JP4317505B2 - ベル式高炉の原料装入方法 - Google Patents

ベル式高炉の原料装入方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4317505B2
JP4317505B2 JP2004258706A JP2004258706A JP4317505B2 JP 4317505 B2 JP4317505 B2 JP 4317505B2 JP 2004258706 A JP2004258706 A JP 2004258706A JP 2004258706 A JP2004258706 A JP 2004258706A JP 4317505 B2 JP4317505 B2 JP 4317505B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bell
furnace
hopper
raw material
large bell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004258706A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006070353A (ja
Inventor
高志 伊藤
利弘 長根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP2004258706A priority Critical patent/JP4317505B2/ja
Publication of JP2006070353A publication Critical patent/JP2006070353A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4317505B2 publication Critical patent/JP4317505B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Manufacture Of Iron (AREA)

Description

本発明は、ベル式高炉への原料の装入方法に関し、より具体的には、炉内に装入した鉄鉱石等の原料(以下「装入物」ともいう。)の堆積層での炉径方向の粒度偏析を緩和可能なベル式高炉の原料装入方法に関するものである。
高炉操業においては、概念的には、炉頂に備えた原料装入装置によって、炉内に装入した鉄鉱石(鉄鉱石と焼結鉱)やコークス等の装入物(層)に、羽口から熱風を吹き込んでコークスと反応させてCOガスを生成し、このCOガスで鉄鉱石を加熱して酸化鉄から鉄を還元させ、軟化融着帯を形成後に鉄の溶滴すなわち溶銑を、副生したスラグとともにコークス層経由で炉底部に滴下させて溜め、適時出銑口から出銑し、スラグを分離して溶銑を製造する。
この高炉操業の場合、高炉内に装入された装入物の反応挙動は直接に観察することが困難であることから、一般には、操業の進行に伴い降下する装入物の表面形状の変化と、炉内に挿入したゾンデによって装入物の堆積表面の各部位から上昇するガス流の流量・流速、温度、成分などを測定することによって炉況を判定し、熱風の吹き込み条件や鉱石とコークスの装入条件(鉄鉱石とコークスの層厚比、装入量、炉径方向の装入物分布など)を調整することが行なわれている。
特に、高炉操業を安定維持するためには、炉内の装入物の各部位から上昇するガス流の流量・流速、温度、成分などを適正範囲に制御することが重要であり、そのために、炉径方向の装入物の分布を適正範囲に管理することが重要である。
ベル式高炉においては、一般に、炉内中心部での装入物の粒径が粗粒化して炉壁側部で細粒することから、ガス流が増加する現象を利用する、いわゆる中心流操業が行われることが多い。
この中心流操業は、炉壁側に粉・細粒(粒径−5mm)が多く分布して高温ガス流の上昇が抑制されることから、炉壁保護の観点では望ましい操業と言えるが、炉内反応の最適化という観点では全面肯定できる操業とは言い難い操業である。
なお、粉・細粒は積極的に混合装入するものではなく、原料装入に至る搬送過程、原料装入時に発生することは避けられないもので、炉内に装入された段階では、通常、原料全体の3〜5%程度発生するものである。
最近では、炉内反応の最適化のためには、炉径方向での鉄鉱石とコークスの層厚比および装入物の粒径分布を改善することが重要であるとの認識に基づき、その実現のためにいくつかの提案がなされている。
