JP2006094700A - 結線パターン切換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 モータの特性を変更可能とすることにより、モータの汎用性を向上するのに好適な結線パターン切換装置を提供する。
【解決手段】 切換器30を備え、切換器30は、電機子巻線12aのリアクタンスが可変となるように、6つの極間A1〜A6におけるコイルLA1〜LA6の結線パターンを切り換え可能とし、電機子巻線12bのリアクタンスが可変となるように、6つの極間B1〜B6におけるコイルLB1〜LB6の結線パターンを切り換え可能とし、電機子巻線12cのリアクタンスが可変となるように、6つの極間C1〜C6におけるコイルLC1〜LC6の結線パターンを切り換え可能とした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、モータの電機子巻線の結線パターンを切り換える装置に係り、特に、モータの特性を変更可能とすることにより、モータの汎用性を向上するのに好適な結線パターン切換装置に関する。
従来のモータは、設計段階において一意に決定されたパターンで電機子巻線が結線されており、電機子巻線の結線パターンが固定的な構造であった。すなわち、3相6極のモータにおいて、例えば、各相の極に巻き付けたコイルが直列に結線されている場合、モータが完成した後に、各相に極に巻き付けたコイルを並列に結線し直すことはできなかった。
ところで、こうしたモータの特性は、モータに印可する電機子電圧により流れる電機子電流、ステータとロータとの間で発生する磁束等により決定される。このうちステータとロータとの間の磁束を決定する要素としては、ステータとロータとのギャップ間隔、ロータに形成される磁石の形状等が挙げられ、電機子電流は、ステータの電機子巻線のリアクタンスに大きく依存する。例えば、モータの特性の一つであるトルク−回転数特性は、電機子巻線のリアクタンスが大きくなるにつれ、最大回転数は減少するが最大トルク出力は増加する。
しかしながら、従来のモータは、ステータとロータのギャップ間隔、ロータに形成される磁石の形状が固定的な構造であり、さらには電機子巻線の結線パターンも固定的な構造であるため、モータが完成した後にその特性を変更することは大変困難であった。このため、モータの特性を変更するには、仕様の異なる他のモータと取り換える必要があり、汎用性に乏しいものがあった。
そこで、本発明は、このような従来の問題を解決することを課題としており、モータの特性を変更可能とすることにより、モータの汎用性を向上するのに好適な結線パターン切換装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る請求項1記載の結線パターン切換装置は、n(nは3以上の整数)個の極のそれぞれに巻き付けたn個のコイルと、前記n個のコイルにより電機子巻線を形成したステータと、前記ステータの内側に回転自在に設けられたロータとを備えたモータに適用する結線パターン切換装置であって、前記n個のコイルを並列接続し、隣接する前記コイルの一端同士の間、前記隣接するコイルの他端同士の間、および前記隣接するコイルのうち一方のコイルの前記一端と前記隣接するコイルのうち他方のコイルの前記他端との間にそれぞれスイッチを設け、前記n個のコイルの外部側に設けられた第1の共通の接点から前記n個のコイルの前記一端のうち少なくとも2つを接続する電流経路を形成し、前記第1の共通の接点に接続する前記電流経路のうち少なくとも1つにスイッチを設け、前記n個のコイルの外部側に設けられた第2の共通の接点から前記n個のコイルの前記他端のうち少なくとも2つを接続する電流経路を形成し、前記各スイッチを独立に切り換える切換手段を備える。
このような構成であれば、電機子巻線のリアクタンスが増加するように、複数の極間におけるコイルの結線パターンを切り換えると、切換前後でモータに同じ電機子電圧を印可した場合、最大回転数は減少するが最大トルク出力は増加する特性が得られる。逆に、電機子巻線のリアクタンスが減少するように、複数の極間におけるコイルの結線パターンを切り換えると、切換前後でモータに同じ電機子電圧を印可した場合、最大トルク出力は減少するが最大回転数は増加する特性が得られる。
