JP2019126175A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】巻線の三倍電圧切替えが簡単で且つ省スペースで行うことができる回転電機を提供する。【解決手段】巻線31〜39を並列接続から直列接続へ変更することにより、並列接続のときの電圧の三倍の電圧を入力可能とする回転電機であって、複数の端子を有する端子台10と、複数の端子を有し、端子台10と並列に配置された端子台20と、端子同士を接続して、巻線31〜39を並列接続から直列接続へ変更する複数のジャンパ線J1〜J10とを備え、巻線31〜39は、端子台10の端子では端子台20とは反対側に接続され、端子台20の端子では端子台10とは反対側に接続され、ジャンパ線J1〜J10は、端子台10の端子では端子台20側に接続され、端子台20の端子では端子台10側に接続される。【選択図】図1A

Description

本発明は、巻線の電圧切替えが可能な回転電機に関する。
巻線の電圧切替えが可能な回転電機が知られており、モータリード線の結線を変更することで、巻線の電圧を、低電圧から高電圧へ、又は、高電圧から低電圧へ切替えることができる。
特許第5334167号公報
まず、図2A及び図2Bを参照して、低電圧結線から二倍電圧結線への切替えを説明する。ここで、図2Aは、回転電機の低電圧結線の巻線接続図であり、図2Bは、回転電機の二倍電圧結線の巻線接続図である。なお、図2A及び図2Bでは、巻線接続図のみ示し、回転電機自体の図示は省略するが、回転電機としては、ロータに永久磁石を有し、ステータに巻線を有する永久磁石型の回転電機が前提となる。また、低電圧とは、図2Aに示す並列接続のときに入力可能な電圧であり、二倍電圧とは、図2Bに示す直列接続のときに入力可能な電圧であって、並列接続のときの電圧の二倍の電圧である。
図2A及び図2Bに示す回転電機は、入力される三相電源の相毎に2つの巻線を有しており、U相の巻線として、U1巻線31、U2巻線34を有し、V相の巻線として、V1巻線32、V2巻線35を有し、W相の巻線として、W1巻線33、W2巻線36を有している。U1巻線31において、その巻き始め側にはU1端子が設けられており、その巻き終わり側にはX1端子が設けられている。同様に、V1巻線32においては、V1端子及びY1端子が設けられ、W1巻線33においては、W1端子及びZ1端子が設けられ、U2巻線34においては、U2端子及びX2端子が設けられ、V2巻線35においては、V2端子及びY2端子が設けられ、W2巻線36においては、W2端子及びZ2端子が設けられている。
図2Aに示す低電圧結線においては、U相電源線CUが、モータリード線LU1を介して、U1端子と接続され、モータリード線LU2を介して、U2端子と接続されている。また、V相電源線CVが、モータリード線LV1を介して、V1端子と接続され、モータリード線LV2を介して、V2端子と接続されている。また、W相電源線CWが、モータリード線LW1を介して、W1端子と接続され、モータリード線LW2を介して、W2端子と接続されている。X1端子、Y1端子及びZ1端子は、各々、モータリード線LX1、LY1、LZ1で中性点N1に接続され、また、X2端子、Y2端子及びZ2端子は、各々、モータリード線LX2、LY2、LZ2で中性点N2に接続されている。つまり、U1巻線31とU2巻線34が互いに並列に、また、V1巻線32とV2巻線35が互いに並列に、また、W1巻線33とW2巻線36が互いに並列に接続されている結線が低電圧結線である。