例えば、特許文献1には、小ベルホッパー内を、円筒状の仕切りで2分割し、仕切りの外側には粒径の粗い装入物を、仕切りの内側には粒径の小さい装入物をそれぞれ装入して、小ベル「開」時に粒径の粗い装入物を先行させて大ベル上に落下させ、大ベルホッパー下部に粗粒を、上部側に細粒を貯留することが開示されている。
この方法では、大ベルホッパー内の粒度分布を変えることが可能であるが、粒度別に上下2層を形成するにとどまり、大ベルホッパーから装入物を炉内へ排出する際の排出順序を考慮すると、炉内に堆積した状態で炉径方向の粒度偏析を緩和する顕著な効果は期待できない。
また、小ベルホッパー内に可動式の仕切る板を設置するため、構造、装入操作が複雑である。さらに、設備費、保守費など費用負担が増大するという問題もある。
特開昭63−297514号公報
本発明の原料の装入方法は、炉頂部に小ベル、大ベル、ムーバブルアーマーを備えた原料装入装置によって、高炉内に鉄鉱石(主に焼結鉱)やコークス等の原料を装入するベル式高炉において適用するものであり、炉径方向での装入物の粒度偏析を簡易でかつ安価な手段で容易に緩和し、ガス流分布を改善してガス利用率を向上可能なベル式高炉への原料の装入方法を提供する。
本発明は、上記課題を有利に解決するために、以下の(1)〜(2)を要旨とするものである。
(1)小ベルを昇降して開閉する小ベルホッパーと、大ベルを昇降して開閉する大ベルホッパーとを有する原料装入装置であって、前記小ベルを下降して小ベルホッパーを開とし、小ベルと小ベルホッパー間の装入物を排出して、前記大ベルが上昇して閉となっている大ベルホッパー内に堆積させ、その後、大ベルを下降して前記大ベルホッパーを開として、該大ベルホッパー内の原料を炉内に装入するベル式高炉への原料の装入方法において、前記小ベルホッパーから排出した原料の落下位置を、前記大ベルホッパー最下部の内径をDaとすると、Daの0.70〜0.85の径領域の大ベル上面にすることにより、大ベルホッパー内に堆積する原料の粒度偏析を防止することを特徴とするベル式高炉の原料装入方法。
(2)(1)において、大ベルホッパー最下部の内径と小ベル最下部の外径の比が1.8〜2.0であることを特徴とするベル式高炉の原料装入方法。
この条件は、(1)で、小ベルホッパーからの原料を落下させる大ベル上領域を、大ベルホッパー最下部の内径Daの0.70〜0.85の径領域に安定的に落下させるために簡易で有効な条件である。
なお、この条件は、小ベルと大ベルの上面のコーン角度、開状態の小ベルと閉状態の大ベル間の距離によって多少異なるが、このコーン角度、距離は基本的には従来レベルで変更しないものである。
本発明では、構造、操業操作を複雑にすることなく、炉壁側部の粉・細粒比率を低減して、炉中心領域−中間部領域での粉・細粒比率を増加させ、炉径方向の粉率差を小さくして、ガス流分布を安定させ、シャフト圧力変動や荷下がり不順といった操業変動を抑制することができる。また、ガス利用率を高レベルに安定維持することができ、燃料比、コークス比の低減が可能であり、高出銑の安定継続が可能になる。
本発明は、図1に示すように、炉頂部内に、小ベル2を昇降して開閉する小ベルホッパー3と、大ベル4を昇降して開閉する大ベルホッパー5を有する原料装入装置9を備えたベル式高炉1において適用するものである。
基本的には、小ベルホッパー3から原料8の大ベル4上の落下位置xを、大ベルホッパー5最下部の径(内径)Daの0.70〜0.85の径領域(Dx領域)にすることにより、大ベル4上の原料8の滑走距離を短くして滑走による粒度偏析を緩和し、大ベルホッパー5内に粉・細粒を、排出中期に多く排出できる領域に堆積させ、大ベルホッパー5から炉内1iに分配装入して、炉中心領域−中間部領域で粉・細粒比率が1.0〜2.5%程度になる粒度分布のすり鉢状の原料8の堆積層(装入物層)8fを形成する。
この装入方法は、例えば、大ベルホッパー5最下部の内径Daと小ベル2最下部の外径Dbを、大ベルホッパー5最下部の内径Da/小ベル最下部の外径Dbが1.8〜2.0の範囲内になるように設定することによって容易に実現できる。
本発明者らは、炉内反応の最適化を実現するためには、特に炉径方向での粒径分布を安定確保して、ガス利用率を高レベルに維持することが重要であるとの認識に基づき、その効率実現のための検討を行い、以下の知見を得た。
本発明は、この知見に基づくものである。
a.炉内通気性を良好に維持するためには、粉・細粒を偏積させないことが必要である 。
b.一般的に、ベル式高炉では粉・細粒が炉壁近傍に集積しやすい。