さらに、本発明に係る請求項2記載の結線パターン切換装置は、n(nは3以上の整数)個の極のそれぞれに巻き付けたn個のコイルと、前記n個のコイルにより電機子巻線を形成したステータと、前記ステータの内側に回転自在に設けられたロータとを備えたモータに適用する結線パターン切換装置であって、前記n個のコイルを並列接続し、隣接する前記コイルの一端同士の間、前記隣接するコイルの他端同士の間、および前記隣接するコイルのうち一方のコイルの前記一端と前記隣接するコイルのうち他方のコイルの前記他端との間にそれぞれスイッチを設け、前記n個のコイルの外部側に設けられた共通の接点から前記並列接続の両端のコイルの前記一端をそれぞれ接続する電流経路を形成し、前記電流経路のうち少なくとも1つにスイッチを設け、前記各スイッチを独立に切り換える切換手段を備える。
このような構成であれば、電機子巻線のリアクタンスが増加するように、複数の極間におけるコイルの結線パターンを切り換えると、切換前後でモータに同じ電機子電圧を印可した場合、最大回転数は減少するが最大トルク出力は増加する特性が得られる。逆に、電機子巻線のリアクタンスが減少するように、複数の極間におけるコイルの結線パターンを切り換えると、切換前後でモータに同じ電機子電圧を印可した場合、最大トルク出力は減少するが最大回転数は増加する特性が得られる。
さらに、本発明に係る請求項3記載の結線パターン切換装置は、n(nは3以上の整数)個の極のそれぞれに巻き付けたn個のコイルと、前記n個のコイルにより電機子巻線を形成したステータと、前記ステータの内側に回転自在に設けられたロータとを備えたモータに適用する結線パターン切換装置であって、前記n個のコイルを並列接続し、隣接する前記コイルの一端同士の間、前記隣接するコイルの他端同士の間、および前記隣接するコイルのうち一方のコイルの前記一端と前記隣接するコイルのうち他方のコイルの前記他端との間にそれぞれスイッチを設け、前記n個のコイルの外部側に設けられた第1の共通の接点から、前記並列接続の両端のコイルのうち前記隣接する他方のコイルの前記他端と接続する前記一端を有するコイルの当該一端を接続する第1電流経路、並びに前記第1の共通の接点から、前記第1電流経路と接続するコイルを除く前記n−1個のコイルの前記一端のうち少なくとも1つを接続する第2電流経路を形成し、前記第1の共通の接点に接続する前記電流経路のうち少なくとも1つにスイッチを設け、前記n個のコイルの外部側に設けられた第2の共通の接点から前記n個のコイルの前記他端のうち少なくとも2つを接続する電流経路を形成し、前記第2の共通の接点に接続する前記電流経路のうち少なくとも1つにスイッチを設け、前記各スイッチを独立に切り換える切換手段を備える。
このような構成であれば、電機子巻線のリアクタンスが増加するように、複数の極間におけるコイルの結線パターンを切り換えると、切換前後でモータに同じ電機子電圧を印可した場合、最大回転数は減少するが最大トルク出力は増加する特性が得られる。逆に、電機子巻線のリアクタンスが減少するように、複数の極間におけるコイルの結線パターンを切り換えると、切換前後でモータに同じ電機子電圧を印可した場合、最大トルク出力は減少するが最大回転数は増加する特性が得られる。
さらに、本発明に係る請求項4記載の結線パターン切換装置は、n(nは3以上の整数)個の極のそれぞれに巻き付けたn個のコイルと、前記n個のコイルにより電機子巻線を形成したステータと、前記ステータの内側に回転自在に設けられたロータとを備えたモータに適用する結線パターン切換装置であって、前記n個のコイルを並列接続し、隣接する前記コイルの一端同士の間、前記隣接するコイルの他端同士の間、および前記隣接するコイルのうち一方のコイルの前記一端と前記隣接するコイルのうち他方のコイルの前記他端との間にそれぞれスイッチを設け、前記n個のコイルの外部側に設けられた第1の共通の接点から前記並列接続の両端のコイルの前記一端をそれぞれ接続する電流経路を形成し、前記第1の共通の接点に接続する前記電流経路のうち少なくとも1つにスイッチを設け、前記n個のコイルの外部側に設けられた第2の共通の接点から、前記並列接続の両端のコイルのうち前記隣接する一方のコイルの前記一端と接続する前記他端を有するコイルの当該他端を接続する電流経路を形成し、前記各スイッチを独立に切り換える切換手段を備える。
