す実施例では、コークス装入操作を2バッチとして、設備能力不足となることなく、炉内へ原料を確実に装入して操業の継続して行えるようにしている。
次に、鉱石装入操作が1バッチしかない比較例6は、設備能力不足のため鉱石2の装入が十分に実施できなかった。また、1バッチ目の鉱石装入操作、2バッチ目の鉱石装入操作、あるいは1バッチ目の鉱石装入操作と2バッチ目の鉱石装入操作とのベル開速度の平均値に対して、1バッチ目の鉱石装入操作でのベル開速度が小さくなっている比較例7や、ベル開速度が大きくなっている比較例8では、鉱石傾斜角度はやや増加するが、炉内圧損が高いままとなっており、低コークス比操業を十分に行うことができなかった。このような比較例に対し、1バッチ目の鉱石装入操作、2バッチ目の鉱石装入操作、あるいは1バッチ目の鉱石装入操作と2バッチ目の鉱石装入操作とのベル開速度の平均値に対して、1バッチ目の鉱石装入操作でのベル開速度が等しい実施例では、鉱石傾斜角度が増加し、炉内圧損も低くとなっており、コークス比の低い操業を実現することができていることがわかる。
さらに、1バッチ目の鉱石装入操作、2バッチ目の鉱石装入操作、あるいは1バッチ目の鉱石装入操作と2バッチ目の鉱石装入操作とのベル開度の平均値に対して、1バッチ目の鉱石装入操作でのベル開度が小さくなっている比較例9や、ベル開度が大きくなっている比較例10では、ベル開速度の場合と同様に鉱石傾斜角度はやや増加するものの、炉内圧損が高いままとなっており、コークス比が低い操業とはなっていない。このような比較例に対し、1バッチ目の鉱石装入操作、2バッチ目の鉱石装入操作、あるいは1バッチ目の鉱石装入操作と2バッチ目の鉱石装入操作とのベル開度の平均値に対して、1バッチ目の鉱石装入バッチでのベル開度が等しい実施例では、鉱石傾斜角度が増加し、炉内圧損も低くとなっており、コークス比の低い操業を実現することができていることがわかる。
次に、ベル開度比については上限の閾値「0.7」より大きい「1.0」とし、ベル開速度比については上限の閾値「0.7」より大きい「0.75」、「0.8」、「0.9」とした比較例11〜13や、ベル開速度比については上限の閾値「0.7」より大きい「1.0」とし、ベル開度比については上限の閾値「0.7」より大きい「0.9」、「0.8」、「0.8」とした比較例15〜17では、いずれも鉱石傾斜角度が増加せず、コークス比も低下しなかった。
一方、ベル開度比については上限の閾値「0.7」より大きい「1.0」とし、ベル開速度比については下限の閾値「0.2」より小さい「0.1」とした比較例14や、ベル開速度比については上限の閾値「0.7」より大きい「1.0」としたまま、ベル開度比を下限の閾値「0.3」より小さい「0.2」、「0.1」とした比較例18、19では、ベルにおいて鉱石2の詰まりが生じる場合があり、操業が困難となった。開速度比(UOlast/UC)が「0.2〜0.7」(0.2以上、且つ、0.7以下)となる条件、及び、開度比(hOlast/hC)が「0.3〜0.7」(0.3以上、且つ、0.7以下)となる条件をいずれも満足しない比較例では、鉱石傾斜角度が低下し、炉内圧損が高くなり、低コークス比操業を実現することが困難となっていた。
このような比較例に対し、最終バッチの鉱石装入操作において、開速度比(UOlast/UC)が「0.2〜0.7」(0.2以上、且つ、0.7以下)となる条件、または、開度比(hOlast/hC)が「0.3〜0.7」(0.3以上、且つ、0.7以下)となる条件を、いずれか一方でも満足する実施例では、鉱石傾斜角度が増加し、炉内圧損も低くなり、低コークス比操業を実現することができた。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。特に、今回開示された実施形態において、明示的に開示されていない事項、例えば、運転条件や操業条件、各種パラメータ、構成物の寸法、重量、体積などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な値を採用している。
1 高炉
2 鉱石
3 コークス
4 原料装入装置
5 羽口
6 ベルカップ
7 アーマー(反発板)
8 コークス装入用のシュート(中心装入シュート)

Claims (1)

  1. 鉱石中のペレット比率が20〜40%とされた鉱石を、コークスと交互に層状になるように、ベル・アーマー方式の原料装入装置を用いて高炉の炉内に装入する原料装入操作を、複数のチャージに亘って繰り返し行う高炉の原料装入方法において、
    前記1チャージ分の原料装入操作では、前記コークスを装入するコークス装入操作を2バッチに亘って行った後、前記鉱石を装入する鉱石装入操作を複数バッチ回に亘って行い、
    前記1バッチ目のコークス装入操作時のベルの開度、2バッチ目のコークス装入操作のベルの開度、及び1バッチ目の鉱石装入操作のベルの開度を等しくしたまま前記コークス及び鉱石を装入するものとし、且つ前記1バッチ目のコークス装入操作時のベルの開速度、2バッチ目のコークス装入操作のベルの開速度、及び1バッチ目の鉱石装入操作のベルの開速度を等しくしたまま前記コークス及び鉱石を装入するものとし、
    前記複数バッチ回のうちの最終バッチの鉱石装入操作においては、前記コークス装入操作の1バッチ目と2バッチ目の開速度の平均値UCと、前記鉱石装入操作の最終バッチの開速度UOlastとの比である開速度比(UOlast/UC)が0.2〜0.7となる条件と、前記コークス装入操作の1バッチ目と2バッチ目の開度の平均値hCと、前記鉱石装入操作の最終バッチの開度hOlastとの比である開度比(hOlast/hC)が0.3〜0.7となる条件との少なくとも一方を満足するように、前記最終バッチの鉱石を装入する
    ことを特徴とする高炉の原料装入方法。
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