c.この炉内粒度偏析を緩和するには、大ベルホッパー内の粒度偏析状態を適正にする ことが有効である。
d.この方法としては、大ベルから炉内への落下順序を考慮し大ベルホッパー内の粉・ 細粒の集積ポイントを調整することが有効である。
e.粉・細粒の集積ポイントは、小ベルから大ベルへの落下位置に依存する。これは粒 度の自然分級上の落下点直下に粉・細粒が集積するためである。
f.一方、大ベルから炉内への装入物は、
排出初期:大ベルが下がっている途中であり、大ベル下端は高レベルにあるため、原 料落下位置は高く、落下する原料は炉壁近傍に放物線を描く軌跡で落下す る。
排出中期:大ベルは下限位置に下がって全開状態となって、該大ベルの下端位置は低 いレベルにあり、かつ、主に大ベルホッパー内の上部に堆積した原料が炉 内に落下するため、落下開始時の垂直方向の初速度が大きく、炉内への落 下位置が炉壁近傍から炉中間部側に離れた位置となり、さらに、その後、 連続的に落下してくる原料に押し流され、炉内ですり鉢状に堆積した装入 物の上面に沿って炉内中心部まで流し込まれる。
排出末期:大ベル本体側上部に堆積している原料が、大ベルの傾斜した上面を滑走し て炉内に落下することから、落下時の半径方向の初速度が大きい。このた め、落下する原料の落下放物線は炉壁側にシフトして、炉壁近傍に落下し て堆積する。
g.以上のことから、炉壁近傍での粉・細粒の偏積を緩和するためには、大ベルホッパ ーからの粉・細粒の排出順序を排出中期に多くすることが有効である。
図2は、オフライン実験で得られた、大ベルホッパー5内に貯留された原料8の堆積形状と、各貯留部位の排出順と、大ベル4上の原料落下領域と、大ベルホッパー5内での粉・細粒8sの貯留領域と排出順との関係を、代表的な3例について模式的に示したものである。図2(b)は、本発明の範囲のものであり、図2(a),(c)は、本発明の範囲外のものである。
なお、ここでは、大ベルホッパー5最下部の径Daを一定にし、小ベル2の外径Dbを変化させDa/Dbを変化させることにより、大ベル4上面の原料落下位置x領域を変化させた。
図2(a)は、大ベル4上の原料8の落下位置xを、大ベルホッパー5の径Daの0.68の径領域(本発明の範囲外)の大ベル4上にした場合を示している。
ここで、粉・細粒8sが大ベル本体側に堆積するのは、大ベル上への落下初期は大ベルホッパー5内が空であるため、装入物(原料)が大ベル上で滑走し大ベル最下部に堆積する。このとき、粒径に起因した密度差により、粉・細粒8sが大ベル本体側に多くなり、塊は大ベルホッパーの上部に多く堆積する。さらに、中期以降も落下点が、大ベルホッパー5の中心部に近いため、排出初期と同様の状態が継続し、大ベル本体側に粉・細粒の堆積が多くなることによる。
ここでは、粉・細粒8sは、排出順(1),(5),(6)に相当する位置に堆積しているため、炉内への排出初期と末期に集中し、排出中期には粉・細粒の排出が少ない。
図2(b)は、大ベル4上の原料8の落下位置xを、大ベルベルホッパー5の径Daの0.75の径領域(本発明の範囲)にした場合を示している。
排出初期については、図2(a)と同様であり、最下部には粉が堆積し、排出中期以降は粉・細粒8sは落下点およびその近傍に多く堆積する。その結果、大ベルホッパー5内での粉・細粒8sの堆積位置は炉内への排出順序(1)−(4)に相当する位置に多く堆積し、炉内への排出初期と中期に多く粉・細粒8sが排出され、炉壁近傍への粉・細粒の堆積を緩和することができる。
図2(c)は、大ベル4上面の原料8の落下位置xを、大ベルホッパー5最下部の径Daの0.90の径領域(本発明の範囲外)にした場合を示している。ここでは、大ベルホッパー5内に堆積した原料8の粉・細粒8sは、排出順(1),(2),(3)に相当する位置に多く堆積し、排出初期に多く排出され、排出中期に少ない。そのため、粉・細粒が炉壁近傍に堆積しやすい。
上記図2の例から、大ベル4上面の原料8の落下位置xで決まる大ベル4上の滑走距離によって、大ベルホッパー5内での粉・細粒8sの貯留領域が異なり、大ベルホッパー5からの排出順が変化するため、炉内1iに分配装入した場合に、炉径方向の粒度分布も異なることが確認された。
そこで、さらに、大ベル4上面の原料8の落下位置xの数を増やし、各落下位置x別に、大ベルホッパー5に貯留後、大ベルホッパー5から炉内1iに分配装入後の炉径方向の粉・細粒8sの分布状況(粉・細粒比率)を調査し、ガス利用率との関係も併せて調査した。