このような構成であれば、電機子巻線のリアクタンスが増加するように、複数の極間におけるコイルの結線パターンを切り換えると、切換前後でモータに同じ電機子電圧を印可した場合、最大回転数は減少するが最大トルク出力は増加する特性が得られる。逆に、電機子巻線のリアクタンスが減少するように、複数の極間におけるコイルの結線パターンを切り換えると、切換前後でモータに同じ電機子電圧を印可した場合、最大トルク出力は減少するが最大回転数は増加する特性が得られる。
以上説明したように、本発明に係る請求項1ないし4記載の結線パターン切換装置によれば、モータが完成した後であっても、結線パターンを切り換えることによりその特性を変更することができるので、同一のモータを、用途が異なる場合や同じ用途でも使い方が異なる場合などに用いることができ、従来に比して、モータの汎用性を向上することができるという効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1ないし図6は、本発明に係る結線パターン切換装置の実施の形態を示す図である。
この実施の形態は、本発明に係る結線パターン切換装置を、図1に示すように、ドライバ20によりモータ10を駆動させるシステムにおいてモータ10の電機子巻線の結線パターンを切り換える場合について適用したものである。
まず、本発明に係る結線パターン切換装置を適用するシステムの構成を図1を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る結線パターン切換装置を適用するシステムの構成を示すブロック図である。
このシステムは、図1に示すように、3相交流モータであるモータ10と、モータ10を駆動させるドライバ20と、モータ10の電機子巻線12a〜12cの結線パターンを切り換える切換器30と、で構成されており、モータ10の電機子巻線12a〜12cは、スター結線されている。
ドライバ20は、例えば、外部から与えられた速度指令値に基づいて、モータ10の回転速度が速度指令値となるようにモータ10に負荷する負荷電流を制御するものであって、モータ10の回転速度を検出する図示しない速度検出器からの検出値を入力し、その検出値と速度指令値との差分がなくなるようにモータ10への負荷電流値をフィードバック制御するようになっている。
次に、モータ10の構成を図2を参照しながら説明する。図2は、モータ10の断面図である。
モータ10は、図2に示すように、円筒状のステータ14と、ステータ14の内側にエアギャップを介して回転自在に設けられたロータ15と、で構成されている。
ロータ15は、鉄心コア15aと、鉄心コア15aの外周面に取り付けられた複数の永久磁石MN1〜MS6と、鉄心コア15aの中心部に圧入されたシャフト15bと、で構成されている。
鉄心コア15aの外周面には、同一構成の12個の永久磁石MN1〜MS6が等間隔で取り付けられ、このうち一つおきに配置された永久磁石MN1〜MN6は、ロータ15の径方向外側にN極を向けて取り付けられ、それの間に配置された他の永久磁石MS1〜MS6は、ロータ15の径方向外側にS極を向けて取り付けられている。
ステータ14の内周面には、A相、B相およびC相の3相に対応して凸状の極がそれぞれ等間隔で交互に形成されている。A相は、2つおきに等間隔で形成された6つの極A1〜A8からなっており、同様に、B相は、A相の極の時計方向右隣でかつ2つおきに等間隔で形成された6つの極B1〜B6からなり、C相は、B相の極の時計方向右隣でかつ2つおきに等間隔で形成された6つの極C1〜C6からなっている。結果として、ステータ14の内周面には、各極が、A1−B1−C1−〜−A6−B6−C6の順序で配列されている。