一方、図2Bに示す二倍電圧結線においては、U相電源線CUが、モータリード線LU1を介して、U1端子と接続され、また、V相電源線CVが、モータリード線LV1を介して、V1端子と接続され、また、W相電源線CWが、モータリード線LW1を介して、W1端子と接続されている。X1端子は、直列に接続したモータリード線LX1、LU2を介して、U2端子と接続され、また、Y1端子は、直列に接続したモータリード線LY1、LV2を介して、V2端子と接続され、また、Z1端子は、直列に接続したモータリード線LZ1、LW2を介して、W2端子と接続されている。X2端子、Y2端子及びZ2端子は、各々、モータリード線LX2、LY2、LZ2で中性点N2に接続されている。つまり、U1巻線31とU2巻線34が直列に、また、V1巻線32とV2巻線35が直列に、また、W1巻線33とW2巻線36が直列に接続されている結線が二倍電圧結線である。
そして、図2Aに示す低電圧結線から図2Bに示す二倍電圧結線への切替えは、つまり、巻線31〜36を相毎に並列接続から直列接続へ変更することは、9本のモータリード線LU1、LV1、LW1、LU2、LV2、LW2、LX1、LY1、LZ1の切替えで行うことができ、結線は比較的簡単である。図2Bに示す二倍電圧結線から図2Aに示す低電圧結線への切替えも同様である。
次に、図3A及び図3Bを参照して、低電圧結線から三倍電圧結線への切替えを説明する。ここで、図3Aは、回転電機の低電圧結線の巻線接続図であり、図3Bは、回転電機の三倍電圧結線の巻線接続図である。なお、図3A及び図3Bでも、巻線接続図のみ示し、回転電機自体の図示は省略するが、ここでも、回転電機としては、ロータに永久磁石を有し、ステータに巻線を有する永久磁石型の回転電機が前提となる。また、低電圧とは、図3Aに示す並列接続のときに入力可能な電圧であり、三倍電圧とは、図3Bに示す直列接続のときに入力可能な電圧であって、並列接続のときの電圧の三倍の電圧である。
図3A及び図3Bに示す回転電機は、入力される三相電源の相毎に3つの巻線を有しており、U相の巻線として、U1巻線31、U2巻線34、U3巻線37を有し、V相の巻線として、V1巻線32、V2巻線35、V3巻線38を有し、W相の巻線として、W1巻線33、W2巻線36、W3巻線39を有している。U1巻線31において、その巻き始め側にはU1端子が設けられており、その巻き終わり側にはX1端子が設けられている。同様に、V1巻線32においては、V1端子及びY1端子が設けられ、W1巻線33においては、W1端子及びZ1端子が設けられ、U2巻線34においては、U2端子及びX2端子が設けられ、V2巻線35においては、V2端子及びY2端子が設けられ、W2巻線36においては、W2端子及びZ2端子が設けられ、U3巻線37においては、U3端子及びX3端子が設けられ、V3巻線38においては、V3端子及びY3端子が設けられ、W3巻線39においては、W3端子及びZ3端子が設けられている。
図3Aに示す低電圧結線においては、U相電源線CUが、モータリード線LU1を介して、U1端子と接続され、モータリード線LU2を介して、U2端子と接続され、モータリード線LU3を介して、U3端子と接続されている。また、V相電源線CVが、モータリード線LV1を介して、V1端子と接続され、モータリード線LV2を介して、V2端子と接続され、モータリード線LV3を介して、V3端子と接続されている。また、W相電源線CWが、モータリード線LW1を介して、W1端子と接続され、モータリード線LW2を介して、W2端子と接続され、モータリード線LW3を介して、W3端子と接続されている。X1端子、Y1端子及びZ1端子は、各々、モータリード線LX1、LY1、LZ1で中性点N1に接続され、また、X2端子、Y2端子及びZ2端子は、各々、モータリード線LX2、LY2、LZ2で中性点N2に接続され、また、X3端子、Y3端子及びZ3端子は、各々、モータリード線LX3、LY3、LZ3で中性点N3に接続されている。つまり、U1巻線31とU2巻線34とU3巻線37が互いに並列に、また、V1巻線32とV2巻線35とV3巻線38が互いに並列に、また、W1巻線33とW2巻線36とW3巻線39が互いに並列に接続されている結線が低電圧結線である。