その結果は、図3に示す通りで、この結果から、炉中心領域−中間部領域での粉・細粒比率を、目標とする1.0%以上で安定確保してガス利用率50%以上を得るためには、小ベルホッパー3から大ベル4上面への原料8の落下位置xを大ベルホッパー5最下部の径Daの0.70〜0.85の径領域(Dx領域)にすればよいことが確認できた。
以上のことから、大ベル4上面への原料8の落下位置xを大ベルホッパー5最下部の径Daの0.70〜0.85の径領域(Dx領域)でにすれば、炉中心領域−中間部領域での粉・細粒比率、ガス利用率ともに満足できる結果が得られ、特に、0.75〜0.78の径領域(Dx領域)で、さらに満足できる結果が得られることを確認できた。
概念的には、図1に示すような炉頂部構造を有する内容積5000m級の2ベル式高 炉において、本発明の原料装入方法を実施し、表1の粒径分布を有する焼結鉱石と塊鉱石の混合鉱石をバッチで小ベルホッパー3から大ベル4上面の大ベルホッパー5最下部の径Daの0.75の径領域(Dx領域)に落下させ、大ベルホッパー5内に一時貯留した後、大ベルホッパー5から排出し炉内に装入した。
比較例では、小ベル2の外径Dbを実施例より小さくして、表1の粒径分布を有する焼結鉱石と塊鉱石の混合鉱石をバッチで小ベルホッパー3から大ベル4上面の大ベルホッパー最下部の径Daの0.65の径領域に落下させ、実施例と同様にして炉内に装入した。 実施条件と実施結果を比較例の場合とともに、表1、表2、表3、表4に示す。
「実施条件」
(高炉頂部条件)
対象高炉:2ベル式高炉
小ベルと大ベルの間隔:6400mm
小ベル上面のコーン角度:50度
大ベル上面のコーン角度:45度
大ベルからストックライン間距離:3050mm
大ベル開放平均速度:60(mm/秒)
(使用鉱石条件)
焼結鉱と塊鉱石の混合鉱石(混合比 80:20)
装入量:70t/バッチ
粒径分布:表1に示す。
(操業条件と操業結果)
操業条件:表2に示す。
操業結果:表2に示す。
(炉径方向の粉・細粒分布)
実施例:表3に示す。
比較例:表4に示す。
Figure 0004317505
Figure 0004317505
Figure 0004317505
Figure 0004317505
「操業結果の評価」
(1)炉径方向の粉・細粒比率(%)
炉内に装入して混合鉱石層8について、炉内を半径方向に5分割し、それぞれの分割領域毎に粉・細粒(−5mm)比率(%)を測定(算出)した。実施例では、表3の通りで、炉中心部と炉壁周辺部の粉・細粒比率の差は2.1(%)で満足できるものであった。 これに対して、比較例では、表4の通りで、炉中心部と炉壁周辺部の粉・細粒比率の差は4.7(%)と大きく、不満足なものであった。
(2)COガス利用率(%)
実施例では、51%と良好であり、微粉炭吹き込み量を120kg/t−pig増やし燃料比を475kg/t−pを実現できた。
これに対して比較例では49%と不十分であり、微粉炭吹き込み量を110kg/t−pig燃料比が480kg/t−pig、また、コークス比については365kg/t−pでいずれも5kg/t−pig程度大きく不満足なものであった。
(3)シャフト部通気抵抗
実施例では、シャフト部の通気抵抗(K)値が、1.6でガス流が安定した。この効果で、荷下がりが安定し、シャフト圧力変動が減少して炉況が安定し、出銑量11200t/日を安定的に実現できた。
これに対して比較例では、シャフト部の通気抵抗(K)値が1.65で、炉況が不安定で、出銑量は10000t/日と、実施例に比較すると10%程度少なく、不満足なものになった。
本発明は、上記の実施例の内容に限定されるものではない。原料装入装置の構造、実施例での実施条件としての炉頂条件、装入条件、操業条件などは、対象高炉の形式、炉容積、装入方式、装入原料条件などに応じて請求項の範囲を満足する範囲内で変更のあるものである。
本発明の高炉の炉頂部および原料装入装置の構造例を概念的に示す側断面 説明図。 原料の大ベル上の落下位置別の大ベルホッパー内での粉・細粒貯留位置例 と排出順例を模式的に示した部分側断面説明図で、(a)図は、落下位置xのDxが 大ベルホッパー最下部の径Daの0.68の場合、(b)図は、落下位置xのDxが 大ベルホッパー最下部の径Daの0.75の場合、(c)図は、落下位置xのDxが 大ベルホッパーの径Daの0.90場合を、それぞれ示す。 原料の大ベル上の落下位置別での炉中心部−中間部の粉・細粒堆積比率( %)と、ηco(ガス利用率)の関係を示した説明図。
符号の説明
1 ベル式高炉
1i 炉内
2 小ベル
3 小ベルホッパー
4 大ベル
5 大ベルホッパー
6 炉壁部
8 原料
8c 原料落下流の中心線
9 原料装入装置
8s 粉・細粒