各極A1〜C6には、それぞれ電機子のコイルLA1〜LC6が巻き付けられている。コイルLA1〜LA6は、電機子巻線のうちA相の電機子巻線12aを構成し、コイルLB1〜LB6は、電機子巻線のうちB相の電機子巻線12bを構成し、コイルLC1〜LC6は、電機子巻線のうちC相の電機子巻線12cを構成している。
次に、各コイルLA1〜LC6の結線構成を図3を参照しながら説明する。なお、各電機子巻線12a〜12cは、いずれも同一に構成されているので、以下では電機子巻線12aの結線構成のみを説明し、電機子巻線12b,12cのそれについては説明を省略する。図3は、電機子巻線12aの結線構成を示す結線図である。
電機子巻線12aは、図3に示すように、コイルLA1〜LA6と、16個のスイッチS1〜S43と、を結線して構成されている。各スイッチS1〜S43は、例えばリレースイッチからなり、切換器30からの切換信号に応じてオンおよびオフのいずれか一方の状態を取りうるようになっている。なお、これらスイッチS1〜S43は、リレースイッチに限らず、例えば電力用の半導体スイッチにより構成することもできる。
結線構成を説明すると、まず、図3において、5つのスイッチS1〜S5が直列に接続され、これとは別に6つのスイッチS11〜S15が直列に接続されている。そして、スイッチS5の一端(P6点)が図示しない3相交流電源(U点)に接続され、スイッチS11の一端(P11点)が他の電機子巻線12b,12cとの結線点(O点)に接続されている。
スイッチS1のスイッチS2とは反対側の端子(P1点)とP11点とを結んでコイルLA1が接続され、スイッチS1,S2の中点(P2点)とスイッチS11,S12の中点(P12点)とを結んでコイルLA2が接続され、スイッチS2,S3の中点(P3点)とスイッチS12,S13の中点(P13点)とを結んでコイルLA3が接続されている。
また、スイッチS3,S4の中点(P4点)とスイッチS13,S14の中点(P14点)とを結んでコイルLA4が接続され、スイッチS4,S5の中点(P5点)とスイッチS14,S15の中点(P15点)とを結んでコイルLA5が接続され、スイッチS15のスイッチS14とは反対側の端子(P16点)とP6点とを結んでコイルLA6が接続されている。
一方、P1点とP12点とを結んでスイッチS21が接続され、P2点とP13点とを結んでスイッチS22が接続され、P3点とP14点とを結んでスイッチS23が接続されている。さらに、P4点とP15点とを結んでスイッチS24が接続され、P5点とP16点とを結んでスイッチS25が接続されている。
また、P2点とU点とを結んでスイッチS31が接続され、P3点とU点とを結んでスイッチS32が接続され、P4点とU点とを結んでスイッチS33が接続されている。さらに、P13点とO点とを結んでスイッチS41が接続され、P14点とO点とを結んでスイッチS42が接続され、P15点とO点とを結んでスイッチS45が接続されている。
次に、切換器30の構成を図4を参照しながら説明する。図4は、切換器30の結線切換パターンを示す図である。
切換器30は、図4に示すように、4つの切換パターンを有しており、指定された切換パターンに基づいて各スイッチS1〜S43に切換信号を出力することにより、電機子巻線12aのリアクタンスが可変となるように、各スイッチS1〜S43のオン/オフを切り換えるようになっている。
第1の切換パターンは、電機子巻線12aのリアクタンスが最も大きくなるように、コイルLA1〜LA6を直列に結線するパターンであって、切換器30は、第1のパターンが指定されると、スイッチS1〜S5、スイッチS11〜S15、スイッチS31〜S33、およびスイッチS41〜S43をオフ状態とし、スイッチS21〜S25をオン状態とするように、各スイッチS1〜S43に切換信号を出力するようになっている。