一方、図3Bに示す三倍電圧結線においては、U相電源線CUが、モータリード線LU1を介して、U1端子と接続され、また、V相電源線CVが、モータリード線LV1を介して、V1端子と接続され、また、W相電源線CWが、モータリード線LW1を介して、W1端子と接続されている。X1端子は、直列に接続したモータリード線LX1、LU2を介して、U2端子と接続され、また、Y1端子は、直列に接続したモータリード線LY1、LV2を介して、V2端子と接続され、また、Z1端子は、直列に接続したモータリード線LZ1、LW2を介して、W2端子と接続されている。X2端子は、直列に接続したモータリード線LX2、LU3を介して、U3端子と接続され、また、Y2端子は、直列に接続したモータリード線LY2、LV3を介して、V3端子と接続され、また、Z2端子は、直列に接続したモータリード線LZ2、LW3を介して、W3端子と接続されている。X3端子、Y3端子及びZ3端子は、各々、モータリード線LX3、LY3、LZ3で中性点N3に接続されている。つまり、U1巻線31とU2巻線34とU3巻線37が直列に、また、V1巻線32とV2巻線35とV3巻線38が直列に、また、W1巻線33とW2巻線36とW3巻線39が直列に接続されている結線が三倍電圧結線である。
そして、図3Aに示す低電圧結線から図3Bに示す三倍電圧結線への切替えは、つまり、巻線31〜39を相毎に並列接続から直列接続へ変更することは、15本のモータリード線LU1、LV1、LW1、LU2、LV2、LW2、LU3、LV3、LW3、LX1、LY1、LZ1、LX2、LY2、LZ2の切替えで行うことができるが、図2A及び図2Bに示した低電圧結線から二倍電圧結線への切替えと比較して、結線が複雑であり、切替え結線用のスペースも必要となってくる。図3Bに示す三倍電圧結線から図3Aに示す低電圧結線への切替えも同様である。
本発明は上記課題に鑑みなされたもので、巻線の三倍電圧切替えが簡単で且つ省スペースで行うことができる回転電機を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係る回転電機は、
入力される三相電源の相毎に3の倍数の巻線を有し、前記巻線を相毎に並列接続から直列接続へ変更することにより、前記並列接続のときの電圧の三倍の電圧を入力可能とする回転電機であって、
複数の端子を有する第1の端子台と、
複数の端子を有し、前記第1の端子台と並列に配置された第2の端子台と、
前記端子同士を接続して、前記巻線を相毎に並列接続から直列接続へ変更する複数のジャンパ線とを備え、
前記巻線は、前記第1の端子台の前記端子では前記第2の端子台とは反対側に接続され、前記第2の端子台の前記端子では前記第1の端子台とは反対側に接続され、
前記ジャンパ線は、前記第1の端子台の前記端子では前記第2の端子台側に接続され、前記第2の端子台の前記端子では前記第1の端子台側に接続される
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係る回転電機は、
上記第1の発明に記載の回転電機において、
前記巻線は、前記直列接続のときに同じ前記ジャンパ線で接続される前記端子が同じ端子台となるように、前記端子に接続されている
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係る回転電機は、
上記第2の発明に記載の回転電機において、
前記巻線は、前記並列接続のときに同じ前記ジャンパ線で接続される前記第1の端子台の前記端子と前記第2の端子台の前記端子とが向かい合うように、前記端子に接続されている
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第4の発明に係る回転電機は、
上記第1〜第3のいずれか1つの発明に記載の回転電機において、
前記第1の端子台は、当該回転電機の筐体の外周上の直結側又は反直結側の一方に配置され、
前記第2の端子台は、当該回転電機の筐体の外周上の直結側又は反直結側の他方に配置される