Claims (2)

  1. 小ベルを昇降して開閉する小ベルホッパーと、大ベルを昇降して開閉する大ベルホッパーとを有する原料装入装置であって、前記小ベルを下降して小ベルホッパーを開とし、小ベルと小ベルホッパー間の装入物を排出して、前記大ベルが上昇して閉となっている大ベルホッパー内に堆積させ、その後、大ベルを下降して前記大ベルホッパーを開として、該大ベルホッパー内の原料を炉内に装入するベル式高炉への原料の装入方法において、前記小ベルホッパーから排出した原料の落下位置を、前記大ベルホッパー最下部の内径をDaとすると、Daの0.70〜0.85の径領域の大ベル上面にすることにより、大ベルホッパー内に堆積する原料の粒度偏析を防止することを特徴とするベル式高炉の原料装入方法。
  2. 前記大ベルホッパー最下部の内径と前記小ベル最下部の外径の比が1.8〜2.0であることを特徴とする請求項1に記載のベル式高炉の原料装入方法。
JP2004258706A 2004-09-06 2004-09-06 ベル式高炉の原料装入方法 Expired - Lifetime JP4317505B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004258706A JP4317505B2 (ja) 2004-09-06 2004-09-06 ベル式高炉の原料装入方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004258706A JP4317505B2 (ja) 2004-09-06 2004-09-06 ベル式高炉の原料装入方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006070353A JP2006070353A (ja) 2006-03-16
JP4317505B2 true JP4317505B2 (ja) 2009-08-19

Family

ID=36151283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004258706A Expired - Lifetime JP4317505B2 (ja) 2004-09-06 2004-09-06 ベル式高炉の原料装入方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4317505B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103820591A (zh) * 2014-03-03 2014-05-28 攀钢集团攀枝花钢钒有限公司 一种钟式高炉利用小粒级烧结矿进行冶炼的方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103820591A (zh) * 2014-03-03 2014-05-28 攀钢集团攀枝花钢钒有限公司 一种钟式高炉利用小粒级烧结矿进行冶炼的方法
CN103820591B (zh) * 2014-03-03 2015-07-22 攀钢集团攀枝花钢钒有限公司 一种钟式高炉利用小粒级烧结矿进行冶炼的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006070353A (ja) 2006-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5696814B2 (ja) ベルレス高炉への原料装入方法
JP4971812B2 (ja) 高炉操業方法
JP4317505B2 (ja) ベル式高炉の原料装入方法
JP3787237B2 (ja) 高炉へのペレット高配合鉄鉱石の装入方法
JP6943339B2 (ja) ベルレス高炉の原料装入方法および高炉操業方法
JP5135959B2 (ja) 高炉への原料装入方法及び原料装入装置
JP3975692B2 (ja) 高炉用ベルレス式炉頂装入装置の分配シュート構造
JP2001279309A (ja) 高炉への原料装入方法
JP5029085B2 (ja) 高炉炉底部耐火物の保護方法
JP6627718B2 (ja) 高炉への原料装入方法
JP3787240B2 (ja) 高炉中心部への装入物装入方法
JP7127676B2 (ja) 高炉への原料装入方法及び溶銑の製造方法
JP3787238B2 (ja) 高炉における炉中心部への装入物装入方法
JP3608485B2 (ja) ベルレス高炉における原料装入方法
JP2782786B2 (ja) ベルレス高炉の原料装入装置及び装入方法
JPH0798966B2 (ja) 高炉の原料装入方法
JP5493885B2 (ja) 高炉用ベルレス式炉頂装入装置の旋回シュート
JP3772377B2 (ja) 高炉用ベルレス式炉頂装入装置の旋回シュート
JP6627717B2 (ja) 高炉への原料装入方法
JP3787236B2 (ja) 高炉中心部への装入物装入方法
JP2847995B2 (ja) ベルレス高炉の原料装入方法
JPS62260009A (ja) ベルレス式高炉のペレツト配合原料装入方法
JP2019127615A (ja) 高炉の原料装入方法
JP4622278B2 (ja) 高炉への原料装入方法
JP2000204407A (ja) 高炉における炉中心部への装入物装入方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060906

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090519

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090522

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4317505

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120529

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130529

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130529

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130529

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130529

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130529

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140529

Year of fee payment: 5

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350