第2の切換パターンは、電機子巻線12aのリアクタンスが2番目に大きくなるように、コイルLA1〜LA3を直列に、コイルLA4〜LA6を直列にそれぞれ結線して、さらにこれらを並列に結線するパターンであって、切換器30は、第2のパターンが指定されると、スイッチS1〜S5、スイッチS11〜S15、スイッチS23、スイッチS31,S33、およびスイッチS41,S43をオフ状態とし、スイッチS21,S22,S24,S25、スイッチS32、およびスイッチS42をオン状態とするように、各スイッチS1〜S43に切換信号を出力するようになっている。
第3の切換パターンは、電機子巻線12aのリアクタンスが3番目に大きくなるように、コイルLA1,LA2を直列に、コイルLA3,LA4を直列に、コイルLA5,LA6を直列にそれぞれ結線して、さらにこれらを並列に結線するパターンであって、切換器30は、第3のパターンが指定されると、スイッチS1〜S5、スイッチS11〜S15、スイッチS22,S24、スイッチS32、およびスイッチS42をオフ状態とし、スイッチS21,S23,S25、スイッチS31,S33、およびスイッチS41,S43をオン状態とするように、各スイッチS1〜S43に切換信号を出力するようになっている。
第4の切換パターンは、電機子巻線12aのリアクタンスが最も小さくなるように、コイルLA1〜LA6を並列に結線するパターンであって、切換器30は、第4のパターンが指定されると、スイッチS21〜S25、スイッチS31〜S33、およびスイッチS41〜S43をオフ状態とし、スイッチS1〜S5、およびスイッチS11〜S15をオン状態とするように、各スイッチS1〜S43に切換信号を出力するようになっている。
なお、電機子巻線12b,12cについては説明を省略したが、切換器30は、電機子巻線12aの結線パターンを切り換えるとともに、電機子巻線12b,12cの結線パターンを、電機子巻線12aと同じ結線パターンに切り換えるようになっている。
次に、上記実施の形態の動作を図5および図6を参照しながら説明する。図5は、電機子巻線12aの結線状態を示す図であり、図6は、モータ10のトルク−回転数特性を示すグラフである。
まず、切換器30に対して第1の切換パターンを指定すると、電機子巻線12aおいては、切換器30により各スイッチS1〜S43に切換信号が出力されることにより、スイッチS1〜S5、スイッチS11〜S15、スイッチS31〜S33、およびスイッチS41〜S43がオフ状態にされるとともに、スイッチS21〜S25がオン状態にされるので、図5(a)に示すように、コイルLA1〜LA6が直列に結線される。このため、電機子巻線12aのリアクタンスは、各コイルLA1〜LA6のリアクタンスをLとすると、“6L”となり、4つの切換パターンのうち最大値となる。
一方、同様にして、電機子巻線12bにおいては、コイルLB1〜LB6が直列に結線され、電機子巻線12cにおいては、コイルLC1〜LC6が直列に結線される。
この状態で、所定電機子電圧をモータ10に印可すると、ロータ15が回転して、図6の実線で示すように、最大回転数は、4つの切換パターンのうち最小のN1となるが、最大トルク出力は、4つの切換パターンのうち最大のT1となるトルク−回転数特性が得られる。
通常、モータ10のトルク出力は、ロータ15とステータ14との間で発生する磁束と、電機子巻線12a〜12cに流れる電流とより決定される。電機子巻線12a〜12cに流れる電流は、低回転時には、逆起電力が小さいのでほぼオームの法則に従って、印可する電機子電圧をコイルLA1〜LC6の巻線抵抗で除した値となるが、回転数が上昇すると、ロータ15の磁束により反作用誘起電圧である逆起電力が電機子電圧を打ち消す向きに発生するため、電機子巻線12a〜12cに流れる電流が減少する。これにより、モータ10の回転数は、逆起電力が電機子電圧を超えない範囲での値を取りうる。
したがって、電機子巻線12a〜12cのリアクタンスが大きくなると、回転数の増加に対する逆起電力の増加量が大きくなるので、最大回転数は小さくなるが、これに対して、ロータ15とステータ14との間で発生する磁束が大きくなるので、最大トルク出力は大きくなる。このことは、第1の切換パターンで切り換えたときのモータ10のトルク−回転数特性を意味する。