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第5の発明に係る回転電機は、
上記第4の発明に記載の回転電機において、
前記第1の端子台の前記端子に接続する前記巻線は、当該回転電機の直結側又は反直結側の一方から取り出され、
前記第2の端子台の前記端子に接続する前記巻線は、当該回転電機の直結側又は反直結側の他方から取り出される
ことを特徴とする。
本発明によれば、巻線の三倍電圧切替えが簡単で且つ省スペースで行うことができる回転電機を提供することができる。
本発明に係る回転電機における低電圧結線での巻線接続図である。 本発明に係る回転電機における三倍電圧結線での巻線接続図である。 回転電機の低電圧結線の巻線接続図である。 回転電機の二倍電圧結線の巻線接続図である。 回転電機の低電圧結線の巻線接続図である。 回転電機の三倍電圧結線の巻線接続図である。
以下、本発明に係る回転電機について、図面を参照して、その実施形態を説明する。
[実施例1]
図1Aは、本実施例の回転電機の低電圧結線の巻線接続図であり、図1Bは、本実施例の回転電機の三倍電圧結線の巻線接続図である。図1A及び図1Bを参照して、低電圧結線から三倍電圧結線への切替えを説明する。なお、図1A及び図1Bでも、巻線接続図のみ示し、回転電機自体の図示は省略するが、ここでも、回転電機としては、ロータに永久磁石を有し、ステータに巻線を有する永久磁石型の回転電機が前提となる。また、低電圧とは、図1Aに示す並列接続のときに入力可能な電圧であり、三倍電圧とは、図1Bに示す直列接続のときに入力可能な電圧であって、並列接続のときの電圧の三倍の電圧である。
本実施例の回転電機は、図3A及び図3Bでも説明したように、入力される三相電源の相毎に3つの巻線を有しており、U相の巻線として、U1巻線31、U2巻線34、U3巻線37を有し、V相の巻線として、V1巻線32、V2巻線35、V3巻線38を有し、W相の巻線として、W1巻線33、W2巻線36、W3巻線39を有している。なお、ここでは、相毎に3つの巻線を有する構成としているが、相毎に3の倍数の巻線を有する構成でも良い。
また、U1巻線31においては、U1端子及びX1端子が設けられ、V1巻線32においては、V1端子及びY1端子が設けられ、W1巻線33においては、W1端子及びZ1端子が設けられ、U2巻線34においては、U2端子及びX2端子が設けられ、V2巻線35においては、V2端子及びY2端子が設けられ、W2巻線36においては、W2端子及びZ2端子が設けられ、U3巻線37においては、U3端子及びX3端子が設けられ、V3巻線38においては、V3端子及びY3端子が設けられ、W3巻線39においては、W3端子及びZ3端子が設けられている。
そして、本実施例の回転電機には、複数の端子を有する端子台10(第1の端子台)と、複数の端子を有し、端子台10と並列に配置された端子台20(第2の端子台)と、2つの端子台10、20の端子同士を接続して、巻線31〜39を相毎に並列接続から直列接続へ変更する複数のジャンパ線J1〜J10とを設けている。なお、端子台10と端子台20が並列に配置されていれば、端子台10及び端子台20は、少なくとも一方又は両方の端子台が複数に分割されている(複数の端子台からなる)構成でも良い。
端子台10は、U1端子、V1端子、W1端子、U2端子、V2端子、W2端子、X1端子、Y1端子、Z1端子を有し、この順に一列に配置されている。また、端子台20は、U3端子、V3端子、W3端子、X2端子、Y2端子、Z2端子を有し、この順に一列に配置されている。そして、端子台10と端子台20は、U2端子とU3端子、V2端子とV3端子、W2端子とW3端子、X1端子とX2端子、Y1端子とY2端子、Z1端子とZ2端子が、互いに対面するように、二列に平行に並べて配置されている。なお、以降において、端子台10の端子台20側及び端子台20の端子台10側を「内側」と呼び、端子台10の端子台20とは反対側及び端子台20の端子台10とは反対側を「外側」と呼ぶ。
端子台10において、U1端子の外側には、U1巻線31の一端が接続され、V1端子の外側には、V1巻線32の一端が接続され、W1端子の外側には、W1巻線33の一端が接続され、U2端子の外側には、U2巻線34の一端が接続され、V2端子の外側には、V2巻線35の一端が接続され、W2端子の外側には、W2巻線36の一端が接続され、X1端子の外側には、U1巻線31の他端が接続され、Y1端子の外側には、V1巻線32の他端が接続され、Z1端子の外側には、W1巻線33の他端が接続される。
また、端子台20において、U3端子の外側には、U3巻線37の一端が接続され、V3端子の外側には、V3巻線38の一端が接続され、W3端子の外側には、W3巻線39の一端が接続され、X2端子の外側には、U2巻線34の他端が接続され、Y2端子の外側には、V2巻線35の他端が接続され、Z2端子の外側には、W2巻線36の他端が接続される。なお、ここでは図示を省略しているが、X3端子、Y3端子及びZ3端子は、端子台10、20ではなく、回転電機の内部に配置されており、図3A及び図3Bでも説明したように、各々、モータリード線LX3、LY3、LZ3で中性点N3に接続されている。
そして、図1Aに示す低電圧結線においては、U相電源線CU、V相電源線CV、W相電源線CW、ジャンパ線J1〜J10を、以下のような接続としている。
具体的には、まず、U相電源線CUがU1端子の内側に接続され、V相電源線CVがV1端子の内側に接続され、W相電源線CWがW1端子の内側に接続されている。また、ジャンパ線J1がU1端子の内側とU2端子の内側に接続され、ジャンパ線J2がV1端子の内側とV2端子の内側に接続され、ジャンパ線J3がW1端子の内側とW2端子の内側に接続されている。また、ジャンパ線J4がU2端子の内側とU3端子の内側に接続され、ジャンパ線J5がV2端子の内側とV3端子の内側に接続され、ジャンパ線J6がW2端子の内側とW3端子の内側に接続されている。
つまり、U相電源線CUは、U1端子に接続されると共に、ジャンパ線J1及びJ4を介して、U2端子とU3端子に接続される。同様に、V相電源線CVは、V1端子に接続されると共に、ジャンパ線J2及びJ5を介して、V2端子とV3端子に接続され、また、W相電源線CWは、W1端子に接続されると共に、ジャンパ線J3及びJ6を介して、W2端子とW3端子に接続される。
また、ジャンパ線J7がX1端子の内側とY1端子の内側に接続され、ジャンパ線J8がY1端子の内側とZ1端子の内側に接続されている。また、ジャンパ線J9がX2端子の内側とY2端子の内側に接続され、ジャンパ線J10がY2端子の内側とZ2端子の内側に接続されている。
つまり、ジャンパ線J7及びJ8を介して、X1端子、Y1端子及びZ1端子が互いに接続されており、また、ジャンパ線J9及びJ10を介して、X2端子、Y2端子及びZ2端子が互いに接続されている。
以上のような結線により、電気的接続構成としては、U1巻線31とU2巻線34とU3巻線37が互いに並列に、また、V1巻線32とV2巻線35とV3巻線38が互いに並列に、また、W1巻線33とW2巻線36とW3巻線39が互いに並列に接続された低電圧結線となる。
図1Aに示す低電圧結線においては、同じジャンパ線J4で接続されるU2端子とU3端子とが向かい合うように、また、同じジャンパ線J5で接続されるV2端子とV3端子とが向かい合うように、そして、同じジャンパ線J6で接続されるW2端子とW3端子とが向かい合うように、巻線34〜39がそれぞれの端子に接続されている。
一方、図1Bに示す三倍電圧結線においては、U相電源線CU、V相電源線CV、W相電源線CWの接続は同じであるが、ジャンパ線J1〜J6を、以下のような接続としている。なお、図1Bに示す三倍電圧結線では、ジャンパ線J7〜J10は不要となる。