次に、切換器30に対して第2の切換パターンを指定すると、電機子巻線12aおいては、切換器30により各スイッチS1〜S43に切換信号が出力されることにより、スイッチS1〜S5、スイッチS11〜S15、スイッチS23、スイッチS31,S33、およびスイッチS41,S43がオフ状態にされるとともに、スイッチS21,S22,S24,S25、スイッチS32、およびスイッチS42がオン状態にされるので、図5(b)に示すように、コイルLA1〜LA3が直列に、コイルLA4〜LA6が直列にそれぞれ結線され、さらにこれらが並列に結線される。このため、電機子巻線12aのリアクタンスは、各コイルLA1〜LA6のリアクタンスをLとすると、“1.5L”となり、4つの切換パターンのうち2番目に大きな値となる。
一方、同様にして、電機子巻線12bにおいては、コイルLB1〜LB3が直列に、コイルLB4〜LB6が直列にそれぞれ結線され、さらにこれらが並列に結線され、電機子巻線12cにおいては、コイルLC1〜LC3が直列に、コイルLC4〜LC6が直列にそれぞれ結線され、さらにこれらが並列に結線される。
この状態で、上記と同一の所定電機子電圧をモータ10に印可すると、ロータ15が回転して、図6の点線で示すように、最大回転数は、4つの切換パターンのうち2番目に小さいN2となり、最大トルク出力は、4つの切換パターンのうち2番目に大きいT2となるトルク−回転数特性が得られる。
次に、切換器30に対して第3の切換パターンを指定すると、電機子巻線12aおいては、切換器30により各スイッチS1〜S43に切換信号が出力されることにより、スイッチS1〜S5、スイッチS11〜S15、スイッチS22,S24、スイッチS32、およびスイッチS42がオフ状態にされるとともに、スイッチS21,S23,S25、スイッチS31,S33、およびスイッチS41,S43がオン状態にされるので、図5(c)に示すように、コイルLA1,LA2が直列に、コイルLA3,LA4が直列に、コイルLA5,LA6が直列にそれぞれ結線され、さらにこれらが並列に結線される。このため、電機子巻線12aのリアクタンスは、各コイルLA1〜LA6のリアクタンスをLとすると、“0.667L”となり、4つの切換パターンのうち3番目に大きな値となる。
一方、同様にして、電機子巻線12bにおいては、コイルLB1,LB2が直列に、コイルLB3,LB4が直列に、コイルLB5,LB6が直列にそれぞれ結線され、さらにこれらが並列に結線され、電機子巻線12cにおいては、コイルLC1,LC2が直列に、コイルLC3,LC4が直列に、コイルLC5,LC6が直列にそれぞれ結線され、さらにこれらが並列に結線される。
この状態で、上記と同一の所定電機子電圧をモータ10に印可すると、ロータ15が回転して、図6の一点鎖線で示すように、最大回転数は、4つの切換パターンのうち2番目に大きいN3となり、最大トルク出力は、4つの切換パターンのうち2番目に小さいT3となるトルク−回転数特性が得られる。
次に、切換器30に対して第4の切換パターンを指定すると、電機子巻線12aおいては、切換器30により各スイッチS1〜S43に切換信号が出力されることにより、スイッチS21〜S25、スイッチS31〜S33、およびスイッチS41〜S43がオフ状態にされるとともに、スイッチS1〜S5、およびスイッチS11〜S15がオン状態にされるので、図5(d)に示すように、コイルLA1〜LA6が並列に結線される。このため、電機子巻線12aのリアクタンスは、各コイルLA1〜LA6のリアクタンスをLとすると、“0.167L”となり、4つの切換パターンのうち最小値となる。
一方、同様にして、電機子巻線12bにおいては、コイルLB1〜LB6が並列に結線され、電機子巻線12cにおいては、コイルLC1〜LC6が並列に結線される。
この状態で、上記と同一の所定電機子電圧をモータ10に印可すると、ロータ15が回転して、図6の二点鎖線で示すように、最大回転数は、4つの切換パターンのうち最大のN4となり、最大トルク出力は、4つの切換パターンのうち最小のT4となるトルク−回転数特性が得られる。