具体的には、ジャンパ線J1がU2端子の内側とX1端子の内側に接続され、ジャンパ線J2がV2端子の内側とY1端子の内側に接続され、ジャンパ線J3がW2端子の内側とZ1端子の内側に接続されている。また、ジャンパ線J4がU3端子の内側とX2端子の内側に接続され、ジャンパ線J5がV3端子の内側とY2端子の内側に接続され、ジャンパ線J6がW3端子の内側とZ2端子の内側に接続されている。
つまり、U相電源線CUは、U1端子に接続され、U1端子とU1巻線31で接続されたX1端子は、ジャンパ線J1を介して、U2端子に接続され、U2端子とU2巻線34で接続されたX2端子は、ジャンパ線J4を介して、U3端子に接続される。そして、図示を省略しているが、U3端子とU3巻線37で接続されたX3端子は、モータリード線LX3で中性点N3に接続されている。同様に、V相電源線CVは、V1端子に接続され、V1端子とV1巻線32で接続されたY1端子は、ジャンパ線J2を介して、V2端子に接続され、V2端子とV2巻線35で接続されたY2端子は、ジャンパ線J5を介して、V3端子に接続され、そして、図示を省略しているが、V3端子とV3巻線38で接続されたY3端子は、モータリード線LY3で中性点N3に接続されている。また、W相電源線CWは、W1端子に接続され、W1端子とW1巻線33で接続されたZ1端子は、ジャンパ線J3を介して、W2端子に接続され、W2端子とW2巻線36で接続されたZ2端子は、ジャンパ線J6を介して、W3端子に接続され、そして、図示を省略しているが、W3端子とW3巻線39で接続されたZ3端子は、モータリード線LZ3で中性点N3に接続されている。
以上のような結線により、電気的接続構成としては、U1巻線31とU2巻線34とU3巻線37が直列に、また、V1巻線32とV2巻線35とV3巻線38が直列に、また、W1巻線33とW2巻線36とW3巻線39が直列に接続された三倍電圧結線となる。
図1Bに示す三倍電圧結線においては、同じジャンパ線J1で接続されるU2端子とX1端子が同じ端子台10となるように、同じジャンパ線J2で接続されるV2端子とY1端子が同じ端子台10となるように、同じジャンパ線J3で接続されるW2端子とZ1端子が同じ端子台10となるように、巻線31〜36がそれぞれの端子に接続されている。また、同じジャンパ線J4で接続されるU3端子とX2端子が同じ端子台20となるように、同じジャンパ線J5で接続されるV3端子とY2端子が同じ端子台20となるように、同じジャンパ線J6で接続されるW3端子とZ2端子が同じ端子台20となるように、巻線34〜39がそれぞれの端子に接続されている。
そして、低電圧から三倍電圧への切替えの際には、ジャンパ線J1においては、U2端子への接続は変更せず、U1端子への接続をX1端子への接続に変更すれば良い。同様に、ジャンパ線J2においては、V2端子への接続は変更せず、V1端子への接続をY1端子への接続に変更すれば良く、また、ジャンパ線J3においては、W2端子への接続は変更せず、W1端子への接続をZ1端子への接続に変更すれば良い。また、ジャンパ線J4においては、U3端子への接続は変更せず、U2端子への接続をX2端子への接続に変更すれば良く、また、ジャンパ線J5においては、V3端子への接続は変更せず、V2端子への接続をY2端子への接続に変更すれば良く、また、ジャンパ線J6においては、W3端子への接続は変更せず、W2端子への接続をZ2端子への接続に変更すれば良い。この際、ジャンパ線J7〜J10は不要となる。
つまり、図1Aに示すジャンパ線J1〜J10の接続を、図1Bに示すジャンパ線J1〜J6の接続に変更して、巻線31〜39を相毎に並列接続から直列接続へ変更することにより、低電圧から三倍電圧へ切替えることができる。ジャンパ線J1〜J6への接続変更は極めて簡単であり、接続変更に使用するスペースも端子台10と端子台20の間のスペースで済み、省スペースとなる。また、接続変更に使用するスペースが端子台10と端子台20の間のスペースで済むので、ジャンパ線J1〜J10の長さも短くすることができる。これらのことは、三倍電圧から低電圧へ切替える場合も同様である。
以上説明したように、端子台10、20の外側に巻線31〜39を接続し、端子台10、20の内側にジャンパ線J1〜J10又はJ1〜J6を接続することで、簡単且つ省スペースで、低電圧から三倍電圧へ、又は、三倍電圧から低電圧へ切替えることができる。
なお、端子台10を回転電機の筐体の外周上の直結側又は反直結側の一方に配置し、端子台20を回転電機の筐体の外周上の直結側又は反直結側の他方に配置して、回転電機の軸方向において、互いに向き合って配置することが望ましい。
端子台10を直結側に配置し、端子台20を反直結側に配置した場合には、端子台10に接続する巻線のモータリード線は回転電機の直結側の端部から取り出され、端子台20に接続する巻線のモータリード線は回転電機の反直結側の端部から取り出される。一方、端子台10を反直結側に配置し、端子台20が直結側に配置する場合には、端子台10に接続する巻線のモータリード線は回転電機の反直結側の端部から取り出され、端子台20に接続する巻線のモータリード線は回転電機の直結側の端部から取り出される。端子台10や端子台20に接続する巻線のモータリード線全てを回転電機の一方の端部(直結側又は反直結側)から取り出す場合には、取り出すモータリード線が占めるスペースが大きくなり、回転電機のサイズを大きくする必要があるが、上述した取り出し構成とすることで、回転電機のサイズを大きくする必要はなくなる。
本発明は、巻線の三倍電圧切替えが可能な回転電機として好適なものである。
10、20 端子台
31〜39 巻線
J1〜J10 ジャンパ線

Claims (5)

  1. 入力される三相電源の相毎に3の倍数の巻線を有し、前記巻線を相毎に並列接続から直列接続へ変更することにより、前記並列接続のときの電圧の三倍の電圧を入力可能とする回転電機であって、
    複数の端子を有する第1の端子台と、
    複数の端子を有し、前記第1の端子台と並列に配置された第2の端子台と、
    前記端子同士を接続して、前記巻線を相毎に並列接続から直列接続へ変更する複数のジャンパ線とを備え、
    前記巻線は、前記第1の端子台の前記端子では前記第2の端子台とは反対側に接続され、前記第2の端子台の前記端子では前記第1の端子台とは反対側に接続され、
    前記ジャンパ線は、前記第1の端子台の前記端子では前記第2の端子台側に接続され、前記第2の端子台の前記端子では前記第1の端子台側に接続される
    ことを特徴とする回転電機。
  2. 請求項1に記載の回転電機において、
    前記巻線は、前記直列接続のときに同じ前記ジャンパ線で接続される前記端子が同じ端子台となるように、前記端子に接続されている
    ことを特徴とする回転電機。
  3. 請求項2に記載の回転電機において、
    前記巻線は、前記並列接続のときに同じ前記ジャンパ線で接続される前記第1の端子台の前記端子と前記第2の端子台の前記端子とが向かい合うように、前記端子に接続されている
    ことを特徴とする回転電機。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の回転電機において、
    前記第1の端子台は、当該回転電機の筐体の外周上の直結側又は反直結側の一方に配置され、
    前記第2の端子台は、当該回転電機の筐体の外周上の直結側又は反直結側の他方に配置される
    ことを特徴とする回転電機。
  5. 請求項4に記載の回転電機において、
    前記第1の端子台の前記端子に接続する前記巻線は、当該回転電機の直結側又は反直結側の一方から取り出され、
    前記第2の端子台の前記端子に接続する前記巻線は、当該回転電機の直結側又は反直結側の他方から取り出される
    ことを特徴とする回転電機。
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