以上のように切り換える必要性は、ドライバの電流の制限にある。例えば、無限の電流を流せるドライバならば、図5の(d)の結線パターンで大電流を流せばよいが、現実には有限の値しか流せないので、本発明の切換方式は有効である。
このようにして、本実施の形態では、切換器30を備え、切換器30は、電機子巻線12aのリアクタンスが可変となるように、6つの極間A1〜A6におけるコイルLA1〜LA6の結線パターンを切り換え可能とし、電機子巻線12bのリアクタンスが可変となるように、6つの極間B1〜B6におけるコイルLB1〜LB6の結線パターンを切り換え可能とし、電機子巻線12cのリアクタンスが可変となるように、6つの極間C1〜C6におけるコイルLC1〜LC6の結線パターンを切り換え可能とした。
このため、モータ10が完成した後であっても、切換器30で結線パターンを切り換えることによりその特性を変更することができる。したがって、同一のモータ10を、用途が異なる場合や同じ用途でも使い方が異なる場合などに用いることができ、従来に比して、モータ10の汎用性を向上することができる。
また、本実施の形態は、コイルLA1〜LA6の結線パターンを切り換えるものであって、磁石MN1〜MS6や鉄心コア15aなど、モータ10の出力に影響を与える要素を変更するものではないので、切換によってモータ10の出力が大きくなったり小さくなったりすることはなく、あくまでも、モータ10の特性が変更されるのみである。
上記実施の形態において、切換器30は、請求項1ないし4記載の切換手段に対応している。
なお、上記実施の形態においては、本発明に係る結線パターン切換装置を、3相交流モータに適用したが、これに限らず、単相あるいは4相以上のモータに適用することもできる。
また、上記実施の形態においては、本発明に係る結線パターン切換装置を、1相につき6極を有するモータに適用したが、これに限らず、1相につき6極未満あるいは7極以上の極を有するモータに適用することもできる。
また、上記実施の形態においては、4つの切換パターンを設けて構成したが、これに限らず、例えば、スイッチS2〜S5、スイッチS12〜S15、スイッチS21〜S24をオフ状態とし、スイッチS1、スイッチS11、スイッチS25、スイッチS31〜S33、およびスイッチS41〜S43をオン状態とすることにより、コイルLA1,LA2を直列に結線し、さらにこれとコイルLA3〜LA6を並列に結線する第5の切換パターンを追加するなど、より多くの切換パターンを設けて構成してもよい。
本発明に係る結線パターン切換装置を適用するシステムの構成を示すブロック図である。 モータ10の断面図である。 電機子巻線12aの結線構成を示す結線図である。 切換器30の結線切換パターンを示す図である。 電機子巻線12aの結線状態を示す図である。 モータ10のトルク−回転数特性を示すグラフである。
符号の説明
10 モータ
12a〜12c 電機子巻線
14 ステータ
15 ロータ
15a 鉄心コア
15b シャフト
20 ドライバ
30 切換器
1〜C6
A1〜LC6 コイル
1〜S43 スイッチ

Claims (4)

  1. n(nは3以上の整数)個の極のそれぞれに巻き付けたn個のコイルと、前記n個のコイルにより電機子巻線を形成したステータと、前記ステータの内側に回転自在に設けられたロータとを備えたモータに適用する結線パターン切換装置であって、
    前記n個のコイルを並列接続し、隣接する前記コイルの一端同士の間、前記隣接するコイルの他端同士の間、および前記隣接するコイルのうち一方のコイルの前記一端と前記隣接するコイルのうち他方のコイルの前記他端との間にそれぞれスイッチを設け、
    前記n個のコイルの外部側に設けられた第1の共通の接点から前記n個のコイルの前記一端のうち少なくとも2つを接続する電流経路を形成し、前記第1の共通の接点に接続する前記電流経路のうち少なくとも1つにスイッチを設け、
    前記n個のコイルの外部側に設けられた第2の共通の接点から前記n個のコイルの前記他端のうち少なくとも2つを接続する電流経路を形成し、
    前記各スイッチを独立に切り換える切換手段を備えることを特徴とする結線パターン切換装置。
  2. n(nは3以上の整数)個の極のそれぞれに巻き付けたn個のコイルと、前記n個のコイルにより電機子巻線を形成したステータと、前記ステータの内側に回転自在に設けられたロータとを備えたモータに適用する結線パターン切換装置であって、
    前記n個のコイルを並列接続し、隣接する前記コイルの一端同士の間、前記隣接するコイルの他端同士の間、および前記隣接するコイルのうち一方のコイルの前記一端と前記隣接するコイルのうち他方のコイルの前記他端との間にそれぞれスイッチを設け、
    前記n個のコイルの外部側に設けられた共通の接点から前記並列接続の両端のコイルの前記一端をそれぞれ接続する電流経路を形成し、前記電流経路のうち少なくとも1つにスイッチを設け、
    前記各スイッチを独立に切り換える切換手段を備えることを特徴とする結線パターン切換装置。
  3. n(nは3以上の整数)個の極のそれぞれに巻き付けたn個のコイルと、前記n個のコイルにより電機子巻線を形成したステータと、前記ステータの内側に回転自在に設けられたロータとを備えたモータに適用する結線パターン切換装置であって、
    前記n個のコイルを並列接続し、隣接する前記コイルの一端同士の間、前記隣接するコイルの他端同士の間、および前記隣接するコイルのうち一方のコイルの前記一端と前記隣接するコイルのうち他方のコイルの前記他端との間にそれぞれスイッチを設け、
    前記n個のコイルの外部側に設けられた第1の共通の接点から、前記並列接続の両端のコイルのうち前記隣接する他方のコイルの前記他端と接続する前記一端を有するコイルの当該一端を接続する第1電流経路、並びに前記第1の共通の接点から、前記第1電流経路と接続するコイルを除く前記n−1個のコイルの前記一端のうち少なくとも1つを接続する第2電流経路を形成し、前記第1の共通の接点に接続する前記電流経路のうち少なくとも1つにスイッチを設け、
    前記n個のコイルの外部側に設けられた第2の共通の接点から前記n個のコイルの前記他端のうち少なくとも2つを接続する電流経路を形成し、前記第2の共通の接点に接続する前記電流経路のうち少なくとも1つにスイッチを設け、
    前記各スイッチを独立に切り換える切換手段を備えることを特徴とする結線パターン切換装置。
  4. n(nは3以上の整数)個の極のそれぞれに巻き付けたn個のコイルと、前記n個のコイルにより電機子巻線を形成したステータと、前記ステータの内側に回転自在に設けられたロータとを備えたモータに適用する結線パターン切換装置であって、
    前記n個のコイルを並列接続し、隣接する前記コイルの一端同士の間、前記隣接するコイルの他端同士の間、および前記隣接するコイルのうち一方のコイルの前記一端と前記隣接するコイルのうち他方のコイルの前記他端との間にそれぞれスイッチを設け、
    前記n個のコイルの外部側に設けられた第1の共通の接点から前記並列接続の両端のコイルの前記一端をそれぞれ接続する電流経路を形成し、前記第1の共通の接点に接続する前記電流経路のうち少なくとも1つにスイッチを設け、
    前記n個のコイルの外部側に設けられた第2の共通の接点から、前記並列接続の両端のコイルのうち前記隣接する一方のコイルの前記一端と接続する前記他端を有するコイルの当該他端を接続する電流経路を形成し、
    前記各スイッチを独立に切り換える切換手段を備えることを特徴とする結線パターン切換装置。
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JP2013219891A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Ihi Infrastructure Systems Co Ltd モータ制御装置
JP2019126175A (ja) * 2018-01-17 2019-07-25 株式会社明電舎 回転電機

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